Sunday Songbook Playlist

2006年02月26日 | Sunday Song Book

<02月26日プレイリスト>
[700回記念前夜祭「山下達郎ライブ特集」]
MUSIC BOOK(LIVE)/山下達郎 "PERFORMANCE 2002 RCA/AIR YEARS LIVE" (2002/05/21 中野サンプラザ)
高気圧ガール(LIVE)/山下達郎 "PERFORMANCE 1986 LIVE" (1986/10/09 郡山県民文化センター)
SOLID SLIDER(LIVE)/山下達郎 "PERFORMANCE 2002 RCA/AIR YEARS LIVE" (2002/05/21 中野サンプラザ)
LA LA MEANS I LOVE YOU(LIVE)/山下達郎 "PERFORMANCE 1991-1992 LIVE" (1992/02/03 中野サンプラザ)
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■内容の一部を抜粋
・番組を一回休んだことが判明。700回は来週。
・「祝700回」の画像がオフィシャル・サイトにアップされています。

■今後の予定
03月05日は、今度こそ(^_^)700回記念スペシャル「山下達郎ライブ特集」
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山下久美子

2006年02月24日 | 佐野元春

産経新聞のサイト「ENAK(エナック)」にアップされています。

この山下久美子デビュー25周年記念アルバム『Duets』については以前ここで取り上げましたね。結局通常のCDだったので購入しました。

明日はFM802のスペシャル・イベント「新・ナニワ・サリバン・ショウ」に出演しますね。生憎僕は神戸で開催される佐野元春 and The Hobo King Bandのライヴに行くので参加できません。翌日は大阪フェスティバルホールで佐野元春 and The Hobo King Bandのライヴがあります。もしまだ大阪にいるのなら飛び入り出演してほしいです。
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NIAGARA TRIANGLE Vol.1 30th Anniversary Edition

2006年02月23日 | 山下達郎

この『Niagara Triangle Vol.1 30th Anniversary Edition』の最新情報が山下達郎オフィシャル・サイトにアップされています。気になる曲目は...

■NIAGARA TRIANGLE Vol.1 30th Anniversary Edition
SRCL-5005(NIAGARA)

01.ドリーミング・デイ
02.パレード
03.遅すぎた別れ
04.日射病
05.ココナツ・ホリデイ'76
06.幸せにさよなら
07.新無頼横町
08.フライング・キッド
09.FUSSA STRUT Part-1
10.夜明け前の浜辺
11.ナイアガラ音頭
<Bonus Track>
12.幸せにさよなら(シングル・バージョン)
13.ドリーミング・デイ(シングル・バージョン)
14.ナイアガラ音頭(シングル・バージョン)
15.あなたが唄うナイアガラ音頭
16.ココナツ・ホリデイ3日目
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ボーナス・トラックですが、「幸せにさよなら」と「ドリーミング・デイ」と「ナイアガラ音頭」のシングル・ヴァージョンは1995年版と同じ。初出となるのが「あなたが唄うナイアガラ音頭」と「ココナツ・ホリデイ3日目」です。

「あなたが唄うナイアガラ音頭」はシングル「ナイアガラ音頭」のカップリングですね。いわゆるカラオケです。「奇声、珍声入りのイントロがついている」と『All About Niagara』に書いてあります。
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二月にクリスマス

2006年02月22日 | Rock

ルー・リードのアルバム『NEW YORK』(1989年リリース)には「二月にクリスマス」という曲が収録されています。最初は歌の内容を知らずに聴いていたんですが、この曲はヴェトナムの帰還兵が主人公の歌だったんですね。でも「二月にクリスマス」とはどういう意味なのかよくわからないんです。

友人(ルー・リードのファン)に聞いてみますと、「僕もよくわかりません」という答えでした。それでも推測で教えてくれたのは、
1.「2月のクリスマス=ありえないこと=不条理」ということ。
2.Februaryの原義は「浄罪(Februa)の月」なので、帰還兵の「浄罪」という意味。

