Sunday Song Book #1076

2013年05月27日 | Sunday Song Book

2013年05月26日プレイリスト
「棚からひとつかみ」
1. 愛を描いて~LET'S KISS THE SUN / 山下達郎 "ムーングロウ" '79
2. NEVER GIVE YOU UP / JERRY BUTLER '68
3. GONNA FIND A TRUE LOVE / PATTERSON TWINS "LET ME BE YOUR LOVER" '78
4. SEND IT TO ME / GRADYS KNIGHT & THE PIPS '86
5. PAINT YOUR PRETTY PICTURE / BILL WITHERS "MAKING MUSIC" '75
6. コンポジション(TV SIZE)/ 山下達郎 '13
7. DANCE TO THE FUNK / NATURAL HIGH "NATURAL HIGH 1" '79
8. LA VIE EN ROSE / 山下達郎 "レイ・オブ・ホープ" '08
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■内容の一部を抜粋
・近況
新しい仕事で映画の主題歌を現在やっていて、5.1サラウンド用のミックスを昨日、提出したそうだ。通常のCDは2チャンネルだが、5.1チャンネル(5チャンネル+スーパーウーハー)のリマスタリングに手こずって、朝までやっていたという。

・「棚からひとつかみ」
今週はハガキのチェックもままならないまで、いつものレギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」。

・愛を描いて~LET'S KISS THE SUN
北海道のリスナーからのリクエスト。1979年の「愛を描いて~LET'S KISS THE SUN」。
PERFORMANCE 2013では旭川市に33年ぶりにうかがう。

・NEVER GIVE YOU UP
先週、リスナーから「ジェリー・ロス・プロデュースのジェリー・バトラーの作品の中から達郎さんの選曲で何かひとつ」というリクエストがあった。しかし、ジェリー・バトラーといえばギャンブル & ハフの作品のほうが優れているのでこの曲を1曲目に選曲したという。ジェリー・バトラーの1968年の全米チャート20位、R&Bチャートは4位まで上がった「NEVER GIVE YOU UP」。アレンジはボビー・マーティン。シングル先行発売なのでモノラル・ヴァージョンしかない。

・GONNA FIND A TRUE LOVE
ミシシッピー出身の双子の黒人デュオ、パターソン・ツインズ。その筋では評価の高いデュオだが一曲もヒット曲がない。作品は素晴らしいがなぜかヒット・ソングに恵まれなかった。1978年にインディで出したアルバム『LET ME BE YOUR LOVER』は今では高額で取引されるメガ・レアの高額物件となっている。そのアルバムがディスクユニオン関係から紙ジャケで世界初CD化。「GONNA FIND A TRUE LOVE」はモータウンのボトム & カンパニーが1974年に出したシングルのカヴァー。ボトム & カンパニーのメンバーがアルバムのプロデュースに関わっているそうだ。

・SEND IT TO ME
「グラデス・ナイト & ピップスの曲で何か」というリスナーからのリクエスト。「SEND IT TO ME 」は1986年に「マイアミ・バイス II」の主題歌としてシングル・カットされて全米ソウル・チャート14位。今日は時間の都合で7インチ・ヴァージョンだが、12インチ・ヴァージョンのほうが歌はいい。「機会があればかけてみたいと思います」と達郎さん。

・PAINT YOUR PRETTY PICTURE
ビル・ウィザースの1975年のコロンビア移籍後のファースト・アルバム『MAKING MUSIC』は地味だが名盤と謳われる一枚。「PAINT YOUR PRETTY PICTURE」というしっとりした美しいバラード。

・アラン・オデイ追悼特集
「わたくしの英語の作詞をずーっと長いこと担当してもらっていました、わたくしの英語の作詞のパートナーでありましたアラン・オデイが先日亡くなりました。34年ほどの付き合いになります。わたしのオフィシャルな英語の作詞は彼の手になります。あと、英語ヴァージョンとかそういうものも、ほとんどすべてアランの手になるものでございます。私よりちょうど一回りほど上の人でしたけれども。72歳で亡くなってしまいました。アランがいないと、ちょっと困りますね。これで英語の詩ができなくなるのかなというかんじでございます。英語の詩というのは自分が母国語言語ではないのでですね、あんまりどんな人にもお願いできるものではございませんが、アラン・オデイというのは奥さんが日本人で、ひじょうに日本人のメンタリティをよく理解している人なので、感情表現とかそうしたものが、わたしが歌っても容易に感情表現できるような、そういう英語表現を使って詩を書いてくれた人なので得難い人でありました。ですので来週はアラン・オデイの追悼特集。わたくしに書いてもらった、アランの作詞で私が歌っている、それから人のために英語の詩を提供するのにアランに作詞を頼んだ、そうしたアランと僕のコラボレーションの作品で綴ってアラン・オデイの追悼特集を来週はしようと思いますので、お楽しみに、というのはおかしいですが。来週はそれをさせていただきます」と達郎さん。

・まりやさんのニュー・シングル
まりやさんのニュー・シングルの発売が6月26日から7月3日に一週間延期になったそうだ。初回特典のDVDの制作の都合ということ。ニュー・シングルは昨年に引き続いて「NEWS23」のエンディング・テーマで、タイトルは「Dear Angie ~あなたは負けない」。3月まで「NEWS23 クロス」のエンディング・テーマだった「それぞれの夜」を収録した両A面シングル。カップリングはビートルズ・カヴァーで「YOUR MOTHER SHOULD KNOW」が入ってる。通常盤「Dear Angie ~あなたは負けない」はもう一曲多くて「THIS BOY」も収録されている。初回限定盤「Dear Angie ~あなたは負けない」はDVD付きで「Dear Angie ~あなたは負けない」のミュージック・ビデオ、2000年に行われた「SOUVENIR」ライヴから「元気を出して」のライヴ映像を収録している。ライヴ映像を商品にするのも初めてのこと。
http://wmg.jp/mariya/

・PERFORMANCE 2013
秋からはじまる全国ツアーが決定した。8月27日(火)、埼玉県戸田市文化会館を皮切りに12月24日(火)、クリスマスイブの中野サンプラザまで全国26都市49公演のホール・ツアー。イープラスの先行予約は27日まで。一般発売は7月27日から。詳しいスケジュールとチケットの販売方法は山下達郎のオフィシャル・ホームページの「Live」にアップしている。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・コンポジション(TV SIZE)
NHKのドラマ10「第二楽章」の主題歌。NHK総合テレビ4月16日から毎週火曜日午後10時、連続9回のドラマ。出演は羽田美智子さん、板谷由夏さん、谷原章介さん。クラシックの世界を描いた女性二人の友情の物語。シングル・カットの予定。フルサイズのミックスは今週から。ということなので先週に引き続いてテレビサイズ90秒をオンエア。ひとりで夜にヘッドフォンで聴くことを目論んで作った曲だとか。
http://www.nhk.or.jp/drama10/dainigakushou/

