Sunday Song Book #1357

2018年10月14日 | Sunday Song Book

2018年10月14日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. 今を生きよう(SEIZE THE DAY) / 竹内まりや 10月17日発売 ニュー・シングル
2. FANNIE MAE / BUSTER BROWN '59
3. YOU'VE MADE ME SO VERY HAPPY / BRENDA HOLLOWAY '67
4. TAKE AWAY THE EMPTINESS TOO / TINA TOTT '69
5. HUSH SWEET LOVER / K.D.LANG "EVEN COWGIRLS GET THE BLUES"93
6. LOVELY DAY / BILL WITHERS '77
7. ALL I HAVE TO DO IS DREAM / THE EVERLY BROTHERS '58
8. IT'S AS EASY AS 1-2-3 / JILL GIBSON '64
9. 小さな願い / 竹内まりや 10月17日発売 ニュー・シングル
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■内容の一部を抜粋
・近況
「相変わらず前倒しで録っておりますが、今日はちょっと遠いような近いようなそういう感じです」と達郎さん。10月3日(水)、4日(木)の大阪、フェスティバルホールの前に録って旅に出て、高松のレグザムホール、愛媛の松山市民会館と周ったところで番組を収録。13日(土)の静岡市民文化会館は「うまくいってるはず」とのこと。今週は16日(火)が京都のロームシアター京都、18日(木)が滋賀のびわ湖ホール。「お出でくださるみなさま、お待ち申し上げております」と達郎さん。番組オンエアの段階ではツアーも残り9本となりカウントダウンに入ったとか。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・リクエスト大会
番組は先週に引き続いて「リクエスト特集」。6月末のリクエストから順番に、「棚つか」に勝らずとも劣らない濃いリクエストに応えるそうだ。

・今を生きよう(SEIZE THE DAY)
まりやさんのニュー・シングル『小さな願い』はいよいよ今週10月17日発売。先週、先々週は10月26日に公開される映画『あいあい傘』の主題歌「小さな願い」をオンエア。今週はカップリングの「今を生きよう(SEIZE THE DAY)」。10月27日(土)にスタートするNHK総合の土曜時代ドラマ『ぬけまいる~女三人伊勢参り』の主題歌。両A面シングルで初回プレスには竹内まりや FAN MEETINGに参加するための応募ハガキが封入されている。詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・FANNIE MAE
バスター・ブラウンはニューオリンズ出身のシンガー、ブルース・ハーピスト。いわゆるワンヒット・ワンダーだが1959年の「FANNIE MAE」は人気がある。1960年初頭にR&BチャートNO.1、全米チャート38位。今日は珍しいリアル・ステレオ・ヴァージョンでオンエア。

・YOU'VE MADE ME SO VERY HAPPY
ブレンダ・ホロウェイはモータウンの女性シンガー。1967年の「YOU'VE MADE ME SO VERY HAPPY」はR&Bチャート40位、全米チャート39位。その後、BLOOD, SWEAT & TEARSがカヴァーして有名になった。ノット・オン・アルバムだったのでCDが出るまでシングルでしか聴けなかったそうだ。

・TAKE AWAY THE EMPTINESS TOO
ティナ・トットはニューキャッスル出身の女性シンガー。マリー・トーランドという名前でも数枚作品を出しているくらいしかバイオグラフィがわからない。1969年の「TAKE AWAY THE EMPTINESS TOO」はイギリスのトニー・マコーレが曲を提供している。トニー・マコーレとジョン・マックレオードの作品集(コンピレーション)『BUTTERCUPS & RAINBOWS』しか収録されてないとか。

・HUSH SWEET LOVER
k.d.langはカナダのシンガー・ソングライター。1993年の「HUSH SWEET LOVER」はサウンドトラック『EVEN COWGIRLS GET THE BLUES』に収録されている。曲をかけ終えて。「歌うまい。それでプロツールスじゃない録音、完璧。こういうの歌(笑)。ふふふ。これが歌」と達郎さん。

