古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

甲州の旅(2)

2009-06-11 | 旅行
 到着後、OB会の年次総会が1時間ほどありましたが、労組委員長が、来賓挨拶で近況について、「パートを4月から組合員とした。ただ現下の不況で、組合費は当分無料にした。正社員についても、当面組合費半額にした」と語った。


二日目の出発は9時。D社の社長がバスに顔を出して、「昨日は皆さんと一緒に楽しい一日でした。身延線の特急で帰りますので、これで失礼します」と挨拶してバスを降りた。その後、全員に冷たいアイスコーヒーが配られた。「社長さんの差し入れです」と添乗員。社長ともなると、いろいろ気を使うのだ。

雨はどうやら上がったが、雲が空を覆っている。精進湖を車窓に見る。「1000円札次の写真はここから写したものです」とガイドさんは言うが、富士は雲に顔を隠したまま。高速を降りたところでトイレ休憩。本栖湖が見える。湖を見ようかと降りてみる。与謝野晶子の歌碑があった。

「本栖湖を囲める山は静かにて 烏帽子が岳に富士おろし吹く」

河口湖まで来た。ハーブ館・香水の館というところに立ち寄る。

ガーデンではラベンダー、カモミール、マリーゴールドなど約150種のハーブが栽培されている。多彩なハーブの香りに触れ、2階のカルチャースタジオでは押し花やアレンジフラワーなどが受講できる。新設の香水の舎では香水約100種の販売、計り売り、アロマテラピーのアドバイスも受けられる。

ということだが、香水には関心がないので、アイスクリームを頂くだけにする。

次は、甲州と言えば、やはりワイン。ということで、赤富士ワインセラーに行く。

「酒類の中で唯一のアルカリ性食品
私たちの体はストレスや疲労がたまってくると酸性に偏ってきます。ワインはアルカリ性なので飲むことにより中和してくれます。

ポリフェノールで動脈硬化の予防
ポリフェノールを多く含むのは赤ワイン。ポリフェノールが血管をやわらかくし、血液をサラサラにして脳硬塞や心筋梗塞の予防につながります。」

という宣伝嬢さんのPRを聞いてから試飲。



この後、朝霧公園に向かう。静岡県富士宮市に入り、「もちや」というレストランで昼食。食事後、折角ここまで来たのだから、富士の麗姿をなんとかカメラに収めようと、駐車場で、仰ぎ見たが、雲に顔を隠している。山頂が僅かに顔を見せた瞬間を捉えて写してみたが、この日はこうした天気だったという記録になる写真でした。

帰りは新富士駅に立ち寄り関東の友人と握手して別れ、清水ICから焼津IC.みやげ物の水産物を買うべく、焼津さかなセンターに立ち寄りました。

まぐろとホタテの刺身、それに鮭を買い込んで、3時過ぎ帰途につきました。上郷SAで小休憩後、一路名古屋へ。黒川でバスを下車して6時前帰宅できました。