おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

Mammoth Lakes CA

2011-07-12 13:53:09 | 北米カリフォルニア

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カリフォルニア北東部のMammoth Lakesに来ています。”マンモス”というのは良く間違えられますが、湖の名前ではありません。この辺一帯の地名です。周辺は素晴らしいスキーコースが沢山ある一大スキーリゾートです。夏は避暑地として多くの人々がショートステイを楽しんでいます。

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驚くことに残雪があります。この辺は標高が高く、撮影したところは2700メートルあります。最初の画像の湖からちょっとディハイクをすれば標高3000メートル以上へ簡単に上がれます。良く撮影に行く「Lone Pine」は灼熱地獄ですが、ここは肌寒いくらいです。

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今夜はこの周辺で撮影をしますが、月が大きいので夜半過ぎてから撮影に向かいます。周辺の地形等一緒に撮影する場合には月が残っている間に撮影するのがベストです。月が沈むと漆黒の闇がやってきます。驚くほどのダークスカイです。たぶんここの星空はハワイのハレアカラに匹敵するでしょう。大きな機材を持ってきても駐車場で観測ができますので安心です。駐車場にはトイレもあります。街灯は一切ありません。ただし、たま~にラブラブカップルの車が上がってきますが、大抵は人が居ると直ぐに走り去ってしまいます。


この地へ来るには、ロスアンゼルスからI-405、14、R395と走ってきますが、R395が最も長く走らないといけません。道路がひたすら真っ直ぐなので居眠り運転にはくれぐれも気をつけないと大変なことになります。また、スピードの出しすぎにも注意です。65マイルが制限速度ですので、それを10マイル以上オーバーして走っていると簡単にハイウェイパトロールに捕まります。私もこのR395で2回捕まっています。そのうち1回は日本びいきのポリスマンだったので注意だけで許してくれました。実際にはあり得ないことらしいです。ちなみに違反金は360ドル程度請求がきました。日本と違って捕まってから一ヶ月以上経過して裁判所から違反金の請求がきます。クレジットカードかマネーオーダーでの支払いとなりますが、日本からでも支払えます。いずれにせよ、田舎のハイウェイではかなり頻繁に取り締まりをやっていますので、こちらでドライブをされる方は気をつけられるといいでしょう。

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Southern California Astronomy Exposition 2011

2011-07-12 13:11:11 | 北米カリフォルニア

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先日のSCAEの様子です。9日と16日にイベントがありますが、初日はSWAP MEETで、自分で売りたい機材をそれぞれ持ち寄って売買するものです。それほど参加者は多くないのですが、時折珍しい機材を見つけることがあります。今回はSBIGのSG-4オートガイダーを買いましたが、その場で動作確認が出来たので購入しましたが、そうでないと不具合があった際には保障がありません。ここで購入したものはショップ側では場所を提供しているだけなので一切の責任は負ってくれません。当然のことなので買う側がきちんとチェックする必要があります。

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10日もイベントがありましたが、OPTの敷地外で行うスターパーティーです。この会場でできることが主催者側としては有難いことですが、町中なので光害があるので適さないということで少し遠方の観測条件の良いところでやっています。

残り16日のイベントだけですが、こちらは米国は元より海外からもメーカーが参加する一種の展示会なので、かなり盛り上がります。当日は協賛メーカーから提供された4万ドルもの商品が当たる大抽選会が行われます。日本の星祭りは参加者もメーカーも桁違いに多いのですが、350万円もの商品が当たる抽選会など不可能でしょう。この辺は日本のメーカーも見習ってもっと商品を主催者側に提供して欲しいものです。

しかし、わずか一天文ショップがこれだけのメーカーを集めてイベントを主催できることは驚きです。日本ではあり得ないことでしょう。まあ、ショップ規模が日本の天文ショップを一つにまとめてもかなわないくらいの大きな店です。まあ、それだからメーカー側もこういったイベントには率先して参加するのでしょう。このショップの売り上げはメーカーにとっては無視できない大きな数値をもたらしてくれるということも理由の一つでしょう。