Sunday Song Book #1589

2023年03月26日 | Sunday Song Book

2023年03月26日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. 明日の私 / 竹内まりや '94
2. DO YOU REMEMBER YESTERDAY / THE INTRUDERS '71
3. IT'S YOU THAT I NEED / ENCHANTMENT '78
4. WAITING TO TOUCH / BILLY GRIFFIN "SYSTEMATIC" '85
5. WHAT NOW / LOLEATTA HOLLOWAY "LOLEATTA" '76
6. JUST BECAUSE OF YOU / GASLIGHT '75
7. WHAT A SHAME / THE DYNAMICS '73
8. REBORN / 山下達郎 '17
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているそうだ。曲書きしていて次の新曲の準備でウンウンやってるとか。

・棚からひとつかみ+リクエスト
今週はほとんどリクエストの「棚からひとつかみ+リクエスト」。スイート・ソウルの秀逸なリクエストから選曲したという。

・明日の私
年度末なので「明日の私」にリクエストが集まった。

・DO YOU REMEMBER YESTERDAY
新潟県長岡市の超常連のリスナーからのリクエスト。ジ・イントゥルダーズはフィラデルフィアを代表するヴォーカル・グループ。1971年のシングルのB面で、ノット・オン・アルバム、未CD化の「DO YOU REMEMBER YESTERDAY」。

・IT'S YOU THAT I NEED
愛知県豊川市の超常連のリスナーからデトロイトを代表する素晴らしいヴォーカル・グループ、エンチャントメントの「IT'S YOU THAT I NEED」。1978年、全米ソウル・チャートNO.1。

・WAITING TO TOUCH
ビリー・グリフィンはスモーキー・ロビンソンが脱退した後のミラクルズにヴォーカリストとして採用された。その後、独立して何枚か素晴らしい作品を作っている。世田谷区のリスナーからのリクエストで1985年のアルバム『SYSTEMATIC』から「WAITING TO TOUCH」。

・花粉症
三重県津市のリスナーから「達郎さんは花粉症は大丈夫なんでしょうか?」という質問。
「私、花粉症は全く大丈夫です」と達郎さん。

・WHAT NOW
福岡市の超常連のリスナーからロリータ・ハロウェイにリクエスト。1976年のアルバム『LOLEATTA』の大部分は当時のディスコ・ブームを反映したベイカー・ハリス・ヤングのゴールデン・チームの作品。2曲だけシカゴのレコーディングで、そのうちの一曲「WHAT NOW」。カーティス・メイフィールドの作曲でジーン・チャンドラーの1965年のヒットのカヴァー。

・TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection
RCA時代のカタログ8作品をアナログ盤とカセットで再発することになった。76年から82年までの作品を『FOR YOU』から遡るかたちで順次発売。第一弾は5月3日。
5月3日に『FOR YOU』。
6月7日に『RIDE ON TIME』。
7月5日に『MOONGLOW』と『GO AHEAD!』。
8月2日に『SPACY』と『CIRCUS TOWN』。
9月6日に『IT'S A POPPIN' TIME』と『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA』。
5ヶ月連続リリース。
詳しくは山下達郎RCA/Airイヤーズ・ヴァイナル・コレクションの特設サイトにて。
https://www.tatsurorcaairyears.com

・JUST BECAUSE OF YOU
川崎市の超常連のリスナーからのリクエスト。デトロイトのヴォーカル・グループ、ガスライトは一曲もヒット曲がないけれど、オリバー・チーザンというヴォカーリストがリードを取っていることで知られている。1975年の作品で「JUST BECAUSE OF YOU」。

・WHAT A SHAME
札幌市の超常連のリスナーからのリクエスト。デトロイトのヴォーカル・グループ、ザ・ダイナミックスの1973年のセカンド・アルバム『WHAT A SHAME』に入ってる「WHAT A SHAME」。

・白湯
栃木県宇都宮市の超常連のリスナーから「お酒の代わりに何を飲むのですか? 炭酸飲料はお好きですか?」という質問。
「だめ。水、もしくはあったかい烏龍茶。炭酸もあんまり。白湯イズ・ザ・ベスト」と達郎さん。

