Patti Smith and her band JAPAN TOUR 2013

2013年02月28日 | Live

この半年は僕の人生において激動の日々でした。
昨年の夏に母が他界して、生活が一変してしまいました。
僕自身も変わってしまったんじゃないかと
ときどき思いますが、こればかりは自分ではよくわかりません。
ブログを更新するペースが落ちたので
何かしら起こったんだと気がついた人もいるかもしれませんね。

さて、1月28日月曜日になんばhatchにてパティ・スミスを観てきました。
2009年9月に公開された『バティ・スミス : ドリーム・オブ・ライフ』を観てから気になっていたんです。
映画のレビューはブログに書きました。
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/53ed3ba510452d05ba1b517c134b5f2c

その頃参加していたソーシャル・ネットワーキング・サービスで僕はこんなふうに書いてます。

『LAND(1975-2002)』は7年前に発売されたコンピレーション盤。
当時購入した覚えがあったのでCDラックを見たのだが手元にはなかった。
たぶん、そんなにファンでもないからと躊躇して買わなかったのだ。
巡り巡ってようやく手元に。
SWITCH「ファッション特集:斉藤和義」に掲載されたパティ・スミス来日同行日記がいい。
フジロック・フェスティバルと東京観光の様子がモノクロ写真で綴られている。
浅草雷門前での記念写真ではお下げ髪のパティが少女のような笑みを浮かべている。
三島由紀夫の墓参りにも行っている。
立ち読みで十分かと思ったがこの記事と写真は手元に置いておきたくて購入。
いつかパティ・スミスのライヴにも足を運びたいなと思う。そんな日が来るのかな。


それから三年、パティ・スミスの来日公演が決定しました。
あの頃の楽天的な思いつきは母の喪中ということもあって
一度は断念することにしたんです。
いつかまた機会があればと。

でもチケットの発売から二ヶ月以上経ったある日、
いつかなんてこの年になるともう二度と来ないものだと思い、
僕はまた夢を見るために歩き出すことにしました。
もし当日になって無理なら、それはそれで仕方がないじゃないかと。
幸運にもチケットは残ってました。
スタンド席の最後列、天使のいたずらのように。

前置きが長くなりましたがライヴにはいつもと違う様々な思いを抱えて臨みました。
その夜は満月でした。パティ・スミスは大阪の聴衆に美しい月の話をしました。
会場では東日本大震災の遺児のために募金を募ってたので、ささやかながら協力しました。
彼女は最新アルバム『BANGA』に「Fuji-san」という曲を収録しています。
日本のために祈りを捧げた楽曲だそうです。
もちろんこの曲も演奏しました。和太鼓をフィーチャーして。
ライヴの中盤にはこの日、募金によって20万円が集まったと発表がありました。
抽選で一名にサイン入りのドラム・ヘッドがプレゼントされました。
終盤には代表曲が次々と披露されて「People Have The Power」は一緒になって歌いましたよ。
「Rock N Roll Nigger」ではギターの弦を引きちぎるというパフォーマンス。
パティ・スミスは素晴らしかったです。


■Patti Smith and her band JAPAN TOUR 2013
2013年1月28日(月) なんばhatch
2階E列3番

Patti Smith (vocals, guitar)
Lenny Kaye (guitar, vocals)
Jay Dee Daugherty (drums)
Tony Shanahan (bass, piano)
Jack Petruzzelli (guitar)

01. April Fool
02. Free Money
03. Fuji-san
04. Ghost Dance
05. Distant Fingers
06. Ain't It Strange
07. Dancing Barefoot
08. Beneath The Southern Cross
09. Night Time (The Strangeloves cover)
10. (We Ain't Got) Nothing Yet (The Blues Magoos cover)
11. Born To Lose (The Heartbreakers cover)
12. Pushin' Too Hard (The Seeds cover)
13. Because The Night
14. Pissing In A River
15. Gloria (Them cover)
Encore
16. Banga
17. People Have The Power
18. Rock N Roll Nigger


翌日にはパティ・スミスが自伝と詩集の出版を記念してサイン会をするというので参加しました。
店内に新しいアルバム『BANGA』が流れてました。彼女、一緒に口ずさんでましたよ。



●「骰子の眼」の連載"DICE TALK"にパティ・スミスのロング・インタビューが掲載されています。
初の自叙伝『ジャスト・キッズ』を刊行、来日したパティ・スミスが語る震災と原爆
『ジャスト・キッズ』『無垢の予兆』パティ・スミスインタビュー
#村上春樹が好きだなんてびっくり。

雑誌「BRUTUS」3/1号に彼女のフォトスリーブが掲載されてます。
来日公演の折りには鎌倉の銭洗弁天や小津安二郎、黒澤明の墓参りにも行ったということです。
大阪の茶屋町で開催されたサイン会では66歳という年齢以上に老けて見えました。
なんだか母を見てるような感じがしました。不思議な気持ちでしたね。
あるいは直感的でしたがそれは彼女に対する正しい見方なのかもしれないですね。
パティ・スミスは僕にとって女性というより母親。
今まで気がつかない振りをしてきたけれど、この写真を見て僕はそう思いました。



「無垢」という言葉がよく似合います。
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Sunday Song Book #1063

2013年02月24日 | Sunday Song Book

2013年02月24日プレイリスト
「OUT OF OPUS」Part 1~自選編
1. たそがれダイアリー / 竹内まりや 02月27日発売ニューシングル
2. いつか / 山下達郎 "ライド・オン・タイム" '80
3. メリー・ゴー・ラウンド / 山下達郎 "メロディーズ" '83
4. BLOW / 山下達郎 "レアリティーズ" '02('92)
5. LOVE CAN GO THE DISTANCE / 山下達郎 "ON THE STREET CORNER 3" '99
6. JUVENILEのテーマ~瞳の中のRAINBOW / 山下達郎 "レアリティーズ" '02('00)
7. LOVE GOES ON (その瞳はGODDESS) / 山下達郎 "レアリティーズ" '02
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■内容の一部を抜粋
・近況
この十日間近く家にお籠りでずっと曲書き、詩書きだという。いよいよ今週からレコーディングに入るとか。なんとなく身体が重たくて、動かないで食べてばっかりなので少し太ったかもしれないと達郎さん。

・「OUT OF OPUS」Part 1~自選編
昨年リリースしたベスト盤『OPUS All Time Best 1975 - 2012』は3枚組全49曲。入りきらず選曲から洩れた曲にお便り、リクエストが集まっている。それならということで『OPUS』に入ってない曲をデジタル・プロセッシングして、最新リマスター・ヴァージョンで聴いてもらうことになった。題して「OUT OF OPUS」。『OPUS』から洩れた曲を今週、来週の二週間で特集する。今週は手始めに達郎さんが選びたくて涙を飲んで落とした曲、オミットした曲を中心に。

