古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

ヤマザキマザック美術館へ

2012-10-31 | 旅行
快晴の26日、住宅シニアクラブのウオーキングに出かけました。メンバーは8人(男3女5)です。今日は、住宅から歩き始め、新栄町のヤマザキ美術館まで、途中の神社仏閣など通過して、歩き抜こうという試みです。
東へ1km弱、高速道の高架を潜ると久国寺という曹洞宗のお寺があります。
http://www.asahi-net.or.jp/~gi4k-iws/sub3-29.html
このお寺に岡本太郎作の梵鐘があります。梵鐘に角が生えているのです。
参詣後さらに東へ数百m行くと普光寺というお寺。
 ここも曹洞宗の寺ですが、ここには大仏があるのです。
http://www.aruku88.net/tera/101kitaku/fukouzi-oosugi/index.html
名古屋の北区に大仏があるとはご存知の方は少ない。
実際、「こんな近くにこういうものがあるとは知らなかった」
と、皆さんおっしゃる。

その後、南に向かうと、名鉄瀬戸線にぶつかる。「尼が坂駅」です。
駅の南側に「尼が坂公園」があり、公園の東隣に片山神社という社がありますが、この辺りは鬱蒼と樹木が茂り、「蔵王の杜」といわれています。
http://www11.ocn.ne.jp/~katayama/
神社から南に歩くと、白壁の交差点に出る。通りの手前に金城学園の中学、向こうに高校がある。交差点を左折して赤塚の三菱東京UFJ銀行の貨幣資料館に入る(入場無料)。
http://www.bk.mufg.jp/minasama/kakawari/gallery/index.html
日本の古い通貨や外国の通貨などが展示されています。この日は広重の人物東海道53次の企画展もやっていました。
 西へ一筋戻り、主税町4丁目の交差点に。南に一筋で「文化のみち 二葉館」がある。
時計をみたら、11時半。「歩き疲れたから昼食休憩にしよう」とメンバーが言うので、「撞木館の前に公園があるからそこで昼食して、撞木館をみてからここに這入ろう」と西側の公園に行く。
 鳩と雀を眺めながら、公園で弁当を広げる。
 昼食後、撞木館へ。
http://www.shumokukan.city.nagoya.jp/
「文化のみち橦木館は輸出陶磁器商、井元為三郎によって建てられました。その館は、都会のけん騒を忘れさせるよう静かに佇み、大正末から連なる記憶を今へ伝えています」というのが売り文句。
見終わってから、二葉館へ。
http://www.futabakan.jp/
 本邦最初の女優といわれる川上貞奴(と福沢桃介)の元邸で、今は、名古屋にゆかりの文学者の資料を保存する文学館になっています。

二葉館を出て、南へ、飯田町の交差点を左折する。東区役所の東となりが建中寺、尾張徳川家の菩提寺です。
http://www.kenchuji.com/
本堂は建坪210坪で市内最大とか。
「寺前の公園もお寺の境内というか、地所だね」
 参拝を済ませ、南へ、歩き、途中で一本西の広い通りに出、桜どおりを越す。
終点(行程6km)の新栄角のヤマザキマザックビル、美術館は4~5Fです。
美術館見学者と、1Fで瀟洒なカフェの珈琲を頂いて帰るという組に、半々に別れ、小生は美術館に入る。
 入場料は1000円だが、解説のイヤホン込みの値段です。5Fが18~20世紀のフランス絵画を展示、4Fは西洋家具とガレなどのガラス工芸品を展示していました。
ずいぶん贅沢なつくりです。
http://www.mazak-art.com/
見終わって「近くにも今まで見たことのない見所があるのね」。皆さんの完走です。
帰宅したのは、4時過ぎでした。