Sunday Song Book #1477

2021年01月31日 | Sunday Song Book

2021年01月31日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. BLOW / 山下達郎 "レアリティーズ" '92('02)
2. HOPE / QUICKSILVER MESSENGER SERVICE "QUICKSILVER" '71
3. IF YOU DON'T LOVE ME / PREFAB SPROUT '92
4. WE NEED SOME MONEY / CHUCK BROWN & THE SOUL SERCHERS '84
5. DON'T LET THE SUN CATCH YOU CRYING / GERRY & THE PACEMAKERS '64
6. I BELONG TO YOU / THE RANCE ALLEN GROUP '79
7. BANG BANG RHYTHM / MEL TAYLOR '67
8. ONLY WITH YOU (LIVE) / 山下達郎 "85/02/24 神奈川県民ホール"
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■内容の一部を抜粋
・近況
達郎さんは2月4日、立春が誕生日。でも今年は124年ぶりに立春が2月3日になるそうで、それに伴って節分が2月2日になるという。地球が太陽の周りを一周する公転周期と、一年が正確に365日ではないことから生じるずれのためにそうなるとか。達郎さんはそろそろ重い腰を上げてレコーディングに入りつつあるそうだ。新しい曲を書いていて、仕掛かりの曲もいろいろやってるという。

・棚からひとつかみ+リクエスト
スタジオの仕事が立て込んでいるので、今週は「棚からひとつかみ+リクエスト」だけど、ほとんどいつものレギュラー・プログラム「棚つか」。

・BLOW
1992年のシングル「アトムの子」のカップリングで「BLOW」。

・HOPE
クイック・シルバー・メッセンジャー・サービスはサンフランシスコを代表するロック・クループ。1970年からディノ・ヴァレンティが参加してから達郎さんの好みの音になったとか。1971年のアルバム『QUICKSILVER』の1曲め「HOPE」。ヴェトナム戦争の真っ只中にポジティヴなメッセージを出していて、当時達郎さんはこの曲に共感を覚えたという。

・IF YOU DON'T LOVE ME
横浜市のリスナーからのリクエスト。ネットでプリファブ・スプラウトを検索していたら「山下達郎も称賛する」という記事を見つけたそうだ。「発言のソースが見つからなかったので、達郎さんの好きなプリファブ・スプラウトの曲を一曲かけてください」とのこと。ミドル・オブ・ザ・ロードの音楽なので、なかなかメガにはならない、派手なサウンドでも、一捻りした内省的な音楽。音楽的にはひじょうに優れたグループで、リーダーのパディ・マクアルーンの作曲能力が素晴らしい、と達郎さん。1992年に全英33位になった「IF YOU DON'T LOVE ME」。テクノ風のアプローチだけど、独特の個性が光る、と達郎さん。

・WE NEED SOME MONEY
R&B系で景気のいいやつ。チャック・ブラウン&ザ・ソウル・サーチャーズはワシントンD.C.のゴーゴー・グループ。1984年、全米ソウル・チャート26位の「WE NEED SOME MONEY」。

・まだ手に入れられていないレコード
静岡県静岡市の超常連のリスナーから「山下さんでもまだ手に入れられていないレコードなんておありなんでしょうか?」という質問。
「ビーチボーイズのシングルがあと2枚でコンプリートなんですけど、たぶん生きてるうちは無理だという感じがします(笑)。あとアイズリー・ブラザーズの最初期のシングルがあと何枚かでコンプリートになるんですけれど、これもたぶん生きてるうちは(笑)。でも、だんだんだんだん、執着がなくなるんでですね。若い頃でしたら、もう必死でやるんですけれど、だんだん、こう、いいやという感じになってきて(笑)。もうそれでCDなり、もうネットで音あるので、音さえ聴ければいいやっていう、そういうことに、だんだん軟弱になってきます。しょうがないですね。えぇ。昔は聴けなかったんです。聴けなかったから必死で集めるわけで。今はもう本当に聴けるようになっちゃったんで。今日後半にお聴きいただくソースなんかそうなんですがね」と達郎さん。

・DON'T LET THE SUN CATCH YOU CRYING
ジェリー&ザ・ペイスメイカーズのジェリー・マースデンの訃報が報じられたけれど、遅ればせながら、と達郎さん。1964年、全米チャート4位、全英チャート6位の「DON'T LET THE SUN CATCH YOU CRYING」。邦題は「太陽は涙が嫌い」。享年78歳。

・I BELONG TO YOU
昨年の10月にランス・アレンが亡くなった。ゴスペル界の大物。デトロイト生まれでランス・アレン・グループという兄弟グループを率いて、スタックス時代に傑作が多い。1979年、全米ソウル・チャート24位の「I BELONG TO YOU」。享年71歳。

