古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

ロンドン女子マラソン

2012-08-07 | マラソン

「ロンドン女子マラソン」を5日夜TVで見ました。

残念ながら日本選手は16位、19位、79位と惨敗でした。

 スタート時、雨が降り出し気温が14度ということですから、体が冷えて選手は大変だったと思います。

前半は5km17分台のゆっくりしたペースで、日本の3選手も、20kmぐらいまでは、先頭Gについていましたが、

後半、スピードが5km16分台に上がると、みるみるうちに置いていかれました。

ケニアの選手(2位)を振り切って優勝したのは、エチオピアの選手でした。

今年の2月丸亀ハーフマラソンに優勝した選手です。デンソーに所属していた(2007)そうです。

丸亀マラソンのコースは、私も3回走りましたが、平坦でとても走りやすいコースですから、

有名選手が大きな大会の前に、調子を確認するために良く出場します。

最近、日本にマラソン留学するケニアやエチオピヤの選手が多いですね。

高橋Qちゃんや野口みずき選手の活躍で、日本のマラソンが注目され、

日本のマラソン練習を学ぶアフリカの選手が多い。練習が同じになれば、日本人は彼ら(彼女ら)に勝てません。

何しろ、ご先祖がライオンと競争していた民族ですから。

というわけで、レースの興味は半減でしたが、

パッキンガム宮殿やトラファルガー広場など、コースのロンドン市内風景を楽しむことは出来ました。



余談です。

イギリスに詳しい同志社大学の浜矩子教授が、5日の中日に面白いエッセイを寄せている。

LIBOR問題に関し、「シテイがシテイでなくなった」と嘆いた後、

ロンドンオリンピックについて、こう述べていました。

【運営上のドジが多々発生するのはいい。これはいたってイギリス的だ。

詰めは甘いが、何とかしのぐ。そこには相変わらずの海賊(英国)魂が生きている。

だが、問題はメダルの数だ。取りすぎている。

勝負にこだわらないのがイギリスらしさのはずである。

負けて喜んだりする自虐性がイギリス的おかしみに通ずる。だが、このところは感じが違う。

勝利を目指してむやみにギラつく。少しそんなイギリスとなっている。

これもやっぱり、一種の自己喪失だ。気になるところ大である。】

というのですが・・・