ザ・ビートルズとは何か

2007年08月18日 | Beatles

WORLD ROCK NOW SUMMER SPECIAL「ザ・ビートルズとは何か」
2007年8月17日(金) NHK-FM 23:00-25:00
DJ:渋谷陽一
GUEST:仲井戸麗市

Playlist
01. The Beatles / I Want To Hold Your Hand
02. The Beatles / Please Please Me
03. The Beatles / Twist And Shout
04. The Beatles / A Hard Day's Night
05. The Beatles / If I Fell
06. The Beatles / No Reply
07. The Beatles / Mr.Moonlight
08. The Beatles / Help!
09. The Beatles / Yesterday
10. The Beatles / Drive My Car
11. The Beatles / Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
12. The Beatles / Eleanor Rigby
13. The Beatles / Yellow Submarine
14. The Beatles / Tomorrow Never Knows
15. The Beatles / Strawberry Fields Forever
16. The Beatles / Within You Without You
17. The Beatles / Lucy In The Sky With Diamonds
18. The Beatles / Lady Madonna
19. The Beatles / Yer Blues
20. The Beatles / While My Guitar Gently Weeps
21. The Beatles / Across The Universe
22. The Beatles / Let It Be
23. The Beatles / Here Comes The Sun
24. The Beatles / I Want You (She's So Heavy)
25. The Beatles / Golden Slumbers
26. The Beatles / Carry That Weight
27. The Beatles / The End
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・ザ・ビートルズとは何か
仲井戸"CHABO"麗市をゲストに迎えての「WORLD ROCK NOW」2時間ワイドプログラム(特番)。今回のテーマは「ザ・ビートルズとは何か」。選曲は渋谷陽一が行った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤本由紀夫展 +/- plus/minus

2007年08月16日 | Beatles

藤本由紀夫展 +/- plus/minus
2007年8月16日(木) 国立国際美術館

晴れ。大阪府の最高気温38度!

大阪中之島の国立国際美術館で開催されてる「FUJIMOTO YUKIO audio picnic 2007 [藤本由紀夫展 +/- plus/minus]」に行ってきた。このアート展は新聞のアート欄で紹介されていた。BOSEのWave Music Systemを213台並べて、すべてのシステムでビートルズのCDを再生させているということだった。一体これはどういうアート展なのだろう、興味があったので見に行った。

展示作品は「+/-」、「DELETE」、「THE SEPARATED」、「REAL」、「fade...」、「reverse」、「PHILOSOPHICAL TOYS」の7点。5分もあればすべて鑑賞できてしまう。

「DELETE」はビートルズのアップル盤のLP(ブラック・ビニール)が『Please Please Me』から『Let It Be』まで順番に右から並べられている。最初、これがなぜアートなのかよくわからなかった。近づいてLP盤をながめると、すべての溝が削られていた。だから「DELETE」なのかと納得。気がついてみたら、馬鹿馬鹿しいのだけど、不思議にユーモアを感じた。

さて、213台のオーディオ・システムでビートルズのCDを再生しているという「+/-」は、展示場の最深部にあった。巨大なラックに1台ずつ入れられて並べてあり、ブーンというノイズ音がそこから漏れていた。目の前まで行ってオーディオ・システムに耳を近づければ、確かにビートルズの曲がながれていた。しかも曲はオーディオ・システムによって違っていた。オーディオ・システムの表示には時刻とトラック・ナンバーが出ていた。時刻はラックの仕切りで変えてあるのか少しずつずれていた。1台、1台違う曲がながれてるのだと思った。ビートルズのレコーディング曲は200曲あまりだと聞く。時刻はスイッチを入れた時間なのだろうか。演奏時間なのだろうか、よくわからない。遠くに離れるとブーンというノイズ音にしか聞こえない。近づいたり、遠く離れたりと正に作者の思う壺の反応をしてしまった。

「FUJIMOTO YUKIO audio picnic 2007」はこの夏、国立国際美術館と西宮市大谷記念美術館と和歌山県立近代美術館とで同時に開催されているそうだ(西宮市大谷記念美術館は8月5日で開催期間は終わった)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追憶の彼方に~メモリー・オールモスト・フル

