THE SUN LIVE AT NHK HALL

2005年08月31日 | 佐野元春

iTMSで佐野元春の『THE SUN LIVE AT NHK HALL』と『in motion 2003 -
増幅
』が販売開始されました。

『in motion 2003 増幅』は昨年、佐野元春の自主レーベル「GO4」からリリースされていたライヴ盤。僕はMWSのストアでCDを購入したので今回は見送りました。

『THE SUN LIVE AT NHK HALL』は先日発売されたDVD『THE SUN LIVE and RECORDINGS』から新たにリマスタリングされた以下の9曲が今回リリースされました。
(1) 最後の1ピース
(2) 恵みの雨
(3) 希望
(4) 地図のない旅
(5) 観覧車の夜
(6) 明日を生きよう
(7) DIG
(8) 国のための準備
(9) 太陽

iPodでライヴ盤を聴くとトラック毎に途切れるんですが、今回はフェードイン、フェードアウトの手法が取られていて、違和感はあまり感じませんでした。Airtunesで聴くとスムーズに聴けたので満足ですね。
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井川背信

2005年08月31日 | 阪神タイガース
甲子園でのドラゴンズ戦。

タイガースの先発は井川、ドラゴンズは中11日の川上。
タイガースは2回、今岡のツーラン、矢野のソロで3点を先制。
しかし3回表に荒木の3塁ゴロを今岡がエラーすると、
ヒットとフォアボールで無死満塁となり、
ウッズに逆転の満塁ホームランを打たれた。
井川は続く福留にも打たれ5失点。

井川の背信のピッチングは4回も続き、
荒木、井端に連続安打され降板。
代わった橋本が犠牲フライと悪送球で2失点。

タイガースは金本のタイムリー、桧山のソロで2点を返すものの
5-7で負けてしまった。ゲーム差は0.5。

井川のふがいないピッチングにブチ切れてしまったが、
プレッシャーは両先発ピッチャーとも相当あったに違いない。
そう考えると今の次期、これだけ野球が楽しめること自体、
幸せだと思った。
巨人のように次期監督とか清原の去就が取りざたされるよりマシだ。
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HYDE PARK MUSIC FESTIVAL 2005

2005年08月30日 | 佐野元春
9月3日、4日に埼玉県狭山市稲荷山公園で「HYDE PARK MUSIC FESTIVAL 2005」が開催されます。僕は佐野元春と細野晴臣が出演する4日に行く予定です。タイムテーブルもようやく発表されました。鈴木慶一/鈴木博文/武川雅寛(from ムーンライダーズ)ぐらいから参加できればいいかななんて計画しています。

ポッドキャストで「radio Bonanza」という麻田浩のトーク番組が無料で配信されています。昨日第二回、今日第三回がアップ。いま、ちょうど聴いているところです。

細野晴臣は『HOSONO HOUSE』と『泰安洋行』をやるそうですよ。故高田渡のトリヴュートも計画中だとか。高田漣もいるし、楽しみですね。

佐野元春 and The Hobo King Bandは、Dr.kyOnが前日泉大津でライヴということですが、当日移動になるんでしょうか。そうなるとDr.kyOnはリハーサルとかやらないことになるんでしょうか。

あっ、「radio Bonanza」で花房浩一がエリック・アンダーソンを聴かないやつはロック聴く資格がないとか言ってますよ(笑)。
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Sunday Songbook Playlist

2005年08月29日 | Sunday Song Book

<08月28日プレイリスト>
[ニュー・アルバム "SONORITE" 特集 PART 2]
SECRET LOVER(シークレット・ラヴァー)/山下達郎
フェニックス (2005 REMIX)/山下達郎
LIGHTNING BOY(ライトニング・ボーイ)/山下達郎
白いアンブレラ/山下達郎
太陽のえくぼ (ALBUM REMIX)/山下達郎
2000tの雨 (2003 NEW VOCAl REMIX)/山下達郎
WHEN YOU WISH UPON A STAR (星に願いを)/山下達郎
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■内容の一部を抜粋
・さよなら夏の日
本来ならば今日の1曲目は「さよなら夏の日」といきたいところなんですが、そ
うはいきません。9月14日に新譜が発売されます。ニュー・アルバム『SONORITE』。先週に引き続きまして全曲紹介、今週が2回目でございます。
これのおかげでこの季節やってまいりました納涼夫婦放談は来週再来週となります。9月4日、11日は竹内まりやさんをゲストに納涼夫婦放談。これも今わたしは地方プロモーションでございます。地方いろいろと旅しておりますのでまとめ録りになっております。どうぞお早めにお便り、リクエストをいただけるとうれしいです。

・オリジナル・フル・アルバムとしては12枚目
オリジナル・フル・アルバムとしましては通算12枚目になります。わたしは今年
で芸能生活30周年を数えます。はじめはシュガーベイブというバンドでございま
したので、ソロになりまして29年目になります。29年でオリジナル・フル・アルバム12枚、他のああいう『BIG WAVE』、『ON THE STREET CORNER』、ライヴ・アルバム、いろいろなものを合わせますとソロ作品としましては通算21枚目になります。30年目にして何を作るのか? もう50を過ぎましたので何を作るのか? そういうようなものをいろいろと考えました。あとは昨今のテクノロジーの変化、デジタルの波、こういうものに対応して音楽スタイルをどのくらいそっちに合わせて、何を変えずに何を変えるか、いろいろと考えまして作りましたアルバム『SONORITE』。

