Sunday Song Book #1307

2017年10月29日 | Sunday Song Book

2017年10月29日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. LOVELAND, ISLAND / 山下達郎 "フォー・ユー" '82
2. VEHICLE / THE IDES OF MARCH '70
3. NO LIMIT / BREAKWATER "BREAKWATER" '78
4. GAMES PEOPLE PLAY / THE SPINNERS '75
5. WE'VE COME TOO FAR TO END IT NOW / SMOKEY ROBINSON & THE MIRACLES '72
6. SPOONFUL / HOWLIN' WOLF '60
7. THE DOOR IS STILL OPEN / THE CARDINALS '55
8. FARGILE / 山下達郎 "コージー" '98
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■内容の一部を抜粋
・近況
レコーディングに入りウンウン唸ってやっているとか。新しいタイアップが入ってきて、それと並行してアルバム用のレコーディングもするので、年末にかけてスタジオ暮らしになる。久しぶりのスタジオなので気持ちの切り替えがなかなかできず、まだ娑婆気ならぬライヴ気が抜けてないそうだ。

・リクエスト特集
レコーディングに入って「棚つか」の選曲をする余裕がなく、今週は予定を変更して「リクエスト特集」。

・LOVELAND, ISLAND
福岡県のリスナーから行政書士の試験を受験する旦那さんの応援メッセージとリクエストで「LOVELAND, ISLAND」。

・VEHICLE
リクエストは少年隊のカヴァーで知った曲のオリジナルをというもの。アイズ・オブ・マーチはシカゴのいわゆるブラス・ロックの時代のバンド。学生バンドからスタートして何枚かシングルを出した中の最大ヒット「VEHICLE」。1970年、全米2位。日本でもだいぶヒットしたという。タイトルのビィークルは乗りもののこと。

・NO LIMIT
ブレイクウォーターはフィリーの8人組のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。1978年のファースト・アルバム『BREAKWATER』からグレイ&ハンクスの作品「NO LIMIT」。

・GAMES PEOPLE PLAY
スピナーズの1975年の全米ソウル・チャート1位、全米5位の「GAMES PEOPLE PLAY」。もともとは「GAMES PEOPLE PLAY」というタイトルでシングルになったが、ジョー・サウスの曲と紛らわしいということで「THEY JUST CAN'T STOP IT(GAMES PEOPLE PLAY)」となっている。
曲をかけ終えて。「トム・ベルのアレンジ、素晴らしいストリングス」と達郎さん。

・カツノリ
川口市のリスナーから「カツノリという名前のリスナーが少なくとも3人ぐらいいますね」というお便り。ご自身もカツノリでお父さまが野村克也さんが好きで一文字使って名前を付けたそうだ。
「僕のマネージャー、カツノリですよ。ええ。あと高橋克典さんという人がいますね。たくさんいますよ。大丈夫ですよ(笑)。何の話だよ、全く(笑)。ハハハ」と達郎さん。

・WE'VE COME TOO FAR TO END IT NOW
スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの「WE'VE COME TOO FAR TO END IT NOW」はスモーキー・ロビンソンがミラクルズのメンバーとしての最後のアルバム1972年の『FLYING HIGH TOGETHER』からのシングル・カット。全米ソウル・チャート9位、全米チャート46位。

・アコースティック・ライブ&トークショー
サンデー・ソングブック25周年の企画で、11月28日(火)に東京半蔵門のTOKYO FM ホールで一夜限りのアコースティック・ライブとトーク・ショーを行う。25周年にちなんで250名のリスナーをご招待。「25周年にちなんで250名、こういうこじつけ好きなんですよ、プロデューサーのウエダくん」と達郎さん。山下達郎のサンデー・ソングブック 25th Anniversary アコースティック・ライブ&トークショー」。ひとり一通ハガキでの応募のみ。「御存知のとおりサンソンはすべてハガキでございます」。締切は11月3日(文化の日)の消印有効。応募条件など詳しくはTOKYO FMのサイトにて。
http://www.tfm.co.jp/ssb25live/

・『REQUEST』30th Anniversary
竹内まりやさんの7枚目のアルバムにしてミリオンセラーの『REQUEST』が30周年になるので30th Anniversary を11月22日に発売する。2017年最新デジタル・リマスタリングによる再発盤となる。ボーナス・トラックとしてシングル・ヴァージョン、未発表曲、カラオケなど6曲。値段は2,200円。詳細は後日。

・宮里陽太 meets JOHN BEASLEY
達郎さんのツアーに参加しているサックスの宮里陽太さんが10月31日(火)に横浜のモーション・ブルーでライヴを行う。彼のオリジナル作品3枚に全部参加しているピアニストのジョン・ビーズリーが来日していて、「宮里陽太 meets JOHN BEASLEY」という一夜限りの特別セッションが横浜で実現する。
http://www.motionblue.co.jp

