Sunday Song Book #1146

2014年09月28日 | Sunday Song Book

2014年09月28日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. 静かな伝説(レジェンド) / 竹内まりや "トラッド" 9月10日発売ニュー・アルバム
2. YOUR SMILING FACE / JAMES TAYLOR '77
3. GIVE ME THE QUE / GENE CHANDLER "GET DOWN" '78
4. OUTCAST / EDDIE & ERNIE '65
5. I CAN'T STAND TO SEE YOU CRY / SMOKEY RONINSON & THE MIRACLES '72
6. TRY TO REMEMBER "THE FANTASTICKAS" '60
7. HAPPY HAPPY GREETING / 山下達郎 "レアリティーズ" '02
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■内容の一部を抜粋
・近況
来週の放送で番組は23年目に突入する。1992年10月3日が初オンエア。「サタデー・ソングブック」としてスタートしたとき達郎さんはまだ39歳だった。最近、ラジオの音楽番組は年度替わりでスポンサーが付かず終了している。この番組は新年度からも変わらず続行するそうだ。
番組は前倒しで収録している。マニアック・ツアーは中野サンプラザが終わって残すところ4本。今週は10月2日木曜日が島根県松江市、4日土曜日が岡山県倉敷市。それが終わると来週のフェスティバルホールで千秋楽。

・Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~
全国ツアー「Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~」。全国14都市全29公演。詳しいスケジュールは達郎さんのオフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・リクエスト特集
夏からリクエストカードが溜まっているそうだ。納涼リクエスト大会の間に夫婦放談を挟んでるので、リクエストをやっつけちゃおうということで先週、今週の二週間使ってリクエスト特集。

・静かな伝説(レジェンド)
まりやさんの新曲「静かな伝説(レジェンド)」。まりやさんのニュー・アルバム『TRAD』が9月10日に発売された。26日からはレコチョク等の配信もスタートしている。

・YOUR SMILING FACE
ジェームス・テイラーの「YOUR SMILING FACE」。1977年、全米20位。アルバム『JT』の筆頭に入ってる。

・GIVE ME THE QUE
ジーン・チャンドラーはシカゴを代表するシンガー。彼の1978年のアルバム『GET DOWN』から「GIVE ME THE QUE」。「アレンジはトムトム84、トーマス・ワシントン。素晴らしいアレンジ。シカゴのエコーの風が吹いております。スネアが半分のところがいかにもシカゴっぽいです。素晴らしい」と達郎さん。

・ポップコーンの味
リスナーからの質問で「達郎さんの好きなポップコーンの味は?」という質問。
「ポップコーンはやっぱり塩味とバター味。バターで炒めるからバター味、それで塩かけて。それ以外にキャラメル味、嫌ですよ。映画館でよくあるやつね。カレー味なんて人間の食うものじゃない。そういうこと言っちゃあいけません、ハイ。人それぞれ好きずきですから」と達郎さん。

・OUTCAST
アニマルズが歌う「INSIDE LOOKING OIT」のB面「OUTCAST」のオリジナルは長い間わからなかったが、偶然に手に入れたシングルでこれだと判明した。エディ&アーニーはエディ・キャンベルとアーニー・ジョンソンというアリゾナをベースに活動していたソウル・デュオ。この人たちの1965年のシングル「OUTCAST」。エディ&アーニーというデュオはヒット曲は一曲もないがひじょうに作品が優れていて、イギリスで特に人気が高い。こうした埋もれたマイナーのシングルをリヴァプールとかマンチェスターの港町の船員がアメリカから持って帰ってきて、それをアニマルズみたいなクラブ・バンドがそれを聴いてカヴァーしてやったという、ビートルズの「MR. MOONLIGHT」を代表する知られざる名曲が今に残ってるのは彼らのカヴァーのおかげという、これもそういう一曲。「元を聴きますとアニマルズの解釈がいかにすごいかわかりますが」と達郎さん。

・I CAN'T STAND TO SEE YOU CRY
スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの1972年の「I CAN'T STAND TO SEE YOU CRY」は全米ソウル・チャート21位、全米チャート41位。スモーキー・ロビンソンがミラクルズで出したシングルの最後の作品として知られている。