・山下達郎で棚からひとつかみ
今週の2月4日木曜日に誕生日を迎えて達郎さんは68歳になるそうだ。そんなわけで来週は、誕生日特集「山下達郎で棚からひとつかみ」。

・BANG BANG RHYTHM
兵庫県姫路市の超常連のリスナーからのリクエスト。メル・テイラーの1966年のシングル「BANG BANG RHYTHM」。作曲はプロデューサーのディック・グラッサーとハル・ブレインの共作。

・危機一髪の体験
北海道空知郡のリスナーから猛吹雪の体験談と「これは危機一髪だったなぁということがありますか?」という質問。
福生の大瀧詠一さんの家にクルマで行って、ハッと気がついたら、夜中の午前1時過ぎ。外は雪が降ってて、そこから家に帰るのに、真っ暗な青梅街道を走ったという。父親のクルマを運転していたので、途中でプラグが濡れてエンストしたそうだ。エンジンが全然かからず、少し待ってクルマを休ませてたらエンジンがかかったけれど、何しろチェーンがないのでノロノロ運転。朝の5時か6時までかかって家に帰り着いたという。

・ONLY WITH YOU (LIVE)
京都市のリスナーからのリクエスト。1985年2月24日に神奈川県民ホールで行われたライヴから「ONLY WITH YOU」。1984年から1985年にかけて行われたアルバム『BIG WAVE』のツアーで、「ONLY WITH YOU」はオープニング曲だった。達郎さんのアカペラの歌からはじまって、コーラスが入ると、その日の達郎さんの歌に変わるという趣向でやっている。当時はまだカセットで録音していたそうだが、千秋楽なのでライヴ・レコーディング。この公演からは「素敵な午後は」がシングルのカップリングになっているという。



■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2021年02月07日は「誕生日記念:山下達郎で棚からひとつかみ」
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Sunday Song Book #1476

2021年01月24日 | Sunday Song Book

2021年01月24日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. モーニング・シャイン / 山下達郎 "レアリティーズ" '91('02)
2. BABY I LOVE YOU / THE RONETTES '64
3. WAIT 'TIL MY BOBBY GETS HOME / DARLENE LOVE '63
4. I WONDER / THE RONETTES "PRESENTING THE FABULOUS RONETTES" '64
5. CAN YOU SEE WHAT YOU'RE DOING TO ME / THE THREE DEGREES "THE THREE DEGREES" '73
6. PUT ME IN YOUR MIX / BARRY WHITE '91
7. SU NEL CIELO (太陽の誘惑) / NICO FIDENCO '60
8. GINA / JOHNNY MATHIS '62
9. LOVE CAN GO THE DISTANCE / 山下達郎 '99
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前日に収録しているとのこと。ウイルス騒ぎで殺伐とした気持ちになると達郎さん。TOKYO FMの入り口では顔認証とサーモグラフィーがあり、まずマスクをつけてるかどうか、その後に体温が表示される。今日の達郎さんの体温は34.6度。「オレはコールド・スリープかという。したら技術の丸山くんは33.9度だったそうで(笑)。しょうがないな(笑)。冷凍睡眠者。なんてばかなこと言ってないで(笑)。こういうこと言いますと、またなんかいろいろとありますが。シャレですからシャレ。もうシャレが通じない世の中よくないです。楽しく笑って、せめてラジオだけでも楽しく笑っていきたいと思います」と達郎さん。

・棚からひとつかみ+リクエスト
今週はレギュラー・プログラムの「棚からひとつかみ」の予定だったが、リクエスト・カードがたくさん来ていて、ハーフ&ハーフの「棚からひとつかみ+リクエスト」にしたという。

・モーニング・シャイン
青森県弘前市の超常連のリスナーから「モーニング・シャイン」にリクエスト。現存していたらオリジナル・カラオケが聴きたいです、『ARTISAN』のリマスター盤のボーナス・トラックに収録されたらうれしいな、とのこと。「マスター調べてみますです。すいません。もう来年『ARTISAN』のリマスターを出さないとダメなんですね」と達郎さん。