・たそがれダイアリー
テレビ朝日系木曜ドラマ「おトメさん」(黒木瞳さん主演)の主題歌「たそがれダイアリー」。約一年ぶりのまりやさんのシングルとして、いよいよ今週の水曜日、2月27日に発売。今回は一曲入りのシングル、ワンコイン・シングルで525円。今回はサプライズ企画として初回生産分50枚に1枚の割合で本人の直筆サインが入ってる。CDパッケージを開けてのお楽しみ。詳しくはワーナーミュージック・ダイレクトの「たそがれダイアリー」スペシャルサイトにて。
http://wmg.jp/mariya/diary/

間奏とエンディングのサックス・ソロは達郎さんのライヴに起用されてる宮里陽太さん。はじめて達郎さんのレコーディングに参加した。

・いつか
達郎さんは三十五年のキャリアで曲数が二百数十曲あるそうだ。リクエストで圧倒的に多かった曲が「いつか」。この曲だけ異常に票を集めたそうだ。1980年のアルバム『RIDE ON TIME』に収録。達郎さんも『OPUS』の一枚目に入れたかったが、もう一曲も入らなかったとか。

・メリー・ゴー・ラウンド
1983年のアルバム『MELODIES』に収録。この曲もリクエストが多かったそうだ。アルバム『MELODIES』はまだちゃんとしたリマスターができてない、ムーン時代のカタログは、まりやさんの作品を含めて、CDが無くなる前に早くリマスター盤を出したいと達郎さん。

・BLOW
もともとは1992年に「アトムの子」のシングルのB面で、アメリカズ・カップというヨット・レースのテーマ・ソングとして作った曲。CD、アルバム化は2002年のレア音源のアルバム『RARITIES』までできなかった。達郎さんにとって愛着のある曲で『OPUS』の二枚目に入れたかったが、もう一曲も入らなかったとか。「ヨット・レースの曲であります。そうしたヨットが疾走する映像に世界中でこれほど合う音はないという自負があります」と達郎さん。
曲をかけ終えて。
「先程のメリー・ゴー・ラウンドといい、BLOWといい、もともとは私、いわゆる日本のミュージック・シーンのヒット・パターンといいましょうか、一般受けするとか、そういうながれに全く無縁の人間なんですが(笑)。こういう曲はさらにそうで、ほとんどやる人がいないという。こういうパターン」と達郎さん。

・LOVE CAN GO THE DISTANCE
いちばん困るのが英語のオリジナル曲なんだとか。「THE THEME FROM BIG WAVE」も前のベスト盤『TREASURES』に入れられず、今回の『OPUS』で念願叶って収められた。そういう曲は多くあって今回最後まで迷ったのが「LOVE CAN GO THE DISTANCE」。1999年のアカペラ・アルバム『ON THE STREET CORNER 3』のためにアカペラで作ってシングル・カットした曲。

・フェスティバルホール公演
達郎さんが日本でいちばん好きなホールのひとつ、大阪フェスティバルホール。建て替えのため閉館して4年の歳月が流れたが、いよいよ4月から新装オープンする。4月はクラシック中心で、5月になるとポピュラー・ミュージックの人たちの、いわゆるこけら落とし公演がシリーズで行われる。すべて単独公演で達郎さんもそのオープニング・シリーズに参加して単独公演を行うことになった。ゴールデンウィークの5月3日(金)、4日(土)の二日間、両日とも17時開場、18時開演という公演。全席指定で税込み8,400円。今回はフェスティバルホールの自主興行なので、達郎さんのコンサート・ツアーと全然関係ない。この二日間のためにリハーサルをやってライヴをするとのこと。チケット販売について、まずワーナーミュージック・ダイレクトにて先行販売を行う。先行予約は各日500席、全1,000席限定で抽選。申し込み受付期間はいよいよ明日2月25日(月)から3月1日(金)までの五日間。ワーナーミュージック・ダイレクトのホームページで詳細を掲載している。
http://shop.wmg.jp

先行予約以外のチケットの販売は大阪フェスティバルホールのホームページにて。
http://www.festivalhall.jp

・のんある気分
達郎さんの「LOVELAND, ISLAND」は1982年のアルバム『FOR YOU』に収録。今回の『OPUS』にも収録されている。もともとは今から30年ほど前のサントリーのビールのCMソングだった。それが31年ぶりにまたサントリーのCMに使われることになった。今度は「のんある気分」というノンアルコール飲料のCMソングとして2月19日からオンエアされている。柴咲コウさんが出演していて一年間続く。
http://www.suntory.co.jp/rtd/non-al/

・まりやさんのプロモ・グッズ
まりやさんの「たそがれダイアリー」のプロモ・グッズで文庫サイズの特製日記帳を20名にプレゼント。締め切りは来月いっぱい。

・ムーン時代のアナログ盤
『OPUS All Time Best 1975 - 2012』にちなんだプレゼント。『OPUS』はベスト・アルバムなのでムーン時代のアナログ盤。オリジナルの見本盤で達郎さんが持ってるストックの中から放出。当選者はくれぐれもヤフオフ等のオークションには流さないことと達郎さん。先週に引き続いて今週も『POCKET MUSIC』。10名にプレゼント。今出てるCDはリミックスだが、アナログはオリジナル・ミックスしかない。とてもレア。

・プレゼント
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp

・JUVENILEのテーマ~瞳の中のRAINBOW
2000年の映画『ジュブナイル』の主題歌。『三丁目の夕日』でお馴染みの山崎貴監督のデビュー作。『OPUS』の三枚目がいちばん曲があふれたそうだ。というのも2000年前後はシングルが多くて全部のシングルが入らなかったのだとか。2002年のアルバム『RARITIES』に収録。

・"おまえ"という言葉
リスナーから「達郎さんの歌詞には"おまえ"という言葉がありませんよね。私は"おまえ"という言葉が上から言われてるようであまり好きではありません。"おまえ"という言葉をなぜ使ってらっしゃらないのでしょうか?」という質門。
「やっぱり、そういう上から目線嫌ですよね。なんかそれでちょっと柄が悪い。でも、あの、プライヴェートだとあんまり柄が良くないので、せめて歌の中では上品にいこうと、そういうようなものだとお思いください。よろしくお願いします(笑)」と達郎さん。

・LOVE GOES ON (その瞳はGODDESS)
2002年のアルバム『RARITIES』の直前に作った曲でシングル・カットすることなくアルバムに収録。
「私にとってとっても愛着のある一曲でありましてですね。シングル切ってもよかったんじゃないかって、今思いますが、まぁいずれにせよ、今のジュブナイルとか地味だよな(笑)、そういうこと考えつつ、来週はまたさらに内省的になっていくと思います」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

03月03日は、引き続き、ベストアルバム『OPUS』に収録されなかった曲特集
「OUT OF OPUS」Part 2~リクエスト編
03月10日は、一週遅れで、おなじみ「ひなまつりガール・シンガー特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #141

