Put Your Records On

2008年05月30日 | 音楽

コリーヌ・ベイリー・レイの『Corinne Bailey Rae』が良いって最初に言ったのはハナレグミの永積くんだった。
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/437eba73b5163bb00350100afc5ad5a5

赤坂泰彦の「Dear Friends」。ドライヴィング・ミュージックとして選曲したのがコリーヌ・ベイリー・レイの「Like A Star」だった。

永積くんはコリーヌ・ベイリー・レイのプロモーション・ビデオを見て、顔がすごく可愛くて一目惚れしたのだという。声も表情とよく合ってるし、CDを買ってブックレットを読むと、音楽の捉え方が自分と同じことを考えていたので驚いたのだという。彼女もPファンクなどのファンキーな音楽が好きだし、ミュージシャンになろうと思ったときも、マドンナのようなポップ・ミュージック然としたスタイルでは歌えないけれど、一時期出たブリストル系の、マッシブ・アタックとかのヴォーカル・スタイルを聴いて、喋るようにだったら自分の歌が歌えるのだと気づいたみたいで、永積くんもまさしくそう感じていたらしく、歌は歌いこむものじゃなくて会話に近い感覚だと捉えているから、一度彼女と会ってじっくりと喋ってみたいなと思ったのだという。

竹内まりやさんも昨年の「Sunday Songbook」年忘れリクエスト大会でコリーヌ・ベイリー・レイをよく聴いてるって言っていた。
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/7886838a3bd22e7428d2eefbad6e8505

チャボさんも先月の802の特番で好きだって言ってた。
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/29e92a049a93e23e4b15a7470bb14a8f

チャボさんがラジオで聴いて気に入った曲が「Put Your Records On」。コリーヌ・ベイリー・レイは最近の若い女性シンガーだが、「レコード」と言ってるのがいいとチャボさん。「道端のお店でお茶をすすってる レコードをかけて お気に入りの曲は何?」と歌ってると言ってかけた。この「Put Your Records On」がよかったので、先日『Corinne Bailey Rae』を買ってしまった。

●Corinne Bailey Rae / Put Your Records On

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Joe Jackson BBC LIVE

2008年05月29日 | RADIO

■LIVE BEAT
2008年5月28日(水) NHK-FM 23:00-24:00
DJ: 鈴木慶一
http://www.nhk.or.jp/livebeat/index.html
http://www.nhk.or.jp/livebeat/index_past.html

Playlist
01. Look Sharp
02. Baby Stick Around
03. Sunday Papers
04. One More Time
05. Friday
06. It's Different For Girls
07. Don't Wanna Be Like That
08. Happy Loving Couples
09. I'm The Man
10. Got The Time
11. Is She Really Going Out With Him
12. Come On
(1979年11月29日BBCにより収録)

13. A Place In The Rain
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・BBC LIVE
ジョー・ジャクソンのBBCライヴ。
Joe Jackson(Vo&Pf), Graham Maby(B&Vo), Dava Houghton(Dr&Vo), Gary Sanford(G)というラインナップ。

・鈴木慶一のコメント
「11歳でヴァイオリンのレッスンを受け、次第に作曲へ興味を持つようになり、作曲にピアノが向いているという考えのもと、ピアノへ変更」というプロフィールを紹介して、「ヴァイオリンで作曲をするのはなかなか私も難しいと思います。はい(笑)」とコメント。

・鈴木慶一のコメント
「高校を卒業してロイヤル・アカデミー・ミュージックというひじょうに有名な音楽学校に入学してクラシックの作曲について勉強しています。これは後で私も知りますけれど、ジョー・ジャクソン・バンドでデビューした1979年はパンクの絶頂期、大ブームの中でそのひとつのアーティストとして登場したと思ってました。みんなね。ただ確かにコード進行の複雑な曲もあったりしてなんか変だなと思ってはいたんですが、レコード会社のせいもあったりして、ポリスとかと同じようなレコード会社だったりして、ひじょうに今いうと偽パンクかなという気もしないではないですけども(笑)」と鈴木慶一。

・アルバムのカバーを飾った靴
鈴木慶一は1980年に初渡英した折、アルバム『Look Sharp!』(上の画像)のカバーを飾った靴をなんとか手に入れて今でも大切にしているとか。

・A Place In The Rain
時間があるので今年発表されたニュー・アルバム『Rain』から「A Place In The Rain」を紹介。



#『Rain』
今年1月にリリースされましたが、僕は先日ようやく手に入れました。まだアルバム通して聴いてないんですが、全盛期を髣髴とさせる手応えがあります。

#ジョー・ジャクソン
今回のBBC LIVEは20年以上前(1985年頃?)に一度オンエアしたのと同じものですかね。渋谷陽一の司会進行でゲストに南佳孝を迎えてというのを記憶してます。何にしてもパンクに感化されていた時代のジョー・ジャクソンは最高です。デビュー・アルバム『Look Sharp!』は名盤ですね。
来日公演は1991年9月2日の大阪厚生年金会館大ホール、1995年5月12日のIMPホールと二回聴きに行ってます。また聴きに行きたいです。
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つづれおり

2008年05月27日 | Rock

キャロル・キングの『つづれおり』レガシー・エディションを購入。最新デジタル・リマスタリングが施されており、ボーナス・ディスクは1973年と1976年に行われたライヴ4公演から、ピアノ弾き語りで披露した『つづれおり』の楽曲を曲順通りに収録している。

『つづれおり』を買うのは今回で2回目。少ないほうだと思う。1999年のリマスターは結局買わなかった。ボーナス・トラック2曲が入ってるので魅力的ではあったのだが。まぁ、『つづれおり』にそう強い思い入れがあるわけではないので、先延ばしにしている間に今回のレガシー・エディションが出たわけだ。今回も当初は見送ろうかと思っていたけれど、日本盤のライナーが萩原健太さんだったのでね(笑)。

レガシー・エディションはまだ聴いてないんだけれど、ボーナス・ディスクの『つづれおりライヴ』が楽しみ。コンボ・スタイルではなくてピアノ弾き語りというのがポイント。ピアノ弾き語りのほうがキャロル・キングの持ち味が出るような気がするから。

ただ曲順通りに並んでいるとはいっても「Where You Leed」はその当時ライヴで演奏されなかったので収められていない。女性が男性に無前提で従属しているように取れる歌詞が気に入らなかったので当時は取り上げられなかったとか。