・ムーン時代のアナログ盤
暇がなくて準備が整わず遅れてしまったが『OPUS All Time Best 1975 - 2012』にちなんだプレゼント。『OPUS』はベスト・アルバムなのでムーン時代のアナログ盤。オリジナルの見本盤で達郎さんが持ってるストックの中から放出。サイン入りでプレゼント。くれぐれもヤフオフ等のオークションには流さないこと。現在はライヴ・アルバム『JOY』。3枚組で当時もテスト盤をほとんど作らなかったので2名にプレゼント。「史上最後の3枚組」という当時の帯のコピー、CDとは曲順が違うし、編集の都合で一瞬「高気圧ガール」のイントロが入る。ライヴ・アルバムなのでムーンのカタログの中でいちばん売り上げが低かったアルバムなので、アナログ盤もそんなにプレスしてないそうだ。プレゼントの応募にひとりで30枚以上ハガキを出す人がいるが、ハガキの処理上困るので是非、一人一枚でよろしくお願いしますとのこと。数打ちゃ当たるというのはここではないとか。

・プレゼント
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp

・DANCE TO THE FUNK
南部のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ、ナチュラル・ハイのたった一枚のアルバム『NATURAL HIGH 1』が日本のオールディーズのリイシュー専門のクリンクから世界初CD化。解説は鈴木啓志さん。1979年のアルバム『NATURAL HIGH 1』からスライを彷彿させる「DANCE TO THE FUNK」。

・バラ色の人生 ~ラヴィアンローズ
福山市の超常連からのリクエスト。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

06月02日は、「アラン・オデイ追悼 Part 1」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #151

2013年05月22日 | Motoharu Radio Show

2013/05/21 OnAir - 3rd. Week - ロックの歴史~5月のできごと~
01.The Strypes:Blue Collar Jane
02.Kate Nash:OMYGOD!
03.Allen Stone:Your Eyes
04.Richard Thompson:Good Things Happen To Bad People
05.佐野元春:シュガータイム
06.Buddy Holly & The Crickets:That'll Be the Day
07.The Rolling Stones:(I Can't Get No) Satisfaction
08.Buffalo Springfield:For What It's Worth
09.The Beatles:Get Back
10.George Harrison:What Is Life
11.The Band:Don't Do It (Live)
12.Carole King & James Taylor:Will You Love Me Tomorrow (Live)
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■内容の一部を抜粋
・ロックの歴史~5月のできごと~
「特集はロックの歴史の中で5月に起こった出来事を集めてみます」と元春。

・Blue Collar Jane
ザ・ストライプスの「Blue Collar Jane」。「現在、英国で話題なっています。バンド・メンバー、平均16歳のバンド。初期のヤードバーズやローリング・ストーンズを思い出すような、ごきげんなブルース・ロックを演奏しています」と元春。

・OMYGOD!
英国からユニークな女性シンガー、ケイト・ナッシュ。二十代の才能あるミュージシャン。

・Your Eyes
米国で最も注目されてるソウルフルなソング・ライター、アレン・ストーン。二十代の才能あるミュージシャン。

「海外で活躍する十代、二十代のミュージシャンから3組。ザ・ストライプス、ケイト・ナッシュ、そしてアレン・ストーン。聴いてみました。いいですね。日本でも彼らと同じ質を持った十代、二十代のアーティストがいたら、是非、紹介してください。僕のレーベルでやらしてもらいたいと思います」と元春。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月5月の「3PICKS!」はステレオフォニックス『Graffiti On The Train』、アイアン&ワイン『Ghost On Ghost』、そしてリチャード・トンプソン『Electric』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はリチャード・トンプソン『Electric』。

・リチャード・トンプソン
英国を代表するソングライター。現在64歳。そして偉大なギタリストのひとりでもある。ローリング・ストーン・マガジンが選んだ「100人の偉大なギタリスト」という特集でリチャード・トンプソンは19位に選ばれている。レコーディング・アーティストとしては1967年、ブリティッシュ・フォーク・ロックのバンド、フェアポート・コンベンションでデビューしている。
「リチャード・トンプソンといえばブリティッシュ・トラッドのミュージシャンとして知られていますよね。英国の伝統的なフォーク・ソングをロック音楽のフォーマットで演奏するというスタイルです」と元春。
リチャード・トンプソンの新しいアルバム『Electric』が出た。レコーディングは米国、ナッシュビルで行われた。今回のアルバムではドラム、ベース、ギターという3人のバンド・サウンドにこだわっている。ギター、ヴォーカルにリチャード・トンプソン。ベースにタラス・プロドヌーク、そしてドラムスにマイケル・ジェローム。この3人によるとても引き締まったバンド・アンサンブルが素晴らしい。レコーディング・プロデューサーはバディ・ミラー。最近ではロバート・プラントの『Band Of Joy』をプロデュースして高い評価を得た。現代のアメリカン・カントリー・ミュージックを引っぱる大事なアーティストのひとりでもある。彼のプロデュースで作られたリチャード・トンプソンの新作、アップ・テンポ、スロー・テンポ、そしてお馴染みのブリティッシュ・トラッドの演奏、聴いていて楽しくなるような素晴らしいアルバムに仕上がっている。40年以上のキャリアがあって今でもクリエイティブな音楽を続けている。このアーティストとして前向きな姿勢というのはリスペクトに値する。新しいレコード『Electric』から「Good Things Happen To Bad People」。

シュガータイム

佐野元春 : この曲は1982年5月21日に出したアルバム『SOMEDAY』に入っている曲です。今日は5月21日だから、正にちょうど31年前の今日、アルバム『SOMEDAY』がリリースされたことになります。そこで今夜のMotoharu Radio Showでは、ロックの歴史の中でこの5月に起こった出来事を集めてみました。例えば1955年の5月、チャック・ベリーがデビュー曲「Maybellene」をレコーディングしています。ロックンロールの歴史の幕開けですね。そして1957年の5月にはバディ・ホリー、最初のヒットとなったこの曲が発売されました。バディ・ホリー&ザ・クリケッツ、曲は「That'll Be the Day」。

That'll Be the Day

・トゥイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるトゥイッターを公開しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。www.moto.co.jp/MRS/ 番組からトゥイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週はNPO法人「よこはま里山研究所NORA」。神奈川県横浜市内に残る農地や里山の保全を行っている。

・(I Can't Get No) Satisfaction
1965年の5月、キース・リチャーズがミック・ジャガーと一緒にツアー先のモーテルで作曲したのが「(I Can't Get No) Satisfaction」。

