懐かしい未来 #013

2010年05月07日 | 懐かしい未来

教育テレビ「佐野元春のザ・ソングライターズ」のセカンド・シーズンに桜井和寿のゲスト出演が決定したそうです。
先月の「大貫妙子 ~懐かしい未来~」で彼の話題が出ていたのでこの機会にアップすることにしました。

現在、ブログの連載について考えることがあり煮詰まっています。
これまで「大貫妙子 ~懐かしい未来~」は試行錯誤しながらやっておりました。
今後のことですが、「大貫妙子 ~懐かしい未来~」のカテゴリーは不定期連載になることを
ご了承くださいますようよろしくお願いします。

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2010年4月27日(火) NHK-FM PM11:00 - AM00:00
DJ: 大貫妙子
GUEST: 田中優

Playlist
美しい人よ / 大貫妙子
Paddle / Mr. Children
Luglio,agosto,settembre / Area
こどもたちのそら / FUNKIST
懐かしい未来~longing future~ / 大貫妙子
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・懐かしい未来
2009年4月から毎月最終火曜日の夜11時から生放送でお届けする番組。毎回ゲストを迎えての60分。再放送は翌週火曜日の午前10時から。生放送の番組へのメッセージは番組ホームページで受け付けているそうだ。
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

・懐かしい未来~longing future~
この番組のテーマ・ソング。2009年4月29日にリリースされたアルバム『palette』に収録。

・田中優
1957年東京都生まれ。
地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、
環境、経済、平和などの、さまざまなNGO活動に関わる。
現在「未来バンク事業組合」 理事長、
「日本国際ボランティアセンター」、「ap bank」監事、
「中間法人 天然住宅」副代表を務める。
現在、立教大学大学院、和光大学大学院、
大東文化大学の非常勤講師。
著書(共著含む)に『環境破壊のメカニズム』
『日本の電気料はなぜ高い』『どうして郵貯がいけないの』、
『非戦』(幻冬社 坂本龍一との共著)ほか。

・Paddle
ミスチルの桜井くんはあまりにも売れすぎて、お金持ちになったため、いつか罰が当たるんじゃないかと思ったそうだ。そんなとき脳の病気になったという。やはり罰が当たったんだと思ったそうだが、稼ぎすぎたお金は全部「ap bank」に突っ込めば、いろんな地域でがんばってる人に融資することになり、彼らの背中を推すことになると考えたという。そうすることにより彼は音楽とお金を切り離して、悩む前より楽しんで音楽活動ができるようになったのだそうだ。その中で作られた曲が「Paddle」なのだとか。
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懐かしい未来 #012

2010年04月02日 | 懐かしい未来

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2010年3月30日(火) NHK-FM PM11:00 - AM00:00
DJ: 大貫妙子
GUEST: 毛利衛

Playlist
宇宙みつけた / 大貫妙子
Voyage / 大貫妙子
星に願いを ディズニー映画「ピノキオ」オリジナルサウンドトラックより
蜃気楼の街 / SUGAR BABE
懐かしい未来~longing future~ / 大貫妙子
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・懐かしい未来
2009年4月から毎月最終火曜日の夜11時から生放送でお届けする番組。毎回ゲストを迎えての60分。再放送は翌週火曜日の午前10時から。生放送の番組へのメッセージは番組ホームページで受け付けているそうだ。
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

・宇宙みつけた
1984年から一年半続いた「おしゃべり人物伝」のテーマ曲。歌詞の中にこの番組「懐かしい未来」に通じるものがあるとター坊。

・Voyage
愛知万博のために作られた曲。「宇宙的な空間を感じる」と毛利さん。毛利さんは以前、ター坊のコンサートを聴きに行ったことがあるそうだ。直接お会いすることはなかったものの、人づてにそのことを聞いたター坊は当時やっていたラジオ番組で「宇宙飛行士が聴きに来た」と話したという。

・星に願いを
毛利さんからのリクエスト。毛利さんは小さな頃からディズニー映画が好きだったとか。「星に願いを」は1992年にはじめて宇宙に行ったとき聴いた思い出の曲なんだそうだ。当時に再生機はカセット・デッキだったとか。

・蜃気楼の街
毛利さんのリクエスト。毛利さんは今回ゲスト出演するというのでインターネットでター坊を検索したという。そのときに「蜃気楼の街」を見つけて聴いたそうだ。「正に懐かしい未来に繋がってる」と毛利さん。

・懐かしい未来~longing future~
この番組のテーマ・ソング。2009年4月29日にリリースされたアルバム『palette』に収録。

・次回放送
4月27日(火)
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懐かしい未来 #011

2010年02月24日 | 懐かしい未来

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2010年2月23日(火) NHK-FM PM11:00 - AM00:00
DJ: 大貫妙子
GUEST: 保坂和志

Playlist
Too Young / Nat King Cole
黒のクレール(Pure Acoustic 2009) / 大貫妙子
悲しき恋心 / Shocking Blue
Love Sick / Bob Dylan
懐かしい未来~longing future~ / 大貫妙子
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■内容の一部を抜粋
・懐かしい未来
2009年4月から毎月最終火曜日の夜11時から生放送でお届けする番組。毎回ゲストを迎えての60分。再放送は翌週火曜日の午前10時から。生放送の番組へのメッセージは番組ホームページで受け付けているそうだ。
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

・保坂和志
『この人の閾』の解説をター坊が担当しているそうだ。

・Too Young
ター坊はバルセロナ冬季オリンピックをかぶりつきで見ていたという。NHKの番組「ミラクル・ボディー」がおもしろかったそうだ。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100212.html

・黒のクレール(Pure Acoustic 2009)
ライヴDVD『Gratefully Yours - PURE ACOUSTIC 2009 at JCB HALL -』から。飼っていた猫(ペチャ)が死んで二ヶ月後に聴きに行った「ピュア・アコースティック2009」で「黒のクレール」を聴いて、ペチャのことを思い出し保坂さん夫妻は泣いたそうだ。

・悲しき恋心
保坂さんが好きな曲。中学時代に出合ったとか。

・Love Sick
ディランのアルバム『Time Out Of Mind』の1曲目の音がはじまる感じというのは、「自分の孤独の中の作業が誰かの孤独と響き合うこともあるかもしれないという期待を微かに抱きつつ書くことが小説の原型」という保坂さんの言葉を正に体現した音なのだという。「『Time Out Of Mind』はものすごく良いので30歳以下はまだ聴いてはいけない。これを聴いたら他はもう聴けなくなるかもしれないから」と保坂さんは話す。

・懐かしい未来~longing future~
この番組のテーマ・ソング。2009年4月29日にリリースされたアルバム『palette』に収録。

・Greatfully Yours
2月17日発売されたライヴDVD『Gratefully Yours - PURE ACOUSTIC 2009 at JCB HALL -』。昨年行われたJCBホールでの「ピュア・アコースティック2009」公演がノーカットで収録されている。2枚組で特典映像は「Naked Songs」と題された音源。ター坊が自然の中でアカペラで歌っている。

・人間失格
映画『人間失格』(主演:生田斗真、監督:荒戸源次郎)の劇中歌「アヴェ・マリア」の歌唱をター坊が担当しているそうだ。

・Springfields '10 ~東京場所~
■Springfields '10 ~東京場所~
出演:大貫妙子 キセル 星野源 細野晴臣 他
日程:2010年5月3日(月・祝)
会場:東京・日比谷野外大音楽堂
開場 / 開演:14:30 / 15:30(終演予定20:00)
チケット料金:¥6,800(指定)¥5,800(立ち見)
主催:テレビ朝日 
後援:J-WAVE
お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 TEL: 0570-00-3337
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懐かしい未来 #010

2010年01月28日 | 懐かしい未来

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2010年1月26日(火) NHK-FM PM11:00 - AM00:00
DJ: 大貫妙子
GUEST: 千住明

Playlist
懐かしい未来~longing future~ / 大貫妙子
Voyage / 大貫妙子 作曲:千住明
アフリカ動物パズル メインテーマ / 編曲:千住明
金色の翼 / 大貫妙子 作曲:千住明
Prelude In E Minor / Gerry Mulligan
君を信じて(NHK連続テレビ小説「ほんまもん」テーマ曲) / 作曲:千住明
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■内容の一部を抜粋
・懐かしい未来
2009年4月から毎月最終火曜日の夜11時から生放送でお届けする番組。毎回ゲストを迎えての60分。再放送は翌週火曜日の午前10時から。生放送の番組へのメッセージは番組ホームページで受け付けているそうだ。
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

・懐かしい未来~longing future~
この番組のテーマ・ソング。2009年4月29日にリリースされたアルバム『palette』に収録。

・Voyage
今回のゲスト千住明さんが作曲、ター坊が作詞した曲。2005年のアルバム『One Fine Day』に収録。オンエアしたヴァージョンはアルバム『palette』に収録されたロング・ヴァージョン。

・Greatfully Yours
昨年行われた「ピュア・アコースティック2009」が23日(土)にBS2で放送された。2月17日にはDVD『Gratefully Yours - PURE ACOUSTIC 2009 at JCB HALL -』が発売となる。NHKの番組とは映像とインタビューが異なるそうだ。

・アフリカ動物パズル メインテーマ
ター坊の「アフリカ動物パズル メインテーマ」が千住さんのデビュー作になる曲だとか。千住さんの妹、真理子さんがヴァイオリンをひとり多重録音したそうだ。この曲はBS2で放送された「大貫妙子ピュア・アコースティック2009」の冒頭、ター坊が井の頭公園を歩いてるシーンでながれていて、ター坊は久し振りに聴いて「いい曲だな」と思ったとか。