・BABY I LOVE YOU
「先週の番組を構成しているときにですね、フィル・スペクターの訃報が飛び込んでまいりました。フィル・スペクターは殺人罪で刑務所に入っておりまして、1月16日にウイルス感染して、それが原因で死亡したという発表でございます。享年81歳。フィル・スペクターに関しましては、本当に、あの、80年代のあたまぐらいから、ずっーと、番組でもかけたり、申し上げたりして。それから大瀧詠一さんとの新春放談でも散々語っておりまして、今やもうとにかく全世界的に、オタクがもう、重箱の隅の隅までほじくって、いろんなところで、それはそうだの、これは違うだの、言っておりますが、あまり関わりたくないのでですね(笑)、音楽だけ聴きたいと思います」と達郎さん。
達郎さんの好きなウォール・オブ・サウンド何曲か。ロネッツだったらこれ「BABY I LOVE YOU」。1964年春のヒット・ソングで全米24位。ロネッツの作品は「BE MY BABY」だけがベスト10ヒットで、あとはスマッシュ・ヒットだとか。フィル・スペクターの業界でのいろいろな毀誉褒貶が影響しているのでないかと思われる。いずれにしろ作品としてはジェフ・バリーとエリー・グリニッチの傑作。

「何しろフィル・スペクターのこの時代のウォール・オブ・サウンド、音の壁と、文字通り、呼称の通りですね、ひたすら音圧で押しまくるというですね、ティーン・ネイジ・ポップのワーグナー的展開とかいろんなこと言われていますが。ロックンロールのそうした根性と言いましょうか、そういうロックンロールに必要なファクターってことをよく熟知した音作りでありますが。今のデジタルの時代ですと、こうしたリヴァーヴに包まれた音楽というのはですね、音像が遠くなるんですよね。遠くなるんでスケールがあるんですけれど、今のデジタルはそうしたものをどんどん前に出して、目の前に音を置くので、今、オリジナルのロネッツだとか、こうしたクリスタルズとか、そうしたシングルを聴きましても、ちょっと音が遠い分だけ、音圧的にちょっと負けるという、聴感的にちょっと負けるってことがありますので、私のサンデー・ソングブックではそういうことを補完すべくですね、今の流行の音楽に負けない音圧でリマスターをしてお送りしてます。ですので日本でも、世界中でも、フィル・スペクターの音がかかってると思いますけれど、音的には私のサンデー・サングブックは最高峰だと自信を持ってお届けできます」と達郎さん。

・WAIT 'TIL MY BOBBY GETS HOME
ジェフ・バリーとエリー・グリニッチの最高のグルーヴが出てる、ダーレン・ラヴの「WAIT 'TIL MY BOBBY GETS HOME」は1963年、全米25位。今の歴史に残る名曲。
曲をかけ終えて。「大瀧さん生きていたらねぇ、本当にねぇ(笑)。そういう話するんですけれどね」と達郎さん。フィル・スペクターの特集はあんまりやりたいとは思わないが、ウォール・オブ・サウンドの特集、フィル・スペクターのエコーの世界に魅せられた人たちはたくさんいるので、そういうので「ウォール・オブ・サウンドで棚からひとつかみ」をやってみたいと思ってるそうだ。

・I WONDER
ザ・ロネッツの1964年のアルバム『PRESENTING THE FABULOUS RONETTES』に収められている「I WONDER」。日本では長いこと聴くことができなかったが、イギリスで70年代にアルバムが復刻されて、そのときはなぜかイントロがついていたが、今日はオリジナル・アルバムのイントロなしで。今日の3曲ともバリー/グレニッチの作品。
曲をかけ終えて。「心よりご冥福をお祈り申し上げます」と達郎さん。

・CAN YOU SEE WHAT YOU'RE DOING TO ME
二十歳のリスナーからのリクエスト。スリー・ディグリーズの1973年、フィラデルフィア・インターナショナルでのアルバム『THE THREE DEGREES』に入ってる「CAN YOU SEE WHAT YOU'RE DOING TO ME」。曲を書いているブルース・ハウズとジョセフ・ジェファーソンはどちらもMFSBのスタッフ・ライター。

・PUT ME IN YOUR MIX
横浜市のリスナーから「達郎さんのお勧めのバリー・ホワイトがあれば」というリクエスト。達郎さんは最近、家でバリー・ホワイトをよく聴いているという。70年代が全盛期の人だが、90年代にも精力的に作品を出していた。その90年代の作品から1991年のアルバム『PUT ME IN YOUR MIX』のタイトル・ソング「PUT ME IN YOUR MIX」。全米ソウル・チャート2位。「ストリングスのサブリミナル効果がじわじわくる」と達郎さん。