・REBORN
石川県のリスナーから愛犬が亡くなったので「REBORN」にリクエスト。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2023年04月02日は、引き続き「棚からひとつかみ+リクエスト」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1588

2023年03月19日 | Sunday Song Book

2023年03月19日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. パレード / 山下達郎 '76
2. MERCURY BLUES / DAVID LINDLEY "EL RAYO-X" '81
3. EVERYDAY / BUDDY HOLLY '57
4. DEMANDING MAN / THE SENSATIONS '69
5. FROM THE LONELY AFTERNOONS / WAYNE SHORTER "NATIVE DANCER" '75
6. I GAVE MY LOVE A CANDLE / BONNIE RAITT "TAKIN' MY TIME" '73
7. AGUAS DE MARCO / ELIS RAGINA "ELIS" '72
8. PART TIME LOVE / ANN PEEBLES '70
9. 人力飛行機 / 山下達郎 "ソフトリー" '22
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■内容の一部を抜粋
・近況
スタジオ仕事がひとつ片付いて、また引き続きスタジオ仕事。「いろいろ仕事が入ってきてがんばってやっております」と達郎さん。

・棚からひとつかみ+リクエスト
先週に引き続き今週も「棚からひとつかみ+リクエスト」。前倒し収録があって選んだハガキをまとめていたつもりが、先々週の週末に選んでいたハガキが幾つかないということに、スタジオに来てから気が付いたという。最近、リスナーが円熟してきて、リクエストが「棚つか」とほとんど変わらないそうだ。

・パレード
大田区のリスナーから「明るい曲が聴きたいです」というリクエスト。新潟市の看護師のリスナーからも「パレード」にリクエスト。

・曲書き
スタジオ仕事が続き、曲書きもあるので、今週も「棚からひとつかみ+リクエスト」。今週はほとんどリクエストだけれどハガキを忘れてきてなんだかわからないことになってるとか。でも選曲はちゃんとしているという。

・MERCURY BLUES
相次ぐ訃報。今度はデヴィッド・リンドレーの訃報が飛び込んできた。3月3日、享年78歳。弦楽器のマルチ・プレーヤーとして素晴らしい才能があった。ジャクソン・ブラウンのライヴでお馴染み、達郎さんも観ている。北区の超常連のリスナーからのリクエストでファースト・ソロ・アルバム『EL RAYO-X』から「MERCURY BLUES」。ブルース・シンガーのK.C.ダグラスの1948年の作品のカヴァー。

・EVERYDAY
リクエスト(ハガキがない)。バディ・ホリーの1957年の大ヒット曲「PEGGY SUE」のB面「EVERYDAY」。

・DEMANDING MAN
達郎さんが買ったレコードから。オハイオのヴォーカル・グループでセンセーションズ。フィラデルフィアのセンセーションズとは同名異グループ。1969年のシングル「DEMANDING MAN」。いわゆるノーザン・ソウルのムーブメントの中でDJが見つけてきてオリジナル盤が高騰している。

・FROM THE LONELY AFTERNOONS
ジャズ・サックス・プレーヤーのウェイン・ショーターの訃報。3月2日、享年89歳。1975年にミルトン・ナシメントと出した名盤『NATIVE DANCER』から「FROM THE LONELY AFTERNOONS」。

・I GAVE MY LOVE A CANDLE
珍しいリクエスト(ハガキがない)でボニー・レイット。1973年のアルバム『TAKIN' MY TIME』から「I GAVE MY LOVE A CANDLE」。

・TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection
RCA時代のカタログ8作品をアナログ盤とカセットで再発することになった。76年から82年までの作品を『FOR YOU』から遡るかたちで順次発売。第一弾は5月3日。
5月3日に『FOR YOU』。
6月7日に『RIDE ON TIME』。
7月5日に『MOONGLOW』と『GO AHEAD!』。
8月2日に『SPACY』と『CIRCUS TOWN』。
9月6日に『IT'S A POPPIN' TIME』と『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA』。
5ヶ月連続リリース。
詳しくは山下達郎RCA/Airイヤーズ・ヴァイナル・コレクションの特設サイトにて。
https://www.tatsurorcaairyears.com