・「YOUR EYES」のアカペラのカラオケ
リスナーから今回のツアーの「YOUR EYES」のアカペラのカラオケは新録だったんですか? という質問。
「今までずーっと使っていたYOUR EYESのですね、アカペラのテープは『FOR YOU』のアルバムの、演奏されてるものに乗っけたコーラスを、そのままアカペラとして使ってたのでバランスが悪いんです。ずーっとそれ気になってたんですけど35年ぶりに(笑)、全面的に録音し直しまして新しいアカペラになっております」と達郎さん。

・SPOONFUL
ハウリン・ウルフの「SPOONFUL」はウィリー・ディクソンの名曲。達郎さんの世代で「SPOONFUL」といえばクリームで、1970年前後はハウリン・ウルフを聴くチャンスがなかったそうだ。

・THE DOOR IS STILL OPEN
カーデナルズはボルチモア出身のドゥーワップ・グループ。1955年、全米R&Bチャート4位の「THE DOOR IS STILL OPEN」はチャック・ウィルスのナンバーで白人にカヴァーされてそちらもヒットした。
曲をかけ終えて。「トム・ダウドの素晴らしいミキシング。とても55年の音とは思えない」と達郎さん。

・座右の銘
リスナーから「達郎さんの座右の銘とはなんですか?」という質問。
「僕も"為せば成る"かな。あとは"心だに誠の道にかなひなば祈らずとても神や守らん"というやつ。まぁ、ときどき変わりますがそのふたつが好きですな。そんなこと訊いてどうするんでしょうね(笑)」と達郎さん。

・FARGILE
1998年のアルバム『COZY』の「FARGILE」にリクエストが集まってるという。

・今後の予定
来週は「ジェリー・ロス特集」か「ドゥーワップ特集」、リクエストも溜まってるのでまたリクエスト特集の続き、「どれかです。どれにしましょうって知らないよ(笑)」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2017年11月05日のプログラムは、ただいま考え中です。(^_^;
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1306

2017年10月22日 | Sunday Song Book

2017年10月22日プレイリスト
「山下達郎のリクエスト特集」
1. RAINY WALK / 山下達郎 "ムーングロウ" '79
2. パレード (LIVE) / 山下達郎 "17/08/31 長野ホクト文化ホール"
3. POCKET MUSIC (LIVE) / 山下達郎 "14/08/01 東京NHKホール"
4. 世界の果てまで (LIVE) / 山下達郎 "14/10/10 名古屋 BOTTOM LINE"
5. MUSIC BOOK (LIVE) / 山下達郎 "14/10/02 島根県民会館"
6. 言えなかった言葉を (LIVE) / 山下達郎 "2002 RCA / AIR YEARS LIVE"
7. マーマレイド・グッドバイ / 山下達郎 "僕の中の少年" '88
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■内容の一部を抜粋
・近況
今日は衆議院選挙の投票日だが達郎さんは期日前投票をしたのだとか。「最近、私、期日前投票がちであります。仕事とかいろいろありますので。ですが小選挙区というのは入れたい人がいませんね。どうしたらいいんでしょ、ホントに(笑)。へへ。もうちょっとたくさん人がいるといいんですけどね。他の選挙区見るとこの人入れたいなという人がいますがですね。また中選挙区に戻すとかないんでしょうね。わかりませんね。ぶつぶつ言ってますけれど(笑)。みなさんも清き一票をどうぞ」と達郎さん。

・山下達郎のリクエスト特集
今週は恐怖の聴取率週間。いつもは「山下達郎のライヴ」で逃げているが、どうせやるんだったら久しぶりに山下達郎の曲でリクエストをいただいて「山下達郎のリクエスト特集」にして、いろいろとかけてみようということになったそうだ。「なんとなく自分の曲のリクエスト特集はイマイチ恥ずかしいというか、江戸っ子はシャイでございますので。何言ってんだ、この年になってシャイも何もないものだと思いますが(笑)、人間そういうものでございまして。で雨にも負けず選挙にも負けずかどうかわかりませんが(笑)。今日は山下達郎の特集でお楽しみいただきたいと思います」と達郎さん。実は何週間か前からデモ・テープを作っていると話していたが、めでたく先方に行って一安心してるからなんとなく滑舌がイマイチでヘラヘラしているとか。今週からスタジオに入ってアルバム用にもレコーディングをやっていきたいそうだ。

・RAINY WALK
リスナーからのシングル「RIDE ON TIME」のジャケットはどこのビーチかという質問に「春先のサイパンです」。アルバム『MOONGLOW』はA面が長くちょっと音質が落ちる。シングル「RIDE ON TIME」のB面の「RAINY WALK」は回転が早いのとちょうどいい分数で入ってるのでアルバムより若干音がいいそうだ。今日は全国的に雨模様で「RAINY WALK」の"プラチナの空"というようなかわいい雨ではなくものすごい雨だが雨の歌には変わりはないと達郎さん。

