山下達郎 サンデー・ソングブック 1500回記念トーク&ライヴ supported by Rakuten Card

2021年12月30日 | Sunday Song Book

2021年12月30日プレイリスト「山下達郎 サンデー・ソングブック 1500回記念トーク&ライヴ supported by Rakuten Card」
1. ターナーの汽罐車 / 山下達郎 "21/12/03 TOKYO FM ホール"
2. POCKET MUSIC / 山下達郎 "21/12/03 TOKYO FM ホール"
3. あまく危険な香り / 山下達郎 "21/12/03 TOKYO FM ホール"
4. パレード / 山下達郎 "21/12/03 TOKYO FM ホール"
5. ずっと一緒さ / 山下達郎 "21/12/03 TOKYO FM ホール"
6. BOMBER / 山下達郎 "21/12/03 TOKYO FM ホール"
7. RIDE ON TIME / 山下達郎 "21/12/03 TOKYO FM ホール"
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■内容の一部を抜粋
・山下達郎 サンデー・ソングブック 1500回記念トーク&ライヴ supported by Rakuten Card
12月3日(金)に番組1500回を記念して、半蔵門のTOKYO FMホールで、山下達郎、伊藤広規、難波弘之の3人ライヴ、クリス松村さんと対談を行った。この模様が12月30日(木)の午後2時からオンエアされた。

・1500回を迎えた心境
達郎さんはラジオのレギュラー番組は何度か担当しているが3年以上続いたことはない。来年でサンソンは30周年になるが、そうすると達郎さんの人生の半分近くラジオのレギュラーをやっていたことになる。「まさかこんなに続くとは思わなかったですね」と達郎さん。

1975年のデビューから今年で46年になるので、デビューからだと3分の2以上の歳月。

その前の番組はビルボードのトップ40、特にR&Bチャートを見て新譜をかけていたが、達郎さんには「ラジオのレギュラーをやってるときはアルバムを出せない」というジンクスがあって、この番組をはじめてから、ようやくそのジンクスを破ったが、ラジオは集中しないとできないので、オールディーズだったら自分の知識だけでできるから、明日のプログラムに何をかけようかなんて考えずにできるので、この番組はオールディーズに特化することにした。それだったら日常的にできるだろうとはじめたが、番組がスタートしたときは、木村拓哉さんが前で、後ろがDREAMS COME TRUE(ドリカム)だった。どちらも新譜をかけるので、バディ・ホリーとかエディ・コクランをかけたって音圧で敵わない。すごく困ってリマスタリングという手法を考えて、自宅でリマスタリングしてスタジオに持っていけば、最新の新譜でも音圧で負けないプログラムになった。

オンエアは昼間の2時なので、行楽帰りの家族のクルマの中で聴くリスナーとか、年齢層が広い時間帯で、そういうリスナーのハガキに応えるうちに、不思議なことに聴取率が上がって、かけてる曲はわからないけれど喋ってることがおもしろいと感じる人たちが増えてきた。それで29年に続くようになった。「長く続くとは思ってなかったんですよ。それはリスナーの方々のご支援の賜物」と達郎さん。

・メール
クリス松村さんから「今までハガキのみでしたが、このコロナ禍でメールも受け付けるようになって、変わったというか、何か違うものを感じましたか?」という質問。
なんでハガキのみだったかというと、ツアーをやってるとメールに全部目が通せないから。ハガキだけだったらなんとか読めたので。この二年間ライヴをやれないのでメールもやってみたが、radikoの影響が大きくて、若いリスナーが増えた。

・若いリスナーが増えてきたことに関連して
ラジオやレコードが見直されていることについて、クリス松村さんから質問。
いわゆるヒット・チャートとは違う音楽の聴き方、サブスクリプションが普及し、そのレコメンデーションが充実すると、自分の知らなかった音楽が聴こえてくる。それは昔だったらラジオがそうだったけれど、今はサブスクが補完するかたちになり、若い人たちが、達郎さんの世代より下のご両親から、音楽の情報を受け取っている。親子のコミュニケーションの一助になってる状況も見えるそうだ。時代が変わって、いろいろネガティヴなこともあるが、メディアが発達し音楽にはすごくプラスになっていると、ここ数年感じるそうだ。コロナ禍でインナー・トリップというか、心の中を覗くようなことに集中力が増してきているので、悪い面ばかりじゃないと実感として感じてるという。

・番組の聴取者5名様に会場限定で配られたお土産をプレゼント。ちなみにプレゼントの中身はオリジナルのバッジ(以前番組で作ったものとは異なる)、ミニタンバリン(達郎さんのライヴで使ってるもの)、特製ポーチの3点セット。番組サイトにプレゼント用のバナーを貼ってるので、そこから応募してくださいとのこと。締め切りは1月7日まで。
https://www.tfm.co.jp/ssb/
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佐野元春 & THE COYOTE GRAND ROCKESTRA 40周年アニバーサリー YAH! 日本武道館・大阪城ホール

2021年12月29日 | 佐野元春

個人サイトに『佐野元春 & THE COYOTE GRAND ROCKESTRA 40周年アニバーサリー YAH! 日本武道館・大阪城ホール 』のレビューをアップしました。
よろしくお願いします。