・金色の翼
千住さんが作曲、ター坊が作詞した曲。

・Prelude In E Minor
中二でジャズのカルテットを組んでドラムをやっていたという千住さん。この曲はそんな当時、あるFM番組のテーマ曲に使われていたバリトン・サックス・プレーヤー、ジェリー・マリガンの曲。

・君を信じて
NHK連続テレビ小説「ほんまもん」テーマ曲。千住さんと妹の真理子さんがNHKで手がけた作品を集めて今年アルバムが発売されることになったという。『絆』というタイトルになるとか。そのアルバムの代表曲がこの曲なのだそうだ。

・「千住 明 個展コンサート2010 with Orchestra ~25th Anniversary~」
今年活動25周年を迎えた千住さん。毎春恒例の「個展コンサート」6年目も開催決定したそうだ。

 千住 明(作曲、編曲、指揮)
 東京交響楽団
 ゲスト:横山幸雄(ピアノ)
      藤原道山(尺八)
      市川右近

 日時:2010年4月25日(日)開場17:30 開演18:00
 会場:サントリーホール
 料金:全席指定(消費税込)S:¥9,000 A:¥7,000 B:¥5,500
 ※未就学児童のご入場はできません。

 演目:鋼の錬金術師(MBS・TBS系アニメーション「鋼の錬金術師」より)、
     風林火山(NHK大河ドラマ「風林火山」より)、
     ピアノ協奏曲「宿命」(TBS系ドラマ「砂の器」劇中テーマ曲) などを予定

 1月30日(土)チケット一斉発売

・次回放送
2月23日。
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懐かしい未来 #009

2010年01月01日 | 懐かしい未来

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2010年1月1日(金) NHK-FM AM10:00 - AM11:00
DJ: 大貫妙子

Playlist
懐かしい未来~longing future~ / 大貫妙子
I Love you / Marilyn Schmiege & the London Symphony Orchestra
Alborada de Rosalia / カルロス・ヌニェス
Sous un parapluie / リリ・チューブ
You’ve Got A Friend / キャロル・キング スペシャルゲスト:ジェームス・テイラー
Wives and Lovers / Jack Jones
TANGO / 大貫妙子 Pf:坂本龍一 ※2009年12月の公演より
懐かしい未来~longing future~ / 大貫妙子 Pf:坂本龍一 ※2009年12月の公演より
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■内容の一部を抜粋
・懐かしい未来
2009年4月から毎月最終火曜日の夜11時から生放送でお届けする新番組。毎回ゲストを迎えての60分。再放送は翌週火曜日の午前10時から。生放送の番組へのメッセージは番組ホームページで受け付けているそうだ。
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

・懐かしい未来~longing future~
この番組のテーマ・ソング。2009年4月29日にリリースされたアルバム『palette』に収録。

・新春特番
お正月三ヶ日は午前10時から「大貫妙子 ~懐かしい未来~」が放送される。元旦は生放送でター坊の選曲による「未来の音」。

二日は十月放送、大瀧詠一さんゲストの回を再放送。
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/e35a676db06ad647faefa9d2d392d201
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/3bb0bd33476aaa5dce621ddd10258833

三日は十一月放送、内田樹さんゲストの回を再放送。
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/48e724dad36a560c364f1dd39ef8d789

・I Love you
クラウス・オガーマンのストリングス・アレンジによる「I Love you」。ター坊はクラウス・オガーマンのアレンジが好きで新年はじめの曲として選曲した。

・富士山
今朝は5時に起きて神奈川からクルマを運転して来たのだそうだ。太陽がまぶしいくらいいい天気で富士山がきれいだったという。出かける前にテレビで見た富士山の初日の出はダイアモンドリングが素晴らしかったと話す。

・Alborada de Rosalia
カルロス・ヌニェスはスペイン・ガルシア地方の笛吹き。ター坊も何度か共演したことがあるという。

・第六十回紅白歌合戦
ター坊はテレビを点けて紅白歌合戦を見たり見なかったりしていたそうだ。最初のほうに出演した人は知らない人が多かったとか。後半にサプライズ・ゲストで出演した矢沢永吉さんは紅白ということを忘れさせるぐらい全部持っていったとター坊は話す。「素晴らしい。六十歳と仰ってましたけれど。やっぱり五十歳からですよね。しみじみそう思いました」。布施明さんの「マイ・ウェイ」もよかったそうだ。堂々としてて歌が上手だったと話す。小林幸子さんは頭が重たそうでご苦労様としかいえないですね(笑)と話した。

・Sous un parapluie
ター坊が1998年と1999年に一緒に仕事をしたリリ・チューブの「Sous un parapluie」。

・You’ve Got A Friend
アルバム『つづれおり』リリース直後のカーネギーホール公演からキャロル・キングとジェームス・テイラーの共演による「You’ve Got A Friend」。アルバム『カーネギーホール・コンサート』収録曲。

今年4月に来日公演を行うキャロル・キングとジェームス・テイラー。ター坊も聴きに行くそうだ。
http://udo.jp/Artist/CaroleKingJamesTaylor/index.html

・Wives and Lovers
バート・バカラックも3月に来日するそうだ。
http://eplus.jp/sys/T1U14P0010096P0050001P002021207

一昨年の来日公演では楽屋でお会いして天にも昇る気持ちだったとター坊。「Wives and Lovers」を歌ってるのはジャック・ジョーンズ。

・坂本龍一さんからのメッセージ
年末に行われた「ryuichi sakamoto playing the piano featuring taeko onuki」で共演した坂本龍一さんからのメッセージ。今年は北アメリカでライヴ・ツアーが行われる予定だとか。今年、坂本龍一さんの曲にター坊が詞をつけてアルバムにするそうで、また二人で年末にツアーを行う計画があるそうだ。

・TANGO
年末に行われた「ryuichi sakamoto playing the piano featuring taeko onuki」から。「坂本さんは年々ピアノがよくなっててタッチが素晴らしいんですよね」とター坊。30年振りの共演で、これまでに坂本龍一さんには100曲近くアレンジしてもらったそうだ。坂本龍一さんの曲にター坊が詞をつけてアルバムにするというアイディアはター坊で、歌う行為をベストの状態で続けられるのはあと何年かと思うと、過去のようにはもう歌うことができないので、この先にやりたいことを考えたとき、そのひとつが坂本龍一さんの曲を歌いたいということだったとター坊。

・BSサタデーライブ 大貫妙子 Pure Acoustic 2009
2009年11月1日にJCBホールで行われた「Pure Acousitic 2009 」東京公演の模様がNHK-BS2で放送されます。

■「BSサタデーライブ 大貫妙子 Pure Acoustic 2009」
放送日時:2010年1月23日(土) NHK-BS2 23時30分 - 0時59分(89分)

また番組とは別編集でDVDが発売となります。

●『Gratefully Yours ~PURE ACOUSTIC 2009 at JCB HALL~
2010年2月17日発売。
インタビューやアカペラが特典映像として2枚目に収録。

・次回放送予定
1月26日(火)午後11時から、作曲家・編曲家の千住明さんがゲスト。

・懐かしい未来~longing future~
年末に行われた「ryuichi sakamoto playing the piano featuring taeko onuki」から。
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懐かしい未来 #008

2009年12月24日 | 懐かしい未来

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2009年12月22日(火) NHK-FM PM11:00 - AM00:00
DJ: 大貫妙子
GUEST: 中村征夫(なかむらいくお)

Playlist
懐かしい未来 ~longing future~ / 大貫妙子
Baby, It’s Cold Outside / James Taylor featuring Natalie Cole
協奏曲第1番ホ長調RV269:春 アントニオ・ヴィヴァルディ作曲
芭蕉布 / 夏川りみ
島人ぬ宝 / BEGIN
I’ll Be Home For Christmas / Josh Groban
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・懐かしい未来
四月から毎月最終火曜日の夜11時から生放送でお届けする新番組。毎回ゲストを迎えての60分。
再放送は翌週火曜日の午前10時から。
生放送の番組へのメッセージは番組ホームページで受け付けているそうだ。
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

・懐かしい未来~longing future~
この番組のテーマ・ソング。4月29日にリリースされたアルバム『palette』に収録。

・Ryuichi Sakamoto Playing the Piano featuring Taeko Onuki
ただいま教授とミニ・ツアー中のター坊。この日は横浜みなとみらいホールでのライヴということで、
番組は事前に収録したものが放送された。

・Baby, It’s Cold Outside
ジェームス・テイラーの2006年のクリスマス・アルバム『At Christmas』からナタリー・コールをフィーチャーした曲。
作者はフランク・レッサー。1944年にプライベートのパーティーで奥さんとデュエットするために書いた曲だとか。

・協奏曲第1番ホ長調RV269:春
水中写真家の中村征夫さんは水中で小魚たちの泳ぎを見ると軽やかに舞ってるように見えるそうだ。
ヴィヴァルディの「四季」の中から「春」がぴったりとすると話す。

・芭蕉布
中村征夫さんが沖縄へ行ったとき飲みながら歌いたくなる曲。

・島人ぬ宝
BEGINは石垣島出身だが歌の中で石垣島のことをどれくらい知ってるのだろうと歌っている。
中村征夫さんはこの歌を聴くと、自分の生まれ故郷や現在済んでる場所のことをどれだけ知ってるのか、
と言われてるような気がするのだという。
こういう気持ちをみんな心に抱くと地球はもっと良くなると思うと話す。

