Sunday Song Book #1516

2021年10月31日 | Sunday Song Book

2021年10月31日プレイリスト「ベタリク(ベタな曲のリクエスト)」
1. PLASTIC LOVE / 竹内まりや 11月03日発売
2. BORN IN THE U.S.A. / BRUCE SPRINGSTEEN '84
3. (I CAN'T GET NO) SATISFACTION / THE ROLLING STONES '65
4. SHERRY / THE FOUR SEASONS '62
5. BITTERSWEET SAMBA / HERB ALPERT'S TIJUANA BRASS "WHIPPED CREAM & OTHER DELIGHTS" '65
6. MR.LONELY (JET STREAM VERSION) / FRANK POURCEL GRAND ORCHESTRA '64
7. LOVE STORY / ANDY WILLIAMS '71
8. BRIDGE OVER TROUBLED WATER / SIMON & GARFUNKEL '70
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■内容の一部を抜粋
・近況
今日は衆院選挙で巷はワタワタしている。「私もこれ、番組終わってから投票に行きたいと思っております。巷では選挙に行こう、私は投票しない、いろんなご意見ございますけれども。投票の分母が多ければ多いほど、例えば独裁制とかですね、変更が防げるという科学的なデータがありますので、私も48年選挙参加しておりますけれども、ほとんど投票しても当選した人があまりいないという(笑)、そういうアレではございますけれど(笑)。でも、まぁ、一所懸命投票していきたいと思っております」と達郎さん。

・ベタリク(ベタな曲のリクエスト)
選挙でワサワサしているので、日曜の午後少しまったりと過ごしていただこうと思って、先週に引き続いて、サンソンお馴染み、ベタな曲のリクエスト、大ヒット曲、どなたでもご存知の曲を選んで、いつもはカルトでオタクなサンソンだが、全然真逆のベタな曲のリクエスト、略して「ベタリク」、先週に引き続いて今週はパート2。「ディレクターの山岸くんがウケております。曲をチェックしている度にウケているので、リスナーのみなさまにもウケていただけることを願いつつ」と達郎さん。

・PLASTIC LOVE
11月3日に竹内まりやさんの「PLASTIC LOVE」のアナログ12インチ・シングルが発売される。もともとは1984年にクラブ・ミックス、いわゆるエクステンデッド・ヴァージョンを道楽で作り、そのときにそれを12インチ化して発売したもの。当時のジャケットから変更して、最近よくネット等に出ている80年代の「SWEETEST MUSIC」のジャケットを使用している。こちらの方が今は「PLASTIC LOVE」と切っても切れない仲になってしまったので、これを使っている。オリジナルの12インチはクラブ・ミックスのB面がリミックス・ヴァージョンだったが、今回は1984年に発売した『VARIETY』に入ってる「PLASTIC LOVE」のオリジナルのミックスで12インチ化している。アナログの要望が高かったので、待望の12インチ化になる。同時に1984年の『VARIETY』と1987年の『REQUEST』のアナログ盤を再発。30周年記念盤は重量盤二枚組で復刻されたが、今回はオリジナル仕様に戻して一枚組。それぞれ完全生産限定のためをご希望の方はお早めにとのこと。今日の一曲目はその12インチから直接デジタル・プロセッシングしてオンエア。

・BORN IN THE U.S.A.
ブルース・スプリングスティーンの「BORN IN THE U.S.A.」は1984年にシングル・カットされて意外なことに全米9位。しかしアルバム『BORN IN THE U.S.A.』は1位を7週間続けて総売り上げ2,000万枚という80年代でもっとも売れた一枚になった。ヴェトナム戦争から10年経った暗鬱な内容の歌。スプリングスティーンの絶唱というか絶叫。意外なことに音はあまりよくなくてCDからアナログ盤まで戻ったそうだ。それでも少し薄い感じがしたので一所懸命リマスターしたとか。選曲よりリマスターの方が時間がかかったという。

・(I CAN'T GET NO) SATISFACTION
先週、ビートルズがかかったので驚きの葉書が届いているという。ビートルズが来たならローリング・ストーンズと相場は決まっている。「(I CAN'T GET NO) SATISFACTION」。現在アメリカ・ツアーに出ているストーンズだが代表曲のひとつ「BROWN SUGAR」を一度も演奏していないというお便り。人権団体から歌詞に抗議があったようだ。「シャレがないというか、ねぇ。今日用意してきたのはサティスファクションなのでブラウン・シュガー、機会があればまたかけましょう。やっぱベタと言ったらサティスファクションでしょう」と達郎さん。1965年、全米1位を4週続けたミリオンセラー。ローリング・ストーンズ初期の代表曲。
曲をかけ終えて。「超有名。だけどサンソン29年間でサティスファクション一回もかけたことがない」と達郎さん。

・SHERRY
この曲もサンソン29年の歴史で一度もかかったことがない。フォー・シーズンズ、1962年のデビュー・ヒットにしてNO.1を5週続けたミリオンセラー。お馴染み「SHERRY」。

