Sunday Song Book #938

2010年09月26日 | Sunday Song Book

<09月26日プレイリスト>
[「JACK KELLER(ジャック・ケラー)特集 Pt.3」]
スプリンクラー/山下達郎"トレジャーズ" '94('83)
THE TROUBLE WITH BOYS/LITTEL EVA '63
CRYSTAL BALL/ANNETTE '66
MY FIRST AND ONLY LOVER/NAT "KING" COLE "DEAR LONELY HEARTS" '63
WE PROVED THEM WRONG/JULIE LONDON '64
I LIKE THIS KIND OF PARTY/LOUIS ARMSTRONG "LOUIS" '66
(LET THE LOVELIGHT IN YOUR EYES)LEAD ME ON/STEVE LAWRENCE & EYDIE GORME '71
READY OR NOT/JOHNNY MATHIS & DENIECE WILLIAMS "THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR" '78
ALL THE LOVE I HAD IN ME/AMBER '80
LOVE WON'T LET ME QUIT/BILL MEDLEY "STILL HUNG UP ON YOU" '85
CAUGHT A TOUCH OF YOUR LOVE/RAY CHARLES "FROM THE PAGES OF MY MIND" '86
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は先週に引き続きHFM(hiroshima - fm)で前倒し収録。先週はびわ湖ホールから大分に行った。明日27日が新装となった倉敷市民会館で、いよいよ東京公演、水曜日がNHKホール、土日が中野サンプラザホール。今回のツアーは東京公演がこの三日間だけと少なかったため、チケット販売でパニックになったという。この度追加公演が決まった。詳しくは番組の中程でインフォメーションする予定。

・「JACK KELLER(ジャック・ケラー)特集 Pt.3
先々週からはじまったソングライター「ジャック・ケラー特集」。1963年くらいまできたので今週はそれ以降、'70年代、'80年代までをフォローする予定。だんだん時代の変遷と共に作風が変わってくる。テレビ・プログラムの音楽を担当したので、いわゆるヒット・ソング路線から遠のいて行くが、作品はいいものが多い。タツローさんが選んだ個人的に好きな作品を一曲でも多くとのこと。

・スプリンクラー
季節柄ということで選曲された。1983年のシングル。

・THE TROUBLE WITH BOYS
1963年のリトル・エヴァのシングルでジェリー・ゴフィンとの共作。A面はキャロル・キング/ジェリー・ゴフィンの「WHAT I GOTTA DO」というヒット・ソング。イギリスではルルがカヴァーしている。

・CRYSTAL BALL
ウェスト・コーストに居を移した後の作品。もともとは1964年のウィリス・シスターズというヴォーカル・グループに書き下ろしたものだが、2年後の1966年にアネットが歌っている。こちらのほうがいい出来だとタツローさん。ジェリー・ゴフィンとの共作。

・MY FIRST AND ONLY LOVER
ジャック・ケラーはスタンダードっぽい曲も書けるので、ロックンロール・シンガー、ガール・シンガー以前の一世代前のいわゆるジャズ・ヴォーカル系のアダルトなシンガーにもたくさん曲を提供している。
「MY FIRST AND ONLY LOVER」はナット・キング・コールの1963年のアルバム『DEAR LONELY HEARTS』に収められている。ジャック・ケラー、アーティ・カプラン、ポール・カウフマンというトリオによる作曲。

・WE PROVED THEM WRONG
ジャック・ケラーはスタンダードっぽい曲も書けるので、ロックンロール・シンガー、ガール・シンガー以前の一世代前のいわゆるジャズ・ヴォーカル系のアダルトなシンガーにもたくさん曲を提供している。
1964年に発売されたジュリー・ロンドンのシングル。ラリー・コルバーが作詞。プロデュースド・バイ・スナッフ・ギャレット。アレンジがアーニー・フリーマン。

・I LIKE THIS KIND OF PARTY
ジャック・ケラーはスタンダードっぽい曲も書けるので、ロックンロール・シンガー、ガール・シンガー以前の一世代前のいわゆるジャズ・ヴォーカル系のアダルトなシンガーにもたくさん曲を提供している。
1966年のルイ・アームストロングのアルバム『LOUIS』に提供した「I LIKE THIS KIND OF PARTY」。

・(LET THE LOVELIGHT IN YOUR EYES)LEAD ME ON
スティーブ・ローレンスとイーディ・ゴーメの1971年の作品。よく知られた曲だがヒットはしてないそうだ。スティーブ・ローレンスはジャック・ケラーが手掛けたテレビ番組『BEWITCHED』(奥さまは魔女)のテーマ・ソングのほうがよく知られているが、タツローさんが好きじゃないのでこの曲にしたそうだ。

・READY OR NOT
1970年代に入り、1978年、ジョニー・マティスとデニース・ウイリアムスのアルバム『THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR』に収められた「READY OR NOT」。

・PERFORMANCE 2010 追加公演
今週東京公演が開催されるが、今回のツアーは東京での公演が少なかったため、チケット販売でパニックになったという。ということなので10月末から11月にかけて追加公演を行うことになったそうだ。10月23日(土)が中野サンプラザ・ホール、11月4日(木)、5日(金)が東京のNHKホール、そして11月8日(月)に青森の八戸市公会堂の4本。「35年目の35本」が、「35年目の39本」となった。
http://www.smile-co.co.jp/tats/

ぴあのプレリザーブの先行が10月1日からはじまる。インターネットのみの受付。
http://t.pia.jp/feature/music/tatsuro/tatsuro.html

一般発売は10月9日(土)の午前10時からでお問い合わせは
ソーゴー東京 03-3405-9999
キョードー東北 022-217-7788

・ALL THE LOVE I HAD IN ME
ここからは'80年代。先程のジョニー・マティスとデニース・ウイリアムスの「READY OR NOT」という曲の詞を書いてるがヴィッキー・アンバー・ディ・レナというオランダ出身の女性シンガー。1980年にこの女性シンガーがアンバーというクレジットでアルバムを出す。これをジャック・ケラーがプロデュース。この中からシングル・カットされたのが「ALL THE LOVE I HAD IN ME」。

・LOVE WON'T LET ME QUIT
1984年にナッシュビルに居を移す。ナッシュビルはジャック・ケラーの知名度がほとんどなく、そこで自分の業績をひけらかすことなく、一から出直しという感じでカントリーその他でたくさん作品を残している。「LOVE WON'T LET ME QUIT」はビル・メドレーの1985年のアルバム『STILL HUNG UP ON YOU』に収められている。クリスタル・ゲイルも取り上げている曲で素敵なバラード。