・souvenir 2021 mariya takeuchi live
「さて、すでに発表となっておりますけれども、4月、5月に開催を予定しておりました竹内まりや全国アリーナ・ツアー、souvenir 2021 mariya takeuchi liveがですね、この間のコロナの感染状況を鑑みまして、誠に遺憾ではございますけれども、お客様の健康、それから我々、ミュージシャン、スタッフの諸事情を鑑みまして、全公演を一旦中止させていただくことになりました。誠に申し訳ございません。公演楽しみにしてくださっていたみなさまに心よりお詫び申し上げます。まりや本人からのメッセージがオフィシャルサイトに載っております。https://www.mariyat.co.jp、ここに載っておりますので、よろしければご覧ください。ウイルスに関しましては、まだわからないことがたくさんありすぎまして、我々スタッフ、ミュージシャンが感染しましたら、それで一巻の終わりですし、アリーナ・ツアーですのでたくさんのお客さんいらっしゃいますので、その方たちのクラスターも心配でございます。いろいろ諸事情鑑みまして。とにかくワクチン等の対策が確立されるまではこうやって手探りでですね、一進一退で繰り返せざるを得ませんので、私たちもいろいろ努力してまいりますので、何卒よろしく、今後ともお願い申し上げます。今の段階ではそれだけしか申し上げられません(笑)。また新しい展開がありましたらご報告差し上げようと思っております。その分いろいろとですね、作品作ったり、そういうような方面での、また活動をしていきたいと思っております」と達郎さん。

・SU NEL CIELO (太陽の誘惑)
愛知県岡崎市の74歳のリスナーからのリクエスト。この方は昨年、フォア・プレップスのリクエストをした方。ニコ・フィデンコはイタリアの歌手、ソングライター。1960年のクラウディア・カルディナーレ主演の映画『太陽の誘惑』の主題歌「SU NEL CIELO (太陽の誘惑)」のイタリア語ヴァージョン。ジョバンニ・フィスコが曲を書いている。

・GINA
千葉県東金市の71歳のリスナーからジョニー・マティスの「GINA」にリクエスト。1962年、全米6位。ジーナはジーナ・ロロブリジーダのことを歌ったとされている。

・LOVE CAN GO THE DISTANCE
東京都杉並区の二十代のリスナーからのリクエスト。1999年のひとりアカペラで「LOVE CAN GO THE DISTANCE」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
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「山下達郎サンデー・ソングブック」係
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2021年01月31日は、引き続き「棚からひとつかみ+リクエスト」
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Sunday Song Book #1475

2021年01月17日 | Sunday Song Book

2021年01月17日プレイリスト「牛で棚からひとつかみ」
1. ヘロン / 山下達郎 "コージー" "オーパス" '98
2. THE LONELY BULL / HERB ALPERT & THE TIJUANA BRASS '65
3. MILKCOW BLUES BOOGIE / ELVIS PRESLEY '55
4. 論寒牛男 / 大瀧詠一 "ナイアガラ・ムーン" '75
5. FUNKY BULL PART 1 / DYKE & THE BLAZERS '68
6. CALLING ALL COWS / ELVIN BISHOP "JUKE JOINT JUMP" '75
7. MIDNIGHT COWBOY / JOHN BARRY "OST" '69
8. BEEF / 奥田民生 "29" '95
9. 深南部牛追歌 / 布谷文夫 "悲しき夏バテ" '73
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■内容の一部を抜粋
・近況
2021年になって初めてのスタジオ収録だそうだ。また緊急事態宣言が11都府県に発令されたが、もうテレワークはしないとのこと。テレワークだと朝の6時、7時まで普通にやってるので、なるべくスタジオで最小限の人数で録るとか。スタジオでは人からもらった抗菌のものを加湿器に入れて噴霧しているという。

・牛で棚からひとつかみ
今週は丑年にちなんで「牛で棚からひとつかみ」。牛と一口に言っても英語ではCOW(雌牛、乳牛)、BULL(去勢してない雄牛)、OX(去勢した雄牛)といろいろある。あとはCALF(仔牛)、CATTLE(人間に飼われてる牛の総称)。オールディーズ・ソングの中から牛にちなんだものを聴く。

・ヘロン
こういう時代なので辛気くさい曲は嫌なので一曲目は「ヘロン」と達郎さん。

・THE LONELY BULL
まずは達郎さんの世代ではお馴染みの曲で、ハーブ・アルパートのデビュー・ヒット・シングル「THE LONELY BULL」。邦題は「悲しき闘牛」。ハーブ・アルパートがティファナ・ブラスというユニットを作って放ったヒット曲だが、ドラムを叩いてるのはヴェンチャーズ のメル・テイラー。達郎さんの持ってるシングルはボロボロなので、今日はアルバム・ヴァージョン。

