Performance 2011 - 2012 神戸公演

2011年12月28日 | 山下達郎

11月16日に神戸国際会館で行われた達郎さんのコンサートを聴きに行きました。
個人サイトにレビューをアップしてます。
ネタばれしてますので自己責任において読む、読まないを選択してください。
よろしくお願いします。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/

まだツアーのほうは続いていますが東京公演が開催されて一段落というところでしょうか。
今回はレビューなんて言っちゃってますがあっさりとした内容です。
ツアーを再開してから毎年ライヴが見られるようになると、
毎回毎回詳しく書かなくてもいいかな~という感じです。
それに聴きに行ったのはツアー5本目のステージで、
さすがにその時点ではネタばれ配慮しなくてはいけない雰囲気で、
しばらく自重してましたら、すっかり記憶が飛んでるところも出てきて。。
また次の機会があれば何か書いてみたいと思ってます。



神戸公演開演前に神戸大丸7階のゆとりの空間で揚げ鶏のプレートを食べました。
ここは栗原はるみさんのカフェだと聞きました。
とてもヘルシーで美味しかったです。


コメント (2)
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Sunday Song Book #1002

2011年12月25日 | Sunday Song Book

12月25日プレイリスト
「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)Part 2」
1. すてきなホリデイ / 竹内まりや "ボナペティ!" '01
2. WHITE CHRISTMAS (HAPPY X'MAS SHOW VERSION) / 山下達郎 "未発売" '04
3. 輝く女性(ひと)よ!(CM SIZE) / 竹内まりや 2011年01月25日発売ニューシングル
4. いのちの歌(ドラマ・サイズ) / 竹内まりや 2011年01月25日発売ニューシングル
5. THE CHRISTMAS SONG / 竹内まりや "クワイエット・ライフ" '92
6. 希望という名の光 / 山下達郎 "RAY OF HOPE" '11('09)
7. 人生の扉 / 竹内まりや "エクスプレッションズ" '08、"デニム" '07
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・今年最後のプログラム
今年最後のSUNDAY SONG BOOK。そして19年間余に渡ってスポンサーを担当したジャックスカードの最後のプログラム。
「19年間、ジャックスカードさん誠にありがとうございました。厚く厚く御礼を申し上げます。今後とも宜しくお願い申し上げます。1月1日から新しいスポンサーではじまりますが、けっこう、いいスポンサーが付いてくれそうな気配がございます。1月になりましたらご紹介さしあげます」と達郎さん。

・近況
本日25日、明日26日は中野サンプラザホール。年末恒例の中野サンプラザホール、月に一回ずつ東京公演が4月まで続くことになる、その皮切りだが珍しくクリスマス・デイ。
「人がリラクゼーションしている間に、こっちは仕事をする、そのように人様のためにアレしているのでしょうがないですが、珍しいクリスマス・デイのライヴでございます」と達郎さん。

・年忘れ夫婦放談
年末は毎年恒例の竹内まりやさんを迎えて「年忘れ夫婦放談」。19年毎年やってるので来年で20周年。
今週はクリスマス向けの割りとベタな内容だとか。

・すてきなホリデイ
まりやさんの2001年のアルバム『BON APPETIT!』から。

・好きなクリスマス・アルバムとクリスマス料理は?
リスナーから「達郎さん、まりやさんの好きなクリスマス・ソング、クリスマス・アルバムとクリスマス料理は?」という質問。
まりやさんは「THE CHRISTMAS SONG」で、達郎さんは「HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS」。
アルバムはまりやさんがアンディ・ウィリアムスで、達郎さんはビーチボーイズとフィル・スペクターとフォア・フレッシュメン。
好きなクリスマス料理はターキー。最近は食べ切れないのでチキンだとか。

・WHITE CHRISTMAS (HAPPY X'MAS SHOW VERSION)
「WHITE CHRISTMAS」は「クリスマス・イブ」のカップリングや『ON THE STREET CORNER 2』に収録したアカペラ・ヴァージョンが山下達郎のオフィシャル・ヴァージョン。でも今回は寝技の「WHITE CHRISTMAS」。2000年代に日本テレビの「ハッピー・クリスマス・ショー」のテーマ・ソングとしてレコーディングした「WHITE CHRISTMAS」。未CD化。1993年のアルバム『SEASON'S GREETINGS』が再来年20周年なので、21世紀リマスタリング盤をリイシューする計画があり、こうしたクリスマス関連の楽曲(ほかに「JINGLE BELL ROCK」などがあるそうだ)をボーナス・ディスクとして収録する予定だとか。

・竹内まりやさんのニュー・シングル
まりやさんのニュー・シングルは「いのちの歌」。NHKのドキュメンタリー・ドラマ「開拓者たち」(2012年の元旦から4週にわたってBSプレミアムで放映)の主題歌。2012年1月25日にリリース。カップリングは9月17日よりスタートしたコーセイのスキンケア化粧品「グランデーヌ ルクサージュ」のCMソングとしてまりやさんが書き下ろした「輝く女性(ひと)よ!」。

・輝く女性(ひと)よ!(CM SIZE)
まだ放送解禁になってないので今回はCMサイズの60秒ヴァージョン。本邦初オンエア。1月になればフルサイズをオンエアできる予定。まりやさんによると女性賛歌だそうだ。竹内まりや作詞作曲、山下達郎アレンジ。

・いのちの歌(ドラマ・サイズ)
まだ放送解禁になってないので今回はドラマ用のテレビ・サイズ。NHKのドキュメンタリー・ドラマ「開拓者たち」のエンディングにながれるそうだ。「いのちの歌」はもともとは2009年のNHK朝ドラ「だんだん」の劇中歌。のちに主演の茉奈佳奈さんがシングルとして発表した曲。このときは作詞家が誰なのかは明らかにされてなかったが、「だんだん」で主題歌と語りを担当したまりやさんがMIYABIというペンネームで作詞をしている。2012年1月25日にリリース。初回限定のみ2大特典。「いのちの歌」のピアノ&ヴォーカル・ヴァージョンがボーナス・トラックとして収録される。ピアノを弾いてるのは作曲した村松崇継さん。さらに「いのちの歌」のピアノ譜が封入される。この曲は老人ホームや小学校の卒業式とか、コーラスの会で歌われてるという(合唱ということでしょうか?)。キーはG。茉奈佳奈ヴァージョンはCのキーだったとか。

・よかった映画
リスナーからの質問で「今年観た映画の中でよかったのは?」という質問。
まりやさんは『モテキ』。松浦亜弥さんが主演したまりやさんのソング・ミュージカル「本気でオンリーユー」の監督だった大根仁さんが監督していて、まりやさんの「カムフラージュ」も歌ってもらったそうだ。達郎さんは忙しくて観てないとか。