アルバム発表当時のインタビューを掲載したロッキン・オン1989年6月号では、「Xmas In February」は「前線でのクリスマス」とし、「2月のクリスマスは誤訳」と書いてあったそうです。

また、ルー・リードの詩集の日本語訳版では「二月のクリスマス」となっていて、訳者のあとがきでは「ルー・リードから直接電話をもらい、わからないところを親切に教えてもらった」ということが書いてあるそうです。「Xmas In February」を質問したかは不明ですが。ただ、ルー・リードは「普遍性をもたせたいので、基本的にスラングを歌詞に使わない」ということを語っているとのこと。

日本語訳を読むと「二月にクリスマス」はなにかを象徴する言葉みたいです。「砂漠の嵐」みたいに作戦の名前なのかなと考えてみたりしました。でもそれも違うようです。ヴェトナム戦争のことを調べると何か出てきそうな感じがします。あるいは歌の主人公サムが帰還したのは2月だったのではないかなとも取れます。「クリスマス」=「家族の元に帰る」=「帰還」ではないかなと。「二月に帰還」したけれど...みたいな。でもサムの人生にとって二度とその帰還の日はやってこない。まぁ、どちらにしてもぞっとするような寒さが感じられる歌です。
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僕のニューヨークライフ

2006年02月20日 | 映画

[ストーリー](日活のサイトより引用しました)
ジェリーはニューヨークに住む新進のコメディ作家。仕事でそこそこの成功をおさめた彼の目下の悩みは、気まぐれな女優の恋人アマンダとの仲がしっくりいかないことだ。半年におよぶセックス・レス生活と、突然アパートに転がりこんできたアマンダの母ポーラとの同居。二重の苦難に耐え忍ぶジュエリーの前には、アマンダの浮気疑惑も持ち上がり、苦しさは増すばかりだ。そんなとき、ジェリーが先輩の作家ドーベルから持ちかけられたのは、コンビを組んでカリフォルニアへ移住する話。それは、アマンダともニューヨークの暮らしとも別れることを意味していた。果たして、自分は愛するものに背を向け、旅立つ勇気が持てるのか!?ジェリーの心は複雑に揺れ動く…
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僕のニューヨークライフ』は21世紀版の『アニー・ホール』だといわれています。類似点は多いのですが、ウディ・アレンが現在ロンドンで映画活動を行っていることを考えますと、主人公ジェリーが最後に取る行動がなんとも暗示的です。

またウディ・アレン演じるドーベルは、ユダヤ人に対する差別や偏見に敏感で、民族主義の台頭でホロコーストが再来するんじゃないかと不安を抱いています。彼は身の安全は自らが守るべきだと説き、銃を手に入れ武装してゆきます。街路で不当な扱いを受け、怒り狂います。それはセプテンバー11以降のリベラルな映画関係者を揶揄しているようにも受け取れます。

この作品は2003年公開ということで、セプテンバー11以降に最初に撮られたウディ・アレンの監督作品で、この後ウディは『メリンダとメリンダ』を撮り、ニューヨークから離れロンドンへと移住します。その理由は「アメリカの創造性に欠けた干渉が多いスタジオ主導型の映画制作の状況への失望と、彼の映画作家性をサポートするスタジオ・プロデューサーの減少」が理由だということです。

ところでこの映画にはジャズ・クラブのヴィレッジ・ヴァンガードが出てきます。こじんまりとしてていい雰囲気ですね。赤いカーテンとカーペットが印象的でした。ちなみにヴィレッジ・ヴァンガードに出演していたのはダイアナ・クラールでした。
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Sunday Songbook Playlist