・SECRET LOVER
わりと前半はメロウなクールな繊細な感じの歌い方が増えましたが、この曲はこのアルバムの中で最もそれが顕著に出ております。いわゆるスウィート・ソウル
ものでございます。70年代スウィート・ソウル、30代の頃はよくこういう曲を作っ
ておりましたが最近あまり、ここんとこご無沙汰でございましたが、またこうい
うのをやってみようかなという感じでございます。不倫の歌でございます。不倫
の歌もあまり若い頃やると、いかにも狙ったみたいで「エンドレス・ゲーム」な
んて曲がありましたが、あれは原作の小説がそういうものだった。自分で作りこ
んでそういうのをやるのはあざとくてアレだなと思いましたが、もう50も過ぎま
すとこういう歌もいいんじゃないかという感じでございます。タイトルは「SECRET LOVER」、夜の歌であります。深夜にお聴きいただくとなかなかグッとくる。アルバム『MOONGLOW』その辺のお好きな方には喜んでいただける曲でございます。間奏は土岐英史さんのソプラノいかにも。テイクワンO.K.という1回しか吹かなかったというこういうソロでございます。

・フェニックス
2003年のシングルでございます。この曲がいちばん今回の作品では古いシングルなので2005年リミックス、デジタルの機材が変わりましたので新しいリミックス・ヴァージョンで収録いたしました。今でも続いておりますNHKの環境問題の番組「地球大好き環境新時代」の主題歌で、番組のスタッフが番組を立ち上げる時に直接オファーしていただきました。すごく地味な番組なんですけれど、非常に良心的で環境問題をまじめに、日本の津々浦々からそういう環境に対する取り組みというのを紹介し続けてまいりまして、そういう番組のテーマ・ソングであります。わたしはこの作品に関われたことを今でも光栄に思っております。そうした人の願いといいましょうか、地球という星に自分たちが住む願いというものをフェニックスという不死鳥の姿に例えて歌った1曲でございます。

・LIGHTNING BOY
今回はいろいろな意味ではじめてやる試みが多いアルバムでございます。「忘れないで」というのは作風からしまして、ああいう曲調は今までやったことがありませんし、例えばレゲエビートの曲なんてものもはじめてでございますが、次にお聴きいただくこの曲も5拍子、5拍子なんてやったことございません。なぜそんなものをやろうかと思ったかといいますと、ジャズのテイストの曲を1曲入れてみたい、ジャズといいましてもいわゆるインプロビゼーションでいくやつでございまして、ライヴ向きの長~いインプロビゼーションのジャズ・テイストのクロスオーバーした作品をずいぶんと作ってたんです。けれども「クリスマスイブ」がヒットする前後くらいから、どちらかというともっとポップなメロディアスな曲、あまり器楽的な曲というのが、わりとこう、好まれない時代だと感じまして、しばらくそういうのを作ってなかったんですが、やっぱり50も過ぎたので、少しは昔の20代、30代の頃にやりたかったことをやってみようという気になりました。5拍子の曲を1曲書きました。タイトルは「LIGHTNING BOY」。稲妻の歌でございますが、これはわたしと30年近く一緒にやっておりますサックス・プレイヤーの土岐英史さんのソプラノ・サックスのソロをやりたくて作ったそういう風な曲でございます。是非ともアルバムの中で土岐英史さんの素晴らしいサックス・ソロを堪能していただきたいと思います。いつもの青山純、伊藤広規、難波弘之、そしてわたくし4人のリズム・セクションに土岐さんソロ、非常に演奏難度の高い曲であります。先ほどの「SECRET LOVER」同様、これも土岐英史さんワンテイクです。これがすごい。「オレは割り切れねぇビートは嫌いだ」とか言ってボソボソやりますが、50代半ばサックス一筋30数年、こういう楽器のプレイヤーはいいですね、そういう蓄積ができますから。例えばアレジャーとかは機材が変わりますとそれまでのノウハウが崩壊しますが、ひとつの楽器で通せるプレイヤーはうらやましいと思います。

・白いアンブレラ
スウィングのワルツです。昔からこういった曲調をやってみたかったんですが、
なかなかチャンスがありませんでした。バート・バカラックがよく取り上げるよ
うなものなのでレコーディング開始した仮題が「なんちゃってバカラック」。た
だ曲調はバカラックっぽいんですが、曲のコード進行とかメロディー・ラインは
'40年代、'50年代のアメリカン・スタンダードのイディオムでございます。ブラ
ス、ホーンのオーケストレーションは服部克久さんにお願いしまして、素晴らし
いアレンジを書いていただきました。わたくし、自分でブラシのドラムを叩いた
コンパクトなリズム・セクションに服部さんの華麗なブラスのフレーズが重なり
ます。服部さんは「昔、こういうのよくやったよな」とお話されながらやってお
りまして、わたくしの製作意図を完全に熟知した素晴らしいスコアでございます。わたしの作品によくある過ぎた恋のイリュージョンの歌でございます。銀座の舗
道に雨が降っていると何色のアンブレラがいいかな、それで白にしようかな(笑)、そういうような感じでございます。歌中でわたしと絡んでいるサックスは平原マコトさん。あの平原綾香さんのお父さんですね。メロウなサックスが素晴らしく素敵です。

・太陽のえくぼ (ALBUM REMIX)
フジテレビ朝の番組「めざましテレビ」上半期のテーマソングなのでもうすぐ終了いたしますがアルバムで残ります。朝のポジティブな空気を歌ったものなので山下達郎の直球勝負、ガチンコの典型みたいな曲でございます。アルバム用にマスタリングをやり方を変えてもうちょっと立体感を出す、少しハードディスク・レコーディングに習熟してまいりましたので、シングルよりも奥行きのあるミックスとなっております。11曲目の「太陽のえくぼ」までで、今回の『SONORITE』というアルバムの精神的なニュー・アルバムという部分ではひとつの区切りになっております。残りの2曲はボーナス・トラックみたいな扱いでお聴きをいただければと思います。