久しぶりの「ベタリク」。番組をはじめた頃は達郎さんの世代のベタな曲にリクエストがきていたが、さすがに30年近くも経つとリスナーの年齢の幅が広がっているので、ベタとかベタじゃないという基準が広がりすぎてまとまらないそうだ。ただ達郎さんの世代にとっては60年代、70年代が中心になるので、どうしてもそちらに偏ってしまうのは仕方のないところ。90年代のオールディーズ・ソングが聴きたければ、その世代の番組で楽しんでいただければと思ってるとか。
そうするとコマーシャルのタイアップとか番組のテーマ曲が世代を超えて認知される曲になってゆく。メディア・ミックスの力というか、純粋にヒット・パレードのヒット曲が歴史の試練に耐えないといういろいろなきらいがある。

・BITTERSWEET SAMBA
いちばん今、世代を超えて、「あぁこの曲か」と言われるのはオールナイトニッポンのテーマのハーブ・アルパート&ティファナ・ブラスの「BITTERSWEET SAMBA」。1965年のアルバム『WHIPPED CREAM & OTHER DELIGHTS』に入ってる。1967年からはじまったオールナイトニッポンのテーマ・ソングに使われて、以来ずっと使われてるので、達郎さんの世代から今の二十代、十代でも認知する曲になっている。シングル・カットはされてないけど、初期のティファナ・ブラスのアルバムは全てゴールド・ディスク。このアルバム『WHIPPED CREAM & OTHER DELIGHTS』も1965年に発売されて、アルバム・チャートNO.1を8週間続けたベストセラー。
曲をかけ終えて。レコードなのでスタジオ・ミュージシャン。ハル・ブレインの音がしている、きれいな12弦ギターはグレン・キャンベルかもしれない、と達郎さん。

・MR.LONELY (JET STREAM VERSION)
「BITTERSWEET SAMBA」はAM放送なので次はFM放送の番組。やはり1967年にFM TOKYOではじまったジェット・ストリーム。今でも続いてる。この番組のテーマ・ソングとして知られているのはフランク・プールセルのオーケストラで「ミスター・ロンリー」。達郎さんもレシーバーで聴こえてくるジェット・ストリームを高校生の頃聴いていたという。こうしたイージー・リスニング・ミュージックがしばしば再録される。ステレオを音質的によくしたり、イージー・リスニングはオーディオ的に高音質が求められるから。フランク・プールセルのものは1964年に出たときはモノラルだったが、その後再録されてステレオ・ヴァージョンになった。そういうのが混在しているので、どれがファースト・ヴァージョンか特定するのが難しい。諸説あるのだがジェット・ストリームで使われている「ミスター・ロンリー」はモノラル・ヴァージョンを若干ピッチを上げて、それにリバーヴを加えてステレオのように聴かしている、そういうヴァージョンが使われていた。達郎さんはジェット・ストリーム・ヴァージョンと呼んでいるとか。2017年にジェット・ストリームが50周年を迎えたときに、サンデー・ソングブックで「JET STREAMで棚からひとつかみ」というプログラムを組んだ。そのときはジェット・ストリームで流れてるヴァージョンに似せてモノラル・ヴァージョンから作ってオンエアした。今日もそれを持ってきたとか。フランク・プールセルで「MR.LONELY (JET STREAM VERSION)」。

・土岐英史さんの追悼特集
来週はうってかわって先日お亡くなりになったサックスの土岐英史さんの特集。達郎さんと長い付き合いなので追悼番組の機会をずっと待っていたそうで、来週は土岐英史さんの追悼特集。ジャズ・プレイヤーなのでジャズの特集。

・番組プレゼント
今週は番組からリスナーにプレゼントがあり、楽天ポイント・ギフトカード5000円分を抽選で15名。本日10月31日が締め切り。

・FM FESTIVAL 2021「竹内まりや RADIO Turntable presented by 楽天カード」
11月3日(水)文化の日。毎年、この時期はFMフェスティバルをやっていて、昨年は竹内まりやさんがスペシャル番組を担当した。今年も昨年に引き続いて3時間のスペシャル番組を担当する。11月3日、午後4時からFM FESTIVAL 2021「竹内まりや RADIO Turntable presented by 楽天カード」をオンエア。今年はまりやさんが「レコードの日」のアンバサダーなので、まりやさんのお勧めのアナログ盤を紹介する。達郎さんもゲストで午後6時から参加。詳細は特設サイトにて。
https://www.tfm.co.jp/fmfes2021/

・竹内まりやアナログ盤3枚発売
11月3日は竹内まりやさんの「PLASTIC LOVE」のアナログ12インチ・シングル、それから1984年の『VARIETY』と1987年の『REQUEST』のアナログ盤を再発。30周年記念盤は重量盤二枚組で復刻されたが、今回はオリジナル仕様に戻して一枚組。詳しくは竹内まりやさんのオフィシャル・サイトにて。
https://www.mariyat.co.jp

