Sunday Song Book #1055

2012年12月30日 | Sunday Song Book

2012年12月30日プレイリスト
「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. LET IT BE ME / 竹内まりや with 山下達郎 "エクスプレッションズ" '08
2. 真冬のデイト / 竹内まりや '95
3. SWEET RAIN / 桑名将大 "ウーマニアック" '83
4. BROKEN HEART / 竹内まりや "ヴァラエティ" '84
5. TOKYO WOMAN / BOX "マイティ・ローズ" '12
6. CRYING ALL NIGHT LONG / 伊藤銀次 "ゴールデン・ベスト" '76
7. 希望という名の光 / 山下達郎 '10 "オーパス" '12 "レイ・オブ・ホープ" '11
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■内容の一部を抜粋
・近況
年が明けたら達郎さんも新曲のオファーが来てるので曲書き、まりやさんのトラック作りも控えてる。秋口からツアーの予定だとか。いよいよ還暦ツアー。来年は「クリスマス・イブ」30周年、アルバム『SEASON'S GREETINGS』20周年なのでクリスマス関係で何か考えてるという。

・年忘れ夫婦放談
先週に引き続いて毎年恒例、竹内まりやさんをゲストに「年忘れ夫婦放談」。

・LET IT BE ME
今年は結婚式で何回かふたりで歌ったそうだ。

・真冬のデイト
まりやさんのソングライティングはまず曲のテーマを大まかに決めてから作曲して歌詞を書くのだそうだ。

埼玉県の超常連、石渡裕夫さんから「番組開始から20年。まりやさんから見て達郎さんの変わったところ変わらないところはどこですか?」という質問。
まりや「そうだね、基本何も変わってないよね」
達郎「へへへ」
まりや「多少髪が減ったくらい(笑)、とか言っちゃって」
達郎「しょうがないじゃありませんか。20年も経ってるんですから(笑)」
まりや「そんなこと言っちゃだめ?」
達郎「いいです」
まりや「あたしは変わったんですか?」
達郎「えっと...」
まりや「皺が増えた?(笑)」
達郎「ふふふ」
まりや「言っちゃだめだよね(笑)」
達郎「自分で言ってたら(笑)」
まりや「あははは」
中略
まりや「基本の人格の根幹にあるものはね、達つぁんは変わってないと思いますよ」
達郎「人間ね、十年や二十年で変わりませんよ、簡単に」
まりや「三つ子の魂百までですからねぇ」
達郎「まぁ、社会的な、そういうような逆境や...」
まりや「環境によって。うん」
達郎「受験や学校でアレしますが」

・SWEET RAIN
番組で触れる機会がなかったが桑名正博さんが急逝した。桑名さんは二人と同じレコード会社だった。事務所の社長は桑名さんのディレクターだった。まりやさんはアン・ルイスさんと友だちだったから、桑名さんとアンさんが一緒に暮らしてた頃は、桑名さんがスパゲッティとか親子丼を上手に作るのを見ていたそうだ。「本当にやさしい人だったの」とまりやさん。
1983年の桑名さんのアルバム『ウーマニアック』の「SWEET RAIN」はまりやさんが作詞作曲している。ブラス・アレンジが松任谷正隆さん、コーラスが桑名晴子さん。

・BROKEN HEART
佐藤博さんはまりやさんのアルバム『UNIVERSITY STREET』の「ブルー・ホライズン」からずっと弾いていたんだそうだ。最後のレコーディングは2007年のアルバム『DENIM』の「明日のない恋」。達郎さんのバンドに2008年から加わった小笠原拓海くんを紹介したのが佐藤博さんだったとか。その縁で2008年のツアーの中野サンプラザ公演はまりやさんと佐藤博さんが並んでライヴを観たという。
今日、まりやさんが選曲したのは1984年のアルバム『VARIETY』から「BROKEN HEART」。
「博さんのエレピのフレージングが立つ感じというのは独特だよねぇ。でもなんか早過ぎる死でしたねー。心よりご冥福をお祈りします」とまりやさん。

・新曲
2013年1月17日にスタートするテレビ朝日系木曜ドラマ「おトメさん」の主題歌をまりやさんが書き下ろした。タイトルは「たそがれダイアリー」。

・出雲市民のための唱歌
来年出雲大社が平成の大遷宮という行事があり、それに合わせて出雲市から出雲をテーマにした曲の依頼がまりやさんにあったそうだ。その曲を最近書き上げたとか。いわゆる唱歌でレコーディングは出雲市民と一緒に行うことになるという。詳細は春過ぎに発表されるとのこと。

・プレゼント
達郎さんが10月に行ったニューヨーク旅行のおみやげでバーンズ美術館のトート・バッグを5名。ニューヨーク近代美術館のメジャー(ものさし)を5名。気はこころのプレゼントなので当選の発表は早めに行う予定だとか。応募は早めに。

・プレゼント
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp

・TOKYO WOMAN
2010年にまりやさんのライヴのオープニング・アクトを務めたBOXのニュー・アルバム『マイティ・ローズ』がリリースされた。アルバムの収録曲「SAVE ME」にまりやさんがコーラスで参加している。今日はまりやさんの一押しの曲で「TOKYO WOMAN」。

・本・映画・音楽
リスナーから毎年恒例の質問で「今年印象に残った本・映画・音楽は?」。
まりやさんはライヴだと達郎さんのツアーとシアター・ライヴだけど、それ以外だとニューヨークで観たフランキー・ヴァリとクロスビー、スティルス&ナッシュ。
達郎さんが印象に残った映画はスコセッシの『ヒューゴの不思議な発明』とウディ・アレンの『ミッドナイト・イン・パリス』。まりやさんは『最強のふたり』。達郎さんのお気に入りの邦画は『I'M FLASH』。「映画の内容はともかく、チバユウスケさんの主題歌と、アナーキーの仲野茂さんが出演してるので許せちゃう」と達郎さん。あとは『ツナグ』。まりやさんはクリント・イーストウッドの『人生の特等席』がよかったそうだ。達郎さんはまだ観てないとか。

・CRYING ALL NIGHT LONG
伊藤銀次さんのデビュー40周年記念ベスト『ゴールデン・ベスト』でまりやさんに書いた「CRYING ALL NIGHT LONG」をセルフ・カヴァーしている。銀次さんが黒沢秀樹さんとuncle jamというユニットを組んでてボーナス・トラックとして収録している。「CRYING ALL NIGHT LONG」は作詞はまりやさんで作曲が銀次さん。もともとは1981年のまりやさんのアルバム『PORTRAIT』収録曲。

・希望という名の光
達郎さんの2010年のシングル。2011年のアルバム『RAY OF HOPE』収録曲、ベスト・アルバム『OPUS ~All Time Best 1975 - 2012~』にも収録されている。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
【番組リスナーの皆さまへ】
「サンデー・ソングブック」がスタートして20年がたちました。
時代も大きく変わり、私自身もいよいよ年齢的な区切りを迎えることになります。
つきましては、今後のことを鑑み、2013年より番組構成を以下の通り変更することにいたしました。
*「新春放談」を終了いたします。時代的な役割を全うし得たと思えますので。
(大滝詠一さんと不仲とか、そういう理由ではありません。念のため(^_^; 大滝さんにはまた違う形で
ご登場願う予定でおります。)
*番組の最後の「誕生日メッセージ代読」コーナーを3月いっぱいで終了いたします。
もともと自然発生的に始まったものでしたが、近年はご要望が増えすぎて対応しきれなくなりました。
これからもより良い番組制作に努力いたしてまいりたいと存じます。
今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます。