2000年、米ドラマの『ギルモア・ガールズ』の主題歌として使われることになったが、そのときに作詞者のトニ・スターンに連絡して、ドラマの主人公母娘の関係を歌った歌詞に直してもらったそうだ。そして娘さんのルイーズ・ゴフィンとのデュエットで新録している。そのライヴ・ヴァージョンは2005年に発表されたライヴ・アルバム『The Living Room Tour』で聴くことができる。

■The Living Room Tour



前に記事をエントリーしてますね。
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/f0b67abd75944ec673ff6c89e2de070e

ライヴといえば昨年来日公演(キャロル・キング、ファギー、メアリー・J・ブライジによるジョイン・コンサート)があった。健太さんがブログでこのことを書いてたけれど、それを読んで行けばよかったかな、といつものように後悔した。
http://knbp.asablo.jp/blog/

キャロル・キングのセットのラスト曲が「Now And Forever」だった。この曲は好きな曲。何年か前、FM802で震災特番をやったとき、この「Now And Forever」がかかった。仕事でクルマを走らせてたのだがグッときた。

健太さんのブログを読んで久しぶりに聴きたくなり、来日記念でちょうど紙ジャケ仕様が出てたので1993年のアルバム『Color Of Dreams』を購入した。「Now And Forever」って映画『プリティー・リーグ』のため書かれた曲だったんですね。『The Living Room Tour』を収録したDVDの国内盤も購入しましたよ。
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魔法の中心

2008年05月26日 | 佐野元春
5月23日(金)、Shibuya O-EASTで行われた杉真理デビュー30周年記念コンサート追加公演『魔法の中心』に佐野元春がサプライズ・ゲストとして出演したそうだ。

■杉真理 30th Anniversary『魔法の中心』
2008年5月23日(金) Shibuya O-EAST

杉真理+カルパッチョス
藤田哲也(b) / 渡辺格(gt) / 小泉信彦(key) / 高橋結子(dr) / 清水淳(perc)

ゲスト:
安部恭弘 / 伊藤銀次 / 堂島孝平 / 松尾清憲 / 村田和人 / 須藤薫 / 黒沢秀樹 / 谷口守

聴きに行った友人によると、ゲストが出演して盛り上がった本編が終了した後のアンコール、「Key Station」の演奏途中(間奏の辺り)で佐野元春が登場し場内騒然となったとか。杉真理が歌う"佐野元春はいつだって味方だよ"に続いて"I wanna be with you tonight, baby"と決め文句を言うと大喝采が起こり、曲のエンディングではスタンディング・オベーションになったという。

「Key Station」は1985年のアルバム『SYMPHONY #10』に収録された曲でラジオが主題となっている。アルバムにはもう1曲「K氏のロックン・ロール」というラジオが主題の曲がある。昨年の夏、最新のデジタル・リマスタリングが施され、ボーナス・トラック付き紙ジャケ仕様でリイシューされた。

・杉真理 - Key Station(PV)


杉真理と佐野元春がステージで共演するのは1982年のヘッドフォン・コンサート以来とか。二人の出会いはヤマハ主催のコンテストでこのときに佐野元春が歌った「Bye Bye C-Boy」を杉真理がカヴァー。「Bye Bye C-Boy」は佐野元春と杉真理が参加した大滝詠一が主催する『ナイアガラ・トライアングル Vol.2』に収録されている。

続いてその日のゲストだった伊藤銀次を呼び込んで3人で『ナイアガラ・トライアングル Vol.2』の「A面で恋をして」を歌ったそうだ。伊藤銀次は大滝詠一のパートを担当したという。佐野元春は杉真理に「杉くん、30周年おめでとう!」、伊藤銀次に「銀次、30周年おめでとう!」と笑顔で声をかけつつ、「再来年は、僕が30周年。よろしくね!」と、しっかりアピールしていたそうだ(笑)。
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Sunday Songbook Playlist

2008年05月25日 | Sunday Song Book

<05月25日プレイリスト>
[棚からひとつかみ]
幸せのものさし/竹内まりや 5月21日発売ニュー・シングル
SHOW AND TELL/AL WILSON '73
THE RADIO SONG/THE PARADE '67
LOOKING FOR ME/VIC DANA '62
I'VE BEEN LOVING YOU TOO LONG(LIVE)/OTIS REDDING "LIVE IN EUROPE" '67
MOVE ME NO MOUNTAIN/DIONNE WARWICKE"THEN CAME YOU" '75
うれしくてさみしい日(YOUR WEDDING DAY)/竹内まりや 5月21日発売ニュー・シングル
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■内容の一部を抜粋
・近況
「雑用ですけどまた仕事をしています(笑)」とタツローさん。番組は前倒しで録音しているとのこと。

・幸せのものさし
毎週金曜日の午後10時からTBS系列でオンエアされてる天海祐希さん主演のドラマ『Around 40 ~注文の多いオンナたち~』の主題歌「幸せのものさし」。「うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)」と両A面シングル。カップリングに「元気を出して」の'08ニュー・リマスター・ヴァージョンが収録されている。3曲入りで先週5月21日発売された。シングルの初回限定は「うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)」がブライダル・ソングということでピアノ演奏などに活用してもらうため本人直筆のピアノ譜と歌詞カードが付いているとのこと。
「幸せのものさし」の演奏メンバーは、ドラムとベースはマシーンとシンセ・ベース、キーボード、エレクトリック・ピアノは難波弘之さん、ブラスはソリッド・プラスで今回初めてお願いしたとのこと。ストリングスは後藤勇一郎さんにストリングス・アレンジをお願いしたそうだ。

・SHOW AND TELL
R&Bシンガーのアル・ウィルソンが先日亡くなった。享年68歳。もともとローラーズというヴォーカル・グループでデビューした。'60年代中期からソロになり、ジョニー・リバースが主催するソウル・シティ・レーベル(ダンヒル)からアルバムを出した。「SHOW AND TELL」は1973年の全米No.1。

・THE RADIO SONG
最近出たオールディーズもののCDから。パレードは'60年代後期にA&Mレーベルから何枚かシングルを出した3人組のユニット。ジェリー・リー・オペルというキーボード・プレイヤーでプロデューサーはフィル・スペクターの後期のプロジェクトでスタッフとして活躍していた。マリー・マクレオードは後にロジャー・ニコルスと一緒にスモール・サークル・オブ・フレンズのメンバーとなる。日本では大変お馴染みの人。もうひとりはスモーキー・ロバーツ。役者として映画『猿の惑星』に出演している人。1967年に「SUNSHINE GIRL」という曲でデビューして、その曲がただ1曲のチャートインした曲。「THE RADIO SONG」はセカンド・シングル。