石川県のリスナーから「特別親しいわけではないのに自分にとっては意味深いタイミングで誰かと再会した」体験のお便り。以前の職場の同僚が30歳を前に安定した職を手放して、鉄道会社に転職し車掌になりたいという夢を叶えた。偶然乗車した電車の中でアナウンスを聞き、声と最後に名乗った名前でわかったという。リスナー自身もちょうど7年ほど勤めた仕事を辞めたところ。自分の思いに素直になろうとしても、不安から逃げ出したくなることもあり、そんな中の出来事で背筋が正される思いだったという。そんな素敵なお便りを読んで。
「新しい仕事大変ですね。場所が変わるというのは大変です。必ず前がよかったと人が言ったり、自分がそう思ったりしますけれども、進むことのほうが大事です。未来のほうが過去よりも大事ですから。スティーブ・ジョブズみたいな台詞を言ってますけれども(笑)。がんばってください」と達郎さん。

・LOVELY DAY
そんな石川県のリスナーのリクエスト。ビル・ウィザース、1977年、ソウル・チャート6位、全米チャート30位の「LOVELY DAY」。

・今後の予定
来週はまた聴取率週間。「でもツアーのど真ん中ですので、そんなはったりくさいことができないので、気は心で来週は『秋で棚つか』。秋になってきました。秋ソングで棚つか。洋楽オンリーです」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

・まりやさんのニュー・シングル『小さな願い』
今週の10月17日発売。10月26日に公開される映画『あいあい傘』の主題歌「小さな願い」。カップリングは10月27日(土)にスタートするNHK総合の土曜時代ドラマ『ぬけまいる~女三人伊勢参り』の主題歌「今を生きよう(Seize the Day)」。両A面シングル。初回プレスには竹内まりや FAN MEETINGに参加するための応募ハガキが封入されている。詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・竹内まりや FAN MEETING
竹内まりやさんが今年の11月25日でデビュー40周年を迎える。そこではじめての試みとなるファン・ミーティングが11月16日(金)に大阪NHKホール、11月18日(日)は東京品川プリンス・ステラボールにて行われる。このファン・ミーティングに参加するには11月23日から期間限定公開される「souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~」のムビチケ・カードと10月17日発売予定のニュー・シングル両方の購入が必要になる。ムビチケ・カードに付属している応募券をシングルに封入されている応募ハガキに貼って応募すると、抽選で2500名にチケットが当選するとのこと。詳しい情報は竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME 〜時が奏でるリアルストーリー〜
10月5日(金)から25時25分〜25時55分の30分、連続ドキュメンタリー番組がスタートした。番組のタイトルは『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME 〜時が奏でるリアルストーリー〜』。なので達郎さんの「RIDE ON TIME」が使われている。フジテレビ単の放送だが、フジテレビのオンデマンド「FOD」で視聴できるそうだ。
「RIDE ON TIME」は一節、番組の中で出てくるので歌を入れなおしたとか。「RIDE ON TIME(2018 NEW VOCAL VERSION)」。ツアーの最中なのでフル・ヴァージョンのヴォーカル録音はまだだという。ツアーが終わったらフル・ヴァージョンを録音してどこかのボーナス・トラックに入れようかと思ってるのだそうだ。「珍しいですけれども、38年ぶりに歌録り直したんですけれども、あんまり変わらなかったんですよね(笑)。なんかいいのか悪いのかよくわかりませんね(笑)。ただ使うところの歌詞の部分がですね、ちょっと違えたかったというのがありまして、そういうものもありますので」と達郎さん。

・ALL I HAVE TO DO IS DREAM
ベタリクに応えて。「ALL I HAVE TO DO IS DREAM」はエヴァリー・ブラザーズの1958年の全米NO.1。邦題は「夢を見るだけ」。

・IT'S AS EASY AS 1-2-3
ジャン&ディーンのジャン・ベリーのガールフレンド、ジル・ギブソン。彼女のたった一枚出てる1964年のソロ・シングル「IT'S AS EASY AS 1-2-3」。曲作りにもジル・ギブソンは参加している。

