4月13日、「いわさきちひろ展」を見に行きました。没後30年記念と銘打っていま
したから、彼女が死んでからもう30年が過ぎたのですね。松坂屋美術館は、10時の
開店早々入場券窓口は長蛇の列が出来ていました。今日が最終日での賑わいらしいの
ですが、殆ど女性ばかり。
大正7年生れ、本名知弘(ちひろ)。画家としてデビューした時の作品から、晩年
の作品まで約140点展示されていましたが、一番印象に残ったのは「戦火のなかの
こどもたち」という絵本の中の『焔のなかの母と子』という作品でした。
空襲の体験、ベトナム戦争の報道、それに『さとうきび畑』の歌との出逢いから生れた作品ということでしたが、母と子の視線に作者の思いが込められてい
るのを感じました。
ちひろの作品はどんなものは、興味をもたれましたら、以下のホームページをご覧
ください。
http://www.chihiro.jp/top.html
及び
http://www.matsuzakaya.co.jp/museum/iwasaki/index.shtml
話は別ですが、昨夜、TV番組”たけしのTvタックル”見ていたら、日本人人質
問題について、某評論家が”なんと愚かなことをしたのだろう!”という趣旨の発言
を
していました。イラクが危険な地だということは分かりきってる。自己責任で行動し
なさい。自衛隊派遣は(派遣には私も反対だったが)実際に派遣してしまった以上、
3人の人質問題と秤量できる問題でない!次元の違う問題だ!”というのです。
まことにご尤もなご意見です。こういう理性的(リコウ)な判断基準からすれば、
彼らの行動は、理性を欠いた(早く言うとバカな)行動です。
しかし、理性的な行動からは、もはやこの世を変える力は生れない!
世の中を変えるのは、リコウでなくバカではないか?と思った次第です。ここでい
うリコウとは、自分の利害得失を判断基準にする人、バカとは自己の利害得失が分か
らない人の意味です。
平和を願って絵をかき続けたちひろの、絵を見ながら思ったことです。
したから、彼女が死んでからもう30年が過ぎたのですね。松坂屋美術館は、10時の
開店早々入場券窓口は長蛇の列が出来ていました。今日が最終日での賑わいらしいの
ですが、殆ど女性ばかり。
大正7年生れ、本名知弘(ちひろ)。画家としてデビューした時の作品から、晩年
の作品まで約140点展示されていましたが、一番印象に残ったのは「戦火のなかの
こどもたち」という絵本の中の『焔のなかの母と子』という作品でした。
空襲の体験、ベトナム戦争の報道、それに『さとうきび畑』の歌との出逢いから生れた作品ということでしたが、母と子の視線に作者の思いが込められてい
るのを感じました。
ちひろの作品はどんなものは、興味をもたれましたら、以下のホームページをご覧
ください。
http://www.chihiro.jp/top.html
及び
http://www.matsuzakaya.co.jp/museum/iwasaki/index.shtml
話は別ですが、昨夜、TV番組”たけしのTvタックル”見ていたら、日本人人質
問題について、某評論家が”なんと愚かなことをしたのだろう!”という趣旨の発言
を
していました。イラクが危険な地だということは分かりきってる。自己責任で行動し
なさい。自衛隊派遣は(派遣には私も反対だったが)実際に派遣してしまった以上、
3人の人質問題と秤量できる問題でない!次元の違う問題だ!”というのです。
まことにご尤もなご意見です。こういう理性的(リコウ)な判断基準からすれば、
彼らの行動は、理性を欠いた(早く言うとバカな)行動です。
しかし、理性的な行動からは、もはやこの世を変える力は生れない!
世の中を変えるのは、リコウでなくバカではないか?と思った次第です。ここでい
うリコウとは、自分の利害得失を判断基準にする人、バカとは自己の利害得失が分か
らない人の意味です。
平和を願って絵をかき続けたちひろの、絵を見ながら思ったことです。