2006年02月19日 | Sunday Song Book

<02月19日プレイリスト>
[「ハーモニカで棚からひとつかみ」]
打起精神来(元気を出して)/王心凌 "CYNDI WITH U" '05
WHAMMER JAMMER/J. GEILS BAND
"THE MORNING AFTER" '71
BORN IN CHICAGO/THE PAUL BUTTERFIELD BLUES BAND
"AN ANTHOLOGY" '65('97)
THE TIMES THEY ARE A-CHANGIN'/BOB DYLAN
"THE TIMES THEY ARE A-CHANGIN'" '63
HEART OF GOLD/NEIL YOUNG "HARVEST" '72
ALFIE/STEVIE WONDER "EIVETS REDNOW" '68
WE'LL SEE/JOHN SEBASTIAN "THE FOR OF US" '71
FOREVER FRIENDS/竹内まりや "IMPRESSIONS" '92
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■内容の一部を抜粋
・打起精神来
台湾の王心凌(ワンシンリ)が「元気を出して」を完コピ。
竹内まりやもお気に入り。声がきれい。

・ボブ・ディラン
映画『No Direction Home』が印象深かったのでこのところよく番組でとりあげている。
"国中のお父さん、お母さん/わからないことは批評してはいけない/息子や娘たちはあなたの手には負えないんだ/昔のやり方は急速に消えつつある/新しいものを邪魔しないでほしい/たとえ助けることができなくてもいい/時代は変わりつつあるのだから"
「時代は変わる」の歌詞を引用し、もう親となった今、これが自分にフィードバックするものなのかどうか、なかなか難しいものがあると山下達郎は話す。子どもに媚を売るのも癪にさわるし、The Whoの「My Generation」とかこの曲が複雑な響きを持って胸に迫ってくるんだそうだ。フォークの弾き語りからロックンロールに路線変更した頃のことが『No Direction Home』に描かれているが、その時のバックを務めたのが、The Paul Butterfield Blues Bandだった。

・ニール・ヤング
ハーモニカ特集でまずかけようと思ったのが1曲目のJ. Geils Band(のマジック・ディック)だったが、その後に思いついたのがニール・ヤング。この番組ではほとんどかからないアーティスト。こんな時にしかかけられないと山下達郎は話す。ニール・ヤングのハーモニカといえばこの「Heart Of Gold」か「Helpless」。

・放送700回
以前500回記念として放送したことがあった。しかし後でTOKYO FMのデータ・ベースで調べてみると501回目だった。何度もカウントし直したので間違いない。2月26日に700回を迎える。700回記念スペシャルは「山下達郎ライブ特集」。余裕があれば再来週も。

・ハーモニカ
HONER BLUES HARP(ブルース・ハープ)、HONER SUPER CHROMONICA(クロマチック・ハープ)の画像がオフィシャル・サイトにアップされています。
ブルース・ハープのプレイヤーとして代表的なのがポール・バターフィールド。シカゴ・ブルースのハーピスト(ハープ・プレイヤー)として紹介した。クロマチック・ハープの名手はスティービー・ワンダー。

・La La Means I Love You(Live Version)
ハープ特集で最もリクエストが多かったのが山下達郎の「La La Means I Love You(Live Version)」。しかし曲が長いので来週に先送り、『JOY』じゃないやつをかける予定と明言した。

■今後の予定
02月26日は、700回記念スペシャル「山下達郎ライブ特集」
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music united. vol.2

2006年02月16日 | 佐野元春ポッドキャスティング

このポッドキャスト番組"music united."はJFN (Japan FM Network) が運営するサイト「reco」や、iTunes Music Storeからダウンロードすることができます。

HEAT WAVE 2006 NEW ALBUM PROJECTを立ち上げ、新たな音楽活動に踏み出した山口洋。その決意表明が本人の口から語られる。もともとのアイデアは『able 2』という映画に感激したことだったという。

『able 2』の話題に触れつつ、佐野元春は藤井一彦の時にも言及したヒット曲についてのフィロソフィーを引用して、「ロング・テールである曲が支持され、長い年月でエバー・グリーン化してゆくという曲もある」ことを話し、山口洋が書いた「満月の夕べ」について聞いた。

そして音楽配信されていたHEAT WAVEのアルバムが、突然メーカー側の手によって削除された件を本人の口から説明してもらった。ネットで楽曲を配信するにあたり、レコード会社と実演者には「送信可能化権」が等しく与えられるという法律が作られた。HEAT WAVEが所属していたSMEの見解は、送信可能化権はレコード会社が保有する権利であり、それを承諾するのなら、HEAT WAVEのアルバムすべてを楽曲配信する、というものだった。山口洋はSMEの四角四面な契約書類の通達に異議を唱え、決裂してしまったので、楽曲が配信されなくなったのだと話した。佐野元春は「この時代にhonestであろうとするほど、ポリティカルにならざるを得ないんだ」とencourage(勇気付け)した。