2007年05月18日 | Beatles

ポール・マッカートニーが前作の『Chaos And Creation In The Backyard』から2年振りにニュー・アルバム『追憶の彼方に~メモリー・オールモスト・フル』をリリースする。この『追憶の彼方に~メモリー・オールモスト・フル』はスターバックスが「Concord Music Group」というインディペンデント・レーベルと共同で設立した新レーベル「Hear Music」からの発売となり、日本では東芝EMIではなくユニバーサルから6月6日に発売される。

アルバムのプロデューサーは『Driving Rain』(2001年)、『Back In The Us - Live 2002』(2002年)、『Back In The World』(2003年) を手掛けたDavid Kahne。通常盤『追憶の彼方に~メモリー・オールモスト・フル』(ボーナス・トラック1曲付き)とボーナス・ディスク付きCD2枚組仕様の『追憶の彼方に ~メモリー・オールモスト・フル デラックス・エディション』(ボーナス・ディスクには3曲のボーナス・トラック+ポール自身の声による本作品についてのコメントを収録)の2種類があり、デラックス・エディションは1万枚限定ということである。

また、このニュー・アルバム『Memory Almost Full』はiTunes Storeでダウンロード販売される。現在、iTunes Storeの総合チャート、ロック・チャート共に予約だけで2位を記録している。このニュー・アルバムのリリースに合わせてソロ・アルバムのバック・カタログも今月末からダウンロード販売されるそうだ。アップル・コンピューター(ってもう言わないんでしたっけ? 「アップル」になったんでしたっけ)でビートルズの曲が販売できるというニュースが昨年あって、それがとうとう実現したわけだ。

・関連ニュース
iTunes、ポール・マッカートニーのニューアルバム、「Memory Almost Full」を独占予約販売


Paul McCartney - Memory Almost Full


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョン・レノン Real LOVE~アートワークで綴る"真実の愛"の日々

2007年03月06日 | Beatles

3月4日(日)、晴れのち曇り。

2006年度 枚方市平和の日記念事業・企画展「ジョン・レノン Real LOVE~アートワークで綴る"真実の愛"の日々」に行った。

枚方市はかつて砲弾などを製造する「軍需の町」として知られていたという。1939年3月1日に禁野火薬庫の爆発という大惨事があり、この体験を風化させることなく、戦争の悲惨さや平和の尊さを次世代に伝えるため、1982年に「非核平和都市」を宣言、火薬庫爆発の50年後となる1989年3月1日を「平和の日」と定めたのだという。

「平和の日」制定後、枚方市は毎年「枚方市平和の日記念事業」に取り組み、これまで岡本太郎や黒澤明などの作品を"平和"という観点から紹介している。今年はジョン・レノンを取り上げ、ジョン・レノンとオノ・ヨーコによるアート・ワーク(シルク・スクリーン、リトグラフ、セトグラフほか)を展示する企画展「ジョン・レノン Real LOVE~アートワークで綴る"真実の愛"の日々」が開催された。

会場の入り口には「もし芸術が人間を救うとしたら、人間を人生の深刻さから解き放ち、思いがけない少年性へと回帰させることによってのみ、できうる」というジョン・レノンの1968年の言葉が引用されていた。

そしてジョン・レノンの平和活動、「平和のための"ベッド・イン"」や「戦争は終わった(WAR IS OVER)」や「ヌートピア宣言」、「どんぐりイベント」が紹介され、展覧会には50点のアート・ワーク展示がされていた。

ジョンが遺した絵画は全部で800点あまりあるという。特にヨーコとの出会いをきっかけにペンやインク、墨などを使って描かれた自由奔放なスケッチが有名だ。原画はすべて白黒だが、ジョンの死後、ヨーコがアート・ワークを公開したところ、色の付いた作品を要望する声が多かったのだという。それでヨーコが彩色した作品を二人の共作として発表することになったそうだ。

これらは全世界で300エディションが製作され、すべてにヨーコの鉛筆によるサインとジョンがデザインした「蛇雲玲音」(ジョン・レノン)という落款が捺印されている。蛇雲玲音には"雲の如く、美しい音"という意味が込められている。