・LOOKING FOR ME
イギリスのエース・レーベルがソングライターのコンピレーションを続々と出している。今回はランディ・ニューマンがシンガー・ソングライター以前に作曲家として活躍していた時代の作品をずらりと並べたコンピレーションが出た。この中から「LOOKING FOR ME」というウォーカー・ブラザーズで知られた曲のファースト・レコーディング・ヴァージョン。タツローさんも持ってないというレアなヴィック・ダナのヴァージョン。プロデュースド・バイ・ボブ・リーズドロフ。ボブ・リーズドロフはヴェンチャーズでお馴染み。後にウォーカー・ブラザーズが1966年にアルバムに収録している。

・I'VE BEEN LOVING YOU TOO LONG(LIVE)
オーティス・レディングの『OTIS BLUE』のコレクターズ・エディションが出た。その中からアルバム『LIVE IN EUROPE』にも収録されている「I'VE BEEN LOVING YOU TOO LONG(LIVE)」。「I'VE BEEN LOVING YOU TOO LONG」(邦題「愛しすぎて」)はオーティス・レディグの生前最大ヒット曲。オーティス25歳、1967年のヨーロッパ・ツアーのレコーディングから。この数ヶ月後に飛行機事故で亡くなってしまう。バックはブッカーT&MG'Sとメンフィス・ホーンズ。ブッカーT・ジョーンズのオルガンとスティーブ・クロッパーのギター、ドナルド"ダック"ダンのベース、アル・ジャクソンのドラムスという編成。

・デビュー30周年記念ミュージカル『本気でオンリーユー』
まりやさんのデビュー30周年企画の一環として、竹内まりやの楽曲で構成されるミュージカルの公演が決定した。タイトルは竹内まりやソング・ミュージカル『本気でオンリーユー』。唯川恵さんの『キスよりもせつなく』を原作で松浦亜弥さんが主演。9月12日~10月5日まで30公演、渋谷PARCO劇場にて行われる。5月22日からぴあで先行発売。
http://www.mariya-musical.com/

・松浦亜弥
タツローさんは松浦亜弥さんが好きなんだそうだ。隠れファンで声が好きで歌も好きなんだという。竹内まりやソング・ミュージカル『本気でオンリーユー』に主演するのは何かの縁、うれしいとのこと。

・MOVE ME NO MOUNTAIN
イギリスのエース・レーベルがソングライターのコンピレーションを続々と出しているが、ジェリー・ラガヴォイのストーリー『The JERRY RAGOVOY Story TIME IS ON MY SIDE 1953-2003』という凄いものが出た。昨年、番組でもジェリー・ラガヴォイを3週間特集しているが、エース・レーベルのスタッフは聴いてたんじゃないかと思われるぐらいタイムリー。しかもソングライティングだけじゃなくてプロデュース作品も一緒に入っているので、半分近くは番組の特集でかかってない曲。
その中から1975年のディオンヌ・ワーウィックのアルバム『THEN CAME YOU』に収録されている「MOVE ME NO MOUNTAIN」。作曲、プロデュース、ジェリー・ラガヴォイ。アレンジはジェリー・ラガヴォイとデヴィッド・マシューズ。『The JERRY RAGOVOY Story TIME IS ON MY SIDE 1953-2003』をタツローさんは寝る前に聴いているという。

・山下達郎アコースティック・ミニライヴの感想
出生時のトラブルで寝たきりになった17歳の息子さんがいる女性からの感動的なお便りが紹介された。いつか自分の住む街でタツローさんのライヴが聴きたいという願いにタツローさんは「そのうちに若い頃みたいに細かく回るツアーをやってみたいなぁと思っております」と話した。

・うれしくてさみしい日(YOUR WEDDING DAY)
「6月はウェディング・シーズンですので大いにご活用してください」とタツローさん。

・プレゼント
「幸せのものさし/うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)」のグッズのものさし。透明の三角定規にジャケットがあしらわれている。これを30名にプレゼント。[「幸せのものさし」定規]と明記のこと。締め切りは6月中旬ぐらいまで。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
06月01日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
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ナポレオンフィッシュ・ツアー

2008年05月24日 | 佐野元春

6月4日に佐野元春の『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』 限定編集版がリリースされますね。
http://www.moto.co.jp/NF_LimitedEdition/

その限定編集版と連動した企画としてSITEDOIにナポレオンフィッシュ・ツアーの簡単な思い出をアップしました。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/

久しぶりにその当時のライヴ・ツアーのパンフレットを棚から出してきました。



パンフレットと「ハンガー・プロジェクト」のリーフレット。「ハンガー・プロジェクト」とは西暦2000年までに世界の飢餓を終わらせることに全面的に関わっている非営利団体。このときのライヴ・ツアーではコンサート会場に「ハンガー・プロジェクト」のブースを設置していて署名を呼びかけていました。コンサート会場で拘禁二法案廃案をアピールする声明文が配られたのもナポレオンフィッシュ・ツアーなんですよね。手元にないところをみるとスルーしたかもしれないです(苦笑)。



パンフレットは2,000円。音楽ジャーナリスト湯川れい子さんとの対談が掲載されています。内容はすっかり忘れているので時間のあるときに読むつもりです。写真はエルヴィスを意識した?ポーズを取ってる佐野元春。左に会場で配布されたメモリアル・チケット。
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サザンオールスターズ活動停止

2008年05月19日 | Rock

曇りのち雨。

サザンオールスターズから重大発表があった。サザンはデビュー30周年の節目を今年6月25日に迎える。ニュー・シングルと夏の日産スタジアムのライヴが決定し、今年一杯精力的に活動した後、来年以降の活動を休止することになった。
http://www.sas-fan.net/sas2008/

サザンが解散するのではないかという噂は以前からあったらしい。2005年発表の最新アルバム『キラーストリート』のジャケット(上記画像)が論議を呼んだそうだ。サザンがレコーディングに使っていた外苑西通りにあるスタジオの前の写真。サザンは青山学院出身の学生バンドだったこともあり、外苑には縁が深いという。そのため「原点回帰」がコンセプトだといわれている。ビートルズのアルバム『ABBEY ROAD』のオマージュなのは明らかなのだが、『ABBEY ROAD』はビートルズの最後のレコーディング・アルバムなので、『キラーストリート』はサザンとしてのラスト・アルバムになるのではないかとささやかれていたらしい。