・名古屋ボトムライン
「いよいよ私のマニアック・ツアーも残すところあと4本というところまできました。ライヴでも申しておりますが、もともとライヴハウスでやりたかったんですが、ライヴハウスではやっぱり人数があまりに少なすぎるので、ホールで前もって、そうしたシングル・シートやらないとか、そういう告知してライヴやろうというマニアック・ツアーという意図だったんですが。お陰さまで順調にどこ行きましても、お客様のお陰で順調に日程が消化できまして、後、いよいよ残り4本というところにきましたが。最後は大阪フェスティバルホールが終わった後にですね、一回だけライヴハウスやってみようということになりました。急にですが(笑)、ライヴハウスやろうということになって、全国探しましたら、ちょうど折よく名古屋が空いておりました。10月10日の金曜日にですね、名古屋のボトムラインでライヴをやります。これはいわゆる追加公演とかそういうんじゃありません。ライヴハウスでやりたくて(笑)、やるということです。本当は当日発表とかそういうアレでもいいんですけれど、それではなんかあまりにアレなので、一応全国放送であるサンソンで告知しようじゃないかということになりました。そういうんで恨みっこなしということでございます。大阪フェスティバルホールの千秋楽の二日後にやります。10月10日金曜日、名古屋ボトムライン。チケットの販売方法なんですが番組の終了後にイープラスのホームページにアップされますので、イープラスで山下達郎を検索してください。よろしくお願いします。詳しいことはそこで。キャパが300ですので大変だと思いますが、あまり遠くの方、無理しないでください。よろしくお願いします。ライヴハウスでやりたかっただけで、最後はライヴハウスで終わってみようか、そういうことであります」と達郎さん。
http://eplus.jp/sys/web/irg/tatsuro-nagoya/index.html

・竹内まりやのニュー・アルバム『TRAD』初回プレスの封入特典
まりやさんのニュー・アルバム『TRAD』初回プレスの封入特典として応募抽選のスペシャル・プレゼントをするためのハガキが入っている。Aコースは「souvenir 2014 LIVE」に招待するスペシャル・チケットで6都市それぞれ35組70名なので420名にプレゼント。封入ハガキには広島、大阪、東京の二日公演の日程が一日分しか記載されてないが、どちらか一日都合のよい日程を選んで応募できる。Bコースはオリジナル『TRAD』マグカップを350名様にプレゼント。締め切りが迫っていて明後日30日の消印有効。

・souvenir 2014 LIVE
まりやさんの33年ぶりとなる全国ツアーが決定した。全国6都市9公演のアリーナ・ツアーでチケット販売に関する情報は竹内まりやスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/mariya/

11月23日(土)、24日(日) 広島県 広島グリーンアリーナ
11月29日(土) 宮城県 ゼビオアリーナ仙台
12月4日(木) 北海道 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
12月9日(火) 福岡県 マリンメッセ福岡
12月13日(土)、14日(日) 大阪府 大阪城ホール
12月20日(土)、21日(日) 東京都 日本武道館

・ニュー・アルバム『TRAD』アナログ盤とアルバム『VARIETY』30th Anniversary Edition
まりやさんのニュー・アルバム『TRAD』のアナログ盤が11月19日に発売されることになった。二枚組仕様の重量盤。まりやさんの1984年のアルバム『VARIETY』30th Anniversary Editionも11月19日に発売。ボーナス・トラック収録。こちらはCDとアナログ盤が同日に発売で、アナログ盤は二枚組仕様の重量盤でボーナス・トラックの収録はない。

竹内まりや情報についてはスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/mariya/

・『ON THE STREET CORNER』
リスナーから『ON THE STREET CORNER』をクルマのCDプレーヤーにセットすると観月ありさ『イノセンス』と表示されることへの問い合わせ
iTunesでもふたつ表示されるそうだ。入力した人のミスだと思われるが未だに直されていないとか。

・TRY TO REMEMBER
「TRY TO REMEMBER」のオリジナルにリクエスト。ブラザース IVやアンディ・ウィリアムスとかいろんな人がやっているが、1960年の『ザ・ファンタスティックス』というオフ・ブロードウェイのミュージカル、その後、再演されて現行演じられてるミュージカルでは最長年の40数年間に渡って上演されているミュージカル。その『ザ・ファンタスティックス』というミュージカルで序盤に出てくるのが「TRY TO REMEMBER」。いろんな人にカヴァーされてスタンダードになった。今日は1960年のオフ・ブロードウェイ『ザ・ファンタスティックス』のオリジナル・キャストから。

・HAPPY HAPPY GREETING
リスナーから定年退職を迎えるお父様に送りたいというリクエストで達郎さんの「HAPPY HAPPY GREETING」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

10月05日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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佐橋佳幸(祝)芸能生活30周年記念公演~東京城南音楽祭 T.J.O.~三茶編

2014年09月22日 | Live

9月7日に佐橋さんの30周年記念公演を観るため東京へ行ってきました。
最近はずっとそうですが今回も日帰り弾丸ツアーでした。
午後5時開演でしたから新幹線のぞみの大阪最終に乗るため、
3時間半をリミットに考えてましたが、
本編が終わったときがちょうどその時間になりました。
だからアンコールは泣く泣く諦め退席して、
東京駅で最終列車に乗り込みました。
今回は東京での開催しかなかったので仕方ないですね。



僕が行ったのは昭和女子大学の人見記念講堂です。

佐橋さんのライヴを最初に観たのは1995年の坂本龍一「D&L Tour '95」なんですが、
会場に教授から花が届いてました。
メッセージはお茶目なものでしたが闘病生活のことを考えて胸が熱くなりました。