・次回放送予定
2010年1月1日(金)、元日特番。午前10時から生放送。
ター坊の選曲で「新しい年に聴きたいポップスなどの名曲」をたっぷりと。
番組専用ホームページでは新年の抱負、新しい年にやりたいことのメールを受け付けている。
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

1月2日(土)、1月3日(日)の午前10時からは要望の多かった回の再放送をオンエアするそうだ。
通常放送は1月26日(火)午後11時から、作曲家・編曲家の千住明さんがゲスト。

・I’ll Be Home For Christmas
クリスマス前なのでラストもター坊が選曲したクリスマス・ソング。
第二次世界大戦中にビング・クロスビーが歌って有名になった「I’ll Be Home For Christmas」を、
ジョシュ・グローバンが取り上げている。
曲中に挿入されるメッセージは戦場にいる兵士に送った家族からのメッセージだそうだ。
「本当に胸が痛い、そして一日でも早く世界が平和になることを祈って」とター坊。
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懐かしい未来 #007

2009年11月25日 | 懐かしい未来

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2009年11月24日(火) NHK-FM PM11:00 - AM00:00
DJ: 大貫妙子
GUEST: 内田樹(うちだたつる)

Playlist
船出/大貫妙子
新しいシャツ(LIVE)/大貫妙子 "09/11/01 東京水道橋JCBホール"
12月の雨の日/はっぴいえんど
The Girl From Ipanema(イパネマの娘)/Stan Getz Joao Gilberto
I'm Old Fashioned/Margareta Bengston
懐かしい未来~longing future~/大貫妙子
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・懐かしい未来
四月から毎月最終火曜日の夜11時から生放送でお届けする新番組。毎回ゲストを迎えての60分。
再放送は翌週火曜日の午前10時から。
生放送の番組へのメッセージは番組ホームページで受け付けているそうだ。
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

・誕生日
ター坊は11月28日生まれなので今週誕生日を迎える。
「まあ、あえて年は言わないけど(笑)。でも毎年、ひとつ、ひとつ年を取って行くんですけど、私は年を取ることがうれしいんですよ(笑)。自分の未知の領域に踏み込んでゆくという、すごい若い頃と比べると、どんどんいろんなことがわかったり、見えてきたりして、若いときにわからなかったこと、読んでいた本も理解できなかった内容が理解できるようになったりだとか、いろんな意味で、そして正に今の私よりもっと先を生きていらっしゃる方の感じていることを、また今自分がわからなくても、またそれに一歩近づけるというね。毎年毎年年齢を重ねるのが楽しいんですよね。若い頃には絶対戻りたくないんですよね」とター坊。

・ギンちゃん
ター坊の猫が脱走したまま一ヶ月戻ってないそうだ。

・大滝詠一“A LONG VACATION"トリビュートコンサート
昨日11月23日(月・祝)、Bunkamuraオーチャードホールで「大滝詠一“A LONG VACATION"トリビュートコンサート」が開催された。ター坊は『A LONG VACATION From Ladies』の曲順通りいちばん最初に出演したそうだ。シュガーベイブのプロデューサーが大瀧さんなので「いつも通り」と、『A LONG VACATION From Ladies』に収録された「君は天然色」を歌ったという。大瀧さんももちろん観に来ていたが、「絶対に出るのは嫌だ」と出演を固辞したとか。打ち上げでは大瀧さんを囲んでいろいろと話をしたという。「どこの誰かは知らないけれど、誰もがみんな知っている」と月光仮面のフレーズを持ち出して、大瀧さんは月光仮面のおじさんになりたいと話していたそうだ。

・内田樹(うちだたつる)
1950年、東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。同大学助手を経て、現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。著書に『私家版・ユダヤ文化論』『下流志向』『こんな日本でよかったね』『逆立ち日本論』(養老孟司との対談)ほか。10月のゲスト大瀧詠一さんとも交流がある。
http://blog.tatsuru.com/

・新しいシャツ(LIVE)
内田さんは11月4日に大阪サンケイホールブリーゼで行われた「Pure Acoustic 2009」を聴きに行ったという。

・ナイアガラー
1975年からナイアガラーだという内田さん。先週、内田さんは大瀧さんにあったとか。大瀧さんフォロワーを自認している。「音楽活動をしてない大瀧さんのフォロワーとは?」というター坊の質問に、内田さんはラジオ番組、山下達郎さんとの「新春放談」はもちろん聴いてるし、「日本ポップス伝」、「スピーチバルーン」とフォローしていたと話した。

・好きなナイアガラのアルバムは?
リスナーからの質問で「内田さんのいちばん好きなナイアガラのアルバムは?」。
いちばん好きなのは『Let's Ondo Again』なのだそうだ。レコードを聴いた印象は「う~ん、どうしようかな」と考え込んだんだとか。でも「これが好きと言いきれないとナイアガラーにはなれない」と思い何度も浴びるように聴き続けて好きになったそうだ。「あのときに、もうここまでついてくる人はあまりいないだろうって感じがあって(笑)。あれって大瀧さんの極端な諧謔性の極限みたいなところがあって、たぶん実売数千枚ぐらいで、多くの人が一回だけ聴いて、もうついていけないなと思ったと思うんですけど、残っていったのは数百人じゃないかって。数百人の中に踏みとどまったと。今でも聴くとワクワクしてくる」と内田さん。

・12月の雨の日
内田さんが選んだはっぴいえんどの曲。はっぴいえんどはバイブルだとター坊。

・シュガーベイブ
「山下さんはスタイルが先にあるけど、私はそのときのアイディンティティーが先で、そこがすごく違う。ケンカしたわけではなく、すごく仲がいいですけれど、受け入れがたいものは受け入れがたいという、お互いに」とター坊。

・The Girl From Ipanema
内田さんが最初に買ったジャズのレコード。

・弓道
内田さんは合気道六段。ター坊はニューヨークで空手を習ったことがあるという。「道」が付くものが好きなのだとかでター坊は弓道に興味があるそうだ。

・宮田茂樹さん
内田さんが大学時代にやっていたバンドのベーシスト、宮田茂樹さん。ター坊のアルバム『MIGNONNE』から5,6枚は宮田さんがディレクター&プロデューサーだったそうだ。

・Pure Acoustic 2009
11月1日にJCBホールで行われた「Pure Acousitic 2009 」東京公演の模様がNHK-BS2で放送されます。

■「BSサタデーライブ 大貫妙子 Pure Acoustic 2009」
放送日時:2010年1月23日(土) NHK-BS2 23時30分 - 0時59分(89分)

また番組とは別編集でDVDが発売となります。

・Yokohama Bayside Live
12月13日に行われる「Yokohama Bayside Live」に出演。
バンドメンバー:森俊之(Key)/鈴木正人(Bass)/林立夫(Drums)/小倉博和(Guitar)

■Yokohama Bayside Live 2009 "Happy Chrismas to all people!"
12月13日(日) OPEN 14:00 / START 15:00
会場:横浜 大さん橋ホール
料金:指定席:7,500円 /スタンディング:5,800円
出演者(12/13):大貫妙子、KAN、熊谷和徳(TAP)、クリス智子(MC)、and more
http://www.ybl2009.com/ticket.html

・Ryuichi Sakamoto Playing the Piano featuring Taeko Onuki
坂本龍一さんのミニ・ツアーにゲスト出演します。

<公演日程>
12月19日(土)大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!(18:00/18:30)
12月20日(日)大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!(15:30/16:00)
12月22日(火)横浜みなとみらいホール(18:30/19:00)
12月23日(水・祝)東京・日比谷公会堂(17:00/17:30)     
12月25日(金)東京国際フォーラム・ホールC(18:30/19:00)
12月26日(土)東京国際フォーラム・ホールC(17:30/18:00)
12月27日(日)東京国際フォーラム・ホールC(15:30/16:00)

<チケット料金>
¥8400(税込・指定席)/学生シート¥4500(税込・当日指定)
一般発売日:11月8日(日)
http://www.skmt09.com/topics/index.html

・次回放送
12月22日。最終火曜ではなく第4週目となります。ゲストは写真家の中村征夫(なかむらいくお)さん。

・懐かしい未来~longing future~
この番組のテーマ・ソング。4月29日にリリースされたアルバム『palette』に収録。
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懐かしい未来 #006 Part.2

2009年10月29日 | 懐かしい未来

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2009年10月27日(火) NHK-FM PM11:00 - AM00:00
DJ: 大貫妙子
GUEST: 大瀧詠一

Playlist
いつも通り/シュガーベイブ
君は天然色/大貫妙子
幸せな結末/大滝詠一
すてきなメロディー /シュガーベイブ
DOWN TOWN/シュガーベイブ
懐かしい未来~longing future~/大貫妙子
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋

昨日の続きで今日は後半部。

・君は天然色
トリビュート・アルバム『A LONG VACATION From Ladies』でター坊は「君は天然色」をカヴァーしている。ター坊ヴァージョンの「君は天然色」を聴いて。
「『いつも通り』だったね。う~ん不思議だよね。やっぱり『いつも通り』なんだと思うよ、言われるの嫌かもしんないけど、ター坊って」と大瀧さん。
「ああいうの書けないんですよ、もう」とター坊。
「まぁ、そういうもんだけどさ。ボール・マッカートニーに『SHE LOVES YOU』もう書けないだろうからね。それは.....何だけれど。あれになるんですよ。おそらく今もああなんだと思うけれど」と大瀧さん。