新春2013年01月06日・13日は、「2012年リイシュー盤+ニューヨークでゲットしたアナログ盤(予定)」
http://www.tatsuro.co.jp
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MOVE JAPAN TOUR 2012

2012年12月29日 | Live

今年は個人的に大変な年だった。
いずれまた時が来れば話すことがあるかもしれない。
今はまだ言葉にする気になれない。

そんな中で夏と冬の二度、
上原ひろみ THE TRIO PROJECT
FEATURING ANTHONY JACKSON AND SIMON PHILLIPS
のライヴが観られたのは幸運だったといっていいだろう。

7月に神戸国際会館こくさいホールで開かれたライヴでは
アンソニー・ジャクソンが6月に還暦を迎えたと話していた。

上原ひろみ、アンソニー・ジャクソン、サイモン・フィリップスのトリオは
素晴らしい演奏を繰り広げた。
インプロビゼーションの応酬が本当に凄い。
彼らの演奏はスリリングで対決してるという感じが伝わってくる。
あっという間の2時間45分だった。

ただ毎年12月に聴きに行っていた矢野顕子の
「さとがえるコンサート」と日程が重なり諦めたのが残念ではあった。
今年は矢野顕子と縁がなかった。
十数年皆勤だった矢野顕子のライヴ鑑賞も途切れることになった。
いつかはそんな日が来ると思っていたが、それが今年だったのだろう。

■ 上原ひろみ THE TRIO PROJECT
FEATURING ANTHONY JACKSON AND SIMON PHILLIPS
MOVE JAPAN TOUR 2012
2012年12月7日(金) オリックス劇場
1階 12列 49番

上原ひろみ(Piano)
Anthony Jackson(Contra Bass Guitar)
Simon Phillips(Drums)

Setlist
1st Set
01. Move
02. Endeavor
03. Brand New Day
04. Delusion
05. Desire
Pause(15 minutes)
2nd Set
06. Voice
07. Rainmaker
08. Margarita!
09. Place To Be
10. Suite Escapism "Reality"
11. Suite Escapism "Fantasy"
12. Suite Escapism "In Between"
Encore
13. 11:49PM



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RYUICHI SAKAMOTO TRIO TOUR 2012(NHK大阪ホール)

2012年12月28日 | Live

坂本龍一が盟友ジャケス・モレレンバウムと
オーディションで発掘したヴァイオリニスト、ジュディ・カンのトリオで
昨年ヨーロッパ・ツアーを行った。
直後にポルトガルのポルト市でトリオのアルバムが録音された。
そのニュー・アルバム『THREE』を引っさげて
トリオ・ツアーを滋賀県野洲文化ホールからスタート。
12月2日の大阪公演を聴きに行った。

16年前のアルバム『1996』のツアーは今も記憶に残っている。
フェスティバルホールで開催された大阪公演は
確かファイナルだったはず。
教授は「無礼講だ」と言ってセットリストを逆にして
ラストの曲からはじめた。
曲によって照明や舞台の演出が変わるため、
急なセットリストの変更はスタッフを慌てさせた。

そのトリオ・ツアーは教授とジャケスによる最初のツアーで、
その後何度かジャケスとのツアーが行われた。

印象的だったのは2001年のMorelenbaum2/Sakamoto Tour
使用電力は風力発電から得られるエネルギーによってまかなわれていた。
自然エネルギー普及への試みはその頃から取り組みはじめた活動だ。
僕は11年ぶりにまた二人が一緒に演奏するライヴを観ることになった。

今回はステージ上のセットが照明以外何もなく、
舞台裏が丸見えの状態。
これほどまでにシンプルなセットは見たことがない。
開演前はユーストリームで生中継するために
スタッフがセッティングする様子が垣間見られた。

震災以降初めて観る教授のステージは
そうした質素な雰囲気の中ではじまった。
1曲目の「Kizunaworld 」は震災後に書いた曲だという。
教授の一音一音確かめるように弾くピアノの音が心の琴線に触れる。
張りつめた思いが弾かれるように
胸から熱いものがこみ上げて感極まりそうになった。

昨夜の野洲文化ホール終演後、
ジャケスが一人で地元のレストランに行ったという話があった。
日本人とどうやって会話したのかわからないが店主と話が弾み、
「桜木さん」と呼ばれるようになったのだという(笑)。

ライヴの中盤には映画音楽を続けて演奏した。
映画にまつわるエピソードがおもしろかった。

『ラストエンペラー』は最初、出演者としてオファーがあり、
クランクアップの後に音楽の依頼があったそうだ。
「一週間で作れ」と無理を言われて、それは無理だから
レコーディングを含めて二週間、なんとか時間をもらったという。
最初の一週間で曲を作り、ロンドンに渡ってレコーディングして、
映画の寸法に合わせて微調整してようやく完成。
不眠不休の仕事だったため、帰国後一時入院するはめになったという。

「Ichimei / Harakiri -death of a samurai-」は海老蔵が主演した映画の主題歌。
しかし彼自身のトラブルのために映画はひっそりと公開することになった。
おかげで映画も音楽も注目されなかった。
ただ教授は曲が気に入ってるのでライヴでは取り上げてるとか。

本編最後はアルバム『1996』から。
セルフカヴァーのアルバムではあったが
唯一の書き下ろしが「1919」。昔から大好きな曲だが
トリオのインタープレイがスリリングで素晴らしかった。

アンコールは来年の大河ドラマ『八重の桜』の主題歌を
ドラマに先駆けて初披露した。
教授が子どもの頃、大河の主題歌を武満徹が手掛けていて
そうした意味で思い入れの強い仕事だったという。
NHKからは頼まれていないのに主人公八重のテーマも作曲したが、
たぶん使われることがないと話してソロ演奏。
親しみやすいメロディで個人的には好きな曲だった。

ライヴ会場でニュー・アルバム(\3,500)か、
会場限定のブルーレイディスク付きのパンフ(\5,000)を購入すると
先着で握手券がもらえた。
ブルーレイは昨年のヨーロッパ・ツアー(101分)だったので
パンフを購入して握手券をゲットした。
終演後に教授の握手会が行われて、
ライヴの感想とまた大阪公演をやってほしいと要望し、握手した。
温かく大きな手だった。

■RYUICHI SAKAMOTO TRIO TOUR 2012 JAPAN & KOREA
2012年12月2日(日) NHK大阪ホール
1階C5列8番

坂本龍一(Piano)
Jaques Morelenbaum(Cello)
Judy Kang(Violin)

Set list
01 Kizunaworld
02 Happy End
03 Bibo no Aozora -instrumental-
04 A Flower is not a Flower
05 Seven Samurai
06 Tango -instrumental-
07 High Heels
08 Shizen no Koe
09 Mizu no Naka no Bagatelle
10 Still Life in A
11 Merry Christmas Mr.Lawrence
12 Ichimei / Harakiri -death of a samurai-
13 Last Emperor
14 1919
Encore
15 Yae no sakura
16 Theme for Yae
17 Parolibre

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Sunday Song Book #1054

2012年12月23日 | Sunday Song Book

2012年12月23日プレイリスト
「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. クリスマス・イブ / 山下達郎 "オーパス" '12('83)
2. JINGLE BELL ROCK(LIVE) / 山下達郎 "SSB 3周年 ACOUSTIC LIVE" '95
3. 今夜は HEARTY PARTY / 竹内まりや '95 "ボナペティ" '01 "エクスプレッションズ" '08
4. ドリーミング・デイ / 山下達郎 "ナイアガラ・トライアングル" '76
5. すてきなホリデイ / 竹内まりや "ボナペティ" '01 "エクスプレッションズ" '08
6. それぞれの夜(TV SIZE) / 竹内まりや '12
7. THE CHRISTMAS SONG / 竹内まりや "クワイエット・ライフ" '92
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■内容の一部を抜粋
・近況
達郎さんは先週、再結成したラスカルズのライヴを観るためにニューヨークへ行ってきたそうだ。
「動いてるところを、しかもオリジナル4人がですね、動いてるところを観れた。それだけで満足でございます」と達郎さん。
今回はレコード屋周りもしたとか。アナログ盤が値崩れして3ドル、4ドルという驚愕の価格になっていたという。トランク一杯買ってきたので来年番組でかけていく予定なのだそうだ。4泊6日のスケジュールで、ラスカルズの他にはロニー・スペクターも観たという。
まりやさんの新曲のレコーディングは無事終了してマスターが工場に行ったとか。今年はもうこの番組の今年と来年の分を前倒しで収録するだけで、あとは忘年会、食事会、飲み会と今年の残りは割と楽なスケジュールなんだという。

・年忘れ夫婦放談
毎年恒例、竹内まりやさんをゲストに今週と来週は「年忘れ夫婦放談」。

・クリスマス・イブ
1983年にアルバム『MELODIES』収録曲として発表以来29年。今週12月24日付けオリコンのシングル・ランキングでトップ30入り。27年連続トップ100入りとなった。

・JINGLE BELL ROCK(LIVE)
1995年11月に番組3周年記念としてTOKYO FMホールで行われたアコースティック・ライヴから未CD化のライヴ音源。以前ケンタッキーフライドチキンのおまけCDに収録された(同時期ファンクラブのクリスマス・メッセージCDにも収録)。メンバーは達郎さんと難波弘之さんと伊藤広規さんと佐橋佳幸さん。

・今夜は HEARTY PARTY
まりやさんの1995年のシングル。イントロの前に「ねぇパーティにおいでよ」と言ってるのは木村拓哉さん。当時22歳。今年11月で40歳になったという。まりやさんは「40歳になったのね」とメールをしたそうだ。「そんな日が来るなんてね。すごいな」とまりやさん。

・山下家のクリスマス・ミュージック
リスナーから「山下家のクリスマス・ミュージックは?」という質問。
ジャッキー・グリースンとアンディ・ウイリアムスとカーペンターズとビーチボーイズをぐるぐる回してるそうだ。

・琺瑯鍋
リスナーから「琺瑯でお勧めの料理は?」という質問。
このリスナーが買ったル・クルーゼはまりやさんも使ってるという。シチュー、カレー、煮込みもの、おでん、クラムチャウダーなど作るとか。

・ドリーミング・デイ
今回多かったのは「まりやさんのアウト・オブ・オーパスは何ですか?」という質問。
「CIRCUS TOWN」、「夏への扉」、「素敵な午後は」、「言えなかった言葉」、「ドリーミング・デイ」、「FUTARI」など選べばきりがないとまりやさん。
その中から1976年の『NIAGARA TRIANGLE VOL.1』の「ドリーミング・デイ」。

・すてきなホリデイ
今年もケンタッキーのクリスマス・キャンペーンに使われてる「すてきなホリデイ」。2000年からはじまってもう13年になる。
2001年のアルバム『BON APPETIT! 』に入ってる。2008年の『EXPRESSIONS』にも収録。『EXPRESSIONS』は今年出荷が100万枚を超えたそうだ。

・年忘れ夫婦放談の感想
今年の「年忘れ夫婦放談」は前倒しで収録したため今週ハガキを書いても死に票になると達郎さん。
「でもお便りほしいよね。感想ぐらいは(笑)」とまりやさん。

・クリスマス限定着うた
今年もクリスマス限定で25日まで着うた配信してるそうだ。
達郎さんは「クリスマス・イブ」のオリジナル・ヴァージョンと英語ヴァージョン。
まりやさんは「すてきなホリデー」、「今夜はHEARTY PARTY」「クリスマスは一緒に」、「WINTER LOVERS」。

・プレゼント
達郎さんが10月に行ったニューヨーク旅行のおみやげでバーンズ美術館のトート・バッグを5名。ニューヨーク近代美術館のメジャー(ものさし)を5名。

〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp

・たそがれダイアリー
2013年1月17日にスタートするテレビ朝日系木曜ドラマ「おトメさん」の主題歌をまりやさんが書き下ろした。タイトルは「たそがれダイアリー」。
http://wmg.jp/mariya/

シングル・カットされてワンコイン・シングル「たそがれダイアリー」として2013年2月20日発売予定。

・それぞれの夜(TV SIZE)
TBS系報道番組「NEWS23 クロス」のエンディング・テーマ。まだ60秒のテレビ・サイズしかミックスが終わってないそうだ。次のまりやさんのアルバムに収録予定だとか。

・いちばん好きな洋楽のクリスマス・ソング
リスナーから「達郎さん、まりやさんがいちばん好きな洋楽のクリスマス・ソングは何ですか?」という質問。
まりやさんはメル・トーメの「THE CHRISTMAS SONG」。達郎さんは「HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS」。

・THE CHRISTMAS SONG
1992年のアルバム『QUIET LIFE』収録曲。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
【番組リスナーの皆さまへ】
「サンデー・ソングブック」がスタートして20年がたちました。
時代も大きく変わり、私自身もいよいよ年齢的な区切りを迎えることになります。
つきましては、今後のことを鑑み、2013年より番組構成を以下の通り変更することにいたしました。
*「新春放談」を終了いたします。時代的な役割を全うし得たと思えますので。
(大滝詠一さんと不仲とか、そういう理由ではありません。念のため(^_^; 大滝さんにはまた違う形でご登場願う予定でおります。)
*番組の最後の「誕生日メッセージ代読」コーナーを3月いっぱいで終了いたします。
もともと自然発生的に始まったものでしたが、近年はご要望が増えすぎて対応しきれなくなりました。
これからもより良い番組制作に努力いたしてまいりたいと存じます。
今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます。

12月30日は引き続き、年末恒例「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
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フェスティバルホールへのメッセージ

2012年12月21日 | 佐野元春

16日の日曜日はお昼前に選挙に行ってきました。
前回3年前の衆院選は民主党に一票を投じましたが
今回は民主党に入れる気になれませんでした。
かといって他に投票したい政党もなくて(選びようがなく)悩みました。
結果は有権者の多くは僕と同じ考えだったのか民主党が惨敗しましたね。
小選挙区制の弊害なのかバンドワゴンで自公の圧倒的な勝利となってしまい
これもまた困った自体になりました。

午後は先月末に開業したフェスティバルタワーに行きました。
ぶらぶらと淀屋橋から歩いていこうかとも思ったんですが
地下鉄の肥後橋から地下道を歩いて(昔のように)フェスティバルホールまで行きました。



