SOUND AVENUE 905 Motoharu Radio Show #13

2015年12月30日 | Motoharu Radio Show

2015/12/29 OnAir - 5th. Week - ノーザンソウルの魅力
01.Chuck Wood:Seven Days Too Long
02.Darrell Banks:Angel Baby
03.The Blossoms:That's When the Tears Start
04.Jackie Moore:Both Ends Against the Middle
05.Lainie Hill:Time Marches On
06.Bobby Sheen:Something New To Do
07.The Tempos:Countdown (Here I Come)
08.The Dynells:Call On Me
09.David & Ruben:I Love Her So Much It Hurts Me
10.佐野元春 with The Heartland:ヤングブラッズ
11.佐野元春 & ザ・コヨーテバンド:世界は慈悲を待っている
12.佐野元春 & ザ・コヨーテバンド:君が気高い孤独なら
13.Kenny Wells:Isn't It Just a Shame
14.Barbara McNair:You're Gonna Love My Baby
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■内容の一部を抜粋
佐野元春 : こんばんは佐野元春です。この番組は東京赤坂TBSのスタジオからお届けしています。今週もやってきましたMotoharu Radio Show。待っていてくれたみなさん、どうもありがとう。冬の夜を暖かく過ごすための熱いソウル・ミュージック。今夜はノーザン・ソウルの魅力に触れてみたいと思います。火曜の夜はMotoharu Radio Show。DJ、佐野元春でお送りします。

佐野元春 : 今夜のMotoharu Radio Show。ノーザン・ソウルの特集。番組では以前、米国南部の偉大なミュージシャン、アラン・トゥーサンの追悼特集をしました。そのときスタジオには僕の友人でニューオリンズ音楽に詳しいDr.kyOnが来てくれてサザン・ソウルの魅力について語ってくれました。今夜のMotoharu Radio Showはそのサザン・ソウルと並んで人気のある米国北部のソウル・ミュージック、ノーザン・ソウルの魅力に触れてみたいと思います。

・Seven Days Too Long
のちにデキシー・ミッドナイト・ランナーズがカヴァーして注目されたチャック・ウッドの「Seven Days Too Long」。

佐野元春 : チャック・ウッド「Seven Days Too Long」。君と会うのに一週間は長すぎる。そんなふうに歌っています。ちなみに僕の曲のレパートリーに「7日じゃたりない」という曲があるんですが、この曲がヒントになりました。

・Angel Baby
ダレル・バンクスの「Angel Baby」。

佐野元春 : ダレル・バンクス「Angel Baby」。ソウル・ミュージックは頭で聴くんじゃなくてボディとソウルで楽しむ音楽。Motoharu Radio Show、今夜はノーザン・ソウルの特集。数あるヒット・レコードの中でも特に僕が気に入ってる曲をお届けしたいと思います。この後は続けて2曲、ブロッサムズ、そしてジャッキー・ムーアのレコードに続きます。

・That's When the Tears Start
・Both Ends Against the Middle

佐野元春 : ブロッサムズ「That's When the Tears Start」。そして今聴いたのはジャッキー・ムーア「Both Ends Against the Middle」。2曲聴いてみました。
ジャッキー・ムーアはアトランティック・レーベルからのシンガーですね。そしてブロッサムズ。このグループはフィル・スペクターのプロデュースで名前が知られた女性シンガー、ダーレン・ラヴのガール・グループです。このダーレン・ラヴというシンガー、ちょっと複雑な事情を抱えていました。1961年、クリスタルズのヒット曲「He's A Rebel」。全米No.1のヒットの曲ですけれども、実はこの曲はダーレン・ラヴが影武者としてレコーディングしています。要は歌唱力がちょっと弱かったクリスタルズに代わって強力な歌声がほしかったということだろうと思います。ちなみにこのアイディアを実行したプロデューサーは悪名高きフィル・スペクターですね。ダーレン・ラヴはのちに『バックコーラスの歌姫たち』というドキュメンタリー映画で、このときのエピソードを語っています。僕も観ましたがとても面白い映画でした。興味のある方は是非、ご覧になってみてください。Motoharu Radio Show、ノーザン・ソウルの特集。このあとは数あるヒット・レコードの中でも特に僕が好きな曲を紹介します。レニー・ヒル、そしてボビー・シーンのレコードを2曲続きます。

・Time Marches On
・Something New To Do

佐野元春 : うん、いいですね。「Time Marches On」レニー・ヒル。そして今聴いたのはボビー・シーン「Something New To Do」2曲聴いてみました。レニー・ヒルの曲、メロディもいいんですが、リリックが素敵です。"一緒にいる私たち、もう若いとはいえないんだから時間を大切にしましょう"そんなふうに歌っています。曲は「Time Marches On」。そしてボビー・シーン。'60年代、フィル・スペクターのプロデュースでヒットしたボビー・ソックス&ザ・ブルージーンズのヴォーカリストですね。聴いていただいた「Something New To Do」。1972年のヒット・レコードです。今夜のMotoharu Radio Show、ノーザン・ソウルを特集しています。
ノーザン・ソウル。サザン・ソウルと並んで人気のある米国北部のソウル・ミュージック。デトロイト、シカゴそうした街で生まれたR&Bですね。レーベルでいうと代表的なのはチェス、そしてモータウン・レーベル。'60年代から'70年代にかけてヒット・レコードをたくさん出しました。ただこのノーザン・ソウルという言葉、実をいうと一般的に広がったのはイギリスでのことでした。'60年代後半のことです。拠点となったのは英国の北にある街、マンチェスターでした。よくサザン・ソウルはちょっと泥臭くてアーシーなサウンド、一方ノーザン・ソウルは洗練されたポップなサウンドと言われます。大雑把にいうとノーザン・ソウルは洒落たメロディ、ごきげんなダンス・ビート、そして都会的なリリックということになります。実際、このノーザン・ソウルの流行を支えたのは当時最先端のファッションや音楽に触れていた'60年代のモッズたちでした。このノーザン・ソウルの音楽を聴いて育った世代からのちにジャム、ブロウ・モンキーズ、アズテック・カメラ、そしてデキシー・ミッドナイト・ランナーズ。そうした英国ブルー・アイド・ソウルのバンドが生まれました。ではここでレコードに戻ってザ・テンポス、そしてザ・ディネール、もう1曲デヴィッド&ルーベン、3曲続きます。

・Countdown (Here I Come)
・Call On Me
・I Love Her So Much It Hurts Me

佐野元春 : ザ・テンポス「Countdown (Here I Come)」、ザ・ディネール「Call On Me」、そしてデヴィッド&ルーベン「I Love Her So Much It Hurts Me」3曲聴いてみました。

火曜の夜はMotoharu Radio Show。番組ではみなさんからリクエストをお待ちしています。聴きたい曲があれば是非リクエストをお寄せください。宛先はメール・アドレス mrs@tbs.co.jp 。

佐野元春 : 今夜のMotoharu Radio Show、ノーザン・ソウルを集めて聴いています。サザン・ソウルとノーザン・ソウル。そうですね、僕はどちらかといえば個人的にはノーザン・ソウルのほうが好みです。これまで出してきた自分のレパートリーの中でもノーザン・ソウルを意識した曲が何曲かあります。「Wild Hearts」、「Young Bloods」、「ヤァ! ソウルボーイ」、最近では「君が気高い孤独なら」、そして「世界は慈悲を待っている」。どの曲も踊りやすくて、特にストリングスでカウンター・メロディを持ってくるアレンジ、その辺が特徴です。ライヴでもこの辺の曲を演奏すると気分がグッと上がってくる。そんな曲ですね。ノーザン・ソウルの特集ということで、ここでリスナーのみなさんに是非、僕のレコードも聴いていただきたいと思います。「Young Bloods」そして「世界は慈悲を待っている」2曲続きます。

・Young Bloods
・世界は慈悲を待っている
・君が気高い孤独なら

佐野元春 : 「Young Bloods」、「世界は慈悲を待っている」そして今聴いていただいたのは「君が気高い孤独なら」。自分のレパートリーの中からノーザン・ソウルを意識して作った曲3曲聴いていただきました。

・Isn't It Just a Shame

佐野元春 : ノーザン・ソウルの特集。ケニー・ウェルズ、曲は「Isn't It Just a Shame」。番組からのお知らせです。

火曜の夜はMotoharu Radio Show。番組ではみなさんからリクエストをお待ちしています。聴きたい曲があれば是非リクエストをお寄せください。宛先はメール・アドレス mrs@tbs.co.jp 。

「佐野さんはツアーなどで移動中どんなことを思ってますか?」というリスナーからのコメントを読んで。
「そうですね、改めて考えてみると、特に何かを思ってるということはないですね。向こうに着いたら何を食べようかなとか、今夜はどんなライヴになるんだろうとか、そういった他愛もないことを思ってます。移動中というのはボーっとするにはとてもいい時間ですね、コメントどうもありがとう。今夜も聴いていただいてますか?」と元春。

佐野元春 : さて残り時間が少なくなってきました。今夜はノーザン・ソウルの特集。番組の中で気に入った曲を見つけていただけたらうれしいです。バーバラ・マックネアルの曲で「You're Gonna Love My Baby」。今夜はこの曲を聴いてお別れです。リスナーのみなさんとはまた次回、お会いできるのを楽しみにしています。

佐野元春 : 今夜のMotoharu Radio Show、ノーザン・ソウル特集。楽しんでいただけましたか? 番組では専用のアプリケーションを用意しています。本日のオンエア曲、番組で紹介したプレイリストがチェックできるので是非、活用してください。ダウンロードは専用ウェブサイトでご案内しています。http://www.moto.co.jp/MRS/ です。さて、今年9月からはじまったこの番組、聴いていただいてどうもありがとう。期間限定で来年の3月までとなりますが、それまでリスナーのみなさんとよい音楽を分かち合いたいと思ってます。来年は1月5日のオンエアとなります。楽しみに待っていてくださいね。DJ、佐野元春、では、みなさんもよい新年を。
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Sunday Song Book #1211

2015年12月27日 | Sunday Song Book

2015年12月27日プレイリスト
「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. 土曜日の恋人 / 山下達郎 '85
2. FLY ME TO THE MOON / 竹内まりや with WHAT IS HIP? "未発表音源" '15
3. YOU'RE GONNA LOSE THAT GIRL / 竹内まりや with BOX "未発表音源" '15
4. TEQUILA SUNRISE / 竹内まりや with SENTIMENTAL CITY ROMANCE & 佐橋佳幸 "未発表音源" '15
5. SMILING DAYS~ほほえみの日々~(60sec) / 竹内まりや '15
6. ONLY THE LONELY / 山下達郎 "カラオケソフト使用"
7. いのちの歌 / 竹内まりや '12
8. LET IT BE ME / 竹内まりや & 山下達郎 "エクスプレッションズ" '08
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録。

達郎 : おかげ様を持ちまして私の「クリスマス・イプ」。1983年に発売して以来32年経ちましたが、おかげ様でですね、12月28日付のオリコン週間シングル・ランキング・トップ100にチャートインすることができました。これで30年連続チャートイン記録を達成することができました。

まりや : おめでとうございます。なかなかできるもんじゃないよね...

達郎 : 全くでございます(笑)。これもひとえにリスナーのみなさま方のご支援の賜でございます。厚く厚く御礼を申し上げます。引き続きよろしくお願い申し上げます。

まりや : 凄いね。

達郎 : 還暦過ぎて(笑)。

まりや : 前代未聞ですよね。30年毎年ってことでしょ?

