Sunday Songbook Playlist

2008年08月31日 | Sunday Song Book

<08月31日プレイリスト>
[納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)]
幸せのものさし/竹内まりや '08
グッバイ・サマー・ブリーズ/竹内まりや "BEGINNING" '78
象牙海岸/竹内まりや "LOVE SONGS" '80
ドリーム・オブ・ユー(SINGLE VERSION)/竹内まりや '79
寒い夏/山下達郎 "僕の中の少年" '88
夏のモンタージュ(DEMO)/竹内まりや '08
夏のモンタージュ/みつき '08
さよなら夏の日/山下達郎 "ARTISAN" '91
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■内容の一部を抜粋
・納涼夫婦放談
毎年恒例の納涼夫婦放談。今年は今週、来週の2週間。
今年はまりやさんデビュー30周年ということで「竹内まりや」が話題の納涼夫婦放談。
今週は初のコンプリート・ベスト『EXPRESSIONS』からRCA/AIRイヤーズを中心にした構成。

・Mariya's Blog「Pholog」
まりやさんの前回の出演は昨年の年末だったが、この8ヶ月のあいだに番組のプロデューサーが変わったと話す。
番組スタッフの写真をまりやさんの30周年記念のブログMariya's Blog「Pholog」で公開する予定だそうだ。
http://mariya30th.exblog.jp/

まりやさんは夏休みで実家に二日ほど帰省したほかは、『DENIM』以降、曲書きとレコーディングと家のことしかしてないと話す。今月は松浦亜弥さん主演のミュージカルがはじまり、来月は初のコンプリート・ベスト『EXPRESSIONS』が発売となる。

・NHK連続テレビ小説の主題歌
9月29日(月)からはじまるNHK連続テレビ小説「だんだん」の主題歌をまりやさんが担当するそうだ。
シングルとして11月に発売の予定だとか。
http://www.smile-co.co.jp/mariya/index.html

・幸せのものさし
最新ヒット・シングル。
「5月発売なのに遠い昔のような...」とまりやさん。

・EXPRESSIONS
10月1日にデビュー30周年記念のコンプリート・ベスト・アルバム『EXPRESSIONS』が発売となる。
この30年の間に所属したレコード会社はふたつ。最初の4年はRCA/AIR、今のBMG。その後はムーン・レーベルという半分インディペンデントのレコード会社、ディストリビュートはワーナーで、後にワーナーに買収されて、ワーナー・ミュージック・ジャパンの1レーベルとなっている。このふたつのレコード会社から出した作品を統合してオール・タイム・ベストを制作した。3枚組、全42曲のベスト・アルバムとなった。タイトルは1994年のベスト・アルバム『IMPRESSIONS』に呼応して『EXPRESSIONS』。この14年のあいだにデジタル技術が向上した。これまでRCA/AIR時代の作品はデジタル・リマスタリングを一度も行ってないので、最新のデジタル・リマスタリングを施し音がよくなった。
「RCA/AIR時代を網羅した1枚はパァッと膜が取れた音になっております」とタツローさん。

・グッバイ・サマー・ブリーズ
「グッバイ・サマー・ブリーズ」はファースト・アルバム『BEGINNING』の1曲目。作曲家林哲司さんのストックの中からまりやさんの声質に合うんじゃないかということでレコーディングした曲。L.A.のスタジオでレコーディング。
アルバム『BEGINNING』はジム・ケルトナー、リー・リトナー、トム・スコットという錚々たるメンバーでアルバムの半分をL.A.でレコーディング。もう半分は箱根でセンチメンタル・シティ・ロマンスとレコーディングした。

・ファン投票
リスナーからの質問で、「今回の『EXPRESSIONS』はファン投票を参考にして選曲したそうですが、まりやさんが入れたかったのに入れられなかった曲はありますか?」。
「それを言うとキリがなくなって」とまりやさん。「みなさんのリクエストを生かした形でこの選曲になったんです」と話す。
RCA/AIR時代のカタログについては近い将来個々のアルバムに最新のデジタル・リマスタリングを施して発売する予定だとか。

・初回盤は4枚組
初回限定盤はベスト・カラオケ集がボーナス・ディスクとして付く。値段は据え置きで3,980円。
ファン投票のトップ10をオリジナル・カラオケで収録。「不思議なピーチパイ」と「セプテンバー」はその当時オリジナル・カラオケが存在しなかったのだという。それを見つけてきて最新デジタル・リマスタリングを施して収録している。本邦初公開のオリジナル・ミックス。

・象牙海岸
3枚目のアルバム『LOVE SONGS』に収録された曲。作詞は松本隆さん、作曲は林哲司さん。
当時、コンサートでよく歌ったという。

・はじめて作った曲
リスナーからの質問。
タツローさんは中学の頃にウクレレで作ったインスト曲。
まりやさんは高校の音楽の授業で作ったワルツの曲だとか。インストだそうだ。

・こだわり
『EXPRESSIONS』のこだわりはデジパックにして透明のトレーの下をディスコグラフィーにしたこと。ディスクを取ると一覧できるのだとか。そしてタツローさんの解説、天辰保文さんのライナー、まりやさん本人による全42曲曲目解説をつけたので、はじめてまりやさんのCDを買う人でも歴史がわかるように作ってあるのだとか。

・プラスティック・ラブ
ファン投票で「プラスティック・ラブ」が上位に入ったことがうれしかったとまりやさん。
「シングル切ってないからね、エクステンデッド・ミックスだけしかないからね」とタツローさん。

・ドリーム・オブ・ユー(SINGLE VERSION)
2枚目『UNIVERSITY STREET』から。シングル・ヴァージョンはこれまで一度もCD化されてない。今回初となる。
アルバム・ヴァージョンのアレンジはタツローさんだが、シングル・ヴァージョンのアレンジは瀬尾一三さん。

・寒い夏
タツローさんのアルバム『僕の中の少年』収録曲。作詞はまりやさん。ストリングスは服部克久さん。
「このメロディが好き」とまりやさん。

・夏のモンタージュ
「夏のモンタージュ」はティーンエイジ・ラブソングを久しぶりに書きたいなと思ってるところに依頼がきたので楽しんで書けたと話す。「幸せのものさし」は主人公が40代前後、「最後のタンゴ」はラジオ深夜便のテーマ曲なので、60代、70代が聴くことを想定して伊集院静さんが詩を書いたそうだが、「夏のモンタージュ」はみつきさんが10代なので、世代を行ったり来たりしたのが楽しかったとまりやさん。

「夏のモンタージュ」のまりやさんヴァージョンは存在しないがデモ・ヴァージョンはあるのだという。808というリズムマシーンとDX-7というデジタル・シンセサイザーだけの弾き語りデモ。

・さよなら夏の日
今日は8月31日なのでリクエストが殺到した。

・プレゼント
まりやさんの30周年記念のナイロン素材のエコバッグ。
タツローさんも愛用しているのだとか。セカンド・バッグに括りつけてあるのだという。
30名様にプレゼント。写真をオフィシャル・サイトに掲載。
http://www.smile-co.co.jp/tats/