「めでたい! めでたい! 行きたかったよ~」と書いてありました。

1994年の山下達郎「Sings Sugar Babe」には行ってないので、
1996年の佐野元春「International Hobo King Tour」から佐橋さんを観る機会が増えて、
考えてみますとホーボーキングバンドは2008年まで毎年ライヴをやってましたし、
それからは山下達郎のバンドに専念してますが、2009年以降ツアーを続けてますから、
ほぼ毎年どこかで佐橋さんを観てることになりますね。
今年も3月に演劇「もっと泣いてよ、フラッパー」を観てます。
僕の中ではステージを見た回数が最も多いミュージシャンということになりそうです。
そんなわけで個人サイトにライヴ・レポをアップしました。
よろしくお願いします。
コメント (4)
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Sunday Song Book #1145

2014年09月21日 | Sunday Song Book

2014年09月21日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. 縁の糸 / 竹内まりや "トラッド" 9月10日発売ニュー・アルバム
2. TIME WON'T LET ME / THE OUTSIDERS '66
3. STOP THIS MERRY-GO-ROUND / BILL BRANDON '72
4. GOOD TIMES / SAM COOKE '64
5. TELL ME WHAT'CHA GONNA DO / GENERAL CROOK '74
6. 男らしいってわかるかい / ザ・ディラン II "昨日の思い出に別れを告げるんだもの" '72
7. LOOK FOR A STAR / GARRY MILES '60
8. 潮騒 / 山下達郎 "ゴー・アヘッド" "オーパス" '78
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は久し振りに直近の収録。声が嗄れてるのはライヴ明けで夜までどんちゃん騒ぎしたためだとか。ツアーは宮城、金沢、名古屋を終えて明日から神戸。残すところ8本で明日明後日は神戸、26日(金)、27日(土)は中野サンプラザホール、松江、倉敷、大阪フェスティバルホールという日程。「順調にやってますが、たまにはちょっと羽目を外そうと言ったら、外しすぎてしまいまして、それで声がちょっとおかしいですけども、今日はすいません」と達郎さん。

・Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~
全国ツアー「Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~」がスタート。全国14都市全29公演。詳しいスケジュールは達郎さんのオフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・リクエスト特集
夏からリクエストカードが溜まっているそうだ。納涼リクエスト大会の間に夫婦放談を挟んでるので、リクエストをやっつけちゃおうということで今週、来週の二週間使ってリクエスト特集。

・縁の糸
9月10日に発売されたまりやさんの7年ぶりのニュー・アルバム『TRAD』は9月22日付のオリジナル・コンフィデンス「アルバム・ウィークリー・チャート」で初登場1位を獲得した。オリジナル・アルバムで'80年代、'90年代、2000年代、そして2010年代、男女、ソロ、グループを通じて史上初の4年代連続、フォー・ディケード連続1位の記録で、女性のアーティストとしては最年長の1位の記録。アルバムの総売上が一千万枚を突破する記念すべき一枚となったそうだ。

・TIME WON'T LET ME
クリーブランド・オハイオ出身の5人組のロックンロール・グループ、ジ・アウトサイダーズの1966年のデビュー・ヒットで全米チャート6位の「TIME WON'T LET ME」。

・STOP THIS MERRY-GO-ROUND
ビル・ブランドンはアラバマ出身のディープ・ソウルのシンガー。1972年、全米ソウル・チャート33位の「STOP THIS MERRY-GO-ROUND」。

・GOOD TIMES
サム・クックの「GOOD TIMES」は亡くなる直前の曲で1964年R&Bチャート11位。ローリング・ストーンズはサム・クックが亡くなったときに追悼の意味を込めてアルバムにこの曲のカヴァー・ソングを収録したという。

・TELL ME WHAT'CHA GONNA DO
ジェネラル・クルックはミシシッピー出身のソウル・シンガー。シンガーとしてよりもプロデューサーとしてのほうが有名かもしれない。「ウィリー・クレイトンの一連の作品は我々もよく聴きましたが」と達郎さん。1974年のシングル「TELL ME WHAT'CHA GONNA DO」は全米ソウル・チャート57位。

・souvenir 2014 LIVE
まりやさんの33年ぶりとなる全国ツアーが決定した。全国6都市9公演のアリーナ・ツアーでチケットの一般販売は今週9月26日(金)から受付開始。ツアーに関する情報は竹内まりやスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/mariya/

11月23日(土)、24日(日) 広島県 広島グリーンアリーナ
11月29日(土) 宮城県 ゼビオアリーナ仙台
12月4日(木) 北海道 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
12月9日(火) 福岡県 マリンメッセ福岡
12月13日(土)、14日(日) 大阪府 大阪城ホール
12月20日(土)、21日(日) 東京都 日本武道館