達郎 : 途中入ってないことがありまして、83年に『MELODIES』出したときに一回アレ(チャートイン)して、2,3年アレして、だから通算でいくと31年か30数年アレかと思いますが、30年連続ということはですよ、85年からか。だから84年一回入ってないんだよね。ということです。

まりや : なるほど。でも外国でもこういう例はないと思うんだよね。

達郎 : まぁ、そうですね。いろいろ、あの申し上げることはありますが(笑)...

まりや : 巡り合わせですね。

達郎 : 巡り合わせです。御縁ですね。全くもって。

まりや : おめでとうございます。

達郎 :まさか、海だ、夏だ、達郎だ、がですね、クリスマスの山下達郎になるとはね(笑)、わたしゃ30のときには夢にも思いませんでした。

まりや : しかもさりげなくアルバムの一曲として作ってたわけだもんね。

達郎 : そうです。あの時代はこんな地味な曲シングルになりませんでしたからね。本当に運命というのはなかなか... 語り尽くしましたが改めてよろしくお願いします。

・「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
先週に引き続いて毎年恒例の竹内まりやさんをゲストに招いて「年忘れ夫婦放談」。今週はまりやさんのクラブ活動、達郎さんがツアーなどしているうちに、いろいろとひとりでやってた中から選んだ音源の紹介。

・土曜日の恋人
府中市の結婚して15年目にしてはじめて赤ちゃんが生まれた女性からのリクエスト。妊娠中に『OPUS』を聴いてたせいか、グズってても『OPUS』を聴かせると、ピタっと泣くのをやめてニコニコ笑顔になるそうだ。「達郎さんはどのようなお子さんだったのでしょうか?」という質問。
「わたしゃ赤ん坊の頃はですね、珠のような男の子と言われたんです。お袋がよく言ってましたよ。それが年取ってあんな憎らしくなってと口癖で言ってましたね。でも僕ね、赤ん坊うけいいですよ、昔から曲が。大瀧さんの息子さんとかね、ちっちゃいときね、ダウンタウン聴きながら、よ~ど~くりましょうとかね。割りと赤ん坊うけいいんです、私。ふふふ」と達郎さん。

今年、まりやさんはスタジオで14曲ほど歌入れしたとか。結婚して33年、全く達郎さんが手を出さずに仕事を一年間やってたという珍しいパターン。BOXとビートルズ、前回予告した松木恒秀さんとのジャズ、それに加えてセンチメンタル・シティ・ロマンスと佐橋佳幸さんでやったウエストコースト系。以前の洋楽カラオケが本格レコーディング化したという。

・FLY ME TO THE MOON
松木恒秀さん率いるWhat is HIP?は松木恒秀さん、村上"PONTA"秀一さん、高水健司さん、野力奏一さんという4名。今回はベタな曲をやりましょうということで「FLY ME TO THE MOON」を松木さんにアレンジしてもらったのだという。フルートは井上信平さん。一発レコーディング。あと2曲レコーディングしたものの、まだ歌入れが完成してないものがあるとか。
もともとは「IN OTHER WORDS」というタイトルでジョニー・マティスなどがやっていて、フランク・シナトラが1962年にアポロ計画とリンクして爆発的にヒットした。

まりやさんはWhat is HIP?と一緒に新宿ピットインでライヴを行ったという。新宿ピットインは日本のジャズのメッカで、ここのステージに立つことは一流ジャズ・ミュージシャンの証なのだそうだ。

・YOU'RE GONNA LOSE THAT GIRL
夏に引き続いてBOXとやったビートルズのカヴァーで「YOU'RE GONNA LOSE THAT GIRL」(邦題「恋のアドバイス」)。エンジニアの飯尾芳史さんがボンゴを叩いている。「YOU'RE GONNA LOSE THAT GIRL」のオリジナルは1965年のビートルズのアルバム『HELP!』に収録されている。
リスナーから「BOXとレコーディングしたビートルズのカヴァーのCD化の予定はないのでしょうか?」という質問。
「ちゃんと纏まれば考えてもいいかなぁと思ってるんですけれど...」とちょっと困った様子でまりやさん。
「BOXやピカデリー・サーカスは音の再現性が命じゃない。あと飯尾(芳史)くんのエンジニアリング。フェアチャイルドというリミッターをかけるとアビーロードの音になるんですよ。飯尾くんはフェアチャイルドの鬼だから」と達郎さん。

まりやさんは映画『HELP!』で「YOU'RE GONNA LOSE THAT GIRL」を歌うスタジオの場面がカルチャー・ショックだったのだそうだ。このスタジオ・レコーディングの場面が忘れられなくて音楽の道に行っちゃったとまりやさん。

「ビートルズは共有文化だけど僕の目指してるものは誰も共有してくれないからしょうがない(笑)。僕とか難波くんとかは一人っ子のね、オタクのアレなので。お仲間がいるかいないかの差でそうなってしまうんですね」と達郎さん。

・TEQUILA SUNRISE
次はウエスト・コースト。まりやさんがデビュー・アルバムを一緒にやったセンチメンタルシティ・ロマンスと佐橋佳幸さんでレコーディング。「佐橋くんはこういうのだと寝てても弾けるって言ってました、スタジオ行く前に」と達郎さん。札幌のライヴで佐橋さんだけ東京にとんぼ返りしてレコーディングしたのだとか。告井延隆さんは今センチメンタル・シティ・ロマンスと離れて活動しているが、それを呼び戻し、シュガー・ベイブのドラマーだった野口明彦さんにも参加してもらったとか。

達郎 : おかげで佐橋くんはビール園でお肉が食べられなかった。

まりや : あはは。でも楽しかったって言ってくださいましたよ。

「TEQUILA SUNRISE」のオリジナルはイーグルスの1973年のアルバム『DESPERADO』(邦題『ならず者』)。まりやさんは大学時代のアマチュア・バンドでよくやっていたとか。「イギリスの音楽もすごい好きなんだけれど、こういったちょっと泥臭いものも自分の中にあるジャンルなんですよね」とまりやさん。センチメンタル・シティ・ロマンスとのコーラスはスタジオ・ミュージシャンのコーラス隊では実現できない味が出るそうだ。洋楽カヴァーをレコーディングした音源はうまく行けば『LONGTIME FAVORITES 2』ができそうな曲数になってるという。「まだまだちょっと頑張りたいと思います」とまりやさん。

・SMILING DAYS ~ほほえみの日々~
ベルメゾンのCMソング「SMILING DAYS ~ほほえみの日々~」の60秒のCMサイズ。CD化は今のところ未定。明るい曲をというオファーで久しぶりにシャッフルの曲にしたとか。達郎さんのアレンジが気に入ってるとまりやさん。

・タクシー
まりやさんはこのあいだタクシーに乗ったら運転手さんがまりやさんだと気づいて、矢沢永吉夫妻を乗せたときのエピソードを話してくれたのだとか。ほろ酔い加減で奥様が「ねぇ、あの曲歌って」とおねだりしたら3曲くらい生で矢沢永吉さんが歌ってくれたのだという。

・ONLY THE LONELY
ロイ・オービソンの1960年のヒット「ONLT THE LONELY」。達郎さんがアメリカで売ってるCDカラオケを使ってカヴァーした音源。夏の「納涼夫婦放談」のときにリクエストをもらったものがハガキを紛失。ちゃんとデジタル・リマスタリングした音源で、歌い出しの"ONLY"の部分がロイ・オービソンに似ているそうだ。

・いのちの歌
「いのちの歌」にリクエストが集まった。11月23日に大分県の能楽堂で小野リサさんのコンサートがあり、まりやさんの「いのちの歌」を歌ったそうだ。小野リサさんは「いのちの歌」について思い入れがあるという話をしていたとか。

まりやさんの来年の予定は断捨離だとか。

・LET IT BE ME
今年の最後は竹内まりや duet with 山下達郎で「LET IT BE ME」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係


2016年01月03日は、「申年にちなんで、サルで棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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SOUND AVENUE 905 Motoharu Radio Show #12

2015年12月23日 | Motoharu Radio Show

2015/12/22 OnAir - 4th. Week - 特集:ロスアンジェルス
01.Beck:Sexx Laws
02.Maroon 5:Sunday Morning
03.Red Hot Chili Peppers:Dani California
04.Buffalo Springfield:Mr. Soul
05.Crosby, Stills & Nash:Long Time Gone
06.佐野元春:彼女が自由に踊るとき
07.Best Coast:I Wanna Know
08.Foster the People:Coming of Age
09.Cold War Kids:Broken Open
10.Dawes:Just Beneath the Surface
11.Linda Ronstadt:I'll Be Home for Christmas
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■内容の一部を抜粋
佐野元春 : こんばんは佐野元春です。この番組は東京赤坂TBSのスタジオからお届けしています。さて、今週もやってきましたMotoharu Radio Show。待っていてくれたみなさん、どうもありがとう。今夜のテーマはロスアンジェルス。新旧問わずロスアンジェルス出身のバンドというと魅力的なバンドが多いです。'60年代から現在まで。今夜はロスアンジェルス・ロック&ポップス・サウンドをたっぷり楽しんでみたいと思います。火曜の夜はMotoharu Radio Show。DJ、佐野元春でお送りします。

・Sexx Laws
Beckの「Sexx Laws」。「L.A.出身のミュージシャン。とてもクリエイティヴな音楽が楽しいです」と元春。

・Sunday Morning
マルーン5の「Sunday Morning」。大ヒットしたファースト・アルバム『Songs About Jane』からの曲。

・Dani California

佐野元春 : レッド・ホット・チリ・ペッパーズ。曲のタイトルに何か意味がありそうですね。「Dani California」。この「ダニ」と言うのは旧約聖書に出てくる「ダニエル」のことでしょうか。カリフォルニアをバビロンに例えたリリックというように読み取れます。今夜のMotoharu Radio Show。ロスアンジェルス出身のバンドを集めています。
僕も何度か行ったことがあるんですけれども、ロスアンジェルスという街は独特の雰囲気があります。近代的な大都市ですので、とても洗練されてはいるんですけれども、これは僕の個人的な印象なんですが、どこか地の果て、文明の果てという印象があります。豊かなんだけれども物悲しい感じ、熟れきった果物のようなイメージですね。そんなロスアンジェルス。おもしろいのは多国籍な文化が入り混じってるところですね。文化が混じればそこにおもしろいアートが生まれます。音楽にしてもそうですね。ヒスパニック、アジア、そしてアフロ・アメリカ。その他いろいろな文化の音楽が混じってユニークな表現になっています。そんなロスアンジェルスの音楽。'60年代、'70年代を振り返って僕が個人的に気に入ってるバンド二組、レコードを聴いてみたいと思います。ひとつがバッファロー・スプリングフィールド。1966年にロスアンジェルスからはじまりました。スティーヴン・スティルス、リッチ・フューレー、ニール・ヤングがいたバンドですね。その後、カリフォルニア・サウンドには大きな影響を与えました。もうひとつがクロスビー、スティルス & ナッシュ。1969年に結成されて、後にニール・ヤングが参加してクロスビー、スティルス、ナッシュ & ヤングというバンド名になりました。今も昔もリベラルな姿勢を持ったバンドです。バッファロー・スプリングフィールド「Mr. Soul」、そしてクロスビー、スティルス & ナッシュ「Long Time Gone」。2曲続きます。