・たった2秒
リスナーから「『いのちの最後のひとしずく』の歌詞に、人生はたった2秒で何もかもが変わってしまう、とありますが、なぜ2秒という中途半端な時間を使ったのですか? インタビューで訊かれたら某大臣のように2秒じゃ駄目なんですか!と答えたかったからでしょうか」という質問。
一瞬だから1秒にしたかったがゴロが合わないので2秒にしたそうだ。5秒よりは2秒だと思ったが完全に気分なんだとか。
「イントネーションが2秒のほうがきれいじゃん」と達郎さん。

・達郎さんの変な癖は?
リスナーから「ずばり達郎さんの変な癖は何ですか?」という質問。
まりやさんが見てると達郎さんは何か耐え忍ばなければならない時間があると自然に貧乏揺すりしているそうだ。
達郎さんは中学の頃からウロウロするのでクマと呼ばれてるとか。固定電話の頃は電話しながらウロウロするので電話がぐるぐる巻きになっちゃってたという。今はケータイだから自由にいったり来たりして話してるそうだ。
「二階にまで行きますからね(笑)、ホントに」と達郎さん。

・ツアーにどれくらい行きますか
リスナーからの質問で「まりやさんはいつも大体何本くらい達郎さんのツアーを見に行かれますか?」という質問。
今回は3回見てるそうだ。関東近辺は見てるという。
「3年ぐらい前に、(ツアーを)再開したときは心配だからとチェックに来ましたね。PAとかね」と達郎さん。
「そうだ。でも今年は私も忙しいから(笑)」とまりやさん。

・カラオケ
リスナーから「ミュージシャン仲間とカラオケに行ったことはありますか?」という質問。
まりやさんは石橋貴明さんと秋元康さんと昔行ったことがあるそうだ。

達郎「そういうとこまで行って歌いたくありませんよ、あなた」

まりや「そういうわりにはマイク握ったら離さないからね。洋楽カラオケとかさ」

達郎「グ。だって洋楽カラオケあるとこなんか...」

まりや「BORN TO BE WILDとかはじまったらもう離さないじゃん(笑)。知ってるもんね」

達郎「ふふふ。むかしの話でしょ、それ(笑)」

まりや「ははは」

達郎「まぁ、しょうがないですね。またそうやってあることないこと肥大させないでくださいね」

まりや「あははは」

達郎「ここカット!」

・THE CHRISTMAS SONG
1992年のまりやさんのアルバム『QUIET LIFE』から。メル・トーメの作品。
このあいだホテルのダイニングでかかってるのを聴いてうれしかったとまりやさん。

・新春放談
来年は都合により大滝詠一さんをゲストに迎えての「新春放談」はお休み。
通常プログラム「棚からひとつかみ」の予定。

・「みんなの写真」で「いのちの歌」のプロモーションビデオを作ろう!
「いのちの歌」のプロモーション・ビデオを作るにあたり投稿写真を募集することになった。「みんなの写真」で「いのちの歌」のプロモーションビデオを作ろう!という企画。詳しくはワーナーミュージックのまりやさんのサイトかまりやさんのオフィシャル・サイトで。
http://wmg.jp/mariya/
http://www.mariyat.co.jp//index.html

・プレゼント
「いのちの歌」のプロモーション・グッズで特製温度湿度計を20名に。夫婦放談の感想を書き添えて応募してほしいとのこと。締切は1月末。
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp

・ライヴ通算回数
リスナーが昨年のパンフレットを頼りに、達郎さんがこれまで行ったライヴの通算回数を調べたところ、12月11日の時点で560回だったとか。

・SUNDAY SONG BOOK 2000回
まりやさんによるとSUNDAY SONG BOOK 2000回を迎える頃、達郎さんは78歳になるとか。

・希望という名の光
達郎さんにとって今年を象徴する曲になったそうだ。

まりや「これライヴで今回のツアーでも聴いてるんですけれども、やっぱり書かれたときとは違った意味を持って響いてくる」

達郎「去年聴いたのと今年聴いたのと違うという...」

まりや「うん、違うんですよ、本当に」

達郎「そういうお葉書もたくさん頂きますが。歌というのは本当に不思議だといいましょうかですね」

まりや「わたし、『いのちの歌』を書いたときと今また聴くのと自分自身で違うんですけれど。そして同様に『人生の扉』とかも書いたときの意図とはまた違った意味で人々の心に届いてるっていう感じがしました。今年は」

達郎「我々もそれなりに年齢を重ねたわけなんですね。そういう昔、二十代はこういう歌を書かなかった(笑)」

まりや「そうだね」

達郎「『蒼氓』を作ったのは35なんだけれど、それでもずいぶん自分は年取ったなっていう、そのときは思ったんだよね」

まりや「さらに年を重ねて思うことは自然に歌に反映されてゆくっていうのが...」

達郎「それがシンガー・ソングライターの業というか宿命というか、そういうものなんですけれど」

まりや「でもこういう時代だからこそ、せめて歌では希望だとか、明るい気持ちだとか、そういうものを届けたいと思うし、また人々の気持ちにリンクするような歌を作り出したいなぁと思いますよね」

達郎「そうですよね。こういう時代になったら、もうそういうものが最優先されますよね。平和な豊かな時代だと批評精神とか、そういうものがアレですけれど。こういう暗いっていうか、沈んだ時代っていうのは少しでも奉仕しないと、人々の心に」

まりや「それをすごく感じた一年だった」

達郎「本当にそうですね。なかなかまだ不透明なところがまだたくさんあるので、来年は少しでも前進させてゆくっていうかね、そういう年にしたいなということですね」

・人生の扉
2007年のアルバム『DENIM』から。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
2012年01月01日は「2011年リイシュー盤色々で棚からひとつかみ(予定)」
http://www.tatsuro.co.jp
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今年は2人でさとがえるツアー ~Get Together~

2011年12月24日 | Live

先週、12月17日の土曜日に森ノ宮ピロティホールに行きました。
「矢野顕子 × 上原ひろみ 今年は2人でさとがえるツアー ~Get Together~」を
聴きに行きました。寒波が来てて寒かったです。

ステージには2台のグランドピアノが向き合って置かれていました。
向かって左に矢野顕子、右が上原ひろみ。
ステージの上には鏡が5面設置されていて鍵盤が見える仕組みになってます。

最初の曲は「そこのアイロンに告ぐ」だったんですが
僕は一瞬、教授の「千のナイフ」がはじまったのかと思っちゃいました。
ひろみちゃん側の席だったためアッコちゃんが遠かった。
だから最初はずっとひろみちゃんの背中と鍵盤を見てました。
ひろみちゃんが足でリズムを取る音もよく聞こえました。
本当に躍動感のある演奏で、あのピアノの早弾きは凄かったです。

「ずいずい Things」は「ずいずいずっころばし」と「My Favorite Things」をくっつけた曲。
「Lean On Me」はビル・ウィザースのカヴァー。
一時間で前半が終わり15分の休憩。

後半はアッコちゃんのソロからはじまりました。
映画『監督失格』の主題歌で「しあわせなバカタレ」。
映画は観たら強烈な印象を残す作品だということですが、僕はまだ観てません。
アッコちゃんのソロもう一曲は糸井重里が作詞したという「こんな所にいてはいけない」。
まだレコーディングしてない作品だそうです。
続いてひろみちゃんのソロで「Haze」。
美しい旋律を聴かせてくれました。