・パレード (LIVE)
福岡県のリスナーから10月31日誕生日のお母さまにプレゼントとして「パレード」のリクエスト。今年行われたPERFORMANCE 2017から千穐楽公演、8月31日に長野ホクト文化ホールにてライヴ・レコーディングされた「パレード (LIVE)」。「今年のツアー、千穐楽の大ラスのいちばん最後。今回のツアーで3回だけやったパレード。中野のサンプラザで2回、そしてこの千穐楽の長野で1回。3回だけおまけでやりました。アンコールのいちばんラストでございます。みなさん、ちょっとお疲れでございます。3時間半のライヴでしたので(笑)、この日は。でございますが明るい曲ですので最新ライヴからお届けしました」と達郎さん。

・POCKET MUSIC(LIVE)
北海道の超常連のリスナーから2014年のマニアック・ツアーから「POCKET MUSIC」にリクエスト。「ヒット曲1曲もやらなかったツアー。我ながらなかなかおもしろいツアーでした」と達郎さん。2014年8月1日に東京NHKホールにて行われた公演でのライヴ・レコーディング。今日の音源もすべてP.A. OUT。アルバム『POCKET MUSIC』は1986年のリリースだから昨年30周年だったが30th Anniversaryを出しそびれていて、来年『僕の中の少年』と一緒にやりたいと思ってるそうだ。

・世界の果てまで (LIVE)
季節柄("冬の気配が近づいてくる"という歌詞のため)かもしれないが今回の「山下達郎のリクエスト特集」でいちばんリクエストが多かった「世界の果てまで」。2014年のマニアック・ツアーから10月10日の名古屋ボトムラインでライヴ・レコーディング。間奏の頭のオートハープが間違えているけれど、「世界の果てまで」のライヴ・ソースでリマスターしてあるのは一年前にオンエアしたこれだけなので勘弁してくださいとのこと。

・MUSIC BOOK (LIVE)
岡山県のリスナーからお父さまの思い出とリクエスト。はじめて聴きに行ったマニアック・ツアーにおいて「ポピュラー・ミュージックは人の心の中に明かりを灯すもの」というライヴでのMCが印象に残っているという。2014年10月2日に島根県民会館でライヴ・レコーディングされた「MUSIC BOOK」。

・アコースティック・ライブ&トークショー
サンデー・ソングブック25周年の企画で、3周年とか10周年のときにTOKYO FM ホールで行ったアコースティック・ライブを、今回も開催することになった。11月28日(火)に東京半蔵門のTOKYO FM ホールで一夜限りのアコースティック・ライブを行う。25周年にちなんで250名のリスナーをご招待。「山下達郎のサンデー・ソングブック 25th Anniversary アコースティック・ライブ&トークショー」。ひとり一通ハガキでの応募のみ。締切は11月3日(文化の日)の消印有効。応募条件など詳しくはTOKYO FMのサイトにて。
http://www.tfm.co.jp/ssb25live/

・五線譜の解体新書
本日10月22日午後8時5分から服部克久さんがパーソナリティーを務める「五線譜の解体新書」に達郎さんが出演する。TOKYO FMのみだがアプリ(radikoエリアフリー)で全国どこからでも聴くことができる。「珍しく専門的な深い音楽の話を服部克久さんと繰り広げておりますので。2週目でございますけれどもお聴きいただければと思います」と達郎さん。
http://www.tfm.co.jp/gosenfu/

・タツローくん卓上カレンダー2018
達郎さんのファンクラブで毎年販売している、とり・みきさんがイラストを描いてる「タツローくん卓上カレンダー」を、ファンクラブ以外でも買えるように通信販売するようになったそうだ。11月10日(金)までオンライン・ショップで予約を受け付けてるとのこと。
http://shop.fannect.jp/tatsuro/pc/

・言えなかった言葉を (LIVE)
ソロ・セカンド・アルバム『SPACY』に収められた「言えなかった言葉を」。2002年のRCA/AIR YEARS という昔のレコード会社のカタログのみでやったライヴにおいて弾き語りで披露している。2003年のファンクラブのイベントでCDを配布した覚えがあるとか。2002年のライヴ・レコーディングだが場所は不明。ピアノの弾き語りで「言えなかった言葉を」と「2000トンの雨」をメドレーにして歌ってるが、今回は時間がないので「言えなかった言葉を」の前半部分だけオンエア。

・マーマレイド・グッドバイ
季節柄なのか「マーマレイド・グッドバイ」にもリクエストが集まったという。1988年のアルバム『僕の中の少年』から。

・今後の予定
今回の聴取率週間のため準備した曲がかなり残ったもののもう一週やる余裕がないそうだ。そろそろレコーディングに入るのでまた一段落、機会を改めて。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2017年10月29日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1305