2013年02月20日 | Motoharu Radio Show

2013/02/19 OnAir - 3rd. Week - リスナーからのリクエスト特集
01.Band of Horses:Feud
02.Of Monsters and Men:Little Talks
03.Jake Bugg:Simple As This
04.Gary Clark Jr.:Ain't Messin 'Round
05.Gary Clark Jr.:Please Come Home
06.Fun.:Carry On
07.佐野元春:世界は慈悲を待っている
08.Gotye:Somebody That I Used to Know (feat. Kimbra)
09.Lou Reed:NYC Man
10.Elton John:I Guess That's Why They Call It the Blues
11.The Beatles:Across the Universe
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■内容の一部を抜粋
・リスナーからのリクエスト特集
今週は「リスナーからのリクエスト特集」。

・Feud
バンド・オブ・ホーセズの「Feud」。ライヴを聴きに行ったという東京のリスナーから「シアトルのバンド特有の繊細さとアメリカなおおらかさを持ち合わせたバンド。思いのほか豪快なギターバンド・サウンドで素晴らしいバンドでした」というコメント。

・Little Talks
オブ・モンスターズ・アンド・メンの「Little Talks」。リスナーからラジオでこのバンドの曲を知ったというコメントを読んで「ラジオから流れてくる曲にハッとする瞬間があります。素晴らしい音楽との出会いはいつも偶然にやってきます。このMotoharu Radio Showも毎週、他では聴けないプレイリストでいい音楽を紹介しています。是非、気に入りの曲を見つけてください」と元春。

・Simple As This
ジェイク・バグの「Simple As This」。ジェイク・バグはデビューして間もなくノエル・ギャラガーのツアーに同行して注目された。「ボブ・ディラン・ミーツ・アークティック・モンキーズ」と言われてる。番組ではジェイク・バグをフォローするとのこと。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月2月の「3PICKS!」はビッフィ・クライロ『Opposites』、ホセ・ジェイムズ『No Begining No End』、そしてゲイリー・クラーク Jr.『Blak & Blu』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はゲイリー・クラーク Jr.『Blak & Blu』。
・ゲイリー・クラーク Jr.
米国、テキサス州の出身、現在29歳。自分の音楽性についてブルース、ジャズ、ソウル、カントリー、そしてヒップホップ、そうした音楽に影響されていると言ってる。ゲイリー・クラークのトレード・マークは彼の弾くファジーなギター・サウンドとスムーズなヴォーカル・スタイル。デビュー・アルバムが全米初登場6位という幸運なデビューをした。12歳の頃からギターをはじめて、地元の小さなクラブで演奏を続けていた。いろいろなミュージシャンとのセッションを通じて腕を磨いた。エリック・クラプトンが主催するイベント、クロスロード・ギター・フェスティバルという音楽フェスがある。アルコールやドラッグで傷んだ人を治療する施設、クロスロード・センターの運営を助けるためのチャリティを目的とした音楽フェス。過去にB.B.キング、バディ・ガイ、ジェフ・ベック、ジョン・メイヤー、ジミー・ヴォーン、ロバート・クレイといったギタリストたちが出演している。いってみれば一流のブルース・ギタリストが集まる音楽フェスといっていい。そして2010年にクロスロード・ギター・フェスティバルにゲイリー・クラークJr.が出演した。そのステージではシェリル・クロウ、エリック・クラプトンと共演して素晴らしいパフォーマンスを見せたということ。ゲイリー・クラークJr.、ジミ・ヘンドリックスの再来という人もいる。新しい世代のブルース・ギタリストとしてさらにこれからも注目されることだろう。新しいアルバム『Blak & Blu』から「Ain't Messin 'Round」と「Please Come Home」の2曲。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は「森と風のがっこう」。岩手県の葛巻町で廃校を利用したエコスクールを運営している。

・Carry On
米国のインディ・ロック・バンド、Fun.の「Carry On」。先日のグラミー賞では最優勝楽曲賞と新人賞の二冠を獲得した。

・世界は慈悲を待っている
3月に発売される佐野元春 and The Coyote Bandの新しいアルバム『ZOOEY』のリード・トラック。イントロのギターは元春が弾いている。フェンダーのジャズマスターのサウンド。ちなみに同時に聴こえてくるファジーなトレモロのサウンドは深沼くんのギター。

・Somebody That I Used to Know
オースラトリアのシンガー・ソングライター、ゴティエの「Somebody That I Used to Know 」。グラミー賞では最優秀レコード賞やオルタナティブ・アルバム賞など3部門を授賞した。「Somebody That I Used to Know 」は全世界18カ国で1位を取った。

・NYC Man
ルー・リードの「NYC Man」。元春はニューヨークにいた頃、レコーディング・スタジオでルー・リードに会ったという。ルー・リードというとドラッグかなにかでいかれた人というイメージがあるが、実際はとても真面目な人で、音楽のことや詩のことをとても気さくに話してくれたそうだ。「そうですね。ルー・リードは正にニューヨークの詩人といっていいと思います。歌の言葉がとても文学的ですね。そして独特のロマンティシズムを感じます」と元春。

・I Guess That's Why They Call It the Blues
エルトン・ジョンの「I Guess That's Why They Call It the Blues」。リスナーからは「エルトン・ジョンで素敵な夜にぴったりの曲をお願いします」というリクエスト。

佐野元春 : 自分のことになりますけれども、昨年末から全国ツアーが続いていて残すところ、あと東京公演だけとなりました。リスナーのみなさんの中で、今回のツアーに来てくださったという方もいるかと思います。改めてお礼を言いたいと思います。どうもありがとう。

・Across the Universe
ビートルズの「Across the Universe」。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
3月5日の放送。
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Sunday Song Book #1062

2013年02月17日 | Sunday Song Book

2013年02月17日プレイリスト
レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
1. たそがれダイアリー / 竹内まりや 02月27日発売ニューシングル
2. MONY MONY / TOMMY JAMES & THE SHONDELLS '68
3. COME BACK MY LOVE / THE CARDINALS '55
4. INHERIT THE WIND / WILTON FELDER feat. BOBBY WOMACK '80
5. TAKE A LOOK / GENOBIA JETER "GENOBIA" '86
6. GIVING UP ON LOVE / JERRY BUTLER '64
7. 毎日がスペシャル / 竹内まりや "ボナペティ" '01 "エクスプレッションズ" '08
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■内容の一部を抜粋
・近況
曲書きでデモテープを録ってるため声が嗄れ気味なんだとか。一週間家から出ないで曲書きの毎日。おかげで風邪を引かずに済んでるという。

・棚からひとつかみ
曲書きの最中なのでハガキのチェックも十分にできてないとか。こういうときはレギュラー・プログラムで「棚からひとつかみ」。最近仕入れたオールディーズのCDと新しいリイシューもののCDの中からかけそびれたもの、ニューヨークで買ってきたお土産のシングル盤のあまり、といろいろやりくりしながら。

・たそがれダイアリー
テレビ朝日系木曜ドラマ「おトメさん」(黒木瞳さん主演)の主題歌「たそがれダイアリー」。発売日は2月27日。ワンコイン・シングルで525円。ちょいとアップテンポでフィリー・サウンドを意識したアレンジになってると達郎さん。今週からフル・ヴァージョン。

