ZEPP TOKYO

2009年07月31日 | 佐野元春

「副都心線とガンダム」の続き。

ZEPP TOKYOで行われた佐野元春 & THE COYOTE BANDの
2009年夏*全国ライブハウス・ツアー「COYOTE」を聴きに行ってきました。

はじめての弾丸日帰りツアー(笑)。
ZEPP TOKYOは7年ぶりだったので、帰りは間違って
東京テレポート駅からりんかい線に乗ってしまいました。
大崎駅で山手線に乗り換えて事なきを得ましたが。。

しかし、りんかい線に乗るとは思わなかった。
海の底を走ってるんでしょ、あれって。
駅のホームの壁も深海を思わせるブルーに白いドット(あぶくか?)。
貴重な体験をしてしまいました。

大崎駅で、電車から思わぬ人物が降りてきて驚きました。
その男は上から下まで寅さんの扮装をしていました。
寅さんになりきり、そのままホームを歩いていったのですよ。
僕はもう本当に「何だ!?」という感じだったのですが、
他の乗客は何事もなかったように冷静でした。
寅さんの扮装をしていても東京では珍しくないのかな。

ライヴのほうは本当によかった。
林ワタルさんが撮影をしていたようなので作品化されるかもしれません。

ライヴレポをSITEDOIにアップしています。
よろしくお願いします。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/

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副都心線とガンダム

2009年07月29日 | 東京
7月26日(日) 晴れ。

日帰りで東京へ行きました。
品川に到着したのは午前11時過ぎ。
山手線に乗り換えて渋谷へ。
東急東横線・東京メトロ副都心線渋谷駅を見に行きました。
http://shibuyamap.blog31.fc2.com/blog-entry-116.html

先日、サントリー・ミュージアム[天保山]で観た「対決。水の都 大阪VSベニス 安藤忠雄建築展2009 水がつなぐ建築と街・全プロジェクト」でここの設計模型を見た。
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/2b741b9b7cb430035a846b482d6f6098

「地宙線」をイメージした宇宙船のような近未来的なデザインとのこと。



地下鉄の駅ですよ。



地下2階から地下5階までの巨大な吹き抜けがあります。



副都心線は見学だけで銀座線に乗って新橋へ。
新橋からゆりかもめに乗って船の科学館まで行きました。

日本科学未来館のドーム・シアターで新作「夜はやさしい」が上映されているので、午後3時からのチケットを予約しようとしたのですが、すでにドーム・シアターのチケットは全て完売していました。夏休みだから仕方ないですね。あとでわかったことですが毛利衛館長と野田聖子さんの対談というイベントもあったそうです。

気を取り直して日本科学未来館のロッカーに荷物を置いて潮風公園までガンダムを見に行くことにしました。
この夏、お台場まで来たのなら、やはり見ておかないとと思いまして。



ガンダムってよく知らないんですけどね。僕はヤマトまでしかついて行けてないんですわ。



日本科学未来館まで戻って。



サイエンスギャラリーカフェで食事。



大地の恵カレー。

その後はまったりと常設展を見ました。日食の展示は少ししかなくがっかり。
2時45分からのレスキュー・ロボットのイベントに参加した後、青海まで歩いて行きました。

続く。

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Sunday Song Book #877

2009年07月27日 | Sunday Song Book

<07月26日プレイリスト>
[納涼リクエスト大会]
僕らの夏の夢/山下達郎 08月19日発売ニューシングル
MOTHER'S LITTLE HELPER/THE ROLLING STONES "AFTERMATH" '66
WALK DON'T RUN~PERFIDIA~LULLABYE OF THE LEAVES/THE VENTURES "LIVE IN JAPAN '65"
SIDEWALK SURFIN' SCENE/THE BUDDIES "GO-GO WITH THE BUDDIES" '65
YOU MEAN EVERYTHING TO ME/CHOSEN FEW '75
THE FOLKS WHO LIVE ON THE HILL/PEGGY LEE "THE MAN I LOVE" '57
二人の夏(LIVE)/山下達郎 "SINGS SUGAR BABE LIVE" '94
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■内容の一部を抜粋
・近況
「西日本各地、集中豪雨で被害が出ております。死者まで出ておるという。被災されたみなさま、心よりお見舞い申し上げます。避難されている方もいらっしゃるようで、そういうときはラジオがいちばんのメディアでございます」とタツローさん。
先週はライヴのバンドのメンバーと3日ほどスタジオに入り練習していたという。月に一回集まってレパートリーを増やしてゆこうという計画なのだとか。先週はおもに1977,78年、『SPACY』や『IT'S A POPPIN' TIME』あたりのインプロビゼーションの長い曲を中心に練習して一気に10曲レパートリーが増えたとか。50曲くらいになったら何かいろいろと考えようかなと思っているそうだ。30年ぶりにやるような曲をやっていると自分が若い頃に戻った感じがするのだとか。今月やって、また来月練習する予定。楽しいリハーサルの後はまったりとみんなで一杯飲んで帰るという(笑)。

・納涼リクエスト大会
毎夏恒例のリクエスト大会。8月の末にはまりやさんをゲストに呼んで、こちらも恒例の「納涼夫婦放談」を予定しているとか。
この番組でかける音源はCDやアナログから放送用にレベルを上げて音量を調節するデジタル・プログレッシングを行ってWAVEデータにして、それをスタジオに持ってきてハードディスクに流し込んでオンエアしている。
先週は事情があって番組を2週分まとめて収録したとか。そのとき先週いただいたお便りを整理して、それに基づいて作ったリクエストのデータを忘れてきたのだという。違うUSBのチップに入れてしまったので、今回のリクエスト特集は今週いただいたリクエストでしのぐことになったそうだ。

・僕らの夏の夢
ニュー・シングル「僕らの夏の夢」は8月19日発売。8月1日公開の劇場版アニメ作品『サマーウォーズ』(細田守監督)のエンディング・テーマ。4月からTBS系でオンエアされている「総力報道! THE NEWS」のテーマ曲「ミューズ」とダブルAサイド・シングルになる。そして今回のライヴ・ツアー"Performance 2008 -2009"で披露した「アトムの子」のライヴ・ヴァージョンをカップリング。

・着うた
7月29日から「僕らの夏の夢」の着うた配信がスタートする。
レコチョクやワーナーミュージックジャパンの着うたサイト「WAMO!」で配信する。
http://wmg.jp/artist/tatsuro/index.html
http://wmg.jp/mobile/index.html

・サマーウォーズ
いよいよ今週末から全国ロードショウ公開される。
http://s-wars.jp/index.html

・MOTHER'S LITTLE HELPER
ストーンズの1966年のアルバム『AFTERMATH』からシングル・カットされた「MOTHER'S LITTLE HELPER」はアメリカではベスト10ヒットとなった。『AFTERMATH』はタツローさんがいちばん好きなストーンズのアルバムだそうだ。

・WALK DON'T RUN~PERFIDIA~LULLABYE OF THE LEAVES
ヴェンチャーズのベーシスト、ボブ・ボーグルが先日亡くなった。享年75歳。「これでメル・テイラーさんに続いてボブ・ボーグルさんもいなくなったというですね、もうヴェンチャーズ、記憶の彼方にだんだんだんだんなってしまって、結局名前だけ残っていくというそんな感じでございますが。ボーブ・ボーグルさん、心よりご冥福をお祈りします」とタツローさん。
1965年の日本公演のライヴ盤『LIVE IN JAPAN』からヴェンチャーズ・メドレー。

・SIDEWALK SURFIN' SCENE
ザ・バディーズはスタジオ・ミュージシャンの寄せ集めの幽霊グループ。仕掛けているのはマイク・カーブとニック・ヴェネット。ニック・ヴェネットは初期のビーチボーイズのキャピトルのプロデューサーとして名前が知られている。マイク・カーブはMGMの副社長まで成り上がった人。「SIDEWALK SURFIN' SCENE」はそのマイク・カーブの子分で、後にアローズというグループを率いたデイヴィー・アレンというギタリストのギターをフィーチャーしたエレキ・インスト。1965年のアルバム『GO-GO WITH THE BUDDIES』収録曲。