・小さな願い
今週10月17日発売のまりやさんのニュー・シングルから10月26日に公開される映画『あいあい傘』の主題歌「小さな願い」。

2018年10月21日は、「『秋』で棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1356

2018年10月07日 | Sunday Song Book

2018年10月07日プレイリスト
「リクエスト+棚からひとつかみ」
1. 小さな願い / 竹内まりや 10月17日発売 ニュー・シングル
2. GOING UP THE COUNTRY / CANEED HEAT '69
3. HERE COMES THE SUN / RICHIE HAVENS '71
4. REAL LOVE / JODY WATLEY '89
5. MELLOW MELLOW RIGHT ON / LOWRELL '79
6. OH MARY, DON'T YOU WEEP / THE SWAN SILVERTONES '59
7. LOVE ME NOW / PERCY FAITH & HIS ORCHESTRA '65
8. 好・き・好・き SWEET KISS / 山下達郎 "レアリティーズ" '96
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は10月に入り26周年、27年目を迎えた。相変わらず前倒し収録なのだが先週の台風24号のあとに録ってるそうだ。「東京もすごい、青山通りなんて木が倒れておりまして。それで交通、大渋滞であります。で、その傷跡も癒えぬ間にですね、次が来て、25号という。今、10月4日くらいの予報しか見れてませんけれど、同じようなコース。嫌ですね」と達郎さん。

・リクエスト+棚からひとつかみ
今週は山のように溜まったリクエスト・カードに応えてリクエスト中心の「リクエスト+棚からひとつかみ」。リクエストはツアー前の6月末まで遡るそうだ。余ったら「棚つか」をまぶして。

・小さな願い
2018年10月26日に公開される映画『あいあい傘』。脚本・監督は宅間孝行さん。出演は倉科カナさん、市原隼人さん、立川談春さん、原田知世さん。この映画の主題歌をまりやさんが書き下ろした。タイトルは「小さな願い」で4年ぶりのシングル。10月17日発売。
http://aiai-gasa.com

・GOING UP THE COUNTRY
キャンド・ヒートはL.A.のブルース・バンド。ヴェンチャーズのメル・テイラーの弟が所属していたことでも知られている。1969年初頭のヒットで「GOING UP THE COUNTRY」。

・HERE COMES THE SUN
リッチー・ヘヴンズはニューヨーク出身の黒人のフォーク・シンガー。ウッドストック・フェスティバルのオープニング・アクトだったので映画に撮られて日本でも知られるようになった。不思議なギターのチューニングをする人。1971年、全米16位の「HERE COMES THE SUN」はビートルズのカヴァー。

・REAL LOVE
ジョディ・ワトリーはシカゴ出身。シャラマーのメンバーからソロになりヒットを飛ばした。1989年、全米ソウル・チャートNO.1、全米チャート2位の「REAL LOVE」。プロデュースはアンドレ・サイモン。後にジョディ・ワトリーの夫になるが、その後離婚。曲は二人の共作。

・MELLOW MELLOW RIGHT ON
ローレル・サイモンはシカゴ出身のソウル・シンガー。ロスト・ジェネレーションからソロになりたくさん曲を作った。今年6月に亡くなったそうだ。1979年、全米ソウル・チャート32位の「MELLOW MELLOW RIGHT ON」はローレル名義で出している。サンプリングでよく使われているそうだ。

・PERFORMANCE 2018
11月8日まで続く全国ツアーも今夜10月7日(日)の香川県レグザムホールが終わると残り11本。いよいよ一桁が見えてきた。今週は9日(火)が愛媛県の松山市民会館、13日(土)が静岡の静岡市民文化会館。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・まりやさんのニュー・シングル
10月17日発売のまりやさんのニュー・シングル「小さな願い」のカップリングは「今を生きよう(Seize the Day)」。10月27日(土)にスタートするNHK総合の土曜時代ドラマ『ぬけまいる~女三人伊勢参り』の主題歌。両A面シングル。田中麗奈さん、ともさかりえさん、佐藤江梨子さんの主演。ゲストが滝沢秀明さん(第三回)、舘ひろしさん(第四回、第五回)、大地真央さんほか、各回ごとにゲストが入るとか。「今を生きよう(Seize the Day)」は来週10月14日オンエア。
初回プレスには竹内まりや FAN MEETINGに参加するための応募ハガキが封入されている。詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・竹内まりや FAN MEETING「プレミアム・ミニ・ライヴ&トーク」
竹内まりやさんが今年の11月25日でデビュー40周年を迎える。そこではじめての試みとなるファン・ミーティングが11月16日(金)に大阪NHKホール、11月18日(日)は東京品川プリンス・ステラボールにて行われる。このファン・ミーティング「プレミアム・ミニ・ライヴ&トーク」に参加するには11月23日から期間限定公開される「souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~」のムビチケ・カードと10月17日発売予定のニュー・シングル両方の購入が必要になる。ムビチケ・カードに付属している応募券をシングルに封入されている応募ハガキに貼って応募すると、抽選で2500名にチケットが当選するとのこと。詳しい情報は竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~
2000年のsouvenir LIVE、2010年のsouvenir again、2014年の久しぶりの全国ツアー、souvenir 2014のライヴの映像からチョイスして初映画化(ライヴ映像)が決定した。「souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~」は今年の11月23日から12月7日まで期間限定ロードーショー。ここの18年間のライヴ映像の集大成。詳しくは竹内まりやスペシャル・サイトにて。
https://wmg.jp/mariya/