・MONY MONY
トミー・ジェームズ&ションデルズの1968年全米3位まで上がった大ヒット・ソング「MONY MONY」。ニューヨークで買ってきたお土産のシングル盤から。

・TOKYO FMの新アンテナ
宇都宮市のリスナーから「2月11日よりTOKYO FMは従来より100メートル高い位置からの新アンテナの放送となりました。その早朝での新アンテナからの最初にかかった曲はサンソン・リスナーからのリクエストで達郎さんの『ヘロン』でした。とても心地よく響きました。宇都宮ではノイズ皆無という訳にはいきませんが、チューナーのレベル・メーターが2から4に上がったのが単純にうれしいです」というお便り。
「TOKYO FMのですね、送出が東京タワーのアンテナ位置が高くなりまして、周波数特性が向上しましたので音質が向上しているそうであります。東京だけの話題なんですが、少しでもいい音でお聴きいただけるというものなので、今後ともよろしくお願い申し上げます」と達郎さん。

・COME BACK MY LOVE
カーディナルスは'50年代に活躍したアトランティックのドゥーワップ・グループ。カーディナルスはCD化が遅れていたが、ようやくイギリスのジャスミンからカーディナルスのシングルA、B面、1951年から57年の作品が全25曲入りで発売になった。アトランティックの中でも実力派のグループ。カーディナルスといえばこの一曲、1955年の「COME BACK MY LOVE」。

・高いところ
リスナーから「ずばり高いところは平気ですか?」という質門。
「あたし大丈夫です。このあいだ通天閣昇りました、100メートル。ビリケンさんの足、触ってきました。生まれて初めてでした。バンジー・ジャンプ、一回やってみたいと思ってます。スカイ・ダイビングもやってみたいと思ってたんですけれども、還暦だから、たぶん止めろといわれると思いますが。バンジー・ジャンプはまだ色気がありますがですね。そういうことを飲みながらとか、食事しながらとか言いますと、へぇ~信じらんないといわれますが。いいじゃないですかね。高所恐怖症ばかりだったら飛行機乗れる人誰もいない。ロケット乗る人はどうすんだという。東京タワーとかスカイツリーとかですね、わざと下が見えるように作ってあるんですよね。あれ悪趣味ですね。そういうところ、わざわざ行くアレもないじゃないかと思いますが。でも行ってみたいと思います(笑)」と達郎さん。

・INHERIT THE WIND
サックス・プレーヤー、ベーシストとしても有名なウイルトン・フェルダー。クルセイダーズのメンバー。1980年のアルバム『INHERIT THE WIND』のタイトル曲「INHERIT THE WIND」はボビー・ウーマックがフィーチャーされている。曲もボビー・ウーマックのペンになる。1980年、全米ソウル・チャート35位。イギリスのチェリーレッドから再発されている。

・TAKE A LOOK
ジェノビア・ジーターはワシントン出身でゴスペル出身の実力派シンガー。グレン・ジョーンズの奥さん。1986年のソロ・アルバム『GENOBIA』は名盤と謳われている。一回日本盤が出たもののもう廃盤になってる。久し振りにリイシューされた。「TAKE A LOOK」はクライド・オーティスの作品でアレサ・フランクリンのヴァージョンが有名だが一歩も引けを取らない。

・ムーン時代のアナログ盤
『OPUS All Time Best 1975 - 2012』にちなんだプレゼント。『OPUS』はベスト・アルバムなのでムーン時代のアナログ盤。オリジナルの見本盤で達郎さんが持ってるストックの中から放出。当選者はくれぐれもヤフオフ等のオークションには流さないことと達郎さん。今週は『POCKET MUSIC』を10名にプレゼント。今出てるCDはリミックスだが、アナログはオリジナル・ミックスしかない。とてもレア。

・プレゼント
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp

・まりやさんの直筆サイン入りシングル
竹内まりや初のラッキー・サプライズ企画。「たそがれダイアリー」初回生産分50枚に1枚の割合で本人の直筆サインが入ってる。CDパッケージを開けてのお楽しみ。詳しくはワーナーミュージック・ダイレクトの「たそがれダイアリー」スペシャルサイトにて。
http://wmg.jp/mariya/diary/

・フェスティバルホール公演
達郎さんが日本でいちばん好きなホールのひとつ、大阪フェスティバルホール。建て替えのため閉館して4年の歳月が流れたが、いよいよ4月から新装オープンする。4月はクラシック中心で、5月になるとポピュラー・ミュージックの人たちの、いわゆるこけら落とし公演がシリーズで行われる。すべて単独公演で達郎さんもそのオープニング・シリーズに参加して単独公演を行うことになった。ゴールデンウィークの5月3日(金)、4日(土)の二日間、両日とも17時開場、18時開演という公演。全席指定で税込み8,500円。今回はフェスティバルホールの自主興行なので、達郎さんのコンサート・ツアーと全然関係ない。この二日間のためにリハーサルをやってライヴをするとのこと。チケット販売について、まずワーナーミュージック・ダイレクトにて先行販売を行う。先行予約は各日500席、全1,000席限定で抽選。申し込み受付期間は2月25日(月)から3月1日(金)まで。ワーナーミュージック・ダイレクトのホームページで詳細を掲載している。
http://shop.wmg.jp

先行予約以外のチケットの販売は大阪フェスティバルホールのホームページにて。
http://www.festivalhall.jp

・ツアーについて
リスナーから「以前、アコースティック・ライヴで還暦まで毎年ツアーを行うと仰ってましたが、ということは次がラストツアーになるんでしょうか?」というお便り。
「違うんです。還暦までは毎年ツアーをやりますが、還暦までできたら、またその先もやるということです。当分できます。止めませんよ。だいじょうぶです(笑)」と達郎さん。

・GIVING UP ON LOVE
1960年代、アメリカ、イーストコースト、ニューヨークを中心に活動していたソングライター・コンビ、プロデューサー・コンビでもあるボブ・フェルドマン、ジェリー・ゴールドスタイン、リチャード・ゴッタラー。彼らの作品集がエースから出た。たくさんあるが今週はジェリー・バトラーの1964年のR&Bチャート56位の「GIVING UP ON LOVE」。

・毎日がスペシャル
まりやさんの2001年のシングルで、アルバム『BON APPETIT!』と2008年のベスト・アルバム『EXPRESSIONS』にも収められている「毎日がスペシャル」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

02月24日は、ベストアルバム『OPUS』に収録されなかった曲特集「OUT OF OPUS」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #140

2013年02月13日 | Motoharu Radio Show

2013/02/12 OnAir - 2nd. Week - 特集:ブルーノート・レーベル 新時代
01.佐野元春:世界は慈悲を待っている
02.Amos Lee:Flower
03.Dianne Reeves:Just My Imagination
04.Jose James:It's All Over Your Body
05.Dr. John:You Must Have Been a Beautiful Baby
06.Al Green:I Can't Stop
07.Van Morrison:Evening in June
08.Talib Kweli:Soon the New Day (feat. Norah Jones)
09.Robert Glasper:Afro Blue (feat. Erykah Badu)
10.Cassandra Wilson:Time After Time
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・ブルーノート・レーベル 新時代
ブルーノートは古くからあるジャズの名門レーベル。現在、若くて才能のあるアーティストのレコードを積極的に発表している。特集「ブルーノート・レーベル 新時代」と題してこのレーベルからの最近のレコードに注目する。