・MILKCOW BLUES BOOGIE
牛の歌といって最初に出るのは1934年のブルース・ナンバー、ココモ・アーノルドが作った「MILKCOW BLUES BOOGIE」。オリジナルは割とのんびりとしたヴァージョンだが、この曲を1955年にエルヴィス・プレスリーがサン・レコードでレコーディングした。これが世に名高いロカビリー・ヴァージョン。歌いはじめはゆっくりと行って、途中で止める。「みんな、ちょっと待ってくれ。これじゃあ、オレは感じない。もっとリアルに行こう」とアップ・テンポに変える。ロカビリー、ロックンロールの誕生の一瞬が刻まれている。
曲をかけ終えて。いろいろな人がカヴァーしている「MILKCOW BLUES BOOGIE」。「僕はエアロスミスのMILKCOW BLUES BOOGIEが好きだけど、機会があればまた」と達郎さん。

・論寒牛男
牛といえばカウボーイ。カウボーイといえば大瀧さん。1975年の『NIAGARA MOON』から「論寒牛男」。演奏はキャラメルママ+佐藤博さんという編成。

・FUNKY BULL PART 1
ダイク&ザ・ブレイザーズはニューヨーク出身。オージェイズのバックから独立して、1967年に「FUNKY BROADWAY」というヒット曲を出すが、この曲をウィルソン・ピケットがカヴァーして、ウィルソン・ピケットのほうがヒットしてしまった。1968年の「FUNKY BULL PART 1」。ドラムのパターンはブーガルー。1971年にダイクは銃で打たれて死んでしまう。

・CALLING ALL COWS
カリフォルニア生まれ、オクラホマ、タルサ育ちのエルヴィン・ビショップ。シカゴ大学に行ってポール・バターフィールドと知り合って、大学を中退してギタリストになった変わり種。でもホワイト・ブルース・ギタリストとしては重鎮。1975年のアルバム『JUKE JOINT JUMP』に収められている「CALLING ALL COWS」。

・今後の予定
来週は状況がこんな状態なので適当にいろいろちりばめつつ、こういうときは癒しが必要なので、そのような感じの、ただの「棚からひとつかみ」。

・「牛」の探し方
リスナーから「達郎さんのレコード棚からどうやって牛を探すのですか?」という質問
データ・ベースがあるので「牛」だったら「牛」で検索して、おもしろくなかったら意味がないので、曲をちゃんと聴いて選曲するそうだ。

・MIDNIGHT COWBOY
カウボーイもの。達郎さんの大好きな映画、1969年の『真夜中のカーボーイ』からジョン・バリーのメイン・テーマ「MIDNIGHT COWBOY」。トゥーツ・シルマンスがハーモニカを吹いている。トゥーツ・シルマンスは2016年に亡くなった。

・BEEF
奥田民生さんの1995年のソロ・デビュー・アルバム『29』から「BEEF」。ニューヨーク・レコーディング。「スティーヴ・ジョーダンのドラムが最高にグルーヴしとります」と達郎さん。

・「SPARKLE」のイントロ
リスナーから「SPARKLEのイントロのAメジャー・セブンの最初のカッティングはアップでしょうか、ダウンでしょうか?」という質問。
シンコペーションではじまるのでアップとのこと。

・レコード・スプレー
リスナーから「ある中古レコード屋の店主が絶対にレコード・スプレーは使ってはいかん、盤が傷んで取り返しがつかないことになる、とかなり激しい口調で言ってきました。レコード・スプレーは本当によくないのでしょうか?」という質問。
「あんまり使わないほうがいいですけれど(笑)、でもそんなに激しい口調で言うほどのことでもありません。こういうレコード屋の親父ってそういう人が多いんでね。平均的にいちばんお勧めはですね、レイカという会社で出しておりますバランス・ウォッシャーというのがあります。A液、B液がありまして、A液で汚れを取って、B液で仕上げをするという。CD用もあります。バランス・ウォッシャーの33というのがアナログ用かな、それからCLが確かCD用で。それにビスコという不織布の拭くやつがありまして、それを一緒にお買い上げくださいまして、ちょっと値ははるんですがね、きれいになりますから、いかがでしょうか。ご参考までに。でも絶対じゃないです」と達郎さん。

・深南部牛追歌
達郎さんは「牛」の歌がないので最後は大瀧詠一さんのプロデュースした、1977年の布谷文夫さんのアルバム『悲しき夏バテ』から「深南部牛追歌」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
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2021年01月24日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
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Sunday Song Book #1474