後半のセッションは演奏に熱を帯びて本当に素晴らしかった。
「Children In The Summer」は劇的に変わったアレンジのせいか、
全く別の曲のよう。新たに生まれ変わった印象さえあった。

この日はさとがえるツアーの千秋楽。
ひろみちゃんの祖父母が観に来られてるという発表がありました。
アッコちゃんの息子さんのお嫁さんのご両親も来られてるということでした。
「りんご祭り」はひろみちゃんの祖父母からリクエストがあったとか。
曲がはじまると手拍子が起こりましたが、あまり合ってなかった。
素晴らしい演奏だったので残念な感じがしました。
ひろみちゃんは曲間にディズニーランドのエレクトロリカル・パレードとかをフィーチャー。
アッコちゃんのソロコーナーのとき、エレクトロリカル・パレードの話があったのでした。

「ラーメン食べたい」はマイルズ・デイヴィスの「So What」をイントロにフィーチャー。
この曲も本当に素晴らしい演奏でした。
ダブル・アンコールで「Green Tea Farm」。
この曲はひろみちゃんがアッコちゃんを想定した書いた曲だと聞いたことがあります。
アッコちゃんのMCでレイハラカミがどこかに消えた(亡くなりました)
という話があったので、曲中に彼のことを思い出してしまいグッときました。
アッコちゃんも歌い終えてから涙を拭ってました。
はじめて見ましたよ、アッコちゃんが泣くところ。
ひろみちゃんがアッコちゃんを抱きしめる場面が見れました。


■矢野顕子 × 上原ひろみ 今年は2人でさとがえるツアー ~Get Together~
2011年12月17日(土) 森ノ宮ピロティホール
H列39番

1st Set
01 そこのアイロンに告ぐ
02 Evacuation Plan
03 ずいずいシングス(ずいずいずっころばし~My Favorite Things)
04 Cape Code Chips
05 Lean On Me
06 Deja Vu
07 学べよ
Pause(15 minutes)
2nd Set
08 しあわせなバカタレ(矢野顕子)
09 こんな所にいてはいけない(矢野顕子)
10 Haze(上原ひろみ)
11 月と太陽
12 Children In The Summer
13 りんご祭り(リンゴの木陰で~リンゴの唄)
Encore
14 ラーメン食べたい
15 Green Tea Farm



[おまけ]

上原ひろみ THE TRIO PROJECT FEATURING ANTHONY JACKSON AND SIMON PHILLIPS
「VOICE JAPAN TOUR 2011」も聴きに行きました。

僕は今年グラミー賞を授賞したということがきっかけで、上原ひろみを再評価した口なんです。
震災の直前に、新しいアルバム『VOICE』を発表して、
本当ならばプロモーションして大いに盛り上がったに違いないのに、
それがほとんどキャンセルの憂き目にあって。
アルバムはアンソニー・ジャクソンとサイモン・フィリップスとのトリオで製作していて、
今回の日本公演は世界中を回った後の最終公演でした。
僕が聴きに行ったのは先月11月25日のNHK大阪公演。
アンソニー・ジャクソンなんて2006年の矢野顕子さとがえるコンサート以来だから5年ぶり。
彼のコントラバス・ギターが聴けるというのも楽しみのひとつでした。
ライヴはアルバム『VOICE』の楽曲を中心にしたセットリスト。
全曲披露してくれました。上原ひろみの早弾きを堪能しました。
拳や肘で鍵盤叩いたりしてすごいです。
ピアノの鍵盤、一鍵っていうんですか、本来3本の弦がついてるそうなんですが、
その弦を2本切るという荒々しさでした。本人もさすがに2本は生まれて初めてと言ってました。

■上原ひろみ THE TRIO PROJECT FEATURING ANTHONY JACKSON AND SIMON PHILLIPS
VOICE JAPAN TOUR 2011
2011年11月25日(金) NHK大阪ホール

Setlist
1st Set
01. Voice
02. Now or Never
03. Labyrinth
04. Temptation
05. Desire
Pause(15 minutes)
2nd Set
06. Delusion
07. Flashback
08. Beethoven's Piano Sonata No.8 Pathetique
09. Haze
10. Dancando No Pardiso
Encore
11. Summer Rain
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Sunday Song Book #1001

2011年12月18日 | Sunday Song Book

12月18日プレイリスト
「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)Part 1」
1. クリスマス・イブ / 山下達郎 '83
2. 特別な恋人 / 松田聖子 11月23日発売ニューシングル
3. みんなのハッピーバースデイ / 芦田愛菜 "ハッピー・スマイル" 11月23日発売ニューアルバム
4. SUBJECT:さようなら / 松浦亜弥 "10TH ANNIVERSARY BEST" 12月21日発売
5. OL' 55 / 竹内まりや with センチメンタル・シティ・ロマンス "プライベート・レコーディング" '11
6. SOUTHEBOUND TRAIN / 竹内まりや with センチメンタル・シティ・ロマンス "プライベート・レコーディング" '11
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
広島公演が終わってからの収録。打ち上げでどんちゃん騒ぎをしたので声が嗄れてるという。14本終わって残り50本。年内あと5本で終わり。本日12月18日(日)は山口県周南市文化会館(旧徳山市文化会館)。山口放送というラジオ局には昔よく行ったそうだが、ライヴをするのは初めてだとか。20日火曜日は佐賀、佐賀市文化会館。佐賀は29年ぶり。木曜日の22日は北九州に戻りアルモニーサンク北九州ソレイユホール。久しぶりの小倉だが小倉は小倉市民会館でしかやったことがないそうだ。来週は東京初公演の中野サンプラザ。今年のライヴはそれで終わり。

・年忘れ夫婦放談
年末は毎年恒例の竹内まりやさんを迎えて「年忘れ夫婦放談」。19年毎年やってるので来年で20周年。
今年はまりやさん中心に。

・クリスマス・イブ
今年はDeNAのモバゲーのテレビCMでながれてる。新垣結衣さん主演の「クリスマス・ウィズ・モバゲー」。YouTubeの公式チャンネルで映像が見られる。
http://www.youtube.com/watch?v=Kjtn8JlA5XU&list=UUuA19E5b8-qie08pq1M6PDA&index=1&feature=plcp

・特別な恋人
松田聖子さんの11月23日発売のシングル「特別な恋人」はまりやさんの作詞作曲、プロデュース作品。
http://www.seikomatsuda.jp/