・世界は慈悲を待っている
3月に発売される佐野元春 and The Coyote Bandの新しいアルバム『ZOOEY』のリード・トラック。

・Flower
エイモス・リーの「Flower」。

・Just My Imagination
ダイアン・リーヴスの「Just My Imagination」。オリジナルはテンプテーションズの「Just My Imagination」。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月2月の「3PICKS!」はビッフィ・クライロ『Opposites』、ホセ・ジェイムズ『No Begining No End』、そしてゲイリー・クラーク Jr.『Blak & Blu』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はホセ・ジェイムズ『No Begining No End』。

・ホセ・ジェイムズ
米国、ミネアポリス出身のシンガー。現在、35歳。これまで3枚のスタジオ・アルバムを出している。音楽はよくジャンルで語られることがあるけれど、現在ではいろいろな音楽が交じり合ってるので、ひとつのジャンルで括るのが逆に難しくなっている。ホセ・ジェームズはモダン・ジャズとヒップホップを混ぜたような現代的なスタイル。自分でもあるインタビューでこう語っている。「どんな特定のスタイルにも限定されたくない。ジャズをルーツにしてジャンルを超えたアーティストとして自由にやっていきたい」ということ。そのホセ・ジェームズの新しいアルバムが今夜特集しているブルーノート・レーベルから出ている。通算4枚目のアルバム『No Begining No End』。現在、ブルーノート・レーベルは若くて才能がある新しいアーティストの作品を積極的に発表している。正にホセ・ジェームズは現在のブルーノート・レーベルを象徴するような存在だといえる。新しいアルバムではこれまでの自分の音楽性を集大成したということで、ジャズ、ソウル、R&B、ヒップホップ、いろいろなスタイルでやっている。そのうえでとても個性的な音楽になっていることが素晴らしい。新しいアルバム『No Begining No End』。から「It's All Over Your Body」。

・You Must Have Been a Beautiful Baby
ブルーノートはジャズの老舗のレコード・レーベルという感じが強いが、最近では実力のある古いアーティストも手掛けて音楽ファンから喜ばれている。Dr.ジョンもブルーノート・レーベルから何枚かアルバムを出している。ニューオリンズ・スタイルのピアノ、そして独特の歌声、とても豊かな音楽。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は茨城県の認定NPO法人「宍塚の自然と歴史の会」。茨城県土浦市の宍塚地域で環境保全に取り組む団体。豊かな里山を未来へと伝えるため1989年から活動している。

・I Can't Stop
アル・グリーンの「I Can't Stop」。

ブルーノート・レーベルがはじまったのは今から70年以上も前になる。ニューヨークで生まれたレコード・レーベル。ニューヨークといえば世界中の素晴らしいミュージシャンたちが集まってくる街。ジャズ音楽専門のレーベルといっていいブルーノート・レーベルがニューヨークで生まれたというのは言ってみれば当然のことだといえる。特に1950年代、ブルーノート・レーベルからたくさんの素晴らしいジャズ・レコードが出た。アート・ブレイキー、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ、そしてマイルス・デイヴィス。1940年代、ビーバップの時代からモダン・ジャズ全盛の時代といえば何といってもこのブルーノート・レーベルの存在はとても大きかったといえる。

・Evening in June
ヴァン・モリソンの「Evening in June」。ブルーノート・レーベルの最近のレコード。

ブルーノート・レーベルには素晴らしいレコード・エンジニア、ルディ・ヴァン・ゲルダーがいた。現在88歳でまだ健在。音楽史上で最も重要なレコーディング・エンジニアのひとりといわれている。これまで数々の名盤といわれるレコードを録音してきた。このエンジニア、ルディ・ヴァン・ゲルダーはブルーノート・レーベルとは深い関係にある。1950年代のブルーノートでほとんどの録音を手掛けた。ここでの彼の仕事が評判になってミュージシャンからも信頼されるエンジニアになった。ウェイン・ショーター、ジョン・コルトレーン、マイルス・デイヴィス、セロニアス・モンク。こうした偉大なミュージシャンの重要なレコードはほとんどルディ・ヴァン・ゲルターが手掛けている。レコード・レーベルといえばやはりよいサウンドをリスナーに届けるのがひとつの使命としてある。
「これはちょっと自分のことになりますが、僕もささやかながら自分のレコード・レーベルを持っています。特にこのよい音を届けるということ。とても大事にしています。レコード・エンジニア、そしてマスタリング・エンジニア。僕のブレーンは海外を含めてとても優秀な人たちが協力してくれています。ひとことでレコード、CD、ダウンローディングといっても本当に音というのは様々あります。よい音というのはとても身体や心に馴染んで気持ちがいいものです。リスナーのみなさんには是非、そのよい音というものに触れていただければいいなと思います」と元春。

・Soon the New Day
タリブ・クウェリのトラックにノラ・ジョーンズが乗った「Soon the New Day」。

・Afro Blue
ヴォーカルにエリカ・パドゥをフィーチャーしたロバート・グラスパー・エクスペリメントの「Afro Blue」。

Motoharu Radio Showでこれまで使ってきたBGM、いわゆるバック・グラウンド・ミュージックは元春の好きなハモンド・オルガンのプレーヤー、ジミー・スミスのレコードを何回か使ってきた。ジミー・スミスもブルーノートのアーティストとしてよく知られてるひとり。さて、世の中、レコード・レーベルはたくさんある。商業主義がむき出しのレーベルから友だちが寄り合ったような小さなレーベルまで。最近では音楽なのか、工業製品なのか、何を作ってるのかよくわからないようなレーベルもたくさん出てきている。そんな中、ブルーノート・レーベルは言ってみればとてもまともなレコード・レーベル。
「よい音楽を見つけて、育てて、それをリスナーと分かち合うといったことですよね。僕らミュージシャンにとってよいレーベルというのは正に心強いパートナーといえます」と元春。

・Time After Time
カサンドラ・ウィルソンの「Time After Time」。
「この曲、リリックもメロディも素敵です。世界中多くのシンガーにカヴァーされてます」と元春。
オリジナルは1980年代のシンディ・ローパーのレコード。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
全国リスナーから曲のリクエストがたくさん集まってるので来週はリクエスト特集。
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Sunday Song Book #1061