「ベタリク」の企画も番組が長寿になるにつれてなかなか難しいことになってきて、そろそろ終わりかなという感じもしてるそうだ。

・LOVE STORY
映画音楽のテーマも映画が時代を超えて観られるので、そうしたものも割とスタンダード化していく傾向にある。アンディ・ウィリアムスの「LOVE STORY」は映画『ある愛の詩』のテーマ・ソングで、1971年全米9位。この曲が入ったアルバムはプラチナ・ディスク。『ある愛の詩』はライアン・オニールの悲恋のストーリー。「LOVE STORY」はフランシス・レイの美しいメロディ。

・BRIDGE OVER TROUBLED WATER
この曲もサンソン29年の歴史で一度もかかったことがない。サイモン&ガーファンクルの「BRIDGE OVER TROUBLED WATER」は1970年の全米NO.1を5週続けたミリオンセラー。ラリー・ネクテルのピアノ、ハル・ブレインのドラム、ベタ中のベタ。邦題は「明日に架ける橋」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2021年11月07日は、「土岐英史 追悼」
http://www.tatsuro.co.jp
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佐野元春 & The Coyote Band 「銀の月」

2021年10月30日 | 佐野元春

個人サイトに佐野元春 & The Coyote Band の「銀の月」のレビューをアップしました。
よろしくお願いします。

9月の半ばを境にしてコビッド19の流行第5波が収束しました。
最新の研究ではデルタ株でゲノム(全遺伝情報)の変異を修復する酵素が変化して、
働きが落ちた可能性があるとの研究結果が出ているそうです。

一方でこの感染症による感染者の増減は二ヶ月周期説という研究もあります。
第6波は12月かとも言われてます。
イギリスではまた感染者が増えてきているというニュースもありますね。

そんな中ではありますがユーミンのコンサートを観に行ってきました。
ネタバレなしの感想はインスタ(@youngbloods_1985)に書いております。
公演は席を空けずに行われて、そのためなのかフェイスガードが配られ、
それをオーディエンスは装着して対策を取って参加することになってました。

そのフェイスガードが入っていたビニール袋にはイベンターによる広告、
チラシです、あと冊子が入れられてました。
こちらはツイッター(@atom_kid)で書いたのですが、
ZEPP TOUR 大阪公演のチラシがありました。



先週、WOWOWで「40年目の武道館&大阪城ホール」を観たんですが、
ライダーズ・ジャケットは二着あるんですね。
武道館はシングルで、城ホールはダブルでした。
ということで今回使われている写真は武道館のものと思われます。
違ってたらすいません。
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Sunday Song Book #1515

2021年10月24日 | Sunday Song Book

2021年10月24日プレイリスト「ベタリク(ベタな曲のリクエスト)」
1. RIDE ON TIME / 山下達郎 '80
2. VENUS / THE SHOCKING BLUE '69
3. BUS STOP / THE HOLLIES '66
4. CALIFORNIA DREAMIN' / THE MAMAS & THE PAPAS '66
5. YESTERDAY / THE BEATLES '65
6. YOU'VE LOST THAT LOVIN' FEELIN' / THE RIGHTEOUS BROTHERS '65
7. THE GIRL FROM IPANEMA / STAN GETZ WITH ASTRAD GILBERTO '64
8. MY WAY / FRANK SINATRA '69
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■内容の一部を抜粋
・近況
達郎さんは引き続きレコーディングに入っていて、詞書きをウンウン唸ってやっているという。

・ベタリク(ベタな曲のリクエスト)
今週は恐怖の聴取率週間。今回は大ヒット・ソング、代表曲、誰でも知ってるオールディーズ・ソングのリクエスト「ベタリク(ベタな曲のリクエスト)」。普段はマニアックな、あんまり電波に乗らない曲、でも超絶カルトというわけでもない、達郎さん自身は中級と呼んでるオールディーズ・ソングの番組だが、たまにはベタな曲をかけてみようと思いついた、人気企画。山のようにリクエストが届いて、読みきれないで朝までかかって全部読んだとか。リクエストはバラけていて一週間じゃ間に合わず、今週来週の二週間特集する。

・RIDE ON TIME
達郎さんの曲でいちばんベタなのは「クリスマス・イブ」だが、まだちょっと季節が早いので、次にベタな曲「RIDE ON TIME」。

・VENUS
オランダのロック・バンド、ショッキング・ブルーの「VENUS」は1970年2月の全米NO.1。ミリオンセラー。

・BUS STOP
ホリーズの「BUS STOP」は1966年、全米5位。達郎さんがライヴを見てきた中でベスト・パフォーマンスだったのがホリーズの来日公演、大手町のサンケイホールだったが、それが今でも印象に残っているという。「BUS STOP」はグレアム・グールドマンの作曲。

・CALIFORNIA DREAMIN'
ママス&パパスの1966年、全米4位の「CALIFORNIA DREAMIN'」。邦題は「夢のカリフォルニア」。CDはほとんど全部ステレオ・ヴァージョンだが、あの当時のステレオ・ヴァージョンは音が左右に振れていて、歌が妙に真ん中で聴きづらい、定位がはっきりしないので、今日は当時出たダンヒル・レーベルのモノラル・ヴァージョンでオンエア。間奏のフルートはバド・シャンク。