・Mr. Soul
・Long Time Gone

佐野元春 : さて、Motoharu Radio Show。この番組ではCDだけではなく、ときどきアナログ盤で曲をかけています。リスナーのみなさんとアナログ・レコードの魅力を感じてみたいという特集。今日持ってきたレコードは手前味噌になってしまうんですが自分のレコードです。『月と専制君主』2011年に出したアルバムです。『月と専制君主』というアルバム。このアルバムは自分がこれまで書いた曲のセルフカバーですね。今の気持ちで歌い直してみようというテーマで作りました。とはいってもよくあるセルフカバーではつまらないので曲それぞれ新しい編曲をして新作アルバムのように作ってみました。ドラムス / 古田たかし、ピアノ / Dr.kyOn、ベース / 井上富雄、ギター / 長田進、パーカッション / スパムという僕の信頼するミュージシャンたちがバッキングしてくれました。ではアルバム『月と専制君主』、今日はアナログ盤でかけてみたいと思います。「彼女が自由に踊るとき」。

・彼女が自由に踊るとき

佐野元春 : ラブ・サイケデリコのKUMIさんをフィーチャーした曲「彼女が自由に踊るとき」。アルバム『月と専制君主』のアナログ盤から聴いていただきました。

さて、番組。今夜のテーマはロスアンジェルス。新旧問わずロサンジェルス出身の魅力的なバンドを集めています。さて、現在のロスアンジェルスですね。僕の興味はそこにあります。今、ロサンジェルスではどんなバンドが活躍しているのか。特にインディーズ系の新しい世代のバンドを探ってみました。まず一曲目はベスト・コースト。バンドの結成は2009年。ソングライターでシンガーの女性、ベサニー・コセンティーノとギタリスト、ボブ・ブルーノ。この二人でやってるデュオ・グループです。今年5月に『California Nights』という新作アルバムを出しています。そしてもうひとつのバンドはフォスター・ザ・ピープル。バンドの結成はベスト・コーストと同じ2009年ですね。ファースト・アルバムから「Pumped Up Kicks」という曲が大ヒットしてグラミー賞にもノミネートされたというラッキーなバンドです。現在2作目のアルバムが出てます。この新しいアルバムから聴いてみます。ベスト・コースト「I Wanna Know」、そしてフォスター・ザ・ピープル「Coming of Age」。ロスアンジェルス・インディーズ・シーンからの2曲聴いてみます。

・I Wanna Know
・Coming of Age

佐野元春 : さて、シリコン・バレーという地名を聞いてご存じの方もいると思います。シリコン・バレーはインターネット関連の世界的な企業が集まってる地域ですね。アップル、グーグル、フェイスブック、ヤフーといった企業があります。サンフランシスコ、ベイエリアの南部のあたりですね。ちょうどサンノゼ、サンタクララといった街が中心です。ところが最近ではこのシリコン・バレーをもじってシリコン・ビーチという言葉が出てきました。現在、ロスアンジェルス、サンタモニカ・ビーチを中心として、そうしたインターネット関連の新しい人材が集まってきているとのこと。今後はきっとこのシリコン・ビーチから次のスティブ・ジョブズが出てくるのではないかと思います。
話がちょっとそれましたけれども、現在のロスアンジェルス・インディーズ・シーンからの音楽、ここで2曲聴いてみたいと思います。まず1曲目はコールド・ウォー・キッズ。カリフォルニア、ロングビーチでバンドが結成されました。4人編成のバンドですね。2006年に出したファースト・アルバムがローリング・ストーン・マガジンで4つ星を取ったということ。この雑誌で、しかもデビュー・アルバムが4つ星の評価とは凄いことですね。これまでスタジオ・アルバムを5枚出しています。そして2曲目はドーズ。ロスアンジェルス出身の4人編成バンド。影響を受けたバンドとしてクロスビー、スティルス & ナッシュ、ジョニ・ミッチェル、そしてニール・ヤングを挙げています。コールド・ウォー・キッズ「Broken Open」、そしてドーズ「Just Beneath the Surface」、ロスアンジェルス・インディーズ・シーンからの2曲聴いてみます。

・Broken Open
・Just Beneath the Surface

「世界にはいろいろなクリスマス・ソングがありますが、恋人だけを思うクリスマスより、自分の大切な人たちを思うクリスマスがいいなって思います」というリスナーからのコメントを読んで。

佐野元春 : そうだね。僕もそう思います。クリスマス。この時期、僕が特に思うのは宗教を超えて世界中の子供たちが平和の中にいてほしいなという願いですね。みなさんも是非、楽しいクリスマスを迎えてください。さて、時間も残り少なくなってきました。Motoharu Radio Show、今夜、ラストの曲。ロスアンジェルスを代表する女性シンガーといえばリンダ・ロンスタッド。彼女のクリスマス・アルバムからこの曲を聴いてお別れです。「I'll Be Home for Christmas」。みなさんとはまた次回お会いできるのを楽しみにしています。

・I'll Be Home for Christmas

佐野元春 : 今夜のMotoharu Radio Show、楽しんでいただけましたか? 番組では専用のアプリケーションを用意しています。アプリケーションのタイトルはMRS。そっからリクエストもできるので是非、ダウンロードして試してみてください。DJ、佐野元春、ではまた次回に。
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Sunday Song Book #1210

2015年12月20日 | Sunday Song Book

2015年12月20日プレイリスト
「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. クリスマス・イブ / 山下達郎 '83
2. JINGLE BELL ROCK (LIVE) / 山下達郎 '95/11/26 東京FMホール
3. 真冬のデイト / 竹内まりや '95
4. THE CHRISTMAS SONG / 竹内まりや "クワイエット・ライフ" '92
5. HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS / 山下達郎 "シーズンズ・グリーティングス" '94
6. MY GIFT TO YOU (LIVE) / 山下達郎 13/12/19 大阪フェスティバルホール
7. すてきなホリデイ / 竹内まりや "ボナペティ" "エクスプレッションズ" '01
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアーは25本が終了。今年は残すところ4本。21日(月)、22日(火)は2回めの中野サンプラザ。25日(金)に岩手県民会館、26日(土)は旧青森市文化会館、現在のリンクステーションホール青森。今年は29本で、まだ半分届かない。

・PERFORMANCE 2015-2016
山下達郎デビュー40周年。「PERFORMANCE 2015-2016」は40th Anniversaryのツアー。35都市64公演で半年に渡るロング・ツアー「PERFORMANCE 2015-2016」。ツアーに関する詳細は特設サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
今週、来週は毎年恒例の竹内まりやさんをゲストに招いて「年忘れ夫婦放談」。達郎さんの声はツアー中なので低め。明日本番なので養生しているらしく先週、先々週よりマシだとか。あまり喋らないようにしてるという。

・クリスマス・イブ
「クリスマス・イブ」にリクエストが集まっているそうだ。

・JINGLE BELL ROCK(LIVE)
1995年11月26日にTOKYO FMホールで行われたSUNDAY SONG BOOK 3周年ライヴから「JINGLE BELL ROCK」。難波弘之、伊藤広規、佐橋佳幸、山下達郎の4人によるアコースティック・セッション。ボビー・ヘルムズの1957年のミリオンセラー「JINGLE BELL ROCK」のカヴァーで『SEASON'S GREETINGS 20TH ANNIVERSARY EDITION』にボーナス・トラックとして収録している。

・ライヴに関する質問
リスナーから「今回のツアー日程は1日ないし2日やって数日空きの繰り返しのようですが、基本的にその都度東京に帰ってきてるのでしょうか?」という質問。
「居続けのところもあります」と達郎さん。機材車は2日ないと移動できないのでと。

まりや : 今年のツアー観てますけれど、この20年前の「JINGLE BELL ROCK」も声出てますけれど、今年半端ないねぇ。今、喋ってる声は確かに掠れが入ってますけれど、歌いはじめると「どうなってんの?」みんな言ってるよ。いや、よく出てましたよ、若いときは。でも特に今年のツアー、私はリハーサルから聴いてるからびっくり...

達郎 : 7年めですから、ようやく昔に戻った。その前がだから5年か6年ブランクあったでしょ?

・真冬のデイト
もともとは森下恵理さんに書いた曲のセルフ・カヴァー。1995年の「今夜はHARTY PARTY」のカップリングで「真冬のデイト」。達郎さんの一人多重録音でドラムを叩いてるという。森下恵理ヴァージョンは鈴木茂さんがアレンジしているとか。

・思わずウケてしまったこと
リスナーからの「達郎さんからの手紙やメールで思わずウケてしまったことは何でしょうか?」という質問。
ツアーで帯広から北見に移動するところで送られてきた写真だとか。足寄で松山千春さんとツアー・メンバーが写っていたという。足寄駅の復元した駅舎の隣に松山千春ギャラリーがあり、そこに松山千春さんの等身大のパネルが置いてあるそうだ。そのパネルと達郎さんの2ショットとメンバーが囲んでる写真が送られてきたとか。
もうひとつは一昨日、娘さんに見せてもらったメール。娘さんが家に達郎さんがいないと思って、外出するときにセキュリティーを防犯モードにしたら、すぐに達郎さんから「俺はいるぞー。ちち」とメールが送られてきた。

まりや : それ、なんで「ちち」がひらがななの、いつも。

達郎 : そのほうがわかりやすいじゃん。だって。

まりや : あっそう(笑)。それはねぇ、けっこうウケましたよ。そういうやりとりしてるんだと知らなかったから。

達郎 : ひどいっすよ。人がいるのにかけるなんて。

・40年間使い続けてるもの
リスナーから「40年間使い続けてるものってありますか?」という質問。
達郎さんはミネルバのストップ・ウォッチ。1976年に三ツ矢サイダーのCMがコマーシャルの賞を取り、そのときに広告代理店の人がプレゼントしてくれたもの。達郎さんはデジタルがダメなのでアナログを修理しながら今も使ってるという。ベルメゾンのCMソング「SMILING DAYS ~ほほえみの日々~」の60秒のCMサイズもそれを使って制作したという。
もうひとつ驚いたこととして、この春に大瀧詠一さんの家に行ったとき、ダイニングに達郎さんとまりやさんの結婚式の引出物の掛け時計がかかっていたこと。「これがいちばんいいんだ」と大瀧さんがずっと使っていたという。33年も前のもので山下家にもないという。

・今年ショックだったこと
リスナーからの「今年ちょっとショックだったことは何ですか?」という質問。
達郎さんはこれまで腰が悪くなったことがなく腰の強さには自信があったそうだが、今年何気なく20キロの水を持ち上げたときに腰に違和感を感じ、焦って針に行って直したんだとか。ライヴのスタッフは全員腰が悪いから「達郎さん、それは膝を曲げて持たないからですよ!」と言われたりしたという。「そんなこと考えたこともないからね」と達郎さん。
まりやさんはホテルオークラの本館が閉じたこと。最後に写真撮りに行ったそうだ。

達郎 : 大阪フェスティバルホールじゃないけど、なんか再現性を出すって言ってるみたいですけどねぇ。

まりや : だけど二度と同じものにはならないわけじゃない。一階のオーキッド・ルームの佇まい... なんか感慨深いものがありました。

達郎 : イサム・ノグチのね。なんで日本はそうやってどんどん壊すのかね? ニューヨークのプラザ・ホテルは外観全く同じに作ってるでしょ?