2013年02月10日 | Sunday Song Book

2013年02月10日プレイリスト
「昨年末ニューヨークで買ったシングル盤からひとつかみ Part2」
1. RIDE ON TIME / 山下達郎 '80
2. WITH A GIRL LIKE YOU / THE TROGGS '66
3. SATIN SOUL / THE LOVE UNLIMITED ORCHESTRA '75
4. NOBODY BUT ME / THE HUMAN BEINZ '68
5. WITHOUT HER / HERB ALPERT '68
6. EVERYBODY KNOWS YOUR NAME / TRADE MARTIN '86
7. OH LORD, WHY LORD / LOS POP TOPS '68
8. たそがれダイアリー(TVサイズ)/ 竹内まりや 02月27日発売ニューシングル
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■内容の一部を抜粋
・近況
曲書きをやっていて今週デモを先方に提出するので佳境。ウンウンやってるという。めでたく2月4日に誕生日を迎えて還暦になったが、だからといって別に何が変わるわけでもないと達郎さん。番組宛にお便り、バースデーカードがものすごい数届いて、うれしい悲鳴を上げてるそうだ。

・昨年末ニューヨークで買ったシングル盤からひとつかみ Part2
先々週に引き続いて達郎さんが昨年末にニューヨークで買ったシングル盤300枚の中からひとつかみ。

・RIDE ON TIME
なぜかまとまった数のリクエストがあったとか。1980年のシングルで「RIDE ON TIME」。

・WITH A GIRL LIKE YOU
前回にも増して音圧の強さ、オリジナルUSモノラル・シングルの醍醐味を感じてほしいと達郎さん。
イギリスの4人組のロック・バンドのトロッグス。先日、リード・ヴォーカルのレグ・プレスリーが亡くなったので追悼の意味を込めて。1966年、全米29位、イギリスでは1位の「WITH A GIRL LIKE YOU」。アメリカのアトコ盤はB面が「WILD THING」。

・SATIN SOUL
45回転のシングルはレベルを深く大きく切ってるのでアルバムとは違う迫力がある。そういう意味ではオリジナル・シングルを聴かないとわからない音楽はたくさんある。バリー・ホワイトのラヴ・アンリミテッド・オーケストラの1975年のシングル「SATIN SOUL」は全米22位。この曲も33回転のアルバムよりもシングルのほうが迫力がある。

・ジャケ買い
リスナーから「シングルを選ぶ基準はありますか? ジャケ買いなんてするのでしょうか?」という質門。
作家やプロデューサーで買うのだそうだ。アメリカのシングル盤はジャケットはなく袋に入ってるだけなので、ピクチャー・スリーブ、ジャケットが付いてるとそれだけで買う価値があるのだとか。300枚のシングルを買うのに3日間で8店のレコード店をまわり、そのうちの2店で半分以上買ったという。大体午後1時頃から夕方6時までいて2日間で全部のレコードを見たと達郎さん。

・NOBODY BUT ME
1967年の暮に出て1968年の初頭にヒットした「NOBODY BUT ME」。オハイオ州出身の4人組のロック・グループ、ヒューマン・ベインズが1962年のアイズレー・ブラザーズの曲をカヴァーして全米8位のベストテン・ヒットになった。いわゆるワンヒット・ワンダーだが来日して日本でテレビに出たりした。演奏は上手くないがシングルの音圧がロックンロール。日本題は「ノー・ノー・ノー」。

・WITHOUT HER
ハーブ・アルパートのシンガーとしてのヒット曲「WITHOUT HER」はハリー・ニルソンの作詞作曲。1968年、全米63位。この1年前にアル・クーパーがブラッド、スエット&ティアーズで取り上げている。

・ムーン時代のアナログ盤
ベスト・アルバム『OPUS All Time Best 1975 - 2012』にちなんだプレゼント。『OPUS』はベスト・アルバムなのでムーン時代のアナログ盤を。オリジナルの見本盤で達郎さんが持ってるストックの中から放出。『BIG WAVE』を5名に、今週で締め切り。『POCKET MUSIC』は今出てるCDはリミックスだが、アナログはオリジナル・ミックスしかない。10名にプレゼント。来週締め切り。サイン入りでプレゼントするのでシュリンクははずしているそうだ。当選した方はくれぐれもヤフオフ等のオークションには流さないようにとのこと。

・プレゼント
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp

・フェスティバルホール公演
達郎さんが日本でいちばん好きなホールのひとつ、大阪フェスティバルホール。建て替えのため閉館して4年の歳月が流れたが、いよいよ4月から新装オープンする。4月はクラシック中心で、5月になるとポピュラー・ミュージックの人たちの、いわゆるこけら落とし公演がシリーズで行われる。すべて単独公演で達郎さんもそのオープニング・シリーズに参加して単独公演を行うことになった。ゴールデンウィークの5月3日(金)、4日(土)の二日間、両日とも17時開場、18時開演という公演。全席指定で税込み8,500円。今回はフェスティバルホールの自主興行なので、達郎さんのコンサート・ツアーと全然関係ない。この二日間のためにリハーサルをやってライヴをするとのこと。チケット販売について、まずワーナーミュージック・ダイレクトにて先行販売を行う。先行予約は各日500席、全1,000席限定で抽選。申し込み受付期間は2月25日(月)から3月1日(金)まで。ワーナーミュージック・ダイレクトのホームページで詳細を掲載している。
http://shop.wmg.jp

先行予約以外のチケットの販売は大阪フェスティバルホールのホームページにて。
http://www.festivalhall.jp

・EVERYBODY KNOWS YOUR NAME
トレード・マーチンは作曲家、プロデューサー、アレンジャー。1986年にリック・ネルソンのトリヴュート・ソングとして書かれた曲「EVERYBODY KNOWS YOUR NAME」。

・OH LORD, WHY LORD
スペイン・ベーシックのヴォーカル・インストゥルメンタル・グループのロス・ポップ・トップス。邦題は「涙のカノン」で日本でもヒットした。1968年、全米78位。このシングルはピクチャー・スリーブが付いてたので「ジャケ買い」したシングル。変なピクチャー・スリーブ、かなりエグい感じ、ホームページに上げておくとのこと。
http://www.tatsuro.co.jp

・レコードについて
リスナーから「約6万枚のレコードは自宅にあるのですか? ニューヨークで買ったシングルの便は? コンテナですか? 通関の手数料は?」という質門。
レコードは達郎さん家の地下に収納スペースがあるのだとか。ニューヨークで買ったシングルは300枚なのでダンボール一箱、それを空輸にして、通関の手数料は別送品なので3,000円だったとか。

・たそがれダイアリー(TVサイズ)
テレビ朝日系木曜ドラマ「おトメさん」(黒木瞳さん主演)の主題歌「たそがれダイアリー」。発売日は2月27日。ワンコイン・シングルで525円。今日もテレビ・サイズをオンエア。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2013年02月17日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
2013年02月24日は、ベストアルバム『OPUS』に収録されなかった曲特集「OUT OF OPUS」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #139

2013年02月06日 | Motoharu Radio Show

2013/02/05 OnAir - 1st. Week - 特集:冬は続くよ、家がいい
Steely Dan:Home at Last
Simply Red:Home
Carole King:Home Again
Biffy Clyro:Black Chandelier
Phillip Phillips:Home
佐野元春:世界は慈悲を待っている
Buffalo Springfield:On the Way Home
小田和正:my home town
BONNIE PINK:Home Sweet Home
佐野元春 and The Hobo King Band:恋しいわが家
Randy Newman:Feels Like Home
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■内容の一部を抜粋
・冬は続くよ、家がいい
「寒い日が続いています。こんな季節はやはり家にいるのがいちばんということで、特集『冬は続くよ、家がいい』。"HOME"をテーマにした曲を集めてみたいと思います。そして今夜は僕の新曲も用意してきました。これが初公開となります」と元春。