サザン活動停止の報道は今朝のNHKニュースで知った。所属事務所とレコード会社の株価が下落したそうだ。今はアルバム『Southern All Stars』を聴いている。僕の好きな曲のひとつ「さよならベイビー」が収録されている。

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Sunday Songbook Playlist

2008年05月18日 | Sunday Song Book

<05月18日プレイリスト>
[PETER UDELL=GARY GELD(アデル・ゲルド)特集 Pt. 2]
幸せのものさし/竹内まりや 5月21日発売ニュー・シングル
HURTING EACH OTHER/JIMMY CLANTON '65
HURTING EACH OTHER/RUBY & THE ROMANTICS '69
HURTING EACH OTHER/THE CARPENTERS '72
I CAN'T RUN AWAY/JOSH WHITE JR. '64
A GRAIN OF SAND/SUSAN BARRETT '66
EVERYTHING I TOUCH TURNS TO TEARS/BRIAN POOLE '66
MOST OF ALL/THE COWSILLS '66
REMIND MY BABY OF ME/WAYNE FONTANA & THE MINDBENDERS '65
WORLD STOP TURNING/ASTRUD GILBERTO "I HAVEN'T GOT ANYTHING BETTER TO DO" '69
I GOT LOVE/MELBA MOORE BROADWAY MUSICAL "PURLIE" '70
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
今年は早くから台風が来ていて、今週もまたひとつやってくるという情報がある。変な気候、天気が続いている。ミャンマーでサイクロン、中国で大地震の被害があった。天災は起こってからでは遅いので、その準備のため防災グッズが売れたりしているというニュースがあった。

・アコースティック・ミニライヴ
ニュー・シングル「ずっと一緒さ」購入者で応募された方と「Sunday Songbook」800回記念で応募された方を抽選で招待するアコースティック・ミニライヴが行われた。約4,000名ほど招いて東京、大阪で計6回ライヴを行った。
「おかげさまで6回ともつつがなく終了することができました。いらしてくださったみなさまには心より御礼を申し上げます。はずれたとお叱りのお便りもたくさんいただいておりますが、いよいよツアーの準備を始めておりますので、この次のツアーでまたお目にかかりたいと思います」とタツローさん。
今週はライヴの感想等、たくさんお便りが届いているそうだが、来週の「棚つか」でゆっくり紹介したいとの事。

・PETER UDELL=GARY GELD(アデル・ゲルド)特集
先週、今週はソングライター特集でPETER UDELL=GARY GELD(アデル/ゲルド)のソングライター・コンビを取り上げる。どちらかというとミドル・オブ・ザ・ロード、ソフトロックの作品に名作が多い人たち。今週は先週以上にやさしいサウンドがたくさん出てくるので、'60年代のそうしたポップ・ソングが好きな方でしたらきっと気に入っていただけるメロディが今週は満載とのこと。

・幸せのものさし
毎週金曜日の午後10時からTBS系列でオンエアされてる天海祐希さん主演のドラマ『Around 40 ~注文の多いオンナたち~』の主題歌「幸せのものさし」。ウェディング・ソング「うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)」と両A面シングル。カップリングに「元気を出して」の'08ニュー・リマスター・ヴァージョンが収録されている。3曲入りでいよいよ今週水曜日、5月21日発売。シングルのカヴァーの切り絵は俳優の児玉清さんにお願いして制作してもらったそうだ。「うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)」はウェディング・ソングなので活用してもらうために初回限定はピアノ譜と自筆の歌詞カードを添えているとのこと。タツローさんは脚本がいいし出演者の粒が揃っているので『Around 40 ~注文の多いオンナたち~』を毎週観ているそうだ。

・HURTING EACH OTHER
アデル/ゲルドというとブライアン・ハイランドの「SEALED WITH A KISS」とゲイリー・ルイス&プレイボーイズの「SAVE YOUR HEART FOR ME」(邦題「君のハートは僕のもの」)の2曲が代表作だが、もう1曲アデル/ゲルドというとこの曲という曲がある。1972年にカーペンターズが大ヒットさせた「HURTING EACH OTHER」。
「HURTING EACH OTHER」は1965年にゲス・フー、そしてジミー・クラントンがレコーディングしている。ジミー・クラントンのヴァージョンはアデル/ゲルドがプロデュースしているのでオリジナルといえる。
この曲のカヴァー・ヴァージョンをルビー&ロマンティクスが1969年にA&Mから発表している。アレンジはニック・デカロ。
このルビー&ロマンティクスのカヴァー・ヴァージョンをリチャード・カーペンターが聴いてレコーディングしたという定説があるけれど、ジミー・クラントンのヴァージョンを聴いてないとカーペンターズのヴァージョンは出て来なかったんじゃないかとタツローさんは言う。ジミー・クラントンのヴァージョンは1965年のライチャス・ブラザーズの「YOU'VE LOST THAT LOVIN' FEELING」とその前年のテディ・ランダッツォのペンによるリトル・アンソニーとインペリアルズの「GOING OUT OF MY HEAD」をかなり意識して作ってると思われる。シンフォニックなヴァージョンだがカーペンターズはぐっとコンボにコンパクトにまとめている。1972年全米2位。

・I CAN'T RUN AWAY
アデル/ゲルドの作家としてのピークは1964~66年。ジョシュ・ホワイト・ジュニアはブルース・シンガーのジョシュ・ホワイトの息子さん。ジーン・ピットニーが1963年にレコーディングした「I CAN'T RUN AWAY」のカヴァー・ヴァージョン。アレンジはアラン・ローバー。プロデュースド・バイ・アデル/ゲルド。

・A GRAIN OF SAND
スーザン・バレットはニューヨークのクラブ・シンガー。アレンジはジミー・クラントンの「HURTING EACH OTHER」と同じギャリー・シャーマン。

・EVERYTHING I TOUCH TURNS TO TEARS
イギリス制作のアデル/ゲルド作品。ブライアン・プールがトレメローズから独立して発表したシングル。

・デビュー30周年記念ミュージカル『本気でオンリーユー』
まりやさんのデビュー30周年企画の一環として、竹内まりやの楽曲で構成されるミュージカルの公演が決定した。タイトルは竹内まりやソング・ミュージカル『本気でオンリーユー』。唯川恵さんの『キスよりもせつなく』を原作で松浦亜弥さんが主演。9月12日~10月5日、渋谷PARCO劇場にて行われる。5月22日からぴあで先行発売。
http://www.mariya-musical.com/