・東京人
月刊「東京人」11月号(November 2009 No.274)の特集「映画の中の東京」で、大瀧さんは成瀬巳喜男監督作品『銀座化粧』と『秋立ちぬ』のロケ場所を探し歩いた研究発表を行っている。
http://www.toshishuppan.co.jp/tokyojin.html

「(場所が)残ってるとか残ってないかってことよりも、空間をどう歩いたかとか、それに興味があったんですよ」と大瀧さん。
飛び込みでいろんな人に話を訊いたが、年を取るとそうしたことがないから、そういう体験をするのも楽しみのひとつだったとか。1974年から1984年まで年に1枚アルバムを出していたが、それがなくなってから人生が楽しいんだとか。年4枚アルバムを出したり、アルバムとアルバムのあいだにライヴ・ツアーを行ったり、週に一回ラジオ番組を作ったりした頃に、老後はゆっくり映画を観て暮らそうと思い、ビデオを買ったり、録画したりしていたが、それを観はじめたのは2000年に入ってからだという。現在映画の話をするメンバーが5人いて、年4回春夏秋冬と集まって話をするのがとにかく楽しいのだそうだ。

・幸せな結末
「『幸せな結末』の歌詞がとにかくね、入ってこなくて歌えなかったんだよね。松本(隆)くんの歌詞のすごさを改めて、歌っていて知ることになったんだけど」と大瀧さん。
「はっぴいえんどの言葉の世界観をシュガーベイブも私の周りもみんな引き継いでいるですよね。それが今、のぺっとしてべたっとした歌詞が溢れ、どこから引き継いでもらえなくなっちゃったのかと思うんですけれど」とター坊。
「省略の美学とかああいうのって推敲によるものでしょ。松本くんの場合でも言いたい部分や書きたい部分を削いでいって、あそこの形にするって難しんだよ」と大瀧さん。

・すてきなメロディ
ター坊とタツローさんは重なるところがなかったそうだ。
「そこがよかったのよ。全然違う。それはずっーと感じてましたよ、私は。水と油だからこそ、その融合が面白いんだよ。だから『すてきなメロディ』本当に好きだったなぁ。曲も好きだし、二人の合ってるような合わないようなアレがね、実に見事なんだよ」と大瀧さん。
「あれみんなで一緒に作ったんですよね」とター坊。今でも歌うことが時々あるそうだがシュガーベイブの演奏でなければ何か違うものになるという。

・DOWN TOWN
ター坊は今年NHKホールで行われたタツローさんのライヴで「DOWN TOWN」を聴いてうるうるってきたとか。
「あのイントロ聴くとジーンとくるよね。おそらくあのアルバムをいちばん聴いてるの僕だと思いますよ。ミックスから、録音の最初からやって、ミックスやってるし、マスタリングも何度もやってるし。ずいぶんと聴いてると思いますよ」と大瀧さん。

・対談を終えて
「大瀧さんと話してると原点に立ったような感じがしますね。それがすごく不思議な感じがしますね。それがあるから今の私があるということも当然なんですけどね。なかなか自分でそういう場所に戻るってできないんですよ。山下くんと話していてもその場所に戻ることはできないんですけれど、大瀧さんと話してるとその場所になんか戻れた気がしたんですよね。それが不思議」とター坊。

・大滝詠一“A LONG VACATION"トリビュートコンサート
11月23日(月・祝)にはBunkamuraオーチャードホールで「大滝詠一“A LONG VACATION"トリビュートコンサート」が開催される。

大滝詠一“A LONG VACATION"トリビュートコンサート
出演:大貫妙子/金子マリ/今井美樹/行川さをり(ジュライム)/イシイモモコ(ハミングキッチン)/尾崎亜美/原田郁子(クラムボン)/つじあやの/太田裕美/鈴木祥子

バンドメンバー:井上鑑(Key)/高水健司(Bass)/鶴谷智生(Drums)/小倉博和(Guitar)/金子飛鳥(Violin)

・次回放送
11月24日。ゲストは神戸女学院教授の内田樹(うちだたつる)さん。

・ギンちゃん
ター坊の猫が脱走したそうだ。「今日は帰っていてほしい。早く帰ってこいよ、ギンちゃん」とター坊。

・懐かしい未来~longing future~
この番組のテーマ・ソング。4月29日にリリースされたアルバム『palette』に収録。
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懐かしい未来 #006 Part.1

2009年10月28日 | 懐かしい未来

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2009年10月27日(火) NHK-FM PM11:00 - AM00:00
DJ: 大貫妙子
GUEST: 大瀧詠一

Playlist
いつも通り/シュガーベイブ
君は天然色/大貫妙子
幸せな結末/大滝詠一
すてきなメロディー /シュガーベイブ
DOWN TOWN/シュガーベイブ
懐かしい未来~longing future~/大貫妙子
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋

とりあえず今日は前半部だけ。

・懐かしい未来
四月から毎月最終火曜日の夜11時から生放送でお届けする新番組。毎回ゲストを迎えての60分。
再放送は翌週火曜日の午前10時から。
生放送の番組へのメッセージは番組ホームページで受け付けているそうだ。
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

・台風
昨日、一昨日と関東地方に台風が近づいて本当に寒かったそうだ。今年初めてストーブを出したとか。打って変わって今日は秋晴れのよい天気で東京からでも山並みが見えたという。「朝から忙しくてちょっとだけ眠い」とター坊。

・Pure Acoustic 2009
年末恒例としては最後のアコースティック・コンサートとなる「Pure Acoustic 2009」。
11月1日、東京、水道橋JCBホール、11月4日、大阪、サンケイホール・ブリーゼ。
金子飛鳥さんがアメリカに移住するため現メンバーは解散するそうだ。

・いつも通り
シュガーベイブ唯一のシングル「DOWN TOWN」のカップリング曲でアルバム『SONGS』にも収録。
アルバム『SONGS』はナイアガラ・レーベルの記念すべき第一弾でプロデュースとミックスは大瀧詠一さん。
「声にビブラートがかかっていて歌い方が全然違う」とター坊。

・こわい
1973年に出会った二人。面と向かって話すのは今回が初めてだという。大瀧さんはシュガーベイブ時代からター坊が怖がってるというのを山下達郎さんから聞いていたそうだ。こわいというのは昔のお父さん(地震、カミナリ、火事、親父といわれていた時代の父親像)のような存在なのでこわいのだとター坊。

・はっぴいえんど
ター坊はシュガーベイブの前にやっていたフォーク・グループで活動していた頃にはっぴいえんどを見たことがあるという。どこか忘れたけれどホールで見た記憶があるのだとか。そのとき全員下を向いて演奏していて、お客さんに対して何かを聴かせる態度ではなかったそうだ。アルバムはすごくいいのに、とても印象が悪くて驚いたとか。
「人前に立つのが恥ずかしかったんだよね。未だにそうなんだけれど。まだ人に聴かせる技術ではなかったという認識もあったんでしょうね」と大瀧さん。

・大滝詠一“A LONG VACATION"トリヴュート
これまでトータルで250万枚を売ったと言われている大滝詠一の名盤『A LONG VACATION』を全曲女性アーティストでトリヴュートしたアルバム『A LONG VACATION From Ladies』が11月4日にリリースされる。
最近、とあるスタジオで会ったという二人。大瀧さんはトリヴュート・アルバムにター坊が参加していて驚いたという。
「トリヴュートって亡くなった後に出るものだと思うが、最近やたら多いのでいいのかな」とター坊。
「でも実際ね、いないようなものだからね。実質的に言うならば。アルバム'84年から出てないから。四半世紀アルバム出てないでしょ。シングルは2枚、しょうがなくして出したんだけど。だから自分で自発的に作ったのはもう四半世紀前に終わってるわけですよ。もしいいものであれば、トリヴュートされるような対象にあると思うんだけど。日本の場合、トリヴュート流行ってて。ただアルバム毎というのあまりないと思うんですよね。びっくりしましたよ」と大瀧さん。

・君は天然色
トリヴュート・アルバム『A LONG VACATION From Ladies』でター坊は「君は天然色」をカヴァーしている。アルバムの中から3曲挙げろと言われて「君は天然色」と「スピーチバルーン」と「カナリア諸島にて」が自分の声に合うと思って丸を付けたそうだ。
大瀧さんから苦心したところを訊かれて、「苦心はない」とター坊。言葉とメロディの乗っけ方がよくて、歌っていて飽きないし歌いやすかったという。しみじみよくできていると思ったそうだ。大瀧さんは1番と2番と3番、意識して歌い方を変えて歌っているそうだ。作者のみが許される唯一の遊びで、だから本来のメロディではなくて、ター坊が歌っているのが本来のメロディだという。

・飛びます
大瀧さんは「君は天然色」が「いつも通り」と似ていると話す。ミディアム・テンポにすると「いつも通り」になるんじゃないかと。大瀧さんは「いつも通り」が好きなんだとか。昔、家にジュークボックスがあって、シングル「DOWN TOWN」を入れていたら、いつの間にかお子さんが「いつも通り」を覚えて歌っていたという。最後の"飛び出す"を"飛びます"と歌っていて、「なんでそこだけ二郎さんなんだよ」と突っ込みを入れるのが楽しかったそうだ。

・ミキサー
ナイアガラ時代はヴォーカルの録音に時間をかけなかったという。大体二回くらい歌って終わり。締め切りの問題もあったが、それよりも早くミックスがしたかったそうだ。ミックスの作業がレコーディングでいちばん好きな作業なんだとか。
「根っからのミキサーじゃないですかね。そういうもんだと思いますよ」と大瀧さん。