■リクエスト・プレゼント・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
08月31日・09月07日は、恒例「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
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読書日記

2008年08月29日 | 佐野元春

先日の「サマー・ロックトークセッション」で佐野元春が話していたように
先月の日経新聞水曜夕刊の連載コラム「読書日記」は佐野元春が担当しました。
未入手の2週分を図書館に行って閲覧してきましたので、
遅くなりましたが紹介します。

 ■『ビル・グレアム ロックを創った男』
ビル・グレアム、 ロバート・グリーンフィールド著、 奥田祐士訳、 大栄出版


●7月2日
『ビル・グレアム ロックを創った男』
「文化」をプロモートする際の原則

[佐野元春のコラムから]
ビル・グレアムはアメリカのミュージック・ビジネス界に功績を残した
偉大な音楽プロモーターのひとりだ。
本書は、彼の伝説とも言える軌跡を本人の証言と関係者の証言で追っている。
金と名誉だけが動機ではない、ロック音楽という「文化」をプロモートする際の
原則について考えさせられる書物だ。

ビル・グレアム ロックを創った男』を購入する。




■『クール・ルールズ』
ディック・パウンテン、 デイヴィッド・ロビンズ著、 鈴木晶訳、 研究社

7月9日
『クール・ルールズ』
「クール」な生き方の魅力

[佐野元春のコラムから]
本書は、映画、音楽、文学、ファッションなどに散見する「クール」な事象を例に、
その本質について論じている。

「クール」は限りなく個人的な課題だ。ロックンロール音楽の恩恵を受けてない者に、
どんなにその魅力について語っても通じないように、「クール」というセンスを意識できる者と
できない者との差は大きいかもしれない。


クール・ルールズを購入する。




■『百年の愚行』
小崎哲哉・Think the Earthプロジェクト編、 紀伊国屋書店



●7月16日
『百年の愚行』
100枚の写真 償いの時教示

[佐野元春のコラムから]
本書は、二十世紀を振りかえり、百年にわたって人類が行ってきた数々の「愚行」を
約百枚のドキュメント写真で綴った「写真集」。

古い世界が回り続ける。「百年の愚行」として切り取られたひとつひとつの「窓」から、
静かに回り続けた二十世紀の地球を見つめる。
償いの季節がすでに訪れていて、後戻りはできない。

百年の愚行(オリジナル複写版)を購入する。
ノートリミングのオリジナル版。

百年の愚行(普及版)を購入する。




■『シェイクスピアのソネット』
ウィリアム・シェイクスピア著、 小田島雄志訳、 山本容子画、 文春文庫

●7月23日
『シェイクスピアのソネット』
愛や友情や嫉妬を巡って

[佐野元春のコラムから]
劇作家として著名な詩人シェイクスピアによる百五十四編のソネット集だ。

『シェイクスピアのソネット』 には、詩人とひとりの青年とある女性を巡る関係が
ロマンティックに描かれている。ここでは終始、一人称で語られているので
より直接的に詩人の声が響いてくる。洋の東西を問わず、
愛や友情や嫉妬といった感情は詩人にとって永遠のテーマだ。
この夏、そんな詩人たちの声に耳を傾けてもいい。

シェイクスピアのソネットを購入する。




■『何用あって月世界へ』
山本夏彦著、 植田康夫選、 文春文庫

●7月30日
『何用あって月世界へ』
権威への不信と批評精神

[佐野元春のコラムから]
もしも君が、人生の達人による辛口のコラムに触れてみたいなら、ぜひ一読を薦めたい本がある。
絶妙な語り口で私たちの社会を辛口に捉えた山本夏彦氏のコラムは、読めば気分爽快、
あぁ、なるほどと膝を打つことまちがいなしだ。
本書は、彼の過去のコラム集からよりすぐりの一句を集めた選集だ。
権威への不信と批評精神、そして斜に構えたユーモアのセンス。
わたしたち読者はそんな著書の毒気ある無邪気に、楽しく翻弄されるのである。

何用あって月世界へを購入する。

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サマー・ロックトークセッション

2008年08月27日 | 佐野元春 Radio Days

■サマー・ロックトークセッション
2008年8月26日(火) NHK-FM PM23:00 - 24:00
DJ: 渋谷陽一
GUEST: 佐野元春
http://www.nhk.or.jp/fm-blog/200/10726.html

Playlist
アンジェリーナ('99 mix version) / 佐野元春
君が気高い孤独なら / 佐野元春
黄金色の天使 / 佐野元春
約束の橋(アルバム・ヴァージョン) / 佐野元春
ジュジュ(Studio live mix) / 佐野元春
SOMEDAY / 佐野元春
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアーが終わって自由気ままに生きているそうだ。
音楽活動以外のこともやっていて新聞に読書コラムを書いたという。
(日経新聞水曜夕刊の連載コラム「読書日記」7月の5回は佐野元春が担当した)
立教大学に講義を持ったりもした。
そうしながら次の作品の構想を練る充電期間なのだそうだ。
自由に翼を広げて遊ぶ、いろんな人に会う、それが楽しいと佐野元春。

・アンジェリーナ('99 mix version)
渋谷陽一の選曲。
佐野元春のデビュー曲。今回は『The 20th Anniversary Edition』(2000年)から。

・最新アルバム『COYOTE』
昨年6月に発表したアルバム。
作っていたときから、言いたいことも、サウンドのデザインもフォーカスが合っていて、迷わずできたアルバムなのだという。できてからも広いジェネレーションから聴いてよかったという評価があり、達成感のアルバムだったと佐野元春。
佐野元春というと若いジェネレーションから年上のアーティストだっていうことで、それだけで敬遠されてしまうが、佐野元春が携わっているのはロックンロール音楽なので十代、二十代、三十代の若い世代に聴いてもらいたい。そうなると佐野元春が歌っているというよりかは、コヨーテと呼ばれる男が織りなすひとつの映画の音楽みたいなふうに設定して -映画は監督が60歳でも瑞々しい十代の映画を作ったりするので- そのアプローチで音楽を作ってみたのだという。作ってみて自分のソングライターとしてのスキルがひとつ前進したという実感があり、充実感があり、何よりも自分の実験を含めたアプローチが、これまでのファン、新しいファンに受け入れられたというのは喜びなのだと佐野元春は話す。

・キャッチーなメロディがこのモードでどんどん生まれてきたのはなぜ?
違いがあるとしたならホーボーキングバンドというベテラン・ミュージシャンじゃなくて、自分より10歳年下のドラム、ベース、ギターを集めて、仮のバンドを作ってレコーディングしたので、それがよかったんじゃないかと佐野元春。
彼らは佐野元春の音楽を聴いてきた世代なので、佐野元春のいいところも駄目なところも知ってる。スタジオ入って駄目なことをやると「それ佐野元春らしくない」と言われちゃうのだとか。

・君が気高い孤独なら
「夏の曲としてもいい」と佐野元春。
「君が気高い孤独なら」、Kmi(Ga)-Kedakai-Kodoku(Nara)と"K"で -頭韻(とういん)- 頭で韻を踏んでいるのだとか。