・アルバム製作方針の変更
今回の『SONORITE』というアルバム、'90年代に入ってから『ARTIZAN』、『COZY』、そして『SONORITE』と7年ずつオリジナル・アルバムが分かれていまして、今回からはっきり政策方針を変えました。'90年代なんでそんなにアルバムが出ないのかなと自分でいろいろと考えまして、わたしの個人的な事情じゃない他の事情、契約の問題、人間関係、いろいろそういうこともあるんですが、若い頃にやっていたレコーディングというのが、時間とお金が余りかけられなかった。サブカル出であまりアルバムが売れなかった時代ですね。そういう頃には時間もお金をかけられなくてアルバム1枚カツカツの数しか録れなかったんです。当時はアナログのLPでしたから1枚のアルバムに10曲入るとすればせいぜい11曲、10曲録って9曲使うとかですね、従いまして3時間のセッションで2曲録って、それが5日間続いて10曲録って、それに今みたいにシンセサイザーとかありませんから、ドラム、ベース、ギター、ピアノに、ブラスとストリングス入れて、コーラス入れて、歌入れて終わりと。比較的制作期間が短くできるんですが、例えばひとつの曲を違うアレンジでトライしてみるとか、演奏がいまいち納得いかなくてもう一回やりたい言っても、そういう予算も時間もかけられない。「そうしたければレコードを売りなさい」と言われる。それじゃあレコード一所懸命売って、レコードに予算をかけたいという欲求が増えまして、その後「RIDE ON TIME」というヒットが出まして、アルバムがチャート1位が取れるようになって、そのおかげでレコーディングにすごく時間がかけられるようになった。それで'80年代からレコーディングにかけるようになりまして、例えば『FOR YOU』というアルバムは17曲録って、『POCKET MUSIC』は23曲、『僕の中の少年』は32曲という具合にたくさん録れるようになりました。それはすごく内容の充実とかには力になったんですが、逆にたくさん録るとたくさん時間がかかりますので、それだけレコーディングの時間を費やすということになります。その分リリースのインターバルが長くなる。あとは捨て曲が増える、ボツ曲が増えるんです。未発表作品、お蔵入りがものすごく増えてくる。どうしてもそれは忍びないので、シングルに出したカップリングの曲をオミットして、新曲をアルバムに入れようという傾向が'90年代からどっと増えてくる。それのおかげで『RARITIES』なんてアルバムで(苦笑)、後からフォローしなければならない羽目になりました。そういういろんな事を鑑みまして、わたし、50過ぎましたので、あと何年、あと何作と考えますと、これ以上ボツ曲増やしたくないので、2003年以降出したシングルのカップリング全部入れてあります。『COZY』の時すらおそらくオミットするかもしれませんが、今回からは出したシングルは全部アルバムに収録します。そうしますとストックがその分増えるので今回も7曲ストックがあります。次のアルバムは比較的早くやれるんじゃないかと、そういう風なことをいろいろと考えまして、今回はシングルもカップリング全部入れることになりました。あとは収録時間を短めに抑えようと、『COZY』は75分、『RARITIES』も75分あります。そうなると15曲,16曲入りますと何がなんだかわからなくなりますので、アルバムのトータリティーもへったくれもありませんので、精神的に集中力が続く時間でコンパクトにまとめたいという欲望がすごく強くなりまして、今回は61分収録で全13曲という内容になっております。それが意図的に製作方針を変更したいちばん大きな部分であります。

・2000tの雨 (2003 NEW VOCAl REMIX)
ここ数年間は「RIDE ON TIME」、「LOVELAND, ISLAND」、わたしの過去の作品がいろいろなところで使われる機会がとても多くて、非常にありがいことなんですけれども、その極めつけが「2000tの雨」という曲でございます。これは1978年、今からは27年も前の、わたしが25歳の時のアルバム『GO AHEAD!』のいちば~ん最後に入ってる曲でございます。これを映画監督の堤幸彦さんが自分の映画に使いたいと言って下さって、2003年に『恋愛寫眞』という映画のエンディング・テーマになりました。「なんで2000tの雨?」ということなんですけど。なぜかって言いますと『GO AHEAD!』というアルバムは、おそらくこれが自分のソロ・シンガーとしての最後のアルバムになるんじゃないかという感じで作っておりましたので、それのB面の最後、この「2000tの雨」がフェードアウトしていく時に、「あぁ、これでたぶんもうアルバム作ることないな」とゆうように考えた(苦笑)、自分にとって思い入れの強い商品でありまして、それが20数年の時を隔てて使って下さる方がいらっしゃるとは夢にも思いませんでした。朝の2時に歌入れをしまして、一日に5曲歌入れをするそういう短期間レコーディングなので、歌がすごく不本意だったので、2003年ニュー・ヴォーカル・リミックスとして、ヴォーカルをやり直させていただきました。この曲はとっても思い入れが強いので、どうしても今回のアルバムに収めてやりたいという思い断ち難く12曲目に入れました。まさか「RIDE ON TIME」と「LOVELAND, ISLAND」まで入れるわけにはいきませんが、この曲は本当に自分にとって特別の曲なので。27年の時を隔て、また自分のニュー・アルバムに収録することができました。感慨無量というほかありませんが。

