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てらまち・ねっと



 毎年、この時期はどこに行っても渋滞。
 うちは、畑仕事が優先の時期。
 予定の仕事が済むと連休中でも出かけることもある。

 だから、一応は渋滞情報にもアンテナを張る。
 が、今年、どこかに出かけるかは、まだ未定。

 ともかく、情報がとりやすいところは、以下などかな。

日本道路交通情報センター【JARTIC】のホームページ

 高速道路渋滞情報、所要時間 | 高速日和

ナビダス渋滞予報
    情報元: (財)日本道路交通情報センター VICSセンター 株式会社エディア

道路交通情報 | ドラぷら/ゴールデンウィーク時期の渋滞予報

 これらについては、このあと、もう少し詳しく紹介しておく。

 (2010年8月8日に追記 ⇒ 「お盆の渋滞」 ⇒ ◆渋滞情報は大事/主要な渋滞予測のデータにリンク )

 なお、昨日、200件以上のアクセスがあった 関連のエントリーは、
 
2009年4月25日のブログ ⇒ ◆今日の渋滞予測情報の各種にリンク/携帯での渋滞情報提供元を紹介/一般道情報にも/ETC

 ちなみに、ご不幸があって出かけた名古屋、
 一昨日1日の夕方は、東海北陸道も渋滞には遭わず、
 名古屋市内の環状はガラガラで「八事霊園」近くまで1時間とちょっとだった。

 昨日2日の朝も、午後の帰りも、市内はかえって車が少なく、
 名神や東海北陸道もスムースだった。
 
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もう少し具体的にイメージすると
 もう少し 詳しく

なんと、5分おきの情報にリンクしている
リンク先の地図の知りたいエリアをクリック

★(再掲) ⇒ 日本道路交通情報センター【JARTIC】のホームページ ←

↓ 下は、上記リンク先の画面のイメージをコピーしたもの ↓


[道路交通情報 電話での詳細お問合せ] (回線輻輳時や深夜時間帯等には、自動応答になることがありますのでご了承ください)
  全国共通ダイヤル 050-3369-6666 | 携帯電話短縮ダイヤル #8011



●渋滞予測情報
高速道路等の渋滞予測 (2010年4月1日~2010年5月31日分)


渋滞予測情報

【ご注意】
このページでは、5km以上の渋滞が予測される路線・地点を掲載しております。
事故や工事などに伴う渋滞は、この予測に含まれておりません。

【検索方法】
渋滞予測情報を次の3パターンの方法で検索できます。

●リンク先の 左サイドバーの 日本地図のエリアをクリックする
 ⇒ 渋滞予測情報


 たとえば ↓
2010年 5月3日(月)の高速道路の渋滞予測情報(5km以上)

岐阜から北方向



愛知県・三重県方向



静岡県方向



『ゴールデンウィークの高速道路における渋滞予測【全国版】』 (PDFファイル:40KB)
◆ ゴールデンウィークの渋滞は、下り線は5月1日(土)から3日(月)に、上り線では5月3日(月)と4日(火)に
ピーク時10km以上の渋滞が多く発生すると予測しています。(下図参照)

◆ 4月30日(金)は平日ですが、休日特別割引の適用日となっております。是非、活用して頂き、分散利用をお願
い致します。

◆ この渋滞予測は、休日特別割引の影響として、昨年のゴールデンウィーク、お盆、年末年始等の交通混雑期に
確認された交通量の増加実績や渋滞状況を踏まえて予測したものです。

《ピーク時10km以上と予測した渋滞の日別発生回数合計回》
 


特に激しい渋滞・混雑が予測される地点
 平成22年4月9日報道発表資料 『春の観光地の渋滞予測』(PDFファイル:136KB)

1. 概要
2. 特に激しい渋滞・混雑が予測される地点
 1) 高速道路
※通過所要時間は5分単位(切り上げ)で表記しています。 なお、予測情報は、修正される場合もあります。

2) 一般道路の主な渋滞路線・箇所
都道府県別の詳細な予測情報は、【別表1】を参照

渋滞の原因と対策
渋滞の原因と対策
主な渋滞の原因
サグ及び上り坂部
トンネル入口部
インターチェンジ・ジャンクション合流部
アクセス(接続する道路からの影響)
      
トンネル入口部



 ★(再掲)  高速道路渋滞情報、所要時間 | 高速日和



 ●(再掲) ナビダス渋滞予報
    情報元: (財)日本道路交通情報センター VICSセンター 株式会社エディア



●(再掲) 道路交通情報 | ドラぷら/ゴールデンウィーク時期の渋滞予報

渋滞予測ポイント地図【PDF:500KB】



●高速1000円最後の機会 GWスタートは渋滞36キロ
        産経 2010.4.29 23:27
 6月の料金見直しを控え、最後の高速道路「休日上限1千円」となるゴールデンウイーク(GW)が始まった。GWの高速道路では、過去5年間で最多の渋滞回数が予測されている。

 日本道路交通情報センターによると、GW初日となった29日は午前7時50分ごろに東北道下り羽生パーキングエリア(PA)付近で36キロの渋滞となったほか、中国道下り宝塚インターチェンジ付近を先頭に名神高速にかけて31キロ、東名高速下り岡崎インターチェンジ付近で23キロの渋滞が発生した。

 高速道路4社によると、GW期間(4月28日~5月9日)に予測される10キロ以上の渋滞回数は444回。下りのピークは5月1~3日で、上りは3~4日の見込みという。各社は平日の30日も「上限1千円」の適用日とすることで、渋滞分散を狙っている。

 一方、車に利用者を奪われるのではないかと懸念されている鉄道。JR各社によると、29日は東海道新幹線下りの「のぞみ」の一部で100%を超える乗車率がみられたほかは、目立った混雑はなかったという。

 JR東日本東京支社は、「鉄道は5連休が始まる5月1日からがGWの本番。『最後の高速上限1千円』の影響は、ふたをあけてみないと分からない」としたうえで「渋滞増加の予測から、渋滞を嫌った方々が鉄道に流れてくれればいいのだが…」と話している。


