古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

続・いび川マラソン

2004-11-14 | マラソン
尾張名古屋のNOZUEです。
 男子3000、女子300名のフルがスタートした30分後、11時、ハーフがス
タートした。号砲が鳴っても直ぐは走れない。スタート地点は1分20秒ぐらい。
コースは揖斐川に沿って上流に、折り返し点まで上って行く。右手に揖斐峡が広が
る。

 スタート44分で、もう先頭ランナーが折り返してきた。53分、「頑張れ!」
「頑張れエ!」と大声で叫んで走ってくる女性ランナー。招待選手の谷川真里。凄い
ファイトだ!59分、今度は高石ともや、こちらは黙々と走っている。一時間で10
kmを通過。折り返しは一時間4分だった。帰りの方が下り坂が多いので少し楽だ。1
4Km辺で西平ダム。15~16kmで「河口まで60Km」の標識があった。今年の3
月は、河口でマラソン走ったっけ(長島マラソン)。
 18Kmまで来たら後からフルの先導車が追いついてきた。「フルの先頭ランナー
が来ます。右側によりフルのランナーに道を譲ってください」とマイク。19Km前
でフルのトップのランナーが抜いていく。まるきり脚の回転数が自分と違う!最終的
にゴールまでに3人のフルランナーに追い抜かれた。3人目のランナーはすごい苦し
そうな息使いだったが、それでもがんがん飛ばしていった。こういう風に頑張って粘
らないといい記録は出ないんだな、しかし俺にはもう出来ない、と思った。
 20Km手前が写真撮影の場所。この大会は、ランナー一人一人の写真を撮って後
日郵送してくれるのが売り物になっている。カメラマンが構えているので、撮り易い
ように、前のランナーとの者間距離を空け、腕を大きく振った。曇り空だったが、最
後まで雨は降らなかった。
 フィニッシュ。ゴールの時計は2時間5分32秒を示していた。正味2時間4分ぐ
らいで走ったことになる。前回、14年前は一時間43分で走っているが、65歳過
ぎてからは、残念ながら2時間を一度切れない。これが今の実力だろう。しかし、コ
ンスタントなスピードで2時間走り続ける持久力は確認できたのが今日の収穫。
 正確な記録証は、写真とともに後日郵送してくれると言うので、靴のランナーズ
チップを取り外し返却。更衣室で着替えすると、胸のゼッケンの右側に約4センチ径
の赤い丸が日の丸のように出来ている。「あっ!やっちゃった」。血である。汗に濡
れたシャツが右の乳頭と擦れて出血している。脚の指には走る前入念にワセリンを塗
りこんだが、乳頭に塗るのを忘れていた。走っている時は全然気付かなかったが、気
がつくと胸がヒリヒリして痛い。汗がひどいと起きる現象だ。

 これで、予定していた今年6回のマラソン大会を終了した。帰りも、揖斐線ワンマ
ンカーののんびり旅で帰宅したのは4時だった。