・Home at Last
スティーリー・ダンの「Home at Last」。

・Home
・Home Again
シンプリー・レッドの「Home」とキャロル・キングの「Home Again」を2曲続けて。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月2月の「3PICKS!」はビッフィ・クライロ『Opposites』、ホセ・ジェイムズ『No Begining No End』、そしてゲイリー・クラーク Jr.『Blak & Blu』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はビッフィ・クライロ『Opposites』。

・ビッフィ・クライロ
スコットランド出身のスリー・ピースのバンド。1995年に結成されて現在までに5枚のスタジオ盤を出している。そのビッフィ・クライロ、今回は20曲収録されている意欲的なアルバムを出した。2枚のディスクに分かれていて、それぞれにテーマを持ったコンセプチュアルな作品になっている。このことについてメンバーのベン・ジョンストンはこう言ってる。「今どき2枚組のアルバムというのは珍しいかもしれない。今はアルバムよりもシングル・ヒットが重視される時代。でも自分たちの音楽は万人受けする音楽というより音楽を愛する人たちのための音楽だと思ってる」と。
「ビッフィ・クライロ。全体のムードとして感じるのは力強さです。ヘヴィなサウンドに、クリエイティブな演奏とメロディ。それがこのバンドの魅力だと思います」と元春。
本国の英国ではこれまでにアルバム2枚がベスト10ヒットしている。ヴォーカルでフロントマンのサイモン・ニール以外は双子という珍しいスリー・ピース・ロック・バンド。新しいアルバム『Opposites』から「Black Chandelier」。

・トゥイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるトゥイッターを公開しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。www.moto.co.jp/MRS/ 番組からトゥイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・Home
ジョージア州出身の21歳、フィリップ・フィリップスの「Home」。彼はアメリカの人気番組「アメリカン・アイドル」というオーディション番組で優勝したシンガーのひとり。全米から歌のうまいユースたちが集まって、約半年間かけて優勝に向かって競い合い、視聴者が電話やインターネットを通じて投票しファイナリストを決めてゆく音楽番組。その第11シーズンのファイナリストがフィリップ・フィリップス。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は栃木県のNPO法人「足尾に緑を育てる会」。荒廃してしまった足尾銅山跡の自然をよみがえらせるため木を植える活動をしている団体。

・世界は慈悲を待っている
「僕の新しい曲ができました。今夜番組お聴きのみなさんに是非聴いてもらいたいと思います。この曲はまもなくリリースする僕の新しいアルバムからの曲です。仲間のコヨーテバンドと一緒に演奏しました。僕らはこの曲とっても気に入ってます。リスナーのみなさんにも気に入ってもらえるとうれしいです。では、さっそく聴いてください」と元春。
曲をかけ終えて。
「どうでしたか? 曲を聴いた感想などあれば送ってください。待ってます。いま僕とバンドはツアー中です。この後は仙台、熊本、名古屋、東京、大阪と続きます。今回のライヴでは18歳以下のユースは無料で招待しているので、僕らのリアル・ロック・ライヴ、是非体験してみてください」と元春。

・On the Way Home
バッファロー・スプリングフィールドの「On the Way Home」。

・フィードバック
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

佐野元春 : さて、最近、この僕たちの国は人々があまり外に出なくなってるという話を聞きます。その理由としてデフレが長引いている、景気がよくないので外に出てあまりお金を使いたくないということだと思います。例えば、外食ですね。ファストフード、レストラン。ここ数年、利用する人が減ってるということです。また、若い世代が以前ほど海外に出たがらないという話もよく聞きます。特に留学生の数が減ってるということ。例えば米国の名門と言われる大学ではアジアからの留学生というと中国か韓国の学生が多いということです。留学すればよいということでもないと思いますけれども、この事実はちょっと驚きました。また人々が外に出なくなってるというのは逆に家での過ごし方が上手になってきたからだ、そんなふうにいう人もいます。確かに最近ではインターネットを使えば簡単に物を買ったり映画や音楽を楽しめます。わざわざ外に行かなくてもいいじゃないかということだと思います。つまり今まで外にあったものが情報として家に集まってるので敢えて外に求める必要がなくなってきたということなのかなと思います。もちろんこれは一般的な話なので個人によって違いはあると思います。外に出たいか、家でゆっくりしたいか、みなさんはどう感じられてますか?

・my home town
・Home Sweet Home
・恋しいわが家
小田和正の「my home town」、BONNIE PINKの「Home Sweet Home」、佐野元春 and The Hobo King Bandで「恋しいわが家」。

東京のNaughtyから「僕は今26歳ですが周りに洋楽を聴く同世代の友だちがいません。洋楽を聴いてる人でも歌詞まで気にしてる人は極めて少ないのが残念。グローバリーゼーションの時代にあって洋楽の歌詞への関心が薄れてるというのは何とも不思議な現象のような気がします」というコメント。
「そうですね。なんかいってみれば中途半端な鎖国状態という感じでしょうか。僕は個人的には外へ向かうのは素敵なことだと思ってます。コスモポリタンという言葉があります。ひとつの国や民族に囚われないで世界の目で考えて生活する人ですね。国際人とか世界市民と言ってもいいと思います。僕はこのコスモポリタンという考え方が好きですね。それは人生を広く楽しむというところに繋がってゆくようなそんな気がしています」と元春。

・Feels Like Home
元春の好きなソングライターのランディ・ニューマンの「Feels Like Home」。
私は大丈夫 / そばにいてくれるあなたがいるから / あなたの存在は私にとって家のように感じるの
そんなふうに歌っている。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
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Sunday Song Book #1060

2013年02月03日 | Sunday Song Book

2013年02月03日プレイリスト
「誕生日前日企画:バースデー・ソングで棚からひとつかみ」
1. HAPPY HAPPY GREETING / 山下達郎 "レアリティーズ" '02
2. HAPPY HAPPY BIRTHDAY BABY / THE TUNE WEAVERS '57
3. HAPPY BIRTHDAY / GARY GLITTER "TOUCH ME" '74
4. HAPPY BIRTHDAY / CARLY SIMON "HAVE YOU SEEN ME LATELY" '90
5. BIRTHDAY / HEATWAVE '79
6. HAPPY BIRTHDAY BLUES / B. B. KING "TAKE IT HOME" '79
7. HAPPY BIRTHDAY / BERNADETTE CARROLL '65
8. たそがれダイアリー(TVサイズ)/ 竹内まりや 02月27日発売ニューシングル
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■内容の一部を抜粋
・近況
「さて、わたくし、明日2月4日、2013年2月4日でめでたく60歳の誕生日を迎えることになりました。60歳なんて嘘みたい。プロと銘打ってミュージシャンをはじめたのが二十歳の頃でしたから、私、人生の3分の2、ミュージシャンやってることになります。デビューは22のときなのでデビュー38年なんですが、ミュージシャンでおあしを頂いてですね、プロのミュージシャンになって40年になります。まさか60になるまで(笑)、こういう具合にやってるとは夢にも思いませんでした。おかげさまで身体の調子もすごくいいので、60歳、ひとつの区切りでございますけれども。平常心でもって、またこの先、頑張ってやらしていただきたいと思います。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます」と達郎さん。