・CAUGHT A TOUCH OF YOUR LOVE
'50年代から'80年代まで様々な曲を残してジャック・ケラーは2005年に白血病で亡くなる。享年68歳。アルドン、スクリーン・ジェムズの中堅ライターとして数多くの名曲を残し、晩年はナッシュビルでカントリー系の作品を随分作った。プロの作家なので作風が多岐に渡っている。こういう作家に支えられてヒットができている。
1986年のレイ・チャールズのアルバム『FROM THE PAGES OF MY MIND』に収められている「CAUGHT A TOUCH OF YOUR LOVE」。後にダイアン・シューアとかB.B.キングとグローバー・ワシントン Jr.のコラボとか、いろいろな人が取り上げている。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係
■今後の予定
10月03日は、久々の「珍盤・奇盤特集」(予定)
http://www.smile-co.co.jp/tats/
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Motoharu Radio Show #055

2010年09月22日 | Motoharu Radio Show

2010/09/21 OnAir - 3rd. Week - 佐野元春ベリー・ベスト特集 #2
01.佐野元春:約束の橋
02.Crowded House:Falling Dove
03.佐野元春:レインボー・イン・マイ・ソウル
04.佐野元春:すべてうまくはいかなくても
05.佐野元春 and The Hobo King Band:ヤング・フォーエバー
06.佐野元春:欲望
07.佐野元春:君が気高い孤独なら
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■内容の一部を抜粋
・約束の橋
1992年にリリースされたシングル・ヴァージョン。リミックスを施してヴォーカルを録り直している。
今週は先週に引き続いて9月29日に発売されるベリー・ベスト・アルバム『ソウルボーイへの伝言 The Very Best Of Motoharu Sano A Message to Soul Boy』の特集。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月9月の「3PICKS!」はハービー・ハンコック『Imagine Project』、サラ・マクラクラン『Laws Of Illusion』、そしてクラウデッド・ハウス『Intriguer』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はクラウデッド・ハウス『Intriguer』。

・クラウデッド・ハウス
オーストラリアが誇る素晴らしいソングライター、ニール・フィンが率いるバンドがクラウデッド・ハウス。元春も大好きな曲「Don't Dream It's Over」は世界的にヒットした。クラウデッド・ハウスの音楽の魅力はとてもポップだというところにある。そのポップというのはただ単純なポップではなく、とても緻密で知的なポップだといえる。それは一言でいえばニール・フィンというソングライターの才能だといえる。人が思い付かないようなメロディ、リズム、ハーモニー。けれども難しいことはなく、どこか愛嬌があって親しみやすい音楽。ニール・フィンはまるでレノン/マッカートニーの役目を一人でこなすような曲作りをしている。クラウデッド・ハウスはしばらく活動してなかったが、最近再結成してアルバムを発表した。タイトルは「Intriguer」。ニール・フィンはあるインタビューで「音楽にはふわふわと漂って夢見るような感覚が大切だ」と語っているがこのアルバムは正にそんな感じ。元春も楽しく聴いたそうだ。ニュー・アルバム『Intriguer』から「Falling Dove」。

・ツイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。番組からツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html

今週はNPO法人「日本蝶類保全協会」という団体。日本で普通に見られた蝶たちが減少している現状を食い止めようと2004年から全国規模で活動を始めた。各地域で蝶の現状を伝え、そして地元の人たちと一緒に蝶の保全活動を行っている。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/movie/motoharu1.html

・レインボー・イン・マイ・ソウル
ここからは番組アシスタントのゴトウさんがインタビュアーとなって『ソウルボーイへの伝言 The Very Best Of Motoharu Sano A Message to Soul Boy』の特集。
アルバム『sweet16』収録曲(1992年)。ハートランド全盛期の演奏で「クリエイティブのピークにあった」と元春。
曲を作るのは自分を知る作業だが、その一方でみんなに愛される曲を書きたいという欲求もあるそうだ。しかしソングライティングは受けを狙うといい曲ができない、普遍的なテーマで普遍的な曲を書こうと意気込むと大抵失敗するとか。長年曲を書いてると、そういうことがわかってくるので、あまり気負うことなく、何か思い付いたらスケッチのように日々詩を書いて、日々曲を書いて、そういうことの積み重ねだと思うようになったのだという。
Superflyの志帆さんのお気に入りの曲で、いつかカヴァーしたいと話しているそうだ。「一緒に歌えたらいいなと思ってます」と元春。

・すべてうまくはいかなくても
1996年のアルバム『FRUITS』収録曲。後のホーボーキングバンドのメンバーがレコーディングに参加している。
「成長」をテーマにした曲で元春自身の経験をソングライティングに反映しているそうだ。三十代、四十代のためのロック・ソングということで、彼らの喜怒哀楽をそっとサポートするような曲を書きたいと思ったとか。

・ヤング・フォーエバー
「ヤング・フォーエバー」はディランの「Forever Young」を逆さにしただけと元春。1997年のアルバム『THE BARN』収録曲。
アルバム『THE BARN』はウッドストックでホーボーキングバンドのアイデンティティを確立しようと、プロデューサーにジョン・サイモンを迎えレコーディングを行った。16チャンネルのアナログ・レコーディングで、アナログ・レコーディングのよいところをふんだんに採用したレコードなんだとか。ほぼ一発録音、レコーディング・エンジニアの腕がよくないとそういうレコーディングはできなかったと元春。ソングライターとして成長するのに役立ったレコーディングで、ジョン・サイモンといろいろなことが話せたのがよかったし、ザ・バンドのガース・ハドソンが参加したレコーディングでは彼と音楽的な話やソングライティングの話もしたとか。音楽業界に長くサバイヴしてきた彼との会話は元春がその後キャリアを重ねていく上でとても参考になったという。

・欲望
時代を遡って、ハートランドとの最後のセッションでレコーディングした曲。
アルバム『THE CIRCLE』(1993年)に収録。バブル経済が崩壊した後の空気感がこのアルバムにあると元春。
ゴトウさんはアルバム『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』の「新しい航海」がバブル経済で浮かれた社会への警鐘で、「欲望」がそのアンサー・ソングじゃないかと指摘。
アーティストには見に見えないものを目に見えるように人々に提示するという役割があるんじゃないか、ソングライティングをしてゆくというのは不思議な体験をずっと続けているという感じなんだと元春。自分で詩を書き曲を書き、サウンドをデザインし、演奏し、歌う中で、言葉と音のつなぎ目がぎくしゃくしないように曲作りしてきたそうだ。それが一番の仕事だと思ってるとか。

・セルフ・カヴァー・アルバム
これまで一緒にやってきたハートランドのメンバー、ホーボーキングバンドのメンバーの力を借りて、今まで発表してきた曲のリテイクを行ってるそうだ。全くの新作を作る気持ちで取り組んでいるとか。年末ぐらいにはみんなに聴いてもらいたいと思ってると元春。

・君が気高い孤独なら
2007年のアルバム『COYOTE』収録曲。10月から一緒に全国クラブ・サーキット・ツアーに出るコヨーテバンドとのレコーディング曲。

・番組ウェブサイト
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
10月5日火曜日
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Sunday Song Book #937