最近は矢井田瞳や古明地洋哉のレコーディングに参加するなどプロデュースの仕事が増えている山口洋。以前、佐野元春にプロデュースしてもらった経験がいま生かされているのだという。出来上がったトラックを聴いて、マイクにガンガン頭をぶつけながら歌いだしたプロデューサーは佐野元春だけだと話した。

最後に山口洋から佐野元春に質問。「こんな時代に歌を書いていてどんな気分?」。佐野元春はアルバム『THE SUN』で自分の思いを14曲に託して、完成した時、いまの時代に生きている気分を表現できたと、1週間ほど悦に入ったけれど、それからすぐにハングリーな気持ちになったと話した。佐野元春は、ひとつは「生存」というものに関係していて、もうひとつは、自分はもう23歳じゃないし、まもなく50になるけれど、何回目かの思春期が訪れようとしているんだ(笑)と話した。「男は思春期は何回もくるぞ。女性はわからん」。

山口洋はニール・ヤングのライヴを見たとき、ニール・ヤングの視野の中に確実に「死」が入っているという意味でのアグレッシブさ、ハングリーさ、オーディエンスを包み込む大きさが感じられたのだという。そして『No Direction Home』を見たとき、現在のディランが凄い目をしていたと話した。

佐野元春は自伝や映画を発表するディランもまとめに入っていて、ニール・ヤングにしても同じなのだと。自分はまだそこまではと思っていても、やはりこういう時代だから、明日どうなるかわからない、20代30代よりももっと切実に感じているのだという。表現者は生きている間にできるだけ多くの表現をしておくべきだと思うし、そこで燃焼する質は20代のそれとは違ってくるのは当然だと思っているのだと。そうした意味で何度目かの思春期がいま訪れようとしているんだと話す。

その「思春期」とはどういったものなのか聞かせてほしいと山口洋は言った。佐野元春は守りとは対極にあるもの、そして約束を破ること、あるいは文脈から外れること、かといってアウトローを気取るのではなく、自分の中でもう一度あらゆる意味での価値の問い直しをする、したい、こういう感じだと話した。
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Bring Them Home!

2006年02月13日 | Rock
昨夜僕はWOWOWで放送されたグラミー賞授賞式を見たんです。最優秀ロック歌手を受賞したブルース・スプリングスティーンがパフォーマンスを披露したんです。

ただひとりステージに現れた彼は少し痩せたように見えました。黒いジャケットを着て首からハーモニカ・ホルダーを下げ、アコースティック・ギターを弾きながら「Devils + Dust」を歌ったんです。イラクに派兵された兵士の心境を歌ったとされる楽曲です。歌い終わった後で彼は「Bring Them Home!」と言いました。字幕には"アメリカ兵を帰還させよ"と出ました。かなりの衝撃がありましたね。

グラミー賞のエンディングは"ニューオリンズ・トリビュート"でU2のエッジ、エルヴィス・コステロ、アラン・トゥーサン、Dr.ジョン、サム・ムーア、ボニー・レイットらが共演して「Yes We Can Can」(アラン・トゥーサン)のパフォーマンスがありました。亡きウィルソン・ピケットに捧げられた「In The Midnight Hour」が続いて演奏されたのですが、ここでコステロがブルース・スプリングスティーンを呼び入れて、スプリングスティーンはサム・ムーアとともに熱唱していました。

<第48回グラミー賞>受賞リスト
(BARKSサイトから引用)
■最優秀アルバム
『How to Dismantle an Atomic Bomb』 U2
■最優秀レコード
「Boulevard of Broken Dreams」 グリーン・デイ
■最優秀ソング
「Sometimes You Can't Make It on Your Own」 U2
■最優秀新人賞 
ジョン・レジェンド