・For What It's Worth
バッファロー・スプリングフィールドは1969年の5月に解散コンサートを行っている。スティーヴン・スティルスとニール・ヤングはクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングに。リッチー・フューレーとジム・メッシーナはポコに、それぞれ分かれていった。

・Get Back
1970年5月、ビートルズの最後になったアルバム『Let It Be』が英国で発売になった。このアルバムはビートルズが制作の途中でレコーディングを投げ出してしまい、しかたなく後をまとめたのがプロデューサーのフィル・スペクター。何とも後味の悪い結果となった。このフィル・スペクターの仕事に今でも怒ってるのがポール・マッカートニー。のちにフィル・スペクターの要素をなくして『Let It Be NAKED』というアルバムが発売される。ポール・マッカートニーは「これが本当に聴きたかったサウンドさ」とそんなふうに語ったとのこと。その『Let It Be NAKED』から「Get Back」。

・What Is Life
アルバム『Let It Be』が英国で発売になった1970年5月、ビートルズは解散しようとしていた。この月にジョージ・ハリスンがソロ・アルバムのレコーディングをはじめている。『All Things Must Pass』。エリック・クラプトン、デイヴ・メイソンなどをゲストに迎えたアナログ盤3枚組の大作になった。プロデューサーはフィル・スペクター。ジョン・レノンも1970年にソロ・アルバム『John Lennon / Plastic Ono Band』(邦題は『ジョンの魂』)を出しているが、アルバムのプロデューサーはこちらもフィル・スペクター。
ジョージ・ハリスンのソロ・アルバム『All Things Must Pass』から「What Is Life」、「人生ってどうなってんの」。

・Don't Do It (Live)
1971年5月。ザ・バンドは初めてのヨーロッパ・ツアーを行っている。ドイツからはじまってコペンハーゲン、ストックホルム、ロンドン、そしてアムステルダム、計12回のコンサートを一ヶ月かけて行った。ザ・バンドの1972年のアルバム『Rock Of Ages』から「Don't Do It」。

・Will You Love Me Tomorrow (Live)
1973年5月。キャロル・キングがニューヨーク、セントラルパークでフリー・コンサートを開催した。観客は10万人も集まったという話。1971年、アルバム『Tapestry』を出してヒット、翌年にはグラミー賞を授賞し、波に乗ってるときのライヴ。
2010年、ロサンゼルス、トルバドールでのライヴからジェームス・テイラーとのデュエット「Will You Love Me Tomorrow」。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
6月4日火曜日、夜11時。
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Sunday Song Book #1075

2013年05月19日 | Sunday Song Book

2013年05月19日プレイリスト
「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. ラスト・ステップ(LIVE)/ 山下達郎 "98/02/26 福岡サンパレス"
2. RAINBOW VALLEY / THE LOVE AFFAIR '68
3. WHAT'S YOUR NAME / DON & JUAN '62
4. TOO LATE TO TURN BACK NOW / CORNELIUS BROTHERS & SISTER ROSE '72
5. WALKING MAN / JAMES TAYLOR "WALKING MAN" '74
6. コンポジション(TV SIZE)/ 山下達郎 '13
7. I DIG YOU BABY / JERRY BUTLER '67
8. FIRST TIME I EVER / EWAN MacCOLL & PEGGY SEEGER
9. 希望という名の光 / 山下達郎 "オーパス" "レイ・オブ・ホープ" '08
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■内容の一部を抜粋
・近況
新曲のレコーディング。あと数日で先様に納入するので、昨日歌入れ、明日はコーラスの予定だとか。それが終わると、また新曲の曲書き。シングルがそろそろ計画リストに昇ってきているという。

・「棚からひとつかみ+リクエスト」
先週はハガキのチェックもままならなかったが、リクエストが増えてきているので今週はそれに応えつつ「棚からひとつかみ+リクエスト」。

・ラスト・ステップ(LIVE)
大阪市の超常連の女性からのリクエスト。「山下達郎 Sings SUGAR BABE」からのライヴ・ヴァージョンということだったが見つからないので、1998年2月26日に福岡サンパレスで行われたライヴから「ラスト・ステップ」。P.A.OUT。

・RAINBOW VALLEY
ラヴ・アフェアはイギリスの5人組のロック・グループ。アイドル・グループとして人気があった。演奏はスタジオ・ミュージシャン。大ヒット・ソング「EVER LASTING LOVE」に続くヒット・ソングで「RAINBOW VALLEY」。「EVER LASTING LOVE」と同じくバズ・ケイスンとマック・ガイデンというナッシュビルのソングライターの曲でロバート・ナイトのヴァージョンのカヴァー。1968年、全英5位。今日はオリジナル・モノ・ヴァージョン。

・WHAT'S YOUR NAME
リスナーからのリクエスト。ドン&ジュアンの「WHAT'S YOUR NAME」はドゥーワップ・エラの曲。1962年、全米7位。

・TOO LATE TO TURN BACK NOW
リスナーからのリクエスト。フロリダ出身の男性二人女性二人の兄弟姉妹のファミリー・グループ、コーネリアス・ブラザース&シスター・ローズの「TOO LATE TO TURN BACK NOW」。1972年の全米2位。

・WALKING MAN
リスナーからのリクエスト。ジェームス・テイラーの1974年のアルバム『WALKING MAN』のタイトル・ソング「WALKING MAN」。デヴィッド・スピノザの素晴らしいギター、ニューヨークのレコーディング。

・ムーン時代のアナログ盤
暇がなくて準備が整わず遅れてしまったが『OPUS All Time Best 1975 - 2012』にちなんだプレゼント。『OPUS』はベスト・アルバムなのでムーン時代のアナログ盤。オリジナルの見本盤で達郎さんが持ってるストックの中から放出。サイン入りでプレゼント。くれぐれもヤフオフ等のオークションには流さないこと。現在はライヴ・アルバム『JOY』。3枚組で当時もテスト盤をほとんど作らなかったので2名にプレゼント。「史上最後の3枚組」という当時の帯のコピー、CDとは曲順が違うし、編集の都合で一瞬「高気圧ガール」のイントロが入る。

・プレゼント
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp

・コンポジション(TV SIZE)
NHKのドラマ10「第二楽章」の主題歌。NHK総合テレビ4月16日から毎週火曜日午後10時、連続9回のドラマ。出演は羽田美智子さん、板谷由夏さん、谷原章介さん。クラシックの世界を描いた女性二人の友情の物語。シングル・カットの予定。ミックスがまだ全部終わってないので今週はテレビサイズ90秒をオンエア。ひとりで夜にヘッドフォンで聴くことを目論んで作った曲だとか。
http://www.nhk.or.jp/drama10/dainigakushou/

・I DIG YOU BABY
リスナーから「ジェリー・ロス・プロデュースのジェリー・バトラーの作品の中から達郎さんの選曲で何かひとつ。アレンジはもちろんジミー・ワイズナーのものでよろしくお願い致します」というリクエスト。「I DIG YOU BABY」は1967年、全米R&Bチャート8位、全米チャート60位。アレンジはジミー・ワイズナーではなくてジョーレン・ゼッティのアレンジ。

・FIRST TIME I EVER
リスナーからのリクエストで、ロバータ・フラッグの「愛は面影の中に」の作者イワン・マッコールのオリジナル・ヴァージョンがあれば是非、なければ達郎さんお勧めのイワン・マッコールの曲を。イワン・マッコールはブリッティシュ・フォークのシンガー・ソングライター。カースティ・マッコールのお父さん。奥さんはペギー・シーガー。奥さんのために書いたのが「FIRST TIME I EVER」。1962年に書かれたという説と1957年に書かれたというふたつの説がある。ロバータ・フラッグのヴァージョンは1972年に全米チャートNO.1を5週続けるミリオンセラーとなった。グラミーの最優秀曲も獲った。達郎さんの持ってるCDはライヴ・ヴァージョン。

・希望という名の光
「希望という名の光」には今も多くのリクエストが届くそうだ。
5月3日のフェスティバルホールには視覚障害の方が聴きに来ていて座席の下で盲導犬が静かに達郎さんの音楽を聴いていたという。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

05月26日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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山下達郎 LIVE at Festival Hall(13/05/04)

2013年05月18日 | 山下達郎

達郎さんのフェスティバルホールこけら落とし公演で演奏された「Dancer」。
歌詞には全く登場しないが、
'70年代に北朝鮮に帰った先輩のことを歌った曲だということがMCの中で明かされた。

普段政治的な発言はしないけれど、
そういう前置きで平和な時代だから音楽が楽しめるのだといった話だったと思う。
中国にも立派な人はいるし、日本人でもクズはクズ。そういう話だった。

けれど先日、上柴とおるさんのライヴ・レポートを読んで考えるところがあり、
もしかしたらそういうことだったのかもしれないなぁと、
腑に落ちるところがあった。
あの発言は安倍総理が憲法97条の改正に踏み込もうとしていることに
言及しようとしていたのではないだろうか。

今の段階ではまだはっきりと言葉にしなかっただけで。
でも日本が右傾化していることは間違いなく、
そのことに達郎さんは危惧を抱いたのかもしれないなぁとそう思った。
そんなわけでSITEDOIにライヴ・レビューを追加しました。
よろしくお願いします。
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Motoharu Radio Show #150

2013年05月15日 | Motoharu Radio Show

2013/05/14 OnAir - 2nd. Week - パワー・ポップ特集 第二回~80年代以降の名曲から~
01.Average White Band:Work to Do
02.The Temptations:My Girl
03.佐野元春 & The Coyote Band:愛のためにできたこと
04.Iron & Wine:Grace for Saints and Ramblers
05.Iron & Wine:The Desert Babbler
06.Marshall Crenshaw:Someday, Someway
07.Marshall Crenshaw:Whenever You're On My Mind
08.Weezer:Memories
09.Cherry Twister:Sparkle
10.Jellyfish:I Wanna Stay Home
11.Bleu:Kate
12.Vinyl Kings:Dreams
13.佐野元春 & The Coyote Band:スーパー・ナチュラル・ウーマン
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■内容の一部を抜粋
・パワー・ポップ特集 第二回~80年代の名曲から~
「先週に引き続いてパワー・ポップ・バンドのレコードを集めました」と元春。

・Work to Do
アベレージ・ホワイト・バンドの「Work to Do」。「春からの新生活でみんなちょっと疲れが出てる頃だと思います。DJ MOTOからそんなリスナーのみなさんへ元気の出るレコードをプレゼントしてあげてください」というリクエスト。

・My Girl
テンプテーションズの「My Girl」。「5月のように気持ちいい 僕にはあの娘がいるから そんなふうに歌ってます。まぁ、そんなふうに思える相手がいれば毎日楽しくてたまらないですよね」と元春。

・愛のためにできたこと
佐野元春 and The Coyote Bandの新しいアルバム『ZOOEY』から「愛のためにできたこと」。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月5月の「3PICKS!」はステレオフォニックス『Graffiti On The Train』、アイアン&ワイン『Ghost On Ghost』、そしてリチャード・トンプソン『Electric』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はアイアン&ワイン『Ghost On Ghost』。

・アイアン&ワイン
アイアン&ワインはサミュエル・ビームというシンガー・ソングライターのステージ・ネーム。米国、サウスカロライナ州の出身、現在38歳。大学時代にビジュアル・アートを学んでソングライティングもその頃からはじめた。現在はミュージシャンとは別に地元の大学で映画について教えている。
「アイアン&ワイン。音楽を聴いてわかるのは、彼自身の性格がそうだと思うんですが、とても穏やかな歌が多いです。僕の世代ですと、例えばジェームス・テイラーとかキャロル・キングですよね。そうした人たちと同じ質を持ったソングライターだと思います」と元春。
現在まで4枚のスタジオ・アルバムを出している。自分の仕事をしながら作ったデモ・テープでサブ・ポップ・レーベルという米国では定評のあるレコード・レーベルと契約した。その後、新しいレコードはボン・イヴェールとかTVオン・ザ・レディオとかいったアーティストが契約している4ADという才能あるミュージシャンたちが集まってるレコード・レーベルから出た。現在、フリート・フォクセズやバンド・オブ・ホーセズと並んで米国フォーク・ロックの分野で注目されているソングライター。新しいアルバム『Ghost On Ghost』から「Grace for Saints and Ramblers」と「The Desert Babbler」の2曲。