・こむら返り
宮城県のリスナーから「就寝中に突然こむら返りになってベッドから飛び起きました。尋常じゃない痛みでのたうち回りました。日頃の運動不足と水分補給が足りなかったのでしょうか。達郎さんはやはりライヴのために日頃からジョギングやウォーキングで身体を鍛えていらっしゃるんでしょうね」というお便り。
「鍛えてもこむら返りは来ますよ。こむら返りは爪先立ちです。反対にやったら死にます。爪先立ちで即。それで大丈夫です。お試しください。ふふ。ぐっ。なんか本当に生活番組みたい(笑)」と達郎さん。

・YESTERDAY
何しろベタリクと言ったらビートルズ。ベタリク以外にビートルズはかけない。「YESTERDAY」は1965年の全米NO.1にしてミリオンセラー。「マッカートニーの永遠の傑作。でもたった2分とちょっとしかない、この密度」と達郎さん。

・YOU'VE LOST THAT LOVIN' FEELIN'
ライチャス・ブラザーズの「YOU'VE LOST THAT LOVIN' FEELIN'」は1965年2月の全米NO.1。でも何故かミリオンセラーではないが、BMIという音楽出版ではいちばん売り上げを上げたシングル。オリジナル・シングルのモノラルじゃないと、この音圧が出ないそうだ。いずれにしてもライチャス・ブラザーズ、フィル・スペクターのプロデュース作品、バリー・マンとシンシア・ワイルの最高傑作の一作「YOU'VE LOST THAT LOVIN' FEELIN'」。邦題は「フラれた気持ち」。「この邦題をつけた人、いいセンスですよね」と達郎さん。

・番組プレゼント
今週は番組からリスナーにプレゼントがあり、楽天ポイント・ギフトカード5000円分を抽選で15名。1500回にちなんで頭二つ取って「15」だとか。「こじつけだよな、これ(笑)」と達郎さん。

・クリスマス・イブ 2021 version
今年も「クリスマス・イブ」の2021年ヴァージョンが12月15日に期間限定で発売される。毎年いろいろな仕様で発売しているが今年は、昨年ウイルス騒ぎでスタジオ収録できなかったときに、既存のカラオケとアカペラのカラオケを使って、「おうちカラオケ」と「おうちアカペラ」というかたちでたくさんオンエアした。もったいないのでそれをカップリングにして収録。「おうちカラオケ」は「Blow」と「Misty Mauve」と「Mighty Smile(魔法の微笑み)」の3曲。「おうちアカペラ」は「おやすみロージー」と「Love Can Go The Distance」の2曲。この5曲を加えた、計8トラックのマキシシングルとして発売。

01. クリスマス・イブ
02. ホワイト・クリスマス
03. Blow(Home Karaoke)
04. Misty Mauve(Home Karaoke)
05. Mighty Smile(魔法の微笑み) (Home Karaoke)
06. おやすみロージー –Angel Babyへのオマージュ−(Home Acappella)
07. Love Can Go The Distance(Home Acappella)
08. クリスマス・イブ(オリジナル・カラオケ)

詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・10万分の1秒の音響映画祭
TOHOシネマズのプレミアム・シアター日比谷で10月26日から「10万分の1秒の音響映画祭」というイベントが開催される。その中で10月30日(土)は「山下達郎シアター・ライヴ PERFORMANCE 1984-2012」、「souvenir the movie~Mariya Takeuchi Theater Live~」が上映されることになった。それぞれ一回ずつの上映。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・竹内まりやドキュメンタリー番組再放送
一昨年の2019年に放送されたドキュメンタリー番組「竹内まりや Music & Life 〜40年をめぐる旅〜」の完全版が本日NHK総合で再放送。
詳しくは竹内まりやさんのオフィシャル・サイトにて。
https://www.mariyat.co.jp

・ハルナライヴHometown in October2021
達郎さんのライヴでコーラスを担当しているソプラノ・トップのハルナさん。来年オリジナル・アルバムをリリースすることになり、それに先立ちワンマン・ライヴを行うことになった。アコースティック・ライヴでバックを務めるのが達郎さんのツアーのメンバーでギターの佐橋佳幸さんとキーボードの柴田俊文さん。「ハルナライヴHometown in October2021」と題して10月28日(木)、目黒ブルースアレイジャパン。それから11月22日(月)、目黒ブルースアレイジャパン。二回行う。チケットは絶賛発売中。配信も行う。詳しくはハルナさんのオフィシャルサイトにて。
http://haruna.cc

・THE GIRL FROM IPANEMA
スタン・ゲッツとアストラッド・ジルベルトの「イパネマの娘」にリクエスト。1964年にシングルとして発売され全米5位。今日はシングル・ヴァージョンをオンエアするが、シングル・エディットだけどリアル・ステレオ・ヴァージョンという割とレアなトラック。アルバムのオリジナル・テイクは5分と長いけれど、冒頭はジョアン・ジルベルトのギターで、それをカットしてアストラッド・ジルベルトの歌を中心にエディットされている。いろいろと曰く付きの「THE GIRL FROM IPANEMA」。