・タツローくん卓上カレンダー
今年も来年のためのとり・みきさんのイラストによる2019年タツローくん卓上カレンダーが山下達郎オンライン・ショップにて予約受付中。10月31日までの申し込み。ファンクラブ会員はファンクラブの通販でも購入できるそうだ。
http://shop.fannect.jp/tatsuro/pc/

・OH MARY, DON'T YOU WEEP
「OH MARY, DON'T YOU WEEP」というゴスペル・ソングはサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」のタイトルや歌詞にインスピレーションを与えたそうだ。この曲にはアレサ・フランクリン、ブルース・スプリングスティーン、プリンスと多くのカヴァーがあるとか。スワン・シルバートーンズにリクエスト。ものの本によるとこの古いゴスペル・ソング「OH MARY, DON'T YOU WEEP」は1915年に発表されたのがくさ分けで、最もよく知られているのが1959年のスワン・シルバートーンズ。スワン・シルバートーンズはウエスト・バージニア出身のゴスペル・グループ。トラディショナルなスタイルのゴスペル・グループ。このゴスペルの歌詞からポール・サイモンがインスパイアされて作ったのが「明日に架ける橋」。

・LOVE ME NOW
パーシー・フェイス・オーケストラの「LOVE ME NOW」はシングル・オンリーの楽曲。アルバムには収録されていない。1965年のレコーディング。映画『ザ・サード・デイ』のテーマ・ソング。

・好きな四文字熟語
リスナーから「達郎さんの好きな四文字熟語がありましたら教えてください」という質問。
「七転八起」だそうだ。

・好・き・好・き SWEET KISS
1998年のシングル「いつか晴れた日に」のカップリング「好・き・好・き SWEET KISS」にリクエスト。アルバム『RARITIES』に収録している。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2018年10月14日は、「リクエスト特集」
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Sunday Song Book #1355

2018年09月30日 | Sunday Song Book

2018年09月30日プレイリスト
レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
1. 小さな願い / 竹内まりや 10月17日発売 ニュー・シングル
2. DARLIN' / THE BEACH BOYS "WITH THE ROYAL PHILHARMONIC ORCHESTRA" '18
3. THE WARMTH OF THE SUN / THE BEACH BOYS "WITH THE ROYAL PHILHARMONIC ORCHESTRA" '18
4. IT'S ALL OVER / WALTER JACKSON '64
5. CON ME / THE PARAGONS '75
6. ALL IN THE FAMILY / GENERAL JOHNSON '76
7. BEATS THERE A HEART SO TRUE / JACK KELLER '58
8. IF BY CHANCE / WINDY CITY '74
9. 希望という名の光 / 山下達郎
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■内容の一部を抜粋
・近況
全国ツアーのため東京に帰れないので番組はFM 福岡のスタジオで収録とのこと。9月16日(日)、17日(月・祝)の福岡サンパレス公演が終わったタイミングなので10日以上の前倒しだという。9月11日(火)、12日(水)の名古屋国際会議場センチュリーホール、16日(日)、17日(月・祝)の福岡サンパレスが終わり、その後、21日(金)の長崎ブリックホール、23日(日)は大分iichikoグランシアタ、27日(木)、28日(金)が広島上野学園ホールとまわっており、うまく行ってるはずと達郎さん。今週10月3日(水)、4日(木)の二日間は大阪。今年最後のフェスティバルホール公演。
6月23日(土)にスタートした今年のコンサート・ツアー「PERFORMANCE 2018」。オンエアの段階では35本終わって残り14本になった。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・棚からひとつかみ
博多で収録しているので今週は久しぶりのレギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」。今年、達郎さんが購入したCDを中心に、あとはアナログ盤。今日はR&B系が多いとのこと。