・WHEN YOU WISH UPON A STAR (星に願いを)
わたし、シンガー・ソング・ライターなのでオリジナル・ソングを作るのが専門でございますけれども、カヴァー・ヴァージョンが好きなので人の曲のカヴァーというものを1曲ないし2曲入れております。『ARTIZAN』にも『COZY』にもそういう曲が入っております。今回はローラ・ニーロの「And When I Die」をやろうと思っていたんですが、レコーディングをしようと思っている矢先に、日音という日本を代表する非常に有名な音楽出版社がありますが、そこの会長さんの村上守さんという方がいらっしゃいます。この方は戦後の音楽出版界の文字通りパイオニアでございまして、たくさんの伝説に彩られた人でございます。わたし、たいへんにお世話になってた人であります。村上さんが先日お亡くなりになりました。この方の人生でいちばん好きだった曲が「星に願いを WHEN YOU WISH UPON A STAR」、ディズニーの『ピノキオ』の主題歌でございます。村上さんは以前、わたしが「WHEN YOU WISH UPON A STAR」を録音したことがありまして、シングル「LOVE CAN GO THE DISTANCE」のカップリングで収録してありますが、このわたしの「星に願いを」をいたく可愛がっていただきまして、長いこと日音の会社の電話の保留にしていただくほどの入れ込み方をしていただきました。村上さんには本当に昔からず~っとお世話になりまして、わたしはミュージシャンでありますけれど、やはり先日お亡くなりになりました草野昌一さん、漣健児さんですね、草野さんや村上さんのような音楽出版界の中から日本の邦楽、それから洋楽をクリエイトしていかれた方々の精神的影響を非常に受けておりまして、どちらかというとそうした方々の後塵を拝して理想を継承していければと、Sunday Songbookといったこういう番組もそういう考え方のもとにやらさしていただいております。村上さんには本当にお世話になりまして、わたしがレコーディングしている最中の訃報でございましたので、急遽、わたしがレコーディングした「星に願いを WHEN YOU WISH UPON A STAR」、もともと1999年のシングル「LOVE CAN GO THE DISTANCE」のカップリングで一度世に出ておりますが、アルバム化は初であります。この曲を今回のアルバム『SONORITE』の最後に持ってくることにいたしました。なかなかに難しい歌なんですけれども、あの当時としては精一杯に歌った歌であります。オーケストレーションはもちろん服部克久さんであります。

■今後の予定
9月4日、11日は竹内まりやさんをゲストに納涼夫婦放談。
竹内まりやさん宛てのお便り、リクエストお待ちしております。
わたしプロモーションで全国動いております。
今週の末あたりにまとめ録りしますので、お早めにお便りをいただくとちゃんと
ご紹介できますので、それまでによろしくお願いします。

宛先
〒102-8080
TOKYO FM 山下達郎「Sunday Songbook」

先週今週でニュー・アルバム『SONORITE』の全曲紹介をいたしましたので、私の個人ホームページで曲順やアルバ・カヴァー、そうした情報を公開しております。それから今後、プロモーションのスケジュール、雑誌の掲載だとかラジオの出演なども同じところで公開してまいりますので、そちらのほうでチェックをお願いします。
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矢野が貴重な2点タイムリー

2005年08月28日 | 阪神タイガース
甲子園での巨人戦3戦目。

タイガースの先発は杉山、巨人はエース上原。
今日も初回に先制されたが、
金本のツーランで逆転。

6回、金本、今岡の連打のあと、
3回にタイムリーを打った桧山が送りバンド、
続く矢野が2点タイムリーを打った。

杉山は粘り強く投げ6回2失点で交代。
扁桃腺炎の藤川は今夜もベンチ入りしなかったので、
7回からはウイリアムス-久保田とリレー。
鳥谷のダメ押しホームランもあって6-2の勝利。
貯金は21になった。

この試合はNHK-BSで生中継されたが、
解説者として出演した星野オーナー付きシニア・ディレクターは、
巨人の次期監督要請について、
「交渉はない。はっきり言って迷惑だ」
と話した。

ドラゴンズが6連勝。ゲーム差は変わらず1.5のまま。
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金本、価値あるホームラン!

2005年08月27日 | 阪神タイガース
甲子園での巨人戦2戦目。

タイガースの先発は安藤、巨人は桑田真澄。
初回、阿部のタイムリーで先制されるも、
シーツのツーランで逆転、金本も30号ソロを放った。

金本が桑田から打った一撃は
3連敗の重いムードを完全に払拭する価値あるホームランだった。
2003年の再来を誰もが胸に描いたのではないだろうか。

この日JFKのひとり藤川は発熱のためベンチ入りしなかった。
安藤は粘り強く投げ、7回からはウイリアムス-久保田と繋いだ。
5-2で連敗脱出。貯金を20に戻した。

打撃不振でスタメン落ちが予想されたシーツは2安打。
けれど6回ツーアウト満塁で三振といいところでは打てなかった。

一方金本は7回にもソロ・ホームラン。
ヒーロー・インタビューでは
「中日さんも強いですが、ウチも強いですから。明日も勝ちます」
と勝利宣言をした。

かつての巨人のエース桑田真澄は勝ち星なく7連敗。
まだ引退するのは早い。

ドラゴンズが勝ったためゲーム差は変わらず1.5のまま。
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iTMSに新しいバナー

2005年08月27日 | 佐野元春

『THE SUN STUDIO EDITION』の新しいバナーがiTMSに貼り付けられました。

マイミクさんのブログに書いてあったんですが、ウェブでTHE SUN TOURを終えた直後のインタビューが読めるそうです。ここです。ところでポートレイトってどこにあるんだろう?