佐野元春 : さて、パワー・ポップ特集。先週の'70年代に続いて、今夜は'80年代、'90年代、そして現在のパワー・ポップを聴いてみたいと思います。パワー・ポップの三大要素と言えばポップ、ギター・ラウド、そしてセンチメンタルなメロディ。そのルーツとなっているのがザ・ビートルズ。ビートルズが解散した以降、現在まで数々のパワー・ポップ・バンドが登場しました。Motoharu Radio Show。先週に引き続いてパワー・ポップの特集をします。まずは'80年代のパワー・ポップということで僕が選んだのはマーシャル・クレンショウ。マーシャル・クレンショウと言えば楽しいエピソードがあります。マーシャル・クレンショウがデビューした'82年。最初のヒット・レコード「Someday, Someway」。この曲、僕はとても気に入って'80年代、当時僕がDJしていたNHK-FMの番組「サウンドストリート」でオンエアしました。その後、僕はニューヨークに引っ越すんですが、ある日、マーシャル・クレンショウを取材しようと思ってニューヨークにある彼のオフィスに行きました。ドアを開けてマネージメントの人を待つ間、ふっと壁を見ると、そこに額縁に入った手紙のようなものが飾ってありました。しかもよく見てみると、その手紙は日本語で書いてありました。手紙を読んでみるとこんなことが書いてありました。「僕はあなたの音楽のファンです。日本の佐野元春というDJの番組で曲を聴いて好きになりました。日本でもライヴをやってください」そんなふうに書いてありました。僕はうれしかったですね。後でマネージャーに訊いてみました。「あの壁に飾ってある手紙、日本語読めるのか?」 そしたら「いや、読めないけれど、ファンレターというのはわかる。しかも日本語というのが珍しいから飾ってあるんだ」そんなふうに言ってました。そして僕が「あの手紙は僕がDJをやっているRadio Showのリスナー・ファンからだよ」と言うと、マネージャーはとてもびっくりして、途端に対応が丁寧になりました。まぁ、素敵な偶然ですよね。マーシャル・クレンショウというと今でもこの話を思い出します。では「Someday, Someway」、そして「Whenever You're On My Mind」。マーシャル・クレンショウ2曲続きます。

Someday, Someway
Whenever You're On My Mind

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週はNPO法人「中部リサイクル運動市民の会」。愛知県でリサイクル、リユースを呼びかけている団体。循環型社会を実現するために活動している。

・Memories
'90年代パワー・ポップの名曲、ウィザーの「Memories」。
佐野元春 : パワー・ポップ。'90年代のバンドでいうと、なんと言ってもこのバンドですね。ウィザー。現在まで6枚のスタジオ・アルバムを出しています。分厚いギターとセンチメンタルなメロディ。そして切ないツボをついたメロディとサウンドですよね。正にパワー・ポップの条件を全て持ってるバンドと言えます。'90年代は正にこのウィザーの登場がきっかけとなって、その後、ポウジーズ、ティーンネイジ・ファンクラブ、ジェリーフィッシュ、そうしたパワー・ポップ・バンドが注目されました。僕が選んだ'90年代、パワー・ポップのバンド。ここでふたつ紹介します。チェリー・トゥイスター「Sparkle」、そしてジェリーフィッシュ「I Wanna Stay Home」。2曲続きます。

Sparkle
I Wanna Stay Home

佐野元春 : Motoharu Radio Show。先週に引き続いてパワー・ポップのレコードを特集をしています。パワー・ポップ。そのリリックを見てみると意外と男の情けないところが出ています。先に聴いたウィザー。彼らの音楽は一時期「泣き虫ロック」なんて言われてました。人はどちらかと言えば幸福な歌よりも不幸な歌に耳を傾けたがります。自信に満ちた歌よりも情けない歌が愛されます。そんな情けない感じをハードなギターと切ないメロディで隠す。実をいうとそれがパワー・ポップの本質なんじゃないか、そんな僕の持論をコヨーテバンドのギタリスト、パワー・ポップに詳しい深沼元昭くんに訊いたところ、「佐野さん、正にそうです」と言ってました。なるほど。とするとパワー・ポップ。情けない男がこの世にいる限り、パワー・ポップはこれから先絶えることはない。そういうことになりそうです。では僕が選んだ現代のパワー・ポップ・レコードを聴いてみます。ブルー「Kate」、そしてヴァイニルキングス「Dreams」。2曲続きます。

Kate
Dreams

・スーパー・ナチュラル・ウーマン
最後に元春のレパートリーの中からパワー・ポップ曲。「この曲は自分にとって最高の女性讃歌。やけくそになって愛情たっぷりに歌ってます」と元春。
佐野元春 and The Coyote Bandの新しいアルバム『ZOOEY』から「スーパー・ナチュラル・ウーマン」。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
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Sunday Song Book #1074

2013年05月12日 | Sunday Song Book

2013年05月12日プレイリスト
「棚からひとつかみ」
1. RAINY WALK / 山下達郎 "ムーングロウ" '79
2. I'M NOT READY (TO LET YOU GO) / STREET CORNER SYMPHONY "HARMONY GRITS" '75
3. LOVE THE WAY YOU LOVE ME / EDDIE HOLAN "LOVE THE WAY YOU LOVE ME" '79
4. CRY LIKE A BABY / DOROTHY MOORE '73
5. CARLA MY LOVE / THE SOFTONES "TOGETHER" '79
6. I THANK YOU BABY / JUNE & DONNIE '69
7. TAMMY / DEBBIE REYNOLDS '57
8. ずっと一緒さ / 山下達郎 "オーパス" "レイ・オブ・ホープ" '08
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■内容の一部を抜粋
・近況
「わたくし、もう先々週になりますが、ゴールデンウィークに大阪フェスティバルホールのこけら落とし二日間公演、無事に終了致しました。お出でいただいたお客様、誠にありがとうございました。大阪らしい大盛り上がりでございます。お陰さまで気持ちよくやらしていただきましたが。それでも一年ぶりに二日間だけ独立した日なので、たった二日のライヴでもですね、50本のライヴと手間は同じで、リハーサルの比も同じですのでですね(笑)、全くアレなんですが。一年ぶりにやって、今日初日、明日千秋楽みたいな、そういうライヴでしたがですね(笑)。調子がちょっとなかなか。それといつもの構成とちょっと違ってた選曲でやっておりましたのでですね。初日はちょっと飛ばしすぎましてですね。お客さんに煽られたというのもあるんですけれども、途中で息切れしそうになりまして必死の思いで回復しました。翌日はペース配分考え直しまして、ことなきを得た、そういう感じでございますが。まだまだ、この年になっても修行が足らない今日この頃でございます。この勢いでまた秋口からのツアー、全国49本ございます、秋口からのツアー、またはりきってやっていきたいと思います。一段落でございます」と達郎さん。

ライヴが一段落したのでまたスタジオに戻って新曲を書いてるという。ここ一週間締め切り間近で今は歌詞を書いてるとか。

・「棚からひとつかみ」
今週はハガキのチェックもままならないまで、いつものレギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」。