渡辺橋からフェスティバルタワーを臨む。
この3年、事あるごとに足を運んで
建て替え工事の様子を見てきましたが本当に感慨深いです。

ホールのオープンは2013年4月10日。
まずはクラシック音楽からでポップス部門の公演は5月からでしょうか。
先行してフェスティバルプラザという商業ゾーンがオープンしていて、
地下にはインデアンカレーとか讃岐うどんのお店とか飲食店がありました。

新しいフェスティバルホールの
正面玄関もエントランスホールへ上がる階段も
前と同じ場所にあるのだろうと思います。
階段からエントランスを臨む。



エントランスホールの前では縁のアーティスト33組による
「フェスティバルホールへのメッセージ~開幕のプレリュード~」が展示されてます。



佐野元春による色紙をあとで紹介します。
他のアーティストの色紙も何点か撮影しました。
機会があれば公開しようかと考えております。
残念ながら達郎さんの色紙はありませんでした。

ホール入口。扉の向こうにシャンデリアと赤いカーペットのホワイエが見える。



土佐堀川側からフェスティバルホールを臨む。

 

南側の壁面にはお馴染みのレリーフ「牧神、音楽を楽しむの図」。
建て替え後のレリーフは新たに焼き直されたもの。
鮮やかな青なんですが、旧フェスティバルホールのレリーフも最初は青色だったとか。
50年の間に濃く深い色に変化したそうです。

■フェスティバルホールへのメッセージ~開幕のプレリュード~

佐野元春の色紙。



公開は12月29日(土)まで。
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Sunday Song Book #1053

2012年12月16日 | Sunday Song Book

2012年12月16日プレイリスト
「年忘れリクエスト大会」
1. クリスマス・イブ / 山下達郎 "オーパス" '12('83)
2. JAMAICA SAY YOU WILL / JACKSON BROWNE "SATURATE BEFOR USING" '72
3. CINNAMON GIRL / NEIL YOUNG with CRAZY HORSE "EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE" '70
4. TRY AGAIN / CHAMPAIGN "MODERN HEART" '83
5. IT MAKES NO DIFFERENCE / THE BAND "NORTHERN LIGHTS-SOUTHERN CROSS" '75
6. YOU'RE THE SONG / FRANKIE VALLI "VALLI" '76
7. IF YOU COULD ONLY BE ME / SPANKY & OUR GANG "SPANKY & OUR GANG" '67
8. すてきなホリデイ / 竹内まりや "ボナペティ" '01 "エクスプレッションズ" '08
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■内容の一部を抜粋
・近況
竹内まりやさんの新曲のレコーディングのため番組は前倒しで収録。

・年忘れリクエスト大会
先週に引き続いて年末恒例「年忘れリクエスト大会」。

・クリスマス・イブ
1983年に発売されて今年で29周年。来年で30周年。

・JAMAICA SAY YOU WILL
ジャクソン・ブラウンの1972年のファースト・アルバム『SATURATE BEFOR USING』の1曲目に入ってる「JAMAICA SAY YOU WILL」。

・CINNAMON GIRL
ニール・ヤングのソロになってからのセカンド・アルバム『EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE』はニール・ヤング&クレイジー・ホースの名義で1969年に発売された。「CINNAMON GIRL」はシングル・カットされて1970年に全米チャート55位になった。

・サビはじまり
リスナーから「達郎さんの曲にサビあたまの曲(サビからはじまる曲)が少ないのはどうしてでしょうか?」という質問。
「そういわれてみれば。サビはじまりがあんまり好きじゃないというアレでしょうかね。AがあってBがあってフックに行くというですね。♪ダウンタウンに繰りだそ で決着するというそういうのが好きなんでしょうね、きっとね」と達郎さん。

・代理コード
リスナーから「[GET BACK IN LOVE]は最後に二回サビを繰り返しますが、♪もう一度僕を愛して のところが一回目とコード進行が違いますよね。この曲のように同じメロディでもコード進行が違う曲はほかにもありますか?」という質問。
「[GET BACK IN LOVE]のような、あれは代理コードといいますが、ああいう具合にコード進行が違って後半から出てくる典型は[さよなら夏の日]です。[さよなら夏の日]の半音上がったところが全く[GET BACK IN LOVE]と同じで代理コードで、それまでのコード進行と全然違うのがあります。ほかにも例えば[ずっと一緒さ]の最後とか、一瞬コードが違うとか、そういうことはいろいろあります」と達郎さん。

・TRY AGAIN
リスナーから「[夜のシルエット]はシャッフル・ビートでいいんでしょうか? シャッフル・ビートはスウィングと似てるのでしょうか?」という質問。
「そうです。よいです」と達郎さん。
そのリスナーからのリクエストでシャンペインで「TRY AGAIN」。シャンペインは6人組の'80年代に活躍したソウル・グループ。1983年のアルバム『MODERN HEART』からシングル・カットされて全米ソウル・チャート2位、全米チャート23位。

・潮騒の前の曲
リスナーから「アルバム『RARITIES』の[潮騒(LIVE)]では新曲のあとはお馴染みのこの曲をとおっしゃってますが、その前の新曲とは何だったのですか?」という質問。
1984年1月6日にフェスティバルホールで行われたアルバム『MELODIES』のツアーの最終日なので「スプリンクラー」だとか。この「スプリンクラー」のライヴ・ヴァージョンは『JOY2』に収録する予定だという。

・IT MAKES NO DIFFERENCE
ザ・バンドの1975年のアルバム『NORTHERN LIGHTS-SOUTHERN CROSS(南十字星)』から「IT MAKES NO DIFFERENCE」。

・年末恒例夫婦放談
来週23日、再来週30日の二回は毎年恒例の年忘れ夫婦放談。竹内まりやさんへの質問・リクエストを受付しますとのこと。

・『OPUS』クリスマス期間限定ジャケット
『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』通常盤にクリスマス・デザインの三方背ボックスで包装したパッケージが発売されている。クリスマス期間限定でジャケットのイラスト「タツローくん」がサンタクロースに扮するデザイン。この限定パッケージ『OPUS(Christmas Special Package)』は11月20日から全国のCDショップで発売。値段は変わらず3980円。

・「クリスマス・イブ」
今年発売から29周年になる「クリスマス・イブ」もクリスマス・パッケージで登場。クリスマス・デザインの三方背ボックスで包装したパッケージ。12月11日「クリスマス・イブ(Christmas Special Package)」としてリリース。
商品の詳細はワーナーミュージックの山下達郎スペシャルサイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/

・YOU'RE THE SONG
フランキー・ヴァリの1976年のアルバム『VALLI』はテディ・ランダッツオが半分曲を書いている。ちょうどこのアルバムのレコーディング時期に達郎さんは『CIRCUS TOWN』のレコーディングで渡米しており、フランキー・ヴァリと2ショット、テディ・ランダッツオとの2ショットを撮ってもらったという。そのアルバム『VALLI』に入ってる「YOU'RE THE SONG」はイギリス人のソングライター・チーム、ケン・ゴールドとトニー・リバースの作品。

・IF YOU COULD ONLY BE ME
スパンキー&アワ・ギャングの1967年のシングル「MAKING EVERY MINUTE COUNT」のカップリングの「IF YOU COULD ONLY BE ME」。ファースト・アルバム『SPANKY & OUR GANG』に収められている。

・すてきなホリデイ
今年もまりやさんの「すてきなホリデイ」がケンタッキーフライドチキンのクリスマスのキャンペーンで使われている。2001年のアルバム『BON APPETIT! 』に入ってる。KFCのキャンペーンも10年。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
12月23日・30日は、年末恒例「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
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Motoharu Radio Show #135

2012年12月13日 | Motoharu Radio Show

2012/12/11 OnAir - 2nd. Week - 特集:2012年 今年のレコメンド・トラックス
01.Emeli Sande:Next to Me
02.Elton John vs Pnau:Sad
03.Kindness:Anyone Can Fall In Love
04.Neil Young & Crazy Horse:Twisted Road
05.Alabama Shakes:I Ain't the Same
06.佐野元春:La Vita e Bella (ラ・ヴィータ・エ・ベラ)
07.佐野元春 & 雪村いづみ:トーキョー・シック (at Billboard Live Tokyo)
08.Jake Bugg:Two Fingers
09.Muse:Madness
10.Beach House:Wild
11.佐野元春:クリスマス・タイム・イン・ブルー-聖なる夜に口笛吹いて-
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■内容の一部を抜粋
・2012年 今年のレコメンド・トラックス
今年リリースされたレコードの中から番組が選んだ推薦盤を紹介する。

・Next to Me
エメリ・サンドの「Next to Me」。

・Sad
エルトン・ジョンとオーストラリアのエレクトロ・デュオ、ペナウが組んで作った「Sad」。

・Anyone Can Fall In Love
UKのダンス・ポップ・ユニット、カインドネスの「Anyone Can Fall In Love」。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月12月の「3PICKS!」はニール・ヤング『Psychedelic Pill』、テイラー・スウィフト『Red』、そしてマイケル・キワヌーカ『Home Again』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はニール・ヤング『Psychedelic Pill』。

・ニール・ヤング
「ニール・ヤング、もはやロックンロールの良心といってもいい存在だと思います。'60年代から現在までロック音楽がカウンター・カルチャーだった頃の精神をそのまま持ちこたえている、しかもそれをメイン・ストリームで実践している尊敬すべきミュージシャンです。僕は'90年代の初め頃、ニール・ヤングの自宅で彼と会って、いろいろな話を聞かせてもらった経験があります。そのこともあってニール・ヤングの音楽はいつ聴いても自分にとって近い存在としてあります」と元春。
ニール・ヤングが新しいアルバム『Psychedelic Pill』を出した。今回はずっと昔から一緒に演奏しているバンド、クレージー・ホースとのレコード。かなり長い演奏の曲もあってスタジオ・レコーディングのアルバムだがライヴを聴いてる印象がある。
ニール・ヤングというとよくアンチMP3のミュージシャンとして引き合いに出される。いわゆるダウンローディングした音楽ファイルのサウンドのこと。またそれを再生するデジタル音楽プレーヤーの音にもニール・ヤングはかなり不満を述べている。彼はこう言ってる。「我々はデジタル時代に生きている。しかし残念ながら音楽には良い影響をもたらしていないばかりかむしろ悪くなっている」
「僕はニール・ヤングは正しいと思います。おそらくアーティストや音楽に意識的なリスナーのみなさんも同じことを感じてるんじゃないでしょうか。MP3の音はオリジナル音源と比べるとだいぶ違います。またCDをMP3やAACに変換すると複雑な音の豊かさがかなり失われます。これはスタジオでいろいろと工夫しながらレコーディングしている僕らミュージシャンにとってはとても残念なことです。出来ればスタジオで鳴ってるいい音をそのままリスナーのもとに届けたいというのが理想ですね。しかし現代ではMP3の音で十分だと思ってるリスナーも多いです。どのレベルで音を追い求めるか、それは人それぞれということになるだろうと思います。'60年代、アナログ・サウンドの素晴らしさをよく知ってるニール・ヤング。おそらく彼はこのデジタル・サウンドについて一切妥協することなく彼にとってベストな音を求め続けていくんだろうなと思います。きっと頑固な親父なんでしょうね」と元春。
新しいアルバム『Psychedelic Pill』から「Twisted Road」。
曲をかけ終えて。
「曲の中でははじめてLike A Rolling Stoneを聴いたときマジックを感じて心に留めた、そんなことを歌ってます」と元春。

・I Ain't the Same
今年出たバンドの中で元春が気に入ってるのはアラバマ・シェイクス。米国アラバマ州出身のバンド。リード・ヴォーカルのブリタニーはジャニス・ジョップリンやアレサ・フランクリンのようにとてもソウルフル。デビュー・アルバムから「I Ain't the Same」。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は早稲田大学農楽塾。早稲田大学の学生たちが中心となって農作業を実践している。普段農業を経験できない人にその機会を提供している。

・La Vita e Bella (ラ・ヴィータ・エ・ベラ)
「2012年もあっという間に過ぎてしまいました。自分のこの一年を振り返ってみると今年はいろいろと新しいことに取り組んだでみた年でした。東京、大阪、ビルボード(ライブ)でのマンスリー・ライヴ。雪村いづみさんをゲストに迎えるなどして楽しい景色が胸に残っています。夏にはコヨーテバンドとサマー・ツアーに出かけました。久々に訪れる街もあって、各地での熱い声援に励まされました。そして2013年。まもなく発表を控えてる新作アルバムのレコーディングもありました。オリナル・レコーディングとしては『COYOTE』に続くアルバムとなります。そして現在、コヨーテバンドとの冬ツアーがはじまっています。みなさんの街の近くまで行くことがあれば、是非会場まで来てください。18歳以下のキッズはキャッシュバックしてるので是非、僕らの本物のロックンロール・ライヴを体験してみてください」と元春。

・トーキョー・シック (at Billboard Live Tokyo)
初公開となる5月に行われたビルボードライブ東京でのライヴから元春と雪村いづみで「トーキョー・シック」。
「実を言うと雪村さんとレコーディングしたのはこの曲だけではありません。もう一曲雪村さんに書き下ろした新曲があります。前田憲男率いるビッグバンドでのレコーディング。さらに僕のレパートリーから[Bye Bye Handy Love]、そして[こんな素敵な日には]、この二曲も同じビッグバンドでレコーディングしました。これがなかなかいい仕上がりになっています。この音源はちゃんとまとめて是非みなさんにも聴いていただきたいたいと思ってます。また番組で紹介するので是非楽しみにしていてください」と元春。

・Two Fingers
・Madness

・ビートルズ・デビュー50周年記念 オール・フロム・ザ・ビートルズ
12月27日、19時20分からのオンエア「ビートルズ・デビュー50周年記念 オール・フロム・ザ・ビートルズ」のホストは音楽評論家の岩本晃市郎さん。
http://cgi.nhk.or.jp/navi/detail/index.cgi?id=12f26420121227

・伊藤銀次
リスナーからの伊藤銀次さんを迎えてのジョージ・ハリスン特集についてのコメントを読んで。
「そうですね、ジョージ・ハリスンの音楽に詳しい伊藤銀次。ゲストで番組に来てくれました。僕も楽しかったですね。そういえば銀次と話すときは9割以上が音楽の話題ですね。それだけ僕らが大好きな音楽の話題は尽きないということなんですが、今度食べ物の話とか、音楽以外の他愛ない世間話をしたらどうなんだろうと、ちょっと興味があるので一回やってみたいと思います」と元春。

・Wild

・クリスマス・タイム・イン・ブルー-聖なる夜に口笛吹いて-
リスナーからたくさんのリクエストがあったという。
「今年一年、Motoharu Radio Showを楽しんでいただき、どうもありがとう。メリー・クリスマス。みなさんにとって2013年が素晴らしい年になりますように。またご家族、友人とよい新年をお迎えください」と元春。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
2013年1月8日火曜日 午後11時
「新年明けてまたお会いしましょう」と元春。
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Sunday Song Book #1052

2012年12月09日 | Sunday Song Book

2012年12月09日プレイリスト
「年忘れリクエスト大会」
1. クリスマス・イブ / 山下達郎 "オーパス" '12('83)
2. (WE AIN'T GOT) NOTHING YET / THE BLUES MAGOOS '66
3. CAN I CHANGE MY MIND / TYRONE DAVIS '68
4. I MIGHT AS WELL FORGET ABOUT LOVIN' YOU / KINZMAN DAZZ "KINZMAN DAZZ" '78
5. FUTURE PAST / DANNY JOHNSON "INTRODUCING" '78
6. DON'T THINK TWICE, IT'S ALL RIGHT (LIVE) / PETER, PAUL & MARY "IN JAPAN" '67
7. OH, WHAT A NIGHT / THE DELLS '56
8. MY GIFT TO YOU / 山下達郎 "シーズンズ・グリーティングス" '93
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■内容の一部を抜粋
・近況
竹内まりやさんの新曲のレコーディングは今日明日でミックスして、先方に提出するというスケジュールなんだとか。番組が終わってからまたスタジオに戻るそうだ。
「ほぼ出来上がって、ミックス待つばかりという感じでございます。今週中にそれが出来上がりまして、さぁ、ゆっくりできるかと思ったら、また次が入ってきたみたいな感じがしてきましてですね(笑)。大変でございますが、おかげさまで一所懸命働いております」と達郎さん。

・年忘れリクエスト大会
毎年恒例年忘れリクエスト大会。

・クリスマス・イブ
今年で発売29年。来年で30周年。今週11日にはシングル「クリスマス・イブ(Christmas Special Package)」として再発。ベスト・アルバム『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』にも収録されている。

・(WE AIN'T GOT) NOTHING YET
ニューヨークの1967,8年のサイケデリック・ムーブメントに乗って出てきたいわゆるガレージ・バンド、ザ・ブルー・マグース。「(WE AIN'T GOT) NOTHING YET」は1967年に全米チャート5位。邦題は「恋する青春」。

・コンビニのおでん
リスナーから「寒くなると達郎さんもコンビニでおでんを買うこともあるでしょうか。達郎さんは何が好きですか?」という質問。
「コンビニでおでん買わねぇな、僕。うちで作りますね。へへへ」と達郎さん。

・CAN I CHANGE MY MIND
タイロン・デイヴィスの「CAN I CHANGE MY MIND」は1969年、全米R&BチャートNO.1、全米チャート5位。シカゴ・サウンドの粋。

・I MIGHT AS WELL FORGET ABOUT LOVIN' YOU
キンズマン・ダズはオハイオの大所帯のグループ。のちにダズ・バンドに発展。1978年の「I MIGHT AS WELL FORGET ABOUT LOVIN' YOU」は全米ソウル・チャート46位。プロデュースド・バイ・フィリップ・ベイリー。

・FUTURE PAST
ダニー・ジョンソンは元チャイライツのリード・ヴォーカル。ユージン・レコードがチャイライツを辞めたあとに一頃チャイライツのリード・ヴォーカルを務めた。ダニー・ジョンソンの1978年のアルバム『INTRODUCING』では先ほどの「I MIGHT AS WELL FORGET ABOUT LOVIN' YOU」をレコーディングしている。同じアルバム『INTRODUCING』の中から「FUTURE PAST」。1979年に全米ソウル・チャート2位。

・年末恒例夫婦放談
今月23日、30日は年忘れ夫婦放談。竹内まりやさんへの質問・リクエストを受付しますとのこと。

・『OPUS』クリスマス期間限定ジャケット
『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』通常盤にクリスマス・デザインの三方背ボックスで包装したパッケージが発売されている。クリスマス期間限定でジャケットのイラスト「タツローくん」がサンタクロースに扮装している。この限定パッケージ『OPUS(Christmas Special Package)』は11月20日から全国のCDショップで発売されている。値段は変わらず3980円。

・「クリスマス・イブ」
今年発売から29周年になる「クリスマス・イブ」もクリスマス・パッケージで登場。クリスマス・デザインの三方背ボックスで包装したパッケージ。今週12月11日「クリスマス・イブ(Christmas Special Package)」としてリリース。
商品の詳細はワーナーミュージックの山下達郎スペシャルサイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/

・DON'T THINK TWICE, IT'S ALL RIGHT (LIVE)
ピーター、ポール&マリーのカタログが今年9月に紙ジャケで発売された。中でも注目は1967年に発売された『IN JAPAN』。当時、日本だけの発売だったが、今回発売するにあたりピーター・ヤーロウに確認したら未発表曲が出てきた。12月11日に1967年の日本公演の全演奏を収録した『PETER PAUL & MARY LIVE IN JAPAN 1967』が発売されることになった。もちろん世界初CD化。「DON'T THINK TWICE, IT'S ALL RIGHT」はボブ・ディランのカヴァーで1963年のベスト10ヒット。PPMの代表曲でもある。

・OH, WHAT A NIGHT
シカゴを代表するヴォーカル・グループ、デルスの出世作「OH, WHAT A NIGHT」。1956年にVee-Jayレーベルからの作品を1969年にキャデットでニュー・ヴァージョンとしてリリース。全米R&BチャートNO.1になった。今日は1956年のヴァージョン。

・MY GIFT TO YOU
この季節なので1993年のクリスマス・アルバム『シーズンズ・グリーティングス』から「MY GIFT TO YOU」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
12月16日は引き続き、毎年恒例「年忘れリクエスト大会」
12月23日・30日は、これも毎年恒例「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #134

2012年12月08日 | Motoharu Radio Show
2012/12/04 OnAir - 1st. Week - 特集:音楽配信の現状とこれから ~ 山口哲一氏を迎えて ~
01.David Byrne & St. Vincent:The One Who Broke Your Heart
02.Patterson Hood:Disappear
03.Trey Anastasio:Let Me Lie
04.The Rolling Stones:Doom and Gloom (Jeff Bhasker Mix)
05.Cat Power:Cherokee
06.Aerosmith:Oh Yeah
07.ADELE:Skyfall
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■内容の一部を抜粋
・音楽配信の現状とこれから ~ 山口哲一氏を迎えて ~
ゲストにソーシャル・メディアや音楽配信について詳しいジャーナリスト、山口哲一(のりかず)さんを迎えて「音楽配信の現状とこれから」について対話する。

・The One Who Broke Your Heart

CDが最も売れたのは15年ほど前のこと。7000億を超えるところまでいったが、今では半分以下から1/3くらいまで落ちている。ただ最近は落ち方が少し緩やかになってるという。なぜCDが売れなくなったのかという簡単な答はないが、デジタルが進んで生活の様式が変化したことや様々な要因があると思われる。レコード会社もマネージメント会社も相当深刻だということが言える。いちばん大変なのはミュージシャンでCDを作るお金さえない状況だとか。今までの音楽ビジネスはパッケージがエコシステムの中心にあって、そこからいろんな投資だったりバッファ部分をレコード会社の産業全体で持っていた。レコード・ビジネスというのはある部分、文化事業の一端でもあるからアーティストを育成していくというのに大変なお金がかかる。そこのバッファがなくなってきているという大変な状態。