・無農薬
アルバム『SONGS』に収められている「蜃気楼の街」、「風の世界」、「いつも通り」の3曲が大瀧さんにとってター坊の全てなんだそうだ。「何度も聴いたからね。歌声を聴くと今にして思えばなんだけれど、無農薬の感じがするね。田んぼに入ってるのもむべなるかなって気が.....。ある種の音楽的なクリエイティブな活動と形が変わってるけども同じことなんじゃないかなと思ったんですよ」と大瀧さん。

続く。
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懐かしい未来 #005

2009年10月02日 | 懐かしい未来

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2009年9月29日(火) NHK-FM PM11:00 - AM00:00
DJ: 大貫妙子
GUEST: 熊川哲也

Playlist
春の手紙/大貫妙子
サラのセレナーデ:インストゥルメンタル/(映画「愛と哀しみのボレロ」オリジナルサウンドドラックより)
Let it Be/The Beatles
ティボルトとマーキュシオの決闘/(セルゲイ・プロコフィエフ作曲 バレエ「ロミオとジュリエット」より)
懐かしい未来~longing future~/大貫妙子
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・懐かしい未来
四月から毎月最終火曜日の夜11時から生放送でお届けする新番組。毎回ゲストを迎えての60分。
再放送は翌週火曜日の午前10時から。
生放送の番組へのメッセージは番組ホームページで受け付けているそうだ。
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

・記憶の回路を鍛える訓練
「昨日の夕ご飯は何を食べましたか?」、「そのとき何を着てましたか?」、「あなたの周りに誰がいましたか?」。
それがすぐ答えられるよう毎日訓練すると記憶の回路が鍛えられるといわれてる。ター坊は昨日何を食べたか忘れてしまってるらしい。

・鳩山政権
CO2を25%削減すると言った鳩山首相。
「わたしたちの日常生活の中でも口に出して言ってしまうと形になるということがありますよね。そこから考えて、それが実際形になってしまうこともあるので、まぁ、全く無理でないこと限りは口に出して言ってしまうということは、ひとつのいい方法なんじゃないかなと思いますし、そうすると流れがそっちの方向へ動いてゆくということもありますしね。是非、わたしもその削減目標に向かって努力をしていきたいと思いますけれども」とター坊。

・春の手紙
4月29日にリリースされたアルバム『palette』に収録。
ついこの間の日曜日に秋田にある自分の田んぼの稲刈りに行って来たというター坊。今年もばっちりいい収穫ができたそうだ。ター坊はセラミックの土鍋で米を炊くそうだ。

・サラのセレナーデ
ミシェル・ルグランの「サラのセレナーデ」は映画『愛と哀しみのボレロ』の挿入歌。
ター坊によると熊川哲也のイメージなんだとか。この曲のようなビッグバンドをバッグに踊ってほしいとター坊。

・Let it Be
15歳でイギリスに渡りロイヤルバレエ団に入団した熊川哲也。ビートルズを聴いて英語を覚えたらしい。

・ティボルトとマーキュシオの決闘
熊川哲也が主催するKバレエ・カンパニーで今度『ロミオとジュリエット』をやるのだそうだ。10月15日から11月11日まで全国をツアーするという。その中の決闘シーンで使われる曲。

・モテる技術
デイビッド・コープランドの『モテる技術』に「モテる男は苦労の跡を見せない絶対に」という言葉があるそうだ。ター坊はその言葉を熊川哲也に捧げたいと話す。

・高崎音楽祭20年の祝祭
千住明 with 群馬交響楽団のシンフォニックコンサートにヴォーカリストとして出演。

10月23日(金) 18時開場 / 19時開演
群馬音楽センター
出演:作曲・編曲・指揮 千住明 / ヴォーカル 大貫妙子 / ピアニスト 高橋多佳子
   ピアニスト フェビアン・レザ・パネ / 管弦楽 群馬交響楽団

・Pure Acoustic 2009
年末恒例としては最後のアコースティック・コンサートとなる「Pure Acoustic 2009」。
11月1日、東京、水道橋JCBホール、11月4日、大阪、サンケイホール・ブリーゼ。
金子飛鳥さんがアメリカに移住するため現メンバーは解散するそうだ。

・大滝詠一“A LONG VACATION"トリビュート
大滝詠一の名盤『A LONG VACATION』を全曲女性アーティストでトリヴゥートしたアルバム『A LONG VACATION from Ladies』に参加したそうだ。ター坊は「君は天然色」をカヴァーしている。11月23日(月・祝)にはBunkamuraオーチャードホールで「大滝詠一“A LONG VACATION"トリビュートコンサート」が開催される。

大滝詠一“A LONG VACATION"トリビュートコンサート
出演:大貫妙子/金子マリ/今井美樹/行川さをり(ジュライム)/イシイモモコ(ハミングキッチン)/尾崎亜美/原田郁子(クラムボン)/つじあやの/太田裕美/鈴木祥子

バンドメンバー:井上鑑(Key)/高水健司(Bass)/鶴谷智生(Drums)/小倉博和(Guitar)/金子飛鳥(Violin)

・懐かしい未来~longing future~
この番組のテーマ・ソング。4月29日にリリースされたアルバム『palette』に収録。
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懐かしい未来 #004

2009年08月27日 | 懐かしい未来

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2009年8月25日(火) NHK-FM PM11:00 - AM01:00
DJ: 大貫妙子
GUEST: 小林聡美 もたいまさこ

Playlist
夏に恋する女たち / 大貫妙子
めがね / 大貫妙子
君の好きな花 / パクチーズ
ふれあい / 奥田民生
ピーターラビットと私 / 大貫妙子
Slumber My Darling(おやすみいとしい人) / Alison Krauss
Ka'iulani(王女カイウラニ) / Nani Lim Yap
Dancing in the sky / 坂本龍一
懐かしい未来~longing future~ / 大貫妙子
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・懐かしい未来
四月から毎月最終火曜日の夜11時から生放送でお届けする新番組。毎回ゲストを迎えての60分。
再放送は翌週火曜日の午前10時から。
生放送の番組へのメッセージは番組ホームページで受け付けているそうだ。
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

・地震
このところ地震が多いと話すター坊。家で飼ってる猫が地震の前に外へと逃げ出すのだとか。
さすがに予知能力があるんだなと感心していたら、道路工事の振動でも地震だと思って飛び出したんだそうだ(笑)。

・夏に恋する女たち
先月、番組は放送がなくて2ヶ月ぶり。今月はいつもより1時間長い2時間スペシャル。
小林聡美さんともたいまさこさんをゲストに迎えて「夏に恋する女たち」というテーマで鼎談。

・めがね
小林聡美さん、もたいまさこさんが主演した荻上直子監督作品『めがね』(2007年)のエンディング・テーマ。
『めがね』は2006年に製作された映画『かもめ食堂』と同じスタッフによる作品だった。

・君の好きな花
小林聡美さんが主演した映画『プール』の劇中歌。作詞作曲は小林聡美さん。
映画ではプールサイドで小林聡美さん、伽奈さんらが歌っている。ギターを弾いてるのも小林聡美さん。
オリジナル・サウンドトラック盤にも収録されている。
映画『プール』は9月12日から全国公開される。もたいまさこさんも出演している。
http://pool-movie.com/

・ふれあい
小林聡美さんのお薦めリラックス音楽。小林聡美さんは奥田民生さんのファンなんだそうだ。
木村カエラさんが主演した映画『カスタム・メイド10.30』のオリジナル・サウンドトラック盤に収録。
「広島球場の風が感じられる」と小林聡美さん。

・ピーターラビットと私
もたいまさこさんのお薦めリラックス音楽。
最後のフレーズ"なかよしと住んでる"が大好きなんだとか。

・おやすみいとしい人
ター坊のお薦めリラックス音楽。
エドガー・メイヤー、ヨーヨーマーらが参加しているアリソン・クラウスの曲。
原曲はフォスター。

・王女カイウラニ
小林聡美さんは先日、初めてハワイでフラダンスを経験したそうだ。
フラダンスを習うという企画で、フラダンスのお師匠さんが歌った曲を個人的に送ってもらったとか。
非売品。

・Dancing in the sky
マキシシングル『koko』のカップリング曲。ルノワール+ルノワール展”TV CMタイアップ曲。
気分転換のためかけた、とター坊。

・未来に残して置きたいもの
小林聡美さんはエアコンなしで暮らせる世の中だという。
もたいまさこさんは、24時間ストアはいらない、夜は暗いままでいいという意見。
「ビルはいらないし、みんな一ヶ所に集まらないで散らばって暮らせばいい」と話した。

・J-MELO夏フェス
SHIBUYA-AXで番組収録した『J-MELO夏フェス2009』が8月29日(土)にオンエアされる。
NHK総合深夜午前2時54分~翌日午前3時25分。
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2009-08-29&ch=21&eid=33834

・高崎音楽祭20年の祝祭
千住明 with 群馬交響楽団のシンフォニックコンサートにヴォーカリストとして出演。

10月23日(金) 18時開場 / 19時開演
群馬音楽センター
出演:作曲・編曲・指揮 千住明 / ヴォーカル 大貫妙子 / ピアニスト 高橋多佳子
   ピアニスト フェビアン・レザ・パネ / 管弦楽 群馬交響楽団

・Pure Acoustic 2009
年末恒例としては最後のアコースティック・コンサートとなる「Pure Acoustic 2009」。
11月1日、東京、水道橋JCBホール、11月4日、大阪、サンケイホール・ブリーゼ。
金子飛鳥さんがアメリカに移住するため現メンバーは解散するそうだ。