達郎さんがアルバム『RAY OF HOPE』のプロモーションをしていた6月に、どういうわけかいろんなかたからオファーがあり、そのあいだに書いたという。いちばん最年少は芦田愛菜さんの7歳、松浦亜弥さんが20代、松田聖子さんが40代、自分の曲も「輝く女性(ひと)よ!」を書いて50代、そのあと70代のかたに作詞をしているという。
「すごく勉強になったし、他の人に書くのはいいですね、楽しいですね」とまりやさん。
松田聖子さんとはせっかくプロデュースさせてもらえるのだから、人間的な交流がしたいと思って彼女といろんなことを話し、とても有意義な仕事だったとか。
まりやさんのデモ・ヴァージョンにリクエストがたくさん寄せられたが今回は見送りに。まりやさんのデモ・ヴァージョンはピアノの弾き語りで、キーボードを2回重ねて、リズムマシーンを入れただけのものだそうだ。

・みんなのハッピーバースデイ
同じ日11月23日発売の芦田愛菜さんのアルバム『HAPPY SMILE!』にまりやさんが「みんなのハッピーバースデイ」という曲を書き下ろしている。
まりやさんは人に曲を書くときのほうが一所懸命書いてるそうだ。その人に合ったものにしなくちゃいけないというプレッシャーがあるという。

・SUBJECT:さようなら
2008年のまりやさん30周年のソング・ミュージカルの主演が松浦亜弥さんで、そのときから曲を書く約束があったとか。それで今回松浦亜弥さんの10周年ベスト・アルバム『10TH ANNIVERSARY BEST』に曲を提供することができたそうだ。竹内まりや作詞作曲。今週の水曜日12月21日にリリース。タイトルの「SUBJECT:」はメールの件名のこと。彼女のデビュー曲が「ドッキドキ! LOVEメール」というメールの曲だったので10周年を括る曲もメールの曲にしようと思ったのだとか。友だちに恋人を取られる大失恋の曲だが歌いこなしているとまりやさん。このあいだ松浦亜弥さんのライブに行って、音域の広いこの曲をライヴで聴いたそうだが、「素晴らしくせつなく歌ってて20代の女性歌手で一番上手いのは松浦亜弥ちゃんだなぁと思ってたら、おんなじこと考えてる人が横に座ってて。見たら椎名林檎ちゃんだった(笑)。見に来てました」とまりやさん。

・スポンサー
番組の単独スポンサーとして19年間スポンサリングをしていたジャックス・カードが今年いっぱいで外れることになった。
1月1日からは新しい体制でスタート。今度のスポンサーも素晴らしいスポンサーがつく予定。すでに決まってるがまだ発表できないそうだ。

・新春放談
来年は都合により大滝詠一さんをゲストに迎えての「新春放談」はお休み。
通常プログラム「棚からひとつかみ」の予定。

・竹内まりやさんのニュー・シングル
まりやさんのニュー・シングルのスケジュールが決定した。今回のシングルは「いのちの歌」。NHKのドキュメンタリー・ドラマ「開拓者たち」(2012年の元旦から4週にわたってBSプレミアムで放映)の主題歌。満州の開拓者の話で満島ひかりさんが主演。2012年1月25日にリリース。
そして「いのちの歌」のプロモーション・ビデオを作るにあたり投稿写真を募集することになった。「みんなの写真」で「いのちの歌」のプロモーションビデオを作ろう!という企画。詳しくはワーナーミュージックのまりやさんのサイトかまりやさんのオフィシャル・サイトで。
http://wmg.jp/mariya/
http://www.mariyat.co.jp//index.html

カップリングは9月17日よりスタートしたコーセイのスキンケア化粧品「グランデーヌ ルクサージュ」のCMソングとしてまりやさんが書き下ろした「輝く女性(ひと)よ!」。

・プレゼント
「いのちの歌」のプロモーション・グッズで特製温度湿度計を20名に。夫婦放談の感想を書き添えて応募してほしいとのこと。締切は1月末。

・OL' 55
まりやさんによる洋楽カヴァー。9月にセンチメンタル・シティ・ロマンスと'70年代ウエスト・コースト系をレコーディング。
「OL' 55」は1973年にトム・ウェイツが書いた曲。1974年にイーグルスがアルバム『ON THE BORDER』でカヴァーした。まりやさんのお気に入りの曲だそうだ。
「OL' 55というのは1955年型のビュイックのロードマスターというクルマの名前だそうです」と達郎さん。

・SOUTHEBOUND TRAIN
まりやさんがセンチメンタル・シティ・ロマンスとレコーディングした曲。
まりやさんが大学時代から好きで聴いていたグラハム・ナッシュの曲。センチのライヴのときに飛び入りして歌った曲だとか。ハーモニカもまりやさん。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
12月18日・25日は毎年恒例「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #098

2011年12月14日 | Motoharu Radio Show

2011/12/13 OnAir - 2nd. Week
01.Ben Harper:Rock N' Roll Is Free
02.Ray Davies:Victoria (feat. Mando Diao)
03.Ron Sexsmith:Miracles
04.Nirvana:Lithium (Smart Sessions)
05.Noel Gallagher's High Flying Birds:AKA... Broken Arrow
06.Gomez:I Will Take You There
07.My Morning Jacket:You Wanna Freak Out
08.Arcade Fire:The Suburbs
09.Fleet Foxes:Helplessness Blues
10.Nick Lowe:Restless Feeling
11.佐野元春:クリスマス・タイム・イン・ブルー-聖なる夜に口笛吹いて-
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・2011年ベスト・ソングス
今週が今年最後のオンエア。この一年間に番組推薦盤「3PICKS!」で取り上げたアルバムからベスト・ソングスを選んで特集する。

・Rock N' Roll Is Free
ベン・ハーパーがニール・ヤングのライヴを見て刺激されて書いた曲。

・Victoria (feat. Mando Diao)
レイ・デイヴィスの今年出たカヴァー・アルバム『See My Friends』からUKを代表するバンド、キンクスの曲をスウェーデンのバンド、マンドゥ・ディアオがカヴァーしている。

・Miracles
4月の「3PICKS!」で取り上げたロン・セクスミスはポール・マッカートニーからも絶賛されてる素晴らしいメロディメーカー。今年出た新作アルバムから。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月12月の「3PICKS!」はニール・ヤング『Bridge School Concerts 25th Anniversary Edition』、ビーチボーイズ『SMiLE Sessions』、そしてニルヴァーナ『Nevermind 20th Anniversary Edition』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はニルヴァーナ『Nevermind 20th Anniversary Edition』。

