20 ~はたちの頃

2008年09月30日 | 佐野元春

個人サイトSITEDOIに『20 ~はたちの頃』をアップしました。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/index.htm

10月17日(金)にフジテレビ系列で放送される『僕らの音楽』に
織田裕二とのコラボレーションで佐野元春が出演するようです。
http://www.moto.co.jp/
http://www.fujitv.co.jp/ourmusic/index2.html

■僕らの音楽
フジテレビ
10月17日(金) 23時30分~24時00分
#227 織田裕二
コラボレーション 佐野元春


そして「どしゃぶり」の夜にはこの話題を。

・STRUTTIN' UNLIMITED.



井上富雄がソロ・プロジェクト「STRUTTIN' UNLIMITED.」名義で待望のアルバム『Dream Ensemble』を発表。
DJ/プロデューサーの井出靖がスタートさせた新レーベル「GRAND GALLERY JAPAN」からの発売。
http://www.tomioweb.com/

GRAND GALLERY JAPANの公式サイトで試聴できます。
http://www.grandgallery-japan.jp/

MY SPACE
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=1003659642

Dr.kyOnが参加した7曲目の「Turtle Creek」は
3月10日に京都RAGで行われたホボキン・セッションで演奏しました。
タイトルはアルバム『The Barn』をレコーディングしたウッドストックの
スタジオの脇にあった池の地名だそうです。
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Sunday Songbook Playlist

2008年09月28日 | Sunday Song Book

<09月28日プレイリスト>
[棚からひとつかみ]
プラスティック・ラヴ/竹内まりや "エクスプレッションズ" 10月01日発売ベスト・アルバム '08('84)
19TH NERVOUS BREAKDOWN(STEREO)/THE ROLLING STONES '66
RUN AWAY/THE SALSOUL ORCHESTRA "MAGIC JOURNEY" '78
THE COLDEST DAYS OF MY LIFE/THE CHI-LITES '72
涙のワンサイデッド・ラブ/竹内まりや "エクスプレッションズ" 10月01日発売ベスト・アルバム '08('79)
カムフラージュ/竹内まりや "エクスプレッションズ" 10月01日発売ベスト・アルバム '08('98)
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■内容の一部を抜粋
・近況
オフなので普段会えない人と会ったり、美術館に行ったり、映画を観たり、本を読んだり、レコードを整理したりして、のんびりと過ごしているそうだ。
10月に入ると年末からはじまるライヴ・ツアーの準備と、スタジオ仕事をちょっとはじめたりする予定。

・プラスティック・ラヴ
今週の水曜日、10月1日にまりやさんのデビュー30周年記念のコンプリート・ベスト・アルバム『EXPRESSIONS』が発売となる。RCA(今のBMG)からワーナーまでレコード会社の垣根を越えて、人気投票と本人の主観によって全42曲が選ばれた。CD3枚組で全曲最新デジタル・リマスタリングが施されている。初回盤『EXPRESSIONS』は特別仕様パッケージの4枚組でファン投票のトップ10をオリジナル・カラオケで収録したボーナス・ディスクが付く。60ページのブックレットにはまりやさん本人による全42曲曲目解説、タツローさんのライナー、天辰保文さんのライナーが収録されている。

「プラスティック・ラヴ」は1984年のムーン・レーベル移籍第一弾アルバム『VARIETY』に収録。シングルになってないが隠れた名曲として人気がある。

・19TH NEWVOUS BREAKDOWN
ローリング・ストーンズ、1966年の大ヒット。邦題「19回目の神経衰弱」。
半年ぐらい前にオリジナルのモノラル・ヴァージョンをかけたが、今回プロモ盤のボーナス・トラックとして収録されたリアル・ステレオ・ミックス(ヴァージョン)が見つかった。

・RUNAWAY
今年は国内のレコード会社からオールディーズもののCDの再発が多い。今週もその中から紹介。
ビクターがサル・ソウル・レーベルの作品をリイシュー。
サル・ソウル・オーケストラは'70年代のフィラデルフィア・サウンドを担ったMFSBのリズム・セクションが中心となって結成したスタジオ・ミュージシャンのプロジェクト。「RUNAWAY」は1977年の4枚目のアルバム『MAGIC JOURNEY』に収録された曲。全米ソウル・チャート84位。リード・ヴォーカルはロリータ・ハロウェイ。プロデュースはビンセント・モンタナ・ジュニア。バイブ奏者でアレンジャーとしても知られている。「RUNAWAY」はエンディングにそのビンセント・モンタナ・ジュニアの素晴らしいバイブ・ソロを大フィーチャーしている1曲。

・デジタル・リマスタリング
タツローさんは「1630」というビデオ・テープのマスターでずっとデジタル・リマスタリングをやっていたとか。今ではPCMのデータでやってるそうだ。
'60年代、'70年代のアナログ・マスターは音の劣化が出てきている。今のデジタル・リマスタリングの技術でもテープ自体の劣化は改善されないのだとか。'80年代の初期に初CD化されたCDの音源からデジタル・プログレッシングで音圧を上げてやったほうが、アナログ・マスターよりマスターの音がいいので、けっこういい音になったりするらしい。

・紙ジャケ・ブーム
最近流行の紙ジャケは最小ロットでの販売で、追加注文を受け付けてない。売り切れたらそれで終わり。ひどい時は数百枚しか発売されないらしい。洋楽の紙ジャケ・ブームはそういう仕組みとなっている。

・THE COLDEST DAYS OF MY LIFE
ユージン・レコードが率いるチャイライツはシカゴを代表するヴォーカル・グループ。今回は4枚目のアルバムから。アナログB面の最後に収録されたのが「THE COLDEST DAYS OF MY LIFE」。チャイライツの最高傑作でアルバム・ヴァージョンは8分半。シングル・ヴァージョンはその前半部分で4分ちょっと。今回の日本盤リイシュー盤にボーナス・トラックで収録されている。しかしながらデジタル・リマスタリングの音がよくないので、放送ではアルバム・ヴァージョンをCMまでオンエア。