・Spoken Words - 共感伝達としての「言葉」と「音楽」
母校立教大学で約半年間学生たちに教えていた。
文学部の講座で実際学生に詩を書いてもらって、自分でその詩をリーディングしてもらうというクリエイティブ・ライティングを行ったという。
佐野元春自身は学生時代、大学には行ってなかったそうだ(笑)。
でもアカデミー・ワークは大学からずっと続けてほしいと言われてるのだとか。
時間が空いてればこれから先も続けたいと思ってるそうだ。

・そういった経験は自分に返ってくるものがあったか?
「詩」とは何か、「なぜ詩を書くのか」という本質的な問いを投げつけて生徒たちとディスカッションしたことは自分にも役に立ったと佐野元春。彼らの世代意識やどんな音楽に接しているのかもわかったという。

渋谷「授業の後、みんなで飲みに行くとか、そういうふうなことは?」
元春「僕はけじめをつけていたから、そういうのは一切なしです」
渋谷「ははは。やらなさそうだな~(笑)。『僕はこれで帰りますから。それでは、さよなら』って言いそうだな~(笑)」
元春「ははは」

・自分でレーベルを立ち上げてインディーズでやってゆくというのはユニークだが?
これまでのメジャーのレコード会社の役割はもう終わってるのかな、この先同じことをやっていても未来はないかもしれない、レコード会社の形態も'60年代、'70年代とずいぶん変わってきたので、自分で思ってるようなレコード・メーカーを自分でやったほうが楽しいと思ったのが最初だったと佐野元春。

・音楽活動だけじゃなくてビジネスのことも考えてやってゆくのは苦手なんじゃないですか?
自分の作った作品には権利が派生する。それを自分でちゃんと面倒みてゆくのは健全だと思うし、権利を管理してビジネスをはじめるのは当たり前の世界だと思うと佐野元春。こういった考えはインターネットがリリースされてから大きく世界が変わったのだと。

・いつもアーティストとしての在り方の規範となってますね
自分をいつもカウンターの位置に置くことでやる気が出てくるのだと佐野元春は話す。
カウンターにいるとエネルギッシュでいられるし、批評していられるのでロックンロールな感じなんだそうだ。

・黄金色の天使
きれいなメロディでポップ・ミュージックとしてのクオリティーを誇っているナンバーだと渋谷陽一。

・ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
1989年の6月にリリース。今年の6月に限定編集版が初回限定で発売された。

・約束の橋
佐野元春の代表曲だが、一時期ライヴで風変わりなアレンジにして披露していた。
『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』のリード・シングルの「約束の橋」はチャート20位のスマッシュ・ヒット。3年後にドラマの主題歌となりチャート4位のヒットとなった。
その3年の間、ヒットしなかったのでハーフ・テンポにして"Woodstock Version"としてやっていた。ファンのことを全然考えてなかったと佐野元春。そうしたらレコード会社から「お願いですからオリジナル・ヴァージョンに戻して下さい。今、ヒットしかけてますから」と言われたそうだ。
「かっこよく言うとクリエイティブでいたいんだ(笑)」と佐野元春。

・DVD
今回の限定編集版には1989年に行われた横浜スタジアムでのライヴ映像が入ってる。
映像を見ると笑ったのは最後だけで、ずっと怒っている。一ヶ月前に天安門事件があったり、新興宗教の台頭があったりして、いろいろな雰囲気を感じていたそうだ。

・ジュジュ(Studio live mix)
今回の限定編集版のDisc 2[RARE TRACKS]から。
このスタジオ・ライヴは1991年春、WOWOW開局記念の番組『Goodbye Cruel World』からで、ハートランドによるアンプラグド・ライヴのパフォーマンス。

・デビュー30周年
アルバム一作にかけるエネルギーは尋常じゃないと佐野元春は話す。
「伸るか反るかみたいな感じ(笑)。おかげでスリリングな人生です」と佐野元春。
再来年、デビュー30周年を迎える。サザンの桑田佳祐とは同級で、今年サザンはデビュー30周年目。アニバーサリー・イヤーはみんなから祝福されるかと思いきや、新しいアルバムを出したり、ベスト盤を出したり、ライヴをやったりして、広く動かなきゃいけないから忙しくて大変なのだと話す。

・今後の予定
デビュー30周年に至るまでライヴ・ツアーを2~3回行いたいそうだ。
アニバーサリー・イヤーはそれなりの規模のコンサートを展開したいし、新しいレコード、自分の過去の作品をまとめたベスト盤のようなもの、書籍とか、イベントと、ファンにこれまでの支援に感謝して楽しみを還元する年にしたいのだという。

・次の作品は?
元春「愛について歌いたいという感じかな。僕の年齢で考えるところもいろいろとあるんで、ポップ・ミュージック、ボップ・ソングの永遠の命題ともいえるでしょ。あえてメロディ、そしてテーマは愛、そうしたところに挑んでもいいのかなって気持ち入ってきてますね。なぜか、なぜか、なぜか。うまくまとまるといいんですけれどね」
渋谷「"時代と呼吸する佐野元春"っていうのを今ちょっと感じましたけれどね」
元春「振り返ってみると、自分が出してきたアルバムはそのときの自分が編集した新聞のようなもの。ちょっとジャーナル専門然としたね。僕もソングライターとして、時代に生きながら言葉を書いて、メロディを紡いでいる。特に僕はその傾向が強いと思っている。なので次に出てくる僕の作品、自分自身でも楽しみですね」

・SOMEDAY
渋谷「佐野元春の代表曲と同時に、日本のポップ・ミュージックのひとつのスタンダード。こういう曲を持ってるというのも幸せだよね」
元春「ファンが価値を発見してくれたんですね」
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大丸心斎橋店

2008年08月26日 | 大阪
先日、大阪ガスビルディングを御堂筋のランドマーク的存在と書いたが、
やはり御堂筋のランドマークといえば大丸心斎橋店だ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E4%B8%B8



昭和8年(1933年)竣工。設計はウィリアム・メレル・ヴォーリズ。



外観は直線を多用したネオゴシック様式。
デパートのことを大阪では百貨店というのが一般的ですが、
大阪の百貨店の中でもこの豪華さは群を抜いています。



アールデコの装飾が美しいですね。
大丸心斎橋店にはヴォーリズの様式美をあしらったグッズがあるのだと聞きます。



御堂筋側のエントランス。石とテラコッタの仕上げが美しいです。
僕はここから外に出ることが多いんですがとても特別な感じがします。
日本じゃないみたいな雰囲気です。



大丸の商標に草木の文様。
よく見るとウサギがいます。



外観の装飾には孔雀。



孔雀は大丸のシンボルになっているようです。



創業1717年。今年で291年。
エントランス内のアラベスクとアールデコ装飾の天井。幾何学模様が施されてます。
しかし派手です。金色のウサギと亀、わかります?