まりや : なんかね、そういうのがとても惜しい気がします。

達郎 : 木と紙の文化の宿命といえばそれまででね。

まりや : ですよね。

・THE CHRISTMAS SONG / 竹内まりや~
HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS / 山下達郎
昨年の映画『MIRACLE デビクロ君の恋と魔法』のエンドロールでかかるまりやさんの「THE CHRISTMAS SONG」と達郎さんの「HAVE YOURSELF A MERRY CHRISTMAS」のメドレー。「ふたりの好きなクリスマス・ソングを」というリクエストも来ていたそうだが、モースト・フェイバリット・ソングをふたりともカヴァーしてるとのこと。'80年代の終わりに服部克久さんにお願いして作ったそうだ。

・「クリスマス・イブ」(2015 クリスマス・スペシャル・パッケージ)
今年発売32年を迎える「クリスマス・イブ」のキャンペーンで、CDシングルのスペシャル・パッケージを2015年12月14日から12月25日の期間限定で販売。達郎さんのデビュー40周年記念も兼ねていて、現行商品である「クリスマス・イブ」(30th Anniversary Edition)に、シュガーベイブの『SONGS』のジャケットを手掛けた金子辰也さん(シングル「クリスマス・イブ」のジャケットも手掛けている)のイラストによる、今年だけの三方背ボックスをかぶせた、2015 クリスマス・スペシャル・パッケージ。



・TOWER RECORDS CAFE表参道店 presents 山下達郎スペシャル企画
「クリスマス・イブ」(2015 クリスマス・スペシャル・パッケージ)のリリースとデビュー40周年を記念して、表参道のTOWER RECORDS CAFE(レコード屋とカフェが一緒になった店舗)で、CD販売期間と同期間となる12月14日(月)から12月25日(金)までの期間に、『TOWER RECORDS CAFE表参道店 presents 山下達郎スペシャル企画』と題したいろいろなオリジナル企画の開催が決定している。「クリスマス・イブ」(2015 クリスマス・スペシャル・パッケージ)のほかにTOWER RECORDS CAFE表参道店限定のオリジナル・グッズの販売、「PERFORMANCE 2015 - 2016」のオフィシャル・ツアー・グッズや昔の達郎さんのアーティスト写真、ライヴ・フォトの展示、更にカフェ・メニューとして「クリスマス・イブ」の楽曲からシェフがインスパイアされて考案した「クリスマス・イブ・スペシャル・コース」や山下達郎キャラ、とり・みきさんデザインの「タツローくん」のカフェ・ラテというオリジナル・メニューを用意しているそうだ。「クリスマス・イブ」の歌詞にちなんで「お一人様メニュー」のプチ・ディナーなのだとか。また、表参道と書いた「ご当地アルミプレート」(ツアー・グッズ)もクリスマス・イブのみ販売されるとか。
詳しくはワーナーミュージック・ジャパンの山下達郎スペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/
http://tower.jp/restaurants/cafe/omotesando

先ほど表参道からタワレコカフェのスタッフがカフェ・ラテをスタジオに持ってきてくれたそうだ。
「私はとても近寄れないので」と達郎さん。

・TOWER RECORDS CAFE表参道店限定グッズのプレゼント
TOWER RECORDS CAFE表参道店でクリスマス・イブのみに販売される表参道と書いた「ご当地アルミプレート」(ツアー・グッズ)を達郎さんとまりやさんのサイン入りで1名にプレゼント。「クリスマス・イブ」がデザインされたトート・バッグを5名にプレゼント。更に「タツローくん」キャラのコルク・コースターを10名にプレゼント。

■プレゼント・リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

・ソフトバンクMOON RIBAR「クリスマス」篇
現在、「クリスマス・イブ」がソフトバンクのMOON RIBAR「クリスマス」篇として12月25日までオンエア中。特設サイトではWeb限定ヴァージョンCMも公開中とのこと。
http://www.softbank.jp/mobile/special/sumahotanoshi/

・PERFORMANCE 2015 - 2016
今週26日(土)から「PERFORMANCE 2015 - 2016」の来年2016年2月分、2月1日の青森、八戸市公会堂から2月27日の中野サンプラザ最終公演までのチケット一般発売がはじまる。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

まりやさんはこれまでにツアーを8本観ているそうだ。若い人が増えてるね、それってステキなことだなぁって、とまりやさん。

・福岡サンパレス取り壊し
リスナーから「福岡のサンパレスが将来的に取り壊しの計画が出てます。代えの施設はマリン・メッセでしょうか?」という質問。
「サンパレスは建て替えが決まったそうです。だったら市民会館行きます。市民会館はサンパレスが出来たら取り壊してまた新しくなるという。そういう、今は聞いてます」と達郎さん。

・MY GIFT TO YOU (LIVE)
2013年12月19日に大阪のフェスティバルホールで行われたライヴから「MY GIFT TO YOU」。

・好きな英単語
リスナーから「お好きな英単語は?」という質問。
まりやさんは月並みだけれど「love」とか「music」とか。でも割りと「dream」が好きかもとのこと。
達郎さんは長いの好きだから「environment」とか「synchronicity」。

・すてきなホリデイ
今年もケンタッキー・フライド・チキンのCMに使われてる「すてきなホリデイ」にリクエストが集まった。

12月27日は、引き続き「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp
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SOUND AVENUE 905 Motoharu Radio Show #11

2015年12月17日 | Motoharu Radio Show

2015/12/15 OnAir - 3rd. Week - ザ・コヨーテバンドを迎えて #2
01.Led Zeppelin:We're Gonna Groove
02.Japan:Gentlemen Take Polaroids
03.Mellowhead feat. Motoharu Sano:Better days
04.Curly Giraffe:Fake Engagement Ring
05.chay:Twinkle Days
06.藤原さくら:Cigarette butts
07.佐野元春:みんなの願いかなう日まで
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■内容の一部を抜粋
佐野元春 : こんばんは佐野元春です。この番組は東京赤坂TBSのスタジオからお届けしています。今週もやってきましたMotoharu Radio Show。待っていてくれたみなさん、どうもありがとう。さて、この番組ですけれども、ちょうど先週からの放送になりますね。90.5メガヘルツ、FM放送としても聴けるようになりました。これまでのAM放送、またradikoといったサイマルキャスト放送など、みなさんのお気に入りのスタイルで番組を楽しめる時代になったということだと思います。さて、佐野元春、僕の35周年アニバーサリー・ツアー。いよいよスタートしています。そこで先週今週と二週にわたって僕の楽しいバンド仲間たち、ザ・コヨーテバンドのメンバーをゲストに招いてお送りしたいと思います。また詳しいことは番組の中で。火曜の夜はMotoharu Radio Show。DJ、佐野元春でお送りします。

佐野元春 : Motoharu Radio Show、先週今週と二週にわたってザ・コヨーテバンドのメンバーをゲストに招いてます。今夜はバンドのメンバーからギターの深沼元昭くん、そしてベースの高桑圭くん。この二人に来てもらってます。ツアーはじまってるよね。まぁ、冬場のツアーだということだけれどどうですか。

深沼元昭 : いや~でもね、今回は今までのツアーよりも更にいろんな佐野さんの曲を演奏して、まぁ楽しいツアーになってますよね。

佐野元春 : そうだね。実際、ロッケストラ、ロッケストラ・コヨーテバンドって、コヨーテバンドをベースにハートランドからギターの長田進、そしてホーボーキングバンドからキーボードのDr.kyOnを交えて、あとサキソフォンの山本拓夫くんですよね。ロック・オーケストラ式でやって昔の曲から僕たちのコヨーテの曲までたっぷり演奏している。かなり長い時間やってるよね。くたびれちゃうよね。

深沼元昭 : いえいえ。ははは。生のブラス・セクションと一緒に演奏するというのがほとんど経験がなかったので、こんなに凄いのかなって...

佐野元春 : そうなんだね。僕もコヨーテバンドに実際ブラスが入るとどんな響きになるのかなっていうのが今回のいちばん楽しいところでね。是非これ、会場に来てみなさんに聴いていただきたいと思います。

●「私の人生を変えた一曲」
深沼元昭は年上の従兄弟の影響で小学生の頃からビートルズを聴いていて、YMOは世代的によく聴かれていた音楽だったという。曲のメロディに興味があって聴いてたけれど、レッド・ツェッペリンをはじめて聴いたときに楽器、リズム・セクションの凄さに驚いたという。中学生の頃で今まで聴いていたものとあまりにも違っていたので曲自体はわけがわからなかったものの、リズムの躍動感や楽器演奏の凄さがわかったのが「We're Gonna Groove」という曲だったそうだ。

高桑圭はハード・ロックを全く経由していないという。それは未だに。だから全然知らないのだとか。

佐野元春 :レッド・ツェッペリンって'70年代からやってる。僕もね、多感な頃にレッド・ツェッペリンの曲をラジオから聴いたんだけれど怖かった。なんだろう? 今まで聴いてきたビートルズとか耳障りのいい曲に比べて、なんだちょっとクレイジーだなって...

「いわゆる普通のハード・ロックやヘビー・メタルとは違う異質なものだったので衝撃度が大きかった」と深沼元昭。

・We're Gonna Groove

佐野元春 : たしかにこれ小学生で聴いたら人生変わっちゃうね。でも今聴いてみると基本的にいいブルース・ロックの感じがあるよね。

「かなり異質でベースのジョン・ポール・ジョーンズは当時から独創的だ」と深沼元昭。

佐野元春 : それからジミー・ペイジのギターにしても基本ブルース・ロックなんだけれどもそこにケルト的なトラッドの要素も入ってきてるのがアメリカのハード・ロック・バンドと違うところかもしれないね。

「アコースティック楽器を弾くとあの人の発想はかなり変わってますからね」と深沼元昭。

高桑圭はアメリカのヒット曲を中心に聴いてきたが中学三年のときにジャパンを聴いてイギリスのロックの洗礼を受けたのだという。

・Gentlemen Take Polaroids
ジャパンの1980年のレコード。

●「自分のソロ、バンドで聴いてほしい自慢の一曲」

深沼元昭は2009年にレコーディングしたメロウヘッドの「Better days」。
1996年のアルバム『FRUITS』に収録されている「水上バスに乗って」のバッキングをプレイグスのトリオでレコーディングしたのが佐野元春と深沼元昭の出会い。渋谷公会堂でのライヴで深沼元昭がゲスト出演して「水上バスに乗って」をホーボーキングバンドと一緒に演奏したこともある。その後、メロウヘッズの「エンプティ・ハンズ」(2005年)、それを踏まえてもう一度歌ってほしいと深沼元昭が持って行ったのが「Better days」。

・Better days
佐野元春のヴォーカルをフィーチャリングした深沼元昭のプロジェクト、メロウヘッズの2009年のレコード。

佐野元春 : ベースがトライセラ(トップス)の林くん。そしてドラムスがなんと小松(シゲル)くんですね。聴けばすぐわかるという。しかしね、この「Better days」参加させてもらってレコードができて、で、ラジオやなんかでかかった。ファンからね、佐野の曲より佐野らしいよ、佐野もこういう曲作れ(笑)。よく言われましたけれども。

「佐野さんだったらどう歌うか、歌詞をどういうふうに発音するか、いろいろ考えて。いつもコーラスしてる感じで。佐野さんの言葉のリズム感みたいなものを自分なりによく考えて作った曲です」と深沼元昭。

高桑圭はカーリー・ジラフというソロ・プロジェクトが今年10周年を迎えたそうだ。ただ最初にさりげなくEPを出して、アルバムを次の年に出したので来年のほうが自分の中で10周年という気がしてるそうだ。

佐野元春 : なんか是非さ、コヨーテバンドも含めてカーリー・ジラフ 10th Anniversary 来年なんかやろうよ。

ずっとインディペンデントでカーリー・ジラフはやっていて、高桑圭がいわゆる宅録、マルチ・レコーディングが基本になっている。

佐野元春 : 僕もカーリー・ジラフのレコードを最初から聴いているんだけれども、よくこれだけ曲のアレンジのヴァリエーションがあるね、すごく感心する。

高桑圭は子どもの頃、カーペンターズやエルトン・ジョンが好きだったけれど、その頃のキラキラした記憶を音に表したいと思ってはじめたのがカーリー・ジラフなのだという。はじめて聴いた人に「なんか懐かしい感じがする」というのはそれが要因だと思うと話す。

佐野元春 : 高桑くんより僕は年上ですけれども、僕の世代で聴いてもなんか懐かしいっていう感じは確かにある。おもしろいのは実際に多感な頃、'80年代、UKのニュー・ウェーブ、パンクで来たんだけれども、実際、レコーディング・アーティストとしてキャリアをはじめていくと、'70年代的のすごくよいメロディのセンスや、それからあの頃の自然な、音楽が持っていたあたたかいバイブスというかな、それがカーリー・ジラフ音楽の中に僕は発見できるだよね。そこがすごくおもしろい。

・Fake Engagement Ring
カーリー・ジラフの2014年のレコード。「ハーモニー・ワークが見事」と元春。元春は高桑圭がグラフィック・デザインをするのでレコード・メイキングとどこか共通するところがあるという意見を言う。「カーリー・ジラフのときはデザインしてるときと使ってる脳みそが近い気が自分でもする。音楽なんだけれど匂いとか手触りが自分にとって大事」と高桑圭は話す。

●最近のプロデュース・ワーク
chayのスタッフが深沼元昭の知り合いでプロデュースを依頼されたのだとか。そのときに深沼元昭の自宅スタジオでchayがシンディ・ローパの「True Colors」をギターの弾き語りで歌って、それがよくて歌もうまかったし、chay自身はお父さんの影響で'80年代の音楽を聴いてきてて、染み付いてる感じで新しい洋楽世代の色を持っていた。作る曲もフォーキーでストレートなものが多く、ギターもうまいのでおもしろそうだと思って一緒に仕事をすることになったとか。

・Twinkle Days
最近、深沼元昭がプロデュースした作品で「Twinkle Days」。chayの作詞作曲、深沼元昭のプロデュース&アレンジメント、そして演奏。イントロのマンドリンは深沼元昭。最近、コヨーテバンドでも深沼元昭はマンドリンを弾いているそうだ。イントロのマンドリンはchayのリクエストで、マンドリンを持ってなかったので購入して三日間一所懸命練習してレコーディングしたという。「その一所懸命練習したおかげで今、コヨーテバンドでもマンドリンが弾けるという(笑)」と深沼元昭。プロデュースするときに気をつけてるのは本人の声の質感とサウンドのマッチングだと深沼元昭は話す。彼女自身、テイラー・スィフトを聴いて、あんなふうになりたいという歌い方をしてるので、それに音の質感を合わせてるのだとか。

高桑圭は知り合いのレーベルの人の紹介で藤原さくらのプロデュースをすることになったという。まだ19歳の新人のシンガー・ソングライターで、お父さんがベーシストで高桑圭とはほとんど年が変わらないそうだ。彼女自身はビートルズが好きで、今年、ポール・マッカートニーのコンサートに行って泣いたというエピソードを持っている。

・Cigarette butts
藤原さくらの「Cigarette butts」。「声がいい」と高桑圭。アコースティック・ギターは藤原さくらで、それ以外の楽器は高桑圭が全て演奏している。アレンジも高桑圭。

佐野元春 : これは僕が聴いた印象というのは最近のインディ・フォークの感じだね。初期のマムフォード&サンズとか、そうしたインディ・フォークのタッチがあって僕は好きですね。

●最近自分でびっくりした行動
深沼元昭は半年ぐらい前にもらった電波時計がある朝狂っていて、それを知らずにリハーサルに遅刻したと思って、慌てて用意してクルマに乗って、ケータイを見たら全然違う時間だった。電波時計が電波を受信したときにバグったらしくてとんでもない時間になっていた。それ以来電波時計は使ってないそうだ。
高桑圭は番組の前に元春から質問を振られていたので思い出してたのだが、スタジオに入った瞬間に何の話か忘れたというのがいちばんビックリだったと話す。

佐野元春 : 僕の話聞いてくれる。最近自分でびっくりした行動。これはね、昨日の出来事なんだけれど、朝起きたら裸ん坊だったんですよ(笑)。

高桑圭 : それ子どもじゃないですか。子どもよくいますよ、そういうの。

佐野元春 : ちゃんともちろんね、昨夜、パジャマ着て暖かくして寝たのに、朝起きたら(笑)、裸だった。

深沼元昭 : それはね、全然シンパシー。僕は「朝スポ」現象って呼んでます、いつも。朝になるとスッポンポンというのの略なんですけど。何度もありますよ、それ。

佐野元春 : 無意識のうちに脱いじゃうのかな。暑いかなんか。

高桑圭 : 暑かったんでしょうね。で、それ子どもと一緒ですから。二人とも(笑)。

深沼元昭 : 僕しょっちゅうあるよ。

高桑圭 : なーい。

佐野元春 : いや、僕はね、長く生きてるけれど、はじめてのことだったんだ。なのですごくびっくりしました。

高桑圭 : それけっこうショックですよね(笑)。へへへ。

佐野元春 : ショック。

深沼元昭 : 僕はけっこうウェルカムな気持ち。ははは。

佐野元春 : 僕もちょっとこれに慣れてきた(笑)。まぁ、もうすぐクリスマスだよね。僕たちコヨーテバンド、いいクリスマス・ソング、昔作ったよね。ラジオ・リスナーのみなさんに聴いていただきたいと思います。コヨーテバンド、クリスマス・ソングです。「みんなの願いかなう日まで」。

・みんなの願いかなう日まで

佐野元春 : 今夜のMotoharu Radio Show、楽しんでいただけましたか? 先週今週と二週にわたってザ・コヨーテバンドのメンバーをゲストに招いて楽しい時間を過ごしてきました。さて、今週は二人ともソロのライヴがありますよね。ちょうど明日、高桑くんはカーリー・ジラフとして渋谷のラママ。今年最後のライヴですね。がんばってください。そして深沼くんはメロウヘッドのライヴですね。これは19日下北沢、場所はクラブQ。ドラムはメロウヘッズなので小松くん。これも楽しみですよね。じゃあ、今週ふたりともがんばって、いいライヴを作ってください。今夜はどうもありがとう。DJ、佐野元春。ではまた次回に。
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Sunday Song Book #1209

2015年12月13日 | Sunday Song Book

2015年12月13日プレイリスト
「『東南西』で棚からひとつかみ」
1. クリスマス・イブ / 山下達郎 '83
2. GO WEST / VILLAGE PEOPLE '79
3. LILY OF THE WEST / JOAN BAEZ "VOL.2" '61
4. SOUTHBOUND TRAIN / GRAHAM NASH & DAVID CROSBY "GRAHAM NASH & DAVID CROSBY" '72
5. THE WEST WIND CIRCUS / HELEN REDDY "LONG HARD CLIMB" '73
6. EAST OF THE SUN (AND WEST OF THE MOON) / ELLA FITZGERALD "SINGS SWEET SONGS FOR SWINGERS" '59
7. SOUTHBOUND #9 / 山下達郎 "コージー" '98
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアーは23本が終わったそうだ。「先週の木・金と、大阪フェスティバルホール、二回目でございますが。金曜日は本当にお客さんが、あの帰してくれませんですので(笑)、一曲余計にやらされました。その代わりにちょっと声がアレでございますが。そういうときは少し低めに喋るといういいですね。ドスが利いた声になるという。そういう感じでございますが。でも先週よりはマシですね。別に遊んだわけじゃないです。先週は飲みましたが(笑)」と達郎さん。
今週は16日(水)、17日(木)に広島・上野学園ホール(旧郵便貯金)。
年内で29本消化することになるが、まだ半分に届かず、ようやく1/3にきたところ。「4月までの長丁場なので、のんびりやりたいと思っております。引き続きツアーの真っ最中でございます」と達郎さん。

・PERFORMANCE 2015-2016
山下達郎デビュー40周年。「PERFORMANCE 2015-2016」は40th Anniversaryのツアー。35都市64公演で半年に渡るロング・ツアー「PERFORMANCE 2015-2016」。ツアーに関する詳細は特設サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・『東南西』で棚からひとつかみ
先週は札幌のAIR-Gのスタジオで収録。北海道、北に行ったので、「北」にちなんだ歌の「『北』で棚からひとつかみ」。今週は残り全部やって「『東南西』で棚からひとつかみ」。先週はツアーで大阪、今週は広島に行くことから、東京から見れば南なのでというこじつけ。邦楽でやるとほとんど演歌になってしまうそうだ。

・クリスマス・イブ
今年発売32年を迎える「クリスマス・イブ」のキャンペーンで、CDシングルのスペシャル・パッケージを明日12月14日から12月25日の期間限定で販売する。

・GO WEST
こういう特集でなければ番組で絶対かからないヴィレッジ・ピープルの1979年の「GO WEST」。全米チャート46位のスマッシュ・ヒットだが、アルバムはベスト10に入りゴールド・ディスク。ゲイ・カルチャーに目をつけたフランスのプロデューサー、ジャック・モラーリーのアイディア。この人は1991年にエイズで亡くなったそうだ。この曲はサッカー場でよくかかる。ペット・ショップ・ボーイズが1993年にカヴァーしたヴァージョンはイギリスで2位になった。ヒット曲としてはそちらのほうが有名。日本では換骨奪胎されて西城秀樹さんの「YMCA」という応援ソングになった。ヴィレッジ・ピープルのリード・ヴォーカルのビクター・ウィリスは歌が上手いと達郎さん。

・ライヴに関する質問
リスナーから「開演前に何人かのお客さんがステージ前まで行って何かを見てたんですが、みなさん何を見てたと思いますか?」という質問。
アマチュア・バンドをやってる人が機材を見に来るんだとか。どんなエフェクターを使ってるか、アンプは何だとか、今回は何が増えたかとか見物に来るのだという。

・LILY OF THE WEST
ジョーン・バエズの1961年のセカンド・アルバム『II』はゴールド・アルバムになったが、この中に入ってるトラディショナル・ソング「LILY OF THE WEST」はのちにボブ・ディランほかいろんな人がカヴァーする。「西の百合」といわれた美しいお嬢さんフローラルが他の男と浮気しているのを見つけて相手の男を刺してしまうという悲劇の歌。ジョーン・バエズの朗々とした歌声が多くのカヴァーを生んだ。ボブ・ディラン、マーク・ノップラーほかいろんなカヴァーがある。

・SOUTHBOUND TRAIN
クロスビー、スティルス、ナッシュ & ヤングの中でいちばん仲がいいグラハム・ナッシュとデヴィッド・クロスビー。デヴィッド・クロスビーが生体肝移植をしたときにグラハム・ナッシュはずっとつきっきりだったという。達郎さんは高校一年のときに池袋のヤマハでグラハム・ナッシュが来日したときにサインを貰ったことがあるそうだ。ほかのメンバーは早く帰りたがっていたが、グラハム・ナッシュはとてもいい人で彼一人真面目にサインしていたとか。1972年のデュオ・アルバム『GRAHAM NASH & DAVID CROSBY』に入ってる「SOUTHBOUND TRAIN」。「笑いながら頭(かぶり)を振ってる自由よ 死せる者たちが故郷に連れ帰る松明がお前に掲げられるのか お前がその生き方を導いた血たちの土地に その街外れにある列車から南に下ってゆく列車に乗って」というプロテスト・ソング。シングル・カットされて全米99位。アルバムは全米4位のゴールド・アルバム。

・ツアー・ポスター
リスナーから「今回のツアーで使用されてるポスターはいつ撮影されたものですか?」という質問。
昨年の竹内まりやさんのライヴ1曲目の「アンフィシアターの夜」でギターを弾いてるところだとか。

・THE WEST WIND CIRCUS
ヘレン・レディはオーストラリア生まれ。'60年代にニューヨークに越してきて4歳から舞台に立ってる。子役からはじまった人でシンガーとしても大成功を収めた。1973年のアルバム『LONG HARD CLIMB』に入ってる「THE WEST WIND CIRCUS」は全米8位でアルバムはゴールド・ディスク。「西風」と呼ばれるサーカス団で育った娘の話。お父さんが空中ブランコの花形でお母さんがサポート。お父さんがブランコで亡くなりお母さんは引退。それから街にサーカス団が来て子どもたちは行かせても絶対に自分は観に行かなくなった。事故で亡くした夫を思い出すのが辛いので、というひじょうに美しい歌。アダム・ミラーというシンガー・ソングライターが書いた作品。ドラムはたぶんハル・ブレイン。

・年忘れ夫婦放談
今月20日、27日は毎年恒例、竹内まりやさんをゲストに迎えて「年忘れ夫婦放談」。ツアー中なので二週分まとめて今週収録する予定。まりやさんへの質問とリクエストは今週中に到着だとチェックできるとのこと。

・「クリスマス・イブ」(2015 クリスマス・スペシャル・パッケージ)
今年発売32年を迎える「クリスマス・イブ」のキャンペーンで、CDシングルのスペシャル・パッケージを明日12月14日から12月25日の期間限定で販売。達郎さんのデビュー40周年記念も兼ねていて、現行商品である「クリスマス・イブ」(30th Anniversary Edition)に、シュガーベイブの『SONGS』のジャケットを手掛けた金子辰也さん(シングル「クリスマス・イブ」のジャケットも手掛けている)のイラストによる、今年だけの三方背ボックスをかぶせた、2015 クリスマス・スペシャル・パッケージ。



・TOWER RECORDS CAFE表参道店 presents 山下達郎スペシャル企画
「クリスマス・イブ」(2015 クリスマス・スペシャル・パッケージ)のリリースとデビュー40周年を記念して、表参道のTOWER RECORDS CAFE(レコード屋とカフェが一緒になった店舗)で、CD販売期間と同期間となる12月14日(月)から12月25日(金)までの期間に、『TOWER RECORDS CAFE表参道店 presents 山下達郎スペシャル企画』と題したいろいろなオリジナル企画の開催が決定している。「クリスマス・イブ」(2015 クリスマス・スペシャル・パッケージ)の販売のほかに、TOWER RECORDS CAFE表参道店限定のオリジナル・グッズの販売、「PERFORMANCE 2015 - 2016」のオフィシャル・ツアー・グッズの販売や、過去のアーティスト・フォト、ライヴ・フォトの展示、更にカフェ・メニューとして「クリスマス・イブ」の楽曲からシェフがインスパイアされて考案した「クリスマス・イブ・スペシャル・コース」、また山下達郎のキャラ「タツローくん」のカフェ・ラテというオリジナル・メニューを用意しているそうだ。
詳しくはワーナーミュージック・ジャパンの山下達郎スペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/
http://tower.jp/restaurants/cafe/omotesando

・EAST OF THE SUN(AND WEST OF THE MOON)
選曲したら「西」と「南」はあるけれど「東」がない。いちばん有名なのは「エデンの東」。「東」だけだといいのがなかったのでちょっと捻って古いスタンダードの「EAST OF THE SUN(AND WEST OF THE MOON)」。いろんな人がやっててサラ・ヴォーン、フランク・シナトラとたくさんあるが今日はエラ・フィッツジェラルドのヴァージョンで。1934年という大変古い曲で「STAGE AT BAY」というレヴューに使われたとか。いわゆるビッグバンド・ジャズのときにたくさん使われた。「EAST OF THE SUN(AND WEST OF THE MOON)」はノルウェーの民話から取ったもので、日本では「おひさまの東、お月さまの西のお城」として訳されている。「太陽の東 月の西に 私たちは夢の家を建てよう 昼は太陽に近く 夜は月に近く 愛とほのかな月光の中で私たちは心地よく暮らそう いつまでもあなたとわたしだけで愛は果てることなく 私たちはいつまでも愛し続けよう」という歌詞。エラ・フィッツジェラルドの1959年のアルバム『SINGS SWEET SONGS FOR SWINGERS』から「EAST OF THE SUN(AND WEST OF THE MOON)」。

・SOUTHBOUND #9
達郎さんの曲で「東西南」が入ってる曲はこの一曲だけ。1998年のアルバム『COZY』から「SOUTHBOUND #9」。ちゃんとリクエストも来ているという。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

12月20日・27日は、恒例「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp
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SOUND AVENUE 905 Motoharu Radio Show #10

2015年12月10日 | Motoharu Radio Show

2015/12/08 OnAir - 2nd. Week - ザ・コヨーテバンドを迎えて
01.Steely Dan:Home at Last
02.坂本龍一:Merry Christmas Mr. Lawrence
03.Nona Reeves:P-O-P-T-R-A-I-N
04.Schroeder-Headz:Newdays
05.土岐麻子:Beautiful Day
06.Nona Reeves:土曜の夜は Happy Sounds
07.Schroeder-Headz:Hype
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
佐野元春 : こんばんは佐野元春です。この番組は東京赤坂TBSのスタジオからお届けしています。今週もやってきましたMotoharu Radio Show。待っていてくれたみなさん、どうもありがとう。さてこの番組、今日から90.5メガヘルツ、そうです、FM放送としても聴けるようになりました。ラジオ新時代のはじまりですね。これまでのAM放送、またradikoといったサイマルキャスト放送など、みなさんのお気に入りのスタイルで番組を楽しんでいただけたらと思います。さて、佐野元春、僕の35周年アニバーサリー、全国ツアーがいよいよはじまりました。そこで今週来週二週にわたって僕の楽しいバンド仲間たち、ザ・コヨーテバンドのメンバーをゲストに招いてお送りしたいと思います。また詳しいことは番組の中で。火曜の夜はMotoharu Radio Show。DJ、佐野元春でお送りします。

佐野元春 : Motoharu Radio Show、今週来週と二週にわたって僕の楽しいバンド仲間たち、ザ・コヨーテバンドのメンバーをゲストに招いての特別版ですね。今夜はまずバンドのメンバーからドラムスの小松シゲルくん、そしてキーボードの渡辺シュンスケくん。この二人に来てもらってます。
いよいよツアーはじまったね。京都、名古屋、すごい盛り上がりだったね。今日はコヨーテバンドのメンバー、スタジオに来てもらってバンド・メンバーを紹介したいということと、それぞれみんなプロデュースもしてるし、作詞作曲もしてるし、いろいろなセッションに参加しているミュージシャンたちですので、ひとりひとりの魅力に迫ってみたいと思います。
まず僕が考えた質問なんだけれども「私の人生を変えた一曲」。ちょっと大げさなんだけれども、十代のとき僕たち音楽に触れてこうしてミュージシャンになってるわけなんだけれども、影響を受けた音楽といってもいいよね。小松くんが選んでくれた音楽はスティーリー・ダンなんだけれどもこの曲の出会いというのはいつだったの?

小松シゲルは大学一年の頃にそれまでいろいろと聴いてきて、大学の先輩に「なんかないっすかね、聴くの?」と訊いてアルバム『Aja』を勧められたという。最初はピンとこなかったが何回も聴いていくうちに抑制された構築美にハマって、しばらくはずっと、大学の最初の頃は聴いていたという。

佐野元春 : 僕も'70年代にスティーリー・ダンのレコードを聴いて「これは素晴らしいな」と思って、今でも聴き続けてるんだけれども。だいたい小松くんと僕は年が10年くらい離れてるんだと思うんですけれども、やっぱりこのスティーリー・ダンのレコードを聴いて、ドラマーの視点で聴いていたんですか?

小松シゲル : そうですね、ドラマーの視点で聴いてましたね。最初は派手なもの、いろいろとアレでしたけれど、「Home at Last」のグルーヴの妙にハマってしまいましたね。

・Home at Last
ビルボードライブ東京のオープニング記念公演がスティーリー・ダンで元春はその公演を見に行ったそうだ。確か5日間の公演で、小松シゲルは5日目に行ったとか。
レコーディングではバーナード・パーディが「Home at Last」のドラム。小松シゲルはバーナード・パーディに影響を受けていて、1992年頃のジャズ・ファンクのムーブメントのときに聴き漁っていたとか。

佐野元春 : スティーリー・ダンの音楽というと基本ブルース音楽をすごくコンテンポラリーに解釈して、いろんな音楽要素をコンバインして仕立ててるという感じなんだけれども。渡辺シュンスケくんもスティーリー・ダン音楽に触れてきたわけだよね?

渡辺シュンスケはもちろんスティーリー・ダンが好きで、ドナルド・フェイゲンのソロから遡って聴いたそうだ。キーボードの視点からハーモニーやボイシングが構築されて参考になるという。影響を受けた音楽として持ってきたレコードは坂本龍一の「Merry Christmas Mr. Lawrence」。中学三年の頃に聴いてキーボードは中学一年からはじめたけれど、この曲を聴いてピアノが弾きたくなりピアノをはじめたとか。音楽の興味はファミコンの音楽がはじまりだったそうだ。インストゥルメンタルというより映画音楽というところに反応したという。

・Merry Christmas Mr. Lawrence
純粋なピアノ音楽というかシンセサイザーを使った構築的な音楽。オリエンタルな音階が新鮮で学校の体育館のピアノで練習したという。最初に買ったシンセサイザーはヤマハのEOSというTM ネットワークの小室哲哉が宣伝していたシンセサイザーだったとか。作曲をはじめたのは中学生の頃で短い「雨」の曲。このあいだ自分のライヴで披露したという。

小松シゲルが一番最初に聴いたレコードはゴダイゴの『銀河鉄道999』のサントラ。

佐野元春 : 僕はね、モンキーズというバンド。その頃ね、テレビで「モンキーズ・ショー」っていうすごく楽しい番組やってて。そこでモンキーズ、アイドル・バンドなんだけれども、ごきげんな曲がたくさんかかって。そこで「モンキーズのテーマ」という彼らのテーマ・ソングが楽しいポップ・ソングで、その曲が欲しくてレコード屋さんに行きました。アナログ7インチでしたけれど。二人の時代はまだアナログ7インチの時代だったでしょ? アナログ7インチで自分のお小遣いで最初に買ったレコードって覚えてますか?