佐野元春 and The Hobo King Bandが10月9日(日)に東京渋谷のDUO music exchangeでライヴを行います。

実はファンクラブ会員だけのクローズド・ライヴが3時半から設定されていて、先週予約エントリーの受付がありました。今週になって当落の発表があり残念ながら落選してしまった。そんなわけで一般発売に一縷の望みをかけることになりました。

近くの書店で「Weeklyぴあ」を販売していたので買ってきました。「ぴあ」っていつの間に木曜発売になったんだろう。もう年に数回しか買わなくなったので、今まで何曜日に発売していたのかも忘れてしまっている。

さあ、今度こそ当選しますように。

閑話休題。
書店でロアルド・ダールの『チョコレート工場の秘密』を見つけました。来月からジョニー・ディップ主演の映画が公開されるらしい。「Weeklyぴあ」を買ったついでにというわけじゃないけど『チョコレート工場の秘密』も購入しました。

本といえば先月買った月刊プレイボーイ9月号「ボブ・ディランとプロテスト・ソング」をパラパラと読んでて←まだ読んでなかったのかよ(笑)。

ストーンズの「Like A Rolling Stone(LIVE)」とニール・ヤングの「Blowin' In The Wind(LIVE)」が聴きたくなりました。それでこの前の日曜に買ってきたのだけど。

ストーンズの「Like A Rolling Stone」ってパロディーにしか聞こえないんだけど。ミック師匠は歌い方がディランのオリジナルに忠実で。アルバム『Stripped』に収録されています。

今はニール・ヤング&クレイジーホースのライヴ盤『WELD』を聴いてます。ようやくDISC1を聴き終えたところ。これは凄い。なんでもっと早く聴かなかったのかと後悔しました。ビデオのほうも傑作という話ですがDVD化されてないみたい。
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最悪3連敗!

2005年08月26日 | 阪神タイガース
昨日、テレビ局の取材で渡米していた
星野仙一オーナー付きシニア・ディレクターが帰国した。
待ち構えていた取材陣は
巨人の次期監督要請について質問したが終始無言だったという。
同日に更新された公式ホームページでも
「巨人? 何も喋らんよ」と無言を貫き通した。
星野SDは28日(日)にNHK-BSで放送される甲子園からのプロ野球中継に出演する。

甲子園での巨人戦。

タイガースの先発はダーウィン、巨人はベテラン工藤公康。
ダーウィンは2回仁志に先制ホームランを打たれた。
4回は阿部にタイムリーを打たれ、この回で降板。

タイガースの打線は工藤の前に3安打と奮わず、
4回以降は無安打で完封負け。

タイガースの3番は左投手なのでシーツがスタメンだったが、
今夜もヒットが出ず、2,3戦目の出場が危ぶまれる。

サンテレビのデータだと対左投手の戦績は14勝17敗だそうだ。
逆に言えば右投手だと成績がいいことになる。
明日は片岡、桧山、藤本のメンバーでがんばってほしい。

ドラゴンズが勝ったためゲーム差は1.5に縮まった。
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まさかの連敗...

2005年08月25日 | 阪神タイガース
広島でのカープ戦3戦目。
長期ロード最終戦。

タイガースの先発は中5日で下柳、カープはロマノ。
下柳は序盤から被弾し6失点で降板。
12打席ヒットのないシーツに代えて、
3番に片岡を入れた打線も機能しなかった。

今岡のグランドスラムで2点差まで追い上げたものの、
結局5-7でまさかの連敗を喫した。

下柳はロマノから通産1,000奪三振、
金本は今岡のホームランで通産1,000得点を挙げた。

長期ロードは10勝9敗1分けで勝ち越し。

ドラゴンズは試合がなかったのでゲーム差は2.5。
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2安打に抑えられては勝てない

2005年08月24日 | 阪神タイガース
広島球場でのカープ戦2戦目。

タイガースの先発は福原、カープは大島。
2回、前田にツーランを打たれ先制された。
5回に今岡がソロホームラン。
しかし6回に福原がつかまり4失点。
結局、タイガースは大島を打てず1-8の敗戦。
大島はプロ入り初勝利。

ドラゴンズが勝ったためゲーム差は3.0に縮まった。
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長期ロード勝ち越し

2005年08月23日 | 阪神タイガース
駒大苫小牧で野球部部長が部員に暴力を振るっていた。
高野連は学校側から文書による報告を求めている。

広島球場でのカープ戦。
長期ロードの最終カードだ。

タイガースの先発は井川慶、カープは大竹。
初回、嶋のホームランで先制されるも、
2回に乱調の大竹から赤星のイレギュラー・バウンドのヒットで
同点に追いついた。
3回に大竹のワイルドピッチと倉の悪送球で逆転。
5回と8回にもしつこくしぶとい攻めで得点を加え勝利。

井川は通算投球イニング1,000イニングを達成。
完投してハーラートップに並ぶ11勝目を挙げた。

長期ロードはこれで10勝7敗1分け。勝ち越しが決まった。

ドラゴンズが勝ったためゲーム差は変わらず4.0のまま。
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Sunday Songbook Playlist

2005年08月22日 | Sunday Song Book

<08月21日プレイリスト>
[ニュー・アルバム "SONORITE" 特集 PART 1]
MIDAS TOUCH(マイダス・タッチ)/山下達郎
KISSからはじまるミステリー/
山下達郎 <feat. RYO (from ケツメイシ)>
FOREVER MINE(フォーエヴァー・マイン)/山下達郎
忘れないで/山下達郎
風がくれたプロペラ/山下達郎
ラッキーガールに花束を/山下達郎
-------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・地方プロモーションと新たな仕事
この2週間ニュー・アルバムの雑誌取材をずっーとやりました。明日からは地方プロモーションがはじまります。各地お邪魔した時に生番組にいきなり登場することがあると思います。今週から9月の1,2週ぐらいまで全国ズラッーとなめて地方プロモションという感じでございます。その間に東京に帰ってきて、人のレコーディングをしなくちゃならないので、わりと忙しい感じでございますけれど、がんばって夏の終わり仕事したいと思います。