店内の写真は撮れませんでしたが、ステンドグラスがあります。
内部装飾もアールデコ装飾で豪華の一言。
エレベータホールや階段の装飾は一見の価値あり。



水晶塔。
2006年のクリスマスシーズンには外観に電飾を施して、以来ずっと電飾を外してませんが、
昼間見るとどうもいらない印象があります。
下の写真は昨年のはじめにケータイのカメラで撮ったもの。



実際はもっと美しいんですけどね。。

装飾には星形もあしらわれています。



南側にも装飾があります。
こちら側も通行量が多いですね。



心斎橋筋側。
商店街となっていて上はアーケードになっております。



心斎橋筋側のエントランス上部のファサード。



この孔雀のレリーフがすごいでしょ?
コメント (2)
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佐野ROCK VS 健太ROCK

2008年08月25日 | 佐野元春ポッドキャスティング

「天使だってオレの赤い靴を履きたがってるのさ」
今日はエルヴィス・コステロの誕生日なんだそうです。
1954年生まれ? 54歳になるんでしょうか。

すでにご存知の方がいらっしゃると思いますが、カテゴリーの「佐野元春」を、
「佐野元春」、「佐野元春Radio Days」、「佐野元春ポッドキャスティング」、「radiofish」と4分割しました。

「佐野元春ポッドキャスティング」は個人サイト「SITEDOI」に「podcasting」という新設のページを作り編集しました。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/podcasting.html

新設した記念にポッドキャスティング・トーク完全版「佐野ROCK VS 健太ROCK」をアップしました。
よろしくお願いいたします。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/podcasting_03.html

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Sunday Songbook Playlist

2008年08月24日 | Sunday Song Book

<08月24日プレイリスト>
[納涼リクエスト大会]
夏のコラージュ/山下達郎 "COZY" '98
SLAUGHTER ON THE 10TH AVENUE/THE VENTURES '64
OPHELIA(LIVE)/THE BAND "LAST WALTZ" '78
(YOU MAKE ME FEEL LIKE) A NATURAL WOMAN/ARETHA FRANKLIN '67
SOMEWHERE OUT THERE/ORIGINAL SOUNDTRACK "AN AMERICAN TAIL" '87
FIRST TIME/SURFACE '90
夏の陽(LIVE)/山下達郎 "99/02/11 大阪フェスティバルホール"
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■内容の一部を抜粋
・近況
まりやさんのニュー・シングルのミックス・ダウンが終了。今週末にマスタリングに向かうそうだ。
9月からオフ。年末のツアーの準備まで、本読んで、映画観て、芝居を観て、どこか温泉にでも行きたいと話す。

・納涼リクエスト大会
6週目。今回はこれで最後。また年末に。

・夏のコラージュ
1998年のアルバム『COZY』の収録曲。

・SLAUGHTER ON THE 10TH AVENUE
ウェンチャーズの「10番街の殺人」。もともとは1936年のミュージカルの主題歌。リチャード・ロジャース作曲。1964年、全米35位。

・OPHELIA(LIVE)
ザ・バンドのアルバム『南十字星』収録曲。1978年の解散コンサート「ラスト・ワルツ」からライヴ・ヴァージョン。

・訃報
アイザック・ヘイズ、享年65歳。
タツローさんは今年になってアイザック・ヘイズのソング・グラフィーを作ろうと計画していたらしい。日を改めて特集する予定。

アトランティック創設期の重要メンバー、ジェリー・ウェクスラー。享年91歳。
「RHYTHM & BLUES」という言葉を作ったのがジェリー・ウェクスラー。レイ・チャールズに「GENIUS」のコピーを付けたのもジェリー・ウェクスラーだったといわれている。できれば冬にライヴ・ツアーを行ってるときに、「アトランティック・ヒストリー」をやってみたいとタツローさん。

・(YOU MAKE ME FEEL LIKE) A NATURAL WOMAN
ジェリー・ウェクスラーの功績は、コロムビア・レコードでジャズ・シンガーみたいなことをやっていたアレサ・フランクリンを南部に連れて行って、サザン・ソウルのシンガーに仕立てたこと。「(YOU MAKE ME FEEL LIKE) A NATURAL WOMAN」の作家クレジットはジェリー・ゴーフィン、キャロル・キング、ジェリー・ウェクスラーとなっている。1967年、全米ソウル・チャート2位、全米8位。

・SOMEWHERE OUT THERE
1987年のスピルバーグ監督のアニメ作品『アメリカ物語』の主題歌。バリー・マン、シンシア・ワイル、ジェームス・ホーナーが作った曲。リンダ・ロンシュタントとジェームス・イングラムで大ヒットした。オリジナル・サウンドトラックは声優の子どもたちが歌っている。

・FIRST TIME
サーフィスは3人組のスウィート・ソウルのグループ。1980年代から1990年代にかけて一世を風靡した。エド・タウンゼントの息子さんが中心になって結成した。1990年、全米NO.1。

・イヤモニ
自分の耳の穴の形をシリコンで取って、ワイヤレスで音を飛ばして、それでモニターするのをイヤモニというらしい。アリーナ・クラスの大きい会場だと必要になるモニター。ステージ上に置いてあるモニターは「転がし」というそうだ。タツローさんはアリーナではやらないので「転がし」を使用している。それとインナーイヤー・タイプのヘッドフォンだと頭が痛くなるのだそうだ。

・夏の陽(LIVE)
アルバム『COZY』のツアーでのライヴ・ヴァージョン。

・花笠祭
リスナーから犬に花笠祭の衣装を着させて撮った写真が送られてきた。ホームページに掲載予定。
http://www.smile-co.co.jp/tats/

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
08月31日・09月07日は、恒例「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
コメント (2)
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大貫妙子 ~懐かしい未来~

2008年08月23日 | 懐かしい未来

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2008年8月22日(金) NHK-FM 23:00 - 25:00
DJ: 大貫妙子
GUEST: 坂本龍一 , 高城剛
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

Playlist
夏に恋する女たち / 大貫妙子
TOKYO TOWN PAGES / HASYMO
色彩都市 / 大貫妙子
WAR & PEACE(LIVE) / 坂本龍一
懐かしい未来~longing future~ / alan
この道 / 大貫妙子
koko / 坂本龍一
地球温暖化進行曲 / 植木等
Breeze(Summer Afternoon Remix)/ 元気ロケッツ
Yes We Can / House Music United
Most Precious Love(Main Mix)/ 高城剛リミックス
懐かしい未来~longing future~ / 大貫妙子
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■内容の一部を抜粋
・生放送
二時間の生放送。
この日の東京はノースリーブだと肌寒いくらいだったとター坊。
クルマが故障して(傷つけたらしい)修理中なので、神奈川県の自宅から電車に乗ってNHKまで来たという。
昨日は熱海の花火大会へ行ってきたのだそうだ。

・夏に恋する女たち
大貫妙子は1973年、シュガーベイブでデビュー。
ソロになりシンガー・ソングライターとしてオリジナル・アルバムを26枚発表している。
音楽活動の他には雑誌での執筆活動、テレビの取材での世界旅行といろいろとやっている。
ネイチャー・マガジンの取材でアフリカに延べ1年、南極、ガラパゴスなどいろんな大陸に行ってる。