●高速道路:ガソリンスタンド減でガス欠に注意 「空白地帯」最長140キロ
        2010年5月1日 毎日
 「休日上限1000円」割引が続く今年のゴールデンウイークも各地の高速道路で昨年と同規模の渋滞が予想されている。一方、九州・山口ではサービスエリア(SA)のガソリンスタンド(GS)の休廃止で、昨年から最長140キロの「GS空白地帯」が生まれ、高速道で燃料切れを起こす車が続出。「まだ大丈夫」と楽観せぬよう、日本自動車連盟(JAF)などがドライバーに注意を呼び掛けている。

 JAF福岡支部によると、09年のGW8日間(4月29日~5月6日)で、九州の高速道路での救援依頼は計538件。うち燃料切れが70件と、08年の48件から約1・5倍増。昨年度1年間では燃料切れによる救援依頼が2152件で、前年度に比べ209件増加した。

 九州・沖縄のSAでは09年4月、上下線で計7カ所のGSが休廃止となっており、その影響が大きいと同支部は分析する。休廃止となったのは、桜島SA下り線(九州道)▽霧島SA上下線(宮崎道)▽川登SA下り線(長崎道)--など。多くが終点直前のGSで、販売量の月平均が100キロリットル前後と採算ラインの300キロリットルを大きく割り込んでいた。

 この結果、下り線の鹿児島・宮崎方面では宮原SA(熊本県氷川町)が、長崎方面では金立SA(佐賀市)がそれぞれ最後のGSに。140~100キロにわたってGSのない区間が生まれた。

 山口県内でも、24時間営業だった王司パーキングエリア上下線(下関市)などのGSが夜間の営業を休止。同支部は「乗車前に燃料の確認を」と呼びかけている。

 西日本高速道路によると、GWの渋滞のピークは下り線が2日正午ごろで、若宮IC(福岡県宮若市)付近を先頭に最大35キロ。上り線のピークは4日夕方で、八幡IC(北九州市)付近を先頭に最大45キロの渋滞になる見込み。昨年は「休日上限1000円」の導入で期間中に5キロ以上の渋滞が48回発生(前年19回)、今年も43回と予想されている。【徳野仁子】

●「高速道路渋滞 名神41キロ、阪神27キロ 混雑続く
      朝日 2010年5月3日
 黄金週間のまっただ中の2日も、各地の高速道路は、帰省や行楽客で混雑した。日本道路交通情報センターによると、3日からはUターンラッシュも始まりそうだ。

 センターによると、2日午前、名神高速上り線で瀬田西インター付近を先頭に41キロの渋滞となり、予想の倍に達した。阪神高速神戸線下り線でも月見山インター付近で午前7時半に27キロの渋滞となった。

 東日本では午前7時台に東北道、中央道、東名高速の下り線で約40キロの渋滞。東名では夜になって上り線で約50キロの渋滞を記録した。

●計画ゼロのアナタに…GWを有意義に過ごす方法大公開!
       ぐるめ部-ぐるめニュース 2010/04/25 12:07
 来週からいよいよゴールデンウイーク(GW)。旅行総合情報サイト「旅行のクチコミサイト フォートラベル」が会員1091人に実施した調査によると、GWの「予定が決まっていない人」は28.2%。予定が決まっている人の中でも、「自宅中心」に過ごす人が24.6%もいる。そこで、計画ゼロの人が自宅もしくは自宅周辺で有意義な大型連休を過ごす方法を考えてみた。

 2005年に日経新聞などが“自宅派”のGWの過ごし方を調査したところ、インターネットが59.1%で最多。以下、テレビ(52.3%)、DVD(43.5%)鑑賞と続いた。
・・・・

●GWは国内で…増える「巣ごもり男子」
        イザ 2010/04/30 02:45更新
 円高による海外旅行人気で、ゴールデンウイークの成田空港の利用者は前年を上回る見込みだ。日本交通公社の推計では、昨年の20代女性の出国率は、24・42%と前年の22・40%から増加。14年ぶりに性別世代別で最も高い伸び幅を示した。一方、20代男性の出国率は12・78%と3年連続減少、意識調査でも若い男性は受け身の姿勢が目立ち、外出より家で楽しむ「巣ごもり」傾向が海外旅行にも及んでいるようだ。

 ≪20代女性は復調≫
 「海外旅行はストレス発散と気分転換」。都内の信販会社に勤める女性(30)は、長期休暇のたびに海外に行く。これまでに旅行したのはイタリア、ドイツなど16カ国。「不況は関係ない。結婚したら行けなくなると思うので、行けるうちに行きたい」。

 法務省の出入国管理統計などによると、20代の海外旅行者数は平成12年に約410万人だったが、20年には約250万人と激減。少子化に加え、雇用形態の変化や不況で、20代女性が減少したのが原因だという。

 しかし昨春から、20ー30代の女性旅行客が増加。航空機の燃油代の一部を旅客が負担する燃油サーチャージが実質的になくなり、円高で海外旅行の“お得感”が強まったためという。不況で男性ビジネス客が減少するなか、昨年の海外旅行客約1540万人のうち、20代女性は最多の約167万人だった。


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 やっと政権交代が実現したというのに、
 まだ1年も経っていない たった8ヶ月だというのに、
 内閣支持率が20%台との報道。

  「閣僚からも小沢氏進退めぐる発言相次ぐ」

 ちょうど、メーデーの時期に、
   「連合:小沢氏との蜜月関係に変化
      『唯一』から『支持団体の一つ』へ」

 と報道されている。
 
  毎日新聞・4月30日には
 
   「政権交代を『二人三脚』で実現した
    民主党の小沢一郎幹事長と連合の間に、
    微妙な距離が生まれつつある。
    直接のきっかけは小沢氏の『政治とカネ』の問題だが、
    底流には与党幹事長として
    自民党の支持団体にも手を伸ばす小沢氏と、
    組織の生き残りをかけて小沢氏一辺倒の路線を
    修正しつつある連合との関係の変化がある」