・除湿
先週、CDの再生不良のお便りを紹介したら、千葉県の超常連のリスナーから「CDのよい保管の仕方はあるのでしょうか?」という質問。
CDはアルミ蒸着なのでアルミが腐食する。ポリカーボネートには通気性があるのでアルミが酸化して腐食。そうなるとレーザー読みができなくなって再生不良を起こす。一旦腐食したら終わりなので、腐食を起こさないためにゴールドCDというのが考えられた。ゴールドは腐食しないので。でもゴールドCDは若干音が甘いというか柔らかい。いろいろなかなか大変なのがCD。先のこと何も考えないでCOMPACT DISCは作られた。一旦腐食したら諦めるしかないけれど、防止するには除湿。特に湿気の多い梅雨時は除湿器をかけてレコード、CDを保管している場所を乾燥させておくという消極的な手段で行くしかないという。

・AGUAS DE MARCO
最近はブラジル音楽へのリクエストがコンスタントにあるそうだ。だんだん洋楽の番組が少なくなってる影響だと思われる。今週は長崎県の若いリスナーから、達郎さんがベストだと思われる「三月の水」をというリクエスト。ブラジルは南半球なので三月は秋。「三月の水」は三月の雨のことで秋の長雨という感じ。「AGUAS DE MARCO」はアントニオ・カルロス・ジョビンの名作で、たくさんのカヴァーがあるけれど、決定版といえば1972年のエリス・レジーナ。のちにアントニオ・カルロス・ジョビンとエリス・レジーナの共演作もあるが、エリス・レジーナの最初の歌がベスト。
曲をかけ終えて。
印象的なイントロをギターで一所懸命コピーしたと達郎さん。アコギで実演してみせる。「変なコード」と達郎さん。

・PART TIME LOVE
サザン・ソウルにリクエスト(ハガキがない)。アン・ピーブルズはサザン・ソウルの大立者。「PART TIME LOVE」は1970年、全米ソウル・チャート7位の代表作の一作だけれど、元々はリトル・ジョニー・テイラーの1963年のカヴァー。

・ハガキは都道府県別で何処からがいちばん多いか
埼玉県のリスナーから「ハガキは都道府県別で何処からがいちばん多いですか?」という質問。
東京が圧倒的に多い。佐渡、北海道の稚内からもハガキがくるのは38局ネットの強み。東京は東京都を省いて北区、足立区として紹介しているとのこと。

・ジーンズ
北海道のリスナーから「自分の中でファッション回帰があって十年くらい履いてなかったジーンズをまた履いてます。サイズは十年前に戻れず買い直しです(涙)」というお便りを読んで。
達郎さんは学生運動の時代に高校生で、制服が廃止になり、これ幸いとジーンズを履いて登校したら、当時の担任の女性の先生から「なんだ山下、学生のくせに労働者の恰好をして!」。「いまだによく憶えてますが。へへ。そういう時代でした。今から思うと隔世の感があります。五十年以上も前の話です。よしなにひとつ。スポーツ紙とかで切り取らないでください」と達郎さん。

・人力飛行機
鹿児島市のリスナー、大田区のリスナーから「人力飛行機」にリクエスト。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2023年03月26日は、引き続き「棚からひとつかみ+リクエスト」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1587

2023年03月12日 | Sunday Song Book

2023年03月12日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. DREAMING GIRL / 山下達郎 '96
2. WELCOME BACK / JOHN SEBASTIAN '76
3. DO I LOVE YOU (INDEED I DO) / FRANK WILSON '65
4. DON'T LET ME DOWN / THE VELVET TOUCH '89
5. I DON'T KNOW WHERE LOVE HAS GONE / BARRY WHITE "LET THE MUSIC PLAY" '76
6. FUGITIVE FROM LOVE / LINDA JONES '73
7. JUST YOUR FOOL / LEON HAYWOOD '75
8. 希望という名の光 / 山下達郎 '10
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているそうだ。先週からスタジオに入っていてレコーディング。締め切りが今週だという。