・MOST OF ALL
1966年以降、アデル/ゲルド作品でヒット曲はない。
カウシルズが1967年の「雨に消えた初恋」より前に、フィリップス・レーベルから出したシングル。プロデュースド・バイ・シェルビー・シングルトン。カントリー系のプロデューサー。

・REMIND MY BABY OF ME
ウェイン・フォンタナ&マインドベンダーズが1965年に発表したEPに入っていた1曲。

・WORLD STOP TURNING
アストラッド・ジルベルトの1969年のアルバム『I HAVEN'T GOT ANYTHING BETTER TO DO』に入ってる1曲。

・I GOT LOVE
アデル/ゲルドはポップ・ミュージックの世界でそれほど大きな成功を収めることができずミュージカルの世界に行く。1970年に『PURLIE』というミュージカルの音楽を担当した。準主役がメルバ・ムーアという黒人女性で、ここからメルバ・ムーアが人気を博してゆくことになる。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
05月25日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
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山下達郎アコースティック・ミニライヴ

2008年05月16日 | 山下達郎

5月10日(土) 雨。
大阪厚生年金会館藝術ホールで行われた「山下達郎アコースティック・ミニライヴ」を聴きに行きました。
SITEDOIにライヴ・レポをアップしました。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/index.htm

上の画像は大阪厚生年金会館藝術ホールにあった「山下達郎アコースティック・ミニライヴ」の看板。終演後に撮影しました。

4月18日(金)にTOKYO FMから山下達郎アコースティック・ミニライヴの招待状が届きました。サンデー・ソングブック枠で当選、大阪厚生年金会館藝術ホール19時半開演の部に行けることになりました。普段のくじ運を考えれば奇跡のような出来事でした。



招待状と身分証明書を提示してチケットと交換。チケットは1階M列15番。ワーナーから「ずっと一緒さ」と「幸せのものさし」のチラシ、ジャックス・カードからファンクラブ・カードの案内リーフレットが入った袋が入場の際、配布されました。



まりやさんのPhologでも取り上げられていますね。開演前、マネージャーのナベちゃんがいるのを見かけました。
http://mariya30th.exblog.jp/

終演後は友人とダイニングカフェ・マーサに行って食事をしました。「共鳴野郎」のカフェ・ライヴ以来となります。ちょっと迷いました(苦笑)。
http://www.marthanet.com/

マーサでは映画『I'M NOT THERE』のサントラがかかってました。(^^)
「共鳴野郎」のカフェ・ライヴではケータリングでグリーンカレーとキーマカレーが出たようですが、僕は辛いものが苦手なのでキーマカレーを食べました。

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Sunday Songbook Playlist

2008年05月11日 | Sunday Song Book

<05月11日プレイリスト>
[PETER UDELL=GARY GELD(アデル・ゲルド)特集 Pt. 1]
うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)/竹内まりや 5月21日発売ニュー・シングル
YOU ONLY LOVE ME/GLORIA LAMBERT '58
MOTORCYCLE MICHAEL/JOANN CAMPBELL '61
SEALED WITH A KISS/BRIAN HYLAND '62
THE NIGHT I CRIED/BRIAN HYLAND '61
OUT OF SIGHT, OUT OF MIND/BRIAN HYLAND '64
LOVE WILL FIND A WAY/BRIAN HYLAND '65
WHOEVER YOU ARE, I LOVE YOU/CONNIE FRANCIS '64
SAVE YOUR HEART FOR ME/GARY LEWIS & THE PLAYBOYS '65
SAVE YOUR HEART FOR ME/BRIAN HYLAND '63
WE'LL WORK IT OUT/GARY LEWIS & THE PLAYBOYS '65
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
ニュー・シングル「ずっと一緒さ」購入者を抽選で招待する(「Sunday Songbook」800回記念)アコースティック・ミニライヴを連休中に東京で行った。一日二公演を二日連続なんて久しぶりだったとタツローさん。昨日大阪公演があったが、番組は前倒しで録音しているのでまだ感想は言えないとのこと。

・PETER UDELL=GARY GELD(アデル・ゲルド)特集
今週、来週はソングライター特集でPETER UDELL=GARY GELD(アデル・ゲルド)のソングライター・コンビを取り上げる。どちらかというとミドル・オブ・ザ・ロード、ソフトロックの作品に名作が多い人たち。典型的な職業作家で、ロックンロール・エイジより一世代前の職業作家なので、いろんな作風を書き分けることができる。その中から日本人受けするソフト・サウンディングなものを中心に取り上げるとのこと。

・うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)
6月のジューン・ブライドが近づいてきてリクエストが多い。
毎週金曜日の午後10時からTBS系列でオンエアされてる天海祐希さん主演のドラマ『Around 40 ~注文の多いオンナたち~』の主題歌「幸せのものさし」とダブル・タイトルでシングルとなる。シングルにはもう1曲、来るべきベストの予告編で「元気を出して」が収録されている。ベスト・アルバムのリクエストを募ったところ1位が「駅」で、2位が「人生の扉」、3位が「元気を出して」という結果だったそうだ。3曲入りで5月21日発売。

・PETER UDELL=GARY GELD(アデル・ゲルド)
ピーター・アデルが作詞家、ゲーリー・ゲルドが作曲家。ティン・パン・アレイ、ジャズの時代の作家チーム。ふたりとも1930年代に生まれた人たち。バリー・マンもキャロル・キングも1940年代あたまの生まれなのでアデル/ゲルドは一世代上になる。ゲーリー・ゲルドはジュリアード音楽院を卒業したアカデミックな人で、ピーター・アデルもホーギー・カーマイケルなどスタンダードの作曲家と一緒に仕事を初めて作詞家としてスタートしたのでキャリアの長い人たち。だから作風も多岐に渡っている。

・YOU ONLY LOVE ME
ピーター・アデルは1960年代に入る直前にゲーリー・ゲルドとソングライター・チームを結成して自分たちの出版社を作った。その直前の1958年にピーター・アデルがモーリス・チャーラップという作曲家とコンビを組んでた頃に発表した作品。女性シンガーのグロリア・ランバートに書いた曲。

・MOTERCYCLE MICHEL
1961年にアデル/ゲルドのコンビで女性シンガー、ジョーアン・キャンペルに書いたロカビリー趣向の曲。

・SEALED WITH A KISS
ピーター・アデルはニューヨーク生まれ。ゲーリー・ゲルドはニュージャージーの生まれ。当時の東海岸の音楽文化を浴びて育った人たち。1962年にブライアン・ハイランドに書いた「ITSY BITSY TEENIE WEENIE YELLOW POLKA DOT BIKINI」(邦題「ビキニスタイルのお嬢さん」)がヒットして有名になった。それに続いて出した「SEALED WITH A KISS」はアデル/ゲルドの最高傑作で、最も成功した1曲となった。レターメンやハプニングスなど数多くカヴァーされている。1962年全米3位、邦題「涙の口づけ」。