 連合が、小沢氏、民主党政権との関係や距離のとり方を変えようとしているということらしい。

 すでに4月20日ごろに、読売新聞は、

   「鳩山政権の5月危機説…止まらぬ支持率下落」
 としている。

 普天間問題も含めて、「そんな5月」になった。
 とりあえずは、変わり目の情報の整理。

 そうそう、今、日本ミツバチに興味を持っているんだけど、
 昨日の昼前、畑で野菜を植えつけていた時のこと。

 ブーンと蜂の大群の音。
 その方向を見ると、蜂の大群の帯が、東から西へ動いていった。
 数秒間のこと。

 蜂はこうやって移動するのだと実感した。
 このことはまた報告しよう。

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●閣僚からも小沢氏進退めぐる発言相次ぐ
   TBS ニュース
 起訴されるべきだと3日前に検察審査会に判断された民主党の小沢幹事長ですが、30日になって小沢氏に対し、閣僚からも厳しい声が上がり始めています。

 「出処進退については、責任ある立場の人は、私は本人が決断すべきだと」(前原誠司 国交相)

 まず口火を切ったのは、アメリカ・ワシントンを訪問中の前原国土交通大臣でした。検察審査会で起訴相当の議決が出た民主党・小沢幹事長に対し、自発的に辞任すべきとの考えを示しました。

 そして、ほかの閣僚からも小沢氏の進退をめぐる発言が相次ぎました。

 「(参院選への)影響がないわけはない、というのは間違いない。 幹事長の一番の役割は選挙に勝つことだと思うので、そのことを踏まえて、いろいろお考えになっていると思います」(枝野幸男 行政刷新相)

 「国民の皆さんが納得される状況になっていないということは、 参議院選挙への影響も心配される」(菅 直人 財務相)

 この夏の参議院選挙で自らの選挙も控える千葉法務大臣は・・・。

 「逆風どころか嵐の中を行くという」(千葉景子 法相)

 一方、民主党の議員からは小沢氏を擁護する声も。

 「厳しいのを人のせいにしてはダメですよ。選挙は自分でやるものでしょ」(小沢氏に近い中堅議員)

 「1番偉い人がちゃんとリーダーシップを取れていないところが問題なんですよ。まぁ、総理にしてもらったというのがあればねぇ」(民主党新人議員)

 渦中の小沢氏。幹事長室は29日から閉じられたままで、小沢氏の動向は明らかにされていません。(30日18:03)

●鳩山支持率が2割台の「危険水域」に突入
     日刊スポーツ 10年4月17日9時30分 
 鳩山内閣の求心力が、ここにきて急速に弱まっている。
 16日、時事通信社がウェブサイト上で発表した内閣支持率が23・7%と、3割の壁を突破し危険水域に入った。今月は日本テレビの調査でも28・6%と3割を割り込んでいるが、20%台前半の数字は、昨年9月の発足後初めてで、大ピンチに陥った。

 鳩山由紀夫首相はこの日の衆院本会議でも、どことなく元気がなく、「答弁が納得できない」という自民党議員に、再々質問まで受ける始末だった。

 内閣の「危険水域」といわれる支持率2割台。昨年9月の発足時は、各社調査で7割を超える高支持を得ていた鳩山内閣にとっては、まさに未知との遭遇だ。時事通信社がこの日、サイトで報じた世論調査(今月9~12日実施)で、鳩山内閣支持率は前月から7・2 ポイント 減の23・7%に落ち込んだ。前月までかろうじて3割台を保っていたが、一気に2割台前半に下落した。

 鳩山内閣の支持率は、今月9~11日に日本テレビが行った調査で初めて2割台になり、28・6%(7・6 ポイント 下落)という数字が出ているが、2割台前半までいったのは初めて。「5月決着」と鳩山首相が明言する米軍普天間飛行場移設問題も、現段階では解決の見通しが立たないことや、鳩山首相や小沢一郎幹事長の政治資金問題に対する有権者の反発が強いことが、急落の背景にあるようだ。

 今後、2割を割り込んで1割台に陥れば、危険水域どころか「レッドカード」となり、内閣の存続自体がピンチに陥る。過去にも、2割台に下落してほどなく退陣に追い込まれたケースがある。7月に予定される参院選まで3カ月を切った中、支持率の下落傾向に歯止めがかからなければ危機的状況になりそうだ。

 鳩山首相はこの日、衆院本会議で質疑に応じた。自民党の棚橋泰文衆院議員はあらかじめ、「納得できなければ再質問、再々質問します」と宣告。今国会での強行採決の多さを非難し、子供手当の財源確保を今後どうするかなどをただした。鳩山首相は、強行採決について「政府としては口を出すべきでない。国会で議論してほしい」と一般論で応じたが、棚橋は再質問でも納得せず、通告通り再々質問まで持ち込んだ。

 棚橋氏が「理解能力、答弁能力のない総理を持つと、野党議員も大変苦労します」と皮肉ったため、与党側が反発。議場は怒号に包まれた。再々答弁に立った鳩山首相の声は弱々しく、首相を取り巻く厳しさを象徴しているようだった。

●「何も変わってない」 参院選「投票どこに」 政権交代後初メーデー
        =2010/04/30付 西日本新聞朝刊=
 失業率が高止まりする中、連合などが主催するメーデー集会が29日、全国各地で開かれた。昨年9月の政権交代後、初のメーデー。

 九州の各会場では、参加者から「政治とカネ」をめぐる問題などに追われ、デフレ不況や雇用問題への効果的な対策を打ち出せない鳩山内閣に、不満や不安の声が上がった。対する自民党も離党者続出の状況。間近に迫る夏の参院選を前に、支持政党が見つからないことへのいら立ちも聞かれた。