今回のパッケージはですね、僕は4月4日の大阪城ホール公演を観に行ってましたが、アクシデントがあった「ヤング・ブラッズ」の場面から再生しました。ショート・バージョンに編集したような感じでしたね。ギター交換の場面が怪しい(笑)。でも何も知らなければわからないですよね。会場によってカメラの配置が違うようで、武道館の方がステージの様子がよくわかりました。ギターのエフェクターのセッティングとかですね。武道館は天吊りのスピーカーでしたが、持ち込みなんでしょうか。元春のイヤモニも会場の大きさ故なんですかね。細かいところでは元春のグレッチは「禅ビート」と「ポーラスタア」で登場。小松くんの赤スティックは「空港待合室」「優しい闇」「ニュー・エイジ」。

12月22日のよる9時から佐野元春フィルムフェスティバルで発売記念スペシャルが配信されました。日本武道館と大阪城ホールのハイライト映像とバンドのインタビューでしたが、コヨーテバンド - 深沼元昭(Guitar)、藤田顕(Guitar)、小松シゲル(Drums)、高桑圭(Bass)、渡辺シュンスケ(Keyboards) - のヒストリーになっていて、よいドキュメンタリーでした。「星の下 路の上」からバンドがスタートして16年、アッキーの参加が2011年で今年10年目。高桑くんはいちばん長くやってるバンドだと話してるし、コヨーテバンドがホームだって言うメンバーもいる。ハイライト映像は「空港待合室」からでしたが、フルサイズでながれることは稀で、あくまでバンドのメンバーのインタビューで構成されてるのはよかったです。小松くんは「佐野さんは会場のエネルギーを全部受けて、それを何倍にもして返しているのがスゴイ」と話してました。バンドのフロントマンというのはそういうものなんでしょうね。
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Sunday Song Book #1524

2021年12月26日 | Sunday Song Book

2021年12月26日プレイリスト「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. WATCHING OVER YOU / PEACH & APRICOT (竹内まりや & 杏里) 11月04日より配信中
2. 元気を出して / 竹内まりや "リクエスト" "エクスプレッションズ" '87
3. YESTERDAY ONCE MORE / 竹内まりや "未発表おうちカラオケ" '00
4. 復活LOVE / 竹内まりや "未発表おうちカラオケ" '21
5. SHINING FROM THE INSIDE(CM 30 Sec) / 山下達郎
6. MOJO DRIVE / 木村拓哉 "ネクスト・デスティネイション" '22年01月19日発売
7. さよなら夏の日 / 山下達郎 "21/12/03 TOKYO FMホール SSB1500回 記念LIVE"
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前回の「年忘れ夫婦放談」と同じ日に収録。

・年忘れ夫婦放談
先週に引き続いて、竹内まりやさんをゲストに迎えて、年末恒例の「年忘れ夫婦放談」。今週は今年一年の活動を振り返りつつお送りする、今年最後のプログラム。

・WATCHING OVER YOU
PEACH & APRICOTは竹内まりやさんと杏里さんのユニット。配信のみのシングル「WATCHING OVER YOU」は、作曲・編曲が林哲司さんで作詞がまりやさん。40年ぶりに林さんに曲を書いてもらったそうだ。相葉雅紀さん主演の金曜ナイトドラマ『和田家の男たち』の主題歌で、達郎さんがギターで参加している。

リスナーから「録音時のエピソードなどがございましたらお聞かせください」というお便り。
林哲司さんとじっくり音のやりとりをしたのは初めてだったとか。このご時世なのでメールでやり取りしていて、音楽業界に対する思いを交換したそうだ。杏里さんとはデビューが同じ1978年で、久しぶりにいろんなことを話せて楽しかったという。

・元気を出して
11月3日にまりやさんの1984年の『VARIETY』と1987年の『REQUEST』のアナログ盤が再発された。「元気を出して」はアルバム『REQUEST』収録曲。アサヒ生ビールのCMに使用されていて新垣結衣さんが出演している。

まりや「なんか、これ、あのガッキーに癒されるんだわ、画面見てると」
達 郎「あぁ、そうですか。ふふ」
まりや「うん。『おつかれ生です』とか言って。あはは」
達 郎「しょうがない(笑)」
まりや「しょうがない(笑)。あはは」
達 郎「しょうがない(笑)。いや知ってるけど」
まりや「知ってるよね」

・YESTERDAY ONCE MORE
課外活動、クラブ活動は最近しばらく遠のいていて、今年は古い音源から。2000年にまりやさんがカーペンターズの「YESTERDAY ONCE MORE」のオリジナル・カラオケで歌ったヴァージョン。「カレン・カーペンターの美しいコーラスが入ってます」とまりやさん。10月の聴取率週間で「ベタリク(ベタな曲のリクエスト)」をやったときに、リスナーからカーペンターズの「YESTERDAY ONCE MORE」にリクエストがあったのを、まりやさんは覚えていたとか。

・荷物
中国四川省の超常連のリスナーから「仕事や旅行などの荷物は多いですか、少ないですか?」という質問。
達郎さんは最近はどんどん縮小しているとのこと。昔は心配なのでツアー用の大きなスーツケースだったという。中身を移し替えるのが面倒なので、大は小を兼ねるということで、小旅行でも大きなスーツケースを使っていた。でも、今は大きなものでも中がスカスカになってるとか。
まりやさんは荷物を少なくできないという。ないと困るものがあって、不安になるので、とのこと。

・今年見た映画
リスナーから「今年観た映画で何がよかったですか?」といつ質問。
達郎さんは『ノマドランド』。「あれはひじょうに感じた」と達郎さん。まりやさんも『ノマドランド』を観てよかったのと、つい最近、嵐の映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM"Record of Memories"』を観に行ったとか。「復活LOVE」の場面がよかったとのこと。「復活LOVE」はまりやさんが作詞、達郎さんが作曲。