・ニルヴァーナ
『Nevermind』の発売20周年を記念して『Nevermind 20th Anniversary Edition』というアルバムが出た。ニルヴァーナは米国シアトル出身のロック・バンド。ギタリストでソングライターのカート・コベインを中心にした3人編成のバンド。ドラムスのデイヴ・グロールはバンド解散後はソロとなって現在も活躍中。主にニルヴァーナが活躍したのは'90年代の前半、グランジ・ロックのシーンを引っ張っていた。中でもニルヴァーナが出した一枚のアルバム『Nevermind』。音楽的にもソングライティングから言っても傑作といっていい作品だった。米国の音楽ジャーナル誌「ローリングストーン」ではこの『Nevermind』というアルバムをビートルズの『サージェント・ペパーズ』アルバムに匹敵する名盤だと言っている。今年発売20周年ということで当時の未発表音源をまとめたアルバムが出た。ここで興味深いのは同じ曲でもミックスの違うテイクが残されてること。ひとつはこのアルバムのプロデュースを担当したブチ・ビグというプロデューサー・エンジニアリング・チームによるミックス。もうひとつが最終的にレコードになったアンディ・ウォレスというエンジニアによるミックス。これを聴き比べてわかるのはニルヴァーナというバンドは意外と正統派のロック・バンドだなということ。最終的にレコードとなったアンディ・ウォレスのサウンドも素晴らしいが、まだデモ・テープの段階の演奏も素晴らしい。とても生々しくて、それだけにシンガーであるカート・コベインのアーティスト性を強く感じる。『Nevermind 20th Anniversary Edition』からブチ・ビグ・プロデュースによるレコードを聴く。オリジナルを知ってる人は違いがわかる。曲は「Lithium」。

・ツイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。番組からツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・AKA... Broken Arrow
ノエル・ギャラガーの「AKA... Broken Arrow」。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週はNPO法人「アジア太平洋資料センター」。通称「PARC(パルク)」。アジアの人々が対等、平等に生きる社会を目指して1973年から活動を行なっている。

・I Will Take You There
・You Wanna Freak Out
「とてもクリエイティブなバンド2組」と元春。ゴメスとマイ・モーニング・ジャケットの曲を2曲続けて。

・The Suburbs
・Helplessness Blues
アーケード・ファイアとフリート・フォクセスを2曲続けて。

・フィードバック
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・好奇心ガール、いま97歳
リスナーから「報道写真家、笹本恒子さんの『好奇心ガール、いま97歳』を読んでます」というコメントにふれて。
「あぁ、笹本恒子さん。素晴らしい方ですね。国内初の女性報道カメラマン。現在も活躍なさってます。確かNHKでもこの夏あたり笹本さんにインタビューをして番組になっていたと思います。現在97歳。フォトグラファーとして素晴らしいキャリアがありますが女性としてもこの方の生き方というのはきっと学ぶものが多いと思います」と元春。

・Restless Feeling
ニック・ロウの今年出た新しいアルバムから。

・音楽の力、ラジオの力を信じて
元春「今年も残すところ僅かになりました。この一年に番組を聴いてくれて応援してくれたリスナーのみなさんに感謝したいと思います。僕も毎回はりきって楽しく番組を作ることができました。みなさんのおかげです。どうもありがとう。また今年から従来のラジオだけでなくインターネットでも番組が聴けるようになりました。今この番組をPCやスマートフォンで聴いてくれてる方もいると思います。番組を通じた楽しいコミュニティ、是非みなさんも広げていってください。Motoharu Radio Showではこれからも音楽の力、ラジオの力を信じてやっていきたいと思います」

・らじる★らじる
http://www3.nhk.or.jp/netradio/

・クリスマス・タイム・イン・ブルー-聖なる夜に口笛吹いて-
リスナーからのリクエスト。
「この時期に僕のクリスマス・ソングをかけてくれる全国のDJにも感謝したいと思います」と元春。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
新春第一回目のMotoharu Radio Showはいつもの放送枠を広げて特別番組「大瀧詠一、杉真理を迎えてナイアガラ・トライアングル・リレーDJ」をお送りする。
放送は年明け1月10日火曜日21時10分から。

「ではみなさんもよいお年を!」と元春。
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Sunday Song Book #1000

2011年12月11日 | Sunday Song Book

12月11日プレイリスト
「1000回記念『1000づくし』で棚からひとつかみ Part 2」
1. 希望という名の光 / 山下達郎 '10
2. THE NIGHT HAS A THOUSAND EYES / BOBBY VEE '62
3. THE NIGHT HAS A THOUSAND EYES / JOHN COLTRANE "COLTRANE'S SOUND" '60
4. YOUTH 1000 SUMMERS / VAN MORRISON "ENLIGHTENMENT" '90
5. 1000 LAUGHS / ELOISE LAWS "ELOISE" '77
6. 1001のバイオリン / ザ・ブルーハーツ '93
7. I LOVE YOU A THOUSAND WAYS / LEFTY FRIZZELL '50
8. ONE PICTURE'S WORTH A THOUSAND WORDS / THE FOUR VANDALS '6?
9. LAND OF 1000 DANCES / THE YOUNG RASCALS "COLLECTIONS" '66
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■内容の一部を抜粋
・近況
今週は番組を前倒しで収録しているそうだ。12月8日(木)、9日(金)の新潟県民会館での公演より前の収録だということ。今週は13日(火)、14日(水)が広島ALSOKホール(旧郵便貯金)。ツアーは12本が終わってちょうど1/5が終わったところ。

・希望という名の光
リスナーから「希望という名の光は震災前に作ったのか、震災後に手直ししたのか、あるいは録音し直したのか知りたいです」というお便り。
達郎「震災前に作ったものでございます。2010年に岡村隆史さん、松雪泰子さん主演の映画『てぃだかんかん』の主題歌として作ったものです。これが震災後にラジオを中心にかなりオンエアされまして、それまでご存知なかった方からお便りをいただくようになりました。当初作った曲の意図とはまた違う、新しい意味づけというものが、震災後にこの曲にリスナーのみなさまの手によって、新しい意味づけされましてですね、その結果、私の今年出したアルバムのタイトル・ソングになりました。しかしながら、もともとは昨年2010年に発売された曲でございます。よしなにひとつ」

・1000回記念『1000づくし』で棚からひとつかみ Part 2
12月11日の放送で「JACCS CARD SUNDAY SONG BOOK」は1992年10月に、当初は土曜日の午後に「SATURDAY SONG BOOK」としてスタートして、二年ちょっとで日曜日の午後に移り、以来放送は1000回を迎えることになった。今週、来週は「1000づくし」で棚からひとつかみ。「1000」にまつわる曲の特集。本来は1000回なのでパァーとやりたいところだったが、現在ツアー中なので、ツアーが一段落した来年にでも、1000回と20周年併せて大きなイベントがやれればなと予定しているそうだ。予定は未定でございますと達郎さん。

・THE NIGHT HAS A THOUSAND EYES
ホビー・ヴィーの1962年全米3位の大ヒット曲「THE NIGHT HAS A THOUSAND EYES」、邦題は「燃ゆる瞳」。夜は千の目を持つという曲。「THE NIGHT HAS A THOUSAND EYES」には同名異曲があり、そちらのほうが先になる。1948年に同名の映画の主題歌として作曲された「THE NIGHT HAS A THOUSAND EYES」。よくメディアでも混同があるが全く別の曲。こちらの「THE NIGHT HAS A THOUSAND EYES」はインストゥルメンタルでもよく知られていて、達郎さんが馴染み深いのは1960年のジョン・コルトレーンのヴァージョン。