・いちばん好きな国
よく訊かれる質問だが「日本」なのだそうだ。

●対談「大貫妙子×坂本龍一」
・ソロ・アルバム
今年、教授はソロ・アルバムを制作する予定だったが、忙しくてなかなかはじめられないとか。
これからニューヨークに帰ってスタジオに籠って作る予定だとか。
前作『CHASM』から4年、来年リリースだと5年ぶりになるそうだ。

・ロンドン
6月にYMOで28年ぶりのロンドン公演を行ったそうだ。
細野晴臣のベースが上手いと絶賛。1公演、ベースを持ってるのが辛いと言いながら、
だんだん思い出してくるそうで、チャック・レイニーみたいなフレーズが出てくるのだという。
だからベースばかり聴いていると教授。

・TOKYO TOWN PAGES
8月6日にHASYMOのマキシ・シングル『THE CITY OF LIGHT / TOKYO TOWN PAGES』をリリース。
今回はシンセサイザーを使わず生楽器で演奏している。
ピアノ、ベース、ドラムでの即興演奏をレコーディング。それを元にして編集したのが今回の2曲だとか。
「TOKYO TOWN PAGES」は映画『TOKYO』のテーマ・ソング。

・恥ずかしさ
年を経て今や何のこだわりもないと教授。
「老いるってことは恥がなくなってくることなんよ(笑)」と教授。
若い頃は人の目を気にしていたと。
「先日、惜しくも亡くなられた赤塚不二夫先生の『これでいいのだ』は至言ですな」と教授。

・色彩都市
ター坊と教授は1976年の『グレイ・スカイズ』から1985年の『コパン』までの8枚を一緒に制作したという。
その後、教授がニューヨークに居を移して、多忙となったことから中断。
それから少し飛んで1997年の『LUCY』、『東京日和』をまた一緒に作った。
最初はバンドのアレンジだったが、1980年以降は打ち込みのアレンジへと変わったのだという。
ドラムのアレンジも自分の思うものにするため、「黒のクレール」では教授自らが叩いたという。
「色彩都市」も教授が叩いているのだという。
ただライヴで「色彩都市」をやるときは原曲の感じが出ず上手く行かないとター坊。
教授も「TONGPOO」がライヴで上手く行かないと話していた。

・メッセージ性
ター坊のアレンジではほとんど歌詞を聴かずにやっていた教授。
ター坊自身は本当はメロディだけ書いてたいタイプだとか。
でも歌手だから歌詞も書かないとなぁと思うのだとか。
だから歌の中に強いメッセージ性を込めるのは好きじゃないとター坊。
「歌詞さえなければポップスってこんなに楽しいものはないよね」とタツローがいつも言ってたと教授。
「私の周りはみんなそう。矢野さんも」とター坊。

・WAR & PEACE(LIVE)
メッセージ性のあるおもしろい曲で言葉の意味を直接使って音楽にしたと教授。
6月に行われたロンドン公演から。

・社会活動
地雷ゼロのキャンペーンやアーティスト・パワーなどのメッセージ性の強い社会的発言を行うようになった二人。
そもそもはアルバム『LUCY』のレコーディングの打ち上げでター坊から東洋医学のことを教えてもらったのがきっかけだったとか。自分の身体のことから環境問題を考えるようになったのだという。

・懐かしい未来~longing future~
今年、NHKは「地球エコ2008」というキャンペーンを行っている。
http://www.nhk.or.jp/eco2008/future/future.html

6月に「SAVE THE FUTURE」という番組を三日間に渡り放送した。
そのイメージ・ソングを教授がプロデュース。ター坊が作詞した。なんと二日で書いたという。
歌っているのはチベット民族の中国人alan。
ター坊のもとには「自然との共存」というテーマでオファーがきたのだとか。
「とにかく地球には時間がない」とター坊。
「懐かしい未来」と言っても懐古主義ではなく精神的なもので、未来に取り戻したいものがあるということだと。
それは人間の帰りたい「本質」なんだとター坊。
教授は自分が子どもの頃の東京をイメージしたのだという。

・この道
教授が主催するcommmonsレーベルからリリースされた『にほんのうた 第一集』に収録された。
http://www.commmons.com/index.html#artists/nihon/disco/071024nihon

・koko
3月19日に発売された教授の最新マキシシングル。
kokoは「ここにいるよ」という意味と「こころ」から取ったという。
教授「"こころ"というと恥ずかしいから。シャイだからオレ(笑)。"koko"とかって言ったわけ」
ター坊「全然ちがうじゃない。年取ったら恥ずかしくなくなるって、さっき言ったじゃない(笑)」

・なまけもの
コスタリカに行ってなまけものを見てきたというター坊。
コスタリカは1960年代の日本に似ていたという。
今の日本は物質に溢れた社会となってしまったが、本当に大切なものはあまりないのだと話す。

●対談「大貫妙子×高城剛」
・地球温暖化進行曲
植木等が1990年に発表した曲。アルバム『スーダラ伝説』に収録。
教授が高城剛にぴったりだと選曲していった曲。
高城剛は「デジタル・メディアの植木等になりたい」という。

・西表島
西表島に魅せられて土地を買って風力発電の風車を7本建てたのだという。
西表島で電気自動車のレンタカー屋をやりたいと話す。

・野宿
先週もシベリアで野宿したという。
沖縄ではビーチで必ず寝るとか。暑くなったら起きるそうだ。

・Breeze(Summer Afternoon Remix)
元気ロケッツといういろいろなクリエーターが参加した覆面ユニットの曲を高城剛がリミックスした。
風車を見ながらリミックスしたのだという。

・二十代の若者
ケータイを持って家に引きこもりテレビを見ているのが今の二十代だという。

・Yes We Can
オバマの演説をサンプリングしたハウス・ミュージック。
いい演説を聞きたいと高城剛。
高城剛と話していたら言っちゃあいけないことも言ってしまいそうになるとター坊。

・ロンドン
高城剛は一年の半分ロンドンにいるという。

・Most Precious Love(Main Mix)
高城剛のリミックス・アルバム『KING STREET SOUNDS 15th ANNIVERSARY REMIXED BY DJ TAKASHIRO』に収録された曲。DJは40歳からはじめたという。このアルバムははじめて作ったアルバムだとか。

・ピュア・アコースティック2008
「大貫妙子ピュア・アコースティック2008」がこの秋に開催される。
大貫妙子(vo)、フェビアン・レザ・パネ(pf)、吉野弘志(b)、林立夫(ds)、ASKAストリングス

10月13日(月祝)17:30開場/18:00開演
新神戸オリエンタル劇場
info:キョードーチケットセンター 06-7732-8888

10月16日(木)19:00開場/19:30開演
東京国際フォーラム ホールC
info: ディスクガレージ 03-5436-9600(平日12:00~19:00)

10月24日(金)18:30開場/19:00開演
しらかわホール(名古屋)
info: サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

・懐かしい未来~longing future~
この番組のためにレコーディングしたそうだ。いずれCD化したいとのこと。
コメント (3)
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Nelson Motown +