2010年09月20日 | Sunday Song Book

<09月19日プレイリスト>
[「JACK KELLER(ジャック・ケラー)特集 Pt.2」]
白いアンブレラ/山下達郎 "ソノリテ" '05
IT'S SO EASY TO SAY/JOHNNY NASH '57
FANTASTICO/PEGGY LEE "OLE ALA LEE!" '60
JUST COULDN'T RESIST HER(WITH HER POCKET TRANSISTOR)/ALMA COGAN '61
ポケット・トランジスター/森山加代子 '61
THE LOVIN' TOUCH/MARK DINNING '60
BREAKING IN A BRAND NEW BROKEN HEART/CONNIE FRANCIS '61
LONELY TOMORROWS/TONY ORLANDO '61
SIXTEEN YEARS AGO TONOGHT/KENNY KAREN '62
CHILLS/GERRY & THE PACEMAKERS "SECOND ALBUM" '63
BEACH BUGGY/THE SHUTDOWNS '70
ANYONE ELSE/GENE McDANIELS '63
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアーも折り返し。広島公演が終わったところで番組はHFM(hiroshima - fm)で前倒し収録。今週、来週の番組は広島からの放送となるそうだ。先週ツアーは仙台、広島と廻り、土曜、日曜が神戸。今週は放送日が神戸国際会館、滋賀県のびわ湖ホール、大分のいいちこグランシアタと廻る予定。

・「JACK KELLER(ジャック・ケラー)特集 Pt.2
先週からはじまったソングライター「ジャック・ケラー特集」。先週はジャック・ケラーの代表的なヒット・ソングを中心にしたプログラムだったが、今週、来週はジャック・ケラーの作品をありったけオンエアする予定。あまり細かい説明はなしということ。資料とレコードをジュラルミン・ケース二個につめて東京から広島に送っての番組収録。

・白いアンブレラ
2005年のアルバム『ソノリテ』収録曲。季節柄ということでリクエストがあった。

・IT'S SO EASY TO SAY
1950年代、ロックンロール以前のジャック・ケラーの作品から。ジョニー・ナッシュはレゲエの歌手として日本では有名だが、'50年代は南部で自分の番組を持ってたりして、どちらかというとスタンダード・シンガーという感じだった。1958年のノエル・シャーマンの作詞になる「IT'S SO EASY TO SAY」。アレンジはドン・コスタ。ニューヨーク・レコーディング。

・FANTASTICO
ノエル・シャーマンの作詞。ナット・キング・コールも取り上げているが今回はベギー・リーのヴァージョン。1959年に録音した「FANTASTICO」。1960年のアルバム『OLE ALA LEE!』に収録している。

・JUST COULDN'T RESIST HER(WITH HER POCKET TRANSISTOR)
日本では森山加代子さんや飯田久彦さんが歌って有名になった「ポケット・トランジスタ」もジャック・ケラーの作品。作詞はラリー・コルバー。アメリカのタイトルは「JUST COULDN'T RESIST HER(WITH HER POCKET TRANSISTOR)」。ポール・バーズの甥っ子、ダニー・ジョーダンがオリジナルとなるが、日本ではアルマ・コーガンのヴァージョンが1961年にヒットした。

・ポケット・トランジスタ
「JUST COULDN'T RESIST HER(WITH HER POCKET TRANSISTOR)」の森山加代子さんによる日本語ヴァージョン。ダニー飯田とパラダイス・キングによる素晴らしい演奏とタツローさん。

・THE LOVIN' TOUCH
1960年のマーク・ディニングのシングル「THE LOVIN' TOUCH」は全米85位。ジェリー・ゴフィンの作詞。

・BREAKIN' IN A BRAND NEW BROKEN HEART
コニー・フランシスの「BREAKIN' IN A BRAND NEW BROKEN HEART」は1961年全米7位のヒット・ソング。ハワード・グリーンフィールドの作詞。

・LONELY TOMORROWS
後にドーンで大成功を収めるトニー・オーランドの出世作「LONELY TOMORROWS」。ジェリー・ゴフィンの作詞。1961年の「HALFWAY TO PARADISE」(ジェリー・ゴフィン/キャロル・キング)のB面。

・SIXTEEN YEARS AGO TONIGHT
ケニー・カレンはデモ・テープのシンガーをしていた人で、いわゆるデモ・シンガー。たいへん歌のうまい人だが1曲もヒット曲がない。ソングライターでもある。1962年のシングル「SIXTEEN YEARS AGO TONIGHT」はケニー・カレンとハワード・グリーンフィールド、ジャック・ケラー三者による共作。アレンジはギャリー・シャーマン。

・PERFORMANCE 2010 追加公演
いよいよ月末に東京公演が開催されるが、今回のツアーは東京での公演が少なかったため、チケット販売でパニックになったという。ということなので十月末から十一月にかけて追加公演を行うことになったそうだ。詳細は来週発表とのこと。

・souvenir again 竹内まりや LIVE 2010
TOKYO FM fm osaka 30周年記念イベントから10年。40周年の記念イベントとして「ケンタッキーフライドチキン Presents TOKYO FM/FM OSAKA 開局40周年記念スペシャル souvenir again 竹内まりや LIVE 2010」が開催されることになった。12月3日(金)、4日(土)が日本武道館、12月21日(火)、22日(水)が大阪城ホール。東京、大阪二日ずつの全4公演。オープニング・アクトはBOXとセンチメンタル・シティ・ロマンスが一日ずつ交代で務める。チケットの先行予約第一弾は先週終わったが、今後のチケット販売についてはまた東京に戻ってきてから発表するとのこと。
http://www.mariyat.co.jp//index.html

・CHILLS
イギリスのビート・グループ、ジェリー&ザ・ペイスメイカーズが1963年のセカンド・アルバムで取り上げている。1962年にトニー・オーランドのレコーディングで初めて世に出た作品。ジェリー・ゴフィンの作詞。

・BEACH BUGGY
1963年にジャック・ケラーはニューヨークからロサンジェルスに居を移す。1963年当時はサーフィン/ホットロッドの全盛期だったので、サーフィン/ホットロッド作品にもライターとして名を連ねている。シャットダウンズは架空のグループだと思われる。「BEACH BUGGY」は延々バイクの音が入ってるという珍盤、奇盤の類いのサーフィン/ホットロッド作品。

・ANYONE ELSE
1963年の黒人シンガー、ジーン・マクダニエルズの「ANYONE ELSE」。ジーン・マクダニエルズは一連のバカラック作品で有名。のちにユージン・マクダニエルズとしてクロスオーバー・シーンで活躍。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係
■今後の予定
09月26日は、「ソングライター JACK KELLER(ジャック・ケラー)特集 Pt.3」
http://www.smile-co.co.jp/tats/
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Motoharu Radio Show #054

2010年09月15日 | Motoharu Radio Show

2010/09/14 OnAir - 2nd. Week
01.佐野元春:ダウンタウンボーイ
02.Sarah McLachlan:Loving You Is Easy
03.佐野元春:ガラスのジェネレーション 2006
04.佐野元春 with The Heartland:ヤングブラッズ
05.佐野元春:情けない週末
06.佐野元春:アンジェリーナ
07.佐野元春:サムデイ
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■内容の一部を抜粋
・ダウンタウンボーイ
元春の1981年のシングル。
今週は9月29日に発売されるベリー・ベスト・アルバム『ソウルボーイへの伝言 The Very Best Of Motoharu Sano A Message to Soul Boy』の特集。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月9月の「3PICKS!」はハービー・ハンコック『Imagine Project』、サラ・マクラクラン『Laws Of Illusion』、そしてクラウデッド・ハウス『Intriguer』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はサラ・マクラクラン『Laws Of Illusion』。

・サラ・マクラクラン
カナダを代表する女性シンガー。シンガーとしてだけではなくソングライターとしても高く評価されている。最近ではバンクーバー冬季オリンピックの開会式でパフォーマンスしていた。7年ぶりの新作『Laws Of Illusion』は全米でアルバム・チャート3位を獲得している。サラ・マクラクランは女性だけの伝説のフェスティバル「リリス・フェア」の主催者としても知られているが、その「リリス・フェア」が今年11年ぶりに復活するというニュースがあった。今回はベス・オートン、コリーヌ・ベイリー・レイ、メアリー・J・ブライジ、ノラ・ジョーンズ、シェリル・クロウなどMotoharu Radio Showでもお馴染みの女性ソングライターの名前が集まっている。一時期出産や家族のことで長く休んでいたようだが、最近になって活動を再開させている。現在は二人の女の子を持つシングル・マザーということで、仕事と私生活のバランスを取る方法を模索中なのだとか。
「そうですね、サラ・マクラクランの音楽を一言でいえば深みのある大人の女性の音楽、そんなふうにいえると思います」と元春。
新しいアルバム『Laws Of Illusion』から「Loving You Is Easy」。

・ツイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。番組からツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html

今週はNPO法人「市民ZOOネットワーク」という団体。動物園や水族館のいきものたちがより豊かに暮らせるよう2001年から全国規模で活動を行ってきた。特に力を入れてるのが毎年開催している「エンリッチメント大賞」というコンテスト。いきものがよリ過ごしやすい環境を作ろうという取り組みを表彰するもの。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/movie/motoharu1.html

・ガラスのジェネレーション 2006
元春のヴォーカルと西本明さんが弾いたピアノ、大村雅明さんが施したストリングスを残し、あとの楽器はすべてホーボーキングバンドが録り直したヴァージョン。

ここからは番組アシスタントのゴトウさんがインタビュアーとなって『ソウルボーイへの伝言 The Very Best Of Motoharu Sano A Message to Soul Boy』の特集。

「僕の考える楽曲の良い状態のものを聴いてもらいたい」と元春は選曲の理由を話す。
過去の楽曲であっても今に鳴らしたいという気持ちがあり、アーティストのエゴかもしれないが、過去よりも今、そしてこれから先を切り開いていくものであってほしいという気持ちがあるそうだ。ファンの気持ちを考えると多感な頃に聴いたオリジナル・ヴァージョンは心に焼き付いているので、あまりに形が変わってしまうとがっかりさせてしまう。そうしたファンのよい意味でのノスタルジーを大事にしたいという気持ちもあるという。

・ヤングブラッズ
1985年のNHKの国際青年年のテーマ曲。この曲のP.V.は国内で最初に作られたミュージック・クリップとされている。撮影場所はNHKのそばの代々木公園。
曲の印税はアフリカ難民救済のチャリティーに寄付されたが、当時の番組(サウンドストリート)のプロデューサーによると、元春自ら寄付金の小切手をNHKの局長室に持って行ったとか。

・情けない週末
デビュー・アルバム『Back To The Street』収録曲。
元春が最初に書いたラヴ・ソングで16、17歳の頃に書いたそうだ。14歳の頃からソングライターを目指して、ランディ・ニューマン、トム・ウェイツ、ボブ・ディランを聴いていたので、彼らから作曲を学んだので作家堅気というか、ちょっとした自分の体験を基にして作曲することを16、17歳の頃からやっていたらしい。日本のそれまでの歌謡曲やポップ音楽に出てこない単語をふんだんに使った新しい感覚の曲を書きたい、コード進行や音楽の響き方や、言葉、詩のテーマ、全てにおいて今までになかった何かをやりたいという強い気持ちがあったそうだ。タイトルの「情けない週末」はポトリーを持ち込んだとか。

・アンジェリーナ
「1980年、僕はこの曲でデビューすることになります。聴いてください。アンジェリーナ」と元春。
鈴木慶一さんが「佐野元春というアーティストから詞の乗っけ方が変わった」と話していたとゴトウさん。
ただ楽しければいいというのではなくて、何か意味のあることを歌いたい、それまでの作詞作曲家が誰もやったことのないやり方で新しい表現をしてみたいという気持ちが常にあったそうだ。

・サムデイ
大滝詠一さんがフィル・スペクター・サウンドを自分なりに解析したレコーディングを行っていて、それを見学した元春は大いに刺激されたのだという。ハートランドのメンバーでオーケストレイテッドなサウンドを構築するため、ダビングを重ねたり、主旋律に対抗するメロディをピアノやオルガンやストリングスを重ねることで豊かなオーケストレイテッドなサウンドを得る手段に出たそうだ。誰もやったことのない、大滝さんとも違うフィル・スペクター的な重厚なオーケストレイテッドなポップ・サウンドを日本語で作りたいと思っていたとか。

・番組ウェブサイト
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送予定
今週は時間がないのでここまで。来週も番組アシスタントのゴトウさんがインタビュアーとなって『ソウルボーイへの伝言 The Very Best Of Motoharu Sano A Message To Soul Boy』の特集。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

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Sunday Song Book #936

2010年09月12日 | Sunday Song Book

<09月12日プレイリスト>
[「JACK KELLER(ジャック・ケラー)特集 Pt.1」]
ONE WAY TICKET(TO THE BLUES)/NEIL SEDAKA '59
JUST BETWEEN YOU AND ME/THE CHORDETTES '57
BEATS THERE A HEART SO TRUE/PERRY COMO '58
EVERYBODY'S SOMEBODY'S FOOL/CONNIE FRANCIS '60
MY HEART HAS A MIND OF ITS OWN/CONNIE FRANCIS '60
RUN TO HIM/BOBBY VEE '61
PLEASE DON'T ASK ABOUT BARBARA/BOBBY VEE '62
VENUS IN BLUE JEANS/JIMMY CLANTON '62
HOW CAN I MEET HER/THE EVERLY BROTHERS '62
GOTTA HAVE YOUR LOVE/THE SAPPHIRES '65
EASY COME, EASY GO/BOBBY SHERMAN '70
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
あいかわらず番組は前倒しで収録しているそうだ。9月は、これまでずいぶんツアーをやってきたが、今までいちばんタイトなスケジュールかもしれないとタツローさん。9月は東京に帰れるのが数日しかなく、ひたすら地方を廻ってるとか。先週は新潟、仙台で、無事終わってるはず。今週は14日(火)、15日(水)が広島、週末18日(土)、19日(日)は神戸。