■最優秀ラップコラボ
「Numb/Encore」 ジェイ・Z&リンキン・パーク
■最優秀ラップアルバム
『Late Registration』 カニエ・ウェスト
■最優秀ラップソロパフォーマンス
カニエ・ウェスト
■最優秀ラップグループ
ブラック・アイド・ピーズ
■最優秀ラップソング
「Diamonds From Sierra Leone」 D.ハリス&カニエ・ウェスト

■最優秀ロック歌手
ブルース・スプリングスティーン
■最優秀ロックグループ
U2
■最優秀ロックアルバム
『How to Dismantle an Atomic Bomb』 U2
■最優秀ロックソング
「City of Blinding Lights」 U2

■最優秀ハードロックパフォーマンス
システム・オヴ・ア・ダウン
■最優秀メタルパフォーマンス
スリップノット

■最優秀オルタナティヴ・アルバム
『Get Behind Me Satan』 ホワイト・ストライプス

■最優秀男性R&Bパフォーマンス
「Ordinary People」 ジョン・レジェンド
■最優秀女性R&Bヴォーカルパフォーマンス
「We Belong Together」 マライア・キャリー
■最優秀R&Bデュオ
「So Amazing」 ビヨンセ&スティーヴィー・ワンダー
■トラディショナルR&Bヴォーカル・パフォーマンス
「A House Is Not a Home」 アレサ・フランクリン
■最優秀R&Bソング
「We Belong Together」 マライア・キャリー
■最優秀R&Bアルバム
『Get Lifted』 ジョン・レジェンド
■最優秀コンテンポラリーR&Bアルバム
『The Emancipation of Mimi』 マライア・キャリー

■最優秀ポップアルバム
『Breakaway』 ケリー・クラークソン
■最優秀女性ポップヴォーカルパフォーマンス
「Since U Been Gone」 ケリー・クラークソン
■最優秀男性ポップヴォーカルパフォーマンス
「From the Bottom of My Heart」 スティーヴィー・ワンダー
■最優秀ポップグループ
マルーン5
■最優秀ポップコラボ
ゴリラズ

■最優秀ショート音楽ビデオ
「Control」 ミッシー・エリオット feat. シアラ
■最優秀ロング音楽ビデオ
「No Direction Home」 (ボブ・ディラン)
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Sunday Songbook Playlist

2006年02月12日 | Sunday Song Book

<02月12日プレイリスト>
[レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」]
忘れないで/山下達郎 '04
ELEVATOR/GRAPEFRUIT '68
DAWN(GO AWAY)/THE 4 SEASONS '64
OH LET ME KNOW IT/SPECIAL DELIVERY '77
STRANGER IN PARADISE/JOHNNY MATHIS "HEAVENLY" '59
VOODOO CHILE/THE JIMI HENDRICKS EXPERIENCE
"BBC SESSIONS" '98('69)
さすらいの心/THE VENTURES '71
BLUE VALENTINE'S DAY/山下達郎 "未発表宅録DEMO"
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■内容の一部を抜粋
・誕生日
先週の放送を収録している時に桑田佳祐がお祝いに来たそうです。彼のスタッフの女性3人から熱い抱擁と口づけがプレゼントされたとか。いかにも桑田佳祐らしい演出だったそうです。その後、彼のナマ番組「FM ワンダーランド」で「あの人(山下達郎)は酔っ払うとひじょうに断定的になる。ミュージシャンの90%以上は皮かむりだ」と話していたそうですが、そんなことは言ってないと訂正を入れました(笑)。「尾ひれ背ひれはダメです」と。

・Cry Babyについて
難波弘之がSFマガジンで発表した短編小説に「俺のクライ・ベイビーが聴かせられないからな」と出てくるそうです。この「クライ・ベイビー」について教えてほしいというリスナーからの質問。「クライ・ベイビー」はギターのエフェクターで、簡単に言えばトーン・コントロールのことで、ギターの音を硬くしたり甘くしたりすることによって、ワウワウの効果を出すそうです。「クライ・ベイビー」を使った楽曲ということでジミ・ヘンドリックス(THE JIMI HENDRICKS EXPERIENCE)の「VOODOO CHILE」を紹介しました。画像がオフィシャル・サイトにアップされています。