2017年10月15日 | Sunday Song Book

2017年10月15日プレイリスト
「グレン・キャンベル追悼 PART 2」
1. 風の回廊 / 山下達郎 '85
2. 12-STRING SPECIAL / GLEN CAMPBELL "THE ASTOUNDING 12-STRING GUITAR" '64
3. KING OF THE ROAD / GLEN CAMPBELL "THE BIG BAD ROCK GUITAR" '65
4. LOVE IS NOT A GAME / GLEN CAMPBELL "TRY A LITTLE KINDNESS" '70
5. IF THIS IS LOVE / GLEN CAMPBELL "GALVESTON" '69
6. GUESS I'M DUMB / GLEN CAMPBELL '65
7. ALL I HAVE TO DO IS DREAM / GLEN CAMPBELL & BOBBY GENTRY '70('68)
8. RHINESTONE COWBOY / GLEN CAMPBELL '75
9. SOUTHERN NIGHTS / GLEN CAMPBELL '77
10. REBORN / 山下達郎 09月13日発売ニューシングル
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■内容の一部を抜粋
・近況
先週から家で曲書きをしてウンウン唸っているという。ようやく歌詞までたどり着きそうなのだとか。今日も収録終わったらとんぼ返りで家に帰って曲書きなのだそうだ。

・グレン・キャンベル追悼 PART 2
先日の放送で「グレン・キャンベル追悼」特集をやったところ好評で、今日はその続編「グレン・キャンベル追悼 PART 2」。前回は'70年代の曲が全くかけられなかったのと、グレン・キャンベルはギタリストとしても超一流なので、サンソンらしくギタリストとしての側面にも迫る企画。

・風の回廊
ちょっと涼しくなったので「風の回廊」にリクエストが集まっている。

・12-STRING SPECIAL
グレン・キャンベルはアメリカの'60年代、'70年代を代表する大スターだが、もともとはギターのスタジオ・ミュージシャンとして活動していた。ウエスト・コーストのいわゆるレッキング・クルーと呼ばれるスタジオ・ミュージシャンの優秀なグループの一員で、いろいろなセッションに参加して、それが縁でビーチボーイズのブライアン・ウィルソンがツアーに参加しなくなったときに、ブライアン・ウィルソンの代わりにベーシストとして参加している。1964年にキャピトル・レコードと契約したときに『THE ASTOUNDING 12-STRING GUITAR』というインストのアルバムを出していて、割りとフォークな曲、「PUFF THE MAGIC DRAGON」、ボブ・ディランの「風に吹かれて」、キングストン・トリオの「500マイル」が収録されている。そんな中でB面の1曲目「12-STRING SPECIAL」はカントリー然とした一曲。グレン・キャンベルは12弦ギターを演奏している。

・KING OF THE ROAD
1965年に『THE BIG BAD ROCK GUITAR』というアルバムが出ていて、今度はエレクトリックのインストでビートルズの「TICKET TO RIDE」、トム・ジョーンズの「IT'S NOT UNUSUAL」、「MR. TAMBOURINE MAN」、「JAMES BOND THEME」などが収録されている。この中からカントリー・フレーバーの「KING OF THE ROAD」。ロジャー・ミラーの1965年のミリオン・セラー。

この後、グレン・キャンベルはシンガーとして大成功を収め押しも押されぬビッグ・スターになってゆくが、自分のアルバムの中で積極的にギターを弾いている。例えば間奏とかリフに名演がある。「WICHITA LINEMAN」のトワンギング・ギターは明らかにグレン・キャンベル自身が弾いてると思われる。歌とともにギターも披露するヴィンス・ギルの元祖みたいな人。

・LOVE IS NOT A GAME
そんな中から1970年のゴールド・アルバム『TRY A LITTLE KINDNESS』に入ってる「LOVE IS NOT A GAME」。アコースティックのひじょうにきれいな音が聞こえる。

・IF THIS IS LOVE
1969年のプラチナ・アルバム『GALVESTON』から「IF THIS IS LOVE」は自作で、グレン・キャンベルのギターの音色がよく聴ける一曲。

・GUESS I'M DUMB
ブライアン・ウィルソンがビーチボーイズのツアーに参加できなくなり、グレン・キャンベルがベースを弾きながらコーラスをしていた一時期がある。そのお礼にブライアン・ウィルソンが1965年に曲をプレゼントした。「GUESS I'M DUMB」という曲で、達郎さんは1983年のアルバム『MELODIES』で完コピしている。その当時「GUESS I'M DUMB」のシングルはとってもレアで手に入らなかった。全然手に入らなかったので癪に障り自分でカヴァーしたという経緯があるそうだ。「コレクターの心情でございまして。その『MELODIES』というアルバムがクリスマス・イブのおかげで、とってもよく売れまして、その中にGUESS I'M DUMBがひっそり入ってる。これがまぁシャレかという、シャレになってるという」と達郎さん。