・親知らず
リスナーからの質問で「タツローさんは親知らずが生えたことがありますか?」。
タツローさんは右の上の親知らずが痛くてしょうがないのだそうだ。歯医者に行っても「いずれ神経が抜けるのを待ちましょう」と言われるだけで痛み止めをもらうぐらいしかないのだという。

・YOU MEAN EVERYTHING TO ME
チョーズン・フュウは実態のわからないグループ。同名のグループがたくさんあるのだとか。ポリドールから4枚アルバムが出ている。「YOU MEAN EVERYTHING TO ME」は1975年のシングル。

・いちばん好きなアニメ映画は?
リスナーからの質問。幼少の記憶に勝てないとかで1本だったら「ピノキオ」だとか。

・THE FOLKS WHO LIVE ON THE HILL
「THE FOLKS WHO LIVE ON THE HILL」は1937年のミュージカルの曲。タツローさんのお薦めはペギー・リーのヴァージョン。1957年のアルバム『THE MAN I LOVE』に収録されている。ネルソン・リドル編曲で指揮がフランク・シナトラ。ジャケットのデザインもプロデューサーもフランク・シナトラ。

・ビートルズのリマスター盤はどのような組み合わせで購入するのか?
リスナーからの質問。ステレオ版はバラでまとめて購入するが、モノラルはボックスで揃えるとタツローさん。「初期のビートルズはモノラルのほうが本道なので」と。

・二人の夏(LIVE)
1995年のCDシングル「世界の果てまで」のカップリング。シングルのカップリングのライヴ・ヴァージョンはほとんど未アルバム化なので今度『JOY2』を出すときにはおまけで入れようかなと思っているそうだ。
「二人の夏(LIVE)」は1994年5月2日に中野サンプラザで行われた "SINGS SUGAR BABE LIVE" でのライヴ・レコーディング。もともとは浜田省吾さんが在籍していたグルーブの愛奴のヒット・シングル。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
08月02日は引き続き、毎夏恒例「納涼リクエスト大会」
http://www.smile-co.co.jp/tats/
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ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画

2009年07月25日 | アート

7月19日(日) 曇りのち雨。

京都市美術館で開催されてる「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」を観に行きました。
午前11時40分くらいに到着したのだと思うんですが長蛇の列で30,40分並んで入場しました。



実は今年の3月にNHKホールで行われた達郎さんのライヴも聴きに行く予定でした。
残念ながら仕事の関係で止むに止まれず断念したのですが、
もしも東京に行ってたら上野にある国立西洋美術館で開催されていた
「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」を観に行こうと思っていました。
http://www.ntv.co.jp/louvre/

ですからリベンジみたいなものですね。

■ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画
2009年6月30日(火) - 9月27日(日)
京都市美術館
http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/

「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」の目玉というと
日本初公開になるフェルメールの「レースを編む女」。
黒山の人だかりで遠巻きにしか観られなかったんですが、
この絵の鑑定額がなんと100億円以上なんだそうです。
まぁルーヴル美術館が所有しているということで
プレミアムが付いてるそうなんですけれども驚きますよね。

他の作品ではラ・トゥールの「大工ヨセフ」がおよそ30億円、
レンブラントの「縁なし帽を被った金の鎖を付けた自画像」がおよそ20億円、
今回の展覧会約70点の鑑定額合計は1,000億円だといわれています。
普段なかなか観ることのできない作品ばかりで貴重な体験でした。

京都市美術館のコレクション展第二期
「作家の一言/見者の一見、美術館での一絵」も開催されてましたので観てきました。
http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/exhibition/collect_2-2009.html

やなぎみわの「案内嬢の部屋1F」が観られてよかったです。
先日、中之島の国立国際美術館で「やなぎみわ 婆々娘々!(ポーポーニャンニャン)」を観たばかりでしたので。
刺激だった「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」のあと、まったりとした気持ちになりました。

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ライブハウス・ツアー「COYOTE」

2009年07月23日 | 佐野元春

7月18日(土) 曇りのち晴れ。

ZEPP OSAKAで行われた佐野元春 & THE COYOTE BANDの
2009年夏*全国ライブハウス・ツアー「COYOTE」を聴きに行きました。
SITEDOIにライヴレポをアップしています。
ネタばれしていますので
まだライヴをご覧になられてない方はご注意ください。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/



ZEPP OSAKAに行ったのは4年ぶりでした。
前回は「サヨナラCOLOR~映画のための音楽会~」。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/sayonaracolor.htm#sayonaracolor

コスモスクエア駅周辺は何もなくて空き地が広がってるだけでしたが、
土曜日、久しぶりに行ってその変貌ぶりに驚いてしまいました。
高層マンションがあんなに建っていたとは。。



終演後のZEPP OSAKA。
終演後はZEPP OSAKAの上にあるCROSS BEAT1で友人と飲みました。
ずっと元春の曲がながれていて気分よかったです。

そのとき話題になったのがBlu-spec盤『THE SINGLES』を買うのかってこと。
「あの時代の音を聴くにはパソコンのスピーカーで十分」
という過激な意見が出たりしてました。
まぁ僕もそこまでは思わないにしても今回に限っては見送るつもり。
一度はコピーコントロールCDで僕らを悩ましたレコード会社が
本当によくやるよなというのが本音です。
コメント (2)
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Motoharu Radio Show #014

2009年07月22日 | Motoharu Radio Show

2009/07/21 OnAir - 3rd Week - 日本人アーティスト特集 Vol.3
東田トモヒロ:I WISH
Wilco:You and I
100s:そりゃそうだ
アナログフィッシュ:公平なWorld
Fishmans:Baby Blue
キリンジ:the echo
吉田美奈子:恋は流星
畠山美由紀:若葉の頃や
中村まり:A Brand New Day
佐野元春:天国に続く芝生の丘
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■内容の一部を抜粋
・日本人アーティスト特集 Vol.3
今週は先週、先々週に引き続き国内のアーティストの特集。リスナーからのリクエストはかなり幅広いジャンルに渡っているそうだ。できるだけ多くのリクエストに応えたいということで、今月1ヶ月間3週に渡って特集を組むことにした。先々週はメイン・ストリームの音楽を特集した。先週と今週はオルタナティプな音楽を特集することになった。

・I WISH
東田トモヒロの2003年のデビュー・シングル。ファースト・アルバム『cycle』にも収められている。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月7月の「3PICKS!」はデイヴ・マシューズ・バンド『Big Whiskey and the GrooGrux King』、エルヴィス・コステロ『Secret, Profane & Sugarcane』、そしてウィルコ『Wilco(The Album)』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はウィルコ。

・ウィルコ
ウィルコの新作が届いた。楽しみにしていた人も多いのでは。通算7枚目となるスタジオ録音盤。アルバムがリリースされる前にネット上で全部の楽曲が試聴できるというサービスを行っていた。リスナーにとってはとても親切なので、これからはこんなサービスが当たり前になってゆくのかもしれない。ウィルコの魅力はなんといってもソングライター、ジェフ・トゥイーディの曲にある。世の中からちょっとはみだしながらもがんばってる人たちをそっと応援するかのような優しいバイブスを感じる。そしてその優しいバイブスを包むかのようなちょっとクレイジーな演奏。それが元春がいいなと感じるウィルコの魅力。今回の新作はいつになくポップで楽しく聴けたと元春。今夜は新作『Wilco(The Album)』から個性派女性シンガーファイストとのデュエット曲「You and I 」。

・そりゃそうだ
100sの最新シングル。アルバム『世界のフラワーロード』にも収録されている。
「中村一義のソングライティングいいですよね。ただレコードを聴くだけではなんと歌っているのかわからないんですけれど、歌詞を読んでみるとなるほどと納得する不思議なサウンドです」と元春。