・次回放送・再放送
次回放送は9月29日でゲストはバレー・ダンサーの熊川哲也さん。
「お待ちかね~(笑)」とター坊。

今回の特番は再放送の予定がない。
9月1日午前10時からの再放送は山下達郎さんがゲストの第一回。

・懐かしい未来~longing future~
この番組のテーマ・ソング。4月29日にリリースされたアルバム『palette』に収録。
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懐かしい未来 #003

2009年07月03日 | 懐かしい未来

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2009年6月30日(火) NHK-FM PM11:00 - AM00:00
DJ: 大貫妙子
GUEST: 養老孟司

Playlist
Will You Be There / Michael Jackson
What A Wonderful World / Louis Armstrong
Felicia / JUAN CAMBARERI y su Cuarteto Tipico
懐かしい未来~longing future~ / 大貫妙子
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・懐かしい未来
四月から毎月最終火曜日の夜11時から生放送でお届けする新番組。毎回ゲストを迎えての60分。
再放送は翌週火曜日の午前10時から。
生放送の番組へのメッセージは番組ホームページで受け付けているそうだ。
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

・CLUB DICTIONARY
6月29日に恵比寿で行われた「CLUB DICTIONARY」のイベントに出演したそうだ。ター坊はピアノの阿部海太郎さんとのコラボレーションで朗読したとか。茶人であった利休のことを書いてる山本兼一さんの著作『利休にたずねよ』を読んだそうでとてもきれいな言葉が出てくるのだとか。
「日本語って目で見て確かめる感じというのがすごく多いので、言葉に出すと伝えにくい。文字で見てわかるというのがすごく多いんだなっていうことを改めて感じましたけれどもね。すごく集中して読まなきゃならないので大変だったんですけれど、楽しかったです。なかなかこういう歌以外のこともね、最近はやらしてもらってるんですけれど」とター坊。

・LOVE LETTERS
7月23日にル テアトル銀座で行われる朗読劇『ラヴ・レターズ』に出演するそうだ。ター坊のお相手は光石研さん。

・Will You Be There
マイケル・ジャクソンが映画『フリー・ウィリー』に提供した曲。少年とイルカの話で、最後はイルカを海に帰すというストーリーなんだとか。
「マイケル・ジャクソンが亡くなったときにすぐにこの曲が思い浮かんで。彼もホント大変だったと思うんです。いろんな意味でね。やっと自由になったんだと私は思いたい」とター坊。

・バレエ
Kバレエ・カンパニーの熊川哲也さんの『第九』を観に行ったそうだ。ター坊は熊川哲也さんの大ファンだとか。
「熊川さん、出てきただけでもうオーラがすごかったです。是非、この番組にもいつか出ていただきたいということで、お声をかけてみようかと思っているんですけれども」とター坊。

・養老孟司
今月のゲストは解剖学者の東京大学名誉教授の養老孟司さん。
ター坊は「虫」の話に興味があって養老さんの本を読んで救われた気持ちになったのだとか。今月は「虫」の話題を中心に。

・昆虫4億年の旅
虫の本では今森光彦さんの写真集『昆虫4億年の旅』もきれいでター坊のお薦めだそうだ。

・What A Wonderful World
ター坊は番組のスタッフから「虫に関する曲を見つけてください」と言われたとか。ター坊が選曲したのはルイ・アームストロング(サッチモ)の「この素晴らしき世界」。

・Felicia
養老さんはタンゴが好きなんだとか。養老さんが選曲したのは「Felicia」。

・懐かしい未来~longing future~
アルバム『palette』で本邦初公開された曲。この番組のテーマ・ソング。

・次回放送
7月は特別番組のためお休み。

・2時間スペシャル
8月は2時間スペシャルになる予定。
8月25日(火)NHK-FM PM11:00 - AM01:00
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懐かしい未来 #002

2009年06月04日 | 懐かしい未来

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2009年5月26日(火) NHK-FM PM11:00 - AM00:00
DJ: 大貫妙子
GUEST: 三國清三

Playlist
Tema Purissima / 大貫妙子
ne me quitte pas / Jacques Brel
Mas Que Nada / Sergio Mendes and Brazil '66
懐かしい未来~longing future~ / 大貫妙子
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・懐かしい未来
四月から毎月最終火曜日の夜11時から生放送でお届けする新番組。毎回ゲストを迎えての60分。
再放送は翌週火曜日の午前10時から。
生放送の番組へのメッセージは番組ホームページで受け付けているそうだ。
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

・Tema Purissima
5月29日(金)からNHKで3週連続放送の金曜ドラマ『ツレがうつになりまして。』(全3話)の第1話と第3話のエンディングテーマ、そして第2話の挿入歌に「Tema Purissima」(テーマ・プリッシマ)が使われているそうだ。「Tema Purissima」は1988年リリースのアルバム『PURISSIMA』、2003年リリースの『Library~Anthology 1973-2003~』に収録されている。
「1話と3話のエンディングテーマにこの22年前に書いたですね(笑)、Tema Purissimaがながれます。これはですね、Marty Paichiという人、偉大なアレンジャーであり、もう亡くなってしまったんですけれどね、'88年にロサンゼルスで録音したんですけれど。だいぶ前に書いた曲でもこうやってまた、時を経て使ってもらえるということは、とても光栄です」とター坊。

・金曜ドラマ『ツレがうつになりまして。』
2009年5月29日(金)、6月5日(金)、6月12日(金)
NHK総合 午後10:00~10:43(予定)
[出演]藤原紀香、原田泰造、風吹ジュン、濱田マリ、小木茂光 ほか
http://www.nhk.or.jp/kindora/tsure/index.html

・田植え
ター坊は5月の中頃、秋田県にある田んぼで米の田植えをしてきたそうだ。ちょうど雨で緑がきれいでいい感じだったとか。小雨ぐらいが日焼けもしなくてちょうどいいと主も言ってたらしい。

・三國清三
「食」についていろいろとお話を伺いたいということで、今回のゲストはフレンチの料理人、三國清三(MIKUNI Kiyomi)さん。
三國さんは1954年北海道増毛町生まれ。15歳で料理人を志し、20歳の若さでスイス大使館の料理人に就任。その後、数々の三ツ星レストランで修行をした後に帰国して、1985年に東京でフレンチ・レストラン「オテル・ドゥ・ミクニ」を開店。2000年には九州・沖縄サミット福岡蔵相会合の総料理長を務める。世界に誇る日本を代表するフランス料理のシェフでありながら、現在は子どもの食育活動「キッズ・シェフ」に積極的に取り組んでいる。
ター坊と三國さんは20年くらい前に一度会ったことがあるそうだ。その後二度くらい「オテル・ドゥ・ミクニ」に行ったことがあるらしい。ちょっと敷居が高く緊張するが素晴らしい料理だったとター坊。

・ne me quitte pas
三國さんがロザンヌのレストランで修行をしていたとき、毎週のように真っ白な服で杖をついたジャック・ブレルが来ていたという。ロザンヌは保養地なので病気療養中だったのかもしれない。ある日、テレビを見ていたら一日中、ジャック・ブレルの追悼番組をやっていて、日本でいうと美空ひばりさんみたいな感じで、フランスでも国賓のような最大級の扱いを受けていたのだとか。それを見てびっくりして一緒に写真を撮っておけばよかったと思ったそうだ。「ne me quitte pas」は三國さんのいちばん好きなジャック・ブレルの曲。タイトルは「行かないで」という意味だとか。

・Mas Que Nada
セルジオ・メンデスと20年来の友だちだという三國さん。フレンチが大好きなセルジオ・メンデスは日本に来ると三國さんに「どこか連れて行け」と電話してくるそうだ。セルジオ・メンデスはざるそばがお気に入りで、座敷とか日本的なものが大好きで、お寿司とかいろんなところに連れてゆくのだという。三國さんの故郷が増毛(ましけ)なので、増毛で「Mas Que Nada」を歌ってくれといつも言ってるのだとか(笑)。まだ実現してないそうだ。

・味覚
おいしいものを食べてないと味覚が鈍感になると三國さん。味覚が鈍ると感性も鈍ると。からだのためにも食べ物は基本だという話。

・出会い
三國さんのお話を聞くと出会いが大切だということがわかったとター坊。出会いというのは才能だということも改めて思ったそうだ。ぼっーと生きていたら出会いを逃してしまうのでもったいないと話す。それから若い頃は一所懸命働くということ。人はそれを見ているので、なりふり構わず働けということですね、とター坊。

・J-MELO夏フェス出演
NHK『J-MELO夏フェス2009』に小松亮太さんのステージのゲストでター坊が出演。SHIBUYA-AXで番組収録をする。

『J-MELO夏フェス2009~Live to the World Flight004~』
出演予定:小松亮太、大貫妙子、マーティ・フリードマン、中孝介、May J、シャンティ、辻有沙(from パフォー!)