・棚からひとつかみ+リクエスト
スタジオがテンパってるので今週は先週に引き続いて「棚からひとつかみ+リクエスト」。

・DREAMING GIRL
季節柄「DREAMING GIRL」にリクエストが集まった。「もうすぐ春、DREAMING GIRL」と達郎さん。

・WELCOME BACK
横浜市のリスナーからのリクエスト。ジョン・セバスチャン、1976年にドラマの主題歌で大ヒットした「WELCOME BACK」。全米NO.1のミリオンセラー。

・DO I LOVE YOU (INDEED I DO)
最近レコードも書画・骨董のようになってきて、レコードは値段が鰻登り。モータウンのカタログの中で最もレアだと言われる一枚。フランク・ウィルソンはソングライター、プロデューサー。この人は最初シンガーでデビューするか、それともソングライター、プロデューサーになるか迫られ、1965年にソロ・シングル「DO I LOVE YOU (INDEED I DO)」を録音。しかしプロモ盤のみで廃棄され数枚しか残ってない。2000年代に25,000ポンドぐらいで落札されたという。オリジナル・シングルを拝むことはまずないけれど、そんな激レアなレコードもCD化されている。ノーザン・ソウル・シーンでは人気の一枚。1997年にイギリスのポリドールから出た、モータウン・サウンドのレアリティーもののコンピ『THIS IS NORTHERN SOUL VOL.1』に収録されている。達郎さんはこの間、友だちとお茶飲んでたら、この曲がリアル・ステレオ・ヴァージョンだと知り、ウチに帰って聴いてみたそうだ。そしたら本当にリアル・ステレオで、そんなものがあるのだと驚いたとか。

・DON'T LET ME DOWN
昔、ボロボロのシングルを購入したけれど、もうちょっとコンディションのいいレコードに買い直したもの。ヴェルヴェット・タッチというスイート・ソウルものの一枚。一枚しかシングルが出てない。1989年の作品でプロデューサーで曲を書いてるのはチャッキー・ハワード。この人は90年代に入ってN II Uでアリスタから何枚かヒットを出している。80年代終わりにしてはいい出来のシングル「DON'T LET ME DOWN」。

・I DON'T KNOW WHERE LOVE HAS GONE
神奈川県のリスナーからのしつこのリクエスト。バリー・ホワイトの1976年のアルバム『LET THE MUSIC PLAY』から「I DON'T KNOW WHERE LOVE HAS GONE」。

・今後の予定
来週ももう一週間「棚からひとつかみ+リクエスト」。「今週が締め切りなので。締め切りが終わるとまたもう一個くるという。働かされておりますが」と達郎さん。

・TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection
RCA時代のカタログ8作品をアナログ盤とカセットで再発することになった。76年から82年までの作品を『FOR YOU』から遡るかたちで順次発売。第一弾は5月3日。
5月3日に『FOR YOU』。
6月7日に『RIDE ON TIME』。
7月5日に『MOONGLOW』と『GO AHEAD!』。
8月2日に『SPACY』と『CIRCUS TOWN』。
9月6日に『IT'S A POPPIN' TIME』と『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA』。
5ヶ月連続リリース。

2002年に書いたライナーに加えて追記してるそうで、2002年の時代と同じ分量のライナーになってるという。
詳しくは山下達郎RCA/Airイヤーズ・ヴァイナル・コレクションの特設サイトにて。
https://www.tatsurorcaairyears.com

・厄祓い
世田谷区のリスナーから「達郎さんの厄年の思い出があれば教えてください」というお便り。
「もういいです(笑)。なので、へへへ。あの、私のところは出雲大社の東京分祠がお世話になっておりますので、そこで厄祓い、その他、全てやっております。えぇ、お世話になっております(笑)」と達郎さん。

・アルミの腐食
千葉県のリスナーから「最近、CDとかDVDで音飛びや映像の乱れ等が発生してきたものがあます。20年くらい経過したものです。アドバイスお願いします」というお便り。
CDやDVDの問題点として昔から言われているが、アルミの腐食が原因で、保存状態にもよるけれど諦めるしかないと達郎さん。