・ソノリテ
今週、来週と2週間に分けて9月14日発売のニュー・アルバム『SONORITE』全13曲を曲順どおりに紹介します。"SONORITE"(ソノリテ)とは音の響き方とかそういう意味でございます。クラシックの管弦楽法とかそういう本を読みますと、「この楽器とこの楽器を足すといいソノリテが得られる」とかですね、「あのソプラノ歌手は綺麗なソノリテをしている」とか、音楽で使う時はそういった音の響き方。イタリア語は"ソノリテ"、フランス語は"ソノリティ"、英語になりますと"ソノリティー"。 "ソノリテ"なのでイタリア語的な感じでございます。

・山下達郎通算21枚目、オリジナル・アルバムとしては12枚目
私、今年で芸能生活30周年でございまして、シュガーベイブからはじめまして30年、ソロになりましてこれで通算21枚! オリジナル・フル・アルバムの新作としまして12枚目! でございます。一言で言いまして今までとちょっと違うかなという感じの曲が多いか、もしくはすごーく前に戻ったというそんな感じでございます。

・本当のマスターの音
本日はオリジナル・デジタル・マスターと同じもの、正確に申しますとCDになる一段階前の本当のマスターの音をそのままオンエアでお届けしてお聴きいただきたいと思います。

・MIDAS TOUCH
久し振りに山下達郎のファルセット、R&B調、そういう響きでございます。ちょっとクールな曲ですが、自分ですごく気に入ってるので1曲目に持ってきました。今回のアルバムはこの「MIDAS TOUCH」に象徴されるように割と繊細な歌い方の曲が多いです。何故そういうことになったかと言うと、声が出なくなったとかそういうのではございません。レコーディング・システムがちょいと変わりまして、今までやってきたレコーディング・システムと、変えたんじゃなくて換えさせられたんですが(苦笑)、変わらざるをえないといいましょうか。21世紀に入ってからレコーディング・システムが激変しまして、それがいろんな音楽の変化を強いられるというそういう風なものがありますので、そういう結果繊細さを重きに置いたそういうようなサウンド作りを今回は。わりとアダルトなそういう感じでございます。

・KISSからはじまるミステリー
もともと「KISSからはじまるミステリー」は自分のために作った曲でありまして、kinki kidsのアレンジも自分がレコーディングして歌うために作ったアレンジと曲でありましたが、それがkinki kidsに提供することになりまして、そういう曲は自分で底のところでアレンジも曲も完結しているものなので再構築してやるっていうのがなかなか難しい。いわゆるセルフ・カヴァーってやつですね。僕の場合、自分でアレンジした曲をセルフ・カヴァーするというのは非常に難しいので、ずっと尻込みしていたんですけれど、あまりみんなやれやれというので、それではとやりましたが実際に苦労しました、とっても(苦笑)。ところが今のレコーディングのやり方というのは昔のように普通のドラムとベースでやるものとは違って、マシンを使って、しかもサウンド・データといいまして、写真を切ったり貼ったりするのと同じで音のデータをハードディスク上で切り貼りして作る手法が今のヒップホップやR&Bのやり方なので、その技術を完全に踏襲して今までそういうやり方で曲をアレンジしたことはありませんでしたけれども、その結果ちょっとストレンジなリズム・パターンができましたので、これならいいやという。オリジナルのkinki kidsのヴァージョンはいわゆる学園ソングでございましたが、私は大人なので詩を若干変えまして夜の世界にちょいと変えました。「MIDAS TOUCH」も夜のイリュージョンの恋の歌でございますが、その延長としてあるような感じでございます。

・FOREVER MINE
曲自体は'80年代によく作っていた感じの曲でございます。私のいちばん尊敬する作家バリー・マンのような曲を作りたくて作りました。アレンジが非常に風変わりでピアノの弾き語りとドラムマシーンという、これにアヴィーロードで録ってきた40人編成のストリングスが乗っとります。これだけ。ベースがいません、ドラムはもちろんマシンでございますが(笑)。すごくストレンジなアレンジでございますが、最近のレコーディングのシステムというのは楽器どうしが喧嘩をする、特に声がいろいろな楽器と溶け合うというのが難しい。はじめはシンセベースを入れてやってたんですが、ベースを入れると歌の細かい繊細さが邪魔されるんです。もういいや、ベース取っちゃえってベース取ったら、なんか綺麗に向こうが見えるようになりました。あっこれがいいやって。5,6年前だとこんなアレンジ絶対やりませんが、これは災い転じて福となすと申しましょうか、最近のレコーディングのテクノロジー、ハードディスク・レコーディングの弱点をうまく利用したアレンジでございます。映画の先を想定して書いたようなメタファーに満ちた曲であります。

・『SONORITE』は意外とフレッシュ
3年前に『RARITIES』というアルバムを出しました。いわゆる裏ベストという、それまでアルバム化されてなかった曲とか未発表曲とかを集めました。その時にそれまで出していたシングル「君の声に恋してる」、「ジュブナイルのテーマ」、「Love Goes On」を全部入れてしまいましたので、今回のアルバム『SONORITE』フル・オリジナル・アルバムとしては7年振りですが、作品としましては2003年以降にリリースした作品で占められています。曲の鮮度は意外とフレッシュかなという感じでございます。