2021年01月10日 | Sunday Song Book

2021年01月10日プレイリスト「新春放談(ゲスト:宮治淳一)」
1. SHADOW OF YOUR LOVE / BOBBY FREEMAN '66
2. SINCE I FELL FOR YOU / DICK JENSEN & THE IMPORTS '65
3. NEW YORK CITY'S A LONELY TOWN / DICK JENSEN '73
4. MIND EXCURSION / WAYNE FONTANA '68
5. BICYCLE RIDE / DON MARLEY '71
6. ROUNDABOUT (JAPANESE VERSION) / CONNIE FRANCIS '66
7. BOOM-A-LAY / THE ASTRO-JETS '62
8. MORE THAN A FRIEND / THE WOODEN NICKELS '68
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組の冒頭に「本日のサンデー・ソングブックは昨年末に録音されたものを放送しております。予めお断り申し上げ、よろしくお願い申し上げます」と達郎さんのコメント。

・新春放談(ゲスト:宮治淳一)
先週に引き続いて宮治淳一さんをゲストに迎えて「新春放談(ゲスト:宮治淳一)」パート2。

・SHADOW OF YOUR LOVE
宮治さんの選曲。ボビー・フリーマンの1966年の「SHADOW OF YOUR LOVE」。アレンジはハンク・レヴィン。もともとはブルー・アイド・ソウルというグループ(クッキーズがバック)がオリジナル。ワーナーのナゲッツ・シリーズに入れるため許諾を申請したが返事がなかったそうだ。権利がわからないのが真相のようだとのこと。「このボブー・フリーマン、ライチャスじゃん、完全に(笑)」と達郎さん。「なんかレッキング・クルーの音がしない?」とも言ってたので、許諾が下りなかったのは別の理由があるのかもしれない。

・SINCE I FELL FOR YOU
続けて同じロマ・レーベル。宮治さんの選曲でディック・ジェンセン&ジ・インポーツの「SINCE I FELL FOR YOU」。ディック・ジェンセンはハワイ出身。フィラデルフィア・インターナショナルからギャンブル&ハフのプロデュースでアルバムを出してることで知られている。バディ・ジョンソンの作曲した「SINCE I FELL FOR YOU」は達郎さんもカヴァーしている。

・NEW YORK CITY'S A LONELY TOWN
達郎さんの選曲。ディック・ジェンセンはフィラデルフィアの全盛期の1973年に、なぜかギャンブル&ハフの作品「NEW YORK CITY'S A LONELY TOWN」を出している。

・MIND EXCURSION
宮治さんの選曲。ウェイン・フォンタナがアンダース&ポンシアの作品「MIND EXCURSION」を取り上げている。ウェイン・フォンタナは昨年8月6日に亡くなった。享年74歳。なので追悼してとのこと。イギリスだけの発売でシングルのB面。トレードウインズの「MIND EXCURSION」の邦題は「心の旅路」。

・BICYCLE RIDE
達郎さんの選曲。アンダース&ポンシアに続いてニューヨーク・サウンド。ドン・シコーネが変名のドン・マーレー名義で出した1971年のシングル「BICYCLE RIDE」。達郎さんが昔から好きな曲。でもボロボロのシングルしか持ってなかったが、ようやくいいコンディションが買えたそうだ。「自転車で棚からひとつかみ」をやろうとしたときにかけたかったけれど、音が悪すぎてかけられなかったとのこと。「自転車で棚からひとつかみ」は結局、曲がそろわずに挫折したという。

・山形放送のレコード室
達郎さんが宮治さんのことを知ったのは1979年。当時、達郎さんがプロモーションで山形放送に行くと、レコード室に捨てるレコードが置いてあった。「捨てるならもらってもいいですか?」と訊くと「どうぞ持っていってください」という返事。ほとんど新譜で、ダブったりしてたものが、その中身だったという。あるとき、そのレコードが減ってるのに気がついて、「このレコード、僕以外に見てる人がいるんじゃないですか?」と訊くと、「ディスコメイツ・レコードの宣伝の方がいつもいらっしゃって」とのこと(笑)。ディスコメイツ・レコードの東北の宣伝担当が宮治さんだった。

・ROUNDABOUT (JAPANESE VERSION)
宮治さんの選曲。コニー・フランシスの「ROUNDABOUT」はトニー・ハッチの作品。1965年に全米チャート80位。コニー・フランシスがロンドンに行って3曲レコーディングした中の1曲。コニー・フランシスは日本盤のために日本語ヴァージョンをレコーディングしていた。1966年の発売だが、それがCDになり、ステレオ・ヴァージョンが収録された。宮治さんがそのことを知ったときにはCDはもうどこを探してもなかったが、達郎さんが持っていた。日本語の訳詞を書いてるのは薩摩忠(さつまただし)さん。詩人で童謡の詩を書いてる。歌謡曲ではフランク赤木さんの「暗い港のブルース」。キングトーンズがのちにカヴァーした。コニー・フランシスの「ROUNDABOUT」(JAPANESE VERSION)は達郎さんもCDは持っていたが聴いてなかったとか。

・BOOM-A-LAY
今年はドゥー・ワップ・ナゲッツをインディーで発売する予定だという。達郎さんが昨年買って、いちばんうれしかったやつが、アストロ・ジェッツの1962年の「BOOM-A-LAY」。ボロボロのシングルしか持ってなかったが、いいコンディションのを見つけたそうだ。曲を書いてるのはジュエル・エーキンス。「THE BIRDS AND THE BEES」で知られてるので歌ってるのも本人という説がある。いわゆるジャングルもので、ピグミーとか出てくるので、今だったら差別的かもしれないとのこと。今年のレコード・コレクターズの「私の収穫この一枚」に達郎さんが選んだのを先んじて。

・MORE THAN A FRIEND
宮治さんの選曲。ウッドゥン・ニッケルズの1968年の「MORE THAN A FRIEND」。VAULTというレーベルから出てるシングル。ワーナーが買収したのでナゲッツ・シリーズもの。まだ申請してないが、今日のオンエアで申請するに値するかをリスナーの反応で決めるそうだ。ウッドゥン・ニッケルズは、調べたら、タムラの最初のロサンゼルス・ベースのシンガー、ブレンダ・ハロウェイが妹と従姉妹の3人でやってるユニット。1968年にはモータウンと契約している状態で名前を出せなかったと推測される。ノーザン・ソウル・シーンではA面の「NOBODY BUT YOU」が有名だとか。だけど宮治さんはB面の「MORE THAN A FRIEND」のほうがよかったそうだ。

・レコード棚
達郎さんはレコード棚を新設し、あと7000枚収納できるようになったという。CDのコンピを新しい棚に移す予定で、棚の半分はシングル盤用の幅に棚板を変えたとか。

・今後の予定
来週17日は丑年にちなんで「牛で棚からひとつかみ」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
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「山下達郎サンデー・ソングブック」係
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2021年01月17日は、「牛で棚からひとつかみ」
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Sunday Song Book #1473

2021年01月03日 | Sunday Song Book

2021年01月03日プレイリスト「新春放談(ゲスト:宮治淳一)」
1. YOU CAN NEVER GET AWAY FROM ME / GEORGIA GIBBS "CALL ME" '66
2. BEATS THERE A HEART SO TRUE / PERRY COMO '58
3. BLUE COMETS '66 / ジャッキー吉川とブルー・コメッツ '66
4. FLASHBACK / THE 5TH DIMENSION '73
5. IT CAN HAPPEN TO YOU / SACHA DISTEL '70
6. THE BOY FROM CHELSEA / TRULY SMITH '67
7. SISTER LOVE / LIVERPOOL FIVE '66
8. MAGIC WAND / THE TATTLETALES '59
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているそうだ。「今年は作品を出したり、ツアーを再開したり、いろんなこと、はりきってやっていきたいと思います。少しでも世の中が明るくなりますように祈らずにはいられません」と達郎さん。

・新春放談(ゲスト:宮治淳一)
大瀧詠一さんがご存命の頃は毎年お正月は「新春放談」をやってきたけれども、昨年から新しいパートナー、宮治淳一さんが見つかり、今年も昨年に引き続いて「新春放談(ゲスト:宮治淳一)」。今週来週の二週間は、いつにもまして濃いー、ディープなオールディーズのコレクターズ談議を展開する。「宮治さんも番組の中で仰ってましたけれとせも、カルトな話をする方が、する程、評判がよくなる、そういう不思議な世の中でございます。まぁ、いい世の中ですけれどもね。濃いー二週間になりますので、どうぞみなさん、覚悟を決めてですね(笑)、お聴きをいただければと思います」と達郎さん。

・宮治淳一のラジオ名盤アワー
ラジオ日本で宮治さんはレギュラー番組を持っていて、最近はradikoのエリアフリー、タイムフリーのおかげで評判がいいという。この間はベル・レコードを特集していたとか。最初は3回できればと思ってたそうだが、結局6週間に渡って特集したとか。

・YOU CAN NEVER GET AWAY FROM ME
宮治さんの選曲。ジョージア・ギブスは、シングル・オンリーが多いベル・レコードから、名前があるのでアルバム(1966年の『CALL ME』)を出している。ステレオ盤が出ていることがわかり、宮治さんは探したという。今日はA面4曲めのジャック・ケラー作の「YOU CAN NEVER GET AWAY FROM ME」。シングルはモノラルだが、この番組はFM放送なのでリアル・ステレオ・ヴァージョンをオンエア。達郎さんはテディ・ランダッツォの特集を番組でしたときに取り寄せたとか。ジョージア・ギブスは女性シンガーで1950年代に人気があった人。1966年にはクラブ・シンガーとして活動していて、トニー・ハッチの作品「CALL ME」をフィーチャーしたアルバムをリリース。シングル・カットされた「YOU CAN NEVER GET AWAY FROM ME」はジャック・ケラーとノエル・シャーマン(このアルバムのアレンジとコンダクトをしているジョー・シャーマンの兄弟)の作品だが、全くヒットしなかった。曲はペトラ・クラークが歌っててもおかしくない感じと達郎さん。