・山下達郎のリクエスト特集
来週はまた恐怖の聴取率週間。最近、山下達郎の曲にリクエストが多く、割りと濃い内容なので山下達郎の曲を紹介しつつ、その中の何曲かはライヴ・テイク。全部ライヴ・テイクにするには時間がないそうだ。部分的にライヴ・テイクを交えつつ「山下達郎のリクエスト特集」。

・ニュー・シングル「REBORN」のポスター
9月23日公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の主題歌「REBORN」。ジャケットが好評なので同じデザインのポスターをサイン入りで30名にプレゼント。

・切手&ハガキのセット
25周年プレゼント第一弾。「Sunday Song Book」25周年と「REBORN」発売記念のオリジナル切手&ハガキのセットを50名にプレゼント。

■プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

・今後の予定
番組25周年の企画を来週発表予定。

・『REQUEST』30th Anniversary
竹内まりやさんの1987年のアルバム『REQUEST』が30周年になるので30th Anniversary を11月22日に発売する。最新デジタル・リマスタリングによる再発盤となる。ボーナス・トラックとしてシングル・ヴァージョン、未発表曲、カラオケ。これまでカセットでしか出てなかった「恋の嵐」のオリジナル・カラオケは初CD化。詳細は後日。

・ALL I HAVE TO DO IS DREAM
1968年にグレン・キャンベルはボビー・ジェントリーとのデュオでアルバムを出している。その中からシングル・カットされて1970年にヒット曲が生まれた。エヴァリー・ブラザーズのカヴァーで「ALL I HAVE TO DO IS DREAM」。邦題は「夢を見るだけ」、全米27位。グレン・キャンベル・ウィズ・ボビー・ジェントリーの名義。B面はエヴァリー・ブラザーズの「WALK RIGHT BACK」でまりやさんのアルバム『LONGTIME FAVOUIRITES』でカヴァーしている。

・RHINESTONE COWBOY
1975年、全米NO.1のミリオンセラー「RHINESTONE COWBOY」。オリジナルのラリー・ワイスの作品をグレン・キャンベルはラジオで聴いてカヴァーしたそうだ。「ラインストン・カウボーイ」というのは、ラインストンが模造宝石なので、キラキラした衣装のカウボーイ、本当のカウボーイではなく偽物のカウボーイのこと。芸事のカウボーイと芸人としてのグレン・キャンベルがオーバーラップした歌世界が共感を呼んで大ヒットしたのだと思うと達郎さん。

・SOUTHERN NIGHTS
1977年、全米NO.1のミリオンセラー。アラン・トゥーサンの名作「SOUTHERN NIGHTS」をカヴァーして大ヒット。

・スタジオでやってたバッキング・コーラスで印象に残ってるものは?
リスナーから「達郎さんがシュガーベイブ時代にスタジオでやってたバッキング・コーラスで印象に残ってるものは?」という質問。
「いわゆるスタジオでコーラスやってた仕事でいちばん印象に残ってるのはユーミンです」と達郎さん。

・ハードディスク
「USBやハードディスクは長期保存に向かないとネットにありました。録音物の保存に何かおすすめがあれば教えてください」というお便り。
「USBはやめておいたほうがいいです。ハードディスクはいちばん安価で確実な保存方法です。ハードディスクがベストだと思います」と達郎さん。

・REBORN
発売から一ヶ月になるが相変わらず「REBORN」へのリクエストが多いとのこと。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2017年10月22日は、「山下達郎のリクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1304

2017年10月08日 | Sunday Song Book

2017年10月08日プレイリスト
「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. REBORN / 山下達郎 09月13日発売ニューシングル
2. CARRIE ANN / THE HOLLIES '67
3. LIVE YOUNG / TROY DONAHUE '63
4. THE LEAVES ARE FALLING / THE OVERLANDERS '17
5. DOES YOUR MAMA KNOW ABOUT ME / MOSE JONES "MOSE KNOWS" '74
6. WILL YOU ANSWER / CHILD OF FRIENDSHIP TRAIN ROBBERS '??
7. HE DON'T LOVE YOU / LEVON & THE HAWKS '65
8. MONDAY BLUE / 山下達郎 "ゴー・アヘッド" '78
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■内容の一部を抜粋
・近況
「私、曲書きでウンウン唸っております。なかなか、え〜、ウンウン唸っております(笑)。がんばってやってます」と達郎さん。

・「棚からひとつかみ+リクエスト」
曲書きでウンウンやってるので今週はレギュラー・プログラムの「棚からひとつかみ」、プラス、リスナーからのリクエストに助けられて「棚からひとつかみ+リクエスト」。

・REBORN
9月23日に映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が封切られた。先行発売したシングル「REBORN」にリクエストが集まっているそうだ。