ジョンとヨーコが結婚したばかりの頃をスケッチした作品は自分たちを客観的に捉えた構図が多い。印象に残った作品は1969年の「American Dream」。これは丸い形をしたベッドの上にジョンとヨーコが座り、こちらを向いているといったもの。ベッドの形はアップルパイをイメージしており、そしてアップルというのは当時ビートルズが設立したレコード・レーベル。つまりベッドに二人でいるというのは、ビジネスと生活を共にするパートナーがヨーコだということを表明しているのだ。

ヨーコとの別居生活の間に書かれたスケッチには、荒涼とした砂漠とサボテンが描かれている。孤独とか孤立感が伝わってくる。

ショーンが生まれ、ヨーコがビジネスを、ジョンがハウスバズバンドにと立場が入れ変わった頃のスケッチが興味深い。1977年の「Looking Back」は鏡の中をのぞく自分自身が描かれている。鏡の前の自分は年を取っているが、鏡の中は若い頃のままだ。過去を振り返るジョン・レノンが描かれている。

1979年のスケッチ「The Hole Of My Life」は自分自身の前にある穴を見つめている。それは心の穴で、ぽっかりとしたその穴を虚ろな表情のまま見つめている。また「Suddenly 38」は気づいたら38歳になっていて驚いている自分自身をスケッチしている。ジョン・レノンでも焦燥感というものがあったのだ。このあたりは哲学的でもあった。

■「枚方市平和の日記念事業企画展 ジョン・レノンReal LOVE」」
日時:3/2(金)~14(水)
場所: 枚方市岡東町12-3-502 サンプラザ3号館5F
交通:京阪枚方市駅東口
時間:10:00~19:00、日・水~17:00、木曜日休館
料金:¥一般300(前売¥200)など
開催場所:枚方市民ギャラリー
問い合わせ: 072-844-4012
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「YES オノ・ヨーコ」展

2005年12月09日 | Beatles

それは1966年の11月のことだった。ロンドンのインディカ・ギャラリーを訪れたジョン・レノンは会場の入り口に展示された<<天井の絵/イエス(YES)・ペインティング>>という作品に感銘を受けた。白い梯子の上の天井に額縁が取り付けられ、そこから吊り下げられた拡大鏡でのぞくと額縁の中に「YES」という文字があったのだ。インディカ・ギャラリーのオーナーはジョン・ダンバーという男でマリアンヌ・フェイスフルと結婚していた。彼に紹介されてオノ・ヨーコと出会ったジョン・レノンは1枚の名刺を手にした。そこには「呼吸しなさい」と書かれていた。

38年後の11月、僕は滋賀県立近代美術館で開催されている「YES オノ・ヨーコ」展で<<天井の絵/イエス(YES)・ペインティング>>を見た。作品保護のため梯子に登ることは出来なかった。僕は目が悪いので「YES」という文字は見えなかった。それでもこの作品を実際に見たという体験は何物にも代え難いものだった。

展示された作品の中で<<クリーニング・ピース(Cleaning Piece)>>に参加した。石を木の入れ物に積んでいくというもので、悲しいことがあったなら悲しみの山に、幸せなら喜びの山に石を積んでいくのだ。僕はやはり悲しいことが溢れた世界に胸を痛めていたので石を悲しみの山に積んだ。でも僕が悲しみの山と思った木の入れ物は喜びの山だったのだ。間違えて積んでしまったわけだが、それが逆に僕を肯定的な気持ちにさせた。

近年の作品とされる<<信頼して駒を進めよ(Play It By Trust)>>もよかった。真っ白に塗られたチェス盤とチェスの駒がテーブルに置かれていて、これでチェスをすれば敵味方の区別がつかなくなるというもの。

帰宅後、ジョン・レノンが"小さなお祈りの本"と言っていたオノ・ヨーコ著『グレープフルーツ・ジュース(講談社文庫)』が読みたくなり、本棚を探したけれど見つからなかった。展示されていた青い部屋には「この部屋は毎秒蒸発している」と書き記された紙が貼ってあった。僕の本も毎秒少しずつ蒸発して消えてしまったのだろうか。あるいは本の最後に書かれていた「この本を燃やしなさい。読み終えたら。(Burn this book after you've read it.)」のとおり燃やしてしまったのだろうか。僕は今日、ジョン・レノンのTシャツを着ていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョン・レノン・ミュージアム