・BEATS THERE A HEART SO TRUE
達郎さんの選曲。ジョー・シャーマンとノエル・シャーマンの兄弟は、昔からジャック・ケラーと関係が深い。達郎さんがジャック・ケラーの作品で最も好きな作品はノエル・シャーマンが作詞して、ジャック・ケラーが作曲している。ペリー・コモの1958年の「BEATS THERE A HEART SO TRUE」。ジョージア・ギブスの「YOU CAN NEVER GET AWAY FROM ME」とスタッフが同じ。

・BLUE COMETS '66
宮治さんが持ってきたレコードからインスト曲。ブルーコメッツの「BLUE COMETS '66」はエピックのアメリカ盤でモノラル。日本盤の「青い瞳」と「青い彗星」のカップリングと同じ。日本盤のオリジナルのモノラル・ミックスは音が悪く、CDはステレオ・ミックスしかない。宮治さんが持ってきたアメリカ盤は盤質が悪かったけれど、どんなに音が悪くてもグルーヴがいい方がいいので、できるだけノイズ・リダクションをかけたと達郎さん。ジャッキー吉川さんは2020年4月20日に亡くなったので追悼して。
曲をかけ終えて。この曲はジョー・ミークが書いた「TELSTAR」だということ。コメッツは「彗星」という意味なので、いわゆるスペースものを意識しているとか。

・FLASHBACK
ベル・レコードの作品から達郎さんの選曲。フィフス・ディメンションの「FLASHBACK」はアラン・オディのいちばん最後のヒット曲。1973年のシングル・オンリー。オリジナル・モノラル・ミックス。

・IT CAN HAPPEN TO YOU
宮治さんの選曲。ワーナーのナゲッツ・シリーズでCD化のオファーを出したけれど許諾が取れなかった曲。1970年の「IT CAN HAPPEN TO YOU」。サッシャ・ディスティルはフランスの俳優兼歌手。曲を書いてるのはジョー・レンゼッティで、編曲はジミー・ワイズナー。サッシャ・ディスティルは「RAINDROPS KEEP FALLIN' ON MY HEAD」をカヴァーして、イギリスで10位にチャートイン。そのおかげでB.J.トーマスはイギリスでは40何位止まりだった。

・THE BOY FROM CHELSEA
達郎さんの選曲。先程のサッシャ・ディスティルはシャッフルだったのでイギリスのシャッフルの曲。「THE BOY FROM CHELSEA」はジェリー・ゴフィンとキャロル・キングの作品で、モンキーズのデイビー・ジョーンズが1965年にシングルとしてリリース。そのカヴァーで1967年にイギリスのトゥルーリー・スミスというガール・シンガーがレコーディングしている。

・SISTER LOVE
宮治さんの選曲でリバプール・ファイブの「SISTER LOVE」。プロデューサーはアル・シュミット。リバプール・ファイブは1964年の夏、オリンピックの頃に、リバプール・ビートルズという名前で来日して後楽園ホールでライヴを行っている。タイガースの加瀬邦彦さんが本に、「どうせ紛い物だろうと思って、みんなで観に行ったら、音がすごかった」と書いてたそうだ。おそらく、BOXのアンプとか、ちゃんとした機材を持ってきたんじゃないかと宮治さん。興行主が勝手にリバプール・ビートルズと名付けたんじゃないかと推測している。リバプール・ファイブの「SISTER LOVE」は1966年の作品でインプレッションズのカヴァー。リバプール・ファイブはイギリスのバンドだか、データを調べるとイギリスでは発売されてない。アル・シュミットがデンバーのクラブバンド、アストロノーツにサーフィン・インストをやらせたように、ブリティッシュ・インヴェイジョンのRCA版を作りたかったんじゃないかと、宮治さんは推測している。

・MAGIC WAND
達郎さんの選曲でヴァリアント・レコード関係から。シェルビー・フリントの「MAGIC WAND」の初出はザ・タットルテイルズじゃないかと推測。タットルテイルズは女の子二人組のデュオ。

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「山下達郎サンデー・ソングブック」係
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2021年01月10日は、引き続き「新春放談(ゲスト:宮治淳一)」
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