「ずっーと前倒しで録っておりますので、そのあいだにまあ、台風が来るわ、地震は起こるわ、大変でございます。被災された方、心よりお見舞い申し上げます。ちょっと遅きに失しておりますけれども、こっちも前倒しなのですいません。みなさま、どうぞお大事に。一刻も早い復興、心よりお祈り申し上げております」と達郎さん。

・小さな願い
2018年10月26日に公開される映画『あいあい傘』。脚本・監督は宅間孝行さん。出演は倉科カナさん、市原隼人さん、立川談春さん、原田知世さん。この映画の主題歌をまりやさんが書き下ろした。タイトルは「小さな願い」で4年ぶりのシングル。10月17日発売。本邦初オンエア。
http://aiai-gasa.com

・DARLIN'
相変わらずオールディーズもののいろいろな企画CDが出続けている。イギリスのロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団を使って、アーティストのオリジナルの歌を活かしつつ、それに現代のリズム・セクションとオーケストレーションを付加するというストレンジな企画がはじまっている。エルヴィス・プレスリー、アレサ・フランクリン、ロイ・オービソン(以前番組でかけた)に続き、今度はビーチボーイズ。6月に日本でも発売された『WITH THE ROYAL PHILHARMONIC ORCHESTRA』から1968年のヒット曲「DARLIN'」。今回のビーチボーイズ版にはマルチテープに入ってるオリジナルの楽器を使ってるのであまり差異がわからないとか。

・THE WARMTH OF THE SUN
『WITH THE ROYAL PHILHARMONIC ORCHESTRA』からもう一曲。1964年のビーチボーイズのアルバム『SHUT DOWN VOL.2』に入ってる「THE WARMTH OF THE SUN」。ケネディ大統領が暗殺されたことにインスパイアされてブライアンが書いた曲。複雑なコード進行とバラードがオーケストラに合ってるとのこと。
『WITH THE ROYAL PHILHARMONIC ORCHESTRA』のシリーズは今まで4枚出たが、その中でもあんまり意外性がないのは、すべてブライアンの作曲能力とブライアンのヴォーカル能力、オリジナルのハーモニーの素晴らしさに負ってるからだそうだ。

・IT'S ALL OVER
ウォルター・ジャクソンのOKレーベルでのファースト・アルバムが昨年、日本のOLDAYS RECORDSから世界初CD化された。ウォルター・ジャクソンは1960年代にシカゴの4大シンガーと言われた。1983年に脳溢血で45歳の若さで亡くなってしまったが素晴らしい声をした人だった。アルバム『IT'S ALL OVER』のタイトル曲「IT'S ALL OVER」。プロデューサーはカール・デイヴィスとカーティス・メイフィールド。作詞作曲はカーティス・メイフィールド、アレンジがライリー・ハンプトン。1964年、R&Bチャート67位の「IT'S ALL OVER」。バリトン・ヴォイスなのにエンディングでシャウトするのがたまらない、シカゴの風が吹いています、と達郎さん。

・CON ME
達郎さんが最近買ったシングル。ドゥーワップのパラゴンズだと思って買ったそうだが、どうやら同名異グループのようだとか。アレンジがトーマス・ワシントン(トム・トム)、プロデュースのアーチー・ラッセルはジーン・チャンドラーなんかでよく名前を見るという。なのでシカゴのグループと思われる。1975年の「CON ME」。サム・ディースの作品。曲をかけ終えて。アル・ヤングみたいなドラムなのでフィリーっぽいと達郎さん。そういう妄想も楽しいそうだ。

