古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

プールの水流

2006-08-05 | 水泳
 3日午後、東区市営プールに出かけた。入口に3人も監視員が立っている。
「すみません。今日は臨時休業なんです」と3人が頭を下げる。「えっ、そうなの!」。
仕方ないから、図書館に行き、2時間弱、雑誌を見て引き上げる。地下鉄の中で腕時計を見て、公園の屋外プールが空いてくる頃だ、行ってみよう。
 地下鉄を降りて、名城公園プールに行く。ここも、パートのおばさんが2人、入口前で坐っている。半開きのドアに「臨時休業」のビラが出ていました。
 「休みなの?」と声をかけると「そうです。すみません」と答える。
 そうか!今日は市営プールすべて臨時休業で、点検をやってるんだ。埼玉県の小二女児の吸水口に吸い込まれた事故を受けて、全市営プールが、臨時休業で総点検らしい。市役所のお偉方も、事故があったりして、TVカメラの前で、後頭部の禿を見せて頭を下げるなんて御免なんだろう。
 帰宅して、夕刊を見たら「市営プール34箇所で臨時休業、点検」と載っていた。
 ところで、この事故。最近、このニュースが始まると、直ぐTVの電源を切ることにしている。あまりにも可哀相で、涙が出そうで見ていられないからです。
 
 いつも、出かけている東区プールですが、1.2コースは一方通行の25m完泳
(1が東方向へ、2が西方向へ)3~7がコースロープを外してフリーコース。曜日によって1コースが50m往復コースで、2,3が一方、4から南がフリーになる日もあります。
 このフリーコースで、水中ウオーキングの合同レッスンがあって、ジイサン、バーサンが大挙して隊伍を組んで歩く時があるのです。その時、南側の25m一方コースを泳ぐと、20mから25mのところ(壁の手前)で、右から強い水流が流れて、気をつけていないと、この間の5mで80cmくらい左に流されます。南で歩く集団が壁の手前で反時計回りに歩くと、蹴飛ばす水が強い流れになるのです。
 真っ直ぐ泳ぐためには、右回転するように手足を動かさないといけない。
 水流があると、大人でも、どんなに泳ぎ慣れた人でも、流されるのが物理法則です。
 この流れ、泳いでいれば分かりますが、プールの外から見ていたのではまったく
分かりません。

 もともと、流れがあるように作られたプールの吸水口の安全柵が外れていたなど、考えられない事故です。市役所がアウトソーシングしていた会社が、またマル投げで外注していたなんて、唖然として言葉もありません。
 まったく、嫌なことの多発する世の中になりました。

追伸:文字化けの件、小生の受信メールは、すべて正常です。
 原因はTappy様の言われるように、送信ルートに生じた?と思います。