・MY WAY
今日の最後はフランク・シナトラの「MY WAY」。1969年の全米27位のスマッシュ・ヒットだったがじわじわとスタンダード化した。シナトラの人生を味わい尽くした歌声。もともとはフレンチ・ポップスのクロード・フランスワの作品にポール・アンカが英語の歌詞を付けて、それをフランク・シナトラが歌って今日の「MY WAY」、日本のおじさんサラリーマンのカラオケ愛唱歌になった。

■リクエスト・お便りの宛て先:
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〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2021年10月31日は、引き続き「ベタリク(ベタな曲のリクエスト)」
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Sunday Song Book #1514

2021年10月17日 | Sunday Song Book

2021年10月17日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. JUNGLE SWING / 山下達郎 '93
2. PUT YOUR HEAD ON MY SHOULDER / THE LETTERMEN '68
3. I JUST CAN'T GET YOU OUT OF MY MIND / THE FOUR TOPS '74
4. AND WHEN I DIE / LAURA NYRO "GO FIND THE MOON" '21
5. THE WAY OF LOVE / KATHY KIRBY '65
6. WANDER BOY / BRUNO '66
7. I COULD NEVER HATE HER / DARRELL BANKS "HERE TO STAY" '69
8. MONDAY BLUE / 山下達郎 "ゴー・アヘッド!"
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■内容の一部を抜粋
・近況
食欲の秋になってきたが、ちょっと太めになってしまったので、必死に我慢してる今日この頃なんだそうだ。レコーディングしていると特に動かないので、気をつけないとすぐ太めになってまう。代謝が衰えてくるから、なかなか減らない、と達郎さん。レコーディングはリズム録りをしたとか。もうちょっとまだ録ってみようかなという、いつものようなそういうものがはじまってる。

・棚からひとつかみ+リクエスト
今週も「棚からひとつかみ+リクエスト」。

・JUNGLE SWING
季節柄なので1993年のシングル「JUNGLE SWING」。ちょうどリクエストも来ているそうだ。

・PUT YOUR HEAD ON MY SHOULDER
この季節になるとミドル・オブ・ザ・ロードのヴォーカル・グループの曲が聴きたくなる気持ちなんだとか。先日はヴォーグスをかけたので今日はレターメン。1968年、全米44位のスマッシュ・ヒット「PUT YOUR HEAD ON MY SHOULDER」。ポール・アンカの1959年の大ヒット・ソングのカヴァー。

・I JUST CAN'T GET YOU OUT OF MY MIND
フォー・トップスがモータウンからABC/ダンヒルに移籍して、ここでもたくさんヒット曲が出た。1974年の「I JUST CAN'T GET YOU OUT OF MY MIND」はデニス・ランバートとブライアン・ポッターの作品。全米ソウル・チャート18位、全米62位のスマッシュ・ヒット。
曲をかけ終えて。
「一体ランバート&ポッター。いつになったら特集できるの。もうちょっと。えー。アルバム出てから(笑)。グフ。いろんなこと言ってる(笑)」と達郎さん。

・AND WHEN I DIE
ローラ・ニーロの1966年のオーディション・テープというのがアナログだけで発売された。録音状態も悪いが歴史的な価値ということで。『GO FIND THE MOON』から「AND WHEN I DIE」のオーディション・テープのテイク。ローラ・ニーロはこのとき18歳だが、すでに歌い方も完成している。内向的な素晴らしい歌。

・THE WAY OF LOVE
愛知県のリスナーからのお便り。8月8日放送でかかった男性が歌うフランソワーズ・アルディの「Parlez-moi de lui」のそっくりな曲が気になってるという。達郎さんがかけたのはペリー・コモの「IT'S IMPOSSIBLE」。もともとはメキシコの作曲家の作品で、この曲と歌い出しがひじょうによく似た曲が一曲ある。1960年頃に作られた曲で、ダリダが1966年に「TELL ME ABOUT HIM」という違うタイトルで歌った。この「TELL ME ABOUT HIM」を何年か後にフランソワーズ・アルディがカヴァーしたという経緯がある。このタイトルの違う2曲の間には英語版がある。キャシー・カービーというイギリスでとっても有名な歌手の「THE WAY OF LOVE」(1965年)。1971年になってシェールがアメリカでレコーディングしてヒットになった。歌い出しが「IT'S IMPOSSIBLE」(1968年)と似ているが全然別の曲。ヨーロッパでは有名な曲で、今日は達郎さんがいちばん演奏がいいと思うキャシー・カービーのヴァージョンをオンエア。

・ベタリク(ベタな曲のリクエスト)
また来週が恐怖の聴取率週間。でもレコーディングの最中でまとまったことができないから、久しぶりに「ベタリク(ベタな曲のリクエスト)」。