小松シゲルはハワード・ジョーンズの「New Song」。渡辺シュンスケはユニコーンのCD。

小松シゲル : ちなみに家にCDデッキが来てはじめて聴いたのは佐野さんの『No Damage』ですよ。

小松シゲルはノーナ・リーブスを西寺郷太を中心にして1995年に結成。最初は5人ではじめてメジャー・デビューするときにトリオ編成になった。リスナーに聴いてほしい曲は「P-O-P-T-R-A-I-N」。3年ほど前の曲でこの番組の前にやってる「トップ・ファイブ」という番組のジングルを一曲に仕上げたものだとか。

・P-O-P-T-R-A-I-N
ソングライティングは西寺郷太で、彼の得意の曲調、'80年代のポップ・ディスコ的なサウンド。小松シゲルはTBSの番組がなかったらできなかった曲で、ジングルを一曲にしたという根性、そこのところを聴いてほしいそうだ。

佐野元春 : 僕は郷太くんって本当に才能のある人だ思ってるんですよね。こうしたソングライティングだけじゃなくてマイケル・ジャクソンとかプリンスの研究の本まで出してるでしょ? ときどき送ってくれるんだけども、夢中で僕読んでます。だからよろしく伝えて下さい。

・Newdays
渡辺シュンスケが自分のソロで聴いてほしい曲はシュローダーヘッズというユニットの最初に出したアルバムのタイトル曲で「Newdays」。渡辺シュンスケはシュローダーヘッズの他にも、歌もののバンド、カフェロン、こたつ宇宙というレアなものもやってる。アルバム『Newdays』は5年くらい前にプランクトンという自主レーベルから出して、ヴィレッジ・ヴァンガードという本屋で置いてもらうことで知れ渡るようになったとか。シュローダーヘッズはピアノ、ベース、ドラムのトリオ。シュローダーヘッズはこれまでにカヴァー・アルバムとリミックス・アルバムを入れて4枚位出してるそうだ。仕事をはじめたのは大学を卒業する前後くらいで23,4ぐらいの頃。オリジナル・ラブの亡くなった宮田繁男さんにかわいがってもらったという。

佐野元春 : 堂島くん、すぐれたソングライターですけれど。堂島くんのライヴで渡辺シュンスケくんをはじめて見たんですよね。そのときもごきげんなキーボード・プレイでした。だからいってみれば堂島くんが呼んでくれた縁。彼もなんかそんなこと言ってませんでした?

渡辺シュンスケ : 言ってますね(笑)。

最近、渡辺シュンスケは土岐麻子、柴咲コウ、降谷建志のソロなどをやってるという。特に土岐麻子のプロジェクトではレコーディング・プロデューサー、プレーヤー、ソングライターと重要な役割を果たしている。

佐野元春 : 『Bittersweet』、僕も聴かしていただいたんですけれども、すごくケレン味のないいいヴォーカリストですよね。いい詩も書きますよね。これはプロデュースのきっかけとはどんなことだったんですか?

事務所が一緒でライヴを手伝ったときに「アルバムを一緒に作りませんか?」とオファーがあって今回はじめて参加することになったという。準備からはじめて一年間くらいアルバムの制作にかかったそうだ。バンドを一緒にやるような感じで楽しかったとか。

佐野元春 : 実際に僕、土岐さんのレコード、実をいうと別の放送局で彼女が番組を持っていて、そこに呼ばれてはじめてお会いして、そのときにCDをいただいて、全曲聴かしてもらって本当にいい曲がたくさんあって、ときどき聴いてるんですけれどね。

・Beautiful Day
渡辺シュンスケの作曲、プロデュースの土岐麻子の「Beautiful Day」。アルバム『Bittersweet』に収録されている。ドラムは白根賢一、ベースはエゴラッピンの真船勝博。

佐野元春 : これからもプロデュースはたくさんやっていきたいんでしょ?

渡辺シュンスケ : あぁ、やってみたいですね。

佐野元春 : 僕の曲もプロデュースもしてください。

渡辺シュンスケ : えへへ。いや、佐野さんにプロデュースしてもらいたいです(笑)。

佐野元春 : いいですね(笑)。いつか。

・土曜の夜は Happy Sounds
自分の曲で聴いてもらいたいの最新の作品の紹介。ノーナ・リーブスの昨年出たアルバム『Forever Forever』。ビルボードのレーベルから出している。ギタリストの奥田健介が書いた曲で「土曜の夜は Happy Sounds」。

佐野元春 : 僕いつも思うんだけれどもノーナ・リーブスのリズムのアンサンブルがね、イントロが出てきた途端にニコっと笑ってしまうような、人々をスマイルさせるような楽しさがあるんだけれども。リズム・アンサンブルは小松くんが中心になって提案してるの?

小松シゲル : そうですね。でも最近は比較的ふたりのDTMベースではじまったりとか、そうですね。そこに色加えたり多いかもしれないですね。最近はみんなの頭のなかにあるものを提示してもらって、そこにすぐスタジオで録りだしてみたいな感じですね。

・Hype
シュローダーヘッズの2016年1月20日にリリースされる3枚目のフル・アルバム『特異点』から「Hype」。物理用語でブラックホールの中心にある点を「特異点」というそうだ。今回はピアノ・トリオだけれどシンセ・ベースは自分で弾いてるという。

佐野元春 : シュンちゃん見ていてジーニアスなところがあって、すごいロジカルに進めていくんだけれども、最終的にはそうじゃないような感じがしてるんですよね。

佐野元春 : 今夜のMotoharu Radio Show、楽しんでいただけましたか? Motoharu Radio Show、今週来週と二週にわたって、ザ・コヨーテバンドのメンバーをゲストに招いての特別版、オンエアしています。今夜はバンドのメンバーからドラムスの小松シゲルくん、そしてキーボードの渡辺シュンスケくんが遊びに来てくれました。僕たち、これからツアー、来年の三月にかけてガンガンやっていくんだけれど、いいライヴにしようね。番組では来週はベースの高桑くんとギターの深沼くんが来てくれます。彼らからまた面白い話が聞けると思いますので楽しみにしてます。じゃあまた、ロードで会いましょう。今夜、どうもありがとう。DJ、佐野元春、ではまた来週。
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Sunday Song Book #1208

2015年12月06日 | Sunday Song Book

2015年12月06日プレイリスト
「『北』で棚からひとつかみ」
1. クリスマス・イブ / 山下達郎 '83
2. GIRL FROM THE NORTH COUNTRY / BOB DYLAN "THE FREEWHEELIN'" '63
3. GIRL OF THE NORTH COUNTRY / HOWARD TATE "HOWARD TATE" '72
4. LIFE IN A NORTHERN TOWN / THE DREAM ACADEMY "DREAM ACADEMY" '85
5. NORTH WINDS / PAUL RODGERS "CUT LOOSE" '84
6. NORTH WIND AND A NEW MOON / MICHAEL MURPHEY "FLOWING FREE FOREVER" '77
7. NORTHERN MUSE / VAN MORRISON "BEAUTIFUL VISION" '82
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■内容の一部を抜粋
・近況
全国ツアー「PERFORMANCE 2015-2016」は20本が終了した。1/3はあっという間だったとか。北海道ツアー中なので東京に帰れないため、今週は札幌のAIR-Gのスタジオで収録しているそうだ。今までいろいろなところで番組の収録をしたが札幌は三回目。やはり遠くて帰れないのが理由。11月27日に帯広、29日に北見。「北見、初めてでございましたが、お客さんとってもいいお客さんで、ホールも小ぶりでとってもよかったです」と達郎さん。先週は12月2日、3日がニトリ文化ホール。本日6日は32年ぶりの釧路公演。これで東京に帰るという。今週は12月10日(木)、11日(金)と二回目の大阪フェスティバルホール。「お出でのみなさま、お待ち申し上げております」と達郎さん。

・PERFORMANCE 2015-2016
山下達郎デビュー40周年。「PERFORMANCE 2015-2016」は40th Anniversaryのツアー。35都市64公演で半年に渡るロング・ツアー「PERFORMANCE 2015-2016」。ツアー
に関する詳細は特設サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・『北』で棚からひとつかみ
今週はニトリ文化ホールが終わった後、直近の収録。北海道は天候が大荒れだということだったが、運良く天候には恵まれたと達郎さん。今週は北海道、北に行ってるということで、「北」にちなんだ歌の「『北』で棚からひとつかみ」。収録日の前日に打ち上げで夜まで騒いだため声の調子が今ひとつだが、それほど悪いわけではなく別状なし、ただ声が嗄れてるだけとのこと。

・クリスマス・イブ
12月に入ったので「クリスマス・イブ」。今年で32年目。

・GIRL FROM THE NORTH COUNTRY
「北」と言って思い出すのはボブ・ディランの1963年のセカンド・アルバム『THE FREEWHEELIN'』に入ってる「GIRL FROM THE NORTH COUNTRY」、邦題は「北国の少女」。もともとはイギリスのトラッド・ソング。それをボブ・ディランが改作したという。同様のパターンはサイモン&ガーファンクルの「SCARBOROUGH FAIR」があるけれど内容的にかなり似ている。ボブ・ディランのほうは「もしも君が北国の祭を旅するなら 風が重く国境に吹き付けるだろうが そこに住んでる人によろしく伝えてくれ 彼女は僕の恋人だったんだ」。サイモン&ガーファンクルのほうは「スカボロー・フェアに行ったなら伝えておくれ」と同じ内容。セカンド・アルバム『THE FREEWHEELIN'』は「DON'T THINK TWICE, IT'S ALL RIGHT」とか「BLOWIN' IN THE WIND」という名曲がたくさん入ってる。ディランのブレイクした有名なアルバムで名作。

・GIRL OF THE NORTH COUNTRY
ハワード・テートはメイコン、ジョージア生まれのフィラデルフィア育ち、イーストコーストのソウル・シンガー。1972年に出したアトランティックからのアルバム『HOWARD TATE』でディランの「北国の少女」をカヴァーしている。プロデューサーのジェリー・ラゴヴォイとハワード・テートは密接な関係がある。タイトルは「GIRL OF THE NORTH COUNTRY」になってるが作詞作曲ボブ・ディラン。ただしソウル・シンガーの歌なので全く違う曲と言ってもいいくらい違ってる。

・北海道にこたつはあるのか?
リスナーから「北海道は暖房で暖かくしているためこたつは使わないという話ですが本当ですか?」というお便り。
達郎さんが楽屋のケータリングの女の子に訊くと「家が暖かいのでこたつはない」という答だったとか。

・LIFE IN A NORTHERN TOWN
「北」といえばこの曲も有名な曲。ロンドン出身の3人組のグループ、ドリーム・アカデミーの「LIFE IN A NORTHERN TOWN」。1985年のデビュー・ヒットで全米7位。プロデューサーはピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモア。北の街の一日の風景を淡々と描いてる詩。「救世軍の楽隊が演奏し 子どもたちがレモネードを飲み そして一日中が朝のまま そして開いた窓からはシナトラの若き日のような声が街を突き抜けている 北の街の暮らし」という散文詩的な情景が浮かんでくる。「これ1985年だからアナログ・レコーディング。この奥行きは今のデジタルでは作れません。特にデヴィッド・ギルモアのセンスが光ってる作品」と達郎さん。

・レコードやCDは何枚購入しましたか
リスナーから「2015年にレコードやCDは何枚買われましたか?」という質問。
昔は「メーター買い」と言われたくらい買ったとか。今年は400から500枚くらいだという。「ほしいものしか買いません。断捨離、少しはじまってます。CDの棚があふれてきましたので(笑)、ちょっと買い控え」と達郎さん。

・NORTH WINDS
ポール・ロジャースがバッド・カンパニーをやめて、1984年に一人多重録音の意欲的なソロ・アルバム『CUT LOOSE』を出した。その中から「NORTH WINDS」。

・『東南西』で棚からひとつかみ
今週は「北」だったので来週は残り全部やって「『東南西』で棚からひとつかみ」。次回は海外のレコード屋にオーダーしたりして粒が揃ってるそうだ。

・「クリスマス・イブ」(2015 クリスマス・スペシャル・パッケージ)
今年発売32年を迎える「クリスマス・イブ」のキャンペーンで、CDシングルのスペシャル・パッケージを2015年12月14日から12月25日の期間限定で販売する。達郎さんのデビュー40周年記念も兼ねていて、現行商品である「クリスマス・イブ」(30th Anniversary Edition)に、シュガーベイブの『SONGS』のジャケットを手掛けた金子辰也さん(シングル「クリスマス・イブ」のジャケットも手掛けている)のイラストによる、今年だけの三方背ボックスをかぶせた、2015 クリスマス・スペシャル・パッケージ。