 「暮らし向きは良くならない。母子家庭で2人の娘がおり、不安が尽きない」。大分市であった連合大分の集会に初参加した派遣社員女性(41)は、政治への強い不満を口にした。

 連合佐賀の集会参加のパルプ・紙製造業、横尾弘之さん(45)=佐賀市=も「普天間飛行場の移設問題や政治とカネばかり。雇用政策が見えない」と浮かない表情。福岡県田川市の会場では、ガラス瓶メーカー勤務の二場和樹さん(41)=福岡県田川市=が「会社はどん底を脱した感じがあるが、政権交代の実感はない。自民党時代から何も良くなっていない」と話した。

 共同通信社の世論調査では、内閣支持率は20・7%と前回から12・3ポイントも急落。それを裏付けるように各会場では景気、雇用対策に厳しい言葉が並んだ。ただ、参院選への態度は割れた。

 福岡市であった連合福岡の集会に参加した食品メーカーの北原慎太郎さん(24)=福岡市早良区=は「民主党の政策は現実味が薄い」と、自民党支持を明言。同じ会場にいた同市南区の主婦小林奈央さん(36)は「政権交代からまだ8カ月。様子を見たい」。佐賀市の会場では、運送会社勤務の古賀淳子さん(55)が「鳩山内閣は期待外れだが、自民党政権にも戻ってほしくない。どこに投票してよいか分からない」と吐露した。

 一方、アルバイトをしながら通信制大学で学ぶ滝沢太さん(35)=福岡県志免町=はフリーターユニオン福岡が福岡市内で開いた集会に参加。「政権交代はかすかな希望。現段階で恩恵はないが、労働者派遣法改正の動きを見守る」と話した。

●メーデー 祭典に水差す政権迷走
       中日 2010年4月29日
 連合は二十九日、全労連は来月一日に東京・代々木公園でメーデー中央大会をそれぞれ開催する。政権交代後初めての祭典だが政治の迷走ぶりに水を差された形だ。足元固めを忘れてはいけない。

 連合の中央大会では鳩山由紀夫首相をはじめ政権与党の首脳があいさつに立ち、例年になく華やかな雰囲気に包まれるはずだ。すべての労働者の雇用と生活を守り希望の持てる社会の実現を目指す。そして「参議院選挙での必勝」を訴える。

 連合はすでに参院選での選挙区候補者四十五人の推薦を決めている。選挙協力を強め政権の基盤を強化する姿勢に揺るぎはない。

 だが、ここにきて微妙な変化も見える。鳩山首相、小沢一郎民主党幹事長のトップ二人の政治資金問題や米軍普天間飛行場の移設問題、高速道路料金をめぐる政府と与党との対立など地方組合員には失望と困惑が広がっている。

 報道機関の内閣支持率が軒並み20~30%台に急落していることもいら立ちの材料だ。この際、政権運営やマニフェスト(政権公約)見直しを進言すべきだ、との声も上がっている。

 労働組合が政治活動に取り組むことは当然の成り行きだが、上ばかり見ていては雇用対策など基本的活動がおろそかになる。

 二月の完全失業率は前月と同じ4・9%と高止まりしている。輸出企業を中心に業績回復が顕著だが、雇用拡大に結び付いていない。また若年労働者の高い失業率の解消も緊急課題である。

 今春闘での賃上げは微増にとどまる見込みだ。最低賃金の引き上げが次の課題である。

 労働者派遣法改正案が今国会で審議されている。製造業や登録型派遣の禁止など、使い捨てされてきた派遣労働者を保護する重要法案である。早期成立を政府・与党に強く働き掛けるべきだ。

 派遣やパート、契約社員など非正規労働者の待遇改善は労組の役割を厳しく問うている。広島電鉄(広島市)のように正社員と契約社員との均等待遇実現で労使が合意したことは注目される。

 連合の非正規労働センターの役割がますます重要だ。派遣業界との協議を通じて悪質業者の排除で一致したことは評価できる。さらに非正規労働者の組織化や労働相談などに取り組んでほしい。

 今年のポスターには「まもろう雇用、なくそう格差」と明記されている。労働者間の格差是正も労組が取り組むべき課題である。

●連合:小沢氏との蜜月関係に変化 「唯一」から「支持団体の一つ」へ
  毎日新聞 2010年4月30日 
 <分析>
 政権交代を「二人三脚」で実現した民主党の小沢一郎幹事長と連合の間に、微妙な距離が生まれつつある。直接のきっかけは小沢氏の「政治とカネ」の問題だが、底流には与党幹事長として自民党の支持団体にも手を伸ばす小沢氏と、組織の生き残りをかけて小沢氏一辺倒の路線を修正しつつある連合との関係の変化がある。【念佛明奈】

 「(5月の大型)連休明けの日程を作りながら、できるだけ回りたい」。小沢氏は12日の会見で、夏の参院選に向けた連合の古賀伸明会長との地方行脚についてそう語った。しかし、古賀氏が3月末には日程を提案しているにもかかわらず、28日になっても小沢氏からの返答はないままだ。

 前回の07年参院選。改選数1の1人区を重視した小沢氏は年明け早々連合本部を訪れ、当時の高木剛会長や事務局長だった古賀氏に1人区行脚への同行を依頼した。この時小沢、古賀両氏は2月から選挙区回りを始めており、今回との違いは大きい。

 小沢氏は組織力を欠く野党時代、選挙運動の実動部隊として連合を重視した。労組以外に底堅い支持団体はなく、とりわけ1人区では連合を頼った。

 だが今回の参院選で小沢氏は、改選数2以上の選挙区には複数候補を擁立する方針を徹底している。連合など旧来の支持団体には現職への支援を求める一方、新人候補は連合に頼らず、小沢氏が直接支援する2本立ての戦略を描いている。

 内閣支持率が低迷する中、党内には、政権批判は現職により強く影響し、「小沢氏直営」の新人だけが当選するのではないかとの疑念がくすぶる。その場合、参院選後には連合の支援を受けなかった議員が増え、党内での連合の比重が下がることになりかねない。