2008年08月22日 | 山下達郎
Nelson Super Projectは山下達郎のレコーディングや
ライヴ・ツアー"PERFORMANCE 1998-1999"、
竹内まりやの復活ライヴ"FM TOKYO, fm osaka 開局30周年記念スペシャル・イベント"に
起用されたメンバーで結成された9人編成のバンド。

Nelson Super Project:
土岐英史(Alto Sax & Soprano Sax)
三谷泰弘(Vocal & Keyboards)
国分友里恵(Vocal)
佐々木久美(Vocal & Organ)
青山純(Drums)
伊藤広規(Bass)
佐橋佳幸(Vocal & Guitars)
難波弘之(Acoustic Piano & Keyboards)
重実徹(Keyboards)

彼らは単独でセッションやライヴ活動を行い、
2002年になって初のオリジナル・アルバム『Nelson Magic』を発表した。

蛇足だが、バンド名の由来はドミニカ共和国の
世界で一番小さいことで知られるネルソン・デ・ラ・ロッサという俳優から取られたという。

昨年5年ぶりにライヴを行い、そのときに演奏された「Ain't No Mountain High Enough」を
きっかけにモータウンカヴァー集のレコーディングが始まったのだそうだ。
そうしてレコーディングしたアルバムがモータウン設立50周年記念作品として
この秋に発売されることになった。
http://www.universalmusicworld.jp/nsp/
http://www.esqlink.com/nelson/



Nelson Motown +
2008年10月8日リリース UICZ-4185(SHM-CD仕様)3,000(税込)

01.Dancing In The Street
(Original Performance:Martha Reeves & The Vandella)
02.Ain't No Mountain High Enough(スペシャル・ゲスト:竹内まりや)
(Original Performance:Marvin Gaye Tammi Terrell)
03.I'm Gonna Make You Love Me
(Original Performance:The Supremes & Temptations)
04.夜を追いかけて
(オリジナル新曲)
05.Have A Good Time
(オリジナル新曲)
06.What Becomes Of The Brokenhearted
(Original Performance:Jimmy Ruffin)
07.Never Can Say Goodbye
(Original Performance:Jackson 5)
08.Signed,Sealed,Delivered I'm Yours
(Original Performance:Stevie Wonder)
09.I Heard It Through The Grapevine
(Original Performance:Marvin Gaye)
10.It's A Shame
(Original Performance:The Spinners)
11.Mercy Mercy Me (THE ECOLOGY)
(Original Performance:Marvin Gaye)
12. I'll Be There
(Original Performance:Jackson 5)
13.Get Ready
(Original Performance:Rare Earth)

また、ファースト・アルバム『Nelson Magic』もデラックス・エディションとして
同時発売されることになったそうだ。



Nelson Magic - Deluxe Edition
2008年10月8日リリース UICZ-4186(SHM-CD仕様)+ DVD 3,000(税込)

01.We Are Nelson (A Cappella)
02.Our Music
03.浮気なルナ
04.Oasis
05.“T”
06.Love Grows
07.We Are Nelson
08.Lesson#1
09.I can Say I Love You
10.さよならが言えない
11.Dadly

●CDボーナストラック:
「On Matrix」(重実徹のインスト・ナンバー)Live at STB139
「Work To Do」(アイズレー・ブラザーズのカヴァー)Live at STB139
「Let's Dance Baby」(ご存じ山下達郎のナンバー)Live at STB139

●DVDボーナスディスク:ライヴ+レコーディング時オフショット(計約40分)
「Lesson #1」(Nelsonオリジナル)Live at 京都RAG
「Dadly」(Nelsonオリジナル)Live at 京都RAG
もう1曲未定。
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リクオ・インストア・ライヴ

2008年08月21日 | Live
2008年8月17日(日) 晴れ。

2006年アルバム『セツナウタ』、2007年アルバム『セツナグルーヴ』と続いた
リクオのMellow & Groovy"セツナグルーヴ"の集大成作品『What's Love』の発売を記念した
インストア・イベントがタワーレコード梅田大阪マルビル店で開催された。

開演前に洋楽DVDのコーナーを通りがかるとリクオがDVDを物色していた。
脇目も振らずといった感じで何枚かのDVDを小脇に抱えていた。
何気なく見ると背表紙にはボブ・ディランやチャック・ベリーの名前があった。
ディランはどう見ても『No Direction Home』だった。
マーティン・スコセッシ監督が撮ったドキュメンタリー映画の名作だ。
素晴らしい作品で僕も大好きなのでうれしくなった。

インストア・イベントは
「どうもリクオです。元気ですよ」
という自己申告ではじまった(笑)。

「ハイ&ロウ」のイントロでリクオが「ウッ!」というと
「ウッ!」というオーディエンスがチラホラ。
1曲目からハンド・クラップが起こり盛り上がった。

ほとんど間髪入れずに「マウンテンバイク」へと続いた。
「近頃煮詰まり出してる世界 笑わせよう!!」で「フゥー」とコール&レスポンス。
リクオはオーディエンス参加型のライヴ・パフォーマンスをする。
ハンドクラップをフィンガー・スナップに変えさせて
「チッチッキ チッチッキ....」と囁くように求めた。
楽しいライヴだ。

今回は1990年から1995年までの音源をまとめた初期ベスト・アルバムも同時発売されている。
本人によれば初期の20代の頃に書いた作品を聴くのは恥ずかしいのだという。
「オレって青いなぁ」とかいろいろと思うのだそうだ。
あの頃にしか書けなかった曲、その当時にしかできなかった表現をしているので、
今同じことをしろと言われてもできないのだとリクオは話していた。

また今のようなMellow & Groovyな表現はあの頃には決してできなかったので、
そうした意味では過去と現在の作品を2枚同時に出せたことは意味があるし、
ひとつの節目にもなったのだと話した。

6月にリリースした先行シングル「アイノウタ」の
カップリング「雨上がり」は叙情的な作品。
リクオは歩くように足でリズムを取りながらキーボードを弾いた。
心象風景の描写が素晴らしい。

メロウな曲はその1曲だけで、ほかはグルーヴィーな曲で占められた。
「2人のワンダフルワールド」では"ローリング・ピアノマン"の異名どおりの
転がるようなキーボードの演奏が聴けた。

ゴスペル教会のような感じで盛り上がった「アイノウタ」では
立ち上がってステージの前まで出てきて歌った。

■リクオ・インストア・ライヴ
2008年8月18日(日) タワーレコード梅田大阪マルビル店

リクオ(Vocal/Keyboards)
http://www.rikuo.net/

1 ハイ&ロウ
2 マウンテンバイク
3 雨上がり
4 2人のワンダフルワールド
5 アイノウタ

終演後、リクオ本人からサイン入りのCDのブックレットがプレゼントされた。

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アクロス・ザ・ユニバース 林檎をめぐる物語

2008年08月20日 | 佐野元春
ミュージカル映画『ACROSS THE UNIVERSE』という作品がこの夏公開されるらしい。
http://across-the-universe.jp/

公開を記念して 7月30日にソニー・マガジンズから
書籍『アクロス・ザ・ユニバース 林檎をめぐる物語』が発売された。
佐野元春のエッセイが掲載されているというので読んでみた。