・RAINY WALK
昨日あたりから雨がちなのでこの曲。1979年のアルバム『MOONGLOW』から「RAINY WALK」。

・I'M NOT READY(TO LET YOU GO)
フェスティバルホールこけら落とし公演のためにリハーサルしたのは都内の練習スタジオ。そこで別のスタジオに来ていた知り合いのミュージシャンが、達郎さんが三十数年前にTOKYO FMでやったコーラスのスペシャル番組をエアチェックしたテープを今でも持っていて、その番組でかかったストリートコーナー・シンフォニーのレコードを探してると聞いたのだとか。そこで彼にその曲をプレゼントしたのだそうだ。調べてみるとまだCDになってないことがわかったので、リマスタリングしたいい音なので番組でかけることにしたという。
ストリートコーナー・シンフォニーはイーストコーストの黒人5人組のヴォーカル・グループ。1975年に出た彼らのただ1枚のアルバム『HARMONY GRITS』に入ってるアカペラの曲「I'M NOT READY(TO LET YOU GO)」。この他の曲は全編当時のディスコものだそうだ。プロデューサーはマイケル・ゼーガ。

・LOVE THE WAY YOU LOVE ME
エディ・ホランは全く無名のソングライター、プロデューサー。ブラック・アイスに何曲か曲を書いてる。1979年に1枚だけソロ・アルバム『LOVE THE WAY YOU LOVE ME』を出している。このアルバムは隠れた名盤で、昨年、ディスクユニオンがディストリヴュートしている「Think! Records」から紙ジャケで世界初CD化された。その中から今日はアルバムのタイトル・ソングで「LOVE THE WAY YOU LOVE ME」。

・CRY LIKE A BABY
達郎さんが手に入れたシングル盤から。ドロシー・ムーアの1973年の初ヒット「CRY LIKE A BABY」はアシュフォード&シンプソンのペンになる一曲。全米ソウル・チャート79位。

・CARLA MY LOVE
1979年にソフトーンズとファースト・クラスが組んで出したアルバム『TOGETHER』が待望のCD化。今日はアナログLPのB面の1曲目でソフトーンズ歌ってる有名な曲「CARLA MY LOVE」。ソフトーンズとファースト・クラスはどちらもボルチモア出身のスィート・ソウル・グループ。

・PERFORMANCE 2013
秋からはじまる全国ツアーが決定した。8月27日(火)、埼玉県戸田市文化会館を皮切りに12月24日(火)、クリスマスイブの中野サンプラザまで全国26都市49公演のホール・ツアー。詳しいスケジュールとチケットの販売方法は山下達郎のオフィシャル・ホームページの「Live」にアップしている。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・まりやさんのニュー・シングル
まりやさんのニュー・シングルの発売が決定した。6月26日発売で、昨年に引き続いて「NEWS23」のエンディング・テーマで、タイトルは「Dear Angie ~あなたは負けない」。3月まで「NEWS23 クロス」のエンディング・テーマだった「それぞれの夜」を収録した両A面シングル。カップリングはビートルズ・カヴァーで「YOUR MOTHER SHOULD KNOW」が入ってる。通常盤「Dear Angie ~あなたは負けない」はもう一曲多くて「THIS BOY」も収録されている。初回限定盤「Dear Angie ~あなたは負けない」はDVD付きで「Dear Angie ~あなたは負けない」のミュージック・ビデオ、2000年に行われた「SOUVENIR」ライヴから「元気を出して」のライヴ映像を収録している。ライヴ映像を商品にするのも初めてのこと。
http://wmg.jp/mariya/

・ドラマ「第二楽章」
達郎さんが主題歌を担当するNHKのドラマ10「第二楽章」。NHK総合テレビ4月16日から毎週火曜日午後10時、連続9回のドラマ。出演は羽田美智子さん、板谷由夏さん、谷原章介さん。クラシックの世界を描いた女性二人の友情の物語。主題歌のタイトルは「コンポジション」。NHKのドラマ主題歌は朝ドラ「ひまわり」の主題歌「ドリーミングガール」以来17年ぶり。今回はとても静かな曲で今までにない抑制された曲だとか。リリースは今年の夏頃を予定。来週あたりにテレビサイズをオンエア予定。
http://www.nhk.or.jp/drama10/dainigakushou/

・I THINK YOU BABY
ダニー・ハザウェイのシンガーとしてのデビュー作。ジューン・コンクエストという女性シンガーとのデュエットで出したシングルで「I THINK YOU BABY」。1969年にシカゴのカーティス・メイフィールドのカートム・レーベルからジューン&ダニー名義でリリースした。ダニー・ハザウェイとカーティス・メイフィールドの共作で全米ソウル・チャート46位。プロデュースもダニー・ハザウェイとカーティス・メイフィールド。ダニー・ハザウェイがメジャーになった1972年にダニー・ハザウェイ&ジューン・コンクエストとして再発されて全米ソウル・チャート41位。全米チャートにもランクイン。まだCDになっていない。

・TAMMY
出汁に山下達郎を聴かせるという方からのリクエスト。デビー・レイノルズの「TAMMY」。1957年の全米NO.1でミリオンセラー。

・ずっと一緒さ
19歳の女性からのリクエストで「ずっと一緒さ」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

05月19日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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山下達郎 LIVE at Festival Hall

2013年05月12日 | 山下達郎

3日、4日と山下達郎の新装フェスティバルホールこけら落とし公演
「山下達郎 LIVE at Festival Hall」を聴きに行きました。
ライヴはとても素晴らしかったです。
よい雰囲気の中で祝祭の空間を楽しみました。
SITEDOIにライヴ・レポをアップしました。
よろしくお願い致します。

新装フェスティバルホールのエントランス。



入場してすぐの右側壁に緞帳の絵柄を紹介した展示がありました。



ライヴの中で達郎さんも紹介されてましたが二種類ありました。

入場口は二階にありますがホールは五階にあります。
エスカレーターで上昇します。
緩やかな上昇で初日はそれが気になりました。
今度からは気をつけないと。少し時間がかかりますので。

ホールのホワイエはシャンデリアが上から降り注ぐラグジュアリーな空間でした。



カフェが併設されていました。



ベートーヴェンとシェイクスピアのレリーフもありました。



三階席のフロアには旧ホールで開催した公演の写真の展示とともに、



1970年代に使用されたピアノの展示もありました。



そう、ここはまるで博物館のようでもありました。
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Motoharu Radio Show #149

2013年05月08日 | Motoharu Radio Show

2013/05/07 OnAir - 1st. Week - パワー・ポップ特集 第一回~70年代の名曲から~
01.Fleetwood Mac:Dreams
02.Johnny Marr:New Town Velocity
03.Michael Bublé:Something Stupid (feat. Reese Witherspoon)
04.Stereophonics:Indian Summer
05.Raspberries:I Wanna Be With You
06.Raspberries:Go All the Way
07.The Rubinoos:I Wanna Be Your Boyfriend
08.Badfinger:Come and Get It
09.Badfinger:No Matter What
10.Dwight Twilley:In My Life
11.Cheap Trick:Surrender
12.Raspberries:Let's Pretend
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■内容の一部を抜粋
・パワー・ポップ特集 第一回~70年代の名曲から~
「特集はパワー・ポップ。'70年代のパワー・ポップ・バンドのレコードを集めてみます」と元春。