・NHK連続テレビ小説『だんだん』
9月29日(月)からはじまるNHK連続テレビ小説『だんだん』の主題歌とナレーションをまりやさんが担当することになった。
「だんだん」は出雲の言葉で「ありがとう」の意味だとか。主題歌「縁(えにし)の糸」のテレビ・サイズを来週オンエアする予定。

・ニューシングル
NHK連続テレビ小説『だんだん』の主題歌がニュー・シングルとして11月後半に発売の予定だとか。
「縁(えにし)の糸」。カップリングはNHKラジオ深夜便の"深夜便のうた"の「最後のタンゴ」。
3曲入りでもう1曲はNHK「みんなのうた」の「アップル・パップル・プリンセス」。作曲は加瀬邦彦さん。これまで未CD化だった。

・涙のワンサイデッド・ラヴ
後半はコンプリート・ベスト・アルバム『EXPRESSIONS』ミニ特集。
1979年のRCAでの2枚目のアルバム『UNIVERSITY STREET』収録の「涙のワンサイデッド・ラヴ」はタツローさんがアレンジを担当した。作詞作曲はまりやさん。

・カムフラージュ
1998年の木村拓哉さん、中山美穂さん主演のドラマ『眠れる森』の主題歌。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
10月05日は、「サントラで棚からひとつかみ」
http://www.smile-co.co.jp/tats/
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アサヒビール大山崎山荘美術館

2008年09月27日 | 京都
アサヒビール大山崎山荘美術館。
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/

JR山崎駅からは無料の送迎バスが出ているということだったが、
時刻表を見ると20分に1本くらいしか運行してない。
タイミング悪く到着したので、徒歩で美術館まで行くことにした。
約10分くらいの行程だとか。

しかし、僕はよく知らなかったのだが、
坂道を登ってゆくと天王山に行っていくのだ。
これではまるでハイキングではないか !(苦笑)
山の中は秋分の日だというのにまだ蝉が鳴いていた。

トンネルがあったのでようやく到着かと思えばまだ続く坂道。



ここが山荘の表門。
緑深くてピースフルな雰囲気。



赤い煙突屋根の山荘。ここが美術館。



実業家加賀正太郎がイギリスの山荘を参考にして建てたそうだ。
1990年頃に老朽化のため取り壊しの危機を迎えたが、
アサヒビールが買い取り、安堵忠雄と共に再建し、
1996年美術館になったという。

美術館の入口。



大正から昭和初期に建てられた大山崎山荘。
2004年に有形文化財として登録されたそうだ。
内部は本当にクラシックで素晴らしいのだが残念ながら撮影禁止。

しかし、中庭が見渡せるテラスは記念撮影のため解放されている。



睡蓮の池の向こう側に遠く塔屋が見える。
「白雲塔」といって山荘建設の最初の段階で建てられたとか。
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/history/history01.html

本館の二階には古いロシア製のオルゴールが展示されている。
1時間毎にオルゴールが鳴らされる。

豪華なシャンデリアもあった。
山荘のバスルームも公開されている。



タイル張りで洗面所とトイレが併設されていた。
トイレは使用禁止で閉鎖されていた。

本館の二階には喫茶室がある。
ここはオープンカフェになっている。
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/rest/opencafe.html

まずはテラスに出て眺望を楽しんだ。
庭園が見下ろせる。





テラスにはアサヒビール東京工場竣工記念のタイル作品が展示されている。



左は濱田庄司の作品。
右がバーナード・リーチの作品。

喫茶室ではアイス・コーヒーとアサヒビール特製のワイン・ケーキを注文。



大山崎山荘が誇る庭園を散策した。

水辺の風景。



秋分の日といえどもこの日はまだ暑かった。
秋が深まり紅葉の季節になる頃また訪れたい。

広い庭園の中には彫刻もある。
バリー・フラナガンの「ボールをつかむ鉤爪の上の野兎」。



庭園から山荘を眺める。



ウッドストックには行ったことがないけれど
僕にはここがウッドストックと重なって見えた。

=おまけ=

山荘のあのトンネルから表門までの途中にあるレストハウス。



昔は車庫だったとか。
ここも有形文化財として登録されている。

帰りにはタイミングよく送迎バスが来た。

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青のコレクション -ピカソの青 モネの青-

2008年09月26日 | アート
9月23日(火・祝) 晴れ。
京都のアサヒビール大山崎山荘美術館に行ってきた。
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/

アサヒビール大山崎山荘美術館では9月10日(水)から12月7日(日)まで
「青のコレクション -ピカソの青 モネの青-」が開催されている。
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/tokubetu/syosai21/

アサヒビールは来年、創業120周年を迎えるそうだ。
今回は創業120周年に先立って行われる企画展で、
アサヒビールのシンボル・カラー「青」をテーマに
絵画や陶芸、染色作品を約100点紹介するというもの。

本館の山荘ではアサヒビール初代社長山本爲三郎が
蒐集した「山本コレクション」の中から企画展に合わせて
美術作品が展示されていた。
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/collection/yamamoto.html

安藤忠雄が設計した新館がメイン会場となる。
新館は天王山の環境と庭園に調和した作りでギャラリーは地下にある。
外観はこんなふうで天窓のほかは植栽されている。
屋上緑化みたいな感じ。



地下のギャラリーには通路を降りて行く。



安藤建築らしいコンクリート打ちっ放しの作り。



円形のギャラリーに入るとすぐ目の前に、
ピカソの「青の時代」の作品『肘をつく女』が展示されている。

円形の壁に沿って展示されているのはクロード・モネの作品。
モネ晩年の傑作といわれる『睡蓮』の連作がずらり。

中央に真っ白な円柱があって中に入ると
ジョルジュ・ルオーの『聖顔』が展示されている。
この円柱の真上に天窓があり日が差し込むとぱぁっと明るくなる。
光のマジックという意趣を凝らした作りが素晴らしかった。
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おおはた雄一 アコースティック・ライヴ&サイン会

2008年09月25日 | Live

9月21日(日) 雨。
梅田NU茶屋町のタワレコで行われたおおはた雄一 のインストア・ライヴを聴きに行った。

ジェシー・ハリス、リチャード・ジュリアン共同プロデュースによってニューヨークで録音したニュー・アルバム『music from the magic shop』発売記念のインストア・ライヴ。