・公平なWorld
アナログフィッシュは佐々木健太郎と下岡晃によるツイン・ヴォーカルのスタイル。「公平なWorld」はアナログフィッシュの2006年のアルバム『ROCK IS HARMONY』収録曲。
「詞も曲も素晴らしいんですがサウンドもいいなと思ってクレジットを見てみると、サウンド・エンジニアに渡辺省二郎、マスタリングにTed Jensenとありました。これは僕の『COYOTE』というアルバムと同じスタッフということで、あっやっぱり、なるほどなと思いました」と元春。

・Baby Blue
フィッシュマンズの1996年のアルバム『空中キャンプ』収録曲。アルバムからシングルカットされた。フィッシュマンズは元春が主催したロック・イベントに出演したことがある。そのときは「ナイト・クルージング」という曲をおよそ30分間、1曲をダブ、レゲエのグルーヴで演奏して、サイケデリックな空間を作り出していたという。
「フィッシュマンズといえばサウンド・エンジニアのZAK。彼も素晴らしいエンジニアです。バンドにとってエンジニアがいかに大事かということを僕はフィッシュマンズのレコードやライヴを見て知りました」と元春。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html

今週は「渋温泉旅館組合青年部」。長野県下高井郡の渋温泉では以前から洗濯や炊飯に温泉を利用するほか、使い終わった温泉を暖房や雪を融かすお湯として利用し、灯油や電気の使用量の削減に役立ててきた。そんな渋温泉の魅力、そして温泉が有効な資源となることを伝えたいと20年ほど前、旅館で働く若者たちがお湯のデリバリーを開始。現在メンバーは二十代から四十代までの14人。温泉の出前や足湯サービスを各地のイベントや地元の老人施設で行っている。7月29日からは渋温泉で夏祭りを予定している。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/movie/motoharu1.html

・the echo
キリンジの2003年のアルバム『For Beautiful Human Life』収録曲。

・恋は流星
吉田美奈子の1977年のアルバム『Twilight Zone』収録曲。プロデュースは吉田美奈子と山下達郎が手がけている。

・若葉の頃や
畠山美由紀の2006年のアルバム『リフレクション』収録曲。作詞がEGO-WRAPPIN'の中納良恵、作曲はキリンジの堀込泰行。

・A Brand New Day
中村まりの最新アルバム『Beneath the Buttermilk Sky』収録曲。
「中村まり。ソングライティングだけではなくギター・プレイヤーとしても素晴らしいです。米国での生活も長いということですけれども、フォーク、ブルーグラス、カントリーなどルーツ・ミュージックを正しく表現している素晴らしいシンガーだと思います」と元春。

・天国に続く芝生の丘
元春の1996年のアルバム『FRUITS』収録曲。
「僕の両親が駆け落ちしてちゃんと結婚式を挙げてないと聞いたので曲の中で結婚式を挙げてみました」と元春。

・次回放送
8月18日火曜日。8月はこの一回しか放送がないので恒例の「3PICKS!」はお休み。8月18日は夏の曲の特集を予定している。
「みなさんからのリクエストによるサマー・ソングス特集。Motoharu Radio Showならではのご機嫌なプレイリストを期待してみたいと思います」と元春。

・番組ウェブサイト
「番組では引き続き曲のリクエストを募集しています。みなさんの思い出のサマー・ソング、聴いてみたいサマー・ソングあったら番組ウェブサイトを使って送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
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Sunday Song Book #876

2009年07月19日 | Sunday Song Book

<07月19日プレイリスト>
[納涼リクエスト大会]
僕らの夏の夢/山下達郎 08月19日発売ニューシングル
SUMMER SUN/JAMESTOWN MASSACRE '72
PILLOW TALK/SYLVIA '73
DON'T JUST STAND THERE/PATTY DUKE '65
MY BABE(LIVE)/THE RIGHTEOUS BROTHERS "MEMORIES OF THE COW PALACE" '63
SHE'S NOT LIKE ANY GIRL/THE GIBSOBS '68
AVENUE OF LOVE/DAVID GATES "LOVE IS ALWAYS SEVENTEEN" '94
高気圧ガール/山下達郎 '83
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
事情があって番組は前倒しで収録しているという。

・納涼リクエスト大会
今週から毎夏恒例のリクエスト大会。8月の末にはまりやさんをゲストに呼んで、こちらも恒例の「納涼夫婦放談」を予定しているとか。

・僕らの夏の夢
1年5ヶ月ぶりとなるニュー・シングル「僕らの夏の夢」は8月19日発売。8月1日公開の劇場版アニメ作品『サマーウォーズ』(細田守監督)のエンディング・テーマ。4月からTBS系でオンエアされている「総力報道! THE NEWS」のテーマ曲「ミューズ」とダブルAサイド・シングルになる。そして手塚治虫生誕80周年を記念してBS2で放送されている「週刊手塚治虫」の主題歌として「アトムの子」が使われていることから、今回のライヴ・ツアー"Performance 2008 -2009"で披露した「アトムの子」のライヴ・ヴァージョンをカップリング。今までにも「アトムの子」のライヴ・ヴァージョンは『Juvenileのテーマ~瞳の中のRainbow~』のカップリングとして1992年3月15日の中野サンプラザホールの音源が収録されている。「それとは違う最新ライヴ・ヴァージョンでございます」とタツローさん。

・サマーウォーズ
「素晴らしいアニメ、ムービーでございますので、是非劇場でご覧いただければと思っております。エンドロールは私今までいろんな映画をやってきましたけれど、音と絵のマッチングという点では今までの僕にとっての最高なマッチングじゃないかと思います。それが5.1(サラウンド)で出てきますので、ちょっと、なかなかいい感じでエンドロールをお楽しみいただけると思います。8月1日から全国で封切られますので、是非とも劇場足をお運びにくださいましてエンドロール、5.1サラウンドでお聴きいただきたいと思います」とタツローさん。
http://s-wars.jp/index.html

・SUMMER SUN
デトロイト出身のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ、ジェームスタウン・マサカーの唯一のビルボード・トップ100入りシングル「SUMMER SUN」。日本ではなぜか人気がある曲。ほとんどCD化されてないのに夏になるとリクエストされる曲。ジェームスタウン・マサカーのメンバーは後にサバイバーへと移行する。

・PILLOW TALK
シルヴィアことシルヴィア・ロビンソンはミッキー&シルヴィアのコンビでヒット曲を出していたことで知られている。'70年代に入ってニュージャージーのスタン・オール・プラチナムというソウル・レーベルの役員になり、ここからプロデューサー、ソングライターとしてたくさんヒットを飛ばす。「PILLOW TALK」は1973年、全米ソウル・チャートNo.1、全米チャート3位の大ヒット曲。いわゆる「お色気路線」でお昼には濃い曲。

・DON'T JUST STAND THERE
映画『奇跡の人』にヘレン・ケラー役で出演しアカデミー賞を受賞したパティ・デューク。いわゆるアイドル・シンガーなので歌はそんなに上手くないがデビュー曲「DON'T JUST STAND THERE」(邦題「やさしくしてね」)は大ヒット。1965年全米ベスト10ヒット。

・MY BABE(LIVE)
25年前、上柴とおるさんの「ポップス・ア・ゴー・ゴー」という番組で聴いたライチャス・ブラザーズの「MY BABE(LIVE)」はどのライヴ盤に入ってるのか知りたいというリスナーからのリクエスト。タツローさんは上柴さんに直接メールして訊いたそうだ。1963年の9月にサンフランシスコのカウパリスというアリーナで録音されたライヴ・アルバム『MEMORIES OF THE COW PALACE』に収録されたヴァージョンだという。オーケストラはフィル・スペクターがコンダクトしていて、ロネッツ、D.D.シャープ、フレディ・キャノン、ボビー・フリーマン、ディオンヌ・ワーウィックといろいろな人が出演していた。このライヴ盤はオータムというレーベルから出ていたメガ・レアなレコードだったが、'80年代の前半にライノからリイシューされ、上柴さんはそのリイシュー盤を購入して自分の番組でかけたのだとか。

