2005年9月18日(日) タワーレコード梅田大阪マルビル店 イベントスペース
整理番号101番
RALLYPAPA & CARNEGIEMAMA
趙亨来[チョウ・ヒョンレ](Guitar, Vocal)
水田十夢[ミズタ・トム](Bass)
金洙鉄[キム・スチョリ](Keyboards, Vocal)
金 光浩[キム・ガンホ](Guitar)
浦朋恵[ウラ・トモエ](Saxophone, Clarinet)
Set List
1. まちとまち
2. 風の丘
3. 黒猫よ、待て!
4. 冬の日の情景
RALLYPAPA & CARNEGIEMAMAが8月13日にリリースした両A面シングル「
風の丘/黒猫よ、待て!」の発売を記念したインストア・ライヴ。
通常、CD発売のプロモーションで開催されるインストア・イベントというと、レコード会社関係者などが司会を務め、トークを中心にした形式で、ミニ・ライヴはカラオケやギター一本で1,2曲歌って、サイン&握手会などがセッティングされているものだ。
今回もそういった形のインストア・ライヴだと思っていたら、開演時間の午後3時にいきなりライヴがはじまった。それもエレクトリック・セットだった。白のボタンダウンにダークブルー・ジーンズ姿のチョウ・ヒョンレが「タダなんで、どうぞごゆっくり楽しんでください」と挨拶した。
現在のラリパはドラムレスなので新メンバーの浦朋恵を加え5人。「まちとまち」はリズムを刻んではじまる新しいアレンジ。途中にメンバー紹介をかねてそれぞれがソロを披露した。
「今、売れに売れまくっている超名盤シングルから2曲立て続けにやります」とチョウ・ヒョンレ。「風の丘」はカントリー・ワルツだ。ドリームズヴィルの長門芳郎はたった一行の浦朋恵の歌声に一目惚れだそうだ。チョウ・ヒョンレがマンドリン、浦朋恵がクラリネット、キム・ガンホがレスポールでスライド・ギターを披露した。
「歴史的な名曲」とチョウ・ヒョンレが紹介した「黒猫よ、待て!」は、チョウ・ヒョンレとキム・スチョリが代わる代わるにヴォーカルを取る。ドラムレスなのでメンバー全員が足を踏み鳴らしてグルーヴを出していた。
デビュー・アルバムの中の曲「冬の日の情景」はリメイク・ヴァージョンだった。ここでも全員が足を踏み鳴らしていた。コーラスの掛け合いが素晴らしい。
ラリパを見るのは6月の京都クラブメトロ以来。
あの時はほとんど姿が見えなくて、フラッシュする照明が気になり、僕は目を閉じてずっと聴いていた。今回は前から2列目。演奏する姿を目の当たりにできた。思っていたよりも泥臭い印象はない。ナニワのザ・バンドは洗練されたロックを聞かせてくれた。
写真は終演後のサイン会でCDジャケットにもらったサイン。