古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

初の銀メダル

2007-02-06 | 水泳
 4日は、『第一回中日スポーツマスターズスイミング2007』に行ってきました。

冬はマラソン大会に専念し、水泳大会は夏季のみとしていましたが、ガールフレンドのJさんが「是非出て!車で迎えにいくから」と言われて、出場を決めたのは二月前でした。

 前日、電話がきて「7時20分に大通りまで出ていて」。

 指定の時間に通りまで出ると、既に車が待っている。バンタイプの7人乗り。顔の広いJさんは、あちこちの水泳仲間に声をかけて車1台分のスイマーを集めたようで、途中、仲間を拾い定員満杯の7名が、東名阪から瀬戸道路、長久手インターで降りて、日進市の口論義(こうろぎ)運動公園、温水プールに7時50分に着きました。

 しかし、開場は8時40分。入り口に並ぶことになりました。車は便利ですが、駐車場を確保するため早く出ないといけないという不便があります。

 とにかく寒いので、何とかならないかと見ていたら、大会のスタッフらしい人たちが非常口から入っていくので、「年寄りは中に入ろう」と、一人で非常口から入って、暖房の効いたロビーに座っていました。

私は初めてですが、素晴らしい施設ですね。以下はそのHPです。

http://homepage2.nifty.com/kourogi/index.html

 開場するとすぐ2階観覧席の端に仲間が場所を確保してくれました。早速アップで泳ごうと着替えをして、競泳プールに下りました。プールは、水深2mですが、両端に足が立つように踏み台を沈めてあります。

 入水すると、「わぁ冷たい!」。普段、温水プール(30℃ぐらい)に慣れていますので、競泳プール(27~28度)は、最初冷たく感じます。

 混雑しているので、50mを一往復だけ。「本番のコースはこういう風」とわかったので、上がって今度は練習用のサブプール(25m)に行きました。こちらも混んできました。

 ゆっくり泳ぐと私のところで渋滞が起きそうなので、800mだけ泳いで打ち切り。

今大会は794名の選手が参加という。プログラムを見ると、参加チームは、勿論、東海3県が大部分ですが、遠いところは東は東京練馬区、西は福岡県小郡市から参加している。

 10時からレースが始まりました。

 種目は、最初の200m自由形から始まり、最後は200mフリーリレーだが、小生出場の100mバタフライは最後のリレーの前で、3時過ぎの予定。

 今日は、皆さんの泳ぎを見学させてもらうか!

 観覧席に座ってみていると、何か雰囲気が違う。そうか!観覧席の前が全面ガラスです。だから、スタートのピストル音が聞こえない! 

 50m自由形が始まる前、多分小笠原さんがいるだろうと、サブプールにおりて行くと見えた、最初の200mで3分4秒の力泳を見せてくれたが、次の50mで今日は終了するよう。
 以下、雑談。
「バッタですか?」
「バッタの100だから、3時過ぎなの。70代は2人だけだから、ゆっくりでも泳ぎさえすれば銀メダル」

「SATOUさんが出るの?」
「そう、SATOUさんと私だけ」
「SATOUさん、バッタ一筋だなぁ」
SATOUさんとは、中村区のSATOU KENさん。歳は私より一歳上だが、名古屋の水泳愛好者の中では有名である。バタフライのめっちゃ早い人で、なんどか同じレースに出たが、全然歯がたたない。だから、今日は頑張っても頑張らなくても2位だろう。

さて3時過ぎ、いよいよ出番。

男子バタフライの一組。「1コース NOZUE君」のコールに手を上げる。「2コース SATOU君」。3コースからは65歳代と60歳代です。

 スタート台に立つと、普段25mプールばかりだから、向こうの壁まで50どころか70~80mあるような気がする。

号砲一発飛び込む。飛びこんでしまえば向こうまで何mあろうが、とにかく前へ、前へ。
バッタでは、腕で水を引っ張ると、すごく腕が疲れて50mも泳ぐと腕が上がらなくなる。そこで、バッタの長距離を泳ぐ時は、私流の泳ぎ方で行く。

腕の力でなく、体幹のうねりを使って進む。判りやすい表現だと尺取虫の動き方です。その動きに合わせて腕を回す。腕を回すのは前進のためというより呼吸のためです。呼吸の時に注意するのは、絶対に頤を上げないこと。そして、最後の25mだけ腕力で進む。

飛びこんですぐ2コースがすっと前に出るのが見えたが、こちらはマイペースで行く。75mまでマイペース、最後の25mで、呼吸を2掻き1呼吸に変え、腕に力を入れた。
 フィニッシュ。2分18秒3でした。
 まぁ実力どおりのタイムです。

 マスターズでは、初の銀メダルを貰いました。
 それにしてもSATOUさんのタイムは1分40秒。38秒の差をつけられた。
1年に4秒ずつ差をつめれば10年後に追いつけるな、と思いました。

サブプールへ行きダウンで100m泳いでから、観覧席に上がり最後まで見て、帰りはJさん(100平で銅メダル)に自宅傍まで送ってもらい、5時帰宅しました。

以上、長くなりました。新春水泳大会の顚末です。

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