・FM FESTIVAL 2021「竹内まりや RADIO Turntable presented by 楽天カード」
11月3日はレコードの日。レコード協会がレコードは文化財であるとして文化の日を「レコードの日」にした。毎年、この時期はFMフェスティバルをやっていて、昨年は竹内まりやさんがスペシャル番組を担当した。今年も昨年に引き続いて3時間のスペシャル番組を担当する。11月3日、午後4時からFM FESTIVAL 2021「竹内まりや RADIO Turntable presented by 楽天カード」をオンエア。今年はまりやさんが「レコードの日」のアンバサダーなので、まりやさんのお勧めのアナログ盤を紹介する。達郎さんもゲストで途中から乱入。どこから出演するかは是非番組でとのこと。只今メッセージを募集しているそうだ。抽選で素敵なプレゼントを用意しているのでふるってご参加してくださいとのこと。
https://www.tfm.co.jp/fmfes2021/

・タツローくん卓上カレンダー
山下達郎ファンクラブで毎年とり・みきさんのイラストで「タツローくん卓上カレンダー」を作っている。この予約を10月18日午後12時から10月31日の午後11時59分まで受付している。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・ハルナライヴHometown in October2021
達郎さんのライヴでコーラスを担当しているソプラノ・トップのハルナさん。来年オリジナル・アルバムをリリースすることになり、それに先立ちワンマン・ライヴを行うことになった。アコースティック・ライヴでバックを務めるのが達郎さんのツアーのメンバーでギターの佐橋佳幸さんとキーボードの柴田俊文さん。「ハルナライヴHometown in October2021」と題して10月28日(木)、目黒ブルースアレイジャパン。それから11月22日(月)、目黒ブルースアレイジャパン。二回行う。チケットは絶賛発売中。配信も行う。詳しくはハルナさんのオフィシャルサイトにて。
http://haruna.cc

・WANDER BOY
岩手県の21歳のリスナーからのリクエスト。ブルーノの「WANDER BOY」。作者はハリケーン・スミス(ノーマン・スミス)。1966年のシングル。

・I COULD NEVER HATE HER
この季節はノーザン・ソウルが聴きたい気分なんだとか。ダレル・バンクスはデトロイトを中心に活躍した黒人シンガー。32歳の若さで警官に射殺された。その一年前の1969年に発売されたアルバム『HERE TO STAY』から「I COULD NEVER HATE HER」。作曲はスティーヴ・マンチャ。

・MONDAY BLUE
今日の最後は10月なので「MONDAY BLUE」。1978年のアルバム『GO AHEAD!』から。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2021年10月24日は「ベタリク(ベタな曲のリクエスト)」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1513

2021年10月10日 | Sunday Song Book

2021年10月10日プレイリスト「『肉』で棚からひとつかみ」
1. YOU AND I -Precious Ver.- / エリアンナ "シンシアリー・ユアーズ" 10月20日発売
2. ALLIGATOR MEAT / JOE SWIFT '47
3. ONE MEAT BALL / JOSH WHITE '44
4. MANGO MEAT / MANDRILL '73
5. MEAT THE BEAT / EAST COAST '79
6. BUMP MEAT / SIR MAC RICE '74
7. 焼き肉パーティー / SEX MACHINEGUNS "HEAVY METAL THUNDER" '05
8. MUSIC BOOK (LIVE) / 山下達郎 "18/11/02 カルッツかわさき"
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■内容の一部を抜粋
・近況
7日木曜日の夜に関東で大きな地震があった。達郎さんのところは本が少し崩れたぐらいで大丈夫だったとか。地震はいつ来るかわからないので備えは怠りなくと達郎さん。

・『肉』で棚からひとつかみ
29周年を迎えたサンデー・ソングブック。「29」なのでニク。「『肉』で棚からひとつかみ」を考えたところ、意外に曲の頭数が揃ったそうだ。

・YOU AND I -Precious Ver.-
達郎さんのオフィスのスマイル・カンパニーに所属しているエリアンナさん。ミュージカル俳優として有名で、アニメの『進撃の巨人』の挿入歌の歌唱などいろいろな活動を行っている。10月20日にミニ・アルバム『SINCERLY YOURS』が発売される。そのプロモーションをやってるので、スタッフからかけてくれと話が来たとか。同じ事務所なので関係各位になる。11月19日には丸の内のコットンクラブでワンマン・ライヴも決定している。エリアンナのアルバム『SINCERLY YOURS』の中から「YOU AND I」。

今週は番組29周年なので駄洒落で「『肉』で棚からひとつかみ」。肉だと鶏肉、牛肉、豚肉とあるけれど、これまで牛や鳥の特集をやってきたので、今回は「肉」を重点的に。

・ALLIGATOR MEAT
ジョー・スフィフトは無名のアーティスト。たぶんウェスト・コーストのクラブ・シンガー。ほんの数枚しか作品が残ってない。1947年の「ALLIGATOR MEAT」。ジョニー・オーティスのオーケストラが演奏している。