・YOUTH 1000 SUMMERS
ヴァン・モリソンのアルバム『ENLIGHTENMENT』の中から「YOUTH 1000 SUMMERS」。千の夏の若さという意味だろうか。
#番組では『ENLIGHTENMENT』が2008年のアルバムという紹介でしたが、僕は発売当初の盤を持ってます。『ENLIGHTENMENT』は1990年作。

・1000 LAUGHS
フルート奏者ヒューバート・ロウズの娘さん、エロイーズ・ロウズの1977年のアルバム『ELOISE』から「1000 LAUGHS」。

・1001のバイオリン
ブルーハーツの1993年のシングル「1000のバイオリン」のカップリング。作詞作曲は真島昌利さん。ストリングス・アレンジは金子飛鳥さん。

・1000回
達郎「まさか1000回までこの番組が続くとは夢にも思ってもおりませんでした(笑)。だいたいオタクな番組なので。この番組をはじめたのが39歳のときでしたかね。以来19年。58歳になってしまいました。二十代、三十代にやっていたレギュラー番組は、短くて一年、長くて三年でございましたので。僕にかぎらず大体レギュラーなんて三年続けば長いほうでございます。それがなんと19年を超えまして、ついに1000回になってしまいました。本当にありがたいことでございます。リスナーのみなさまはじめ、スタッフのみなさま、スポンサーのジャックスカードさん、いろいろなかたのご支援があっての賜物でございます。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます」

・竹内まりやさんのニュー・シングル
まりやさんのニュー・シングルのスケジュールが決定した。今回のシングルは「いのちの歌」。もともとは2009年のNHK朝ドラ「だんだん」の劇中歌。のちに主演の茉奈佳奈さんがシングルとして発表した曲。作詞のMIYABIが実はまりやさんだとのちに発表。NHKのドキュメンタリー・ドラマ「開拓者たち」(2012年の元旦から4週にわたってBSプレミアムで放映)の主題歌。2012年1月25日にリリース。カップリングは9月17日よりスタートしたコーセイのスキンケア化粧品「グランデーヌ ルクサージュ」のCMソングとしてまりやさんが書き下ろした「輝く女性(ひと)よ!」。初回限定は2大特典。「いのちの歌」のピアノ&ヴォーカル・ヴァージョンがボーナス・トラックとして収録される。さらに「いのちの歌」のピアノ譜が封入される。
そして「いのちの歌」のプロモーション・ビデオを作るにあたり投稿写真を募集することになった。「みんなの写真」で「いのちの歌」のプロモーションビデオを作ろう!という企画。詳しくはワーナーミュージックのまりやさんのサイトかまりやさんのオフィシャル・サイトで。
http://wmg.jp/mariya/
http://www.mariyat.co.jp//index.html

・年忘れ夫婦放談
12月18日・25日は毎年恒例「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」。まりやさんはこのところ人に曲を書く仕事で、松田聖子さん、芦田愛菜さん、松浦亜弥さんはもうすぐアルバムが出る。夫婦放談では楽曲提供や来年発売される新曲などのことを訊く。まりやさんの曲のリクエスト、お便りを募集しているとのこと。
http://www.tatsuro.co.jp

・I LOVE YOU A THOUSAND WAYS
レフティ・フリッツェルはカントリー界では後世に影響を残した人。ウィリー・ネルソン、ジョージ・ジョンソンに大きな影響を与えた。哀しい声をした人。1950年の「I LOVE YOU A THOUSAND WAYS」。僕は君を千通りに愛するという歌。

・ONE PICTURE'S WORTH A THOUSAND WORDS
いわゆるノーザン・ソウルのコンピレーションに入ってて知った曲と達郎さん。歌っているのはザ・フォア・ヴァンダルス。どこの何者か全然わからないという。資料にもそれらしいことは書いてないそうだ。'60年代のシングルといわれている。いわゆるイギリスのDJが発掘してきた「DIGもの」。「ONE PICTURE'S WORTH A THOUSAND WORDS」だから「ひとつの絵の価値は千の言葉だ」。要するに百聞は一見にしかずという意味らしい。

・LAND OF 1000 DANCES
先週1曲目にかけたウィルソン・ピケットの「ダンス天国」はいろいろな人のカヴァーがある。中でも達郎さんの一番好きな「ダンス天国」はヤング・ラスカルズのヴァージョン。ヤング・ラスカルズは達郎さんの中学、高校時代のアイドルだそうだ。1966年のアルバム『COLLECTIONS』の最後に入ってる「LAND OF 1000 DANCES」を聴いて熱狂的なファンになったという。このワン・コードのグルーヴはクラブバンドならではの突進力で素晴らしいものがあると達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
12月18日・25日は毎年恒例「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #097

2011年12月07日 | Motoharu Radio Show

2011/12/06 OnAir - 1st. Week
Dave Matthews Band:Too Much (Live Acoustic Version)
The Beach Boys:Our Prayer (Dialog)
The Beach Boys:Surf's Up
佐野元春:モリスンは朝、空港で
Coldplay:Every Teardrop Is a Waterfall
Feist:How Come You Never Go There
Florence + The Machine:Shake It Out
Björk:Crystalline
Kate Bush:Deeper Understanding
Wilco:Whole Love
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■内容の一部を抜粋
・Too Much (Live Acoustic Version)
ニール・ヤングが主催する『Bridge School Concerts 25th Anniversary Edition』からデイヴ・マシューズ・バンドのライヴ・テイク。このアルバムは今月の「3PICKS!」でも取り上げている。
ニール・ヤングはオフィシャルな活動とは別に毎年個人的なチャリティ・イベントを開催している。それが「ブリッジ・スクール・ベネフィット・コンサート」。コミュニケーションに障害を持つ子どもたちのための学校、ブリッジ・スクール。その活動を音楽を通じて人々に知ってもらおうということで1986年にスタートしたのがこのベネフィット・コンサート。毎年素晴らしいミュージシャンがゲストで参加している。ポール・マッカートニー、パール・ジャム、アーケード・ファイア、そしてノラ・ジョーンズといったミュージシャンたち。その歴代のゲストの演奏を集めたコンピレーションCDが『Bridge School Concerts 25th Anniversary Edition』。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月12月の「3PICKS!」はニール・ヤング『Bridge School Concerts 25th Anniversary Edition』、ビーチボーイズ『SMiLE Sessions』、そしてニルヴァーナ『Nevermind Deluxe Edition』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はビーチボーイズ『SMiLE Sessions』。