・30年目に何を作るのか
22歳でシュガーベイブを作りまして今年で52歳になります。30年! 30年続けていると一体30年目に何を作るのか? なかなか大変なものがあります。マンネリズムに陥らないように、あとは自分で自分の模倣、いわゆる自己模倣というやつですね、昔やったパターンをまた焼き直してお茶を濁す、そういうことをなるべくやりたくないので、なんか違うことをやりたい。でもあんまりかけ離れすぎると問題が起きますので、離れすぎずつか過ぎず、どれだけ変わってどれだけ変わらないか(笑)、なかなかそのへんが難しいんですが。50を過ぎたらもうちょっと作家的自我とか作風を広げてみたい。あと何年できるか、あと何作できるか。30年なのでもうそろそろそういうのいいんじゃないかと。

・忘れないで
今までもずいぶんしっちゃかめっちゃかで作品がばらけていると仰るかもしれませんが、これまでも自主規制をしておったんですが、だんだん自主規制が取れてきました。「忘れないで」は私の30年のキャリアでもかなり異色な一作でございます。ずばりいってカンツォーネでございます。カンツォーネは昔からやってみたかった。50過ぎたら絶対カンツォーネをやるんだと昔から決めてやって参りました。ちょうどアガサ・クリスティーのアニメーションのオファーが来ましたので、1920,30年代のロンドンが舞台のアニメで、イギリスのポピュラー音楽界は昔からカンツォーネを積極的に取り入れてやってまいりました。代表的なのはダスティー・スプリングフィールドの「You Don't Have To Say You Love Me(この胸のときめきを)」に代表されるようなマイナーなカンツォーネ。アガサ・クリスティーのアニメのオファーが来た時に「これだ~」と思いましてそれで作ったのが「忘れないで」。いろんな人からいろんな事を言われました。「今頃こんな曲をシングルで切るやつはオマエだけだ」とかひどいのになると「遂に演歌へ鞍替えか」とか。いろんな事を言われましたが今だからこれをやるんです。ロックンロールなカンツォーネがようやくできた。私自身はやれたことに非常に満足しておりまして、不思議なことに60代の諸先輩からお手紙をもらいましてお褒めの言葉をいただきました。気を良くしています。機会があったらまたやりたいと思います。私昔からアメリカの歌が好きなんですけれど、歌い手としましてはジャズのシンガーよりはカンツォーネのほうが自分にはあっている感じがしておりました。というのもロックンロールのヒストリーの中で自分がいちばん影響を受けたシンガーのタイプはイタロアメリカン(イタリア系アメリカ人)、フォーシーズンズのフランキー・ヴァリとかドゥーワップ・エリアではディオン、ジョニー・マエストロ、それから私のアイドル・グループでありますヤング・ラスカルズ、彼らはイタリア系白人のブルー・アイド・ソウル(白人のR&B)でありました。そうしたイタリア系の人たちの歌に影響されましたのでカンツォーネに行くのは当然でございます。声が出てるうちにカンツォーネのアルバムを出してみたいかななんて、まりやの『LONGTIME FAVORITES』に影響されて考えたりしております。

・風がくれたプロペラ
昨年、カーナビゲーション「ストラーダ」のCMとしてオンエアされておりました曲でございます。レゲエやったことないんですが、レゲエといってもなんちゃってレゲエでございますが、リズム・パターンとしてのレゲエ・ビートの曲を生まれてはじめて取り上げます。若い人年寄り関係なく人の心の中にある小さな孤独に対する癒しの歌を1曲作ってみました。

・テクノロジーの変化が与えた影響
今回はひとりでやってるものが多いです。特にギターはほとんどひとりです。そう意味で内向的、内省的なアルバムでございます。抑制した歌い方の作品が多いんですが、'90年代の後半から出てきましたハードディスク・レコーディングの手法がデジタルの世界をすごく変えました。それによって音の鳴り方というのがずいぶんと変わりまして、例えていうならデジカメと昔のアナログカメラの違いのような、同じカメラでも似て非なるものでありまして、それまでのフィルムで撮っていたノウハウがデジタルカメラになって全然通用しなくなった。そういうことが21世紀になって起こりましたので、今のそうしたデジタル・レコーディング、音はすごくいいんですが、爆発する音に弱い、爆裂音に弱い。むしろ息の繊細さとか、囁くようなそういうものにものすごくいい表現力を持ちます。今から去ること20年くらい前に『POCKET MUSIC』というアルバムを出した時にちょうどあたかも時代はアナログ盤からCDへ、アナログからデジタルへと移った時代に七転八倒しまして。なぜかというと「オレはデジタルになっても絶対にアナログの世界の音を出してやる」って出せこっないのに出そうとした。あれで途端の苦しみを味わいました。今もそれ以上のテクノロジーの変化が押し寄せてくるんですけど、今回はもう足掻かない、柳のように流れに乗って、そこでいちばんいい響き方を探すというやり方をしますと、内省的なちょっと繊細さに重きを置いた音作りになってしまいます。

・ラッキーガールに花束を
「忘れないで」のカップリングでアガサ・クリスティーのアニメ「名探偵ポワロとマープル」のオープニング・テーマでございます。スタッフにこの曲異常に評判よくて「外そうかな」とか言ったらみんなに怒られまして。「なんで入れないんだ。俺はあの曲好きなんだ」そんな人ばっかり。今回はミックスが同じなんですが、マスターを作る段階でちょっと手法を変えまして、わりと奥行きが出すように改善しましたので、シングルよりまたちょっと明るい感じになっておると思います。

・初回限定は紙ジャケ
初回限定は紙ジャケです。オールディーズものでおなじみの紙ジャケ。実はこの紙ジャケというのは非常に手間がかかります。あと予算がかかります。新譜にはほとんど使ってくれません。私今回使いました。豪華紙ジャケ仕様でございます。

■今後の予定
来週はニュー・アルバム『SONORITE』の全曲紹介Part.2。
グッズ、プレゼントは竹内まりやさんゲストの夫婦放談あたりで。
おなじみの夫婦放談は9月4日、11日。
今回はプロモーションの関係で2本まとめて収録の予定。
そういうわけで竹内まりやさん宛てのお便り、ご質問、リクエスト等はお早めにいただけると助かります。

宛先
〒102-8080
TOKYO FM 山下達郎「Sunday Songbook」
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スペンサー代打ホームラン!