開演前のリハーサルにお馴染みのチェックのシャツで現れたおおはた雄一 。今回のギターは鷲見ギター。
http://blog.yuichiohata.com/

軽くサウンドチェックした後で高田渡の「コーヒーブルース」を披露した。実はこの日は午後2時からJEUGIYA四条店でインストア・ライヴがあって、いつでも演奏できる状態であったらしく、「このままはじめてもいいんですが」と話していた。

アコースティック・ライヴはアルバム『music from the magic shop』の1曲目に収録されている「Starship -スターシップ」ではじまった。独特の浮遊感を感じさせる曲調。喋るように自然に歌うヴォーカル・スタイルはハナレグミの永積タカシを彷彿とさせる。

やさしい感じの弾き語りが印象的だった「As time goes by -時がたてば」は『music from the magic shop』のリード曲といってもよい曲。胸に迫る演奏だった。

アルバムではリチャード・ジュリアンと向き合って二人でギターを弾いてレコーディングしたという「For The Last -おやすみ」。リチャード・ジュリアンはそのときのことが印象深くて「いいテイクが録れてよかった」と話してくれたのだそうだ。

「Suna-arashi -街と砂嵐のバラッド」は一転してグルーヴィーな曲。会場でハンド・クラップが起こり、とてもエキサイティングなパフォーマンスとなった。

最後の曲は「By the fire -火のそばに」。おおはた雄一はギターを持って旅をしながら歌うという暮らしをしている。実は大阪にはそうした暮らしをしているAZUMIさんというミュージシャンがいて、そのスタイルに影響を受け、後を追うように真似をしているのだと話した。「せっかく大阪に来れたのだから、一緒にセッションしたい」と話しステージに招き入れた。よく会ってるのにセッションするのははじめてということだった。

「By the fire -火のそばに」はスケールが大きくてとてもロマンチックな曲。おおはた雄一とAZUMIさんは向き合いながらしっとりと音を合わせた。エンディングにブルース・セッションがあった。

■おおはた雄一 アコースティック・ライヴ&サイン会
2008年9月21日(日) タワーレコード梅田NU茶屋町6Fイベントスペース
整理番号A11

おおはた雄一(Vocal, Guitar)
AZUMI(Guitar)

Setlist
1 Starship -スターシップ
2 As time goes by -時がたてば
3 For The Last -おやすみ
4 Suna-arashi -街と砂嵐のバラッド
5 By the fire -火のそばに



終演後のサイン会でアルバム『music from the magic shop』プレミアム・エディションに入れてもらったサイン。

実は僕のほうが9歳も年上なのに「くん」と書かれてしまった(苦笑)。
「よしっ」とか言いながらおもしろいおおはた雄一くんでした。
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JAPANESE GIRL -Piano Solo Live 2008-

2008年09月24日 | iPod/iTunes

矢野顕子が2008年3月21日にすみだトリフォニーホールで行ったデビューアルバム『JAPANESE GIRL』の全曲弾き語りライブ。
この記録的な弾き語りライブが今日、iTunes Storeで限定リリースされました。
吉野金次の復帰第一作となる作品だそうです。デビューアルバムのエンジニアも吉野金次でした。

●JAPANESE GIRL -Piano Solo Live 2008-

矢野顕子 - JAPANESE GIRL -Piano Solo Live 2008-


で、あっこちゃんといえばニュー・アルバム『akiko』が10月22日にリリースされます。
プロデューサーにT・ボーン・バーネットを迎えて制作されたそうです。
通常の日本語盤に、日本語曲6曲を英語詞にした英語版を加え、
特典映像DVDが入ったコンプリート・ボックスも初回限定生産で発売するそうです。

akiko
発売日:2008年10月22日
通常盤:YCCW-10089 定価3,150円(税抜3,000円)



akiko -Complete Box-
コンプリートボックス: YCCW-10090~91 定価5,775円(税抜5,500円)



<収録曲>
1. When I Die
2. Evacuation Plan
3. The Long Time Now / T Bone Burnett カバー
4. Song for the Sun
5. Whole lotta love / Led Zeppelin カバー
6. しまった
7. いい子だね
8. People Are Strange / The Doors カバー
9. The Wall
10. 変わるし


年末恒例の「さとがえるコンサート」も決定しましたね~。
その前にリサイタルも決定しています。

・矢野顕子リサイタル
12月9日(火)和光市民文化センター 大ホール
19:00開場 / 19:30開演
券種/料金(税込):全席指定 6,000円(税込)
お問い合わせ:サンアゼリア 048-468-7771
チケット一般発売日:2008年9月28日(日)

■矢野顕子さとがえるコンサート2008 『akiko』
Akiko Yano (pf, vo)
Marc Ribot (g), Jay Bellerose (ds), Jennifer Condos (b)

・12月14日(日)NHKホール(東京)
18:15開場 / 19:00開演
券種/料金(税込):全席指定 6,800円(税込)
お問い合わせ:ディスクガレージ 03-5436-9600
チケット一般発売日:2008年10月26日(日)

・12月16日(火)NHK大阪ホール
18:15開場 / 19:00開演
券種/料金(税込):全席指定 6,800円(税込)
お問い合わせ:キョードーチケットセンター 06-7732-8888
チケット一般発売日:2008年10月18日(土)

・12月17日(水)Zepp Nagoya
19:00開場 / 20:00開演
券種/料金(税込):全席指定 6,500円(税込/入場時にドリンク代+500円必要)
お問い合わせ:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
チケット一般発売日:2008年10月25日(土)
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アキレスと亀

2008年09月23日 | 映画

9月21日(日) 雨。

テアトル梅田で北野武監督作品『アキレスと亀』を観た。
http://www.office-kitano.co.jp/akiresu/

■アキレスと亀
テアトル2 11時45分の回 指定席C-01

[あらすじ]
幼い頃から絵を描くのが好きだった真知寿(まちす)。
父の会社の倒産、両親の自殺という辛苦を味わい、
やがて画家になるだけしかない人生を歩むことになる。

青年期には彼は生活のため働いていた印刷工場で
幸子という女性と出会い結婚する。
よき理解者を得た真知寿だが、
世間の評価や成功を得ることはできなかった。

中年になった真知寿。創作は続けるものの、
作品は全く売れず、
常軌を逸した創作姿勢に夫婦の絆も破綻してゆくのだった.....
------------------------------------------------------------------------

タイトルの「アキレスと亀」は、足の速いはずのアキレスが、鈍くても一歩一歩、着実に歩を進める亀を追い越すことができないという数学上の理論「ゼノンのパラドックス」という逆説からで、現実には詭弁であるそうだ。この作品では真剣にアートをやっていれば売れる売れないは別の話で、創作し続けること自体がアートで、それに意味があるし、いちばん大切なことなんじゃないだろうか、という北野武の想いが込められている。

『TAKESHIS'』、『監督・ばんざい!』とこの作品で三部作になるのだという。前の二作で俳優、映画監督としての北野武を自己批判したが、その答えとして『アキレスと亀』では、たとえ興行成績が悪くても、変わらずにこれから先も映画を撮り続けるのだということを表明している。

そういう意味で北野武監督作品の中でも異色で、拍子抜けするようなラストに観終わった後は、果たしてこれでよかったのだろうかと思ってしまったが、次作に繋がるような淡い期待感を胸の内に感じた。そうした希望というのは明らかに前作までの作品にはなかったもので、ある種の戸惑いがあったものの余韻が静かに心を満たしたのも事実であった。
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Sunday Songbook Playlist

2008年09月21日 | Sunday Song Book

<09月21日プレイリスト>
[棚からひとつかみ]
LA VIE EN ROSE~バラ色の人生/山下達郎 '07
AMOS MOSES/JERRY REED '70
JUST MY IMAGINATION/THE TEMPTATIONS "SKY'S THE LIMIT" '71
今日をこえて/岡林信康 "見る前に跳べ" '70
OH ME OH MY(I'M A FOOL FOR YOU BABY)/ARETHA FRANKLIN "YOUNG, GIFTED AND BLACK" '72
FOREVER SHE'LL BE MY SURFER GIRL/BRIAN WILSON "THAT LUCKY OLD SUN" '08
毎日がスペシャル/竹内まりや "エクスプレッションズ" 10月01日発売ベスト・アルバム
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
ようやく暇になり束の間の休暇を楽しんでるそうだ。10月に入るとライヴの準備に入るという。

・LA VIE EN ROSE~バラ色の人生
TBS系情報バラエティー番組「ブロードキャスター」のテーマ曲。昨日20日に番組は最終回を迎えたそうだ。
「スタッフのみなさまおつかれさまでございました。機会がありましたらまた一緒に仕事したいですね」とタツローさん。

・AMOS MOSES
ジェリー・リードが亡くなった。1937年生まれなので71歳だった。アトランタ生まれの南部人でシンガー、ソングライター、そして素晴らしいギタリストで、俳優でもあった。
「AMOS MOSES」はジェリー・リード最大のヒット曲。1970年、全米8位。

・JUST MY IMAGINATION
モータウンのスタッフ・ライター、ノーマン・ホイットフィールドが亡くなった。ヴァレット・ストロングの「MONEY」からはじまりテンプテーションズ、モータウンを辞めてからもローズ・ロイスなどたくさんの仕事に関わった。それまでのR&Bの概念を打ち破りヘヴィー・ファンクに新境地を見出した。
しかし、タツローさんはどちらかというとバラードに近いまったりとした抑制の利いた作風が好みなのだという。「JUST MY IMAGINATION」はテンプテーションズの最大ヒットでミリオンセラーとなった。1971年の全米NO.1。邦題は「儚い想い」。ストリングスのアレンジはジェリー・ロング。

・アルコール
タツローさんは焼酎、泡盛はだめで、ビールもほとんど飲まない。日本酒とかワインといった醸造酒を好んで飲むそうだ。ウチではワインだと1本空けてしまうのでウイスキーのロックで晩酌する程度だとか。酒豪という噂だが、好きか嫌いかと問われれば「大好き」の部類なのだそうだ。

・今日をこえて
岡林信康さんのCDがようやく完全な形でリイシューされた。今までは放送禁止の歌がカットされてたのだとか。
2枚目のアルバム『見る前に跳べ』ははっぴいえんどがバッキングを担当していて演奏のグレードが全然違うとのこと。タツローさん曰く「最高傑作」。

・OH ME OH MY(I'M A FOOL FOR YOU BABY)
ワーナーの「フォーエバーヤング」シリーズから。
ワーナー・ブラザーズ・レーベルは設立50周年を迎えるので、1年2年かけてとんでもないカタログをたくさんリイシューする予定なので、タツローさんはストラテジック担当の宮治淳一さんとうだうだとやってるそうだ。
アレサ・フランクリンの傑作アルバム『YOUNG, GIFTED AND BLACK』がリイシュー。「OH ME OH MY(I'M A FOOL FOR YOU BABY)」は「ROCK STEADY」のカップリング曲だが、1971年全米ソウル・チャート9位、全米73位となった。もともとはルルがアトランティックで1970年に出したアルバムに収録されていた曲(その後、シングル・カットされた)。
「イントロのアレサ・フランクリンのリリカルなピアノがたまりません」とタツローさん。
アレサ・フランクリンのピアノ、オルガンはダニー・ハザウェイ、ギターはヒュー・マクラッケン、ベースはエリック・ゲイル、ドラムがブッカーT & MG'Sのアル・ジャクソン、ストリングスのアレンジはアリフ・マーティン。

・EXPRESSIONS
10月1日にまりやさんのデビュー30周年記念のコンプリート・ベスト・アルバム『EXPRESSIONS』が発売となる。RCA(今のBMG)からワーナーまでレコード会社の垣根を越えて、人気投票と本人の主観によって全42曲が選ばれた。CD3枚組で全曲最新デジタル・リマスタリングが施されている。初回盤『EXPRESSIONS』は特別仕様パッケージの4枚組でファン投票のトップ10をオリジナル・カラオケで収録したボーナス・ディスクが付く。60ページのブックレットにはまりやさん本人による全42曲曲目解説、タツローさんのライナー、天辰保文さんのライナーが収録されている。