これまでのCDの売上の指標だったチャートも形骸化してきている。オリコンチャートの、特にシングルのウィークリー・チャート、デイリー・チャートというのは一昔前までは人気のある曲、ヒットしている曲の指標だったが、今音楽聴いてる人でシングルのトップ10を見ても自分の知ってる曲がひとつもないと感じるようになっている。おんなじCDを複数買わせる施策だとか様々なことがあるが、ただ一曲のためにCDシングルを買うという行為がなくなってきているので、実際に人気のある曲とチャートインしている曲とではかけ離れており、チャートが形骸化しているのが現状。

・Disappear

国内のメジャーな音楽配信ストアはiTunes Store、amazon MP3、music.jp、mora、レコチョクといったところ。シェアでいうとレコチョクが圧倒的でモバイル、携帯電話向けの配信とパソコン向けのインターネット配信は概ね9:1でモバイルが多い。これは国際的にみて特殊な状況で、海外では国によって様々だが、欧米はiTunes Storeがデフォルトになり、アメリカでは6割から7割のシェアがiTunes Store。2年ほど前のデータによると国内はモバイル配信が9割でレコチョクがその中の6割から7割のシェアを占めていた。

今年2012年11月までメジャーの国内向け配信で全て違法コピーを防ぐ技術、いわゆるDRMが外された。今年の10月1日から著作権法改正が行われて違法ダウンロードの刑罰化の法律が通った。レコード会社を中心にインターネット上で、合法な音楽を聴かせなきゃいけないという社会的な責任が出てきていて、コピーガードは外していくという動きになっている。これは著作権法改正のプラスの側面といえる。

2011年の一年でモバイル、携帯電話の着うたが激減している。いわゆるガラケーの着信音で聴く着うたが日本における音楽配信の売上の大半だったが、スマートフォンに主軸が移りつつあり、着信音の前提となるデバイスがなくなってきているので、着うたはもう数年のうちに終わってゆくだろうとみられている。これもレコード会社にとっては大変な事態だといえる。

またiTunes Storeで11月からソニー・ミュージックの音源が買えるようになった。おそらくこれも違法ダウンロードの刑罰化の影響だろう。音楽配信もダウンロードして自分のデバイスで聴くというかたちから、クラウドがハットとなってスクリーミングで聴くというサービスに主体が移っていくことになるだろう。アメリカやヨーロッパではもうすでにその兆候が出てきている。日本も主戦場はスクリーミングだとみてソニーも方針を変えたという見方がある。今年はそういう意味ではエポックな年。

・Let Me Lie

これまで日本でiTunes Storeが広まらなかったのは日本特有のCDレンタルというビジネスがあったから。CDレンタルに客が流れたのはiTunes Storeにソニーの楽曲がなかったから。一方でパッケージはどうなのか。海外に比べて日本ではまだまだCDは売れている。これはかなり特殊な状況でCD専門店のチェーン店が残ってるのは今や日本ぐらいなもの。全国チェーン店はタワーレコード、HMV、TSUTAYA、新星堂の4つ残ってる。この他にも山野楽器、十字屋といった地域店やCDを扱う雑貨屋がある。日本ではアーティストの関係性の証としてのパッケージのコレクションとしての価値は残っていくだろう。NTTドコモが親会社のタワーレコードとローソンが親会社のHMVは、何年かは資金があるので経済的合理性からいって、あと2、3年は今の店舗数を減らすことはなく、HMVは渋谷に改めて旗艦店を出したくて土地を探してるという情報があるし、タワーレコードもリニューアルして世界で一番大きな店が渋谷にあるので、日本の観光名所になるかもしれない。音楽家からみると音楽とアートワークはひとつにつながってるので、意識的なアーティストであればあるほどパッケージは大事。自分のフィールドのひとつであると理解している人がいる。アーティストはどうしてもアルバム単位で考えるので、リスナーの方もアルバム単位で作られたものを受け止めたいという気持ちがあるので、パッケージで聴く意味があるというふうにいえる。'60年代、'70年代にはコンセプト・アルバムという形態があり、1曲目から12曲目までひとつのストーリーとなっていた。'50年代のようにシングル曲のコレクションではなく作品性が高くなっていた時代があった。そのコンセプト・アルバムの楽しさを享受していた世代にとってアルバム、パッケージというのは大切なものであるという理解のアーティストたちはひじょうに多い。そのアーティストをリスペクトしているリスナーにとってはパッケージという形態は大事なのだろう。日本でまだそのようにパッケージに理解があり、その価値をきちんと認めているというのは素晴らしいこと。コンパクト・ディスクという規格は今年30周年。これだけデジタルの時代に業界標準の規格が30年前のものというのは、これだけ技術の進歩の時代になかなかないこと。しかしレコード会社の問題としてはもっとユーザーにとって魅力的な商品を開発していくべき。高音質、利便性を高めるような、そして2,800円という値段についても、アメリカは9ドルから12ドルで1円が80円で計算すると千円切ってしまう。ヨーロッパでも1,500円くらい、アジアだと300円から500円くらいというのがCDの標準価格。2,800円取るならば高音質で圧縮の一切ない音源で、しかも買った瞬間に、例えばCDショップでPOSを通したらスマートフォンでその瞬間から聴けるとか、それぐらいのことはやるべき。アーティストとしても自分たちがレコーディング・スタジオで作ってる良い音楽をファンのリビング・ルームで直接届けたいという欲望がある。技術の進歩でそのようなことが昔に比べてやりやすくなったのでそうしたテクノロジーをもっと活かすべき。

・Doom and Gloom

・トゥイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるトゥイッターを公開しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。www.moto.co.jp/MRS/ 番組からトゥイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・Cherokee

米国では伝統的なラジオがインターネット・ラジオに置き換わってる。パンドラというストリーミング・サービスはリスナーの嗜好に合わせた音楽の選曲を自動的にしてくれる無料のサービス。リコメンドの精度がひじょうに高いので人気となっている。スポーティファイはオンデマンドのストリーミング・サービス。無料でも聴けるが制約や広告が入る。月額1,200円から1,500円払うと制約や広告がなくなりモバイルでも聴けたりオフラインの状態でも聴けるようになる。無料から月額課金にお客さんを誘導している。今、アメリカ、ヨーロッパで有料会員が500万人を超えたという発表が最近あった。ソーシャル・メディアとの親和性も高くスポーティファイを使ったいろんなアプリも作られていて支持を集めている。今、インターネットが情報の窓口になっているので興味を持った曲があれば検索してYouTubeで聴くようになっている。YouTubeはギリギリ違法ではないサービスだが音楽オリエンテッドのサービスではないし、公式の情報と間違った情報が混在している。またノイズもある。確実な音源で公式な情報を与えられるインターネット上のデフォルトの試聴機の座というのをストリーミング放送が担うようになれば音楽ファンにとって意味のあることになる。人々のライフスタイルと紐付けた音楽サービスもいずれ出てくるだろう。

・Oh Yeah

これからの音楽はアート・ワーク付きの音楽、パッケージと、アート・ワークなしの音楽、ノン・パッケージに別れていくことになるかもしれない。パッケージもコンパクト・ディスクじゃなくアナログ盤でもいいかもしれないし、もっと高音質のサービスでもいい。いろんな形態があってファンのほうで選んで聴くようにすればいい。これからはユーザーが音楽を作っていく時代になるだろう。アーティストは自分の権利を自分で守るようにならなければならない。