日時:7月8日(水) 18:30開場/19:00開演(予定)
会場:SHIBUYA-AX(東京・渋谷)
応募締切:6月29日(月) 18時まで
観覧のお申し込みはこちら
http://www.nhk.or.jp/j-melo/club_j-melo2/index.html

・公開講座「大貫妙子 私の暮らし方~One Fine Day With You~」
7月20日に池袋コミュニティ・カレッジにて公開講座「大貫妙子 私の暮らし方 One Fine Day With You」を開催。
聞き手に、雑誌『コンポジット』、『インビテーション』、『エココロ』の元編集長の菅付雅信さんをお招きして、米作りや日々の暮らしの愉しみや大切にしていること、そしてこれからの希望を語る2時間。

・懐かしい未来~longing future~
この番組のテーマ・ソング。4月29日にリリースされたアルバム『palette』に収録。

・次回放送予定
6月30日(火) NHK-FM PM11:00 - AM00:00
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懐かしい未来 #001

2009年05月01日 | 懐かしい未来

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2009年4月28日(火) NHK-FM PM11:00 - AM00:00
DJ: 大貫妙子
GUEST: 山下達郎

Playlist
SNOW / 大貫妙子
ずっと一緒さ / 山下達郎
すてきなメロディー / シュガーベイブ
A Ray Of Hope / The Rascals
懐かしい未来~longing future~ / 大貫妙子
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・生放送
今夜はスタジオまでクルマを運転してきたという。月がきれいだったとか。

・荒吐ロック・フェスティバル
26日の日曜日には荒吐ロック・フェスティバルに出演したター坊。生憎、雨と風の悪天候だったとか。
http://arabaki.com/home.php

・懐かしい未来
四月から毎月最終火曜日の夜11時から生放送でお届けする新番組。毎回ゲストを迎えての60分。
再放送は翌週火曜日の午前10時から。
生放送の番組へのメッセージは番組ホームページで受け付けているそうだ。
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

「いろんな世代がいてそれぞれいろいろな価値観をお持ちだと思いますが、そういう世代を超えて生活を見直すべき時期が来ているのではないかなと思っています。あるいは世代から世代に、どこからか切れてしまった繋いでゆくべきものというか、繋げてゆくことの必要性というのか、そういうことも含めてなんですけれど、みなさまの来てくださるゲストの意見を伺おうと思っていますが。私もいろいろ旅をしてきまして、日本を離れて思うことはですね、本当に日本というのは素晴らしい国だなぁというふうに思います。もちろん政治の抱えてる問題とかたくさんございますが、そういうことではない昔からの文化や習慣や食、すべてのことをもう一回見つめ直してみたいなという気持ちもございます。そういうことも改めてお伝えできればと思っています」とター坊。

・SNOW
テレビのCMで使用されている曲。CMやテレビ、映画主題歌や、様々なコンピレーションに収録のカヴァー楽曲をコンパイルしたアルバム『palette』が4月29日にリリース。その中から。

・大貫妙子
1973年にシュガーベイブを結成し、3年ほど活動した後、1976年にソロ・デビューし、シンガー・ソングライターとして活動している。

・山下達郎
記念すべき第一回のゲストは山下達郎。「この方に会ってなければ私は音楽を続けていなかったかも」とター坊。シュガーベイブ時代からの盟友。ふたりは同じ年齢。タツローさんは2月生まれで、ター坊は11月生まれ。はじめて会ったときは20歳と19歳だったとか。

・50
現在、全国ツアー中のタツローさん。本当は47本で先週末に終了しているはずだったが、沖縄二日間が追加となり49本。験をかついでもう1本、中野サンプラザを追加して50本。「49はやっぱよくない」とタツローさん。ター坊はNHKホールで見たそうだ。

・公演時間
タツローさんのライヴは毎回大体3時間ぐらいある。今回は6年ぶりの全国ツアーなので冗長な部分は省いているのだという。タツローさんによると冗長に思えるところは休んでいるそうで、コーダで一息ついて次の準備をしているのだとか。それを今回はおもいきってやめたという。どの公演も今回は3時間5分ぐらいになっているそうだ。

・ライヴ中の喋り
ター坊はライヴの最中に喋ると歌に集中できないという。タツローさんは「あれが自分の型だから」と話す。喋ることで休めるし、次のストレスフルなピッチの曲もできるのだという。そのライヴ中の喋りでホールのことについて話しているが、その話題をふたりでしたいとター坊。

・ずっと一緒さ
昨年リリースしたタツローさんのシングル。

・NHKホール
ステージ側から見ると広く見えるが客席側から見ると近いね、とター坊。「アンビエンスが良くて拍手が上から落ちてくる」とタツローさん。意外とステージは小さく、一階の客席も小さいから本当は小さいホールで、両ウイングに広げて作ってあるからうまいことできてる、とタツローさん。

・大阪
1974年4月、シュガーベイブではじめて大阪へ行ったときはこわかったというふたり。「デューク」という喫茶店でライヴを行ったときは、通路に一直線に楽器を並べて演奏したのだとか。お客さんは12,3人だったが、そのうちの何人かは今でもライヴに来るとタツローさん。

・フェスティバルホール
ホール自体は採算性は全然問題ないが、ホテルとか施設の耐震が問題なのだという。ホールを残して上だけを建て替えようとすると、周りの道路を1年間封鎖しなければできないそうだ。それが府なり市なりの交通許可が下りないのだとか。許可が下りても補償で天文学的な予算がかかるという。簡単に5分、10分で話せないけれど、反対した以上リサーチしてみたら、文化的な施設を残そうとしたらいかに行政的に難しいことかがわかったとタツローさん。東京でも日比谷の三信ビルという素敵なコリドーのビルが結局、壊さざるをえなかったと。「法隆寺は壊さないのに、なんでフェスティバルホールをこわすのかっていう(笑)。東京でも同じ問題がたくさんあるでしょ」とタツローさん。

・ファンに対していちばん大切にしてきたことは?
人によってただの通過儀礼のように音楽を聴いてた人もいる、とタツローさん。ほんの一時期、マイブームのように音楽にのめり込んで、今は全く音楽に興味を持てないという人がいるのだと。そうではなくて中学の頃に聴いてた音楽が48歳になっても聴き続けられるようになるにはどうすればいいのかと考えているのだという。「エバーグリーン」といえば陳腐な言い方だが、ずっと通してゆくものを探してきたのが、自分の中で音楽生活だから、型を壊すよりも守るほうが難しいし、人によってはワンパターンとか懐メロとか言う人もいるけれど、同じサウンドをどれだけ保持できるかを自分の中で課題としてやってきたから、それを共有してくれるお客さんがおそらく来てくれるのだというふうに思っているそうだ。変えてゆくという作業もアバンギャルドだが、逆に変えないのも実はアバンギャルドではないのかなと。問題なのはスピリットが同じかどうかで、お客さんに対して大切にしてきたことはそういうものではないかな、とタツローさん。

・DOWN TOWN
今回のライヴでは24歳のドラマーを起用しているが、ライヴで最後に演奏する「DOWN TOWN」が、シュガーベイブを辞めてから25年くらいで、いちばんシュガーベイブに近い演奏だとタツローさん自身は思ってるのだとか。ター坊もライヴで聴いてぶわっと涙が出てきたのだという。それはたぶんドラマーの若さだろうとタツローさん。一人変わるとモチベーションが変わるのだそうだ。そういう意味では前に進まないとダメだとタツローさん。ドラマーの小笠原拓海くんに出会うまで1年半探したとかで彼は17人目だったという。

・雨は手のひらにいっぱい
イントロでエレクトリック・ピアノを演奏しているのはター坊。

・ハンドマイク
ター坊はハンドマイクで歌えないそうだ。スタンドマイクで直立して歌うから女「東海林太郎」と言われてるらしい(笑)。

・すてきなメロディー
Aメロはター坊で主メロはタツローさん、作詞は伊藤銀次さん。

・フェニックス
タツローさんは2003年にNHK総合で放送された「地球だい好き 環境新時代」のテーマ・ソングに「フェニックス」を書き下ろした。

・未来に取り戻したいものは何か?
この番組の命題。

・ミューズ
タツローさんは今回の全国ツアーの最中に民放の報道番組のテーマ・ソングを書き下ろした。「私のコアな観客層(四十代から五十代)の表情からは今回の大不況の切実さが伝わってきます。その空気感からこの曲『ミューズ』が生まれました」というタツローさんのコメントがメディアに配布されているらしく、ター坊が紹介した。曲は名古屋公演のとき三日間ホテルに缶詰となり、東京から持ち込んだキーボードで作ったという。タツローさんのファンのコア層は四十代中盤の男性で、企業のリストラの対象となっているのがその世代。ツアーで回っていると彼らから切迫感に満ちた空気をひしひしと感じたそうだ。今回のツアーのセットリストの根本的なポリシーは明るい歌で、前向きな、人生は前を向いて歩いて行こう、がんばっていこうという明るい歌しか歌ってないという。アメリカでは「兆しが見えた」と言ってるが、まだ当分はこの経済不況の状態が続くだろうから、力づける歌しかできないと思い、そうしたコメントを発表したのだそうだ。
「飢餓とか貧困の問題がなかなか解決できないけれど、僕はいつか全部とは言わないけれど、少しずつね、解決できると。悪いことが蓄積されてる分だけ、いいことも蓄積されてるというふうに、僕らは信じて生きたいなと思ってるし、そういうことを考えると、もうちょっと世界は平和になって行くかなというね。それを個人で、それから政治のレベルで、どれくらいやったり、発言したり、行動したりするというのは難しい問題なんだけれど。僕がこうやって放送で言ったところでね、アレなんだけれど。まぁ、雑駁な言い方すればそういうようなことを考えて、今回はそういう曲を作ったりしてるんですよ(笑)」とタツローさん。

・A Ray Of Hope
タツローさんのアイドル・グループ、ラスカルズはイタリア系アメリカ人のグループでカソリックの人たち。ブルー・アイド・ソウルと呼ばれる音楽で、白人だけれど黒人音楽に傾倒している。それがだんだんエスカレートしてきて、半分黒人が参加するコンサートでなければやらないと宣言したのだという。当時1967,8年の話で、それは南部でライヴができないことを意味していて、ヒット・ソングを連発したグループだったが、人気が翳ってきて解散してしまった。でも、タツローさんはその志、音楽に対する思想を学んだのがラスカルズだったそうで、「A Ray Of Hope」という曲はタツローさんにとってプライヴェート・アンセムなのだという。今回のライヴでは「蒼氓」の中で取り上げている1曲。