・竹内まりや「思い出ラジオ」
コンプリート・ベスト・アルバム『EXPRESSIONS』の発売を記念して、全国のFMラジオ局でまりやさんの楽曲にまつわるエピソードを募集するキャンペーンがはじまる。
http://www.smile-co.co.jp/mariya/index.html

・デビュー30周年記念ミュージカル『本気でオンリーユー』
まりやさんのデビュー30周年企画の一環として、まりやさんの楽曲で構成されるミュージカル公演。タイトルは竹内まりやソング・ミュージカル『本気でオンリーユー』。唯川恵さんの『キスよりもせつなく』が原作で松浦亜弥さんが主演。9月12日~10月5日まで30公演、渋谷PARCO劇場にて行われている。
http://www.mariya-musical.com/

・6年ぶりとなるライヴ・ツアーが決定
タツローさんのライヴ・ツアーが12月5日からスタートする。今回は来年の4月まで続く47本のライヴ・ツアー。
http://www.smile-co.co.jp/tats/

・FOREVER SHE'LL BE MY SURFER GIRL
ブライアン・ウィルソンのニュー・アルバム『THAT LUCKY OLD SUN』がリリースされた。サッチモやレイ・チャールズで知られる「THAT LUCKY OLD SUN」からはじまるトータル・アルバム形式で全曲が繋がっている。ブライアン・ウィルソンの歌の合間にヴァン・ダイク・パークスが作ったリリックスを朗読するパートもある。
「FOREVER SHE'LL BE MY SURFER GIRL」は昔の彼女の思い出を綴った曲。
タツローさんはこのアルバムが決して嫌いじゃないけれど、もう少しリズム・セクションが上手ければ昔のビーチボーイズの感じが出たのになと思っているそうだ。

・毎日がスペシャル
まりやさんのコンプリート・ベスト・アルバム『EXPRESSIONS』から。
竹内まりやソング・ミュージカル『本気でオンリーユー』では主演の5人の女性がコーラスを取りながら歌うそうだ。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
09月28日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
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Performance 2008-2009

2008年09月20日 | 山下達郎

6年ぶりとなる山下達郎のライヴ・ツアーが決定しました。
http://www.smile-co.co.jp/tats/index.html

■Performance 2008-2009

2008年
12月5日(金) 18:00/18:30 厚木市文化会館
12月9日(火) 18:00/18:30 島根県民会館
12月11日(木) 18:00/18:30 広島ALSOKホール(広島県立文化芸術ホール)
12月12日(金) 18:00/18:30 広島ALSOKホール(広島県立文化芸術ホール)
12月18日(木) 17:45/18:30 大阪フェスティバルホール
12月19日(金) 17:45/18:30 大阪フェスティバルホール
12月22日(月) 18:00/18:30 宇都宮市文化会館
12月27日(土) 17:15/18:00 大阪フェスティバルホール
12月28日(日) 17:15/18:00 大阪フェスティバルホール
2009年
1月11日(日) 17:30/18:00 長崎ブリックホール
1月13日(火) 18:00/18:30 福岡サンパレスホテル&ホール
1月14日(水) 18:00/18:30 福岡サンパレスホテル&ホール
1月17日(土) 17:30/18:00 アルファあなぶきホール・大ホール(香川県県民ホール)
1月18日(日) 17:30/18:00 ふくやま芸術文化ホール
1月21日(水) 18:00/18:30 鹿児島市民文化第一ホール
1月22日(木) 18:00/18:30 鹿児島市民文化第一ホール
1月27日(火) 18:00/18:30 岩手県民会館
1月28日(水) 18:00/18:30 青森市文化会館
1月31日(土) 17:15/18:00 東京NHKホール
2月1日(日) 17:15/18:00 東京NHKホール
2月5日(木) 17:45/18:30 富山オーバードホール
2月6日(金) 18:00/18:30 石川厚生年金会館
2月10日(火) 18:00/18:30 新潟県民会館
2月11日(水・祝) 17:30/18:00 新潟県民会館
2月16日(月) 18:00/18:30 宮崎市民文化ホール
2月17日(火) 18:00/18:30 崇城大学市民ホール(熊本市民会館)
2月21日(土) 17:15/18:00 名古屋センチュリーホール
2月22日(日) 17:15/18:00 名古屋センチュリーホール
2月28日(土) 17:15/18:00 東京NHKホール
3月1日(日) 17:15/18:00 東京NHKホール
3月5日(木) 17:45/18:30 神戸国際会館こくさいホール
3月6日(金) 17:45/18:30 神戸国際会館こくさいホール
3月13日(金) 18:00/18:30 秋田県民会館
3月14日(土) 17:30/18:00 八戸市公会堂
3月20日(金・祝) 17:30/18:00 長野県県民文化会館
3月21日(土) 17:30/18:00 大宮ソニックシティ
3月27日(金) 18:00/18:30 群馬県民会館
4月3日(金) 18:00/18:30 東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
4月4日(土) 17:30/18:00 東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
4月9日(木) 18:00/18:30 アクトシティ浜松
4月12日(日) 17:30/18:00 静岡市民文化会館大ホール
4月16日(木) 18:00/18:30 中野サンプラザホール
4月17日(金) 18:00/18:30 中野サンプラザホール
-------------------------------------------------------

僕は大阪フェスティバルホール最終公演の
12月28日(日)のチケットを取りたいと思っています。
12月28日はかなり競争率が高そうですが。。
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続 拝啓 十五の君へ アンジェラ・アキと中学生たち

2008年09月18日 | 音楽

5月にNHKで放送された「拝啓 十五の君へ アンジェラ・アキと中学生たち」の続編が今夜10時45分からオンエアされます。

■続 拝啓 十五の君へ アンジェラ・アキと中学生たち
NHK総合 2008年9月18日(木) 午後10時45分~11時30分

NHKの公式サイトでは「おすすめ動画」で番組の一部が見られるようになってますね。
http://www.nhk.or.jp/

最後のシーンは先日の「浪速のMy Keys」で14,000人と「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を合唱したところです。
今回の番組のハイライトとなっているようです。

前回の「拝啓 十五の君へ アンジェラ・アキと中学生たち」の名場面がありましたので紹介しますね。

●「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」
Live At 西宮市立甲陵中学校

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TOKYO!