・SHE'S NOT LIKE ANY GIRL
オーストラリア出身の3人組のグループ、ギブソンズ。ヒット曲はないもののブリティッシュ系の隠れた人気グループ。「SHE'S NOT LIKE ANY GIRL」は1968年にロッキン・ベリーズのジェフ・タートンがギブソンに書き下ろした曲。未CD化曲。

・AVENUE OF LOVE
デイヴィット・ゲイツが1994年にナッシュビルで録音したアルバム『LOVE IS ALWAYS SEVENTEEN』の1曲目。

・ジーンズ
リスナーからの質問で「ツアーでタツローさんが穿いていたジーンズはどこのメーカーのものですか?」。
タツローさんはこの20年くらいはエドウィン一筋なのだとか。今穿いてるのは503のGGという細身のストレートなのだそうだ。昔はリーヴァイスの505を穿いてたそうだが、年を取ってくるとリーヴァイスの細いのがそぐわなくなってきたそうだ。

・高気圧ガール
コピーライター眞木準さんが6月22日に急性心筋梗塞のため都内の病院で亡くなった。享年60歳。タツローさんの古くからの親しい友人で、今回のツアーも見に来てくれたそうで、そのときにまた一緒に飲みに行こうと約束をしたばっかりだったとか。タツローさんとはコマーシャル作品、例えば「高気圧ガール」や「湾岸スキーヤー」、「フラジール」とたくさん作品になっているし、ベスト・アルバム『TREASURES』やアルバム『COZY』の「7イヤーズちょびっと」というコピーも眞木準さんにお願いしたものだとか。取り急ぎ今日は代表的な作品のひとつ「高気圧ガール」。「ご冥福をお祈りします」とタツローさん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
07月26日は引き続き、毎夏恒例「納涼リクエスト大会」
http://www.smile-co.co.jp/tats/
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Motoharu Radio Show #013

2009年07月15日 | Motoharu Radio Show

2009/07/14 OnAir - 2nd Week - 日本人アーティスト特集 Vol.2
はっぴいえんど:夏なんです
Elvis Costello:I Dreamed of My Old Lover
Mellowhead:胸いっぱいの愛
THE GROOVERS:ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
バンバンバザール:恋はねずみ色
小谷美紗子:Who
東京ローカル・ホンク:お手紙
大橋トリオ:A BIRD
リクオ:アイノウタ
伊藤銀次:こぬか雨
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・日本人アーティスト特集 Vol.2
今週は先週に引き続き国内のアーティストの特集。リスナーからのリクエストはかなり幅広いジャンルに渡っているそうだ。できるだけ多くのリクエストに応えたいということで、今月1ヶ月間3週に渡って特集を組むことにしたとか。先週はメイン・ストリームの音楽を特集した。今週と来週はオルタナティプな音楽を特集することになったという。

・夏なんです
1971年のはっぴいえんどの2枚目のアルバム『風街ろまん』収録曲。「花いちもんめ」のB面としてシングル・カットされた。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月7月の「3PICKS!」はデイヴ・マシューズ・バンド『Big Whiskey and the GrooGrux King』、エルヴィス・コステロ『Secret, Profane & Sugarcane』、そしてウィルコ『Wilco(The Album)』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はエルヴィス・コステロ。

・エルヴィス・コステロ
今まで出してきたレコードが多い、多作で知られるアーティスト。デビューして間もない頃、来日してコンサートの宣伝ということで、「今、来日公演中」と書いた横断幕をつけたトラックにメンバー一堂で乗り込んで、銀座の歩行者天国でゲリラ・ライヴをやって警察沙汰になったことがある。エルヴィス・コステロはどちらかというと、そんなふうに型破りなヤツというキャラクターがある。レコーディング・アーティストとしてデビューしたのは1977年。ちょうどパンク・ムーブメントの真っ只中。本人はランディ・ニューマンやザ・バンドの音楽が好みだったそうだが、時代に合わせて、とにかくとんがったことをやろうとして作ったのがデビュー・アルバム『My Aim Is True』。続いて『This Year's Model』、『Armed Forces』、『Get Happy!!』とご機嫌なロックンロール・アルバムを立て続けに発表。その音楽性は'50年代、'60年代のポップ・ロックが中心となっていた。エルヴィス・コステロの場合、その音楽性は想像を超えるくらい広い。これまで発表してきたアルバムを見てみても、ポップ・ロック的な作品、アメリカのルーツ音楽的な作品、そしてクラシック音楽的な作品と様々。それだけ音楽的なアイディアの引き出しが多いといえる。

・I Dreamed of My Old Lover
今回の新作『Secret, Profane & Sugarcane』ではアメリカ、ナッシュビルに行ってカントリー・ミュージックに挑戦している。これまでもエルヴィス・コステロは過去に何枚かカントリー・ミュージックにアプローチした作品を出している。1981年のアルバム『Almost Blue』もそのうちの1枚。今回の新作ではTボーン・バーネットをプロデューサーに迎えてもう一度カントリー・ミュージックという自分の中の音楽的なルーツに立ち戻っている。今、アメリカの音楽シーンではカントリーやフォーク・ミュージックの再評価が高まっているということだが、そうした動きにエルヴィス・コステロが敏感に反応したということもあるかもしれない。

・胸いっぱいの愛
Mellowheadの「胸いっぱいの愛」は最新アルバム『Daydream weaver』の収録曲で、プレイグスの『センチメンタル・キック・ボクサー』収録曲のリテイク。Mellowheadは現在、コヨーテ・バンドのギタリストとして元春とツアーを回っている深沼元昭のプロジェクト。

・ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
グルーヴァーズの「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」は最新アルバム『ROUTE 09』のボーナス・トラック。元春の1989年のアルバム『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』からタイトル曲をカヴァーしている。

・恋はねずみ色
バンバンバザールの「恋はねずみ色」は2005年のアルバム『十』収録曲。
「作詞作曲を担当している福島康之のソングライティング、素晴らしいですね。僕は好きです」と元春。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html

今週は「社団法人日本ネイチャーゲーム協会」。ネイチャーゲームとは1979年にアメリカで提唱された五感を使って自然と触れ合う環境教育プログラム。およそ20年前に日本でも協会が発足。目隠しをして木に触れたり、身体を覆って一体感を楽しむなど自然と直に触れ合うプログラムを140種類開発し、小学校の授業にも取り入れられている。協会ではイベントを通じて子どもたちに身近な自然を体験してもらうほか、ネイチャー・ゲーム・リーダーと呼ばれる指導員を養成。現在18歳から86歳までおよそ1万1千人のリーダーが全国で活動している。18日には東京日の出町で体験イベントを予定している。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/movie/motoharu1.html

・Who
小谷美紗子の2006年のアルバム『CATCH』収録曲。2008年にリテイクしてシングルとなった。
「以前、僕が主催した音楽イベントがあって、そこに彼女にも出演してもらいました。当時まだデビューしたばかりでしたけれども、すでに素晴らしい才能がありました。演奏のスタイルもいいですよね。彼女が弾くピアノを中心にとてもプレイヤヴィリティーの高いドラム、ベースのトリオでやっています」と元春。

・お手紙
元春からのリクエスト。東京ローカル・ホンクの2005年のアルバム『東京ローカル・ホンク』から。
「東京ローカル・ホンク。耳馴染みのないバンド名かもしれませんが一度そのサウンドを耳にすると忘れられないのが彼ら、東京ローカル・ホンクです。久保田麻琴がプロデュースを手掛けたアルバム『東京ローカル・ホンク』から今夜はこの曲、お手紙」、「コーラス・ワークも素晴らしい4ピースのバンド」と元春。
#オフィシャル・サイトにオンエアの報告が掲載されています。
http://www.honk.jp/index.html