・Dreams
フリート・ウッドマックの'70年代のヒット・レコードから「Dreams」。

・New Town Velocity
元スミスのギターリスト、ジョニー・マーの最近出たソロ・アルバムから「New Town Velocity」。

・Something Stupid
フランク・シナトラとナンシー・シナトラの名曲「Something Stupid」をマイケル・ブーブレと女優のリース・ウィザスプーンがデュエット。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月5月の「3PICKS!」はステレオフォニックス『Graffiti On The Train』、アイアン&ワイン『Ghost On Ghost』、そしてリチャード・トンプソン『Electric』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はステレオフォニックス『Graffiti On The Train』。

・ステレオフォニックス
英国ウェルズ出身のバンド。'90年代にデビューしてこれまでに7枚のスタジオ録音盤を出している。ソングライターのケリー・ジョーンズを中心にした4人編成のバンド。途中、ドラマーが脱退して、その後に亡くなってしまうという悲しい出来事もあった。ステレオフォニックスがこれまで出したアルバムは英国でほとんどチャートNO.1となっている。正に2000年代を代表するイギリスのロック・バンドといっていい。
「ステレオフォニックスの魅力、僕が感じるのはパワーのあるポップなロック・サウンドですね。米国的なルーツ・ロックとU.K.バンドらしいポップなメロディが上手くかみ合っている。特にストリングスの使い方がとても魅力的です。このバンド独特のドラマティックな世界観が素晴らしいと思います」と元春。
そのステレオフォニックスが新しいアルバム『Graffiti On The Train』を出した。デビュー・アルバム以来、パートナーとして組んでいたV2レコードを離れて今回は自分たちのレーベル、スタイラス・レコーズからリリースしている。昨年はバンドのドラマーが脱退するということがあったそうだ。そうした困難を乗り越えて完成した新作。ニュー・アルバム『Graffiti On The Train』から「Indian Summer」。

佐野元春 : さて、五月ですね。この月に入るとよく五月病なんて言葉を聞きますけれども、はっきり言ってそんな病気はありません。病院に行って「どうやら五月病なんですけれども」なんて言っても、たぶん医者は取り合ってくれないと思うので、気をつけたいところです。何だか陽気がいいせいか、ぼんやりしてしまうなぁ、ということであれば、ごきげんな音楽を聴いて気分を上げていきたいところです。そこで今夜のMotoharu Radio Show。パワー・ポップのレコードを集めてみました。そうですね、パワー・ポップの三大要素と言えばポップ、ギター・ラウド、そしてスィートなメロディ。これに尽きます。そのルーツとなっているのがザ・ビートルズ。ビートルズが解散した以降、'70年代に数々のパワー・ポップ・バンドが登場しました。Motoharu Radio Show。今週、来週と二週に渡ってパワー・ポップの特集をします。まず聴いてみたいのはこのグループ。パワー・ポップ第一世代のバンドといっていいと思います。ソングライター、エリック・カルメンのバンド、ラズベリーズ。'70年代のヒット・レコードから「I Wanna Be With You」、そして「Go All the Way」。2曲続きます。

I Wanna Be With You
Go All the Way

曲をかけ終えて。
「余談になりますが、以前、'80年代に同じこのNHK-FMでサウンドストリートという番組、僕は月曜日を担当していました。そのとき番組のはじまりで僕が叫んでいたのはこのフレーズ、"I Wanna Be With You"ですね。何を隠そうこのフレーズはラズベリーズのヒット曲から来ていたという。ちょっとそのことを思い出しました」と元春。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週はNPO法人「きらり水源村」。熊本県菊池市の山里、水源地区で活動している。平成12年に廃校となった木造校舎を活用して様々な自然農業体験プログラムを行うなど住民の方々と連携した地域づくりを行っている。

・I Wanna Be Your Boyfriend
'70年代の隠れたパワー・ポップの名曲、ザ・ルビナースの「I Wanna Be Your Boyfriend」。

佐野元春 : パワー・ポップ。このパワー・ポップ・バンドに共通しているのはみんなビートルズの遺伝子を継いでいるということです。特集、最初に聴いてみたラズベリーズ。ソングライター、エリック・カルメンですね。レノン=マッカートニーと同じ質を持ったメロディメーカーだと思います。そのビートルズのレーベル、アップル・レコード。このレーベルと契約してなんとビートルズのメンバーがプロデュースしたという幸運なバンドがいます。バッドフィンガー。ラズベリーズと並んでパワー・ポップ第一世代のバンドです。初期のヒット曲のひとつ「Come and Get It」。この曲の作詞作曲はポール・マッカートニー。バッドフィンガーに曲を提供しようということでレコーディング・スタジオに入ってなんと10分間で作ってしまったという逸話があります。この曲は当時、リンゴ・スターが出演した映画『マジック・クリスチャン』のテーマ曲としてタイアップしてました。そのこともあって英国・米国ともにトップ10ヒットとなりました。たった10分で作った曲が世界的に大ヒットしたということ、すごいことですよね。ちなみにビートルズのファンの方だと知ってると思います。後に発表されたビートルズの『Rarities』というアルバム。この「Come and Get It」。この曲のポール・マッカートニーのデモ・ヴァージョンが収録されています。これはこれでいい感じに仕上がってるんですよね。バッドフィンガー。そんなことからビートルズの弟分的な存在としてデビューしました。正にバッドフィンガーはビートルズ直系のパワー・ポップ・バンドと言っていいと思います。では今話に出たレコード「Come and Get It」。そしてセカンド・アルバムからのシングル・カット。この曲も大ヒットしましたね。「No Matter What」。バッドフィンガー、2曲続きます。

Come and Get It
No Matter What

・In My Life
ドワイト・トゥイリーはビートルズのトリヴュート・アルバムを出している。「In My Life」はビートルズのカヴァー。

・Surrender
米国西海岸でパワー・ポップ・バンドが目立っていたが、シカゴで結成されたチープ・トリックは日本で火がついたバンド。1978年の日本公演を収録したライヴ・アルバム『Cheap Trick at Budokan』が本国に逆輸入されて大ヒットした。このバンドもビートルズの影響が強くて何曲かビートルズのカヴァー作品を残している。

・Let's Pretend
ラズベリーズの最高にスィートでセンチメンタルなレコード「Let's Pretend」。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
来週も引き続いてパワー・ポップ特集。'80年代、'90年代、そして新世代のパワー・ポップ・バンドのレコードを集める。
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Sunday Song Book #1073