・Skyfall

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
来週は今年最後の放送になる。
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Sunday Song Book #1051

2012年12月03日 | Sunday Song Book

2012年12月02日プレイリスト
「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. DREAMING GIRL / 山下達郎 "オーパス" '12('96)
2. LA BAMBA / RITCHIE VALENS '59
3. GRAZING IN THE GRASS / HUGH MASEKELA '68
4. SWEET CHARLIE BABE / JACKIE MOORE "SWEET CHARLIE BABE" '73
5. I WANNA KNOW YOUR NAME / THE INTRUDERS "SAVE THE CHILDREN" '73
6. IT'S BEAUTIFUL / NICK & NICHOLA '66
7. MR. DIEINGLY SAD / THE CRITTERS '66
8. ひととき / 山下達郎 "メロディーズ" '83
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■内容の一部を抜粋
・近況
竹内まりやさんの新曲のレコーディングもフィニッシュに近づいてきたそうだ。来週のあたまぐらいが締め切りだとか。今週はミックス、その他の作業。

・棚からひとつかみ+リクエスト
まりやさんの新曲のレコーディング中なので番組は前倒しで収録している。今週も先週に引き続き「棚からひとつかみ+リクエスト」。

・DREAMING GIRL
'90年代の中頃に作った作品は自分のイメージと違っていたそうだが、今回の『OPUS』でリマスタリングを施すことによって、ずいぶんとなめらかに、自分の思っていた音像に近づけることができて気を良くしていると達郎さん。「DREAMING GIRL」もリマスタリングで艶が増したとか。1996年のシングルで1998年のアルバム『COZY』に収録されている。

・LA BAMBA
リッチー・ヴァレンスは飛行機事故でわずか17歳という若さで亡くなったロックンローラー。ヒスパニック系の人で「LA BAMBA」をロックンロール・チューンに仕立てて大ヒットした。1959年初頭のヒット・ソング。

・毎年購入している手帳やカレンダー
リスナーから「毎年購入している手帳やカレンダーがあれば教えて下さい。なぜ気に入ってるのかも教えて下さい」という質問。
達郎さんはもう何年も大阪の文楽劇場のカレンダーを使ってるそうだ。手帳は使わず、月の予定を紙に書いて事務所と共有しているとか。

・録音して残しているラジオ番組
先ほどの質問と同じリスナーが「保存しているラジオ番組はありますか?」という質問。
1976年にTOKYO FMでニッカ提供の「サウンズ・オブ・ブラック・ファイブ・オー」というカルトな番組があって、誰も知らないようなソウルの曲をかけていたそうだ。半年しか放送されなかったがその番組を全編エアチェックして今でも持っているという。

・GRAZING IN THE GRASS
ヒュー・マセケラは南アフリカ生まれのトランペッター。イギリスからニューヨークに渡ってきて、ミリアム・マケバの旦那さんとしても有名。「GRAZING IN THE GRASS」は1968年の全米NO.1。のちにザ・フレンズ・オブ・ディスティンクションのヴォーカル・ヴァージョンもヒットした。

・正月の過ごし方
リスナーから「お正月はいつもどのようにして過ごしますか? 紅白は見ますか? おせちは食べますか? 初詣には行きますか? 年賀状は書きますか?」という質問。
正月は基本的に家で紅白は見ないとか。おせちはもちろん食べるし、初詣にも行く、年賀状は返事だけ書くそうだ。

・SWEET CHARLIE BABE
ジャッキー・ムーアのアルバム『SWEET CHARLIE BABE』は「アトランティックR&B ベスト・コレクション100」に入らなかった。2006年にデジタル・リマスタリングでリイシューされてるので外れたのかもしれない。名盤アルバム。1973年のアトランティックからのアルバムで、もともとマイアミでレコーディングしていたマスターに、フィリーのレコーディングを足している。タイトル曲の「SWEET CHARLIE BABE」はフィラデルフィアのレコーディング。1973年、全米ソウル・チャート15位。

・I WANNA KNOW YOUR NAME
フィラデルフィアを代表するグループ、イントゥルーダーズの「I WANNA KNOW YOUR NAME」は1973年、全米ソウル・チャート9位。アルバム『SAVE THE CHILDREN』からのシングル・カット。

・年末恒例夫婦放談
今年も年忘れ夫婦放談があるので竹内まりやさんへの質問・リクエストを受付しますとのこと。

・『OPUS』クリスマス期間限定ジャケット
『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』通常盤にクリスマス・デザインの三方背ボックスで包装したパッケージが発売されている。クリスマス期間限定でジャケットのイラスト「タツローくん」がサンタクロースに扮装している。この限定パッケージ『OPUS(Christmas Special Package)』は11月20日から全国のCDショップで発売されている。値段は変わらず3980円。

・「クリスマス・イブ」
今年発売から29周年になる「クリスマス・イブ」もクリスマス・パッケージで登場。クリスマス・デザインの三方背ボックスで包装したパッケージ。12月11日「クリスマス・イブ(Christmas Special Package)」としてリリース。
商品の詳細はワーナーミュージックの山下達郎スペシャルサイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/

・楽器について
リスナーから「SPARKLEのギター・カッティングは同じギターでライヴでも鳴らされてると思いますが、ギターのメーカーが同じ、型も同じでも、同じ音色は出ないのでしょうか? ギター一本、一本に特色があるのでしょうか?」という質問。
「あります。当たり外れです。どんなものでもそうです。楽器は全部、おんなじ時期にアレした同じものでも、当たり外れがあります。鳴るものと鳴らないものがあります。ピアノも全部、そうです。シンセでも違うと言われております。ので楽器は魔物です」と達郎さん。

・IT'S BEAUTIFUL
イギリスの男女デュオ、ニック&ニコラの1970年の「IT'S BEAUTIFUL」(邦題「幸せがいっぱい」)にリクエスト。日本だけのワンヒット・ワンダー、イギリスではヒットしてない。ヨーロッパでヒットしたかは資料がないのでわからない。なのでまずCDにはならないとか。資料を調べてもニック&ニコラのフルネームさえわからないという。詳しい人がいたら教えてほしいとのこと。

・MR. DIEINGLY SAD
ザ・クリッターズはのちにフォー・シーズンズのメンバーになるドン・シコーネが在籍していたグループ。ドン・シコーネのペンになる「MR. DIEINGLY SAD」は1967年、全米チャート17位のスマッシュ・ヒット。

・同姓同名
中島みゆきさんのシアター・ライヴを観に行ったらエンドロールに「山下達郎」とクレジットが出てきたというリスナーからのお便りを読んで。
ヤマハのスタッフに達郎さんと同姓同名の「山下達郎」がいるそうだ。

・ひととき
アウト・オブ・『OPUS』特集を年明けに企画しているという。ベスト・アルバム『OPUS』に入らなかった曲の特集でリクエストを受け付けているとか。
その前哨戦で「ひととき」。1983年のアルバム『MELODIES』から。『MELODIES』はまもなく発売30周年。
今週は結局、オール・リクエストだった。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
12月09日・16日は、毎年恒例「年忘れリクエスト大会」
12月23日・30日は、これも毎年恒例「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp
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