・THE NIGHT I CRIED
1961年にアデル/ゲルドがブライアン・ハイランドに書いたシングル「I'LL NEVER STOP WANTING YOU」のB面。
タツローさんが好きな「アデル/ゲルドがブライアン・ハイランドに書いた曲3連発」の中の1曲。

・OUT OF SIGHT, OUT OF MIND
アデル/ゲルドが1963年にブライアン・ハイランドに書いた曲。
タツローさんが好きな「アデル/ゲルドがブライアン・ハイランドに書いた曲3連発」の中の1曲。

・LOVE WILL FIND A WAY
アデル/ゲルドが1965年にブライアン・ハイランドに書いたボサノヴァの曲。
タツローさんが好きな「アデル/ゲルドがブライアン・ハイランドに書いた曲3連発」の中の1曲。
アデル/ゲルドは小品の作家で大作はあまり書かない。この3曲もシングルのB面かアルバムの中の曲。アデル/ゲルドのアメリカン・ポップス然とした音は1960年代半ばのブリティッシュ・インベンションで一挙に古臭くなり消えてしまった。ヒットも途絶えがちになったことからロサンゼルスに居を移して、そこから再出発して、またヒット作が出るようになった。

・WHOEVER YOU ARE, I LOVE YOU
コニー・フランシスが主演した1964年の映画『LOOKING FOR LOVE』(邦題は『ハートでキッス』)でコニー・フランシスがアデル/ゲルドの「WHOEVER YOU ARE, I LOVE YOU」を歌っている。
http://search.varietyjapan.com/moviedb/cinema_6954.html

・SAVE YOUR HEART FOR ME
アデル/ゲルドがL.A.に居を移してから出たヒット曲。ゲイリー・ルイス&プレイボーイズの大ヒット。1965年の全米2位。
もともとはブライアン・ハイランドが1963年に出したシングルのB面を、スナッフ・ギャレットが気に入ってシングル・カットにした。
実はブライアン・ハイランドの「SEALED WITH A KISS」もカヴァーで、1960年あたりに他のミュージシャンがレコーディングしている。カヴァーがヒットするというのは職業作家らしいといえる。今となっては耳なじみのいい「A&R」はARTIST & REPERTRYの略。歌手にどういう曲を歌わせるのかを考えるのがA&Rの仕事だった。

・WE'LL WORK IT OUT
タツローさんが中学生の頃聴いたゲイリー・ルイス&プレイボーイズの曲。この曲を書いてる人は誰だろうと調べたらアデル/ゲルドだった。ゲイリー・ルイス&プレイボーイズの1965年のアルバム『EVERYBODY LOVES A CROWN』の中に収録されている。イントロはたぶんレオン・ラッセルのピアノだと思うとタツローさん。
タツローさんは20年後の1985年にこの曲に影響されて「土曜日の恋人」を書いた。「WE'LL WORK IT OUT」のビートで曲を作るのが夢だったそうだ。「未だにアデル/ゲルドの最高傑作はこれだと信じて疑いません」とタツローさん。ゲイリー・ルイスはインタビューでレコーディングはしたけれどステージで歌ったことはないと話しているという。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
05月18日は、「PETER UDELL=GARY GELD(アデル・ゲルド)特集 Pt. 2」
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08.04.22@Billboard Live Tokyo

2008年05月09日 | iPod/iTunes

4月22日(火)にビルボードライブ東京で開催された細野晴臣 & The World Shyness公演から「はらいそ」と「Pom Pom 蒸気」の2曲がiTunes Storeで限定リリースされました。

■細野晴臣 & The World Shyness / 08.04.22@Billboard Live Tokyo

細野晴臣&ワールド・シャイネス - 細野晴臣&ワールド・シャイネス (08.04.22@Billboard Live TYO) - Single

昨日さっそくダウンロード。いや~いいですね~。教授が言うところの「ゆるみ系」ですよ。いい塩梅というやつです。

大型連休中にDVD『細野晴臣と地球の仲間たち ~空飛ぶ円盤飛来60周年・夏の音楽祭~』を観るまで知らなかったんですけど、今、東京シャイネスじゃないんですね。メンバー・チェンジがあって徳武弘文(Guitar)、高田漣(Pedal Steel)、コシミハル(Accordion)、伊賀航(Bass)、浜口茂外也(Drums)というラインナップになって、バンド名もワールド・シャイネスになったんですね。アルバム『Flying Sauser 1947』を聴いて、DVD『音楽のちから』も観てたのに知らないヤツ(苦笑)。

そういえば「共鳴野郎」の最終回にゲスト出演したとき、レコーディングはライブ録音にしているとかって細野さんは話してたような記憶があります。今回の素早いリリースをみて思い出しましたよ。
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ちりとてちん総集編

2008年05月08日 | ちりとてちん

5月6日(火・振替休日) 晴れ。
前日放送された「ちりとてちん総集編・前編」を見逃したため、急遽NHK大阪ホールで開催された上映会を観に行った。



会場には徒然亭一門ののぼりが。

■「ちりとてちん総集編」上映会
http://www3.nhk.or.jp/asadora/chiritotechin/index.html

2008年5月6日(火・振替休日) NHK大阪ホール
自由席(C11 24 R2) 再入場券番号411

舞台挨拶
遠藤理史(チーフ・プロデューサー)
青木崇高

国友茜(NHKウィークリー「ステラ」編集者)

シークレット・ゲスト
前編 茂山宗彦
後編 桑島真理乃(子ども時代の喜代美役)

500インチ大スクリーンでハイヴィジョン版を見たのだが、笑いあり涙ありで楽しかった。総集編自体は前編・後編、1時間38分ずつに編集されていたため、かなり急展開ではあったが。

今回の発見は喜代美が草若師匠のテープを入れていた手作りの小物入れ。あれは喜代美が子どものとき穿いていたスカート(クルマのドアに挟んでやぶいてしまい「しんじられへーん」と言ったときの)で、お母ちゃんがリサイクルして小物入れにしたのを、ずっと使っていたということ。