・FUGITIVE FROM LOVE
最近買ったレコード。リンダ・ジョーンズは特徴のある歌い方をする人で、27歳の若さで亡くなったが、ジョージ・カーのプロデュースで素晴らしい作品をたくさん出している。1966年にレコーディングした「FUGITIVE FROM LOVE」を、没年の1973年のアルバム『LET IT BE ME』で録音をし直した。

・JUST YOUR FOOL
最近はアルバムとかシングルのカタログの足りないものを足して、なるべくコンプリートに近づけようという努力をしているとか。レオン・ヘイウッドは70年代に活躍したブラック・コンテンポラリーの人。1975年のアルバム『COME AND GET YOURSELF SOME』に入ってる「JUST YOUR FOOL」。

・ツアーに関する質問
北海道の超常連のリスナーからツアーに関する質問。
「客入れドゥー・ワップの音質がよかったです。何か変わってることありますか?」という質問。
P.A.が変わってて、機械が変わってるんでよくなってる。どんどん小さくなってるけれど、出力は上がる、デジタルのエイジ(ング?)だとか。

・ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男
ツアー中は本よりビデオを観るそうだが、映画『ゴッド・ファーザー』の裏話を描いた『ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男』が最高におもしろかったそうだ。

・やってみたいこと
大阪府のリスナーから「これからの人生、音楽以外でやってみたいことありますか?」という質問。
三味線をやりたいって言って二十年経つとか。

・受験の夢
目黒区のリスナーから「六十になっても春になると受験の夢を見て汗びっしょりで起きることもあります。達郎さんは学生の頃や二十歳の頃今でも嫌な夢を見ることありますか?」という質問。
還暦近くになるまで高校出られない夢をときどき見ていたそうだ。トラウマとはそういうもので、もう今は見なくなったという。

・ジャズ
熊本県の超常連のリスナーから「ディノ・ダネリ追悼特集で、ラスカルズを聴いてジャズのミュージシャンを知ったそうですが、ジャズの道へ進もうとは思わなかったのですか?」という質問。
ドラムの才能がなかったのでジャズは全く歯が立たなく、ドラムは諦めて、ギターを持って前に出ていったという、そういうアレだそうだ。

・希望という名の光
東日本大震災から12年。
「まだまだいろいろな問題が積み残されておりますけれど、一所懸命我々働いて、現状打開していかなきゃいけないと思う今日この頃であります。十二年前に被災された方々、まだまだ大変だと思います。一所懸命働いて、こっちが応援しなければいけません」と達郎さん。
「希望という名の光」にリクエストが集まった。

■リクエスト・お便りの宛て先:
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〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2023年03月19日は、引き続き「棚からひとつかみ+リクエスト」
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Sunday Song Book #1586

2023年03月05日 | Sunday Song Book

2023年03月05日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. ずっと一緒さ / 山下達郎 '08
2. COUNT ME IN / GARY LEWIS & THE PLAY BOYS '65
3. YOU WERE RIGHT ON TIME / RIPPLE '75
4. HERE WITHOUT YOU / DOC PEABODY '76
5. I'D RATHER GO BLIND / SPENCER WIGGINS '70
6. DON'T WORRY BABY / THE BEACH BOYS '64
7. GUESS WHAT / THE V-EIGHTS '60
8. GUNGA DIN / THE CONTENDERS '67
9. HAVE A HEART / THE DEL RAYS '59
10. TO WAIT FOR LOVE / 山下達郎 "レアリティーズ" '02
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■内容の一部を抜粋
・近況
ライヴが終わった途端に仕事が山のように入って来ているそうだ。

・棚からひとつかみ+リクエスト
今週はライヴをやっているうちに買っていたレコードを中心に久しぶりの「棚からひとつかみ」。ハガキ・オンリーなのにハガキが増えていて、リクエストも多いので、今日はリクエストを挟みながら「棚からひとつかみ+リクエスト」

・ずっと一緒さ
季節柄「ずっと一緒さ」にリクエストが集まっている。

・COUNT ME IN
まずは春らしくゲイリー・ルイス&ザ・プレイボーイズ。1965年、全米2位の「COUNT ME IN」。

・YOU WERE RIGHT ON TIME
達郎さんが最近手に入れたレコード。リップルはミシガン出身の7人編成のいわゆるファンク・バンド、白人黒人混成のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。アトランタで録音されたアルバムがレア・グルーヴのムーヴメントで再評価され、アルバムがめちゃくちゃ高くなってるという。1975年、全米ソウル・チャート51位の「YOU WERE RIGHT ON TIME」。