・『アクロス・ザ・ユニバース 林檎をめぐる物語
【執筆者】恩田陸、北川悦吏子、倉本美津留、佐野元春、武田双雲、TAKURO(GLAY)、つんく♂、野田秀樹
     ピーター・バラカン、古川日出男、茂木健一郎、本秀康 【敬称略、五十音順】
http://www.sonymagazines.jp/new/across_the_universe/



佐野元春のエッセイはインタビューを構成したテキスト「僕たちをスマイルさせたバンド」で、
「Come Together」を取り上げている形になっている。
リアルタイムで最初に買ったビートルズのレコードが「Come Together」なのだそうだ。
ジョン・レノンのエキセントリックなところに触れて「クールだな」と思ったのだとか。
またジョンの発する濁音にグッときて、冒頭の部分で心を鷲掴みにされたのだという。
そしてジョンの魅力は心の叫びと歌詞が表裏一体となっているところだと言及している。
このメロディにはこの言葉しかないといった一体感があると。

さて、佐野元春は「ジョン・レノン音楽祭 2006 Dream Power ジョン・レノン・スーパー・ライヴ」で
「Come Together」をカヴァーしたが、残念ながらこれまでのところ公式には発表されていない。
YouTubeで探してみたら1990年のTime Out! Tourで披露された「Revolution」の映像が見つかった。

●Revolution



これはレアです。僕もライヴで1回聴いたきり。
ハートランドのユニークな演奏はのちに「Happy End」のアレンジへと転用されていったんじゃないだろうか。
それにしてもこの時代の佐野元春はとがってた。

■「佐橋佳幸 TRUST ME~Deluxe Edition トーク&ライブ スペシャル」



ところで8月5日に行われた佐橋佳幸の『TRUST ME -Deluxe Edition』発売記念トーク&ミニライヴの
レポートがギター・マガジンのサイトにアップされていますね。
http://guitar.digimart.net/2008/08/post_187.html

この模様は今日20日深夜27時からTOKYO FMでオンエアとのこと。
関西地方は別番組みたいです。。
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御堂筋(淀屋橋)

2008年08月19日 | 大阪

8月15日(金) 晴れ。

所用があって淀屋橋に行きました。
近くには大阪ガスビルディングがありました。



昭和8年(1933年)竣工、安井武雄の設計。
引き締まった黒の曲線。まるで豪華客船のよう。
アールデコ建築の傑作です。
現在では御堂筋のランドマーク的な存在となっております。

御堂筋の一本東の筋にレトロ建築の姿が見えます。
南米マヤ・インカ遺跡風の装飾で知られる芝川ビル。



昭和2年(1927年)竣工。
渋谷五郎(基本計画・構造設計)、本間乙彦(意匠設計)。
当時は芝蘭社家政学園(しらんしゃかせいがくえん)という花嫁学校だったらしい。
http://shibakawa-bld.net/

午後、所用が済んだので御堂筋を淀屋橋の駅に向かいました。
御堂筋には近代建築が多いです。
これは日本生命保険本店本館。

 

昭和37年(1962年)竣工。
設計は長谷部竹腰設計事務所。

日本生命保険本店本館の向かい側に「淀屋橋odona」があります。
5月30日にオープンしたばかりの三井不動産の商業施設です。
http://www.odona.jp/

 

この場所にはもともと愛日小学校があったそうです。
地下鉄との連絡口にそうした土地の歴史を紹介するパネルがありました。



淀屋橋はオフィス街なのでなんとなく丸の内の雰囲気に似ている感じがします。
中にはこんな人型がありました。

 

昼食がまだでしたので地下の食堂街のインデアンカレーに行きました。



やはり夏はカレーにかぎりますね。
辛さがビリビリきました。

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Sunday Songbook Playlist

2008年08月17日 | Sunday Song Book

<08月17日プレイリスト>
[納涼リクエスト大会]
BLOW/山下達郎 "RARITIES" '02('92)
HOT FUN IN THE SUMMERTIME/SLY & THE FAMILY STONE '69
ARMED & EXTREMELY DANGEROUS/FIRST CHOICE '73
HEY BOY!/8TH DAY '67
SEVEN DAFFODILS/THE BROTHERS FOUR '64
YOU CAN LOVE AGAIN/VEDA '78
CARLA MY LOVE/THE SOFTONES "CARLA MY LOVE" '98
HALFWAY/BRUCE & TERRY '63('98)
I DO/山下達郎 "RARITIES" '02('93)
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
盆も正月もなしでまりやさんのニュー・シングルのレコーディング。いよいよミックスダウン、締め切り間近。

・BLOW
暑いので少しでも涼しくなっていただけたら、とタツローさん。

・HOT FUN IN THE SUMMERTIME
今年の夏は暑いので、珍しくまとまってリクエストが来たそうだ。
スライ&ザ・ファミリー・ストーンの1969年の大ヒット・ナンバー。時代の空気をがっちりとつかんで大ヒット曲となった。

・ARMED & EXTREMELY DANGEROUS
ファースト・チョイスはフィラデルフィア出身の黒人女性3人組のヴォーカル・グループ。「ARMED & EXTREMELY DANGEROUS」は1973年、全米28位、ソウル・チャートでは11位。MFSBのバックが華麗なフィリー・ダンサー。邦題は「暁の非常線」。

・HEY BOY!
エイス・デイは白人のグループ。リーダーはロン・ダンテ。シンガーでありプロデューサー。いわゆる覆面シンガーとしていろいろな作品に登場した。一番有名なのはアーチーズの「SUGAR SUGAR」。そうしたバブルガム系のでっち上げバンドのリード・ヴォーカルで一世を風靡した人。その後、プロデューサーとしてバリー・マニロウとかベット・ミドラーとかいろいろな人をやっている。1967年の「HEY BOY!」のジャケットは7人組の男女の混成グループが写ってるがその存在は怪しい。

・SEVEN DAFFODILS
ブラザーズ・フォアはキングストントリオと並んでフォーク・ブームの立役者。「SEVEN DAFFODILS」の邦題は「七つの水仙」。1964年の作品だがアメリカではヒットしてない。日本では大ヒット。もともとはピート・シーガーが在籍していたグループ、ウィーバーズのレパートリーだった。

・まりやさんのニュー・シングル
今週中にフィニッシュを迎える予定。来週、再来週にはNHKラジオ第一「ラジオ深夜便」の曲「最後のタンゴ」がオンエアできる予定。マスタリングが終わり次第オンエアするとのこと。

・iPod
タツローさんはiPodを持っているが、音質があまりいいと思ってないので音楽は聴かないそうだ。もっぱら落語を楽しんでるとか。手持ちの落語のCDを全てiPodに入れて寝しなに聞いてるという。「落語を聞くにはiPodは実にいいメディアだと思います」とタツローさん。

・YOU CAN LOVE AGAIN
ヴエーダは黒人のヴォーカル・グループ。いわゆるスウィート・ソウル。それ以上のことはわからない。1978年にシングルを1枚出した。もう1枚シングルがあるといわれている。「YOU CAN LOVE AGAIN」のシングルは現在ではプレミアが付いて3万円するといわれている。タツローさんは持ってるそうだが、3万円もするレコードは絶対買わないので、割と安く、ウン千円くらいで手に入れたとか。アナログは書画・骨董みたいになってきているらしい。