・ONE MEAT BALL
いちばん有名なミートの曲は1944年の「ONE MEAT BALL」。ジョシュ・ホワイトは黒人のブルース・シンガー。アメリカではたいへんヒットしたシングルで、ライ・クーダーをはじめ多くのカヴァーが存在する。作詞はハイ・ザレットで「UNCHAINED MELODY」を書いた人。

・MANGO MEAT
肉関係の曲を調べると割とファンク・ミュージックが多い。マンドリルはニューヨークの大所帯黒人ファンク・バンド。1973年のアルバム『JUST OUTSIDE OF TOWN』からシングル・カットされた「MANGO MEAT」。

・MEAT THE BEAT
次はディスコもの。イーストコーストは幽霊グループだと思われる。メンバーはフィラデルフィアのMFSBのメンバーが中心でニューヨークでレコーディングされた。音がちょっと悪いのでB級ディスコ。1979年の「MEAT THE BEAT」。MEATはMEETの駄洒落。

・山下達郎 サンデー・ソングブック 1500回記念トーク&ライヴ supported by Rakuten Card
サンデー・ソングブック1500回を記念してトーク&ライヴ・イベントを行う。12月3日(金)に半蔵門のTOKYO FMホールで、山下達郎、伊藤広規、難波弘之の3人ライヴの予定。番組リスナーから抽選で50名、楽天カード会員から抽選で60名を招待。10月1日(金)から応募がスタートしていて、応募期間は10月29日まで。応募はリクエストと同じハガキとウェブサイトで受付。ウェブサイトにバナーが貼ってあるので、その受付フォームから応募するとのこと。
https://www.tfm.co.jp/ssb/

このイベントの模様は年末にオンエアを予定しているとのこと。

・Concert for Katsuhisa Hattori サウンドメーカー服部克久の世界
昨年亡くなった服部克久さんが生前に残された音楽を、息子さんの服部隆之さんが率いる総勢70名のオーケストラの演奏でお届けするコンサートが、11月16日、17日に東京国立劇場中劇場で開催される。このコンサートの一日目11月16日(火)に達郎さんとまりやさんが出演する。それぞれ歌唱は一曲ずつになる。公演の詳細、チケット発売については山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・MOJO DRIVE
来年の一月に発表される木村拓哉さんのセカンド・アルバム『Next Destination』(2022年1月19日発売)に、達郎さんが楽曲を提供している。そのうちの一曲がすでに公開されている「MOJO DRIVE」。作曲は達郎さん、作詞はクロマニヨンズの真島昌利さん。昔から達郎さんは真島さんと仕事がしたくて、今回声をかけたところ、快諾してくれたという。二人で二曲書いたそうだ。「MOJO DRIVE」以外のもう一曲もアルバムに収録される。アルバムの詳細は木村拓哉さんのアルバム特設サイトにて。
https://takuya-kimura.jp

・BUMP MEAT
サー・マック・ライスはデトロイトのヴォーカル・グループ、ファルコンズのメンバーで、ソロに転身。珍しくスタックスから出したシングルで1974年の「BUMP MEAT」。

・焼き肉パーティー
ハード・サウンディングをかけたくて、いろいろ調べてこの曲が気に入ったとか。セックス・マシンガンズの2005年のアルバム『HEAVY METAL THUNDER』から「焼き肉パーティー」。
曲をかけ終えて。
「バンドが売れなかった時代の下積みのときは焼肉屋のですね、とにかくもうお世話になりました、私も。えぇ、さんざんぱら、えぇ。思い出しますね、そういうの」と達郎さん。

・だぁあぁ
リスナーから「達郎さんは大丈夫をでえじょうぶと言ったりするのでしょうか?」という質問。
「私はもう、そんなこと、でえじょうぶなんて言いません。東京は今、だぁあぁ、だぁあぁ。これで通じますから。そんなのだぁあぁ、だぁあぁ。これですからね。えぇ。覚えましょう」と達郎さん。

・MUSIC BOOK (LIVE)
季節柄なのか「MUSIC BOOK」にリクエストが届いてる。今日はライヴ音源で。2018年11月2日、カルッツかわさきでのP.A. OUT。



■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2021年10月17日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
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Sunday Song Book #1512

2021年10月03日 | Sunday Song Book

2021年10月03日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. レシピ / 山下達郎 '19
2. GIMME LITTLE SIGN / BRENTON WOOD '67
3. OOH CHA / THE SOUL TRAIN GANG '76
4. PROMISES, PROMISES / DIONNE WARWICK '68
5. TOGETHER / TIERRA '81
6. LITTLE DANCING DOLL / SHELBY FLINT '63
7. IT'S GONE / THE MOTIONS '65
8. BLOW / 山下達郎 "レアリティーズ" '02
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
スタジオでコーラスをやっているので今日は声がいがらっぽくお聴き苦しく感じられるかもしれないとのこと。