2005年08月21日 | 阪神タイガース
郵政民営化に反対する小林興起前衆院議員らは
田中康夫長野県知事を代表とする新党「日本」の結成を発表した。
郵政民営化反対派の新党結成は
綿貫民輔元衆院議長を代表とする国民新党に続いて二つ目。

神宮でのスワローズ戦3戦目。

タイガースの先発は安藤、スワローズは防御率一位の藤井。
安藤は中二日での登板。
三日前の大阪ドームでのベイスターズ戦に先発したが3回で降板していた。

三回に今岡の野手の間に落ちる左前打でタイガースが先制。
安藤は好投し5回無失点でお役御免。
そして安藤の代打スペンサーが価千金のツーランを放った。

6回からは藤川-ウイリアムス-久保田とリレー、競り勝った。
難敵スワローズから勝ち越せたのは大きい。
安藤は7勝目、久保田は20セープ目。

ドラゴンズが勝ったためゲーム差は変わらず4.0のまま。
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金本満塁弾!

2005年08月20日 | 阪神タイガース
夏の甲子園大会は駒大苫小牧が2連覇。57年振り史上6校目の快挙。

神宮でのスワローズ戦2戦目。

タイガースの先発は杉山、スワローズは館山。
1点を先制されたが4回に桧山のホームランで同点。
5回の無死満塁で鳥谷が押し出しの四球で逆転。
シーツのタイムリーのあと金本が満塁弾!
一挙6点を奪った。矢野のソロ、今岡のダメ押し打点で快勝。

関西テレビで土曜の午前に放送されている「ぶっちゃけ生タマゴ」。
「JFK」と呼んだのはこの番組が最初だという。
今週は新たに「SHE(シー)」というネーミングが登場。
中継陣の桟原、ハシケン(橋本)、江草の略らしい。
今夜は桟原-江草-太陽のリレーで逃げ切った。

ドラゴンズが敗れたためゲーム差は4.0に。
コメント (2)
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Bob Dylan Live At Carnegie Hall 1963

2005年08月19日 | Bob Dylan

8月17日にリリース予定だったボブ・ディランのTHE BOOTLEG SERIES VOL.7『NO DIRECTION HOME: THE SOUNDTRACK』は発売が延期になりました。

1週間くらい前に知ったのですが、下記の対象商品で未発表ライヴCD『Bob Dylan Live At Carnegie Hall 1963』を応募者全員にプレゼントするというキャンペーンを実施するようです。

≪対象商品≫
■2005年9月14日発売
・『ノー・ディレクション・ホーム』 MHCP-794

■2005年9月21日発売 紙ジャケ4タイトル
・『ボブ・ディラン』 MHCP-835
・『時代は変る』 MHCP-836
・『グレイテスト・ヒッツ第一集』 MHCP-837
・『グレイテスト・ヒッツ第二集』 MHCP-838

●『Bob Dylan Live At Carnegie Hall 1963』
<収録曲>
1.The Times They Are A-Changin'
2.Ballad Of Hollis Brown
3.Boots Of Spanish Leather
4.Lay Down Your Weary Tune
5.North Country Blues
6.With God On Our Side
(all tracks previously unreleased)

未発表ライヴCD『Bob Dylan Live At Carnegie Hall 1963』は最初から紙ジャケ購入者特典で交渉していたみたいですね。全く。紙ジャケなんてLP世代向けの商品でしょ。明らかに富裕層をターゲットにしてますね。そんなことないか(笑)。それにしてもえげつない商売ですね。

ディランといえば『バングラディッシュ・コンサート』がリマスターされて再発となるようなんですが、ボーナス・トラックが「Love Minus Zero / No Limit 」になるとか。
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=9541

●『The Concert For Bangla Desh』
<収録予定曲>
・Introduction ‐ George Harrison & Ravi Shankar
・Bangla Dhun ‐ Ravi Shankar
・Wah Wah ‐ George Harrison
・My Sweet Lord ‐ George Harrison
・Awaiting On You All - George Harrison
・That's The Way God Planned It ‐ Billy Preston
・It Don't Come Easy ‐ Ringo Starr
・Beware Of Darkness ‐ George Harrison
・While My Guitar Gently Weeps ‐ George Harrison
・Jumpin' Jack Flash / Youngblood ‐ Leon Russell
・Here Comes The Sun ‐ George Harrison
・A Hard Rain's Gonna Fall ‐ Bob Dylan
・It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry ‐ Bob Dylan
・Blowin' In The Wind ‐ Bob Dylan
・Mr. Tambourine Man ‐ Bob Dylan
・Just Like A Woman ‐ Bob Dylan
・Something ‐ George Harrison
・Bangladesh ‐ George Harrison
・Love Minus Zero / No Limit ‐ Bob Dylan
コメント (5)
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