・CARLA MY LOVE
ソフトーンズがインディーズから出したアルバムで「CARLA MY LOVE」をリメイクしている。
営業での即売アイテムではないだろうかとタツローさん。

・HALFWAY
もともとは1963年にエディ・ホッジスがレコーディングしたナンバー。作家のブルース・ジョンストンとテリー・メルチャーのヴァージョンが1998年のブルース&テリーのCD再発の際に未発表曲として収録された。1963年のレコーディング。オケは多分同じ。

・I DO
シングル「MAGIC TOUCH」のカップリング曲。その後アルバム『RARITIES』に収録された。
ブライアン・ウィルソンがキャステルズに提供したナンバーをタツローさんがカヴァーした。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
08月24日は、引き続き「納涼リクエスト大会」
08月31日・09月07日は、恒例「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
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「冒険王・横尾忠則」展

2008年08月15日 | アート
2008年8月14日(木) 晴れ。
兵庫県立美術館で開催されている「冒険王・横尾忠則」展を見に行った(24日まで)。
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0806/index.html



横尾忠則というと細野晴臣とのコラボレーション『コチンの月』や
サンタナの『ロータスの伝説』の22面体ジャケットを思い出す。

この「冒険王・横尾忠則」展の紹介で「ラピッング電車」が
JR加古川線で運行されているという記事をエルマガジンで読んだ。





「冒険王・横尾忠則」とは一体どういう展覧会なのだろう。興味があったので見に行った。



会場は7つの章立てになっていて第一章「予感/選択」は近年の作品<Y字路>シリーズだった。
<Y字路>シリーズは三方向の道が交差する中央に視点を置いた作品群で、猫や鳥、人間が横断している。
ひじょうにユニークなのだが圧倒的な存在感があって感銘を受けた。

何しろひとつの作品の中に多くの情報が含まれていて、
そのひとつひとつに何かしらの意味があるようなので、作品の全体を見るだけで感じるものがあったのだ。

帰り際、ガチャポンで魔除猫を購入(300円)。



後ろに屋外彫刻が写ってます。 山口牧生の「日の鞍」。

併設されてるカフェ「ff(フォルテシモ)」。



チリドッグのランチプレートを食べました。



■兵庫県立美術館の点描

・シンボルの円形テラス



・大ひさし下の大階段



設計は安藤忠雄さんです。
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アートを楽しむ京都地図本

2008年08月13日 | 
コーヒーブレイク。
写真は京都国立博物館にあるからふね屋珈琲店のケーキセット。



からふね屋珈琲店に入ったのははじめてでした。
ここは水出しコーヒーなんですね。
http://www.karafuneya.jp/tempo/index04.html

このところ美術館によく行ってます。
関西には『エルマガジン』というカルチャー情報誌があって、
美術館、映画、ブックストア、カフェというカテゴリーの記事が充実しています。
このブログの記事を書くときも『エルマガジン』のバックナンバーをよく参考にしてます。

『エルマガジン』が取材した街の情報は別冊の「地図本」に反映されており、
これまでに大阪、京都、神戸、東京、横浜、名古屋、滋賀、奈良、紀伊半島の
「地図本」が発売されてます。
http://www.lmaga.jp/magazine/mook/issue/current_issue/lmagamook.html

今回僕が手に入れたのは『アートを楽しむ京都地図本』。



京都国立博物館に西の庭や東の庭、そして茶室があるということは
この『アートを楽しむ京都地図本』によって知った情報でした。
京阪神エルマガジン社の「地図本」はこのようにバリエーションも増えてきて、
これまで以上に使えるようになっております。

それから日曜日のことですが、京阪四条駅で「月刊 島民」の創刊号を手に入れました。
駅出口エスカレーターのところにフリーペーパーとして置いてあったんです。
http://www.140b.jp/blog/
http://www.140b.jp/blog/2008/07/post_247.html



表紙は昔の『Meets』みたいで心惹かれるものがありました。
『Meets』は京阪神エルマガジン社発行の情報誌です。
こちらはカルチャーというよりは「人とのつながり」にこだわったイシューとなっています。

見た目『Meets』に似てるなぁと思いました。
急いでいたので一旦は通り過ぎたものの、やはり気になったので取りに戻りました。

「月刊 島民」は 「中之島」から発信するローカルな情報雑誌で毎月一日発行。
京阪電鉄主要駅、中之島~梅田界隈の主要書店で絶賛配布中とのこと。もちろん無料です。
編集長は『Meets』の元編集長だった江弘毅氏。
どうりで似ているわけです。
フェス解体の記事では山下達郎さんの「愚行」発言が掲載されてます。
記事の内容はこのブログの堂島などの記事とリンクしているようで
うれしかったので取り上げてみました。
コメント (2)
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京都国立博物館

2008年08月12日 | 京都
日本の伝統的な文化財を保護するため京都国立博物館は明治30年(1897年)に設立された。
重要文化財に指定されている旧帝国京都博物館本館(特別展示館)は
赤坂離宮(迎賓館)などを設計した宮廷建築家の片山東熊が手がけた。

正門。





平常展示館の建て替え工事が行われる今年12月8日からしばらくのあいだ正門は閉鎖されるとのこと。
http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html



重要文化財に指定されています。



正門から入ると噴水があります。



鯉がいます。『華麗なる一族』の「将軍」のエピソードを思い出しました(笑)。



この噴水のところにある彫刻はロダンの「考える人」。



西の庭には石造展示物が多数あります。

・石造大日如来像。
平安時代後期(12世紀)の作だと推測されています。
もともとは革堂として知られる行願寺にあったものといわれているそうです。



・三条大橋石柱
刻銘「天正十七年津国御影七月吉日」
天正十七(1589年)、豊臣秀吉が鴨川にかけた大橋の橋脚だそうです。
「津国御影(つのくにみかげ)」の四文字から
摂津の御影(現在の神戸市)から運ばれてきたものとわかります。



南門です。
向こう側に見えているのは三十三間堂。



南門に併設されてるのがからふね屋珈琲店。
南門とカフェは谷口吉生の設計だそうです。



カフェの向こうに見えているのがハイアットリージェンシー京都。
アバンギャルドなバー「Touzan Bar」があるそうです。

南門の向こうに東の庭があります。
ひっそりとしてますが噴墓表飾石造遺物が多数あります。



まるで涙を流しているようです。



その奥には茶室「堪庵(たんあん)」があります。
昭和33年に上田堪一郎氏の寄付によって建築されたそうです。
江戸時代初期京都における公家文化の伝統を受け継いだ数寄屋造りの建物。



=おまけ=
佐野元春責任編集の雑誌「THIS」VOL.4 1987 WINTERに
京都国立博物館で撮影された佐野元春の写真があります。
同じカットで撮影してきました。
(雑誌の見開きの部分は写真では歪んで見えてます)















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