・BLUE VALENTINE'S DAY
キーボードにコンピュータを使って弾き語りをしたというデモ音源。収録年、日時など一切不明。納戸の奥から出てきたレア・テープ。

■今後の予定
02月12日は、「ハーモニカで棚からひとつかみ」(予定)
02月26日で700回目の放送を迎えます。予定ではここ10年のライヴ・ソースから「山下達郎のライヴ特集」
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Yahoo! ライブトーク

2006年02月10日 | 佐野元春 Radio Days
「よくジムに通われるんですか?」という質問に「ジムに行ってることはあまり話してないんですが...」と佐野元春は答えてましたが、FM802の「J-Hits Super Radio」という番組に出演したとき、DJの加藤美樹さんと同じジムに通ってることが話題になりました。佐野元春はジムでペンと手帳を取り出して作詞をすることがあるそうなんです。そんな姿を加藤美樹さんは何度か目撃しているのだとか。さすがに声はかけられなかったんだと(笑)。

「Cafe Bohemia 20th Anniversary Edition」の話題もありましたね。雑誌「THIS」のために書いたコラムや当時の写真が多数残っているので、アルバムのアウト・テイクとともにスペシャル・エディションという形でまとめたいということでした。

それから手塚治虫の話題もありました。たしか「最近、社会をにぎわしている事件でなにか印象に残っているものはありますか?」という質問だったと思います。佐野元春は幼い頃にウォルト・ディズニーや手塚治虫の作品を楽しんでいたけれど、今の社会はその頃描かれたものとは全く逆の社会となっていて、ソングライターとしてアーティストとしてそこから胸の内に感じるものを歌として表現して行きたい、そのようなことを話していました。いま気づいたのですが、実は昨日2月9日は手塚治虫の命日でした。

小学生の頃はランドセルではなくて肩がけのバッグで登校していて、下校のときに駄菓子屋に寄り道して、もんじゃ焼きを食べることがあったので、「マイへら」をバッグに入れていたとか(笑)。

「40代、50代にメッセージを」という質問に「次世代をどう教育していったらいいのか、それがその世代の関心事なのだと思うけれど、僕は次世代に何を残していったらいいのかとまじめに考えたりします。僕の場合はお金とかそうしたものではなく、彼らがまっすぐ正当に歩く権利をきちんと残してやることが、僕たち大人のやることなのかなと思ったりしています」と佐野元春は答えていました。

「裸の瞳」という曲のモチーフは、誰かの役にたちたいんだけど、でも自分が生きるだけで精一杯、そういうジレンマを歌にしてみた、ということでした。

「ホーボーキングバンド10周年ですが何か思い出はありますか?」という質問には、初ライヴとなった仙台で、「これからヒストリーをつくろう!」と言ってステージに飛び出していったことが、10年前のことなんだけれど昨日のことのように思い出される、と答えてました。
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music united. vol.1

2006年02月09日 | 佐野元春ポッドキャスティング

このポッドキャスト番組“music united.”はJFN (Japan FM Network) が運営するサイト「reco」や、iTunes Music Storeからダウンロードすることができます。今回は46分6秒でした。

番組の冒頭は新年らしく(?)、初詣の話題から。佐野元春はある年、浅草寺でおみくじを引いて「大凶」を引いてしまったことがあったそうです。気分が悪いので別の場所でもう一度引くとまた「大凶」。やけくそになってもう一回チャレンジしたところ、またまた「大凶」。なんと3回連続で「大凶」を引いたんだそうです。帰りにむしゃくしゃした気持ちですし屋に入って「大凶を3つ引いちゃったよ」と店のおばさんに愚痴ったら、「もう、あそこは凶が多いから」と慰められたんだとか。僕も2001年に浅草寺に参拝して、おみくじを引いたことがあって、その時も「凶」でした(苦笑)。