小草若役の茂山宗彦さんはNHKの「ぐるっと関西おひるまえ」(関西ローカル)にレギュラー出演しているため、生放送前に駆けつけて挨拶と開演前のアナウンスをした。喜代美の子ども時代を演じた桑島真理乃ちゃんは家族と共に大阪観光に来ていたのだそうだ。開演前に似ている子がいるなぁと思っていたら本人でした。

NHKウィークリー「ステラ」編集者の国友茜さんは取材。5/7号のNHKウィークリー「ステラ」には彼女が編集した中綴じ特別冊子「<ちりとてちん> めいっぱい!」というミニ・ブックが付いている。7月にはNHKウィークリー「ステラ」別冊「ちりとてちんファン・ブック」を作って発売するとか。そのための特設サイトを6月に立ち上げる予定と言ってました。

7月にはまず関西ローカルで「ちりとてちん」のスピンオフドラマが放送予定(夏にBSで放送予定)だけど、草原、小草若、四草の3人の話で、草々の出演は予定されてない。そこで青木崇高さんは制作統括の遠藤理史さんに出してくれるように直談判してました。もしかしたら出演するかも。

青木崇高さんは4日?に小浜で開催された桂吉弥さんの落語会に出演したそうだ。吉弥さんはそのとき「愛宕山」をかけたのだが、「野辺に出て参りますと...」で大喝采になったとか。ちなみに「ヒバリがピーチクパーチク...」というのは草若オリジナルで、上方落語では「ヒバリがちゅんちゅん...」というのだとか。渡瀬恒彦さんが「ヒバリはピーチクパーチクでしょう」と上方落語を指導した林家染丸師匠に言って変えてしまったのだという。吉弥さんは草若オリジナルでやっているがいいのだろうかと青木崇高さんは言っていました(笑)。あとこぼれ話ですが、加藤虎ノ介さんが青木崇高さんの近所に越してきたらしく、前日も電話で話したとか。
虎ノ介「段ボールって資源ゴミですか? 誰に訊いたらいいかわからなくて...」(笑)。

記念撮影用の徒然亭一門の等身大パネル。

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桑田佳祐アコースティックライブ in 石垣島

2008年05月06日 | RADIO

■ 桑田佳祐アコースティックライブ in 石垣島
2008年5月6日(火・振替休日) 全国民放FM53局 1:00~3:00
DJ: 小林克也

Playlist
01 明日晴れるかな / 桑田佳祐
02 神の島遥か国 / 桑田佳祐
03 栞のテーマ / 桑田佳祐
04 せつない胸に風が吹いてた / 桑田佳祐
05 逢いたくなった時に君はここにいない / 桑田佳祐
06 夏をあきらめて / 桑田佳祐
07 チャコの海岸物語 / 桑田佳祐
08 ダーリン / 桑田佳祐
09 風の詩を聴かせて / 桑田佳祐
10 真夏の果実 / 桑田佳祐 (with 原由子)
11 DEAR MY FRIEND / 桑田佳祐
12 悲しい気持ち(Just a man in love)/ 桑田佳祐
13 ミス・ブランニュー・デイ / 桑田佳祐
14 いなせなロコモーション~JOHNNY B.GOODE / 桑田佳祐
15 波乗りジョニー / 桑田佳祐
16 恋はお熱く / 桑田佳祐 (with BEGIN)
17 涙そうそう / 桑田佳祐 (with BEGIN)
18 いとしのエリー / 桑田佳祐
19 希望の轍 / 桑田佳祐
20 心を込めて花束を / 桑田佳祐
21 DEAR MY FRIEND / 桑田佳祐
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・桑田佳祐アコースティックライブ in 石垣島(完全版)
3月23日(日)に全国民放FM53局で同時生放送された石垣島市民会館からのアコースティック・ライヴは、1時間の枠に収まりきらず途中で終了したため、放送直後から完全版放送のリクエストが殺到した。そうしたことから未公開のライヴパート1時間を含めた完全版が再放送という形式でオンエアされることになった。

・小倉博和
バンドのメンバー紹介はなかったが「せつない胸に風が吹いてた」のギター・ソロで桑田佳祐が「おぐちゃん」と名前を呼んだ。

・原由子
「真夏の果実」で原由子が飛び入り出演してデュエット。
番組はこの曲の後に小林克也による曲紹介がありCMへ。

・DEAR MY FRIEND
DVD+CD『桑田さんのお仕事 07/08 ~魅惑のAVマリアージュ~』収録の新曲。この曲から番組はPart.2へ。

・BEGIN
番組は「波乗りジョニー」の後にCM。
ライヴの本編が終わりアンコールへ。アンコールにBEGINが登場して「恋はお熱く」と「涙そうそう」を共演した。BEGINは石垣島出身で、桑田佳祐とBEGINは同じ事務所に所属している。

・30周年
デビュー30周年になるという話の後に「いとしのエリー」。ギター弾き語りのようだ。

・希望の轍
ここから原由子が再び参加。

・メンバー
「心を込めて花束を」でアンコール終了。メンバー紹介があった。
桑田佳祐(Vocal, Guitar)
今野多久郎(Percussion)
深町栄(Keyboards)
片山敦夫(Keyboards)
安奈陽子(Chorus)
小倉博和(Guitar)
原由子(Piano)
BEGIN
比嘉栄昇(Vocal)
島袋優(Guitar)
上地等(Piano)

・DEAR MY FRIEND
エンディング・テーマ。

・スペシャル・サイト
全国から選ばれた108名のレポーターがこのコンサートの印象をレポートにして提出。後日、FMケータイのスペシャル・サイトに掲載された。
http://keitai.fm/08/index.jsp
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Sunday Songbook Playlist

2008年05月04日 | Sunday Song Book

<05月04日プレイリスト>
[五月で棚からひとつかみ]
幸せのものさし/竹内まりや 5月21日発売ニュー・シングル
FIRST OF MAY/THE BEE GEES '69
五月雨/大瀧詠一 "大瀧詠一" '72
五月の雨/南正人 "南正人" '73
COMPOSITION TO COMMEMORATE(MAY 30, 1918)/ROGER "UNLIMITED" 87
五月病/キリンジ "ペイパー・ドライバーズ・ミュージック" '98
五月生まれ/水野きみこ"は・じ・め・ま・し・て" '82
ずっと一緒さ/山下達郎 '08
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
明日からマキシシングル「ずっと一緒さ」の購入者を抽選で招待するアコースティック・ミニライヴの本番がはじまる。リハーサルの真っ最中。キーボードとギターとベースの3人編成のライヴなのでバリエーションはそんなにないが、自分で楽しめるのでときどきやってるとのこと。番組には当選した方や落選した方からのハガキが届いているそうだ。今回の抽選にタツローさんは全く関わっておらず情実も一切ないとのこと。今はレギュラー・ツアーの計画を立てているので、落選した方は是非そちらにお越し下さいとタツローさん。