2005年12月08日 | Beatles

ジョン・レノン・ミュージアム。一度は訪れたい場所だった。JR京浜東北線のターミナルは大宮駅。そのひとつ手前の駅がJRさいたま新都心駅で、下車するとすぐに、さいたまスーパーアリーナがあった。ジョン・レノン・ミュージアムは、さいたまスーパーアリーナ内に2000年の秋オープンした。

日曜の午後、思ったよりは混雑していない。ゆっくりと見て回れた。館内は展示ゾーンが9つあり、ビートルズやジョン・レノンのソロがながれている。なぜだかわからないが「Mind Games」のフレーズだけが耳から離れない。

Love is the answer and you know that for sure
Love is a flower you got to let it, you got to let it glow

印象に残った展示品

・1966年、ビートルズとしての最後のライヴ・ツアーで使用されたリッケンバッカー。

・ジョンがヨーコの誕生日に送った白いピアノ。

・1967年頃に発行されたパスポート。
パスポートにはアルバム『SGT.Peppers Lonely Hearts Club Band』の頃のポートレイトが貼られていた。職業欄に”MUSICIAN”、髪の毛の色は”HAZEL BROWN”。瞳の色は”BROWN”と記載されていた。

・日本で作ったJCBカード。
名前欄にカタカナでジョン・レノン、署名欄はJohn Lennon。一緒に行った友人は、以前デパートに勤めていて、外国人が日本でクレジット・カードを作る場合は、審査が厳しいのだと教えてくれた。

・ダコタ・アパートのベッドルームに置かれていた小物入れには、文字盤にミッキーマウスが描かれた時計、小銭とアクセサリー(指輪やヨーコが編んだニット・タイ)。
 
ファイナル・ルームはジョンへのメッセージを書いて、自分の好きなジョンの写真に、そのメッセージを投函するようになっていた。いろいろな写真がある。表情が年代事に変わっていった人だった。若い頃のリーゼントでキメたジョンをアスリッド・キルヒャーが撮った写真が好きだ。せっかく来たのだし、今度いつ来られるのかわからないので、簡単にメッセージを書いてきた。

"今日はボブ・ディランを見に来ました"

21世紀最初のライヴがJAPAN TOURで、初日が大宮公演だったのだ。
最後にミュージアム・ショップでマグカップとキーホルダーを購入した。2001/2/25(SUN)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

All Things Must Pass

2005年11月30日 | Beatles

ジョージ・ハリスンの訃報を知ったのは、矢野顕子の「さとがえるコンサート2001」を観た後、帰宅してメールをチェックした時だった。その死を伝えるメルマガの号外を受け取ったのだ。

------------------------------------------
静かなるビートル逝く
ビートルズの元メンバー、ジョージ・ハリソンが11月29日の午後1時30分(日本時間の30日午前6時30分)、ロサンゼルスの友人宅で喉頭がんのため亡くなった。58歳だった。
ハリスンは'97年に首の腫瘍の手術を受けて以来、数回にわたってがんの治療を受けてきた。今年初めには片方の肺にできた腫瘍を摘出しており、5月と6月にはスイスの病院で脳腫瘍の治療を受けている。その際、経過は良好との声明が発表されたが、11月初めにはニューヨークの病院に再び入院。その後、英大衆紙によって放射線療法の失敗が報じられ、余命は1週間足らずだろうという悲観的な見方が出ていた。
ハリソンは妻Olivia Harrisonと息子のDhaniが見守るなか、息を引き取ったという。息子Dhaniとの共作で、元スクィーズのピアニスト、ジュールス・ホランドのために書かれた曲“Horse To The Water”がハリソンの遺作となった。“Horse To The Water”はホランドの新作『Small World Big Band』に収録され、11月19日に英国発売されている。
------------------------------------------

ジョージが脳腫瘍の治療を行い、衰弱しているというニュースを聞いていたので、覚悟はしていたものの、やはり信じられない気持ちで一杯だった。ジョージのCD『All Things Must Pass』に収録された「Apple Scruffs」というフォークロック・ナンバーを聴いた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする