ぼくは天使ぢゃないよ

2004年03月14日 | 大滝詠一
DVD『ぼくは天使ぢゃないよ』を観た。1974年あがた森魚作品。製作・脚本・監督・主演・音楽あがた森魚。

林静一「赤色エレジー」が原作。漫画家を志している駆け出しのアニメーター一郎。一緒に同棲生活をしている幸子との日々は将来設計が異なり行き詰まりつつあった。現実的な幸子は労組の運動に参加するが、一郎は仲間たちと飲み歩いたりして、お互いに不満を募らせてゆく...

大瀧詠一が出演した映画ということで見たが、最初の5分くらいで出番は終わり。あとはただなんとなくぼんやりと見た。1970年代半ばの雰囲気が伝わってくるものの、やはり世代が違うからなのかシンパシーは抱けなかった。でもだからといって嫌な感じもしない。映画の中の音楽は松本隆とティンパンアレイが担当。そうそう今思い出したが、この映画で使われた大滝作品の場面が、後にプロモーション・フィルムという形で紹介され、それでこの映画に興味を持ったのだ。
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