 小沢氏は従来の自民党支持団体の軸足を、次々と民主党に移させた。公明党の支持母体・創価学会の前会長とも会談した。民主党にとって「唯一の支持基盤」だった連合は、参院選後の政界再編を見据える小沢氏の中で「支持団体の一つ」に相対化されつつある。

 28日夜、小沢氏は東京都内のホテルで古賀氏と久々に夕食をともにした。「やせましたか」と聞く古賀氏に「絞っている」と照れたという。しかし翌29日の連合主催のメーデー集会には、06年から4回連続で党代表として出席してきた小沢氏の姿はなかった。

 ◇連合、官邸に足場広げ
 もっとも、連合も立ち位置を微妙に変えている。

 05年9月に民主党代表に就任した前原誠司氏は「脱労組」を掲げ、10月に事務局長となった古賀氏は事態収拾に苦労した。06年の小沢氏の代表就任で連合との関係は再び蜜月を迎えたが、与党となった小沢氏の選挙戦術変更もあり、民主党の「脱労組」はより現実味を帯びている。

 政治とカネで検察審査会が小沢氏に「起訴相当」を突きつけたことも、政界とのパイプ役を小沢氏に頼ってきた連合の戸惑いに拍車をかけた。

 そうした中、古賀氏は5日、鳩山由紀夫首相に、参院選では昨年の衆院選マニフェスト(政権公約)を現実的な内容に修正するよう提言し、党内に波紋を広げた。財政難の中でバラマキを唱える小沢氏との板挟みになる首相への「助け舟」だったからだ。

 古賀氏はこの後、頻繁に首相と顔を合わせており、足場を官邸にも広げようとしている。

●鳩山政権の5月危機説…止まらぬ支持率下落
        2010年4月20日09時26分 読売新聞
 鳩山内閣の支持率下落が止まらない。報道各社の内閣支持率は3割前後まで急落し、とりわけ沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題で迷走を続ける鳩山首相の「資質」に厳しい視線が集中している。

 だが、政府・与党内からは首相を批判する声は上がらず、異様な静けさを保っている。

 19日昼、首相は映画「男はつらいよ」シリーズで知られる山田洋次監督を、首相官邸での昼食に招待した。「あまりつらくて(つらいと)いえないんでしょう」。山田監督が推察するように、首相を取り巻く状況は厳しさを増す一方だ。

 内閣支持率が急落しただけではない。いずれの調査でも、不支持の理由として「指導力に期待できない」などの項目が上位を占め、首相自身が内閣支持率を押し下げている主要因であることが明らかになった。首相が「5月末決着」を明言した普天間問題の決着に失敗すれば「支持率は10%台。首相退陣もあり得る」(政府関係者)との見方もある。

 首相周辺は「5月危機説」の沈静化に必死だ。平野官房長官は19日の記者会見で、普天間問題での首相退陣の可能性について「そんなことは全くない」と即座に否定。仙谷国家戦略相が16日のテレビ番組収録で衆参同日選に言及したのも、同日選を避けたい衆院議員の心理を逆手にとり「鳩山降ろし」をけん制する狙いとみられる。

 首相自身も「5月末の退陣は念頭にない」(周辺)とされる。19日、首相官邸で会談したマレーシアのナジブ首相から公式訪問の要請を受けた首相は、参院選後の「7月以降」と返答した。

 政府・与党から首相批判が起こらない背景には、民主党が野党時代、衆院を解散せずに首相交代を繰り返してきた自民党政権を「政権のたらい回し」と批判してきたことがある。ベテラン議員は「参院選前に首相を交代させれば、『民主党も同じだ』と批判を浴びる」と述べる。

 一方で、鳩山首相を支えようと普天間問題などで政府・与党が解決にしゃかりきになる姿も見られない。

 党内の最大実力者である小沢幹事長も、静観の構えだ。19日、青森市内で記者団に「去年の今ごろも厳しい報道がたくさんあったが、政権を任された。全国を歩いている限り、1年前の時期とそんなに変わらず、皆さんが声援し、期待してくれていると思う」と述べた。「小沢氏がはしごを外さない限り、鳩山首相で参院選に臨むことになる」(小沢氏周辺)との見方が党内には多い。

●鳩山首相「参院選に影響ある」 小沢氏の「起訴相当」に
        朝日 2010年4月30日20時22分
 鳩山由紀夫首相は30日、民主党の小沢一郎幹事長をめぐる政治資金問題で、検察審査会が「起訴相当」の議決を出したことについて、「参議院選挙に影響はあると考えるべきだ」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 ただ、首相は「(小沢氏には)頑張っていただきたい。改革の志をもった者たちが行動してきているわけだから、その思いは決して曲げてはならない」と強調。さらに、「参院選まで小沢氏にがんばって欲しいのか」と問われると、「当然そうでしょう」と述べ、辞任を促す考えはないことを明らかにした。


 小沢氏への議決については30日、菅直人副総理兼財務相、前原誠司国交相らから参院選への影響を懸念する発言が相次いだ。首相は、閣内の不満に配慮を示しつつ、党側に根強い続投論に同調した。

●首相、参院選まで小沢氏続投明言 マイナスの影響も認める
        2010/04/30 21:28 【共同通信】
 鳩山由紀夫首相(民主党代表)は30日夜、小沢一郎民主党幹事長を少なくとも夏の参院選まで続投させる方針を明らかにした。

 小沢氏の進退に関して「このまま頑張ってもらいたい」と先に発言したことをめぐり、首相は「考え方に変わりはない。頑張っていただきたい」と表明。「参院選まで頑張ってほしいという意味か」との質問に「当然そうでしょう」と述べた。官邸で記者団に語った。