・五月で棚からひとつかみ
今週は「5月」にちなんだ曲を集めた五月で棚からひとつかみ。

・幸せのものさし
毎週金曜日の午後10時からTBS系列でオンエアされてる天海祐希さん主演のドラマ『Around 40 ~注文の多いオンナたち~』の主題歌。「うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)」とカップリングで5月21日発売。

・FIRST OF MAY
「5月」のタイトルが付いた代表作。ビージーズ、1969年の全米37位、全英6位のヒット・ソング。映画『小さな恋のメロディ』の挿入歌としても有名。ただこの曲の「5月」は「若かりし頃」という意味の比喩になっている。邦題は「若葉のころ」。

・五月雨
大瀧詠一さんの「五月雨」は1971年にシングルのカップリングとして発表された。その後、ダビングが加えられてファースト・ソロ・アルバム『大瀧詠一』に収録された。今回はアルバム・ヴァージョンで。

・五月の雨
南正人さんは'70年代初期のフォーク・シーンで活躍した。1973年のベルウッドからのアルバム『南正人』に「五月の雨」は収録されている。バックはキャラメルママが担当している。

・COMPOSITION TO COMMEMORATE(MAY 30, 1918)
ザップのロジャー・トラウルトマンの1987年のアルバム『UNLIMITED』の中に「COMPOSITION TO COMMEMORATE(MAY 30, 1918)」というインストゥルメンタル曲が収録されている。副題の「MAY 30, 1918」を「今日は何の日」で調べたらプレハーノフという共産党宣言をロシア語に訳した人で、ロシア社会主義の元祖といわれてる人の命日だった。真偽を知っている人がいたら教えてほしいとタツローさん。
http://www.nnh.to/

・怪我
タツローさんは先日自宅で、犬と遊んでいてこけたんだそうだ。テーブルでふくらはぎを打撲し、右手をついたときに捻ったのだとか。手のほうは回復したものの腰の具合がよくないという。

・五月病
キリンジは二人組の兄弟ユニット。タツローさんは昔キリンジがワーナー在籍していた時によく聴いていたのだとか。「すごく不思議な、特に言葉が不思議なグループ」とタツローさん。「五月病」は1998年のアルバム『ペイパー・ドライバーズ・ミュージック』に収録されている。

・五月生まれ
水野きみこさんは1982年に17歳でデビューした。アルバム1枚にシングル3枚を残している。デビュー・アルバム『は・じ・め・ま・し・て』にまりやさんが2曲提供している。そのうちの1曲が「五月生まれ」。竹内まりや作詞作曲、若草恵(わかくさけい)さん編曲。

・ずっと一緒さ
お母さんを亡くされた方からのリクエスト。

・PETER UDELL=GARY GELD(アデル・ゲルド)特集
来週、再来週はソングライター特集でPETER UDELL=GARY GELD(アデル・ゲルド)のソングライター・コンビを取り上げる予定。ポップなソフトロックの世界なのでお楽しみにとのこと。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
05月11日は、「PETER UDELL=GARY GELD(アデル・ゲルド)特集 Pt. 1」
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I'M NOT THERE

2008年05月02日 | Bob Dylan

4月29日(祝・火) 晴れ。

先日、『ノーカントリー』を観たときに、ボブ・ディランを扱った映画『I'M NOT THERE』の予告編が上映された。おもしろそうだなと思ったので『I'M NOT THERE』を観に行くことにした。
http://www.imnotthere.jp/

■I'M NOT THERE
梅田ガーデンシネマ2
http://www.kadokawa-gardencinema.jp/umeda/
2008年4月29日(祝・火) 12時15分の回 整理番号37番

トッド・ヘインズ監督作品。2007年ヴェネチア映画祭主演女優賞(ケイト・ブランシェット)、審査員特別賞(トッド・ヘインズ)受賞。

ウディ・ガスリーと名乗り放浪する黒人少年、自らをアルチュール・ランボーと名乗る象徴派詩人、偽りの結婚生活を送るハリウッド・スター、カトリック教会の牧師となりゴスペルを歌う元プロテスト・フォーク・シンガー、フォークと決別した反逆のロックスター、西部開拓時代のアウトロー、ビリー。6人のキャラクターによってディランの伝説を映画化している。映画は6つのエピソードが絡み合いながら進行する。

ケイト・ブランシェットが演じる'60年代のディランが最高だ。ただ脚本は意識して変えてあるので抜かれた思いもある。真実のディランの人生ではないが、それ故に批評性を感じた。大音量で聴くディランの曲に気分が高揚した。この映画の縦軸はディラン、横軸はアメリカなのかもしれない。ハリウッド・スターのエピソードではヴェトナム戦争がキーワードとなっていた。

映画のサントラ盤『I'M NOT THERE』にはディランの曲のカヴァーが収められている。ディラン自身のヴァージョンはタイトル曲「I'm Not There」のみ。でも、このタイトル曲はディランとザ・バンドの共演で『地下室(The Basement Tapes)』のアウト・テイク。これまで公式未発表になっていた作品だとか。


I'M NOT THERE

映画の中で登場人物が歌うディランの曲はカヴァー・ヴァージョンが使われている。「Pressing On」はキリスト教3部作の1作、アルバム『Saved』に収録されている曲だ。映画ではかつてのプロテスト・フォーク・シンガーが牧師となり、教会で説教する場面で「Pressing On」が歌われている。これはJohn Doeのカヴァー・ヴァージョンで印象に残るシーンだ。

西部開拓時代のアウトロー、ビリーのエピソードが難解だった。映画の解説によるとウッドストック隠遁生活とサム・ペキンパー監督作品『ビリー・ザ・キッド/21歳の生涯』(ディランが出演し、サントラ盤として『Pat Garrett & Billy The Kid』を製作した)にインスパイアされた話ということである。街の有力者ギャレットとビリーの対決場面の直前に「Going To Acapulco」が挿入されている。こちらはJim James & Calexicoのヴァージョン。オリジナルは『地下室(The Basement Tapes)』。この場面のシンガーは顔を白塗りにしていてローリング・サンダー・レビューの頃のディランのようだった。
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