・復活LOVE
まりやさんが課外活動で嵐に挑戦。2016年の嵐のシングル「復活LOVE」のオリジナル・カラオケを借りて、半音上げで、まりやさんが歌唱。松潤のセリフとメンバーのハーモニーは生かしたそうだ。「しょうがない」と達郎さん。
曲をかけ終えて。
達 郎「相葉くんのおかえりがでかい」
まりや「おかえりの音量上げさせていただきました(笑)」
達 郎「ばか(笑)、サイテー(笑)」
まりや「あはは。歌入れをする度に最後、最後の、My Love 離さないよ、という大野くんが歌ってるパート、めちゃムズイんですよ」
達 郎「難しいですよ」
まりや「難しくて何回も何回もトライするんだけど、最後におかえり、おかえりって出てくるから(笑)、それちょっと音量あげようかなって。癒されてました」
達 郎「しょうがない(笑)」

ジャニーズの歌は大体二人とかで、ユニゾンで歌っていて、誰が歌ってるかわからない感じなので、達郎さんは作曲するときダブルにしないで、大野くんは大野くんの声でって具合に、それぞれ全員シングルで歌ってもらうことを考えたそうだ。それが最優先事項だったとか。
まりやさんは実際に歌ってみて、嵐はひとり一人の個性が変わるがわるにに出てくる面白さ、よさがあるので、一人で歌うと一本調子に聴こえて物足りなかったという。とにかく大野くんのうまさ、最後のビブラートがちゃんとできているところに感心したとか。まりやさんは全然できなかったそうだ。

・今後の予定
来週は宮治淳一さんをゲストに迎えて「新春放談」。昔は大瀧詠一さんとやっていたが、ここ数年はすっかり定位置に落ち着いた宮治淳一さん。またすごいアイテムを持ってきてるそうだ。

・プレゼント
達郎さんのファンクラブで毎年作ってる、とり・みきさんのイラストによる「タツローくん卓上カレンダー」。2022年度版を達郎さんのサイン入りで20名にプレゼント。

・山下達郎 サンデー・ソングブック 1500回記念トーク&ライヴ supported by Rakuten Card
12月3日(金)に番組1500回を記念して、半蔵門のTOKYO FMホールで、山下達郎、伊藤広規、難波弘之の3人ライヴ、クリス松村さんと対談を行った。この模様を今週12月30日(木)の午後2時にオンエア。番組の聴取者5名様に会場限定で配られたお土産をプレゼント。ちなみにプレゼントの中身はオリジナルのバッジ(以前番組で作ったものとは異なる)、ミニタンバリン(達郎さんのライヴで使ってるもの)、特製ポーチの3点セット。番組サイトにプレゼント用のバナーを貼ってるので、そこから応募してくださいとのこと。締め切りは1月7日まで。
番組サイト
https://www.tfm.co.jp/ssb/

・SHINING FROM THE INSIDE(CM SIZE)
現在、TBCのCMに達郎さんの新曲「SHINING FROM THE INSIDE」が流れている。12月5日の放送でTBCのCMヴァージョンをオンエアしたが、今週はソシエのCMヴァージョン。こちらは「SHINING FROM THE INSIDE」の歌い出しのところ、Aメロ。CMサイズの30秒のヴァージョン。今度のアルバムに収録するのでフル・ヴァージョンのミックスは終わっているとのこと。アカペラのCMは1999年の「LOVE CAN GO THE DISTANCE」以来22年ぶり。

・MOJO DRIVE
来年の一月に発表される木村拓哉さんのセカンド・アルバム『Next Destination』(2022年1月19日発売)に、達郎さんが楽曲を提供している。そのうちの一曲がすでにネット等で公開されている「MOJO DRIVE」。作曲は達郎さん、作詞はクロマニヨンズの真島昌利さん(マーシー)。昔から達郎さんは真島さんと仕事がしたくて、今回声をかけたところ、快諾してくれたという。
曲をかけ終えて。
こんな感じでマーシーと二人で二曲書いたそうだ。もう一曲はもうちょっとクラブっぽい曲で計3曲アルバムに収録される。達郎さんと木村拓哉さんが一緒にコーラスしたのは「今夜はHEARTY PARTY」(1995年)以来26年ぶり。たまたまミックスしてるときに木村拓哉さんが来たので達郎さんとマーシーと3人でコーラス。「めっちゃくちゃ声がでかいんですよ」と達郎さん。仮歌をみんなで一緒に歌ったのもミックスを見たのも初めてだと言ってたそうで、まりやさんは「明日からタンゴの練習だと言ってたから、すごいスケジュールだなぁと思って」と話している。

達郎さんは来年はアルバムを出してツアーをやろうという計画。まりやさんはツアーが中止になってしまったので、近い将来アリーナ・ツアーを目指したいと思ってるとか。「コロナが収まったら行きます」とまりやさん。

・さよなら夏の日
今週12月30日(木)の「山下達郎 サンデー・ソングブック 1500回記念トーク&ライヴ supported by Rakuten Card」では時間が入り切らず、ライヴが全曲オンエアできないので、今日はオンエアできない曲を予告編で。12月3日(金)に半蔵門のTOKYO FMホールで収録した「さよなら夏の日」。



誕生日代読メッセージはお休み。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2022年01月02日・09日は、「新春放談放談(ゲスト:宮治淳一)」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1523