 首相は検察審査会の「起訴相当」議決を念頭に「こういう判断がなされることは当然、参院選に影響があると考えるべきだ」とマイナスの影響を認めながらも「改革の志を決して曲げてはならない。時計の針をこれからも前に進めるために頑張るしかない」と強調した。


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 小沢氏起訴相当の議決で民主党に「司法制度見直しで議連発足
」とあって、批判が増している。

 そこで、「議連」なるものを調べてみた。
 (下記に並べた)新聞の見出しだけでも、いろいろと見えてくる感じ。

 議員の勉強会でもあり、政策実現集団でもあり、圧力集団でもあり、利権集団でもあり・・・・
 いろんなネライがあるようだ。

 問題もあるから、民主党は昨年
    「◆超党派議連は族議員の温床?
      民主、実態を調査へ 」(朝日 2009年11月18日)

 との問題意識を持っていたらしい。

 しかし、今では、あるいは、今でも、議連に熱を入れているようだ。

 「政権交代後に民主党がつくった議連は32で、ほとんどが内政関係だ。
 一方、与野党の議員が参加する超党派議連では、政権交代をきっかけに自民から民主への会長交代が始まった。」(朝日 2010年2月11日)

  「国の公共事業を地方に財源付きで移すことで地方単独事業を増やすのが狙い。鳩山政権が唱える「コンクリートから人へ」とは異なる動きで波紋を呼びそうだ。」(朝日 4月27日)


 
 地方議会にいる私は・・・
 勉強や他の議員との協力は必要。
 とはいえ、私は自分の議会では会派に所属していない。
 でも、格別に不自由は感じていない。
 逆に、与野党構造に入らず、是々非々でいるから、自由度は高い。

●民主・辻氏、検察審査会に疑問=司法制度見直しで議連発足
(時事)
●憲法審査会で議論開始を=超党派議連が決議(時事)

●一院制議連が活動再開(産経)
●カジノ解禁へ超党派議連(時事)

●協同労働 議連が法案原案/今国会成立めざす(農業新聞)
●「情報通信文化省」新設を=民主議連が提案(時事)

●「可視化」議連、法案取りまとめ方針を確認(産経)
●民主議連 高速新料金見直しを(NHK)

●民主議連の要望に円相場は過剰反応(プレジデントロイター)
●議連、民主単独で82 自民から会長交代も(朝日)

●民主党の議連改革、実権掌握が進む 議員外交で弊害も 「超党派」5割 主導権掌握(産経)

●政権方針とは逆行? 民主有志、公共事業議連を設立(朝日)

 こちらは、今日は、夏野菜の植え付け、夕方は名古屋で親戚のお通夜。

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●民主・辻氏、検察審査会に疑問=司法制度見直しで議連発足
       時事 2010/04/28-18:31
 民主党の「司法のあり方を検証・提言する議員連盟」(会長・滝実衆院法務委員長)が28日発足し、衆院議員会館で初会合を開いた。議連の事務局長に就任した辻恵副幹事長は、検察審査会がJR西日本の歴代社長や小沢一郎同党幹事長を起訴相当と議決したことを念頭に、「国民の感情で簡単に被告席につけてしまっていいのか」と述べ、審査会のあり方に疑問を呈した。

 初会合には、辻氏や陣営幹部が政治資金規正法違反罪で起訴された小林千代美衆院議員ら国会議員約20人のほか、元検事の郷原信郎名城大教授が出席。郷原氏は「検察がわれわれに理解できないような捜査をやって、(捜査が)止まってしまったら、それをあおるような方向でこの制度が使われている」と指摘した。

●憲法審査会で議論開始を=超党派議連が決議
      時事 2010/04/28-20:46
 超党派の新憲法制定議員同盟(会長・中曽根康弘元首相)は28日、都内で「新しい憲法を制定する推進大会」を開き、憲法改正手続きを定めた国民投票法が5月18日に施行されることを踏まえ、衆参両院の憲法審査会で早急に議論を始めるよう求める決議を採択した。

 大会は今年で3回目。与党から民主党の松原仁衆院議員、国民新党の自見庄三郎幹事長が出席した。政府からの参加はなかった。

 中曽根氏はあいさつで、世論調査で改憲賛成派が減少傾向にある現状に触れ「鳩山内閣が憲法問題にはっきりした態度を押し出さないことがある」と懸念を表明。松原氏は「鳩山由紀夫首相の内面には烈々とした思いがある。その思いが表に出るよう戦い抜く」と強調した。

 自民党の大島理森幹事長は「国会に何らかの憲法改正原案を示すことが内閣に対する刺激になるのではないかと議論している」と述べた。

●一院制議連が活動再開
      産経 2010.4.27 18:22
 国会一院制を目指す超党派の「衆参対等統合一院制国会実現議連」(会長・衛藤征士郎衆院副議長)は27日、都内で総会を開き、約4年半ぶりに活動を再開した。

 一院制実現には憲法改正が必要で、改憲手続きを定める国民投票法が5月18日に施行されるのを機に、議論の加速を目指す。総会には民主、自民、公明、国民新、みんなの各党の衆参議員約30人が出席した。憲法42条の改正を訴えた。

●カジノ解禁へ超党派議連
     時事 2010/04/14-16:26
 国内で禁止されているカジノを合法化するための超党派議員による「国際観光産業振興議員連盟」(会長・古賀一成民主党衆院議員)が14日、発足し、国会内で初会合を開いた。カジノ導入は、外国人観光客の誘致や地域振興が目的。今秋に臨時国会が召集されれば、議員立法で法案を提出したい考えだ。

 議連には、民主、社民、国民新の与党3党に加え、自民、公明両党などの議員約70人が参加。会合後、記者会見した古賀氏は、民主党の小沢一郎幹事長に議連結成を事前に報告し、「地域経済の振興になるならいいのではないか。選挙もギャンブルそのものだから」と了承を得たと説明した。