・A BIRD
大橋トリオのメジャー・デビュー・アルバム『A BIRD』収録曲。
バンド名は「大橋トリオ」だが実際はソングライター大橋好規のソロ・ユニット名。

・アイノウタ
リクオの2008年のシングル。アルバム『What’s Love?』にも収録されている。
「僕もリクオくん、彼のピアノは好きで、過去にテレビ出演のときに何回かセッションをしています。ソングライターとしてもいい曲をたくさん書いています。またどこかで会って楽しいコラボレーションができたらいいなと思ってます」と元春。

・こぬか雨
「こぬか雨」は伊藤銀次の1977年のソロ・デビュー・アルバム『Deadly Drive』収録曲。山下達郎との共作曲。
伊藤銀次は今年デビューしてからほぼ30周年を迎えたという。

・番組ウェブサイト
「番組では引き続き曲のリクエストを募集しています。思い出の曲、聴いてみたい曲などあったら番組ウェブサイトを使って送ってください。待ってます。来週も引き続き国内のアーティスト、オルタナティブ編です。どんなアーティストがエアプレイを予定しているか番組ウェブサイトの放送後記でも話しているので、是非そちらもチェックしてみてください」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
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ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち

2009年07月14日 | アート

2009年7月12日(日) 晴れ。

中之島の国立国際美術館で「ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち」を観た。



■ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち
2009年6月23日(火) - 9月23日(水・祝)
中之島・国立国際美術館
http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html

B2フロアで開催されている「やなぎみわ 婆々娘々!(ポーポーニャンニャン)」と「慶應義塾をめぐる芸術家たち」を観た後、B3フロアの「ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち」へ。

圧倒的なコレクションを誇るルーヴル美術館から、歴史や地域を超えて「子ども」をテーマにした作品を集めた展覧会。古代エジプトの少女のミイラなんていう貴重な収蔵品が展示されていて思わず息をのんだ。あまりに遠い過去。歴史の遺産ともいうべきミイラ。発掘してルーヴルに展示しているフランス国家。それを大阪で観ている自分。刺激的というかなんというか。でも滅多に観られるものではないのは確か。これは本当に観る価値があった。京都で開催されているルーヴル美術館展にも行く予定だ。

「やなぎみわ 婆々娘々!(ポーポーニャンニャン)」もおもしろかった。「マイ・グランドマザーズ」シリーズが一堂に展示されていた。「50年後のお婆さんになった自分の姿」を公募し、モデルへのインタビューを通して作品へと昇華している。ギラギラとした欲望が渦巻いている人物から、孤独の中でさすらっている哀しい姿まで、誰もが「死」を意識して自分の未来に思いを馳せていたのが印象的だった。



こんなところにチューリップがあったなんて今まで知らなかった。



須田悦弘の「チューリップ」。常設展示作品なんですって。



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Sunday Song Book #875

2009年07月13日 | Sunday Song Book

<07月12日プレイリスト>
[モータウン特集アーカイヴス Part 4]
REACH OUT I'LL BE THERE/THE FOUR TOPS '66
IT'S A SHAME/THE SPINNERS '70
BABY, I'M FOR REAL/THE ORIGINALS '69
THE GIRL'S ALRIGHT WITH ME/THE TEMPTATIONS "TEMPTIN'" '65
SHE'S OUT OF MY LIFE/MICHAEL JACKSON "OFF THE WALL" '79
DOES YOUR MAMA KNOW ABOUT ME/BOBBY TAYLOR & THE VANCOUVERS '68
DAYLIGHT & DARKNESS/SMOKEY ROBINSON"LOVE BREEZE" '78
NEVER DREAMED YOU'D LEAVE IN SUMMER/STEVIE WONDER "WHERE I'M COMING FROM" '71
WHAT'S GOING ON(STEREO SINGLE MIX)/MARVIN GAYE '71
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
先週は久しぶりの休みだったので、食事会や飲み会の日々を続けて、少し飲み過ぎという感じなんだとか。ようやく休みになったと思っていたら、また仕事が入ってきそうな雰囲気になってきたという。

・僕らの夏の夢
ニュー・シングル「僕らの夏の夢」は8月1日公開の劇場版アニメ作品『サマーウォーズ』(細田守監督)のエンディング・テーマ。
「本当に素晴らしいアニメでございますので、是非映画館で、5.1サラウンドで私のテーマ・ソングをお聴きいただければなと思います」とタツローさん。
http://s-wars.jp/index.html

8月19日発売で、番組では来週19日にオンエア予定。カップリングはTBS系の「総力報道! THE NEWS」のテーマ曲「ミューズ」。そして手塚治虫生誕80周年を記念してBS2で放送されている「週刊手塚治虫」の主題歌として「アトムの子」が使われていることから、今回のライヴ・ツアー"Performance 2008 -2009"で披露した「アトムの子」のライヴ・ヴァージョン。

・モータウン特集アーカイヴス
モータウンが今年50周年なので、今から13年前の1996年7月にオンエアした「モータウン特集」の再現放送。今週はその最終回で「マイ・フェイバリット・モータウン」。タツローさんの好きなモータウンのヒット・ソングの数々、それからあまり知られてない曲もちょっとだけ混ぜて、タツローさんがこれまでずっーとモータウンを聴き続けてきて、心の底からいいなと思った曲を並べる。

・REACH OUT I'LL BE THERE
タツローさんが中学の頃ラジオで聴いて涙を流すほど感動したフォートップスの「REACH OUT I'LL BE THERE」。今でもイントロが出ただけでグッとくるのだとか。1966年の全米No.1。

・IT'S A SHAME
スピナーズの1970年の「IT'S A SHAME」はスティービー・ワンダーの作曲、プロデュース作品。アレンジはポール・ライザー。イントロはいろいろなヒップホップの作品でサンプリングされている。スピナーズはこの後、フィラデルフィアに行って大成功を収めることになるが、ヴォーカル・グループとしてはモータウン時代、特にG.C.キャメロンがリード・ヴォーカルの時代が魅力的だとタツローさん。

・BABY, I'M FOR REAL
デトロイト周辺で活動していた4人組ヴォーカル・グループ、ジ・オリジナルスの1969年の「BABY, I'M FOR REAL」はグループのプロデューサーだったマーヴィン・ゲイが書いた作品。アレンジはポール・ライザー。1969年、R&BチャートNo.1、全米チャート14位。

・THE GIRL'S ALRIGHT WITH ME
たくさんあるテンプテーションズのアルバムの中でタツローさんがよく聴いたのは1965年の『TEMPTIN'』というタイトルのアルバム。「SINCE I LOST MY BABY」というヒット曲がA面の1曲目に入ってる。そこから続くA面の流れが好きでよく聴いていたとか。A面2曲目の「THE GIRL'S ALRIGHT WITH ME」はエディ・ケンドリックスのリードがとても素晴らしいとタツローさん。エディ・ホーランドとノーマン・ホィットフィールドとエディ・ケンドリックス三者による共作。コード進行やアレンジが当時はすごく珍しくて新鮮でよくコピーしたのだとか。プロになってから曲を作る場合、こういうところから有形無形の影響を受けているとタツローさん。

・SHE'S OUT OF MY LIFE
13年前はここでマーヴィン・ゲイとタミー・テレルの「AIN'T NO MOUNTAIN HIGH」をかけたそうだ。
2週間前の放送でジャクソン5の「I WANT YOU BACK」をかけた際に「マイケル・ジャクソンは誰もが認める通り不世出のアーティストでありましたけれども、マーヴィン・ゲイ同様にアメリカの芸能界の地獄で燃え尽きてしまいました」とタツローさんがコメントしたところ、驚くほどたくさんの反響があったという。同時に多くのリスナーの方々がマイケル・ジャクソンの死に対するメディアの興味本位の反応や、音楽不在の報道姿勢に疑問を述べていたとか。これについては吉岡正晴さんがご自身のブログに実に的確なコメントを寄せている。

