古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

異常なし

2010-05-09 | マラソン
不思議なことに、ここ3日ぐらい前から、夏風邪を引いた。鼻水と咳が時折。7日、ホームドクターに電話して「MRIの診断結果が届いた」と聞き、「診断結果を聞いて、ついでに風邪薬を処方してもらおう」と、向かいの病院を訪れました。

 「元データは、コクリツのコンピュータに入っているのですが、DVDに落としてこちらに届きました」。カーソルを動かして、画面の脳の形をいろいろな角度から写してみせてくれた。
 「MRI(脳画像診断)でも、MRA(脳血管診断)でも、まったく異常は発見されませんでした。
 自分の脳の内部を映し出して見られるなんて、全くすごいことが出来る世の中になったのですね。ここが小脳、ここが大脳、ここが頭蓋骨、ここが脳梁とカーソルで指し示して説明してくれました。
「打撲による出血は見られませんし、脳梗塞の兆候を示す個所も見あたりません。」
 自分の脳を見た感想は「ずいぶんきれいなものだ」。「きれい」というのは、黒く映る部分は黒く、白く映る部分は白く、総てシャープに映り、ぼやけたような個所はまったくないことです。脳血管を角度を変えてみる画像は、すごーい!の一言です。
 コクリツからの診断書も見せてくれました。専門用語で、「何々が認められず」と言う言葉が並んでいましたが、「要するに異常が認められない」という意味ですという。
 それよりも医師名の欄を見て、「えっ」と思いました。
 先日のメールで、「放射線科の前で坐って待っていると、看護師が迎えに来た」と書きましたが、その女性の名前が書き込まれていました。
 看護師と思っていたのですが、医師だったのですね。コンピュータの中のデータだけでなく、せめて患者の顔色をみて診断しなくては、と迎えにきた?
病院の中で白衣の女性をみると、皆、看護師と思ってしまうのです。これも年寄りの証拠かも?当然、医師だって見える筈。職場のあらゆるところに女性が進出している現代なんですから。
 さて、異常なしは良いのですが、そうなると、転倒して意識がなくなった原因は分からない!若先生に確認すると、「分からないですね」と認めた。
 当初、私が思ったように、転倒の衝撃で意識がなくなったとすると「それほどの打撃があったなら頭に外傷があるはずだがまったく外傷がない」と若先生は言う。先生の言うように、「意識がなくなって転倒したのなら、脳の血流に何か異常が発見される筈だが、その兆しは全くない」。「様子をみましょう」と若先生は言う。
 風邪薬を5日分処方して貰い帰りました。

 私が気になることは、疲労回復能力がきわめて落ちていること(体力は加齢とともに衰えるが、その衰え方には、毎日徐々に落ちていく場合と、ある日急に低下する場合がある。どうも、疲労回復能力は後者のようだ)。
 夏風邪も、ジョギング再開3日で始まった。年齢からして、1日1kmの水泳と4kmのジョギングは、もうムリになっているのかも?
 「練習量を落とそう」と思い定めました。