金子辰也さんは代官山のクリスマス・カンパニー、一年中クリスマス商品を取り扱ってる草分けでクリスマスのオーソリティー。だから「クリスマス・イブ」のマキシ・シングルを頼んだという経緯があるそうだ。日本のジオラマの重鎮としても知られる。

・TOWER RECORDS CAFE表参道店 presents 山下達郎スペシャル企画
「クリスマス・イブ」(2015 クリスマス・スペシャル・パッケージ)のリリースとデビュー40周年を記念して、表参道のTOWER RECORDS CAFE(レコード屋とカフェが一緒になった店舗)で、CD販売期間と同期間となる12月14日(月)から12月25日(金)までの期間に、『TOWER RECORDS CAFE表参道店 presents 山下達郎スペシャル企画』と題したいろいろなオリジナル企画の開催が決定している。「クリスマス・イブ」(2015 クリスマス・スペシャル・パッケージ)の販売のほかに、TOWER RECORDS CAFE表参道店限定のオリジナル・グッズの販売、「PERFORMANCE 2015 - 2016」のオフィシャル・ツアー・グッズの販売や、過去のアーティスト・フォト、ライヴ・フォトの展示、更にカフェ・メニューとして「クリスマス・イブ」の楽曲からシェフがインスパイアされて考案した「クリスマス・イブ・スペシャル・コース」、メインがクリスマスの定番のロースト・ビーフ、スモークサーモンとラタトゥーユ、フリッタータの3種の前菜、スイーツはクリスマス風のものになるらしい。これらのメニューにパンを添えて、「クリスマス・イブ」の歌詞にちなんで「お一人様メニュー」にしている。また山下達郎のキャラ「タツローくん」のカフェ・ラテというオリジナル・メニューを用意しているそうだ。
詳しくはワーナーミュージック・ジャパンの山下達郎スペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/
http://tower.jp/restaurants/cafe/omotesando

・年忘れ夫婦放談
今月20日、27日は毎年恒例、竹内まりやさんをゲストに迎えて「年忘れ夫婦放談」。まりやさんはいろいろと音源を作ってるとか。まりやさんへの質問とリクエストを募集中。

・NORTH WIND AND A NEW MOON
「NORTH」というと圧倒的にカントリー系が多いそうだ。昔「NORTH WIND」というカントリーの曲があったけれど寂しい曲だったとか。マイケル・マーフィーは達郎さんの好きなシンガー。1977年のアルバム『FLOWING FREE FOREVER』に入ってる「NORTH WIND AND A NEW MOON」。ストリングスはジム・ハスケル。

・NORTHERN MUSE
ヴァン・モリソンの1982年のアルバム『BEAUTIFUL VISION』から「NORTHERN MUSE」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

12月13日は「『東南西』で棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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SOUND AVENUE 905 Motoharu Radio Show #09

2015年12月02日 | Motoharu Radio Show

2015/12/01 OnAir - 1st. Week - 元春が選ぶ2015年の新作アルバム
01.Foo Fighters:My Hero
02.The Strokes:All the Time
03.Stereophonics:Have a Nice Day
04.James Taylor:Today Today Today
05.James Taylor:You And I Again
06.Richard Thompson:Beatnik Walking
07.Iron & Wine & Ben Bridwell:This Must Be the Place
08.佐野元春:ジュジュ(Live@東京国際フォーラム)
09.Brian Wilson:The Right Time (feat. Al Jardine & David Marks)
10.ELO:When I Was a Boy
11.Frankie Miller:Play Something Sweet (Brickyard Blues)
12.Stevie Ray Vaughan & Double Trouble:Couldn't Stand the Weather
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
佐野元春 : こんばんは佐野元春です。この番組は東京赤坂TBSのスタジオからお届けしています。今週もやってきましたMotoharu Radio Show。待っていてくれたみなさん、どうもありがとう。今夜は僕が気になるアーティスト、ジェームス・テイラー、エレクトリック・ライト・オーケストラ、そしてリチャード・トンプソン、ほか今年出た新作アルバムからの曲を集めてみます。火曜の夜はMotoharu Radio Show。DJ、佐野元春でお送りします。

・My Hero
フー・ファイターズの「My Hero」。メンバーのデイヴ・グロールがステージ中に客席に落ちて骨折というアクシデント。にも関わらずギプス装着のままステージを続行という男気を見せて話題になった。

・All the Time
ストロークスの「All the Time」。「ニューヨークのバンド。ちょっと斜に構えた洒落っ気があって僕は好きです」と元春。

・Have a Nice Day
ステレオフォニックスの「Have a Nice Day」。「英国ウェールズ出身、ヴォーカルのケリー・ジョーンズを中心としたスリー・ピース・バンド。メロディ、リリック、ビート、どれをとってみてもごきげんですよね」と元春。

佐野元春 : Motoharu Radio Show。今夜は2015年、今年出た新作アルバムから、僕が気になるアーティストの曲を集めてみます。まず選んだのはジェームス・テイラー。新作が出ました。'70年代のシンガー・ソングライターですよね。僕も十代の頃からよく聴いています。「君の友だち - You've Got A Friend」という曲があります。キャロル・キングが書いた曲。この曲をジェームス・テイラーが歌ってヒットしました。1971年、ビルボードのチャートで1位になって、その年のグラミー賞を獲っています。米国ノースカロライナで育ったということですけれども、レコーディング・アーティストとしてのデビューはイギリスでした。1968年にビートルズのアップル・レコードからファースト・アルバムを出しています。しかしうまくいったのは翌年1969年、ワーナー・ブラザーズと契約して『Sweet Baby James』というアルバムがヒットしました。そのジェームス・テイラーの新作が出ました。僕も聴きました。『Before This World』。心に響くとてもいいアルバムです。今夜はこのアルバムからの曲をみなさんと一緒に聴いてみたいと思います。1曲目は「Today Today Today」。2曲目は「You And I Again」。この曲、ヨー・ヨー・マーがゲスト・プレーヤーとしてチェロを弾いています。ジェームス・テイラーの新作、2曲聴いてみます。

・Today Today Today
・You And I Again

佐野元春 : 季節はすっかり冬ということで、みなさん体調崩したりしていないでしょうか。今、この番組をクルマで聴いてる方、部屋で聴いてる方、また職場で聴いてくれてる方いると思いますが、どうぞ身体を暖かくして聴いてくださいね。そうですね、こんな寒い夜に聴きたい音楽というとどんな音楽でしょうか。僕だったらやはりアコースティクな音楽が聴きたくなります。気持ちが暖かくなるようなフォーキーな音楽。早速レコードを持ってきました。リチャード・トンプソン新作が出ています。素晴らしいギタリストですよね。ものすごいテクニックと音楽的なセンスがあふれる英国を代表するミュージシャンと言っていいと思います。'60年代、'70年代はフェアポート・コンベンションというバンドにいました。以来現在まで多くの素晴らしいレコードを残しています。リチャード・トンプソン、では新作アルバムからの曲を聴いてみます。そしてもう一人聴いてみたいのはアイアン&ワイン。米国のシンガー・ソングライターです。アイアン&ワインなんていうとバンド名のように聞こえますけれども、サミュエル・ビームというソングライターのソロ・プロジェクトになっています。フォーキーな音楽が持ってる僕の個人的なイメージということで言うと、それは聴く人たちの日々の傍らに寄り添うような音楽ですね。ガチャガチャとうるさいロックンロール音楽とはまた違った魅力があります。ではリチャード・トンプソン、そしてアイアン&ワイン、それぞれ今年出たレコードから「Beatnik Walking」、そして「This Must Be the Place」。2曲聴いてみます。

・Beatnik Walking
・This Must Be the Place

火曜の夜はMotoharu Radio Show。番組ではみなさんからリクエストをお待ちしています。聴きたい曲があれば是非リクエストをお寄せください。宛先はメール・アドレス mrs@tbs.co.jp 。

佐野元春 : さて、ちょっと自分のことになるんですけれども、今年僕は活動35年目を迎えました。僕の音楽を聴いてくれてるみなさんに、この場を借りてお礼がいいたいです。どうもありがとう。今月から全国で僕の35周年アニバーサリー・ツアーがはじまります。今週末、土曜日の京都からはじまって、翌日は名古屋、そのあと来年の3月までツアーが続きます。コンサートでは古い曲から新しい曲までたっぷり演奏したいと思ってます。今までのファンの方もこれからのファンももちろん大歓迎です。番組を聴いてくれてるみなさんもよかったら是非会場に来てください。次に紹介したいこの曲もコンサートで歌おうと思ってます。「ジュジュ」。2011年、東京国際フォーラムでのライヴ・テイクから聴いてください。

・ジュジュ

佐野元春 : 僕の曲です。2011年、東京国際フォーラムでのライヴからモータウン・マナーの曲は「ジュジュ」。聴いていただきました。

アニバーサリー・ツアーの続きになるんですけれども、とにかく35年分ということで、やりたい曲がいっぱいあるんですよね。今回バンドは、ここのところずっとライヴ、レコーディング一緒にやってるコヨーテバンド。彼らを中心にして'80年代、ハートランドからギタリスト、長田進。'90年代、ホーボーキングバンドからキーボード、Dr.kyOn。そしてサクソフォンで山本拓夫くんが参加してくれます。この最強のメンバーであれば35年間の僕のレパートリー。どの時代の曲もしっかり演奏できるんじゃないかと思っています。そうですね。アニバーサリー・ツアーではどの会場でもたっぷり演奏したいと思ってるので、是非、期待して待っていてください。

さてMotoharu Radio Show。音楽に戻って今夜は2015年、今年出た新作アルバムから、僕が気になるアーティストの曲を集めています。このあとはブライアン・ウィルソン、そしてエレクトリック・ライト・オーケストラの曲に続きます。

・The Right Time (feat. Al Jardine & David Marks)
・When I Was a Boy

佐野元春 : エレクトリック・ライト・オーケストラ。これは14年ぶりの新作ということ。ジェフ・リンといえばプロデューサーとしてとてもいい仕事をしています。'80年代のトラヴェリング・ウィルベリーズもジェフ・リンのプロデュースです。ジェフ・リンはビートルズのもうひとりのメンバーといっていいと思います。ビートルズというひとつの古典芸能ですよね。それを守りつつ未来に繋いでゆく、そんな使命を持ったミュージシャンじゃないかと思います。

・Play Something Sweet (Brickyard Blues)
「ニューオリンズやブラック・ミュージックだけではなくアメリカ音楽のひとつの大きな柱がなくなってしまったような気がしています。そんなことを感じる曲です」というリスナーからのリクエスト。先週のアラン・トゥーサン追悼特集「Dr.kyOnを迎えて、アラン・トゥーサンが残した音楽を振り返る」の中でフランキー・ミラーの曲を用意していたが時間切れで紹介できなかったそうだ。

佐野元春 : Motoharu Radio Show、そろそろ時間がなくなってきました。みなさんとはまた次回、お会いできるのを楽しみにしています。今夜ラストの曲はスティーヴィー・レイ・ヴォーン。「Couldn't Stand the Weather」。この曲を聴いてお別れです。

・Couldn't Stand the Weather

佐野元春 : 今夜のMotoharu Radio Show、楽しんでいただけましたか? 番組では専用のアプリケーションを用意しています。今日のオンエア曲、番組で紹介したプレイリストがチェックできるので是非、活用してください。ダウンロードは専用ウェブサイトでご案内しています。http://www.moto.co.jp/MRS/ 番組からのインフォメーションでした。DJ、佐野元春、ではまた次回に。
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