「アメリカのメディアはまだしも、日本のメディアは、マイケルが音楽、エンタテインメントの世界で成し遂げたことをまったくといっていいほど紹介しない、紹介しなければ、評価のしようもない。数字だけ並べればいいというものではない。彼がなぜこれほどの宇宙一のスーパースターになったのかを正しく説明できなくては特集番組をやってもまったく意味がない。この国のメディアは、アート、エンタテインメントに対して口先だけは評価するようなことを言うが、真にその意味を理解していないようだ。マイケルはメディアの最大の生贄(いけにえ)になったアーティストである」。吉岡正晴(2009/06/29)
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/little_diary.cgi

マイケル・ジャクソンが本当の意味で実力を開花させるのは1979年のアルバム『OFF THE WALL』。タツローさんはとりわけ「SHE'S OUT OF MY LIFE」で、マイケルがコーダで泣きながら歌う、それにものすごく感じ入ったのだとか。

・DOES YOUR MAMA KNOW ABOUT ME
ボビー・テイラー&ザ・バンクーバーズの「DOES YOUR MAMA KNOW ABOUT ME」はどちらかといえば隠れた名曲。ほとんどがデトロイト出身だった当時のモータウンには珍しく、リーダーのボビー・テイラーはカナダのバンクーバー出身。グループは黒人白人混成のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループで、曲を書いたとしてクレジットされているベーシストのトミー・チョンは後にチーチャン&チョンのメンバーになるあのトーマス・チョン。プロデュースド・バイ・ベリー・ゴーディー。

・DAYLIGHT & DARKNESS
今回のモータウン特集はモータウンの本社がデトロイトにあった間だけの1970年代初頭までとなっている。これはタツローさんの解釈によるもので1960年代に限った特集になっている。スティービー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、ダイアナ・ロスといったモータウン生え抜きのアーティストは1970年代も相変わらず大活躍したが、そういう人たちは「モータウン」というムーブメントの中ではなくて、彼らの個人的な才能がそれを継続させたので、インディ・レーベルからはじまって一世を風靡した「モータウン・サウンド」というのは1970年代の頭までという解釈が妥当だと思われる。
しかし、そうはいってもタツローさんはスモーキー・ロビンソンとか大好きだったので1970年代、1980年代に入ってもずっーとレコードを買い続けていたという。特にスモーキー・ロビンソンやスティービー・ワンダーの場合は1970年代に作った作品は、1960年代に勝るとも劣らない、というか時にはそれ以上のものがたくさんあるそうだ。「スティービー・ワンダーはあまりに天才的な人なので今回はほとんどかけられませんでしたが、また機会がありましたら」とタツローさん。
スモーキー・ロビンソンの1978年の「DAYLIGHT & DARKNESS」は数あるスモーキー・ロビンソンの曲の中でタツローさんが最も愛する1曲だそうだ。スモーキー・ロビンソンが1980年代の末に来日したときはおっかけ状態で全公演くっついて回ったとか。楽屋まで押し掛けてサインを貰ったりしたそうだ。そのとき持って行ったのがこの「DAYLIGHT & DARKNESS」が収められているアルバム『LOVE BREEZE』。

・NEVER DREAMED YOU'D LEAVE IN SUMMER
スティービー・ワンダーの「NEVER DREAMED YOU'D LEAVE IN SUMMER」は1971年のアルバム『WHERE I'M COMING FROM』に収められている1曲。先日行われたマイケル・ジャクソンの追悼セレモニーで歌われた曲。この曲はコメントを引用させてもらった吉岡正晴さんにお礼を込めて彼からのリクエスト。

・WHAT'S GOING ON(STEREO SINGLE MIX)
マーヴィン・ゲイの「WHAT'S GOING ON」はタツローさんのオールタイム・フェイバリット。ラジオから流れたとき震えるほど感動したという。日本ではレコードがなかなかリアルタイムで出ず、今か今かと待って買ったのだという。その当時は輸入盤がまだなくて日本盤しかない時代で、シングルもアルバムも日本盤で買って持ってるそうだ。この「WHAT'S GOING ON」は1960年代的なモータウンのひとつの終焉、ブラック・ミュージックにとってもひとつの転換期、時代を象徴する1曲だったという。今回タツローさんがはじめて買ったシングルの「WHAT'S GOING ON(STEREO SINGLE MIX)」を番組でかけようとして、CDを探したがシングル・ヴァージョンはすべてモノラル・ヴァージョンで、ステレオ・ヴァージョンはすべてアルバムに入ってるナレーション入りだったという。シングルの「WHAT'S GOING ON(STEREO SINGLE MIX)」がCD化されているとしたら、是非教えてほしいとタツローさん。番組では日本盤のオリジナル・シングルをオンエア。

・マーヴィン・ゲイ物語-引き裂かれたソウル
マーヴィン・ゲイの自伝本『マーヴィン・ゲイ物語-引き裂かれたソウル』が出た。レイ・チャールズの評伝本で知られるデイヴィッド・リッツが'80年代に発表した名著と謳われる本を吉岡正晴さんが翻訳した。この翻訳本を5名にプレゼント。

・モータウン・ゴールド
今回の特集に最も沿った形で編纂されているCDもプレゼント。2005年にモータウン45周年を記念して、日本のユニヴァーサルが組んだコンピレーション『MOTOWN GOLD』。こちらも5名にプレゼント。締め切りは7月中旬。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
07月19日からは、毎夏恒例「納涼リクエスト大会」
http://www.smile-co.co.jp/tats/
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ザ・ソングライターズ

2009年07月11日 | 佐野元春

先週から教育テレビではじまった「佐野元春のザ・ソングライターズ」。
ウェブサイトがオープンして今後のスケジュールが発表されました。
http://www.nhk.or.jp/songs/song-w/

●「ザ・ソングライターズ」Vol.2 「小田和正・2」
2009年7月11日(土) 23:25~23:54 NHK教育

※再放送:2009年7月18日(土) 5:00~5:29 NHK衛星第2
     2009年7月18日(土) 12:00~12:29 NHK教育

●「ザ・ソングライターズ」Vol.3 「さだまさし・1」
2009年7月18日(土) 23:25-23:54 NHK教育

※再放送:2009年7月25日(土)5:00-5:29 NHK衛星第2
     2009年7月25日(土)12:00-12:29 NHK教育

●「ザ・ソングライターズ」Vol.4 「さだまさし・2」
2009年7月25日(土)23:25-23:54 NHK教育

※再放送:2009年8月1日(土)5:00-5:29 NHK衛星第2
     2009年8月1日(土)12:00-12:29 NHK教育

●「ザ・ソングライターズ」Vol.5 「松本 隆・1」
2009年8月8日(土)23:25-23:54 NHK教育

※再放送:2009年8月15日(土)5:00-5:29 NHK衛星第2
     2009年8月15日(土)12:00-12:29 NHK教育

●「ザ・ソングライターズ」Vol.6 「松本 隆・2」
2009年8月15日(土)23:25-23:54 NHK教育

※再放送:2009年8月22日(土)5:00-5:29 NHK衛星第2
     2009年8月22日(土)12:00-12:29 NHK教育

7月から9月まで全12回シリーズとのこと!
8月22日以降のスケジュールがどうなるのか、ひじょうに気になるところです。
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Motoharu Radio Show #012

2009年07月08日 | Motoharu Radio Show

2009/07/07 OnAir - 1st Week - 日本人アーティスト特集 Vol.1
01.大瀧詠一:楽しい夜更かし
02.Dave Matthews Band:Funny the Way It Is
03.Dave Matthews Band:You and Me
04.くるり:さよならリグレット
05.奥田民生:イージュー★ライダー
06.スガシカオ:青空
07.ORIGINAL LOVE:築地オーライ
08.BONNIE PINK:Joy
09.ハナレグミ:光と影
10.Superfly:愛と感謝
11.Mr.Children:君が好き
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・日本人アーティスト特集 Vol.1
今週はリスナーから寄せられた国内のアーティストのリクエスト特集。リクエストはかなり幅広いジャンルに渡っているので、急遽今月1ヶ月間3週に渡って特集を組むことにしたそうだ。今週はメイン・ストリーム、第2週と第3週はオルタナティプと大雑把に分けて特集することにした。今週はメイン・ストリームのアーティストを特集。