・ALL IN THE FAMILY
買い逃したCDから。ジェネラル・ジョンソンはチェアメン・オブ・ザ・ボードのリード・ヴォーカル。ソロになってアリスタ・レーベルで放った最初のヒット「ALL IN THE FAMILY」。1976年、全米ソウル・チャート22位。エドセル・レーベルから2011年に出ているが、2010年にジェネラル・ジョンソンが亡くなってるので追悼盤。

・まりやさんのニュー・シングル
10月17日発売のまりやさんのニュー・シングル「小さな願い」のカップリングは「今を生きよう(Seize the Day)」。10月27日(土)にスタートするNHK総合の土曜時代ドラマ『ぬけまいる~女三人伊勢参り』の主題歌。両A面シングル。田中麗奈さん、ともさかりえさん、佐藤江梨子さんの主演。ゲストが滝沢秀明さん、舘ひろしさん、大地真央さんほか、各回ごとにゲストが入るとか。
初回プレスには竹内まりや FAN MEETINGに参加するための応募ハガキが封入されている。詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・BEATS THERE A HEART SO TRUE
スクリーン・ジェムスのソングライター、ジャック・ケラーのソングブックが3枚組でイギリスのNot Now Musicから発売された。
http://www.notnowmusic.com/the-jack-keller-songbook.html

『THE JACK KELLER SONGBOOK』から1958年のペリー・コモの「BEATS THERE A HEART SO TRUE」。ようやく初CD化。ペリー・コモは2001年に、ジャック・ケラーは2005年に亡くなっている。

・IF BY CHANCE
達郎さんが最近買ったシングル。ウインディ・シティの「IF BY CHANCE」のロング・ヴァージョンのリアル・ステレオが手に入ったそうだ。プロデュースがウィリー・ヘンダーソン、アレンジはジェームス・マック。

「ちょっと遅れ馳せですけれども。私、北海道、苫小牧、北見とですね、ツアーをやって一月も経たないうちに地震が起こりました。お出でいただいたお客様の中にもですね、被害に遭われた方いらっしゃると思いますが、お見舞い申し上げます。少しずつ復興の兆しがあるようですけれども引き続き」と達郎さん。

・希望という名の光
「希望という名の光」にリクエストが集まった。「ちょっと遅れ馳せですけれども(笑)、くれぐれも皆さん、お大事に」と達郎さん。

・今後の予定
来週は「棚つか+リクエスト」の予定。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2018年10月07日は、「棚からひとつかみ+リクエスト」
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Sunday Song Book #1354

2018年09月23日 | Sunday Song Book

2018年09月23日プレイリスト
「ノン・ストップ・アレサ Part 2」
1. UNTIL YOU COME BACK TO ME / ARETHA FRANKLIN '73
2. SOMETHING HE CAN FEEL / ARETHA FRANKLIN '76
3. BREAK IT TO ME GENTLY / ARETHA FRANKLIN '77
4. NICKY HOKEY / ARETHA FRANKLIN "LADY SOUL" '67
5. DR.FEELGOOD / ARETHA FRANKLIN "LIVE AT FILLMORE WEST" '71
6. GOOD TO ME AS I AM TO YOU / ARETHA FRANKLIN "LADY SOUL" '67
7. AMAGING GRACE / ARETHA FRANKLIN "AMAGING GRACE" '72
8. I'M YOUR SPEED / ARETHA FRANKLIN "ALMIGHTY FIRE" '78
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録。6月23日(土)にスタートした「PERFORMANCE 2018」。9月11日(火)、12日(水)の名古屋国際会議場センチュリーホール、16日(日)、17日(月・祝)の福岡サンパレス、21日(金)の長崎ブリックホールはうまく行ってるはずとのこと。本日23日(日)は大分iichikoグランシアタ。今週は27日(木)、28日(金)が広島上野学園ホール。「大分、広島のみなさん、お待ち申し上げております」と達郎さん。広島が終わると35本消化したことになるので残り14公演。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・ノン・ストップ・アレサ Part 2
先週に引き続いてアレサ・フランクリンの追悼番組「ノン・ストップ・アレサ・フランクリン」。先週は'60年代から'70年代の頭くらいまで。ミリオンセラー連発の歴史だったが、今週は'70年代からアトランティックの最後まで。ざっと舐める程度だが曲が長くなってくるので、先週は多く曲がかかったが今週は普通なのだとか。

