古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

東山植物園に行こう

2010-10-24 | 旅行
東山植物園に行こう。住宅のシニヤクラブのメンバー6名で、22日9時半出発しました。女性が4名、男性はSさんと小生の2人です。
 地下鉄の駅を出ると、動物園の入り口ですが、ここにすぐ入らず、東側の坂道を上って動物園の南側に植物園の入り口です。
 入場券は動物園と共通でシニヤ料金は¥100でした。
「ボランテイヤガイドを頼むわ」と、入り口を入ってインフォーメーシヨンで幹事さんが頼むと中年の女性が出てきた。「電動観覧車がありますが、4人しか乗れないのです」と言う。
 「じゃぁ、女性が電動車に乗って、男性が歩いてついて行きます」と、私とSさんが歩くことにする。ガイドさんが運転し、人の歩行速度で観覧車が動き出した。
 左手に温室がある。「動植物園の開園のとき(昭和12年)に出来た温室で、重要文化財に指定されています」
 坂道を登ると「左手が也有園です」
 江戸時代、尾張藩の儒学者、また俳人としても有名な横井也有(元禄15年生まれ)に因み彼の俳句に詠まれた植物を集めた園で句碑も多数あるとのこと。
 「これが“霜柱“という草です。尾張の植物学者・伊藤圭介に因んだ学名が付いています。伊藤圭介は日本最初の理学博士で、おしべ・めしべという言葉を発明しました。」
シモバシラ(霜柱、学名:Keiskea japonica)、枯れた茎に霜柱が出来ることで知られる。属名は植物学者の伊藤圭介にちなむ。「これがマメナシ」、これが「吾亦紅、杉本真人さんが歌っていますね」。
 1時間ほどガイドさんの案内で園内を散策しました。

 その後、休憩所でお弁当を拡げる。
「今度はどこを見ましょう」。「温室がいい」と衆議一決。重要文化財の温室に入りました。大きな温室ですね。開園当時に植えられたヤシなど十数種が現存している。現存する温室では日本最古。平成18年12月には重要文化財に指定されたそうです。
「じっくり見ていくと一日では見終えない」というのが感想でしたが、折角だから動物園も見て帰りましょう」と入り口で再入場券を受け取り北側の動物園に入る。
日本国内での年間入場者数は上野動物園、北海道の旭山動物園に次ぐ3位の動物園。
http://www.higashiyama.city.nagoya.jp/03_map/index.html
 キリンやライオン、コアラ、最近何かと話題のクマ(巨大なヒグマを見て「こんなデッカイのが人家にきたらなんともならんわ」)、フラミンゴなど。
「フラミンゴはなんでいつも片足で立っているの?」
「両足を水の中に入れていると、体が冷えるからだそうよ」

 3時前、動物園を出る。住宅近くまで戻ってきて「今日は何歩くらい歩いた?」、万歩計を覗いて「8500くらいよ」。Sさんは自分の万歩計を見て「13000だよ」。
「男性は電動車に乗らなかったからね」
 穏やかな秋の一日でした。