竹内まりや情報についてはスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/mariya/

・MIRACLE デビクロくんの恋と魔法
11月22日から全国公開がはじまる映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』の音楽監修を達郎さんが担当している。中村航さんの小説「デビクロくんの恋と魔法」をもとに作られた作品で、この小説が「クリスマス・イブ」をモチーフに作られたものなので達郎さんのところにオファーがきたそうだ。監督は犬堂一心さん、主演は相葉雅紀さん、榮倉奈々さん、ハン・ヒュジュさん、生田斗真さん。
http://miracle-movie.com

「映画の中でかかる洋楽の歌、メディアの報道ですと洋楽のクリスマス・ソングを選曲と書いてますが違います。いわゆる洋楽の'60年代のロックンロール・ナンバーを選曲しました。で、私のクリスマス・イブ、それとサンデー・ソングブックではお馴染みですが、まりやと私でやったクリスマス・メドレー、CHRISTMAS SONGからHAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMASといくやつですが、これがエンディング・テーマにかかります。私の選曲と合わせて、そうした私のクリスマス・ソング、まりやのクリスマス・ソングの中からという、そういう映画でございます」と達郎さん。

・ジグソー・パズル
7月23日発売の『BIG WAVE 30th Anniversary Edition』は8月4日付けのオリコン・ウィークリー・チャートで3位という結果。ヒット御礼のジグソー・パズルをワーナーのサイトでプレゼントしているが、番組でも抽選で10名にプレゼント。225ピースの『BIG WAVE』のジャケットのジグソー・パズル。締め切りは10月中頃。

・プレゼント
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp

・男らしいってわかるかい
リクエストは「I SHALL BE RELEASEDでディランのやつではない、しかし出来のいいものをお願いします」にザ・バンドではありふれているから寝技で応えて。変わったところで「I SHALL BE RELEASED」の日本語ヴァージョン。ザ・ディラン II の1972年のアルバム『昨日の思い出に別れを告げるんだもの』に収められている「男らしいってわかるかい」。ボブ・ディランの意訳した詞は大塚まさじさん。ザ・ディラン IIは大塚まさじさんと永井洋さんの大阪の'70年代のデュオ。達郎さんは好きでライヴをよく見に行ったという。『昨日の思い出に別れを告げるんだもの』は名盤で「プカプカ」、「サーカスにはピエロが」を収録している。今は亡き西岡恭蔵さんが深く関わっている。

・LOOK FOR A STAR
イギリスのソングライター、トニー・ハッチの作品「LOOK FOR A STAR」、邦題「星を求めて」のいちばんのお勧めをお願いしますというリクエスト。日本ではビリー・ヴォーン楽団がいちばん有名。いろいろな人がシングルにしていて、みんな1960年のヒット。オリジナルはイギリス人のギャリー・ミルズ。アメリカでは26位。ギャリー・マイルズという人が同じようにレコーディングしていて、こちらは全米16位。ちなみにビリー・ヴォーンは18位。ギャリー・マイルズ、実はナッシュビルのソングライターのバズ・ケイソンのペンネームでオリジナル・ヴァージョンとほとんどかわらない、「美空ひはり」みたいな名前で出したかわったもの。

・潮騒
震災前は福島県の飯館村に住んでいたリスナーからのリクエストで「潮騒」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

09月28日は、引き続き「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1144

2014年09月14日 | Sunday Song Book

2014年09月14日プレイリスト
「棚からひとつかみ DOO WOP 大特集」
1. たそがれダイアリー / 竹内まりや "トラッド" 9月10日発売ニュー・アルバム
2. BLUE MOON / THE MARCELS '61
3. MY GIRL FRIEND / THE CADILLACS '57
4. COULD THIS BE MAGIC / THE DUBS '61('57)
5. PLEASE BE MINE / FRANKIE LYMON & THE TEENAGERS '56
6. I ONLY HAVE EYES FOR YOU / THE FLAMINGOS '59
7. THE GLEAM IN YOUR EYES / THE CHANNELS '56
8. IT MIGHT AS WELL RAIN UNTIL SEPTEMBER / CAROLE KING '62
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は9月4日の郡山公演が終わったところで前倒し収録している。ツアーは順調に消化していて郡山は15本目でちょうど中日だった。「福岡から岩手、郡山と廻ってまいりまして、どこもお陰さまでいいお客様で、いらして下さいましたみなさま、ありがとうございます」と達郎さん。先週は仙台の東京エレクトロンホール宮城、昨日今日は金沢歌劇座。今週は17日(水)、18日(木)が名古屋国際会議場センチュリーホール。「いよいよ中盤から後半に向かってですね、がんばってやりたいと思います。お陰さまで演奏もなかなかこなれてきて、いい演奏を毎日繰り広げております。お出でになるみなさま、お楽しみに」と達郎さん。

・Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~
全国ツアー「Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~」がスタート。全国14都市全29公演。詳しいスケジュールは達郎さんのオフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・竹内まりやのニュー・アルバム『TRAD』
まりやさんのニュー・アルバム『TRAD』が先週9月10日に発売された。7年ぶりのアルバムなのでこの7年間に発売されたシングル、セルフカヴァー、そうしたもので全15曲収録。セルフ・カヴァーは松田聖子さんの「特別な恋人」、松たか子さんの「リユニオン」、みつきちゃんの「夏のモンタージュ」。初回限定盤の特典DVDには「souvenir 2000 LIVE」から「カムフラージュ」、「不思議なピーチパイ」、「駅」、「September」のライブ映像を最新デジタル・リマスターで収録。さらに「静かな伝説(レジェンド)」のミュージック・ビデオと過去のミュージック・ビデオ16曲のダイジェスト映像が収録されている。

・棚からひとつかみ DOO WOP 大特集
9月10日にワーナーがオールディーズもののCDをドッと出した。EMIレーベルが分散してEMIが持っていたカタログが大量にワーナーに入ってきた。前回、番組で紹介したのはUK、ブリティッシュのカタログだったが、ドゥーワップの宝庫、ルーレット・レーベルもワーナーに入ってきた。'50年代、'60年代のドゥーワップを中心に25タイトルを「MASTERS OF POP BEST COLLECTION 1000」と銘打って税込み千円で9月10日にリイシュー。全作品日本初CD化で2014年最新リマスター。今週はこの中からドゥーワップを中心に「棚からひとつかみ DOO WOP 大特集」。

・たそがれダイアリー
まりやさんのニュー・アルバム『TRAD』から。

・BLUE MOON
ドゥーワップのアルバムが日本で発売されるようになったのは'70年代過ぎてから。リアル・タイムでは全く発売されてなかったし、CD化がほとんどされてない悲惨な状況。アメリカでは新しいストリート・ミュージックであるヒップホップに席巻されてドゥーワップは忘れ去られようとしている。
ザ・マーセルズはペンシルヴァニア州ピッツバーグ出身の、はじめは白人黒人混成のグループで、のちに全員黒人になった。マーセルズといえばこの曲「BLUE MOON」。スタンダード曲をドゥーワップのアップテンポに改変して1961年に全米NO.1になった。ベースのフレッド・ジョンソンの声が売り。コルピックス・レーベルからのアルバムで名盤。『BLUE MOON』。

・MY GIRL FRIEND
キャデラックスの1959年のジョシー・レーベルからのセカンド・アルバムで代表作の「GLORIA」が入ってる。この頃のアルバムはシングルの寄せ集めだが、キャデラックスはニューヨークのドゥーワップ・グループの中では一際人気が高いグループでアルバムは3枚ある。そのセカンド・アルバム『THE CRAZY CADILLACS』の1曲目でほとんどアカペラと言っていい「MY GIRL FRIEND」。1957年のシングル。

・COULD THIS BE MAGIC
ルーレット・レーベルはジョージ・ゴールナーという有名なプロデューサーが立ち上げたレーベル。それまで既存のジュビリー、ゴーン、エンド、ジー、ラマといったサブ・レーベルを集約して売った。今のIT企業のようなもの。まわりまわってそれを長い間、EMIが管理していたが、独禁法で全部がユニバーサルへと行かず、パーロフォンや、コルピックス、ルーレット・レーベルがワーナーに転がり込んできた。
ジョシー・レーベルのダブスのアルバム『THE DUBS MEET THE SHELLS』は超レアなアルバム。達郎さんも本物は見たことがなくリプロしか持ってないそうだ。A面がザ・ダブス、B面がザ・シェルズ。リード・ヴォーカルはリチャード・ブランドンという人で達郎さんは「CHAPEL OF DREAMS」、「DON'T ASK ME TO BE LONELY」を『ON THE STREET CORNER』で2曲レコーディングしている。『THE DUBS MEET THE SHELLS』は1962年にシングル・カットを集めてリリースされたが、リアル・ステレオなのでたぶんリレコ。けれどもリアル・ステレオで聴いて「DON'T ASK ME TO BE LONELY」の歌詞が判明したとか。このアルバムの中から1957年の代表作「COULD THIS BE MAGIC」の1961年ヴァージョン。

・PLEASE BE MINE
達郎さんは十代の終わりにドゥーワップに出合い、レコードが全くないのでラジオだけがたより。ジム・ピューターの「ジム・ピューターズ・ショウ」がかかるものが全てという状況が'70年代の頭まで続いた。自分でニューヨークに行くようになり一生懸命シングルを買ったとか。それでも値段が高くて買えないものはリプロというブートのようなもので一生懸命聴いたそうだ。
フランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズのジー・レーベルからのアルバム『THE TEENAGERS FEATURING FRANKIE LYMON』も日本初CD化。名盤中の名盤で「WHY DO FOOLS FALL IN LOVE」をレコーディングしたときフランキー・ライモンは13歳。1956年のデビュー・シングル「WHY DO FOOLS FALL IN LOVE」のB面「PLEASE BE MINE」。フランキー・ライモンは25歳でドラッグの過剰摂取で死亡した。13歳で声が高くてガール・シンガーに与えた影響も大きく、ロニー・スペクターもフランキー・ライモンがアイドルだと昔から公言している。