2021年12月19日 | Sunday Song Book

2021年12月19日プレイリスト「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. CHRISTMAS EVE (ENGLISH VERSION) / 山下達郎 2021 版 12/15日発売
2. すてきなホリデイ / 竹内まりや "ボナペティ!" "エクスプレッションズ" '01
3. MY GIFT TO YOU / 山下達郎 "シーズンズ・グリーティングス" '93
4. SPECIAL DELIVERY~特別航空便~ / 竹内まりや "ポートレイト" '81
5. プラスティック・ラブ / JUICE=JUICE 12月22日発売
6. SWEETEST MUSIC / 竹内まりや "ミス M" "ターンテーブル" '80
7. THE CHRISTMAS SONG / 竹内まりや "クワイエット・ライフ" 92
8. HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS / 山下達郎 "シーズンズ・グリーティングス" '93
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■内容の一部を抜粋
・近況
達郎さんは相変わらずスタジオで仕事。詞書きとアレンジの仕上げで、いよいよクライマックスに差し掛かってるそうだ。

・年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)
年末は竹内まりやさんを迎えて毎年恒例「年忘れ夫婦放談」。今年で29年目。何もやってないのに一年が早く、今年に入って最初の仕事はツアーをやるのかやらないのかを決めることだったとか。ツアーが中止になって、達郎さんはニュー・アルバムのレコーディング・モードに入ったという。まりやさんの方はアルバムのレコーディングを少しずつやりながら、先月は久しぶりの有観客のライヴ、服部克久さんのメモリアル・コンサートに出演したりして、まったりと過ごしてきたそうだ。杏里さんとのデュオ、PEACH & APRICOTで出た「WATCHING OVER YOU」は、相葉雅紀さん主演の金曜ナイトドラマ『和田家の男たち』の主題歌。11月4日に配信オンリーでドロップ。「年忘れ夫婦放談」パート1では19日と少し早いけれど、今週はクリスマス・ソングを中心にしたプログラム。

・CHRISTMAS EVE (ENGLISH VERSION)
達郎さんは今年も「クリスマス・イブ」のCDシングルがリリース。今年、チャートに入ると36年連続チャートインになるという。今週は英語ヴァージョンの「CHRISTMAS EVE (ENGLISH VERSION)」。

・クリスマス・イブ 2021 version
「クリスマス・イブ」の2021年ヴァージョンが先週、12月15日に期間限定で発売された。毎年いろいろな仕様で発売しているが今年は、昨年ウイルス騒ぎでスタジオ収録できなかったときに、既存のカラオケとアカペラのカラオケを使って、「おうちカラオケ」と「おうちアカペラ」というかたちでたくさんオンエアした。もったいないのでそれをカップリングにして収録。「おうちカラオケ」は「Blow」と「Misty Mauve」と「Mighty Smile(魔法の微笑み)」の3曲。「おうちアカペラ」は「おやすみロージー」と「Love Can Go The Distance」の2曲。この5曲を加えた、計8トラックのマキシシングルとして発売。

・すてきなホリデイ
まりやさんのクリスマス・ソング「すてきなホリデイ」も、ケンタッキーフライドチキンのCMに使われて今年で20年。

・自分の歌声を聴くというのはどんな心境
リスナーから「12月になると達郎さん、まりやさんご夫妻の歌を巷で聴く機会が増えるのですが、自分の歌声を自分で聴くというのはどんな心境なのでしょうか?」という質問。
「私は使ってくれて、ありがとうって、いつもそう思う(笑)」とまりやさん。
達 郎「生まれて初めてテレコなんかで自分の声を録音して、聴いたときの嫌悪感ってあるじゃん」
まりや「あっ違うって思うよね、まずね」
達 郎「みんなそれは思います。すごく嫌なんだけれど、だんだんこういう商売やってると慣れていかざるを得ないという」
まりやさんは最近ビールのCMで曲が使われていて、それを聴くとレコーディングのことを思い出したり、妙なフラッシュバックがあるとか。

よく似た質問で「CDとライヴで歌い方が多少異なるのはなぜなのか?」という質問。
いちばん最初に歌うのがレコードで、ライヴは回を重ねるうちにだんだん練れていく。スタジオで一人で歌うのと、お客さんを前にした緊張感の中での表現は違う。達郎さんの場合はレコードはライヴを絶対越えられないという。

・MY GIFT TO YOU
1993年のアルバム『SEASON'S GREETINGS』に入ってるアレキサンダー・オニールのカヴァーで「MY GIFT TO YOU」。

・サンソンを聴く
リスナーから「達郎さんは落語を聞きながら眠るそうですが、まりやさんは眠るまでの間、何か聴いたりするのでしょうか?」という質問。
その日レコーディングとかあれば、その音源をチェックしたりするけれど、最近はradikoのタイムフリーで、聴き逃したサンソンを聴いてるそうだ。達郎さんは朝起きてレコーディング中の音源をチェックするとか。朝9時ごろに一度目が覚めて、そのときにチェックすると気になって眠れなくなるという。

・シソンヌじろう
リスナーから「お笑い好きのまりやさんの今年のイチオシは?」という質問。
シソンヌのじろうさんが大好きなんだとか。達郎さんの好きな落語は詳しくはないけれど、立川志の輔さんが伊能忠敬の落語をやってることは知ってるという。まりやさんは伊能忠敬に興味があるそうだ。

・プレゼント
リスナーから「今まででいちばんうれしかったプレゼントは何ですか?」という質問。
まりやさんはクリスマスにお父様の外国人の友人から送られてきた長靴に入ってるお菓子。まりやさんが5歳ぐらいだから1960年ごろの話。達郎さんはX-15のプラモデル。小学校一年生のときだとか。