・楽しい夜更かし
大瀧詠一の1975年のアルバム『Niagara Moon』収録曲。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月7月の「3PICKS!」はデイヴ・マシューズ・バンド『Big Whiskey and the GrooGrux King』、エルヴィス・コステロ『Secret, Profane & Sugarcane』、そしてウィルコ『Wilco(The Album)』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はデイヴ・マシューズ・バンド。

・デイヴ・マシューズ・バンド
デイヴ・マシューズ・バンドの約4年ぶり通算7枚目となるスタジオ録音盤『Big Whiskey and the GrooGrux King』がリリースされた。デイヴ・マシューズ・バンドの音楽は日本のFMではエアプレイがほとんどないので知らない人が多い。しかし本国のアメリカではかなり人気の高いバンド。人気だけではなく音楽性や演奏力も高く評価されている。特にライヴ・パフォーマンスに定評がある。ドラムス、ベース、ギターに加えてヴァイオリンとサキソフォンを加えた5人編成。ロックやポップスといったジャンルにとらわれることなくとても自由な音楽性を持ったバンド。彼らの場合スタジオ盤のほかにライヴ盤も多く出している。それだけ自分たちの演奏に自信を持っているのだろうと思われる。しかし残念なことに昨年の夏、オリジナル・メンバーだったサックス奏者リロイ・ムーアが事故の後遺症で亡くなった。今回の新作はそうした仲間の死を乗り越えて作られたものだと思われる。アルバムのタイトルに"GrooGrux"という亡くなった仲間のニックネームが含まれている。アルバムには生前に収録されたサックス・プレイヤー、リロイ・ムーアの演奏があちこちにちりばめられている。そうした残念な話もあるがデイヴ・マシューズ・バンドの新作はいつも通りクリエイティブなエネルギーに溢れたものになっている。今週はアルバムから「Funny the Way It Is」と「You and Me」の2曲。

・さよならリグレット
くるりの2007年のシングルで今年発売されたアルバム『魂のゆくえ』収録曲。
元春は彼らがデビューした頃、レコード・カンパニーから依頼されて推薦文を書いたそうだ。

・イージュー★ライダー
奥田民生の1996年のシングル。2007年のベスト・アルバム『記念ライダー2号 ~オクダタミオシングルコレクション~』に収録されている。この曲のレコーディング・ミュージシャンは元ハートランドのメンバー、ドラムス古田たかし、ギター長田進が参加している。元春がはじめてこの曲を聴いたとき、馴染みのあるような印象があったという。特にドラムス古田たかしとは20年以上一緒にやって来ているので他のシンガーのレコードでも彼が叩いているとすぐにわかるそうだ。

・青空
スガシカオの「青空」は2002年のシングルで2003年のアルバム『SMILE』収録曲。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html

今週は「NPO法人スペースふう」。山梨県増穂町の女性が集まり1999年に発足。イベントで発生する使い捨て食器ゴミを無くそうと何度でも使用できるリユース食器のレンタルと販売事業を行っている。利用者は食器を注文し、使い終わった後に汚れたまま返却。工場で洗浄・殺菌を行い再利用している。現在メンバーは20人。各地のイベントの他、地元のサッカーJリーグチーム「ヴァンフォーレ甲府」のスタジアムなどに年間100万個の食器を提供している。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/movie/motoharu1.html

・築地オーライ
オリジナル・ラヴの「築地オーライ」は2004年のアルバム『街男 街女』収録曲。曲の冒頭の「龍の鯉口雪駄履きで長く暮らした築地を発つぜ」の部分は築地の移転問題に言及しているのかもしれないと元春。「ちょっと気になるので今度会うことがあれば是非訊いてみたいと思います。ちなみにオリジナル・ラヴのレコーディングにライヴ。ドラムスは古田たかしがやっているということ。ちょっと縁がありそうです」と元春。

・Joy
ボニー・ピンクの「Joy」は2009年のシングル。最新アルバム『ONE』にも収録されている。ボニー・ピンクは元春のコンピレーション・アルバム『G*R*A*S*S』に収録されている「石と卵」で元春とデュエットしている。「ハーモニーが複雑な曲だったんですけれども、とても上手に歌ってくれました」と元春。

・光と影
ハナレグミの「光と影」は2009年のシングル。最新アルバム『あいのわ』にも収録されている。
2003年10月3日に開催された「In The City TOKYO」(音楽製作者連盟が毎年主催、運営する業界向けイベント)のスペシャル・イベント「in the city 2003 "SSW - そして僕は歌を書いた" Produced by 佐野元春」にハナレグミは出演している。この日だけ結成されたスペシャル・バンドは井上鑑(Keyboards)、村上"PONTA"秀一(Drums)、高水健司(Bass)というメンツ。新世代の男性Singer Song Writer(SSW)として選ばれたのはYO-KING、ハナレグミ、古明地洋哉(こめいじひろや)、saigenji。元春のステージは4人との共演でハナレグミとは「Jasmine Girl」を一緒に歌っている。「素晴らしい声、そして音楽的な言葉を持ったソングライターだと思います」と元春。

・愛と感謝
スーパーフライの2008年のシングル「愛を込めて花束を」のカップリング曲でアルバム『Superfly』に収録されている。
元春は以前ラジオで対談したことがあるそうだ。元春が最初に志帆さんの声を聴いたときになぜか1970年代の音楽を感じたという。「とても強い声を持ったシンガーだと思います。またどこかで会って楽しいコラボレーションができたらいいなと思います」と元春。

・君が好き
ミスチルの「君が好き」は2002年のシングル。アルバム『IT'S A WONDRFUL WORLD』収録曲。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非、ご覧になって曲へのリクエスト、そして番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
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ディア・ドクター

2009年07月07日 | 映画
7月5日(日) 曇り一時雨。

梅田ガーデン・シネマ1で西川美和監督作品『ディア・ドクター』を観た。

■ディア・ドクター
http://deardoctor.jp/

2009年7月5日(日) 梅田ガーデン・シネマ1
13時10分の回 立見入場整理券9番

香川照之がゲスト出演したTBS系トーク番組「A-STUDIO」で撮影秘話を聞き、おもしろそうだと思い観に行くことにした。13時10分の回上映30分前に到着したもののすでに満席。その次の上映まで待つか迷ったが、結局立見で観ることにした。

笑福亭鶴瓶初主演映画。鶴瓶の自然体の演技が素晴らしく、まるで鶴瓶そのものというふうに感じた。余貴美子、香川照之、松重豊、笹野高史といった脇を固める役者の演技も素晴らしかった。どんどん話に引き込まれて気がつくとラスト10分。どんなふうに終わるのかと興味津々だったが、意外なラストシーンが用意されていた。エンディングロールで思いがけず涙が溢れた。

ここからネタばれ。



監督とつるべ師匠のサイン入りポスター。










この『ディア・ドクター』の中で鶴瓶が演じるのは贋ものの医師、伊野治。伊野が突然失踪したことで村中が大騒ぎになり、警察の捜査の過程で贋ものだったことが明らかになってゆく。

西川美和監督は前作『ゆれる』が予想以上の観客に観てもらえたことで、映画監督という大それたポジションにいる自分自身に違和感と居心地の悪さを感じたのだという。そういう据わりの悪さを感じて生きている人は、今の時代、意外に多いのではないかという気がしたそうだ。いかにも本物っぽく働きながら、実は拠りどころのない不安を抱えている人、あるいは家庭に入った途端、いきなり妻や母らしい振る舞いを求められてとまどっている人。