・I ONLY HAVE EYES FOR YOU
フラミンゴスはニューヨークのエンド・レーベルでいくつもヒットを出している。中でもいちばん有名なのは「I ONLY HAVE EYES FOR YOU」で1959年全米チャート11位、R&Bチャート3位。古いスタンダードを焼直しているがフラミンゴスらしいひじょうにユニークなアプローチ。達郎さんもカヴァーしている。アルバムは『FLAMINGO SERENADE』。

・コンピレーション
達郎さんはツアーが終わったら、ゴーン、エンド、ジー、ジュビリー、そういうもののレアリティーズをコンピレーションにしてアルバムを作ろうかと計画しているそうだ。

・souvenir 2014 LIVE
まりやさんの33年ぶりとなる全国ツアーが決定した。全国6都市9公演のアリーナ・ツアーでチケット販売に関する情報は竹内まりやスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/mariya/

11月23日(土)、24日(日) 広島県 広島グリーンアリーナ
11月29日(土) 宮城県 ゼビオアリーナ仙台
12月4日(木) 北海道 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
12月9日(火) 福岡県 マリンメッセ福岡
12月13日(土)、14日(日) 大阪府 大阪城ホール
12月20日(土)、21日(日) 東京都 日本武道館

まりやさんのニュー・アルバム『TRAD』初回プレスの封入特典として応募抽選のスペシャル・プレゼントをするためのハガキが入っている。Aコースは「souvenir 2014 LIVE」に招待するスペシャル・チケットで6都市それぞれ35組70名なので420名にプレゼント。封入ハガキには広島、大阪、東京の二日公演の日程が一日分しか記載されてないが、どちらか一日都合のよい日程を選んで応募できる。Bコースはオリジナル『TRAD』マグカップを350名様にプレゼント。詳しくは竹内まりやスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/mariya/

・THE GLEAM IN YOUR EYES
ジュビリー・レーペルのコンピレーション・アルバム『RUMBLE』はドゥーワップのコレクターズ・アイテム。ボビー・ロビンソンのプロデュース作で1956年のチャンネルズの代表作「THE GLEAM IN YOUR EYES」。

・都市伝説
リスナーから「あるDJが山下達郎さんは自宅にすごいスタジオを持っていて、とても音圧にこだわる方なので、電柱を一本、山下家専用に買ってるという都市伝説があると話していましたが、真相はいかに?」というお便り。
都市伝説だと達郎さん。オーディオ・マニアは家庭電源がオーディオに悪影響を及ぼすので、別に一本電柱を立てて、それを達郎さんの仲間内では「マイ電柱」と言うが、オーディオ専用に電源を引くことにより完璧な電源の状態が得られるのでやっている人もいる。達郎さんは自宅に仕事の打ち込みをする防音の部屋はあるがスタジオはない。自分の家で歌入れしたりするのが嫌なんだそうだ。ちゃんとしたスタジオに行って集中してやって、プライヴェートはリラックスして切り替える主義なんだとか。小さな電源をきれいにするアイソレーション・ジェネレーターというものは持ってるが、あくまでオーディオを聴くもので、自宅でラジオ用のデジタル・リマスタリングをするときにも役立てているという。

・IT MIGHT AS WELL RAIN UNTIL SEPTEMBER
ディメーション・レーベルのコンピレーション『THE DIMENSION DOLLS』も日本盤で出る。この中からいちばん有名なキャロル・キングの「IT MIGHT AS WELL RAIN UNTIL SEPTEMBER」。ボビー・ヴィーに渡したデモ・テープが出来が良かったので、これをそのまま出したら1962年全米22位のヒットになった。スクリーン・ジェムズは作家を大事にしたのでデモ・テープにもストリングスが入ってる。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

09月21日は、「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1143

2014年09月08日 | Sunday Song Book

2014年09月07日プレイリスト
「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)Part 3」
1. SEPTEMBER / 竹内まりや '79
2. SUMMER VACATION / 竹内まりや & 山下達郎
3. 夏のモンタージュ / 竹内まりや "トラッド" 9月10日発売ニュー・アルバム
4. 輝く女性(ひと)よ! / 竹内まりや "トラッド" 9月10日発売ニュー・アルバム
5. YOUR EYES / 山下達郎 '82
6. 恋のひとこと(SOMETHING STUPID) / 竹内まりや & 大滝詠一 "LONGTIME FAVORITES" '02
7. さよなら夏の日 / 山下達郎 '91
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■内容の一部を抜粋
・近況
9月に入りツアーも折り返し。これから少し忙しくなるそうで今週も番組は前倒しで収録している。今週は8日(月)、9日(火)が仙台の東京エレクトロンホール宮城(旧宮城県民会館)。週末の土日、13日14日は金沢の金沢歌劇座。

・Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~
全国ツアー「Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~」がスタート。全国14都市全29公演。詳しいスケジュールは達郎さんのオフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・納涼夫婦放談
お便りをたくさんいただいたので引き続いて毎年恒例の納涼夫婦放談。延長戦パート3。

・SEPTEMBER
9月に入ったので「SEPTEMBER」にリクエストが殺到している。

・SUMMER VACATION
夏の定番。村田和人さんの1984年のアルバム『MY CREW』に収められている「SUMMER VACATION」のカラオケを使って達郎さんが歌を差し替えたヴァージョン。「全然キャラじゃないんです。なんか妙な切迫感というか哀愁がですね、ぜんぜん曲の雰囲気を盛り立ててない。でもいいんです」と達郎さん。

・ギター・スコア
ギターでまりやさんの「元気を出して」を練習しているリスナーから『TRAD』発売後にギター・スコアを販売する予定はありますか? というお便り。
「元気を出して」の出だしはギター2本でやっているので難しいそうだ。「バンド・スコアを出してもいいかもしれませんね」と達郎さん。スマイル・カンパニーは商売気がないので譜面を売るとかあまりないという。「音楽出版社であるのに」と達郎さん。

・フラダンス
リスナーから「まりやさんはフラダンスを踊ったり習ったりしたことはありますか?」という質問。
いつかやりたいと思ってるとか。難波弘之さんの奥さん、ゆかりさんは習ってるそうだ。

・こども展 名画にみるこどもと画家の絆
7月19日から大阪市立美術館で開催されている展覧会『こども展 名画にみるこどもと画家の絆』のイメージソングに「人生の扉」が起用されている。子どもをモデルにした絵の展覧会で、モネ、ピカソ、名だたる画家の絵が勢揃いしている。また、展覧会会場で聞くことができる音声ガイドのナビゲーターもまりやさんが務めている。

『こども展 名画にみるこどもと画家の絆』
[大阪展]
7月19日(土)~10月13日(月・祝) 会場:大阪市立美術館(天王寺公園内) 
http://www.ntv.co.jp/kodomo/

「今回こども展の音声ガイダンスというものをはじめてやらせていただいたんですけれども、こどもへの愛情を感じる素敵な絵がたくさんありました。是非、お出かけください」とまりやさん。

・夏のモンタージュ
まりやさんのニュー・アルバム『TRAD』が9月10日に発売されるので今週もニュー・アルバム『TRAD』から。この曲は達郎さんがベースを弾いている。男性ファンからのリクエストが多いそうだ。「いわゆるサーフィン・ホットロッドものだからブルース&テリーの音がしてるなとか言ってくれるんですよ」と達郎さん。高畑充希さんに提供した「夏のモンタージュ」のセルフ・カヴァー。今回、高畑充希さんがコーラスで参加していて、久し振りにレコーディング・スタジオで再会したらとっても大人っぽくなっていたという。

・TRAD Channel on Web
8月27日(水)からワーナーの竹内まりやスペシャル・サイトで竹内まりやウェブ番組「TRAD Channel on Web」がスタートしている。期間限定で一週間ごとにいろいろな映像が見られる。今は高畑充希さんとスタジオでコーラスを収録しているところが公開されている。竹内まりや情報についてはスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/mariya/

・コーラス
リスナーからコーラスの割り振りについての質問。
達郎さんがはじめた頃はコーラスは2,3人でやるのが普通だった。今は特にR&B系は一人で自分の声でやるのが主流。今は下手な人でも補正できるし、一人だったら時間も経費も節約できる。「アロハ式恋愛指南」は16ビートなのでまりやさんが一人でやるほうがコンテンポラリー。さきほどの「夏のモンタージュ」はもろ'60年代で、サーフィン・ホットロッドなので男の声でなければ無理。

・輝く女性(ひと)よ!
地方プロモーションでは女性パーソナリティーのリクエストが多かったという。2012年のシングルで「輝く女性(ひと)よ!」。
達郎「女性のパワーがやっぱり増しているということが」
まりや「女性讃歌の曲なので。この達郎のアレンジも本当に達郎らしいアレンジだなと」
達郎「竹内まりやらしい曲だということ」

・アナログ時計とデジタル時計
リスナーからの質問で「達郎さんはアナログ時計とデジタル時計どちらが好きですか?」
まりやさんも達郎さんもアナログ時計のほうが好きだそうだ。達郎さんが38年使ってるミネルバのストップ・ウォッチが壊れたが、ちゃんとミネルバが直してくれたとか。