業界初といわれる「ADVANCE MEMBERSHIP」でニュー・アルバム『Modern Boogie Syndicate』を製作したグルーヴァーズ。この「ADVANCE MEMBERSHIP」はレコーディング開始前から予約販売の受付を開始するという革新的CD制作/販売システムで、形としてはファンや支持者が出資する「ファンド」みたいなものだったそうです。

出資者にはアルバム製作の過程をオフィシャル・サイトで公開したり、アルバム発売の前にプレミア・ライヴで全曲曲順通りに演奏するのを聴いてもらったり、CDショップよりも1ヶ月早く、ボーナスCDを付けたニュー・アルバムを送料無料で先行発売したりと、いろいろと特典があったとか。そしてプレミア・ライヴの模様はライヴDVDとしてリリースをしたんだそうです。

佐野元春はニュー・アルバム『Modern Boogie Syndicate』にコメントしたそうです。そのコメントは「ハートランドからの手紙#187」として『Modern Boogie Syndicate』の特設サイトで紹介されています。

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ハートランドからの手紙#187
THE GROOVERSの新譜が届いた。前作「SETZNA」の余韻が今だ残る中、さらに磨きのかかった続編を聴かせてもらったような本作。僕は好きだ。この時代に、したたかなデラシネであるために、彼らは正直であり自由な術を得た。聴き手との絆を誇らしくかざして活動を前進させるTHE GROOVERSは、僕の中で綿々と連なる勇者の群れの一角だ。進め、THE GROOVERS。リアル・ロックを体得している君なら、僕の言っていることはわかるだろう?
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ここでライヴの話題となり、佐野元春は前回のTHE SUN TOURではアルバム『THE SUN』の楽曲はまだツアーの時点で過去の楽曲とうまく混ざりきらなかったので二部構成にしたんだと話していました。アルバム『THE SUN』について佐野元春は、曲調は1曲1曲バラバラなんだけど言葉とサウンドがひとつのトーンとマナーで貫かれているんだと話してました。

ヒット曲についての話もありました。ヒットというのはある時代の中の限られた時間、例えば1ヶ月、2ヶ月のあいだに10万、20万売れたことを指すようだけど、長い長い時間、ロング・テールで見たときに、結果10年間で10万枚売れたシングル・レコードも世の中にはあって、それもまたヒットなんだと話してました。CDショップは新譜を中心にした品揃えで、売れなくなったら在庫という形で店頭から姿を消してしまうけれど、今はネットで過去のカタログがいつでも買える状態にあるので、ロング・テールである曲が支持され、長い年月でエバー・グリーン化してゆくという曲もあると思う、山口洋が書いた「満月の夕」なんかそうだ、と佐野元春は話してました。

最後TOUR 2006「星の下 路の上」のファイナル公演となる東京国際フォーラムに触れて、ゲスト・リストに藤井一彦を入れておくからと話してました。
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有楽町で逢いましょう。

2006年02月06日 | 佐野元春
■Yahoo! ライブトーク「有楽町で逢いましょう。
2月9日(木) 21:00-21:30

当日はYahoo! JAPAN IDを取得した上でチャットを通じて、佐野元春にメッセージや質問を送ることができます。佐野元春のオフィシャル・サイトMWSの最新ニュースでは「ファン・コミュニティから元春への質問を受け付ける」とのことでしたので、僕も先ほど電気用品安全法に関連した質問を送ってみました。「佐野元春はミュージシャンとしてどう思ってるの?」って。
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Sunday Songbook Playlist

2006年02月05日 | Sunday Song Book

<02月05日プレイリスト>
[レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」]
蒼氓/山下達郎 "僕の中の少年" '88
OPEN MY EYES/NAZZ '69
WARM/JOHNNY MATHIS "WARM" '58
THE NIGHT THEY DROVE OLD DIXIE DOWN/
THE BAND "THE BAND" '69
THIS TIME/CHAMPAIGN "WOMAN IN FLAMES" '84
WARM BABY/THE LOVIN' SPOONFUL "DAY DREAM" '66
HUSHABYE/THE MYSTICS '59
HUSHABYE/THE BEACH BOYS "ALL SUMMER LONG" '64
群青の炎(LIVE)/山下達郎
(大阪フェスティバルホール 1999/02/11)
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■内容の一部を抜粋
・オートハープという楽器について。このオートハープを使った楽曲ということでジョン・セバスチャン(ラヴィン・スプーンフル)の「WARM BABY」を紹介した。画像がオフィシャル・サイトにアップされています。リスナーから送られてきたVOWの「すわって飲める 立飲み酒場 中腰」も(笑)。