伊野治の正体は最後まで明らかにされることはない。医師と偽り村から多額の報酬を受け取ったことで、警察は詐欺罪だというのだが、伊野を連れてきたことで非難された村長は、じゃあ警察手帳を見せただけであなたが本物だと証明できるのかと刑事に問うた。

ラストシーンで意外な場所に現れた伊野治。八千草薫が最後に見せる表情に救われた。それにしても伊野治とは一体何者なのだろうか。
コメント (2)
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Sunday Song Book #874

2009年07月05日 | Sunday Song Book

<07月05日プレイリスト>
[モータウン特集アーカイヴス Part 3]
A LOVER'S CONCERTO/THE TOYS '65
WORKING MY WAY BACK TO YOU/THE 4 SEASONS '66
1-2-3/LEN BARRY '65
REACH OUT I'LL BE THERE/THE TREMELOES "SUDDENLY YOU LOVE ME" '68
LOVE GROWS/EDISON LIGHTHOUSE '70
MANEATER/DARYL HALL & JOHN OATES '82
BACK TO BLACK/AMY WINEHOUSE "BACK TO BLACK" '07
ハートをROCK/松田聖子 "ユートピア" '83
悲しい気持ち/桑田佳祐 '87
MajiでKoiする5秒前/広末涼子 '97
NEW LOOK/安室奈美恵 '08
MIGHTY SMILE/山下達郎 "アルチザン" '91
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
山下家の除湿器が湿度の高さでへたり、新しいのを一台導入したとか。ニュー・シングル「僕らの夏の夢」のマスタリングが終了し、昨日無事に工場に送られたそうだ。ツアー、レコーディングと8ヶ月休みなしで働いてきて、ようやく先の予定のないスケジュールになったとか。

・僕らの夏の夢
ニュー・シングル「僕らの夏の夢」は8月19日発売。8月1日公開の劇場版アニメ作品『サマーウォーズ』(細田守監督)のエンディング・テーマ。
http://s-wars.jp/index.html

今回のシングルは久しぶりに生ドラムでレコーディングしたとか。小笠原拓海くんのドラムでリズム・セクションは展開しているそうだ。

カップリングはTBS系の「総力報道! THE NEWS」のテーマ曲「ミューズ」。そして手塚治虫生誕80周年を記念してBS2で放送されている「週刊手塚治虫」の主題歌として「アトムの子」が使われていることから、今回のライヴ・ツアーでも披露した「アトムの子」のライヴ・ヴァージョン。オンエアは2週間先の予定。

・モータウン特集アーカイヴス
モータウンが今年50周年なので、今から13年前の1996年7月にオンエアした「モータウン特集」の再現放送。今週はその3回目。今回はモータウンの音楽性を分析。モータウン以外の曲を使ってモータウンの音楽的な特徴をいろいろと聴いていこうという特集。

・A LOVER'S CONCERTO
サンディ・リンツァーとデニー・ランデルの作曲家コンビが黒人3人組のガール・グループ、トーイズに提供した「A LOVER'S CONCERTO」は1965年全米2位の大ヒット曲。バッハのメロディを借用している。

・WORKING MY WAY BACK TO YOU
リンツァー=ランデルがフォーシーズンズに提供した「WORKING MY WAY BACK TO YOU」は1966年の中頃に全米9位。ボブ・クリューのプロデュース作品。のちにスピナーズがカヴァーしている。フォーシーズンズの中期のヒットにはモータウンの音作りに影響を受けたものが大変多いがこれもそうした中の1曲。

・1-2-3
1965年の秋口にヒットした「1-2-3」はフィラデルフィアのシンガー、レン・バリーのデビュー・ヒット。フィラデルフィアのソングライター、プロデューサー・チームのジョニー・マダラとデイヴィッド・ホワイトによる作曲。「DANCING IN THE STREET」をほうふつとさせる。録音はモータウン本家よりこちらのほうがすぐれていたりする。

・REACH OUT I'LL BE THERE
イギリスではビートルズをはじめとしてモータウンのカヴァー曲が多かった。イギリスの4人組のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ、ザ・トレメローズの「REACH OUT I'LL BE THERE」は1968年にアメリカで発売されたアルバム『SUDDENLY YOU LOVE ME』のみに収録されている。

・LOVE GROWS
「LOVE GROWS」(邦題「恋の炎」)はモータウンの音作りを研究して作られた曲。エジソン・ライトハウスはイギリスのグループだが、内実はスタジオ・ミュージシャンによる幽霊グループ。歌っているのはイギリスのセッション・ヴォーカリストのトニー・バロウズ。曲を書いたのはトニー・マコーレとバリー・メイソン。1970年、英米そして日本でも大ヒットした。

・MANEATER
ダリル・ホール&ジョン・オーツの「MANEATER」はモータウン・ビートを使って作られた典型的な曲。1982年の全米No.1。

・BACK TO BLACK
エイミー・ワインハウスの「BACK TO BLACK」もモータウン・ビートを使って作られた典型的な曲だが21世紀になって作られている。プロデューサーのマーク・ロンソンとの共作。2007年のアルバム『BACK TO BLACK』のタイトル曲。

・ハートをROCK
後半は邦楽の曲から。松田聖子さんの「ハートをROCK」は甲斐よしひろさんが書いた曲。モータウン・ビートで作られた1曲。1983年のアルバム『ユートピア』収録曲。

・悲しい気持ち
桑田佳祐さんの1987年のソロ・デビュー・シングル「悲しい気持ち」もモータウン・ビートで作られた1曲。

・MajiでKoiする5秒前
1997年の広末涼子さんの「MajiでKoiする5秒前」はまりやさん作詞作曲。

・NEW LOOK
安室奈美恵さんの昨年のシングル「NEW LOOK」はスプリームスの「BABY LOVE」をサンプリングしている。

・MIGHTY SMILE
タツローさんの場合はニューヨークやフィラデルフィアあたりの作家みたいな曲が書きたくて、今それを聴いてみるとモータウン風といった感じになっているという、ひじょうに屈折した、山下達郎的フィルターがかかったアプローチになっている。「MIGHTY SMILE」は1991年のアルバム『アルチザン』収録曲。

・マーヴィン・ゲイ物語-引き裂かれたソウル
先月、マーヴィン・ゲイの自伝本『マーヴィン・ゲイ物語-引き裂かれたソウル』が出た。レイ・チャールズの評伝本で知られるデイヴィッド・リッツが'80年代に発表した名著と謳われる本を吉岡正晴さんが翻訳した。この翻訳本を5名にプレゼント。

・モータウン・ゴールド
今回の特集に最も沿った形で編纂されているCDもプレゼント。2005年にモータウン45周年を記念して、日本のユニヴァーサルが組んだコンピレーション『MOTOWN GOLD』。こちらも5名にプレゼント。締め切りは7月中旬。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
07月12日は、「モータウン特集アーカイヴス PART 4」
http://www.smile-co.co.jp/tats/
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「佐野元春のザ・ソングライターズ」第一回

2009年07月04日 | 佐野元春
今夜午後11時25分から教育テレビで「佐野元春のザ・ソングライターズ」がはじまります。
第一回のゲストは小田和正さんです。

■「佐野元春のザ・ソングライターズ」第一回 ゲスト:小田和正
放送日:2009年7月4日(土) 23:25~23:54 NHK教育

※再放送:2009年7月11日(土) 5:00~5:29 NHK衛星第2
     2009年7月11日(土) 12:00~12:29 NHK教育

■「佐野元春のザ・ソングライターズ」第二回 ゲスト:小田和正
放送日:2009年7月11日(土) 23:25~23:54 NHK教育

※再放送:2009年7月18日(土) 5:00~5:29 NHK衛星第2
     2009年7月18日(土) 12:00~12:29 NHK教育


さて、ライヴハウス・ツアー「COYOTE」も今日からはじまりました。
初日、赤坂BLITZ公演の舞台裏の模様が「DaisyMusic on YouTube」で公開されています。
ネタばれしていますけれども、それでもいいという人は再生してください。

●COYOTE LIVE TOURいよいよスタート!



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