2008年09月16日 | 映画

9月15日(月・祝) 曇り時々雨。
映画『TOKYO!』を梅田スカイビル・タワーイースト4Fの
梅田ガーデンシネマ1で観た。

■TOKYO!
http://www.tokyo-movie.jp/

梅田ガーデンシネマ1
12時10分からの回 整理番号18番

東京を舞台にした短編映画3作品のオムニバス。
ミシェル・ゴンドリー監督の『インテリア・デザイン』、
レオス・カラックス監督の『メルド』、
ポン・ジュノ監督の『シェイキング東京』の3作品からなる。
主題歌はHASYMOの「Tokyo Town Pages」。

ミシェル・ゴンドリー監督の『インテリア・デザイン』は
藤谷文子、加瀬亮、伊藤歩、大森南朋、妻夫木聡、でんでんの出演。
不思議な世界だった。途中から全く予測不可能となった。
短編映画ならではの作品。

この映画を観たのは、レオス・カラックス監督が1999年の
『ポーラX』以来9年ぶりにメガホンを取ったと聞いたから。
主演はドゥニ・ラヴァン。レオス・カラックスとは
『ポンヌフの恋人』以来16年ぶりのコラボレーション。
ずいぶんと期待していたのだが、裏切られた印象。
タイトルの『メルド』はフランス語で「糞」の意味。
推して量るべし内容といおうか。残念だ。

ポン・ジュノ監督の『シェイキング東京』は
香川照之、蒼井優、竹中直人が出演。このキャストで悪いはずがない。
3作品の中でいちばんおもしろかった。
タイトルの「シェイキング」は「ゆれる」の意味。
地震で揺れる、恋に心がゆれるのダブル・ミーニング。
最後のゆれが最も大きいのはもちろん「恋」だからだろう。
「ピザ屋の彼女」蒼井優がよかった。
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Sunday Songbook Playlist

2008年09月14日 | Sunday Song Book

<09月14日プレイリスト>
[棚からひとつかみ]
ANGEL OF THE LIGHT/山下達郎 '08
TREAT HER LIKE A LADY/THE TEMPTATIONS '84
YOU DESIDED TO GO/BY ALL MEANS "BY ALL MEANS" '88
AND TOMORROW MEANS ANOTHER DAY WE'RE APART/TROY '72
EVERYBODY MAKES A MISTAKE SOMETIMES/MITTY COLLIER '68
PLEASE DON'T BELIEVE ME/ALAN O'DAY "I HEAR VOICES" '08
最後のタンゴ/竹内まりや 11月下旬シングル発売予定
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
テレビ・スポットの編集や原稿の依頼があり、先週は自宅のコンピューターの前で音作りや文章書きに追われたとか。それでも文楽を1本観てきたのだという。

・棚からひとつかみ
今年は国内のレコード会社からオールディーズもののCDの再発が多い。今週はその中から新譜も含めて紹介。

・ANGEL OF THE LIGHT
9月に入ってニコンのCMがリニューアルされた。音楽は引き続いて「ANGEL OF THE LIGHT」が使われている。
作詞アラン・オデイ、作曲山下達郎。マキシシングル「ずっと一緒さ」のカップリング曲。

・TREAT HER LIKE A LADY
国内メーカーが再発のラッシュ。特に凄まじいのがユニヴァーサル。ヴァン・モリソン、ピーター・フランプトンとか全部、ソウル関係では「ソウル名盤シリーズ」として1,800円で再発されている。そのパート1が「'80年代ブラコン編」でスゴイのがたくさん出ている。その中から「TREAT HER LIKE A LADY」はテンプテーションズの1984年のアルバム『TRULY FOR YOU』からシングル・カットされた曲。全米ソウル・チャート2位のヒット・ソング。プロデュースド・バイ・アル・マッケイ。

・YOU DECIDED TO GO
ユニヴァーサル「ソウル名盤シリーズ'80年代ブラコン編」から。バイ・オール・ミーンズはウエスト・コースト出身の3人組のユニット。1988年のデビュー・アルバム『BY ALL MEANS』から1曲目、2曲目、3曲目が続けてシングル・カットされた。「YOU DECIDED TO GO」は3曲目。全米ソウル・チャート94位。

・AND TOMORROW MEANS ANOTHER DAY WE'RE APART
ソニーの「THE GLORIOUS SOUL GEMSシリーズ」から。2枚組コンピレーション・アルバム『THE LOST SOUL JEM』はコロムビア、エピック、ゴールデン・フリース各レーベルからシングル発売されたレアな楽曲をコンピレーション。トロイは謎の人物で、タツローさんはブルー・アイド・ソウル系のシンガーじゃないかと推測している。プロデュースはジョエル・ダイアモンド。1972年の作品。

・EVERYBODY MAKES MISTAKE SOMETIMES
サザン・ソウルの曲。ミッティ・コリアはアラバマ出身の女性シンガー。ものすごく太い声で知られている。1968年、マッスルショールズでのリック・ホール・プロデュース作品。もともとはロイ・アリントンが1966年に出したシングルのカヴァーで、作曲はエディー・フロイド。

・恋うたドラマSP
『EXPRESSIONS』発売直後の10月6日、7日、8日と三日連続でTBS系のテレビで『恋うたドラマSP』がオンエアされる。そのナビ番組が9月20日(土)、午後2時からオンエア。関東ローカルのみ。

・PLEASE DON'T BELIEVE ME
アラン・オデイがおよそ30年ぶりにニュー・アルバム『I HEAR VOICES』を出した。14曲入りのアルバム。
アラン・オデイは今年70歳。タツローさんの英語詞はすべてアラン・オデイが担当している。声は出てるし、ピアノやハーモニカも上手い。素晴らしいアルバムだとタツローさん絶賛。
タツローさんの公式サイトにアラン・オデイの公式サイトをリンクする予定だとか。
http://www.smile-co.co.jp/tats/