・SPECIAL DELIVERY~特別航空便~
今年はなぜかメールのリクエストが「SPECIAL DELIVERY~特別航空便~」に偏ってるという。1981年のアルバム『PORTRAIT』の収録曲。青山純さんのドラム、伊藤広規さんのベース、乾裕樹さんのキーボード、達郎さんのギター。ふたり亡くなってるそうだ。

・ハマった食べもの
ハガキで「SPECIAL DELIVERY」をリクエストしたリスナーから「今年ハマった食べものは何ですか?」という質問。
まりやさんはサクサクしょうゆ。達郎さんはうずらのたまごに味をつけたもの。

・プレゼント
今年は4月にまりやさんとしては初になるという有料配信ライヴの告知を兼ねて夫婦放談番外編をオンエアしたので、サンソンで夫婦放談を3回。11月3日文化の日のFM FESTIVAL 2021「竹内まりや RADIO Turntable presented by 楽天カード」の中でも番外編をオンエアしてプラス1。なのでプレゼントのネタが無くなったという。今年は達郎さんのファンクラブで毎年作ってる、とり・みきさんのイラストによる「タツローくん卓上カレンダー」。達郎さんのサイン入りで20名にプレゼント。

・プラスティック・ラブ
ハロー! プロジェクトの7人組のグループ、JUICE=JUICEが「プラスティック・ラブ」をカヴァー。この人たちは今年の4月にシュガーベイブのレパートリーで46年前のシングル「DOWN TOWN」をカヴァーしている。今回の「プラスティック・ラブ」も「DOWN TOWN」のカヴァー・ヴァージョンと同じくスウェーデンのアンダース・ダンビックがアレンジをしている。ディズニー映画の『ダンボ』がティム・バートン監督により実写で映画化された折り、まりやさんが日本版のエンド・タイトル「BABY MINE」を担当したが、その編曲をしている人。

11月3日にまりやさんの「PLASTIC LOVE」のアナログ12インチ・シングルが発売された。もともとは1984年にクラブ・ミックス、いわゆるエクステンデッド・ヴァージョンを道楽で作り、そのときにそれを12インチ化して発売したもの。当時のジャケットから変更して、最近よくネット等に出ている80年代の「SWEETEST MUSIC」のジャケットを使用している。こちらの方が今は「PLASTIC LOVE」と切っても切れない仲になってしまったので、これを使っている。オリジナルの12インチはクラブ・ミックスのB面がリミックス・ヴァージョンだったが、今回は1984年に発売した『VARIETY』に入ってる「PLASTIC LOVE」のオリジナルのミックスで12インチ化している。アナログの要望が高かったので、待望の12インチ化になる。同時に1984年の『VARIETY』と1987年の『REQUEST』のアナログ盤を再発した。

・SWEETEST MUSIC
デヴィッド・ラズレーが亡くなった。ジェームス・テイラーのバック・コーラスでまりやさんがすごく好きな人。セッション・シンガーでシンガー・ソングライター。ピーター・アレンが作曲、デヴィッド・ラズレーの作詞した「SWEETEST MUSIC」を追悼してオンエア。1980年のアルバム『MISS M』のA面1曲目。
曲をかけ終えて。達郎さんのアルバム『CIRCUS TOWN』の「WINDY LADY」や「CIRCUS TOWN」を英語詞でアメリカに売り込もうという音楽出版社の計画があって、そのデモテープをデヴィッド・ラズレーが歌っているそうだ。今週のオンエアのために音源を探したけれど出てこなかったという。

・THE CHRISTMAS SONG〜HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS
1990年に達郎さんが服部克久さんに依頼したのが、まりやさんの「THE CHRISTMAS SONG」と達郎さんの「HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS」のクリスマス・ソングのメドレー。この仕上がりがすごくよかったので1993年に『SEASON'S GREETINGS』をやろうと思ったとか。達郎さんの『SEASON'S GREETINGS』に入ってる「HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS」はこのときのメドレーと同じで、まりやさんは1992年のアルバム『QUIET LIFE』でリレコしているがアレンジは同じ。

今週、来週は誕生日代読メッセージはお休み。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2021年12月26日は、引き続き「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
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Sunday Song Book #1522

2021年12月12日 | Sunday Song Book

2021年12月12日プレイリスト「年忘れリクエスト大会」
1. WHITE CHRISTMAS~ クリスマス・イブ / 山下達郎 2021 版 12/15日発売
2. GOOD GOLLY, MISS MOLLY / LITTLE RICHARD '58
3. COULD IT BE I'M FALLING IN LOVE / SPINNERS '72
4. BEGGIN' / THE FOUR SEASONS '67
5. THIS TIME THEY TOLD THE TRUTH / Z.Z.HILL "LET'S MAKE A DEAL" '78
6. LADY, SWEET LADY / BARRY WHITE "BARRY WHITE'S SHEET MUSIC" '80
7. BUY FOR ME THE RAIN (LIVE) / THE NITTY GRITTY DIRT BAND "ALIVE" '69
8. SAMBA DE UMA NOTA SO (ONE NOTE SAMBA) / JOAO GILBERTO "O AMOR, O SORRISO E A FLOR (愛と微笑みと花)" '60
9. YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW / 山下達郎 "オン・ザ・ストリート・コーナー 2" '86
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■内容の一部を抜粋
・近況
12月もあとちょっと、三週間。達郎さんは盆も正月もないという文字通りそんな感じでニュー・アルバムのレコーディングをうんうん唸りながらやっているそうだ。