イギリスのクラブ・シーンが拾い上げて、いわゆるレア・グルーヴとか、そういうところでもてはやされ、ノーザン・ソウルなんて言葉になった。

・HERE WITHOUT YOU
このレコードも最もレアな一枚と言われている。クリーブランド出身のドク・ピーボディというクレジットで発表されているシングル。本名はクラレンス・リードだがマイアミのクラレンス・リードとは同名異人。オリジナルは目の玉が飛び出るほど高いけれど、リプロがたくさん出ていて、そっちの方が音が良かったりするそうだ。達郎さんはリプロを一枚買って聴いてるという。ドク・ピーボディの70年代中期のシングル「HERE WITHOUT YOU」。
曲をかけ終えて。レコードから起こした音源なのでスクラッチが倍になっているがしょうがない、聴けるだけでありがたいという世界であります、と達郎さん。

・I'D RATHER GO BLIND
スペンサー・ウィギンスが2月13日に亡くなった。享年81歳。サザン・ソウル・シンガーで達郎さんが最も好きな一人。「I'D RATHER GO BLIND」はエッタ・ジェームズ、クラレンス・カーター、ビヨンセの素晴らしいヴァージョンがあるけれど、なんといってもスペンサー・ウィギンスがベスト。

・DON'T WORRY BABY
広島県尾道市の超常連のリスナーからのリクエスト。ビーチボーイズの1964年のNO.1「I GET AROUND」のB面で全米24位の「DON'T WORRY BABY」。

・松本零士さん
「松本零士さんがお亡くなりになりました。松本零士さん、私、大ファンで。いちばぁ〜ん、飛行機が上手な漫画の方です。あの人のフォッケ・ウルフは最高のアレですが。ホントに。ご冥福をお祈りしますが。松本零士さんお亡くなりになったからって宇宙戦艦ヤマトとかかけられない(笑)。ふふ」と達郎さん。

・TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection
RCA時代のカタログ8作品をアナログ盤とカセットで再発することになった。76年から82年までの作品を『FOR YOU』から遡るかたちで順次発売。第一弾は5月3日。
5月3日に『FOR YOU』。
6月7日に『RIDE ON TIME』。
7月5日に『MOONGLOW』と『GO AHEAD!』。
8月2日に『SPACY』と『CIRCUS TOWN』。
9月6日に『IT'S A POPPIN' TIME』と『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA』。
5ヶ月連続リリース。
詳しくは山下達郎RCA/Airイヤーズ・ヴァイナル・コレクションの特設サイトにて。
https://www.tatsurorcaairyears.com

・GUESS WHAT
ライヴ会場の客入れB.G.Mのドゥー・ワップは開演するまでに大体29曲かかっている。25番目の曲はザ・ヴィ・エイツ。ニュージャージーのグループ。1960年の作品「GUESS WHAT」。

・GUNGA DIN
26番目のドゥー・ワップはフィラデルフィアの録音。コンテンダーズの1967年の「GUNGA DIN」。

・HAVE A HEART
27番目のドゥー・ワップはこれもニュージャージーの白人ドゥー・ワップ・グループで、1959年の録音、デル・レイズの「HAVE A HEART」。

・フェスティバルというフレーズが印象的なドゥー・ワップ
名古屋市の超常連のリスナーからは「フェスティバルというフレーズが印象的な曲は何ですか?」という質問。
デュケイズ(DUKAYS)の「FESTIVAL OF LOVE」でYouTubeに上がってるそうだ。

・TO WAIT FOR LOVE
達郎さんがカヴァーしたバカラックの「TO WAIT FOR LOVE」にリクエスト。もともとはハーブ・アルパートの1968年のヒット。達郎さんは昔からこの曲が好きだったという。コード進行が好きなのだとか。2002年の『RARERITIES』に収録されている。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
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2023年03月12日は、引き続き「棚からひとつかみ+リクエスト」
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