サンデー・ソングブックは1992年10月にサタデー・ソングブックとして放送がスタートして、本日10月3日で29周年を迎えることになった。来年はいよいよ30周年。この番組はオールディーズの番組で、古いけれどいい曲をかける番組。山下達郎自身の新譜、関係各位、そうしたものの新譜がかかることもあるけれど、基本的には"OLDIES BUT GOODIES"、古いけれどもいい音楽をかける番組。

・棚からひとつかみ+リクエスト
先週に引き続いて「棚からひとつかみ+リクエスト」。

・レシピ
食欲の秋だからかもしれないが「レシピ」になぜかリクエストが集まってるとのこと。

・GIMME LITTLE SIGN
ブレントン・ウッドはルイジアナ生まれでカリフォルニア育ちの黒人ソウル・シンガー。1967年、全米9位の「GIMME LITTLE SIGN」。イギリスでもベスト10ヒット、日本でも大変ヒットした。作曲者のアルフレッド・スミスはブレントン・ウッドの本名。

・OOH CHA
アメリカのテレビ番組「ソウル・トレイン」の中から生まれたヴォーカル・グループのソウル・トレイン・ギャング。フィラデルフィアのMFSBのメンバーでレコーディングされているのでいい曲がたくさんある。侮れない。男女混成5人組のグループで、この中のジェラルド・ブラウンはのちにシャラマーのシンガーになる。「OOH CHA」は1976年のセカンド・アルバム『SOUL TRAIN GANG』からシングル・カットされて全米62位。

・PROMISES, PROMISES
今日はほとんどリクエスト。全部リクエストだと自分の裁量がなくてつまんないので寝技。栃木県のリスナーから「達郎さんが痺れる変調、転調の曲」というリクエスト。転調、変調はコードが変わるやつ。達郎さんが十代のときに聴いて驚いたのがディオンヌ・ワーウィックの1968年のヒット・ソング「PROMISES, PROMISES」。ハル・デヴィッドとバート・バカラックの作品で、もともとはミュージカルのテーマのために作られた曲。
「この曲はコードの複雑さもさることながら、テンポの複雑さ、どこまでいくんだという。たった3分の中にどれだけ詰め込めば気が済むのかという。これ僕、高校あたまぐらいで聴いて、すごく驚愕した思い出がある曲で、すごい曲作るなぁと思いまして、まだ銀座のヤマハがあった時代だったんで、そこでPROMISES, PROMISESをマーチにした譜面を買ってきて、高校のブラバンで体育祭の行進曲で使ったことがあります。そういう思い出とともに(笑)」と達郎さん。
曲をかけ終えて。
「PROMISES, PROMISES」は全米19位。曲もすごいが演奏するミュージシャンの演奏力の高さと、これに乗って歌えるディオンヌ・ワーウィック。「PROMISES, PROMISES」をアルバム・タイトルにした作品が、達郎さんがいちばん好きなディオンヌ・ワーウィックの作品。

・TOGETHER
いわゆるカリフォルニアのチカーノ・ロック、ラティーノ・サウンドを聴きたいと思っていたら、奈良県のリスナーからリクエスト。ティエラはチカーノのR&B。いわゆるブルー・アイド・ソウル。もともとエル・チカノというグループにいたルーディとスティーヴ・サラスの兄弟が脱退して作ったのがティエラ。イントゥルーダーズのヒット曲のカヴァーで、1981年に全米ソウル・チャートのベスト10に入った。全米でも18位の「TOGETHER」。

・山下達郎 サンデー・ソングブック 1500回記念トーク&ライヴ supported by Rakuten Card
サンデー・ソングブック1500回を記念してトーク&ライヴ・イベントを行う。12月3日(金)に半蔵門のTOKYO FMホールで、山下達郎、伊藤広規、難波弘之の3人ライヴの予定。番組リスナーから抽選で50名、楽天カード会員から抽選で60名を招待。10月1日(金)から応募がスタートしていて、応募期間は10月29日まで。応募はリクエストと同じハガキとウェブサイトで受付。ウェブサイトにバナーが貼ってあるので、その受付フォームから応募するとのこと。
https://www.tfm.co.jp/ssb/

イベントの模様は番組内で放送する予定。日程はまだ決まってないとのこと。

・今後の予定
来週は番組が29周年なので『肉』で棚からひとつかみ。

・LITTLE DANCING DOLL
リクエストは「昨年3月22日にオンエアされたシェルビー・フリントの優しい声。他の曲で達郎さんのお勧めがあれば」というもの。天使の歌声と言われるシェルビー・フリントはウエスト・コーストのシンガー・ソングライター。ここ数年、達郎さんがよく聴いているのが1963年の「LITTLE DANCING DOLL」。シングル・オンリーの曲でヒットしてないけれど、歌詞が素晴らしいと達郎さん。プロデューサーのバリー・デヴォーゾンとボビー・チャンドラーのコンビの曲。

・IT'S GONE
モーションズはオランダの4人組のロック・グループ。メンバーはのちにショッキング・ブルーのメンバーになる。1965年のシングル「IT'S GONE」。

・BLOW
東京都と千葉県のリスナーから「BLOW」にリクエスト。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2021年10月10日は、「『肉』で棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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