・ビーチボーイズ
ビーチボーイズはデビュー50周年。ビートルズと並んでポップ音楽の可能性を広げた素晴らしいバンド。今回ビーチボーイズの未発表アルバムが出た。アルバム・タイトルは『SMiLE Sessions』。このアルバムはすでに1967年に録音されていたがお蔵入りとなって、以来現在まで発表されてなかった。それが今回ようやく日の目を見て44年ぶりにリリースされることになった。
「これはビーチボーイズのファンにとって相当うれしいことなんじゃないかと思います」と元春。
実際、米国のローリングストーン誌ではビーチボーイズの『SMiLE』アルバムについて「ポップス史上最も有名なポップ・アルバム」、そんな見出しでリリースを歓迎している。この『SMiLE』というアルバムを巡るエピソードはたくさんある。バンドのリーダー、ブライアン・ウィルソン。この人こそビーチボーイズ・サウンドを作った天才といえる。当時この『SMiLE』アルバムを発表しなかったのは、ブライアン・ウィルソンがビートルズの『サージェント・ペパーズ』アルバムを聴いたことがきっかけだった、そんなエピソードがある。『サージェント・ペパーズ』アルバムへのジェラシー、自分だったらもっとすごいサウンドができる、そんな思いがブライアン・ウィルソンにあったんじゃないかと。1966年、1967年当時、ブライアン・ウィルソンのクリエイティビティが最高潮のとき、もしこのアルバムが完成していたら、ビートルズの『サージェント・ペパーズ』アルバムを超える最高のロック・アルバムになっていたのではないか、そんなふうに捉える人もいる。そうした周りのエピソードを抜きにしても、このビーチボーイズの『SMiLE』アルバムは純粋にとても豊かな芸術性を持っている。のちにブライアン・ウィルソンはこの『SMiLE』アルバムを全曲レコーディングし直している。2004年に出した『Brian Wilson presents SMiLE』というアルバム。
「当時、僕も聴きましたが素晴らしいアルバムです。自分もミュージシャンだからわかるんですけれども、きっとやり直した宿題をようやく仕上げた、ブライアン・ウィルソンにとってはそんな気分だったのではないかと思います。これも僕の推測なので事実はどうなのかわかりません。しかしおもしろいのはここに2つの『SMiLE』アルバムが揃ったということ。ひとつはブライアン・ウィルソン名義の『SMiLE』アルバム、もうひとつがビーチボーイズ名義の『SMiLE』アルバムということです。どちらがどうなのかそこは聴き手に委ねられています。僕は個人的に言えばどちらかと言えば2004年に出たブライアン・ウィルソン名義の『SMiLE』アルバムが好き。宿題をやり終えてどうだというブライアン・ウィルソンのどや顔が見えるかのようなアルバム。そこが素晴らしいと思います」と元春。
今回リリースされた『SMiLE Sessions』から元春が特に気になったリハーサルのハーモニー・セッションの模様を録音した「Our Prayer (Dialog)」と、アルバムの中でもひときわ素晴らしい、美しい旋律を持った「Surf's Up」の2曲。

・モリスンは朝、空港で
「さて、自分のことになりますが、'60年代ビーチボーイズのサウンドは世代的には僕は後になって聴きましたが、とてもクリエイティブで刺激されました。次に聴いてもらいたい僕の曲。'60年代ビーチボーイズのサウンド・デザインに影響されて作りました。聴いてください。モリスンは朝、空港で」と元春。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は「たまにはTSUKIでも眺めましょ」。過度の消費社会から抜け出し、自分の価値観を大切にできる社会づくりを目指して活動を行なっている。

・Every Teardrop Is a Waterfall
コールドプレイの「Every Teardrop Is a Waterfall」。

・ツイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。番組からツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・特集「いま僕が気になる4人の女性ソングライター」
「男性ソングライターの場合は失恋すると後を引きますね。いわゆる未練がましいということです。ふたりで行ったレストランとか思い出して、ちょっとせつなくなってしまうというリリック。はっきり言って自己憐憫以外のなにものでもありません。一方女性ソングライターの場合は失恋すると大抵なぜか前向きになります。もう過去は何も忘れましょうということ。さっさと次に行きましょうということ。今までの恋する乙女はどこに行ってしまったのかというくらい、スパッと現実に戻ります。Motoharu Radio Show、今夜はいま僕が気になる4人の女性ソングライターを特集してみたいと思います」と元春。
カナダの女性ソングライター、ファイストの「How Come You Never Go There」とUKの女性ソングライター、フローレンス・アンド・ザ・マシーンの「Shake It Out」。

・男性ソングライターと女性ソングライターの書く詩の違いについて
「男性ソングライターの場合、目標を掲げてがんばるぞという曲が結構ありますね。あの山の天辺まで登っちゃうから大好きな君、見ててねというリリック。はっきり言ってこれは甘ったれですよね。一方で女性ソングライターの場合はあまり遠くを見るということもなく、割と淡々と日常を歩いて行きますよという感じ。いろんなご縁に導かれて運命に添ってゆくのよという感じですよね。決して無駄な戦いはしない。ソングライティングということでいうと、この違いは意外と大きいですよね。次に紹介したいふたりは僕から見ると女性であるということを超えて、最早巫女さんですね。パートナーになってもらうにはちょっと厳しい、そんなふたりです。ビヨーク、ケイト・ブッシュ2曲続きます」と元春。

・Whole Love
ウィルコの「Whole Love」。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
来週のオンエアが今年最後の回だそうです。
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Sunday Song Book #999

2011年12月04日 | Sunday Song Book

12月04日プレイリスト
「1000回記念『1000づくし』で棚からひとつかみ Part 1」
1. クリスマス・イブ / 山下達郎 '83
2. LAND OF 1000 DANCES / WILSON PICKETT '66
3. A THOUSAND MILES AWAY / THE HEARTBEATS '56
4. A THOUSAND SHADOWS / THE SEEDS '67
5. I'VE MADE LOVE TO YOU A THOUSAND TIMES / SMOKEY ROBINSON "TOUCH THE SKY" '83
6. THOUSAND ROADS / DAVID CROSBY "THOUSAND ROADS" '93
7. THOUSAND KNIVES / 坂本龍一 "千のナイフ" '78
8. みんなのハッピーバースデイ / 芦田愛菜 "ハッピー・スマイル" 11月23日発売ニューアルバム
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■内容の一部を抜粋
・近況
石川公演が終わって帰ってきたところ。前日夜更かししたので声が嗄れてるという。先週は福井、富山、金沢とまわった。今週は12月8日(木)、9日(金)が新潟県民会館。一年ぶり。

・1000回記念『1000づくし』で棚からひとつかみ Part 1
来週12月11日で番組は1000回を迎える。ということで今日は999回。最初は「999」で特集しようかなと思ったそうだが曲がなく、それでは9が3つで「サンキュー」と考えたそうだが大していい曲がなく、「1000」だったら粒が揃うので、今週、来週は「1000づくし」で棚からひとつかみ。「1000」のつく歌の特集。ツアー中なので安直といえば安直だが選曲の妙で行ってみようと達郎さん。