・年忘れリクエスト大会
今週も先週に引き続いて年末恒例の「年忘れリクエスト大会」。

・WHITE CHRISTMAS~ クリスマス・イブ
今週12月15日に「クリスマス・イブ」の2021年ヴァージョンが期間限定で発売される。毎年いろいろな仕様で発売しているが今年は、昨年ウイルス騒ぎでスタジオ収録できなかったときに、既存のカラオケとアカペラのカラオケを使って、「おうちカラオケ」と「おうちアカペラ」というかたちでたくさんオンエアした。もったいないのでそれをカップリングにして収録。「おうちカラオケ」は「Blow」と「Misty Mauve」と「Mighty Smile(魔法の微笑み)」の3曲。「おうちアカペラ」は「おやすみロージー」と「Love Can Go The Distance」の2曲。この5曲を加えた、計8トラックのお徳用マキシシングルとして発売。今週は「ホワイト・クリスマス」のイントロ付き「クリスマス・イブ」。

・GOOD GOLLY, MISS MOLLY
まずはロックンロール。リトル・リチャードの1958年全米10位、R&Bチャート4位の「GOOD GOLLY, MISS MOLLY」。

・COULD IT BE I'M FALLING IN LOVE
お次はフィラデルフィアもの。スピナーズ1972年、全米ソウル・チャートNO.1、全米チャート4位のミリオンセラー、トム・ベルの傑作「COULD IT BE I'M FALLING IN LOVE」。作曲、コンダクト、アレンジはトム・ベル。全盛期のフィリー・サウンドの真髄。

・BEGGIN'
リクエストしたリスナーから最近、イタリアのモネスキンというバンドが、フォー・シーズンズの「BEGGIN'」をカヴァーしてヒット・チャートの上位に食い込んでいるので、そのオリジナルを最高の音質で聴きたい、また先日テレビで嵐の櫻井翔さんがモネスキンの「BEGGIN'」が最近気になってる曲と発言していたので若い人からも注目されてるとのこと。モネスキンのヴァージョンはサブスクで聴いてもらってと達郎さん。ザ・フォー・シーズンズの1967年、全米16位の「BEGGIN'」。実験的なアプローチで、割とサイケな構成とのこと。

・THIS TIME THEY TOLD THE TRUTH
リクエストはジージー・ヒル。達郎さんがジージー・ヒルのアルバムでいちばん好きな『LET'S MAKE A DEAL』から「THIS TIME THEY TOLD THE TRUTH」。1978年、全米ソウル・チャート42位。フレデリック・ナイトの曲で全部Tで統一している。

・LADY, SWEET LADY
バリー・ホワイトの1980年のアルバム『BARRY WHITE'S SHEET MUSIC』から「LADY, SWEET LADY」。

・今後の予定
来週19日と今年最後の26日はこれも毎年年末恒例の竹内まりやさんをゲストに迎えて「年忘れ夫婦放談」。今回は2週分を一緒に今週末収録予定なので、竹内まりやさんのリクエストを現在募集中。年明けは宮治淳一さんをゲストに迎えて「新春放談」。

・クリスマス・イブ 2021 version
今週の水曜日、12月15日に「クリスマス・イブ」の2021年ヴァージョンが期間限定で発売される。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・プレーヤーとカートリッジ
リスナーから「達郎さんが今使ってるアナログ・プレーヤーに使ってるカートリッジと針を教えてください」という質問。
針はシュアーのタイプIIIとタイプIVを使い分けているそうだ。タイプIIIもタイプIVも一生使える分だけのストックを持っているとか。

・BUY FOR ME THE RAIN (LIVE)
リクエストはニッティ・グリッティ・ダート・バンドの「BUY FOR ME THE RAIN」。ニッティ・グリッティ・ダート・バンドのデビュー・ヒットになるけれど、デビューした頃はジャグ・バンドで廃材のモップとか洗濯板とか金だらいを楽器にして演奏していた。古くからのストリート・ミュージックのジャグ・バンドの形態でスタートしたけれど、途中から普通のバンドになった。「BUY FOR ME THE RAIN」はスティーヴ・ヌーナンのペンになる曲。スタジオ・レコーディング・ヴァージョンはアル・キャップスのアレンジで、弦からいろいろ入っていてオーバー・プロデュース気味。でも「BUY FOR ME THE RAIN」はジャグ・バンドのスタイルで聴くと趣がすごくある曲なので、1969年に発売されたライヴ・アルバム『ALIVE』のヴァージョンの方が格段にいい。番組で「BUY FOR ME THE RAIN」をかけるのは2回目か3回目、いつもライヴ・ヴァージョンをオンエアしている。邦題は「雨を降らして」。
曲をかけ終えて。達郎さんはニッティ・グリッティ・ダート・バンドと縁があって、FENで聴いていたらバンジョー奏者のジョン・マッキューアンがゲストで出てきたり、ゴー・ゴー・フラバールというテレビを観ていたらニッティ・グリッティ・ダート・バンドがこの「BUY FOR ME THE RAIN」を演奏して、すごく良くて一所懸命レコードを集めたそうだ。

・SAMBA DE UMA NOTA SO (ONE NOTE SAMBA)
ジョアン・ジルベルトの1960年のアルバム『O AMOR, O SORRISO E A FLOR (愛と微笑みと花)』から「SAMBA DE UMA NOTA SO (ONE NOTE SAMBA)」。アントニオ・カルロス・ジョビンとニュウトン・メンドンサの作品。ボサノヴァ運動の象徴の一曲。

・YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW
1986年のアルバム『ON THE STREET CORNER 2』からスタイリスティックスのカヴァー「YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2021年12月19日は、年末恒例「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1521

2021年12月05日 | Sunday Song Book

2021年12月05日プレイリスト「年忘れリクエスト大会」
1. クリスマス・イブ / 山下達郎 2021 版 12/15日発売
2. GLORIA / THEM '65
3. LOOK-KA PY PY / THE METERS '70
4. I DON'T WANT OUR LOVING TO DIE / THE HERD '68
5. I NEVER DREAMED / THE COOKIES '64
6. EVERYONE NEEDS SOMEONE TO LOVE / CLIFF RICHARD "LOVE IS FOREVER" '65
7. SHINING FROM THE INSIDE (CM 30 Sec) / 山下達郎
8. YOU NEEDED ME / ANNE MURRAY '78
9. WONDER WHY / SARAH VAUGHAN "AFTER HOURS" '61
10. 言えなかった言葉を~2000Tの雨 (LIVE) / 山下達郎 '02
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■内容の一部を抜粋
・近況
一昨日12月3日(金)に半蔵門のTOKYO FMホールで、「山下達郎 サンデー・ソングブック 1500回記念トーク&ライヴ supported by Rakuten Card」を行った。
「久しぶりにお客さんの前で喋って演奏して、なんか娑婆に出てきた、そういう感じがいたします。とっても幸運なお客さんでございまして、とってもいいお客さんでありました」と達郎さん。この模様は12月30日(木)にJFNのネットでオンエア予定。番組収録は1500回記念トーク&ライヴ翌日の土曜日なので、声が太く低音になってるとのこと。レコーディングは歌入れとかコーラスとかはじまってるので、また少しずつ声が戻ってくるという感じ。

・年忘れリクエスト大会
番組は12月に入ると毎年恒例の「年忘れリクエスト大会」。パート1。

・クリスマス・イブ
今年も「クリスマス・イブ」の2021年ヴァージョンが12月15日に期間限定で発売される。今年初の「クリスマス・イブ」。たくさんリクエストが集まってるという。

・GLORIA
久しぶりにゼムの「GLORIA」。ヴァン・モリソンの名唱。でもイギリスではヒットしておらず、アメリカで最初にチャートインしたのが1965年で93位、翌年リチャートして71位。この曲をカヴァーしたTHE SHADOWS OF KNIGHTのヴァージョンが全米10位。これでアメリカでは有名になり、その後ドアーズのカヴァーとかいろいろな人がカヴァーしているが、でもオリジナルが最高で、緩急というか、1965年でこの演奏、この歌、パンキッシュな感じでたまらないと達郎さん。

・LOOK-KA PY PY
次はニューオリンズもの。ザ・ミーターズの1970年のR&Bチャート11位、全米56位、ニューオリンズ・ファンにはお馴染みの「LOOK-KA PY PY」。

・I DON'T WANT OUR LOVING TO DIE
ピーター・フランプトンが在籍していたことで有名なザ・ハート。ピーター・フランプトンが超アイドルでイギリスで絶大な人気を誇っていたが、それが嫌でバンドを抜けてハンブル・パイ、そしてソロになった。そのザ・ハートの1968年、全英5位の「I DON'T WANT OUR LOVING TO DIE」。邦題は「二人だけの誓い」。

・I NEVER DREAMED
ザ・クッキーズの1964年のラス・タイトルマンとジェリー・ゴフィンの名作「I NEVER DREAMED」。
曲をかけ終えて。最後にスクラッチ・ノイズが入っており、「おしまいにスクラッチがきますが、オリジナル45回転でお聴きをいただいてますので我慢してください」と達郎さん。

・EVERYONE NEEDS SOMEONE TO LOVE
クリフ・リチャードの1965年のアルバム『LOVE IS FOREVER』に入ってるバート・バカラックとハル・デイヴィッドのいい曲「EVERYONE NEEDS SOMEONE TO LOVE」。イギリスのアレンジなのでまた音がいいと達郎さん。
曲をかけ終えて。「しかしイントロはじまったと思ったら半音上がって、エンディングは半音下がって、また半音下がって。変態(笑)、すごい。ククク。えー、すごい」と達郎さん。

・今後の予定
来週も引き続き「年忘リクエスト大会」。12月19日、26日は、これもお馴染み竹内まりやさんをゲストに迎えて「年忘れ夫婦放談」。「年忘リクエスト大会」へのリクエスト、竹内まりやさんのリクエストを現在募集中。年明けは宮治淳一さんを迎えて「新春放談」。「新春放談」は前録りなので、どれだけリクエストに応えられるかわからないとのこと。

・クリスマス・イブ 2021 version
今年も「クリスマス・イブ」のCDマキシシングルが発売される。毎年いろいろな仕様で発売しているが今年は、昨年ウイルス騒ぎでスタジオ収録できなかったときに、既存のカラオケとアカペラのカラオケを使って、「おうちカラオケ」と「おうちアカペラ」というかたちでたくさんオンエアした。もったいないのでそれをカップリングにして収録。「おうちカラオケ」は「Blow」と「Misty Mauve」と「Mighty Smile(魔法の微笑み)」の3曲。「おうちアカペラ」は「おやすみロージー」と「Love Can Go The Distance」の2曲。この5曲を加えた、計8トラックのマキシシングルとして発売。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・山下達郎 サンデー・ソングブック 1500回記念トーク&ライヴ supported by Rakuten Card
12月30日(木)の午後2時にオンエア予定。トークのところはクリス松村さんと対談したとのこと。ライヴは山下達郎、伊藤広規、難波弘之の3人ライヴ。