2013年05月05日 | Sunday Song Book

2013年05月05日プレイリスト
「棚からひとつかみ」
1. LOVELAND, ISLAND / 山下達郎 "フォー・ユー" "オーパス" '82
2. I WONDER / THE RONETTES '65
3. EVERYTHING THAT TOUCHES YOU / THE ASSOCIATION '68
4. YOU'LL BE NEEDING ME(ORIGINAL DEMO) / DAVID GATES "EARLY YEARS" '6?
5. CHANGES / QUICKSILVER "COMIN' THRU" '72
6. AL DI LA / EMILIO PERICOLI '62
7. GO WHERE YOU WANNA GO / THE MAMAS & THE PAPAS "IF YOU CAN BELIEVE YOUR EYES & EARS" '66
8. 片想い / 山下達郎 "アルチザン" '91
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■内容の一部を抜粋
・近況
4月10日に新装オープンした大阪のフェスティバルホールのオープニング・シリーズの一環として5月3日(金)、4日(土)にライヴを開催した。
「それなので番組が前倒しになっております。無事に終わってるはずでございます。いらっしゃっていただいた皆様、ありがとうございました。詳しい話は来週に(笑)、したいと思いますが。ここの一週間、そういうリハーサルと本番でございまして。これが終わりますと、次の曲の仕上げに入らなければなんないので、そっちのほうがもっと疲れたりするんですが(笑)。がんばってやりたいと思います」と達郎さん。

・「棚からひとつかみ」
いつものレギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」。今週はソフト・ロック系という感じ。やわらかく、五月のこどもの日らしく、まったりと。

・LOVELAND, ISLAND
83歳の伯母さんを毎日、放射線治療に連れて行ってるという女性からのリクエスト。

・I WONDER
ロネッツの1965年のアルバム『THE FABULOUS RONETTES』から「I WONDER」。ステレオ・ヴァージョンだけがなぜかドラムのイントロが入ってる。ドラムはハル・ブレイン。

・半身浴の読書
リスナーから「半身浴で読書するとき、持ち込むのは文庫本かマンガです。達郎さんはいかがでしょうか」というお便りを読んで。
達郎さんも同様で文庫本かマンガなのだそうだ。完全防水の電子書籍の端末をお風呂に浮かべて読みたいという。高価な本や、大好きな古本は半身浴に持ち込めない。特に古本はにおってくるので無理だとか。

・EVERYTHING THAT TOUCHES YOU
アソシエイションの1968年のベスト10ヒットの「EVERYTHING THAT TOUCHES YOU」。邦題「恋にタッチはご用心」。ドラムはハル・ブレイン。

・超常連の条件
リスナーから「超常連の条件、ハガキの個人情報はどうされてますか?」という質門。
熱心にハガキを書いて送ってくれる人は自分のフォーマットというものがあり、見たらすぐわかる字体、レイアウトというものを持ってる。そういう人が超常連。質問したリスナーも見たらすぐわかるので超常連。ハガキは全部目を通して、個人情報があるので保存はしなくて、一日で全て片を付けるというシステムになってるという。厳重に個人情報は管理しているのでご安心をとのこと。

・YOU'LL BE NEEDING ME(ORIGINAL DEMO)
イギリスのエース・レコードがまるで「SUNDAY SONG BOOK」を聴いていたかのようにソングライターものを矢継ぎ早に出している。今度はオーストラリアのレア・ロッキン・レコーズというところからデヴィッド・ゲイツの『EARLY YEARS』、1962年から1967年のソングブックが出た。まるで「SUNDAY SONG BOOK」を聴いていたかのようなコンピでお勧めなのだとか。このコンピのラスト33曲目に入ってるデヴィッド・ゲイツのデモ・ヴァージョンで「YOU'LL BE NEEDING ME」。ニノ・テンポとエイプリル・スティーヴンスが1965年にシングルで出し、レターメンもアルバムで取り上げている。

・CHANGES
クイックシルバーの作品が紙ジャケでヴィヴィッド・サウンドから出た。イタリア系アメリカ人のディノ・ヴァレンティの朗々とした声。1972年のラスト・アルバム『COMIN' THRU』から「CHANGES」はディノ・ヴァレンティノ作品。

・まりやさんのニュー・シングル
まりやさんのニュー・シングルの発売が決定した。6月26日発売で、昨年に引き続いて「NEWS23」のエンディング・テーマで、タイトルは「Dear Angie ~あなたは負けない」。3月まで「NEWS23 クロス」のエンディング・テーマだった「それぞれの夜」を収録した両A面シングル。カップリングはまりやさん初のビートルズ・カヴァーで「YOUR MOTHER SHOULD KNOW」が入ってる。通常盤はもう一曲多くて「THIS BOY」も収録されている。初回限定盤はDVD付きで「Dear Angie ~あなたは負けない」のミュージック・ビデオ、2000年に行われた「SOUVENIR」ライヴから「元気を出して」のライヴ映像を収録している。ライヴ映像を商品にするのも初めてのこと。
http://www.mariyat.co.jp//index.html

・ムーン時代のアナログ盤
暇がなくて準備が整わず遅れてしまったが『OPUS All Time Best 1975 - 2012』にちなんだプレゼント。『OPUS』はベスト・アルバムなのでムーン時代のアナログ盤。オリジナルの見本盤で達郎さんが持ってるストックの中から放出。サイン入りでプレゼント。くれぐれもヤフオフ等のオークションには流さないこと。現在は1988年のアルバム『僕の中の少年』。あまりストックがないので5名にプレゼント。

・プレゼント
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp

・AL DI LA
エミリオ・ペリコリが亡くなった。映画『恋愛専科』の主題歌で日本でも大変ヒットした「AL DI LA」が代表曲。享年86歳。カンツォーネの「AL DI LA」は1962年に全米6位となったミリオンセラーのシングルだがエディット・ヴァージョンでバースがない。今日はオリジナル・サウンドトラックから「AL DI LA」。

・GO WHERE YOU WANNA GO
ママス&パパスの1966年のファースト・アルバム『IF YOU CAN BELIEVE YOUR EYES & EARS』から「GO WHERE YOU WANNA GO」、邦題は「青空を探せ」。フィフス・ディメンションのデビュー・ヒットでお馴染み。リズム・セクションは同じ。

・スマホ
リスナーから「達郎さんはスマホですか? 思い付いたフレーズを録音したりしているのですか?」という質門。
達郎さんはメールと電話はガラケーだが、あとは全部、iPhone。道案内が便利で道に迷わなくなったとか。

・アルバイト
リスナーから「思い出に残るアルバイトはありますか?」という質門。
18歳のとき運送屋を半年やったら右肩が上がらなくなったそうだ。中小企業ですごくきつくて手下ろし手積みだったとか。

・片想い
1991年のアルバム『ARTISAN』から「片想い」。5月になるとリクエストが集まる曲。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

05月12日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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