古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

前立腺がんはどうなったかな

2016-04-07 | Weblog・人生・その他
「前立腺がんはどうなったかな」思いつつ、4月6日自転車で9時家を出て、9時10分西部医療センターに着きました。
 前回の診察は3月1日、一月以上経っているので、自分の病気を忘れているくらいです。
受付で、診察券を受付機に通すと「13番、採血・採尿室にお越しください」と指示票がプリントアウトされる。⑬に行き、ここでも診察券を受付機に通すと、氏名の記載された紙カップと採血の順番票がプリントされ出てきた。採血室が混雑していて、順番票は92とプリントされているが、採血中の番号は、30番台です。30分ほど順番待ち。
 指示票には次に「⑫の泌尿器科受付へ」とある。⑫の窓口で指示票と診察券を示すと、「検査結果が出ると再診しますので再診②の窓口近くでお待ちください」という。バッグから文庫本を取り出して読みながら1時間待った。順番がきて、診察室に入り氏名を告げる。
 医師がなにやらパソコンを操作すると、「検査詳細情報」なる文書がプリントされます。
PSA値は0.061です。前回よりもさらに少ない。
「PSA値は良いのですが、前回CT検査で肺にみられた白い影が気に名ります。影の大きさが小さくなっているのが、薬の効果であるとすれば、それは転移されたがんということになり、前立腺の治療だけしていればいいということにならない。放射線治療しても意味がない。従って再度CTスキャンする必要がありますので、次回の再診日5月25日に再度CT検査をします。」という。
「えっ、5月ですか?」、「機械の予定が混んでいて5月になります」。
いくら機械の予定が混んでいても、転移が疑われるのなら、検査を早める筈だ。5月でよいと医師が考えているのなら、その確率が低いのだと勝手に解釈しました。
「PSAが下がっていますから、現在の治療を続けましょう。今までと同じ薬を処方します。⑬で今日は注射をしていってください」で、診察が終りました。
⑬で診察券を機械に通すと、注射の順番票がでてきます。順番がきて、処置室にはいると、看護師が氏名を確認してから「今回は左にしましょう」と左のおなかにリューブリンという注射をしました。チクリとした。「腕にすると、「痛い!」と言う人がいますからお腹にします」と、前回いっていたが、小生、おなかに脂肪がないからどちらでも同じだろう。後は「指示票に従い「⑥会計へ」。
領収書を見て驚いた。7千7百円の請求のうち注射代が6709円。1割負担でですよ。チクリとやっただけで6万7千円の注射です。これではお腹がいたむのではなく、懐が痛む。
12時帰宅。向かいのかかりつけの薬局に行きました。
かかりつけ薬剤師に薬を頼み、「高い注射をやってきた!」。彼女が言った。
「でもね、注射で転移を防ぐのです。これで命が伸びるなら高くてもいいんじゃない」。それはそうだが、その後私の耳元でささやいた。
「胸に異常を感じないですか。」、「別に」、「薬の所為ですから、異常を感じても心配ないですよ」。
男性の胸が膨らんできたとしても、別に内緒話にするほどのことではない。
薬代は2300円。49錠が1割負担で2300円は高いなぁ