●協同労働 議連が法案原案/今国会成立めざす
       農業新聞 10-04-15
 労働者同士で出資して働きながら運営する「協同労働」の法制化に向け、超党派でつくる「協同組合法を考える議員連盟」(会長=坂口力元厚生労働相)は14日、協同組合法案の原案を決めた。協同労働の事業母体に法人格を与えることや、労働基準法に基づいた就労規定の作成などを明記。疲弊する地域の活性化や、就労機会の創出につなげる構えだ。

 法案は、労働基準法に基づいた就労規定をつくることを求め、雇用保険や労災保険の適用も認めている。労働環境が整備され、労働者にとって活動しやすい仕組みが実現できるため、若者や高齢者など、地域社会の雇用の受け皿づくりに弾みが付くと期待される。

●「情報通信文化省」新設を=民主議連が提案
       時事 2010/04/14-20:18
 民主党の情報通信議員連盟(会長・佐藤公治参院議員)は14日、参院選のマニフェスト(政権公約)に採用するよう党に提案する情報通信分野の施策の概要をまとめた。施策の推進体制を強化するため、「情報通信文化省」の新設などを盛り込んだ。

 情報通信分野については、原口一博総務相も昨年、独立した省の新設が必要との考えを示していた。

 議連はこのほか、内閣官房副長官を政府の最高情報責任者(CIO)として関連予算を一括管理させることや、情報通信関連の投資を倍増し、2020年時点で100兆円超の市場を新たに創出する目標を掲げた。

●「可視化」議連、法案取りまとめ方針を確認
       産経 2010.4.8 18:54
 民主党の「取り調べの全面可視化を実現する議員連盟」(会長・川内博史衆院国土交通委員長)は8日、国会内で会合を開き、今国会での法案提出は見送るものの、議連として法案を早急に取りまとめる方針を確認した。

 ただ会合では「可視化はマニフェスト(政権公約)に掲げられてはいるが、政治家個人の信条にもかかわる」など慎重な意見も出たため、賛成する党所属議員の署名集めを進めることも決めた。

●民主議連 高速新料金見直しを
         NHK 4月30日 14時11分
 新たな高速道路の料金制度について、トラックなどの運送業を支援する民主党の議員連盟の代表らが平野官房長官に対し、実質的な値上げになり、物流に深刻な影響を与えるなどとして、料金制度を見直すよう求めました。

 国土交通省がまとめた高速道路の新たな料金制度をめぐり、民主党内には「一部が値上がりとなるのは国民の理解が得られない」として、見直しを求める意見が出ていますが、前原国土交通大臣は、現時点では見直しは行わない考えを示しています。

 こうしたなかトラックなどの運送業を支援する民主党の議員連盟の会長を務める奥村展三衆議院議員らは30日、総理大臣官邸に平野官房長官を訪ねました。

 この中で奥村氏らは、新たな料金制度について「地域によっては実質的な値上げになり、物流に深刻な影響を与えるほか、党が掲げた高速道路の原則無料化という国民との約束にも反する」と指摘し、料金制度を見直すよう求めました。これに対して平野官房長官は「意見を真摯(しんし)に受けとめ、鳩山総理大臣や前原国土交通大臣に伝えたい」と述べました。

●民主議連の要望に円相場は過剰反応
    プレジデントロイター 2010年 04月 14日 18:56 JST
 民主党のマクロ経済政策が為替市場の波乱要因として警戒されている。同党の議員連盟が提出した要望書に具体的な円相場の水準や物価目標が書き込まれていたためだ。

 その目標水準は現状とかけ離れているため、掛け声倒れに終わる可能性があるものの、今後も折に触れ参院選に向けたアドバルーンに振り回される場面がありそうだ。

 13日夕方の取引では円が急落。民主党の「デフレから脱却し景気回復を目指す議員連盟」執行部がまとめたマニフェスト(政権公約)策定に向けた要望案で、購買力平価を参考として1ドル=120円前後を目安に、相場が適切な水準を保つよう努力することが盛り込まれたことが材料視された。

 内容が伝わった直後から、ドル/円相場には短期筋の円売りが集中。ドル/円は日中安値から1円弱の上昇となった。日本の外為関係者の間では、今回の要望案がそのままマニフェストに反映されるわけではないと比較的冷静な受け止めが多かったものの、ニュースが流れた後しばらく、海外勢からは「日本の政治が理解しにくいこともあるだろうが、問い合わせがすごい状況が続いた」(在京外銀のアナリスト)という。
・・
●超党派議連は族議員の温床? 民主、実態を調査へ
        朝日 2009年11月18日21時3分
 民主党は、超党派の国会議員で作る様々な議員連盟(議連)の実態を調べ、「議連のあり方」を示す方針を決めた。小沢一郎幹事長の考えに基づく決定で、議連を党の影響下に置き、党内から族議員が生まれることを防ぐ。自民党議員が議連を通じて影響力を温存する事態を防ぐ狙いもある。

 政府の役職につけなかった民主党議員にとっては、国会質問の制約や議員立法の原則禁止に続き、活動の場が狭まることになり、不満を募らせることになりそうだ。

 議連は地域や業界の振興、外交、スポーツなど様々なテーマで結成され、陳情対応や政策提言をしてきた。民主党は16日の役員会で議連を整理する方針を決め、18日に「議連のあり方検討チーム」(伴野豊座長)の初会合を開催。400を超えるとされる議連の実態把握に乗り出した。

 自民党が与党当時は、議連に官僚を呼んで圧力をかけることがあった。今後は、検討チームで決める「あり方」の枠内に議連の活動を閉じこめて、所属議員の族議員化を防ぐ狙いだ。

 野党時代の民主党には、自民党の有力議員が幹部となっている議連を通じて政策実現を図る議員もいた。野党となった自民党に同じ手を使われないように、民主党の議員が議連の幹部を引き受けていいかどうかについても党が目を光らせることになる。

 党幹部は「議連は自由組織だ」と「あり方」はあくまで目安との立場。だが、政府の役職に就けず政策決定への関与に腐心する議員とのあつれきは避けられそうにない。政府外の議員が政府に意見する場としてできた各省政策会議には「ガス抜きの場」に過ぎないとの不満が根強い。