・竹内まりやのニュー・アルバム『TRAD』
まりやさんのニュー・アルバム『TRAD』が9月10日に発売される。7年ぶりのアルバムなのでこの7年間に発売されたシングル、セルフカヴァー、そうしたもので全15曲収録。初回限定盤の特典DVDには「souvenir 2000 LIVE」から「カムフラージュ」、「不思議なピーチパイ」、「駅」、「September」のライブ映像を最新デジタル・リマスターで収録。さらに「静かな伝説(レジェンド)」のミュージック・ビデオと過去のミュージック・ビデオ16曲のダイジェスト映像が収録されている。そして初回盤、通常盤共通の封入特典として応募抽選のスペシャル・プレゼントをするためのハガキが入っている。Aコースは「souvenir 2014 LIVE」に招待するスペシャル・チケットで6都市それぞれ35組70名なので420名にプレゼント。封入ハガキには広島、大阪、東京の二日公演の日程が一日分しか記載されてないが、どちらか一日都合のよい日程を選んで応募できる。Bコースはオリジナル『TRAD』マグカップを350名様にプレゼント。詳しくは竹内まりやスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/mariya/

・souvenir 2014 LIVE
まりやさんの33年ぶりとなる全国ツアーが決定した。全国6都市9公演のアリーナ・ツアーでチケット販売に関する情報は竹内まりやスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/mariya/

11月23日(土)、24日(日) 広島県 広島グリーンアリーナ
11月29日(土) 宮城県 ゼビオアリーナ仙台
12月4日(木) 北海道 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
12月9日(火) 福岡県 マリンメッセ福岡
12月13日(土)、14日(日) 大阪府 大阪城ホール
12月20日(土)、21日(日) 東京都 日本武道館

・醤油
リスナーから「出雲の醤油はとっても美味しいですが使ってますか」というお便り。
まりやさんは使ってるが、達郎さんはああいう溜まり醬油が好きじゃないとか。江戸っ子は生醤油なんだとか。溜まり醬油で刺身が食べられないようで、先日も福岡で生醤油を出してもらったとか。東京はみんなそうだと達郎さんは言うがスタジオの外でスタッフは首を傾げている(笑)。

・1964年
リスナーから「50年前1964年の達郎くんとまりやちゃんはどのような少年、少女でしたか?」という質問。
達郎さんは小学校6年。東京オリンピックのブルーインパルスを池袋のアパートの2階の手摺から見たという。天文学者になるのが夢だったとか。首都高速のいちばん早く開通した路線が北池袋から羽田までで、お父さんのクルマに乗っけってもらって羽田まで行って帰って来たそうだ。
まりやさんは小学校4年。ビートルズにハマった年だった。兄が買った「ハード・デイズ・ナイト」を聴いて、テレビで東京オリンピックを見てハマったとか。開会式のまぶしさを今でも覚えているという。

・YOUR EYES
まりやさんのリクエストで達郎さんが歌うオリジナルの「YOUR EYES」。

まりや : 大滝さんが亡くなって初めて私はこのサンデー・ソングブックに来てるわけなんですが。大滝さんへのいろいろな思いが私の中にもありまして、それを語りはじめたら尽きないんですけれども。このサンデー・ソングブックの新春放談ということがきっかけで、この新春放談の収録のあとにいつも三人でご飯を食べに行って、そこでいろんなことをお話を聞いて、音楽以外のいろんな話をね、聞かせていただいて、大滝さんとの時間が本当に楽しかったことへの感謝と、それから2003年の『LONGTIME FAVORITES』でこの「恋のひとこと」をデュエットさせていただいたことが、本当に私にとっては宝物になったということに対しての感謝の意味を込めて、今日これをおかけしたいと思います。

達郎 : 大滝さんは女性に優しかったんですよ。フェミニストで(笑)。

まりや : 本当にいつか『NIAGARA TRIANGLE VOL.3』ができるといいなぁと思ってたんですけれど、その夢が実現できぬままに天国に行ってしまわれたんですけれども。でもいつも私は音楽を作る度に、これ大滝さん、どう聴いてくださるかな、とひとつの基準にして書いたりしてます。

達郎 : なるほど。

まりや : 見守ってください。

・恋のひとこと(SOMETHING STUPID)
2003年の『LONGTIME FAVORITES』に収録している。オリジナルはフランク・シナトラとナンシー・シナトラのデュオ。

達郎 : 大滝さんが歌ってる姿を見た。しかも何センチ先で見たという数少ない...

まりや : 一緒にスタジオに入ってレコーディングできたというのも本当に宝物の時間でしたね。

達郎 : あの人歌ってるの見たことのある人何人かしかいないんだからね。

まりや : そうですよね。本当に大滝さん、ありがとうございました。

・さよなら夏の日
夏の終わりなので「さよなら夏の日」。
今年の夏フェスでも歌った。「外で聴くさよなら夏の日は感慨深い。外で聴くと泣ける、特に」とまりやさん。達郎さんは今でもこの曲をどうしてこの内容にしたのか記憶にないという。題材をどうしてこれにしたのかあんまり定かじゃないそうだ。
まりや「たぶん、高校時代のガールフレンドが忘れられなかったのよね(笑)」
達郎「むごん」

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

09月14日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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