・CARRIE ANN
「まずは季節柄じゃないですけど、聴きたい雰囲気」と達郎さん。ホリーズの「CARRIE ANN」は1967年、全米9位、全英3位。ちょうどホリーズが来日したときに出たシングルだとか。

・LIVE YOUNG
俳優のトロイ・ドナヒューが主演した1963年の映画『パームスプリングの週末』の主題歌にリクエスト。「LIVE YOUNG」は日本ではかなりヒットしてアイドルになったが、今調べるとアメリカではチャートインしてないそうだ。邦題は「恋のパームスプリングス」。

・いちばん記憶に残ってる特集
リスナーから「番組を25年間やってきていちばん記憶に残ってる特集はなんですか?」という質問。
「やっぱり珍盤奇盤でしょ(笑)。あれがいちばん力入ってますからね。ふふふ。聴取率といったら珍盤奇盤」と達郎さん。

・水
リスナーから「ライヴ中に水のようなものを飲んでましたが、あれはミネラルウォーターなのですか?」という質問。
「ただの水です。すいません(笑)。むかしは減肥茶とか飲んでましたが最近はただの水です。あの、やっぱり年を取ってきたので水分をたくさん取らなきゃなんないので。最近は水分を多めに取ります。ミュージシャンによっては水一滴も飲まない、すごいとか言ってますが、別に水を飲もうが飲まないがカラスの勝手です。ええ。それで水を飲まなくて脱水症状を起こした人もいるようですが。あんまりそういうこと真似しないほうがいいです」と達郎さん。

・THE LEAVES ARE FALLING
オーバーランダーズはイギリスのフォーク・グループ。トリオから5人になったりして人数が変わる。アメリカでは1曲ヒットがあって、イギリスでも1曲ビートルズのカヴァーでヒットがあるくらい。日本では1964年の「THE LEAVES ARE FALLING」という曲が割りと人気があってよくラジオでかかっていたそうだ。邦題は「落ち葉の思い出」。

・「REBORN」についての質問
リスナーから「REBORNを作られたとき原作を読まれてから作られたのでしょうか? または何かコンセプトのようなものがあったのでしょうか?」という質問。
「もちろん原作読んで、シナリオもできてましたのでシナリオも読みました。原作では再生というタイトルでしたけれど、それをREBORNにしたいという、そうプロデューサーに言われましたので、それに従って作りました。結構大変でした」と達郎さん。

・DOES YOUR MAMA KNOW ABOUT ME
モーズ・ジョンズはアトランタの南部の4人組ヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。アル・クーパーのプロデュースでデビューした。1974年のセカンド・アルバム『MOSE KNOWS』に入ってる「DOES YOUR MAMA KNOW ABOUT ME」は、もともとはボビー・テイラーとバンクーバーズの1968年のヒットのカヴァーだがモーズ・ジョンズのほうができがいいと達郎さん。レコード棚から「オレをかけてくれ」と呼んでたという。

・WILL YOU ANSWER
最近買ったシングル盤から。チャイルド・オブ・フレンドシップ・トレイン・ロバーズは全くの無名。フロリダの10人編成の黒人グループというところまでしかわからないという。いわゆるブラス・ファンク。曲がいいからオンエアするが発売年も不明の「WILL YOU ANSWER」。'70年代のレコーディングのような気がすると達郎さん。

・今後の予定
来週は「グレン・キャンベル追悼特集」の続き。予想以上の好評で、「まだポップ・カントリーにニーズがあるのだなという気がします」と達郎さん。グレン・キャンベルのギタリストとしての側面を掘り下げる予定だとか。フィラデルフィアの立役者、プロデューサーのジェリー・ロスが亡くなったのでジェリー・ロス追悼特集、ドゥーワップ特集にもリクエストがあり、ライヴの客入れに使った曲だけで55分終わってしまうが、今後の予定として挙げている。

・宮里陽太 meets JOHN BEASLEY
達郎さんのツアーに参加しているサックスの宮里陽太さんが10月31日(火)に横浜のモーション・ブルーでライヴを行う。彼のオリジナル作品3枚に全部参加しているピアニストのジョン・ビーズリーが来日していて、「宮里陽太 meets JOHN BEASLEY」という一夜限りの特別セッションが横浜で実現する。
http://www.motionblue.co.jp

・『REQUEST』30th Anniversary
竹内まりやさんの1987年のアルバム『REQUEST』が30周年になるので30th Anniversary を11月22日に発売する。最新デジタル・リマスタリングによる再発盤となる。今のところボーナス・トラックの選曲など行ってるため詳細は後日。

・ニュー・シングル「REBORN」のポスター
9月23日公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の主題歌「REBORN」。ジャケットが好評なので同じデザインのポスターをサイン入りで30名にプレゼント。

・切手&ハガキのセット
25周年プレゼント第一弾。「Sunday Song Book」25周年と「REBORN」発売記念のオリジナル切手&ハガキのセットを50名にプレゼント。

■プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

・HE DON'T LOVE YOU
達郎さんが最近買ったシングル。ザ・バンドがロニー・ホーキンスのバックでザ・ホークスと名乗っていた頃に、リヴォン&ザ・ホークスとして出したシングル「HE DON'T LOVE YOU」。1965年の作品でロビー・ロバートソンのペンになるロックンロール・ナンバー。

・靴
リスナーから「ライヴのときにどのような靴を履いてるのですか?」という質問。
「私はいつもゴアのスウェードのブーツです。それがいちばん履きやすいので。むかーしからそれでやっております。そんなこと訊いてどうすんだろうな、ホントにな(笑)」と達郎さん。

・MONDAY BLUE
10月になったので1978年のアルバム『GO AHEAD!』から「MONDAY BLUE」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2017年10月15日は、「グレン・キャンベル追悼 PART 2」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1303

2017年10月01日 | Sunday Song Book

2017年10月01日プレイリスト
「棚からひとつかみ」
1. 街物語 / 山下達郎 '10
2. GERALDINE / BOOTS WALKER '69
3. WILD HONEY (STEREO) / THE BEACH BOYS "1967 SUNSHINE TOMORROW" '17
4. VEGETABLES (LONG VERSION) / THE BEACH BOYS "1967 SUNSHINE TOMORROW" '17
5. LOOKING THROUGH THE EYES OF LOVE (DEMO) / BARRY MANN "ORIGINAL DEMOS, PRIVATE RECORDINGS & RARITIES" '17
6. KICKS (DEMO) / BARRY MANN "ORIGINAL DEMOS, PRIVATE RECORDINGS & RARITIES" '17
7. NEVER ENDING SONG OF LOVE / DELANEY & BONNIE "MOTEL SHOT" '71
8. REBORN / 山下達郎 09月13日発売ニューシングル
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■内容の一部を抜粋
・近況
1992年10月にスタートした「Sunday Song Book」。当初は土曜日の放送だったので「Saturday Song Book」。番組は1992年10月以来、本日で満25周年を迎えた。通算1303回。今週から26年目に入る。「これもひとえにみなさまのお陰です。ありがとうございます。JFNネットワークの中では5番目か6番目の長寿番組とのことですが、30年目指してがんばってみたいと思っております。今後とも何卒よろしくお願いいたします」と達郎さん。

・棚からひとつかみ
半年間に渡るツアーが終わり、その後、9月中旬に行われた氣志團万博2017が終わり、たくさんお便りが届いているという。今週はレギュラー・プログラムの「棚からひとつかみ」。この半年、新着のオールディーズもののCDがいろいろと来ていて、ようやくそのCDの整理がついたとのこと。聴く暇がなくざっと聴いて、その中から昨年、今年出たものを中心にいろいろと届けるそうだ。

・街物語
9月23日に封切られた東野圭吾さん原作の映画『ナミヤ雑貨店の奇跡』。達郎さんは以前、東野圭吾さん原作のドラマ『新参者』の主題歌として「街物語」を書き下ろした。2010年のシングル。今週はリクエストが集まってるので「街物語」。

・GERALDINE
ブーツ・ウォーカーの「GERALDINE」は1969年に日本で発売されたが日本だけのヒット・ソング。当時、深夜放送でよくかかっていたという。ブーツ・ウォーカーは本名、ルー・ジラート。ローリー・レーベル関係のソングライターとしても活動していた。

・シャツ
リスナーから「ツアーではアンコールでシャツを着替えられてましたが、何着ぐらいパターンがあるのでしょうか?」という質問。
数年前まで1枚だったが最近は5,6枚あるそうだ。アンコールのときに好みで変えてるという。

・WILD HONEY (STEREO)
ブライアンの具合が悪くなってだんだんヒットが出なくなり底に入る1967年から1970年前後まで、いちばんビーチボーイズが低迷していた時期がある。でも達郎さんはこの時代のビーチボーイズをすごくよく聴いていたという。今年2017年に、1967年に出たアルバム『WILD HONEY』のステレオ・ヴァージョン、セッション、そして『SMILY SMILE』のセッション、ライヴ・ヴァージョンが収録された『1967 SUNSHINE TOMORROW』が発売された。その中から1967年のシングル「WILD HONEY」のリアル・ステレオ・ヴァージョン。1967年、全米31位。ものすごくキーの高いカール・ウィルソンのリード・ヴォーカル。これから先はビーチボーイズのヴォーカルはカール・ウィルソンだといっていい。

・VEGETABLES (LONG VERSION)
『1967 SUNSHINE TOMORROW』に収録されたアルバム『SMILY SMILE』からのレア・トラック「VEGETABLES」のロング・ヴァージョン、しかもステレオ。