 ある議員は「地域事情を吸い上げる議連までダメだと言われたら選挙なんか出来ない」と反発する。(園田耕司)


●議連、民主単独で82 自民から会長交代も
       朝日 2010年2月11日8時22分
 民主党の小沢一郎幹事長の肝いりで始まった議員連盟改革が加速している。政権交代を機に、議連の活動の主導権も民主党が握る狙いだ。「議連のあり方検討チーム」(伴野豊座長)の中間報告では、活動が確認できた185議連のうち、82議連を民主党単独で結成。超党派議連103のうち約2割で、会長が自民党から民主党に交代していた。

 政権交代後に民主党がつくった議連は32で、ほとんどが内政関係だ。昨年の総選挙で初当選し、肝炎対策基本法成立の立役者ともなった福田衣里子氏は自ら事務局長となって「肝炎対策推進議連」を結成。小沢氏の側近、奥村展三氏は「民主党トラック議連」の会長に就任し、自民党道路族のドンとして知られた古賀誠氏を会長とする「トラック議連」に対抗する。

 一方、与野党の議員が参加する超党派議連では、政権交代をきっかけに自民から民主への会長交代が始まった。
「音楽議連」は柳沢伯夫氏から中野寛成氏に、「国連世界食糧計画議連」は谷津義男氏から筒井信隆氏に交代した。

 それでも、会長交代が実現した超党派議連はまだ20程度。森喜朗元首相が会長の「日韓議連」や日中友好7団体の一つで高村正彦元外相が会長を務める「日中友好議連」、自民党を離党した平沼赳夫元経産相が会長の「拉致議連」など、名の通った超党派議連は民主党に役員を譲る気配はない。

 民主党は、議連改革を通じて業界団体などへの影響力を増大させたい。小沢氏は超党派議連の役員交代をさらに進めるよう指示。自民側の同意が得られない場合は、同趣旨の議連を民主党単独で結成する方針だ。(関根慎一)

●民主党の議連改革、実権掌握が進む 議員外交で弊害も 「超党派」5割 主導権掌握
        産経 10.4.20 01:00
民主党単独で新設された主な議員連盟(議連)
 民主党が進める「議員連盟(議連)改革」の結果、同党単独の議連が47も新設され、民主党が掌握を目指す超党派議連のほぼ5割で会長が自民党議員から民主党議員へ交代したことが19日、分かった。民主党は与党の政治力を背景に議連活動の主導権を握りつつある。ただ、「改革」のあおりで議連活動が停滞し、議員外交に支障をきたす弊害も出ている。(原川貴郎)

 民主党は政権交代に伴って、昨年11月、民主党議員の議員連盟活動は、原則として党単独議連によることが望ましいとの方針を打ち出した。

 自民党政権時代は、多くの議連の会長を自民党議員が占め、自民党支援の業界団体と議連が結びつくケースも多かった。そこで、民主党は小沢一郎幹事長の主導で「議連改革」を打ち出した。各議連の主導権を民主党議員が握り、参院選などでの自民党との対決を有利に運ぶ思惑がある。

 民主党の「議連のあり方検討チーム」(座長・伴野豊副幹事長)がまとめた議連活動に関する中間報告によれば、民主党単独議連は108。8日には「民主党水政策推進議連」(樽床伸二会長)ができたが、これは2月に自民党の中川秀直元幹事長を代表に発足した超党派の「水制度改革議連」に対抗するものだ。中川氏の水制度議連には民主党議員も加わったが、民主党幹部は「わが党単独の議連ができたのだから(民主党議員は)どちらで活動すべきか分かっているだろう」と“圧力”をかけた。

 民主党は、多くの超党派議連のうち103議連を、政治的に重要で掌握すべきものと位置づけている。

検討チームは、超党派議連のうち、民主党議員が会長を務めているなど活動の主導権を民主党が握っている場合にかぎり、民主党議員の参加を認めているようで、参加を「承認」したのは103議連のうち51議連となった。つまり、これらの議連の実権は民主党が握ったことになる。このうちほぼすべての会長を民主党議員が占めた。このほか、「条件付き承認」は14議連。これらの議連は近く民主党議員への会長交代が見込めるという。掌握を目指す超党派議連のうち、「承認」と「条件付き承認」をあわせて6割超を民主党は“制圧”したことになる。

 ただ、この民主党の方針により不都合が生じた議連もある。典型が日本ニュージーランド議員連盟(日・NZ議連)だ。

 外国要人の来日では議員外交の一環として、日本側の議連と食事会などで意見交換する例が多いが、会合は議連側がセットし費用も持つ慣例だ。だが、今年2月のグローサーNZ貿易相の来日では都内のホテルでの朝食会を、NZ大使館が準備し費用も持った。昨年の衆院選で議連会長の森山真弓元法相(自民)が引退。民主党の議連改革のあおりで新会長を含む役員体制が決められないまま貿易相が来日したためのハプニングで、自民党からは「非礼だった」(外相経験者)との声が出ている。

●政権方針とは逆行? 民主有志、公共事業議連を設立
     朝日 2010年4月27日23時20分
 民主党の有志議員が27日、「地方単独公共事業倍増計画推進議員連盟」(前田武志会長)を設立した。国の公共事業を地方に財源付きで移すことで地方単独事業を増やすのが狙い。鳩山政権が唱える「コンクリートから人へ」とは異なる動きで波紋を呼びそうだ。

 今年度予算で公共事業は前年度比で18%減になった。川内博史・衆院国土交通委員長は議連の設立総会で「地方の建設業者にとっては死活問題だ」と指摘。国の公共事業のうち約10兆円分を地方に回し、単独事業として活性化に役立てることなどを訴えた。

 こうした動きに、党内からは「建設業界の意向を受ける族議員の議連になるべきではない」との声も上がっている。


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