■今後の予定
02月12日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
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Happy Birthday To Tatsuro

2006年02月04日 | 山下達郎

この特別な日に僕が聴いているタツローさんの曲はやはり「蒼氓」だったりします。「蒼氓」はアルバム『僕の中の少年』に収録されていますが、実は僕がはじめて買ったタツローさんのアルバムがこの『僕の中の少年』なのです。アルバム発売から17年が過ぎて。あぁ僕はファンとしてまだまだ「ひよっこ」だと思ってましたが、ずいぶんと月日が経ったなと感慨深いですね。

いろいろとタツローさんにまつわる思い出はあるんですけど、今でもときどき鮮明に思い出すのは2000年に行われた「fm osaka 開局30周年記念 SPECIAL EVENT」ですね。竹内まりやさんのサポートでステージに現れたタツローさん。ホントのことをいうと僕はタツローさん以外は眼中にない感じでありました。「プラスティック・ラブ」で放たれたタツローさんのフェイク・ヴォーカルが強烈な印象を残しました。「なんだあの声は!」という衝撃。あれ以上のライヴ体験はそれ以降してないかも。ライヴ・アルバム『Souvenir』で聴けます。

今年こそまたライヴを聴きに行きたいです。ファンクラブの継続もしたし(笑)。
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つまらない大人にはなりたくない

2006年02月03日 | 佐野元春

「つまらない大人にはなりたくない」は佐野元春の「ガラスのジェネレーション」の最後に出てくる歌詞。

年末から年始にかけて佐野元春は、新曲「星の下 路の上」と紙ジャケ & リマスタリングでリイシューされたCD 8タイトルとTOUR 2006「星の下 路の上」のプロモーションで関西のラジオ・プログラムに数多く出演した。

TOUR 2006「星の下 路の上」の神戸公演、大阪公演は読売テレビとFM802が主催していて、その関係でテレビ出演があった。番組ではまず最初に佐野元春のプロフィールが紹介され、司会のFM802のDJは「つまらない大人にはなりたくない」という歌詞に言及し、アシスタント役のお笑い芸人に「どう? つまらない大人になってない?」と聞いていた。質問された20代半ばのお笑い芸人は「つまらない大人になってもうた~」と嘆いて笑いを取っていた。

僕が彼ならばどうしただろう。テレビを見ながらそう思った。「つまらない大人になってしまった」とはきっと言えないだろうなと思った。また「つまらない大人になんかなってないよ」ときっぱり断言もできなかったはずだ。心にわだかまりを残しつつ僕はテレビのスイッチを切った。

そんなふうに「つまらない大人にはなりたくない」という歌詞は今も僕をビートし続けている。この間NHK-FMで放送された「サウンド・ミュージアム」でナビゲーターの能地祐子が佐野元春ファンのコと会うと「つまんない大人になっちゃったかな? なってないかな?」なんていつも話題になると話していた。十代の頃に「ガラスのジェネレーション」を聴いた世代にとってそれは今も気になるフレーズなのだろう。

テレビのインタビューで佐野元春はこんなふうに話していた。

「『成長するってどういうことだろう』というのはロック・ミュージックのメイン・テーマなんです。実は大人になるっていうことの答えはまだ見つかっていなくて、未だに考えている最中なんです。それをまじめに追求しようと思っている。そしてその事を通じて自分が何者かを探っていきたいと思うんです」

画像は「ガラスのジェネレーション」が収録されているLP『Heart Beat』と紙ジャケ&リマスタリングで復刻されたCD『Heart Beat』。
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