・クリスマス・イブ
「12月に入りましたので山下達郎といえばこの曲。おなじみクリスマス・イブ」と達郎さん。

・LAND OF 1000 DANCES
アメリカという国は音楽とダンスは不可分の国。ジャズの時代からダンス・ミュージックがリスニング・ミュージックに取って代わるというそのような歴史を持っている。スイング・ジャズの時代もロックンロールの時代もダンスの名前がたくさんある。フォックストロット、ジルバ、ツイスト、ブーガルー、ジャーク、アリゲーター、モンキー、ハッスル、ランバダ。そういう必然からこういう曲が出てくる。要するにダンスの名前を羅列して歌い込んでゆく曲。ウィルソン・ピケットの1966年、全米R&BチャートNO.1、全米チャート6位の大ヒット・ソング。もともとは1962年にニューオリンズのR&Bシンガー、クリス・ケナーのレパートリーとして発表されたが、ウィルソン・ピケットがカヴァーして彼にとっての代表作の一曲となった。ほかにもウォーカー・ブラザーズとかいろんな人がやっている。

・A THOUSAND MILES AWAY
1956年の全米R&Bチャート5位のドゥーワップのスタンダード。ハートビーツの「A THOUSAND MILES AWAY」。

・緊張
リスナーから「達郎さんはライヴ前に緊張しますか? 今まで一番緊張したことを覚えてますか?」という質問。
一番緊張したのは生まれて初めて渋谷公会堂でソロ・ライヴをやった1978年の12月。それまで2000人のホールでワンマン・ライヴをやったことがなかったので、ステージに出ていくときにすごく緊張したのだという。シュガーベイブのファースト・ライヴも結構緊張したとか。今はライヴ前にイメージ・トレーニングの一種のようなものをやるそうだ。例えば6時半開演だとすると、明日のこの時間に後悔してないようにがんばろうとイメージ・トレーニングをやるのだとか。ただ年のせいか最近はそんな事しないですむようになったという。

・A THOUSAND SHADOWS
サンフランシスコのロック・グループ、ザ・シーズの「A THOUSAND SHADOWS」。1967年全米72位。これが彼らの最後のヒット曲となった。サイケデリック・ロック。邦題は「花咲く木かげ」。

・ワイヤレス
リスナーからツアー関連の質問で「ワイヤレスとワイヤレスじゃないのではどのような違いがあるのでしょうか?」。
ワイヤレスは無線のこと。ワイヤレスじゃないのはワイアードといって有線。有線と無線では音の腰が全然違うという。録音された音ではわからないが、PAの大音響ではギターとかヴォーカル・マイクは音のヌケが全然違うそうだ。だから絶対にワイヤレスは使わないという。達郎さんのバンドはギターもキーボードも全員ワイアード。そういうポリシーでやっているとか。それが音の腰につながると達郎さん。ワイアードがあるかぎりはワイアードで続けるというこだわりなんだとか。

・I'VE MADE LOVE TO YOU A THOUSAND TIMES
スモーキー・ロビンソンの1983年のアルバム『TOUCH THE SKY』に入ってる「I'VE MADE LOVE TO YOU A THOUSAND TIMES」。

・年忘れ夫婦放談
12月18日・25日は毎年恒例「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」。まりやさんは今度松浦亜弥さんに曲を提供することになったそうだ。夫婦放談では楽曲提供や来年発売される新曲などのことを訊く。まりやさんの曲のリクエスト、お便りを募集しているとのこと。

・番組放送1000回記念のプレゼント
「JACCS CARD SUNDAY SONG BOOK」は12月11日にめでたく放送1000回を迎えることになる。番組からリスナーに1000回を記念して全国ホールツアー「JACCS PRESENTS 山下達郎 PERFORMANCE 2011-2012」に、リスナーのみなさんをJFN38局ネットワークの各ステーション毎に2名、合計38組76名を招待している。3月以降の公演を対象にしたチケット・プレゼント第二弾受付がはじまっている(締め切りは明日12月5日まで)。往復はがきのみの応募で、詳しい応募方法はTOKYO FMのサイト内に特設サイトが設けられてるので、そちらで確認してほしいとのこと。トップページにバナーがあるのでそこからジャンプ。
http://www.tfm.co.jp/1000/

達郎さんのホームページからも特設サイトに入れるリンクがある。
http://www.tatsuro.co.jp

・竹内まりやさんのニュー・シングル
まりやさんのニュー・シングルのスケジュールが決定した。今回のシングルは「いのちの歌」。NHKのドキュメンタリー・ドラマ「開拓者たち」(2012年の元旦から4週にわたってBSプレミアムで放映)の主題歌。もともとは2009年のNHK朝ドラ「だんだん」の劇中歌。のちに主演の茉奈佳奈さんがシングルとして発表した曲。このときは作詞家が誰なのかは明らかにされてなかったが、「だんだん」で主題歌と語りを担当したまりやさんがペンネームで作詞をしている。作曲は村松崇継さん。2012年1月25日にリリース。初回限定は2大特典。本チャンのオーケストラ・ヴァージョンのほかに、「いのちの歌」のピアノ&ヴォーカル・ヴァージョンがボーナス・トラックとして収録される。さらに「いのちの歌」のピアノ譜が封入される。カップリングは9月17日よりスタートしたコーセイのスキンケア化粧品「グランデーヌ ルクサージュ」のCMソングとしてまりやさんが書き下ろした「輝く女性(ひと)よ!」。編曲は達郎さん。
そして「いのちの歌」のプロモーション・ビデオを作るにあたり投稿写真を募集することになった。「みんなの写真」で「いのちの歌」のプロモーションビデオを作ろう!という企画。詳しくはワーナーミュージックのまりやさんのサイトかまりやさんのオフィシャル・サイトで。
http://wmg.jp/mariya/
http://www.mariyat.co.jp//index.html

まりやさんはこのままニュー・アルバムの制作に入る予定だとか。

・THOUSAND ROADS
デイヴィッド・クロスビーの1993年のアルバム『THOUSAND ROADS』からタイトル・ソングの「THOUSAND ROADS」。イギリス録音でプロデュースはイーグルスでお馴染みのグリン・ジョンズ。ギターを弾いてるのはアンディ・フェアウェザー・ロー。アコースティック・ギターはバーニー・リードン。

・THOUSAND KNIVES
坂本龍一さんの1978年のソロ・デビュー・アルバム『THOUSAND KNIVES(千のナイフ)』からタイトル・ソング「THOUSAND KNIVES」。達郎さんがカスタネットでクレジットされてる。帯にはゲスト・ミュージシャンと書かれているが、坂本龍一さんのテクノのレコーディングがおもしろくて、毎日通って見てたそうだ。松武秀樹さんのシーケンサーとシンセの音作り、コンピューター・ミュージックに興味があったという。坂本龍一さんは達郎さんがパーカッションを演奏するのを知っていたのでカスタネットを叩いてくれるように依頼したとか。こういうときじゃなければかけられないと達郎さん。

・みんなのハッピーバースデイ
11月23日発売の芦田愛菜ちゃんのアルバム『HAPPY SMILE!』にまりやさんが「みんなのハッピーバースデイ」という曲を書き下ろしている。
この曲はまりやさんの「毎日がスペシャル」の子ども版を目指して作られたとか。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
12月11日は「1000回記念『1000づくし』で棚からひとつかみ Part 2」
12月18日・25日は毎年恒例「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp
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