・TBCのCM
現在、TBCのCMに達郎さんの新曲が流れている。「SHINING FROM THE INSIDE」というアカペラの英語の歌詞。今度のアルバムに収録するのでフル・ヴァージョンのミックスは終わっているとのこと。

・SHINING FROM THE INSIDE(CM SIZE)
「SHINING FROM THE INSIDE」にリクエストが集まってるが今日はCMサイズの30秒のヴァージョン。
曲をかけ終えて。TBCのCMとは別でソシエのCMでAメロ、違うメロディーの部分がオンエアされている。そのヴァージョンは来週オンエア予定。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・YOU NEEDED ME
アン・マレーの最大ヒット。1978年の全米NO.1の「YOU NEEDED ME」。ランディ・グッドラムの素晴らしい曲に、アン・マレーの素晴らしいヴォーカル、素晴らしいオーケストレーション。邦題は「辛い別れ」。

・WONDER WHY
サラ・ヴォーンの1961年のアルバム『AFTER HOURS』は達郎さんがすごく好きなアルバムで、ギターとベースとヴォーカルだけで全曲演奏されている。シンプルだけど素晴らしいサラ・ヴォーンのヴォーカルが際立つ一枚。このアルバムに入ってる1951年の映画『RICH YOUNG & PRETTY』に使われてる「WONDER WHY」。曲を書いてるのはサミー・カーンとニコラス・ブロズキーのコンビで、達郎さんが『SEASON'S GREETINGS』でやってる「BE MY LOVE」の作曲コンビ。

・ジャケ買い
群馬県伊勢崎市のリスナーから「達郎さんがジャケ買いして印象深いアルバムは何かありますか?」という質問。
達郎さんのジャケ買いの最高のものはトーキング・ヘッズの1983年のアルバム『SPEAKING IN TONGUES』。アルバム・ジャケットはロバート・ラウシェンバーグがデザインしたプラスティックのケースで、達郎さんはロバート・ラウシェンバーグを家に飾ってるので、『SPEAKING IN TONGUES』を3枚購入したそうだ。1枚は封を切ったが2枚は保存盤として残ってるという。ジャケ買いであんまり成功例はないとか。

・言えなかった言葉を〜2000トンの雨(LIVE)
1977年のアルバム『SPACY』に入ってる「言えなかった言葉を」にリクエスト。今日はファンクラブの10周年記念のイベントか何かのおまけCDに収録したライヴ・ヴァージョン。市販してないヴァージョンで「言えなかった言葉を」から弾き語りで「2000トンの雨」を歌ってる。時間まで。



■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2021年12月12日は、引き続き「年忘れリクエスト大会」
http://www.tatsuro.co.jp
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佐野元春 & The Coyote Band ZEPP TOUR 2021 Zepp Namba Osaka公演

2021年12月04日 | 佐野元春

個人サイトに佐野元春 & The Coyote Band ZEPP TOUR 2021
Zepp Namba Osaka公演のレビューをアップしました。
よろしくお願いします。

11月11日にZEPP TOUR 2021がスタート。
新曲以外にどんな曲がセットリストに入るのか、気になってたのですが、
そんなところでトライアングル2の40周年盤が出ることになって、
もしやトライアングル2の収録曲やるのか、なんて考えたりして。

それでちょっと調べてみたら、
前回の30周年盤が出た2012年はSmoke & Blueのライヴ・ツアー中でした。
セットリストには「マンハッタン・ブリッヂにたたずんで」。
やってたんですね。
今回はコヨーテバンドなので「彼女はデリケート」が来るんじゃないのかと予想。
トライアングル2に入ってる「彼女はデリケート」。
なんとなくタイムリーですよね。いろんな意味で(笑)。
やってくれたら深読みするんじゃないかと思いました。

で、実際に大阪公演の1日目に演奏したんです。うれしかったです。
でも、誰か特定の女性を思い浮かべることもなく、深読みとか何もしませんでした。
まぁ、そんなものかもしれません。
後日、個人サイトで、
CLUB CIRCUIT TOUR「ソウルボーイへの伝言 2019」のセットリストを見たんですけど、
アンコールで「彼女はデリケート」やってた(笑)。
記憶から消えてました。

大阪公演二日目。
アンコールでサンタ帽をかぶりクリスマスツリーをステージに置いた元春。
当然、「Christmas Time In Blue」か「みんなの願いかなう日まで」を期待しますよね。
会場が盛り上がる中、クリスマスツリーに灯りを点し、
そろそろかと思っていたら「悲しき Radio」。
何かぶっつけ本番で演奏したんじゃないかという感じで、
歌詞が前後してたり、"ダウンタウン"って二回くらい出てきたり。
"この素晴らしい大阪の夜"も二度(笑)。
さぁ、もう歌うのかなと期待してたんですが、
最後の曲は「Young Forever」。
歌わへんのか〜い(笑)。
それでも、こんな楽しいハプニングはライヴならでは。
ある意味で伝説的な夜だったと言えるかもしれません。

そうですね。
大阪の初日に話は戻るんですが、
アンコールの最後、メンバーがステージの前に出てきたとき、
盛大なアプローズが起こり、元春とコヨーテバンドは円陣を組んでもう1曲披露しました。
それぞれの位置に向かうバンド。スパムの背中を叩く元春。
「アンジェリーナ」が演奏されました。
コヨーテバンドは今、あるチャプターのピークに達している。
そう思いました。
コメント (2)
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