・最後のタンゴ
作詞は伊集院静さん、作曲はまりやさん、編曲は服部克久さんという異色の作品。
9月一杯までNHKラジオ深夜便の"深夜便のうた"としてながれている。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
09月21日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
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浪速のMy Keys

2008年09月10日 | Live

9月7日(日) 晴れのち一時雷雨。

3時頃、大阪市、大阪府に大雨、洪水警報が出たものの、一時的な雷雨ですぐに天候は回復した。
雨女アンジェラ・アキが大阪城ホール25年の歴史で初となるピアノ弾き語りライヴを行った。

アリーナの中央にステージがあった。
ステージを覆った幕が照明で青く輝き、幕が落ちると、八角形のステージが現れ、
中にグランドピアノの前に座ったアンジェラ・アキがいた。
1曲目は「サクラ色」。

八角形のステージは中央で回転する仕組みとなっていた。
どの角度からでも歌う姿が見える仕掛けだ。
八角形というのは通天閣の形状を模倣したものだとか。

そうそう開演前のロビーには主催のFM802、協力の毎日放送からたくさんの花が届いていた。
その中に釈由美子からの花もあった。彼女がNHKの「英語でしゃべらナイト」の司会をしてたとき、
アンジェラ・アキがゲスト出演したんですよね。律儀な女性ですね。

で、名物コーナー「アンジェラ・アキの勝手に英語でしゃべらナイト!?」は
シンディ・ローパの「Time After Time」だった。

開演前、座席に置いてあったアンジェラ・アキからの手紙。
大阪ということでタイガース・カラーです。



左側の黒の封書を開封してシングアウトしました。

今回の「浪速のMy Keys」のための新曲は「7Days, 7Nights」。
新機軸がありました。スナックふるさと(笑)。
アンジェラ・アキは将来飲み屋さんをやりたいのだという。
高級なバーではなくて場末にあるちょっと寂れたバーが理想なのだという。
小さくて、カウンターの中にピアノがあるピアノバーをいつかやってみたいそうだ。
そこで人生相談に乗りながら、自分の好きな曲を自分の好きなタイミングで歌いたいのだとか。

大阪城ホールのセンター・ステージに即席のカウンターを作り、
きらきらの服に着替えての一人芝居。それが「スナックふるさと」だ。
架空のお客さん相手に人生相談をしながら「孤独のカケラ」と
ベン・フォールズのカヴァー曲でアンジー自身が日本語詞をつけた「Still Fighting It」を歌った。
この曲は新曲で9月17日発売の新曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」のカップリングとして発売される。

その「手紙~拝啓 十五の君へ~」のときに↑の写真の黄色の封書を開封した。
中には便箋と鉛筆。1年後の自分に手紙を書こうということだった。

 

アンコールでサプライズがあった。
スペシャル・ゲストの登場で、 なんと、くいだおれ太郎さん。
眼鏡繋がりだということだった。
くいだおれ太郎さんは太鼓の代わりに阪神タイガースの球団旗を持っていた。
アンジェラ・アキは家族全員が阪神ファンということで、
おそらくここでしか披露しないであろう「六甲おろし」をさわりだけ歌った。
しかし、ここは地元大阪。もう、大合唱となった。慌てて、もう一度ちゃんと歌い直し。
カメラが入ってましたから、いつか公式に発表されることになるかもしれない。
お馴染みのカヴァー曲のコーナーは「悲しい色やね」だった。

さらにサプライズ。
新曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」を中学生の合唱部と歌う企画があった。
もともとNHKから中学の合唱コンクールの課題曲を書いてほしいと依頼された話だそうで、
5月にNHKでその模様がオンエアされた。
先ほどの黄色の封書に入ってた便箋の裏には「手紙~拝啓 十五の君へ~」の歌詞がプリントされており、
会場一万四千人で「手紙~拝啓 十五の君へ~」を歌うことになり大合唱した。

最後の曲は「HOME」だった。
「今夜、私の夢を叶えてくれた、ここに来てくれた人たちすべてが私にとってHOMEです」
とアンジェラ・アキは言った。

2時間20分くらいだったでしょうか。 素晴らしく楽しいライヴでした。

■浪速のMy Keys
2008年9月7日(日) 大阪城ホール
スタンドIブロック 22列 7番

アンジェラ・アキ
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/AngelaAki/

大阪住吉少年少女合唱団

Set List
01 サクラ色
02 心の戦士
03 TODAY
04 Kiss Me Good-Bye
05 Time After Time
06 AGAIN
07 7Days, 7Nights
08 モラルの葬式
09 This Love
10 孤独のカケラ
11 Still Fighting It
12 手紙~拝啓 十五の君へ ~
13 MUSIC
14 たしかに
Encore
15 悲しい色やね
16 手紙~拝啓 十五の君へ ~
17 HOME
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佐野元春の書籍(インタビュー)

2008年09月09日 | 佐野元春

SITEDOIの「佐野元春の書籍」を更新しました。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/index.htm

佐野元春のインタビューなどが掲載された書籍、ムックを公開しています。
雑誌まで入れると多くなりすぎるので今回は取り上げていません。
ムックに関しては大体3年くらいで絶版となるようですね。
多くは今や書店では手に入れにくいようです。

それにしても40冊くらいありましたので驚きました。
あまりにも多すぎるんじゃないでしょうか。
佐野元春の仕事の中ではどのような位置づけになるのか。
考えると夜も眠れません(苦笑)。
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Sunday Songbook Playlist

2008年09月08日 | Sunday Song Book

<09月07日プレイリスト>
[納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)]
SEPTEMBER/竹内まりや '79
元気を出して/竹内まりや "REQUEST" '87
元気を出して/手嶌葵 "虹の歌集" '08
マージー・ビートで歌わせて/竹内まりや "VARIETY" '84
純愛ラプソディ/竹内まりや "IMPRESSIONS" '94
LET IT BE ME(STUDIO VERSION)/竹内まりや&山下達郎 "EXPRESSIONS" 10月01日発売 ベスト・アルバム
最後のタンゴ/竹内まりや 11月下旬シングル発売予定
人生の扉/竹内まりや "DENIM" '07
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
タツローさんは昨日、渋谷を買い物でうろうろしてたら暑さで目が回ったという。

