古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

桑山美術館など

2013-04-27 | 旅行
 女子会に参加しました。
26日、わが住宅のシニアクラブのウオーキング、9時半、集合してみると、女子8名、男性は小生一人。さながら一人、女子会に参加した形です。見学先が美術館とあっては、どうしても女性が多くなる。
 目的は昭和区の桑山美術館。初代館長の桑山清一が収集した日本画や茶道具を中心に、日本洋画・現代陶芸など幅広く所蔵する。
http://www.kuwayama-museum.jp/
 地下鉄川名駅で下車、エレベーターを上がって、横の道を左(東へ)。10分足らずで美術館に着いた。 “  いと麗しき ~松園の美人画を中心に~”という企画展をやっていた。
http://www.kuwayama-museum.jp/exhibition.htm
美人画の数々を見ながらSさん。「昔は、舞妓さんがモデルになってんだね。」
美術館の入り口。

「こないだ、博物館の中国の至宝展見たら、すごい太った女性がかかれていた。あれなら、私でもモデルになれそう。」
「美人の概念が時代・社会でちがうのよ・」
1F展示室の中央に飾られた番浦史郎作の「金彩菖蒲画盛鉢」と銘うった陶器の皿に金箔で菖蒲を描いた豪快な作品が目を惹いた。
美術館の庭

1F,2F展示室の美人画を鑑賞した後、屋上に上ってみる。晴れていれば素晴らしい遠望をみられるのだろうが、遠くの山並は、もやがかかっている。そういえば、女子組は1名をのぞき大きなマスクを着用している。2.5pmを警戒したのかな?
 庭に出て、別館の階段を上がって、2階には立礼席があった。

 立礼式とは裏千家11世玄々斎が、明治5年に京都で博覧会が開催されるに際し、今後は海外との往来が繁くなり茶室において椅子の時代到来を予測して考案されたものだそうです。

最後に見事な庭園を背景に記念写真。平日午前とあって、我々で借り切りの見学でした。

 次に、すぐ近くの中京高校隣の香積院に行きました。
 西村公朝描く天井画がある。普段は一般公開していないが、今回は事前に電話したら、「観音堂を開けておくから見てください」という。観音堂に入って仏様の前で寝転がって天井の絵を見た。
 玄関先の地蔵様の子供?がカワイクテついカメラに収めました。

昼時になったので、隼人が池公園まで15分ほど歩いて、お弁当を広げた。
小一時間おしゃべりした後、腰を上げ、八事日赤方面に向かう。途中、急坂を上がり般若台に上ってみる。昔、香積院の和尚が別荘としていたらしい。今はこちらもお寺である。
昔は見晴らしが良かったらしいが、近年、周辺はこんな急坂にも家が建ち混んで、見通しがあまり良くない。
ここまで来ると、日赤病院が目の前、病院地下の地下鉄駅まで歩いて、この日のウオーキングを終えることにした。2時20分ごろ帰宅。