・「JACK KELLER(ジャック・ケラー)特集 Pt.1
ソングライター特集。アルドン、スクリーン・ジェムズのスタッフ・ライター。これまでアルドン、スクリーン・ジェムズはバリー・マン/シンシア・ワイル、キャロル・キング/ジェリー・ゴフィン、そしてヘレン・ミラーとやってきた。スクリーン・ジェムズ関係は今回で四弾目となる。ヘレン・ミラーなみにジャック・ケラーも日本では知名度がないけれど、「この曲はジャック・ケラーの曲だったのか」という驚きがあると思う、とタツローさん。知名度がないいちばん大きい理由は100%完璧な作詞のパートナーが得られなかったこと。そういう意味ではヘレン・ミラーとよく似ている。世代はヘレン・ミラーより遥かに下でバリー・マンとかニール・セダカといった人に近い。ブルックリン生まれのニューヨーカー、ジャック・ケラー。偉大なるポップのソングライター。

・ONE WAY TICKET(TO THE BLUES)
ジャック・ケラーの作品で日本でいちばん有名な曲。1959年、ニール・セダカの出世作「OH! CAROL」のB面に入ってた曲「ONE WAY TICKET(TO THE BLUES)」(「恋の片道切符」)。

・ジャック・ケラー
1936年11月11日、ニューヨークのブルックリン生まれ。父親は大学卒の会計士で夜はアコーディオン・ミュージシャンとしてニュージャージーのダンスバンドで働いていた。その後会計士をやめてミュージシャンに専念。ジャック・ケラーも11歳からピアノを学びはじめるが、1952年に彼が15歳のときに父親が急逝したため、学校の後、カメラ修理屋で働くという苦労をすることになる。父親の急逝がミュージシャンを選ばせたという背景がある。彼の友達、ポール・カウフマン(のちに作曲家になったが、いちばん有名なのはジョニー・ティロットソンの『POETRY IN MOTION』)にアコーディオンを教えて、自分はピアノで合奏して、16歳のとき、1953年にダンスバンドのピアノ弾きで週給15ドル、これが音楽の商売のはじまり。

・JUST BETWEEN YOU AND ME
1955年に人のつてを頼って、当時の作曲家の殿堂、ブリル・ビルディング(アルドン、スクリーン・ジェムズもこの中にあった)に出入りするようになり、曲の売り込みをはじめる。そのときに紹介されたキャシー・リンという作詞の女性と組んで書いた曲「JUST BETWEEN YOU AND ME」が、1957年に白人の4人組のコーラス・グループ、コーデッツに取り上げられて記念すべき初ヒット。全米チャート8位。

・BEATS THERE A HEART SO TRUE
「JUST BETWEEN YOU AND ME」のヒットをきっかけにプロのソングライターとして生きていこうと決める。プロのソングライターとしての心得を教えてくれた最大の恩人がノエル・シャーマン。ノエル・シャーマンは兄弟のジョー・シャーマンとソングライター・コンビを組んでいたが、兄弟仲が悪く、作詞を担当していたノエル・シャーマンは作曲家を物色していた。ノエル・シャーマンはジャック・ケラーを自分の弟のようにかわいがり、ジャック・ケラーはノエル・シャーマンから作曲のノウハウを学んだ。ペリー・コモの1958年のシングル「BEATS THERE A HEART SO TRUE」はタツローさんがジャック・ケラーの初期の最高傑作だという作品。ティーンネイジャーの文化はロックンロールの全盛期だったので、この頃バディ・ホリーらが亡くなり、エルヴィスが入隊して、ロックンロールが急速に衰退してゆくが、大人はまだこういう一時代前の音楽を聴いていた。

・EVERYBODY'S SOMEBODY'S FOOL
・MY HEART HAS A MIND OF ITS OWN
ジャック・ケラーは1959年にアル・ネヴィンズとドン・カーシュナーが経営していたアルドン・ミュージックという会社と契約する。この時代からロックンロールに代わりアイドル歌謡が世の中に出てくる。アイドル歌謡を一手に引き受けて大成功を収めたのがこのアルドン・ミュージックだった。ニール・セダカの「ONE WAY TICKET(TO THE BLUES)」はこの時代の作品。ニール・セダカはシンガー・ソングライターだから自分で曲を作ってヒット曲をたくさん出すことになる。その作詞のパートナーのハワード・グリーンフィールドはニール・セダカがツアーに出ている間は暇になる。なのでいろんな人に詞を提供することになる。その中でいちばん成功したのがジャック・ケラーとコンビを組んだときだった。1960年に記念すべきNO.1が2曲立て続けに生まれる。コニー・フランシスに提供した「EVERYBODY'S SOMEBODY'S FOOL」と「MY HEART HAS A MIND OF ITS OWN」。

・RUN TO HIM
ジェリー・ゴフィンとのコンビでボビー・ヴィーに提供した「RUN TO HIM」が1961年全米2位のヒット。

・PLEASE DON'T ASK ABOUT BARBARA
ビル・ブキャナンとのコンビでボビー・ヴィーに提供した「PLEASE DON'T ASK ABOUT BARBARA」が1962年全米15位。

・ウィスキーが、お好きでしょ
サントリー「角瓶」のCMに使われているまりやさんヴァージョンの「ウィスキーが、お好きでしょ」がシングル「ウイスキーが、お好きでしょ」として11月3日にリリースされることになった。CMヴァージョンの着うた、着うたフルが9月8日水曜日から先行してレコチョクで配信されている。CDにはCMのアレンジ・ヴァージョン、服部克久さんが編曲したオーケストラ・ヴァージョンと、さらに服部克久さんが編曲したもうひとつのオーケストラ・ヴァージョン(英語詞)が入る。今回の「ウィスキーが、お好きでしょ」は石川さゆりさんヴァージョンの歌詞を一部加筆しているリニューアル・ヴァージョンになるそうだ。作詞は田口俊さん、作曲は杉真理さん。

・100年MUSIC FESTIVAL
10月30日、31日に日本武道館で行われるワーナーミュージック・ジャパンの40周年のイベント「100年MUSIC FESTIVAL」の31日(日)の公演にタツローさんとまりやさん参加。

・souvenir again 竹内まりや LIVE 2010
TOKYO FM fm osaka 30周年記念イベントから10年。40周年の記念イベントとして「ケンタッキーフライドチキン Presents TOKYO FM/FM OSAKA 開局40周年記念スペシャル souvenir again 竹内まりや LIVE 2010」が開催されることになった。12月3日(金)、4日(土)が日本武道館、12月21日(火)、22日(水)が大阪城ホール。東京、大阪二日ずつの全4公演。オープニング・アクトはBOXとセンチメンタル・シティ・ロマンスが一日ずつ交代で務める。
http://w1.onlineticket.jp/tkt13/web/mariya-live/index.html

・VENUS IN BLUE JEANS
1962年の全米7位、ジミー・クラントンの「VENUS IN BLUE JEANS」は日本でも大変有名な曲。邦題は「ブルー・ジーン・ビーナス」。このシングルが出た当時のクレジットはハワード・グリーンフィールド/ニール・セダカとなっていたそうだ。大滝詠一さんの「風立ちぬ」の元ネタ。タツローさんはジャック・ケラーとエリー・グリニッチが大滝さんのソングライティングにいちばん影響を与えたソングライターじゃないかと思ってるそうだ。

・HOW CAN I MEET HER
1962年にエヴァリー・ブラザーズに提供した「HOW CAN I MEET HER」はジェリー・ゴフィンの作詞。

・GOTTA HAVE YOUR LOVE
1963年にドン・カーシュナーはアルドン・ミュージックをコロンビアに売却する。このときにスクリーン・ジェムズ・コロンビアという出版社に名前が変わった。これがきっかけとなりジャック・ケラーはニューヨークからロサンジェルスに居を移す。ここからヒット・ソングよりテレビ番組の音楽に深く関わるようになる。1963年以降はアイドル歌謡のヒット曲が減ることになる。サファイアーズという男女混成の3人組に提供した「GOTTA HAVE YOUR LOVE」はトニー・パワーズとの共作。1965年、全米77位。R&Bチャート33位。

・EASY COME, EASY GO
ボビー・シャーマンの代表作「EASY COME, EASY GO」は日本でもヒットした曲。1970年、全米9位。

ジャック・ケラーはあまり欲がない人でL.A.に移ってからはヒット曲を出そうという感じがしない。1980年代にはナッシュビルに移るが、自分がヒット・ソング・ライターだと声高にアピールしていない。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係
■今後の予定
09月19日は、「ソングライター JACK KELLER(ジャック・ケラー)特集 Pt.2」
http://www.smile-co.co.jp/tats/
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笑福亭鶴瓶落語会 in 天満天神繁昌亭

2010年09月10日 | ちりとてちん

9月9日(木) 晴れ。

天満天神繁昌亭で開催された「笑福亭鶴瓶落語会 in 天満天神繁昌亭」を聴きに行きました。
夜席で午後6時半開場、午後7時開演。
当日券は立見のみ販売されてました。

はじめての天満天神繁昌亭、はじめての寄席でした。
客席はけっこう狭かったです。
お客さんは女性が多かったですね。
開演前にはウルフルズというかトータス松本の歌が流れてました。

時間通りに開演して、まずは「鶴瓶噺」。
9月9日がお母様の命日で、その日に落語会をするというのもなにかの縁、
「シンクロニシティ」という言葉を使って表現してました。

一席目は創作落語で今回初めてかけるという「CHINGE」。
高校時代の同級生と街でばったり会うという話。
オチがわかりやすかったです。

二席目は「ALWAYS お母ちゃんの笑顔」。
お母様とのエピソードで『ALWAYS 三丁目の夕日』同様、昭和の話です。

仲入り後の三席目は古典落語の「錦木検校」。
盲人に階級があっていちばん下の按摩が、縁があって最高位の検校(けんぎょう)に、という人情噺。
按摩の錦木(にしきぎ)が死んでしまうところで終わります。
錦木に身体のこりとこころを癒してもらった角三郎が「死ぬな~」と言う場面。
大事なメッセージを受け取った思いがしました。

盲人のエピソードは鶴瓶噺の中にもあって、
お母様の命日というのも鶴瓶噺に出て来たことだし、
噺家の話芸というのは巧みなものだなと感心しました。
考えるに「縁は異なもの」というのは今回の落語会のテーマだったかもしれませんね。

■笑福亭鶴瓶落語会 in 天満天神繁昌亭
9月9日(木) 天満天神繁昌亭
2階し列14番

笑福亭鶴瓶

・鶴瓶噺
・CHINGE
・ALWAYS お母ちゃんの笑顔
仲入り
・錦木検校(にしきぎけんぎょう)

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Motoharu Radio Show #053

2010年09月08日 | Motoharu Radio Show

2010/09/07 OnAir - 1st. Week
01.John Lennon:Peggy Sue
02.Los Lobos:Yo Canto
03.Herbie Hancock:Tomorrow Never Knows (feat. Dave Matthews)
04.Herbie Hancock:A Change Is Gonna Come (feat. James Morrison)
05.The Rolling Stones:Not Fade Away
06.The Beatles:Words Of Love
07.佐野元春:スウィート16
08.Buddy Holly:Well...All Right
09.Blind Faith:Well All Right
10.Peter & Gordon:True Love Ways
11.Linda Ronstadt:It's So Easy
12.Marshall Crenshaw:Crying, Waiting, Hoping
13.Buddy Holly:Everyday
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・Peggy Sue
ジョン・レノンによるバディ・ホリーのカヴァー。9月7日はバディ・ホリーの誕生日ということで番組後半はバディ・ホリー・カヴァー曲特集。

・Yo Canto
先月8月の「3PICKS!」の中でピック・アップしたロス・ロボスの新しいアルバム『Tin Can Trust』から。
「ロス・ロボスの新しいアルバム、僕も聴いてみましたけれど、とてもよかったですね。アルバムの中に[West L.A. Fadeaway]というグレートフル・デッドのカヴァー曲が入っていて、これがまたごきげんなトラックでした。機会をみてまたみなさんにも是非紹介したいと思います」と元春。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月9月の「3PICKS!」はハービー・ハンコック『Imagine Project』、サラ・マクラクラン『Laws Of Illusion』、そしてクラウデッド・ハウス『Intriguer』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はハービー・ハンコック『Imagine Project』。

・Imagine Project
ピアニストでありレコーディング・プロデューサーであるハービー・ハンコックが新しいアルバムを出した。アルバム・タイトルは「Imagine Project」。平和と地球規模の責任ということをテーマに複数のミュージシャンたちとセッションしている。セッションに参加したのはジェフ・ベック、ロス・ロボス、チーフタンズ、デイヴ・マシューズ、デレク・トラックス、ウェイン・ショーター、そしてアイルランド、中南米、アフリカのミュージシャンといったジャンルを越えたミュージシャンたち。素晴らしいラインナップ。今年で70歳の誕生日を迎えたジャズ界の巨匠、ハービー・ハンコック。「Imagine Project」と題されたこの新作では、ジョン・レノン、ボブ・ディラン、サム・クックなどの曲を取り上げて、テーマ通りヒューマンな作品になっている。この『Imagine Project』からデイヴ・マシューズによるビートルズのカヴァー「Tomorrow Never Knows」と、ジェイムス・モリスンによるサム・クックのカヴァー「A Change Is Gonna Come」の2曲。

・ツイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。番組からツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html

今週は「東京里山開拓団」というボランティア団体。荒れ果てた里山を再生しようと2009年から東京都八王子市を中心に道を整備したり、広場などを作ったりしてきた。この秋からは悩みを抱えた子どもたちに里山の恵みを体験してもらうというプロジェクトをはじめる予定。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/movie/motoharu1.html

・バディ・ホリー・カヴァー曲特集
番組後半は元春が大好きなミュージシャン、バディ・ホリーの誕生日が9月7日といことでバディ・ホリーのカヴァー曲を特集。

・Not Fade Away
ローリング・ストーンズの3枚目のシングル曲。

・バディ・ホリーその1
1950年代のロック・ミュージシャン。いろいろな意味でオリジネイターと呼ばれる偉大なミュージシャン。

・Words Of Love
ビートルズがバディ・ホリーの曲を公式にカヴァーしたのはこの1曲のみ。その理由についてポール・マッカートニーは「ビートルズではバディ・ホリーの曲が大好きなあまり、彼に敬意を表するために、敢えてカヴァーしないようにするという取り決めがあった」と語っている。

・バディ・ホリーその2
1936年9月7日生まれということで生きていれば現在74歳ということになる。74歳、他にどんな人がいるか調べてみるとロイ・オービソン。黒ぶち眼鏡ということでバディ・ホリーと共通している。ちなみにエルヴィス・プレスリーのひとつ下ということは、エルヴィスとバディ・ホリーはほぼ同世代ということになる。日本だと長嶋茂雄、加山雄三が1936年生まれ。落語家の立川談志も74歳。
「バディ・ホリーがもし今生きていたらどんな音楽をやっていたのか聴いてみたい気がする」と元春。
バディ・ホリーは残念ながら22歳のときに飛行機事故で亡くなっている。実際活動していたのはたった二年余り。その間に残したレコード、ライヴは後のロック・ミュージシャンたちにとても大きな影響を与えた。バディ・ホリーの外見というのはいわゆるロック・ミュージシャンのイメージからはちょっと外れている。ひょろっとした体つきに黒ぶち眼鏡。どちらかというとさわやかな好青年といった感じ。女性からみると恋人まではいけない友達どまりといったそんな雰囲気。時代でみてゆくと、ちょうどバディ・ホリーが活躍した1950年代後半といえば、人気があったのはなんといってもエルヴィス・プレスリー。その後のロック・シンガーの雛型になったといっていい。反抗的でワイルドなイメージ。そのエルヴィスに比べてバディ・ホリーの音楽は知的でユーモアのあるものだった。また自分で曲を書き演奏するという現在では当たり前となったスタイル、バディ・ホリーはその先駆け的に存在だった。ロック・スターであると同時に偉大なロック・クリエイターでもあったということ。バディ・ホリーはここが評価されてるアーティストだったといえる。

・スウィート16
「先の話の中でバディ・ホリーの黒ぶち眼鏡の話が出ました。実を言うと僕もデビュー当時黒ぶち眼鏡をかけていました。これは明らかに自分の中ではバディ・ホリー・リスペクトからのことだったといえます。ビートルズがバディ・ホリーが大好きなあまり、そう簡単にはカヴァーできなかったという話はなんとなく僕もわかります。僕の場合はデビューして十年経って、ようやくバディ・ホリー的なロックンロールをレコードにすることができました。今夜はその曲もみなさんに聴いてもらいたいと思います。バディ・ホリーと同じ赤いストラトキャスターを使ってレコーディングしました。sweet16」と元春。
曲が終わって「バディ・ホリー、Peggy Sueのドラムのパターンですよね。歌っていてなんか楽しくなってくるようなごきげんなビートです」と元春。

・Well...All Right
バディ・ホリーは実に多くのミュージシャンにカヴァーされている。1970年代のロックからブラインド・フェイス。エリック・クラプトン、スティーヴ・ウィンウッドがいたスーパー・セッション・バンド。原曲との違いを聴き比べるためバディ・ホリーとブラインド・フェイスを2曲続けて。

・True Love Ways
ピーター&ゴードンがバディ・ホリーの死後に発表された曲をカヴァー。ピーター&ゴードンは1960年代に活躍したイギリスの男性デュオ・グループ。メンバーのピーター・アッシャーはグループ解散後、アメリカにわたりレコーディング・プロデューサーとして活躍した。

・It's So Easy
ピーター・アッシャーが手掛けた中でいちばんのヒットはなんといってもこのシンガー、リンダ・ロンシュタット。彼女のほとんどのアルバムのプロデュースを手掛けた。リンダ・ロンシュタットがこの曲をカヴァーしたのは、おそらくバディ・ホリーの大ファンだったピーター・アッシャーの提案があったからだと思われる。

・番組ウェブサイト
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・Crying, Waiting, Hoping
マーシャル・クレンショウはリッチー・ヴァレンスの生涯を描いた映画『ラ・バンバ』でバディ・ホリーの役を演じた。

・リスペクト
大滝詠一さんのプロジェクト『ナイアガラ・トライアングル VOL.2』のヒット曲「A面で恋をして」もバディ・ホリー・リスペクトの曲。
ローリング・ストーンズのキース・リチャーズはバディ・ホリーについてこんなコメントを寄せている。「バディは何でも自分でやってしまうし、バンドとしても凄かった。そんなことができたのはバディが最初だよ。本当の天才だ」。
ビートルズのポール・マッカートニーはこう言ってる。「スリー・コード、バンド、立って楽器を弾くスタイル。ビートルズはバディ・ホリー&クリケッツの真似からはじまったんだ」。

・Everyday
「バディ・ホリーがいかに独創的なロック・アーティストだったか彼らの言葉からわかる気がします」と元春。最後はバディ・ホリー自身のレコードから。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
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Sunday Song Book #935

2010年09月05日 | Sunday Song Book

<09月05日プレイリスト>
[「棚からひとつかみ」]
SEPTEMBER/竹内まりや "ラヴ・ソングス" '80 "エクスプレッションズ" '07
EVERLASTING LOVE/ROBERT KNIGHT '67
AFTER YOU/THE MANHATTANS "LOVE TALK" '79
I'M NOT GONNA LET/COLONEL ABRAMS "COLONEL ABRAMS" '86
STAY WITH ME/LORRAINE ELLISON '66
NEVER ENDING LOVE FOR YOU/DELANEY & BONNIE & FRIENDS "MOTEL SHOT" '71
WE DON'T WANNA PLAY AMAPOLA NO MORE/THE SPOTNICKS "WE DON'T WANNA PLAY AMAPOLA NO MORE" '82
テコのテーマ/竹内まりや "リクエスト" '87
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
全国ツアー「PERFORMANCE 2010」のため番組は前倒しで収録しているそうだ。札幌のAIR-G'で収録の後、函館、青森、郡山、秋田、山形と廻り10本、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZOを入れて11本が終わったところ。先週は名古屋公演をやってるはずだが、番組はその前に前倒しで収録しているのだとか。今週は明日、明後日が新潟。10日(金)、11日(土)が仙台。今回のツアーはスケジュールがタイトなのでもう一回どこか地方で番組収録することになるとか。

・SEPTEMBER
9月になったのでまりやさんの1979年のシングル「SEPTEMBER」。

・EVERLASTING LOVE
ロバート・ナイトは黒人シンガー。「EVERLASTING LOVE」はナッシュビルのソングライター、プロデューサーのバズ・ケイスンとマック・ガイデンを起用して1967年に全米13位となった。イギリスではラブアフェアがカヴァーして大ヒットとなった。

・AFTER YOU
マンハッタンズの1979年のアルバム『LOVE TALK』が初CD化。

・初日厚木
リスナーからの質問で「なぜツアーの初日が厚木で次が宇都宮なんでしょうか?」。
前日にゲネプロといって通しリハを行い、その翌日に同じ場所でツアーの初日を迎えるのだとか。それはできるだけ東京に近いところがいいらしい。なにか機材の事故があったり、足りないものがあったときに応急手当ができるからだとか。ツアーのはじめの数本は近場でやったほうがなにか事故があった場合に復旧しやすいからだそうだ。今回は前回のツアーと同じ厚木、宇都宮となったが、千葉で初日を迎えることも今後あるかもしれないとのこと。

・地方収録
リスナーからの質問で「地方で収録する場合、音源は持ってゆくのでしょうか。それとも話だけ収録して曲はあとから入れるのでしょうか」。
音源は全部持って行ってるそうだ。この次、地方で収録するときは資料も全部持って行かないとできないので送るのだとか。

・I'M NOT GONNA LET
コロネル・エイブラムスはデトロイト生まれでニューヨーク育ち。いわゆるテディペン・クローンの黒人シンガー。キャリアは古いが'80年代にソロになった。1986年のファースト・ソロ・アルバム『COLONEL ABRAMS』が今回初CD化。その中からカットした「I'M NOT GONNA LET」が全米ソウル・チャート7位となった。

・ツアーで行ったことのない都道府県
リスナーからの質問で「ツアーで行ったことのない都道府県はありますか?」。
今回のツアーで鳥取に初めて行ったとか。滋賀も今回初めて行くそうだ。まだ行ってないのは三重と奈良と岐阜の三県になったとか。

・STAY WITH ME
アメリカの大作曲家、ジョージ・デヴィッド・ワイスの訃報が入って来た。享年89歳。いちばん有名なのはエルヴィスの「好きにならずにいられない」とかサッチモの「この素晴らしき世界」。タツローさんにとってジョージ・デヴィッド・ワイスといえばロレイン・エリソンの「STAY WITH ME」。ジェリー・ラガヴォイとの共作曲。ロレイン・エリソンはフィラデルフィア生まれの黒人女性シンガー。1966年、全米R&Bチャート11位、全米チャート64位。

・ウィスキーが、お好きでしょ
サントリー「角瓶」のCMに使われているまりやさんヴァージョンの「ウィスキーが、お好きでしょ」がシングル「ウイスキーが、お好きでしょ」として11月3日にリリースされることになった。CMのアレンジ・ヴァージョンの着うた、着うたフルが9月8日水曜日から先行してレコチョクで配信されるそうだ。CDにはオーケストラ・ヴァージョンと英語ヴァージョンも入るとか。

・souvenir again 竹内まりや LIVE 2010
TOKYO FM fm osaka 30周年記念イベントから10年。40周年の記念イベントとして「ケンタッキーフライドチキン Presents TOKYO FM/FM OSAKA 開局40周年記念スペシャル souvenir again 竹内まりや LIVE 2010」が開催されることになった。12月3日(金)、4日(土)が日本武道館、12月21日(火)、22日(水)が大阪城ホール。東京、大阪二日ずつの全4公演。オープニング・アクトはBOXとセンチメンタル・シティ・ロマンスが一日ずつ交代で務める。
http://w1.onlineticket.jp/tkt13/web/mariya-live/index.html

・ソング・ライター JACK KELLER(ジャック・ケラー)特集
ツアーのスケジュールは9月がいちばんタイト。なので来週から9月3週間の予定でソング・ライターの特集を行うそうだ。今回のソングライターは JACK KELLER(ジャック・ケラー)。アルドン・スクリーン・ジェムスのスタッフ・ライター。これまでスクリーン・ジェムスはキャロル・キング、バリー・マン、ヘレン・ミラーとやってきたが、ジャック・ケラーも負けず劣らず素晴らしいソングライターなのだとか。

・NEVER ENDING LOVE FOR YOU
ちょうど昨年の今頃、ワーナーからSHM-CDで発売されたデラニー&ボニー&フレンズの1971年のアルバム『MOTEL SHOT』。この中からシングル・カットされた「NEVER ENDING LOVE FOR YOU」は全米13位となった。かけよう、かけようと思いながら時機を逸していたとタツローさん。デラニー&ボニーはサザン・ロック、スワンプ・ロック、ブルー・アイド・ソウルの範疇に入る夫婦デュオ。バックのメンバーがエリック・クラプトンをはじめとして豪勢で知られている。

・WE DON'T WANNA PLAY AMAPOLA NO MORE
スプートニクスの「WE DON'T WANNA PLAY AMAPOLA NO MORE」は1982年の同名タイトルのアルバムから。

・テコのテーマ
「テコのテーマ」はアニメ『時の旅人』のテーマ・ソング。1987年のアルバム『リクエスト』収録曲でシングル・カットされた。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
09月12日は、「ソング・ライター JACK KELLER(ジャック・ケラー)特集 Pt.1」
http://www.smile-co.co.jp/tats/
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ザ・ソングライターズ Vol.4 岸田繁

2010年09月01日 | 佐野元春
個人サイトに「佐野元春のザ・ソングライターズ」岸田繁の回のレビューをアップしました。
よろしくお願いします。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/

昨年は京都音博に行きました。今年は達郎さんのライヴ・スケジュールと重なったので見送りに。
ごめんね、くるり。ところで会場の梅小路公園に水族館を作る計画があるみたいだけど。
どうなってゆくんでしょうね、音博。

●くるり / 魔法のじゅうたん



最新シングルはこの夏よく聴きました。
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