・TOKYO M.A.P.S
ター坊は大型連休中に開催されるJ-WAVEのイベントに出演。
J-WAVE & Roppongi Hills present
TOKYO M.A.P.S supported by JAVA TEA
TAEKO ONUKI EDITION

開催日:5月2日(土)~5月5日(火)
会場:六本木ヒルズアリーナ(日比谷線「六本木駅」より徒歩約5分)
入場無料
http://www.tokyomaps.jp/

・懐かしい未来~longing future~
アルバム『palette』で本邦初公開された曲。この番組のテーマ・ソング。

・次回放送
5月26日(火)NHK-FM PM11:00 - AM00:00
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大貫妙子 ~懐かしい未来~

2008年08月23日 | 懐かしい未来

■大貫妙子 ~懐かしい未来~
2008年8月22日(金) NHK-FM 23:00 - 25:00
DJ: 大貫妙子
GUEST: 坂本龍一 , 高城剛
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

Playlist
夏に恋する女たち / 大貫妙子
TOKYO TOWN PAGES / HASYMO
色彩都市 / 大貫妙子
WAR & PEACE(LIVE) / 坂本龍一
懐かしい未来~longing future~ / alan
この道 / 大貫妙子
koko / 坂本龍一
地球温暖化進行曲 / 植木等
Breeze(Summer Afternoon Remix)/ 元気ロケッツ
Yes We Can / House Music United
Most Precious Love(Main Mix)/ 高城剛リミックス
懐かしい未来~longing future~ / 大貫妙子
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・生放送
二時間の生放送。
この日の東京はノースリーブだと肌寒いくらいだったとター坊。
クルマが故障して(傷つけたらしい)修理中なので、神奈川県の自宅から電車に乗ってNHKまで来たという。
昨日は熱海の花火大会へ行ってきたのだそうだ。

・夏に恋する女たち
大貫妙子は1973年、シュガーベイブでデビュー。
ソロになりシンガー・ソングライターとしてオリジナル・アルバムを26枚発表している。
音楽活動の他には雑誌での執筆活動、テレビの取材での世界旅行といろいろとやっている。
ネイチャー・マガジンの取材でアフリカに延べ1年、南極、ガラパゴスなどいろんな大陸に行ってる。

・いちばん好きな国
よく訊かれる質問だが「日本」なのだそうだ。

●対談「大貫妙子×坂本龍一」
・ソロ・アルバム
今年、教授はソロ・アルバムを制作する予定だったが、忙しくてなかなかはじめられないとか。
これからニューヨークに帰ってスタジオに籠って作る予定だとか。
前作『CHASM』から4年、来年リリースだと5年ぶりになるそうだ。

・ロンドン
6月にYMOで28年ぶりのロンドン公演を行ったそうだ。
細野晴臣のベースが上手いと絶賛。1公演、ベースを持ってるのが辛いと言いながら、
だんだん思い出してくるそうで、チャック・レイニーみたいなフレーズが出てくるのだという。
だからベースばかり聴いていると教授。

・TOKYO TOWN PAGES
8月6日にHASYMOのマキシ・シングル『THE CITY OF LIGHT / TOKYO TOWN PAGES』をリリース。
今回はシンセサイザーを使わず生楽器で演奏している。
ピアノ、ベース、ドラムでの即興演奏をレコーディング。それを元にして編集したのが今回の2曲だとか。
「TOKYO TOWN PAGES」は映画『TOKYO』のテーマ・ソング。

・恥ずかしさ
年を経て今や何のこだわりもないと教授。
「老いるってことは恥がなくなってくることなんよ(笑)」と教授。
若い頃は人の目を気にしていたと。
「先日、惜しくも亡くなられた赤塚不二夫先生の『これでいいのだ』は至言ですな」と教授。

・色彩都市
ター坊と教授は1976年の『グレイ・スカイズ』から1985年の『コパン』までの8枚を一緒に制作したという。
その後、教授がニューヨークに居を移して、多忙となったことから中断。
それから少し飛んで1997年の『LUCY』、『東京日和』をまた一緒に作った。
最初はバンドのアレンジだったが、1980年以降は打ち込みのアレンジへと変わったのだという。
ドラムのアレンジも自分の思うものにするため、「黒のクレール」では教授自らが叩いたという。
「色彩都市」も教授が叩いているのだという。
ただライヴで「色彩都市」をやるときは原曲の感じが出ず上手く行かないとター坊。
教授も「TONGPOO」がライヴで上手く行かないと話していた。

・メッセージ性
ター坊のアレンジではほとんど歌詞を聴かずにやっていた教授。
ター坊自身は本当はメロディだけ書いてたいタイプだとか。
でも歌手だから歌詞も書かないとなぁと思うのだとか。
だから歌の中に強いメッセージ性を込めるのは好きじゃないとター坊。
「歌詞さえなければポップスってこんなに楽しいものはないよね」とタツローがいつも言ってたと教授。
「私の周りはみんなそう。矢野さんも」とター坊。

・WAR & PEACE(LIVE)
メッセージ性のあるおもしろい曲で言葉の意味を直接使って音楽にしたと教授。
6月に行われたロンドン公演から。

・社会活動
地雷ゼロのキャンペーンやアーティスト・パワーなどのメッセージ性の強い社会的発言を行うようになった二人。
そもそもはアルバム『LUCY』のレコーディングの打ち上げでター坊から東洋医学のことを教えてもらったのがきっかけだったとか。自分の身体のことから環境問題を考えるようになったのだという。

・懐かしい未来~longing future~
今年、NHKは「地球エコ2008」というキャンペーンを行っている。
http://www.nhk.or.jp/eco2008/future/future.html

6月に「SAVE THE FUTURE」という番組を三日間に渡り放送した。
そのイメージ・ソングを教授がプロデュース。ター坊が作詞した。なんと二日で書いたという。
歌っているのはチベット民族の中国人alan。
ター坊のもとには「自然との共存」というテーマでオファーがきたのだとか。
「とにかく地球には時間がない」とター坊。
「懐かしい未来」と言っても懐古主義ではなく精神的なもので、未来に取り戻したいものがあるということだと。
それは人間の帰りたい「本質」なんだとター坊。
教授は自分が子どもの頃の東京をイメージしたのだという。

・この道
教授が主催するcommmonsレーベルからリリースされた『にほんのうた 第一集』に収録された。
http://www.commmons.com/index.html#artists/nihon/disco/071024nihon

・koko
3月19日に発売された教授の最新マキシシングル。
kokoは「ここにいるよ」という意味と「こころ」から取ったという。
教授「"こころ"というと恥ずかしいから。シャイだからオレ(笑)。"koko"とかって言ったわけ」
ター坊「全然ちがうじゃない。年取ったら恥ずかしくなくなるって、さっき言ったじゃない(笑)」

・なまけもの
コスタリカに行ってなまけものを見てきたというター坊。
コスタリカは1960年代の日本に似ていたという。
今の日本は物質に溢れた社会となってしまったが、本当に大切なものはあまりないのだと話す。

●対談「大貫妙子×高城剛」
・地球温暖化進行曲
植木等が1990年に発表した曲。アルバム『スーダラ伝説』に収録。
教授が高城剛にぴったりだと選曲していった曲。
高城剛は「デジタル・メディアの植木等になりたい」という。

・西表島
西表島に魅せられて土地を買って風力発電の風車を7本建てたのだという。
西表島で電気自動車のレンタカー屋をやりたいと話す。

・野宿
先週もシベリアで野宿したという。
沖縄ではビーチで必ず寝るとか。暑くなったら起きるそうだ。

・Breeze(Summer Afternoon Remix)
元気ロケッツといういろいろなクリエーターが参加した覆面ユニットの曲を高城剛がリミックスした。
風車を見ながらリミックスしたのだという。

・二十代の若者
ケータイを持って家に引きこもりテレビを見ているのが今の二十代だという。

・Yes We Can
オバマの演説をサンプリングしたハウス・ミュージック。
いい演説を聞きたいと高城剛。
高城剛と話していたら言っちゃあいけないことも言ってしまいそうになるとター坊。

・ロンドン
高城剛は一年の半分ロンドンにいるという。

・Most Precious Love(Main Mix)
高城剛のリミックス・アルバム『KING STREET SOUNDS 15th ANNIVERSARY REMIXED BY DJ TAKASHIRO』に収録された曲。DJは40歳からはじめたという。このアルバムははじめて作ったアルバムだとか。

・ピュア・アコースティック2008
「大貫妙子ピュア・アコースティック2008」がこの秋に開催される。
大貫妙子(vo)、フェビアン・レザ・パネ(pf)、吉野弘志(b)、林立夫(ds)、ASKAストリングス

10月13日(月祝)17:30開場/18:00開演
新神戸オリエンタル劇場
info:キョードーチケットセンター 06-7732-8888

10月16日(木)19:00開場/19:30開演
東京国際フォーラム ホールC
info: ディスクガレージ 03-5436-9600(平日12:00~19:00)

10月24日(金)18:30開場/19:00開演
しらかわホール(名古屋)
info: サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

・懐かしい未来~longing future~
この番組のためにレコーディングしたそうだ。いずれCD化したいとのこと。
コメント (3)
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