・LOOKING THROUGH THE EYES OF LOVE (DEMO)
最近出たバリー・マン / シンシア・ワイルのデモ集『ORIGINAL DEMOS, PRIVATE RECORDINGS & RARITIES』。バリー・マンは達郎さんが最も尊敬するソングライター。'50年代、'60年代のいわゆる職業作曲家たちはデモ・テープを作るが、それがひじょうにクオリティーが高く、しばしばデモ・テープがそのままレコードになる場合がある。バリー・マンも初期の'60年代デモ・テープに素晴らしいものがたくさんある。その中からジーン・ピットニーの1965年のヒット曲「LOOKING THROUGH THE EYES OF LOVE」のデモ。「LOOKING THROUGH THE EYES OF LOVE」は後にマレーナ・ショウがカヴァーして、チャールズ・ステップニーのアレンジで素晴らしい一作になった。達郎さんはアルファ・レコードがスクリーン・ジェムズを持ってるときに、そこのレコード室でマレーナ・ショウのシングルを聴いて感激したのを覚えているという。

・KICKS (DEMO)
バリー・マン / シンシア・ワイルのデモ集『ORIGINAL DEMOS, PRIVATE RECORDINGS & RARITIES』からポール・リビア&ザ・レイダーズの1966年の「KICKS」のデモ。「レイダーズとエンディングが違うところがたまらない」と達郎さん。

・今後の予定
現在、達郎さんは曲書きの最中なので番組は当分こういう感じなのだとか。そのあいだにグレン・キャンベルのインストなど届くのを待ってるものがあり、先週は'70年代のヒットなどかけられなかったので、届き次第で引き続いてグレン・キャンベル特集の続きをオンエア予定。

・タミちゃん
リスナーから「達郎さんの愛犬タミちゃんは何歳ですか?」という質問。
「うちは11歳です。ブルドッグにしては長寿ですけれども、食欲も旺盛で元気です(笑)」と達郎さん。

・切手&ハガキのセット
25周年プレゼント第一弾。「Sunday Song Book」25周年と「REBORN」発売記念のオリジナル切手&ハガキのセットを50名にプレゼント。

・ニュー・シングル「REBORN」のポスター
9月23日公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の主題歌「REBORN」。ジャケットが好評なので同じデザインのポスターをサイン入りで30名にプレゼント。

■プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

・テレキャス
リスナーから「氣志團万博のとき雨が降ってましたがテレキャスは大丈夫だったのでしょうか?」同様の質問が数多く寄せられているそうだ。
「実はあのテレキャスターは今から37年前に葉山マリーナでライヴをやったときに土砂降りで水に浮いておりまして、あれセカンド・ギターだったんですよね。でも全然音に支障がありませんでした(笑)。当たりのギターってそういうもんなんですよ。投げようがですね、水に濡れようがですね、全く変わらないという。もう愛機でございますね」と達郎さん。

・NEVER ENDING SONG OF LOVE
デラニー&ボニーはブルー・アイド・ソウルのデュオ。エリック・クラプトンはじめいろんな人たちが手伝ったのでデラニー&ボニー&フレンズで有名。達郎さんがデラニー&ボニーでいちばん好きなのは『MOTEL SHOT』という1971年のアルバム。仲間内でライヴ終わりのモーテルでセッションするという想定で作られたアルバム。このアルバムがボーナス・トラックをたくさん収録してエクスパンド・エディションで発売された。その中からシングル・カットされてデラニー&ボニーとしてはいちばんヒットしたチャート13位の「NEVER ENDING SONG OF LOVE」。デイヴ・メイソン、デュアン・オールマン、レオン・ラッセル、グラム・パーソンズ、ジム・ケルトナー、カール・レイドル、ジョーン・ハートフォード、ボビー・ウィットロック、そういう仲間と和気藹々セッション。

・4スタ
リスナーから「25年間収録スタジオはずっと同じ場所なのでしょうか?」という質問。
同じだそうだ。半蔵門のTOKYO FMの4スタ。むかしはテープレコーダーかあったが今は全部ハードディスク。プロデューサーはこれまで5人以上代わり、ディレクターは3人。現在のディレクターのヤマギシさんは14年目。

・バラード
リスナーから「氣志團万博で雨が降ってたのでバラードをやめたと仰ってましたが、予定していたバラードは何だったんでしょうか?」という質問。
「僕らの夏の夢」をやめたそうだ。時間オーバーするきらいがあり1曲やめて、その分、最後にステージの前まで出ていって、いろいろするように方針を変えたとか。

・擬人化
リスナーから「高気圧ガールは天気女、晴れ女という意味なんでしょうか?」という質問。
「高気圧ガール」は高気圧を女性に例えて、いわゆる擬人化したもので、高気圧という女性が南からやってくるというイメージなのだとか。

・REBORN
映画に先行して発売したシングル「REBORN」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2017年10月08日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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