・納涼夫婦放談
毎年恒例の納涼夫婦放談。今年は先週、今週の2週間。
今年はまりやさんデビュー30周年ということで「竹内まりや」が話題の納涼夫婦放談。
今週は初のコンプリート・ベスト『EXPRESSIONS』からムーン・レーべル~ワーナー・ミュージックを中心にした構成。

・SEPTEMBER
29年前の曲だが「特に思い入れが強いです」とまりやさん。

・春の宵
「SEPTEMBER」には"めぐる季節の彩りの中いちばんさみしい月"という歌詞があるが、まりやさんは春夏秋冬の中でどの季節がさみしいですか?というリスナーからの質問。
「なぜか春の宵がさみしい。夕暮れ時の春。秋冬はなんとなくみんなさみしいって言うじゃない。でも実はね、春の夕方ってなんかメランコリーなの」とまりやさん。

・元気を出して
14年前のベスト・アルバム『IMPRESSIONS』はムーン・レーべル以降の楽曲から選曲したものだった。
当時もデジタル・リマスタリングを施したが、デジタル技術の進歩でよりくっきりしたエッジの音でマスタリングができてるという。
「元気を出して」は薬師丸ひろ子さんに提供した曲のセルフ・カヴァー。1987年のアルバム『REQUEST』の収録曲。
島谷ひとみさん、みつきさんはじめたくさんのカヴァー・ヴァージョンがある。
最近では手嶌葵さんが 7月23日発売のカヴァー集『虹の歌集』で取り上げている。アレンジはショーロクラブの笹子重治さん。「すごくいい声ですね」とまりやさん。

・マージー・ビートで歌わせて
1984年のアルバム『VARIETY』からビートルズのオマージュ。
コーラスは伊藤銀次さん、杉真理さん、村田和人さん。

・たいへんなときの手抜きメニュー
リスナーからの質問。
「レトルト・カレーは達郎は逆に好きだよね(笑)。タイ・カレーとかわたしが知らないとこで買ってるじゃない」とまりやさん。

・純愛ラプソディ
「まりやさんのベスト3は?」というリスナーからの質問。
まりやさん自身は自分で自分の曲のベスト3が選べないという。
タツローさんは「竹内まりやのベスト3、難しいなぁ。1曲選べと言ったら『純愛ラプソディ』。昔から。アレンジがいちばん上手くできたからだけなんだけど(笑)。歌が結構好きな『毎日がスペシャル』、あとはやっぱ『プラスティック・ラブ』かな~」

ベスト・アルバム『IMPRESSIONS』のときのシングルなのでオリジナル・アルバムには収録されてない。『IMPRESSIONS』のみの収録だった。『EXPRESSIONS』に再収録。

「このあいだ椎名林檎さんとお話したとき、これカラオケ屋さんで歌うんだって言ってました。聴いてみたいね」とまりやさん。

「マージー・ビートで歌わせて」と「純愛ラプソディ」のオルガンは難波弘之さんのコルグオルガンなので同じ音してるとタツローさん。

まりや「でも不倫の曲が旦那さんの選ぶ1位というのは複雑な気持ちですね」
達郎「死生観がある歌だから。年なんで」

・恋うたドラマSP
『EXPRESSIONS』発売直後の10月6日、7日、8日と三日連続でTBS系のテレビで『恋うたドラマSP』がオンエアされる。二十代、三十代、四十代のそれぞれの恋愛模様を描いたドラマで、第一夜は「カムフラージュ」(主演:加藤ローサ)、第二夜は「元気を出して」(主演:伊東美咲)、第三夜「純愛ラプソディ」(主演:財前直見)。
http://www.smile-co.co.jp/mariya/index.html
http://www.tbs.co.jp/koiuta-drama/

・LET IT BE ME(STUDIO VERSION)
スタジオ・ヴァージョンは佐橋桂幸さんにアコースティック・ギターを完コピしてもらったそうだ。

・NHK連続テレビ小説『だんだん』
9月29日(月)からはじまるNHK連続テレビ小説『だんだん』の主題歌をまりやさんが担当することになった。
「だんだん」は出雲の言葉で「ありがとう」の意味だとか。

・ニューシングル
NHK連続テレビ小説『だんだん』の主題歌がニュー・シングルとして11月後半に発売の予定だとか。
「縁(えにし)の糸」。カップリングはNHKラジオ深夜便の"深夜便のうた"の「最後のタンゴ」。
3曲入りでもう1曲はNHK「みんなのうた」の「アップル・パップル・プリンセス」。作曲は加瀬邦彦さん。これまで未CD化だった。

・最後のタンゴ
昭和流行歌を意識してタンゴの曲を書いたそうだ。作詞は伊集院静さん。編曲は服部克久さん。

・人生の扉
10月1日にデビュー30周年記念のコンプリート・ベスト・アルバム『EXPRESSIONS』が発売となる。

・スタッフの写真
まりやさんのデビュー30周年記念サイトに設置してある「Pholog」にスタッフの写真が掲載されている。
http://mariya30th.exblog.jp/

・プレゼント
まりやさんの30周年記念のナイロン素材のエコバッグ。
タツローさんも愛用しているのだとか。
30名様にプレゼント。写真をオフィシャル・サイトに掲載。
http://www.smile-co.co.jp/tats/

・竹内まりやソングミュージカル『本気でオンリー・ユー』チケット・プレゼント
9月12日よりスタートする竹内まりやソングミュージカル『本気でオンリー・ユー』のチケットを抽選でプレゼント。

[日程]  開演時間 枚数
09/27(土) 18:00 ペア3組(6枚)
09/30(火) 14:00 ペア3組(6枚)
09/30(火) 19:00 ペア3組(6枚)
10/02(木) 14:00 ペア3組(6枚)
10/02(木) 19:00 ペア3組(6枚)

締め切り:9月14日

■リクエスト・プレゼント・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
09月14日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
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