・還暦記念「バースデー・ソングで棚からひとつかみ」
1993年、達郎さんの40歳の誕生日に番組で「お誕生日ソング特集」をやったそうだ。それから20年経って今日は還暦の前の放送なので「バースデー・ソングで棚からひとつかみ」。「お誕生日」のネタで「棚からひとつかみ」。安直なようで意外といい曲がたくさんあったという。

・HAPPY HAPPY GREETING
ハッピー・バースデーなので「HAPPY HAPPY GREETING」にたくさんリクエストが集まったそうだ。

・HAPPY HAPPY BIRTHDAY BABY
まずはドゥワップ・エラの名曲。1957年全米5位まで上がったテューン・ウィーバーズ、ボストン出身男女混成の4人組黒人ヴォーカル・グループの「HAPPY HAPPY BIRTHDAY BABY」。

・HAPPY BIRTHDAY
イギリスのグラム・ロック・シンガー、ゲイリー・グリッターズ。1974年のセカンド・アルバム『TOUCH ME』から「HAPPY BIRTHDAY」。

・還暦
リスナーから「還暦を機に思われることは何でしょうか?」という質門。
「まぁ、平常心ですね。40になった頃、けっこう思うものがありました。50はあんまり。60はさすがにですね、いろいろと感じますが、でも、まぁ、先程も申し上げましたみたいに、おかげさまで私の場合は四十代の頃よりむしろ健康なぐらいなので、このままマイペースでやれればいいなと、思っております。よろしくお願いします」と達郎さん。

・HAPPY BIRTHDAY
カーリー・サイモンの1990年のアルバム『HAVE YOU SEEN ME LATELY』から「HAPPY BIRTHDAY」。不思議なムードを持った曲で歌詞もよくわからない。健康嗜好になったカーリー・サイモンの曲らしい。

・BIRTHDAY
イギリスの白人黒人混成のR&Bグループ、ヒートウェイブの「BIRTHDAY」。1979年のシングルのB面。

・今後の予定
来週からいよいよ新曲のレコーディングがはじまるので、その間はいろいろと企画ものの特集をする予定。来週はとりあえず先週の続きで「昨年末ニューヨークで買ったシングル盤からひとつかみ Part2」。今後は「アウト・オブ・オーパス」、「珍盤・奇盤」、「ライヴ特集」を予定。

・フェスティバルホール公演
達郎さんが日本でいちばん好きなホールのひとつ、大阪フェスティバルホール。2008年の暮に閉じて、全面的に新築となって高層ビルになり、その中に新しいフェスティバルホールが誕生した。4年の歳月が流れたが、いよいよ4月から新装オープンする。4月はクラシック中心で、5月になるとポピュラー・ミュージックの人たちがたくさん出演する。いわゆるこけら落とし公演だが、達郎さんもそれに参加することになった。ゴールデンウィークの5月3日(金)、4日(土)の二日間、両日とも17時開場、18時開演という公演。今回はフェスティバルホールの自主興行なので、達郎さんのコンサート・ツアーと全然関係ない。この二日間のためにリハーサルをやってライヴをするとのこと。チケット販売について、まずワーナーミュージック・ダイレクトにて先行販売を行う。先行予約は各日500席、1,000席限定で抽選。申し込み受付期間は2月25日(月)から3月1日(金)まで。詳しくはワーナーミュージック・ダイレクトのホームページで詳細を掲載。
http://shop.wmg.jp

先行予約以外のチケットの販売は大阪フェスティバルホールのホームページにて。
http://www.festivalhall.jp

今回はフェスティバルホール自主興行なのでチケットの販売方法もいつもの販売方法と違う。一般発売は3月30日から。

・HAPPY BIRTHDAY BLUES
B.B.キングの1979年のアルバム『TAKE IT HOME』の「HAPPY BIRTHDAY BLUES」は達郎さんの好きな一曲。ブルースもののハッピー・バースデー・ソング。前回40歳の「バースデー・ソング特集」のときもかけたとか。

・沢田研二さんのコーラス
何週か前の放送で達郎さんが沢田研二さんの作品にコーラスで参加したことがあると話した。リスナーから「差し支えなければどんな曲だったか教えてください」という質門。
1976年のシングル「ウィンクでさよなら」、あと大滝詠一さんが沢田研二さんに書いた「あの娘にご用心」も達郎さんかコーラスをやっている。1975年のアルバム『いくつかの場面』に収録。

・HAPPY BIRTHDAY
ガール・ポップものから。イースト・コーストの女性シンガー、バーナデッド・キャロル。1965年に「PARTY GIRL」というヒット曲がある。歌のうまい人でスタジオのコーラス・ワークでたくさんの作品に足跡を残している。彼女の1968年のシングルで「HAPPY BIRTHDAY」。

・たそがれダイアリー
まりやさんのニュー・シングル「たそがれダイアリー」。発売日は2月27日。ワンコイン・シングルで525円。テレビ朝日系木曜ドラマ「おトメさん」(黒木瞳さん主演)の主題歌。今週はテレビ・サイズをオンエア。
新曲にちなんで人生のダイアリーに残しておきたい思い出話を「たそがれダイアリー」特設サイトで募集中のとのこと。題して「200文字のダイアリー」。特に印象的なものにはまりやさんから直筆の手紙を1名に、「たそがれダイアリー」特製日記帳を50名にプレゼント。詳細は「たそがれダイアリー」特設サイト内で。
http://wmg.jp/mariya/diary/

・ムーン時代のアナログ盤
業務連絡に気を取られてプレゼントの告知を忘れたと達郎さん。『MELODIES』の当選発表と、『BIG WAVE』、『POCKET MUSIC』の呼び込みは来週に。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2013年02月10日は、「昨年末ニューヨークで買ったシングル盤からひとつかみ Part2」
http://www.tatsuro.co.jp
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佐野元春 and The Coyote Band @ 神戸国際会館こくさいホール

2013年02月01日 | 佐野元春

1月12日(土)に佐野元春 and THE COYOTE BAND
「2012 - 2013 WINTER TOUR」を
神戸国際会館こくさいホールで観ました。
佐野元春の等身大の姿が見られました。
バンドも昨年のEARLY SUMMER TOUR以降、
急成長し多彩な音楽表現が可能になりました。
THE COYOTE BANDでこれまで演奏してこなかった曲も披露して、
このバンドが佐野元春を活性化していると感じられるライヴでした。

個人サイトにライヴのレビューをアップしてます。
ネタバレしてますのでご注意のうえよろしくお願い致します。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/



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