・UNTIL YOU COME BACK TO ME
'70年代に入って作風が広がってくる。1973年、全米ソウル・チャートNO.1、全米チャート3位、スティービー・ワンダーのペンになる「UNTIL YOU COME BACK TO ME」。リズム・セクションはニューヨークのバーナード・パーディ、チャック・レイニーと錚々たるもの。ミリオンセラー。

・SOMETHING HE CAN FEEL
1976年にカーティス・メイフィールドと組んでサントラを発表。『SPARKLE』というアルバムからシングル・カットの「SOMETHING HE CAN FEEL」は全米26位。ソウル・チャートは4週間1位。この頃になると全米チャートとソウル・チャートの差がだんだん開いてくる。白人聴衆と黒人聴衆の好みが分離してくる時代になってくる。また'70年代からR&Bチャートはソウル・チャートに名前が変わった。

・BREAK IT TO ME GENTLY
1977年の「BREAK IT TO ME GENTLY」はマーヴィン・ハムリッシュとキャロル・ベイヤー・セイガーの作品。ソウル・チャートNO.1、全米チャート85位。アルバム『SWEET PASSION』からのシングル・カット。

・NICKY HOKEY
ここまで来て先週かけそびれた'60年代の曲があり、達郎さんがいちばんアレサ・フランクリンの作品で聴いたのは『LADY SOUL』で、今回特集するのにもう一度聴き直したら、どうしてももう2,3曲入れたくなったとか。1967年に戻って「NICKY HOKEY」。「サザン・ソウルの素晴らしいグルーヴ」と達郎さん。

・DR.FEELGOOD
1971年のアルバム『LIVE AT FILLMORE WEST』から2005年に出た完全盤『DON'T FIGHT THE FEELING:THE COMPLETE ARETHA FRANKLIN & KING CURTIS LIVE AT FILLMORE WEST』に入ってるオリジナルとは別ヴァージョンの「DR.FEELGOOD」。全米NO.1の「RESPECT」のB面でファースト・アルバムに入ってる楽曲のライヴ・ヴァージョン。

・GOOD TO ME AS I AM TO YOU
「本日の後半部分は完全にじぶんの趣味になってしまいました(笑)。やはりじぶんにとっての人生で何位かのアルバムが『LADY SOUL』でありますので、1963年の『LADY SOUL』半分かけてしまいました」と達郎さん。その中でとりわけのお気に入りが「GOOD TO ME AS I AM TO YOU」。当時クリームだったエリック・クラプトンが参加している。たぶんトム・ダウドのコネクションだと思う、と達郎さん。このときのクラプトンは22歳。アレサは25歳。

・AMAGING GRACE
1972年のアレサ・フランクリンのゴスペル・アルバム『AMAGING GRACE』は彼女の人生でいちばん大きな売上になった。アレサはこのとき30歳。「AMAGING GRACE」。

・I'M YOUR SPEED
'70年代のアレサのアルバムは未CD化がたくさんあり、先程の「BREAK IT TO ME GENTLY」が入ってるアルバム『SWEET PASSION』も、この1978年のアトランティック最後の『ALMIGHTY FIRE』(カーティス・メイフィールドが全面的にプロデュースした)も未CD化作品。その中でカーティスの作品ではないB面最後の「I'M YOUR SPEED」。アレサの自作曲。

「アレサ・フランクリン。今の音楽ビジネスの現状を考えますと歌唱力や売上で上回る人はいるでしょうけれども、アレサ・フランクリンのような存在感のシンガーはもうたぶん出てこないと思います。アメリカの歴史が生んだ、そういう意味ではスターだと思います。私、いい時代にアレサ・フランクリンを聴くことができました。じぶんが中学から高校にかけてアレサ・フランクリンでありますとか、ジェームス・ブラウンのようなですね、じぶんには全く歯が立たない(笑)、文字通り超絶的な、文字通りのアーティスト、そういう人がじぶんがもっとも多感な青春時代にいてくれたおかげで、安易な自己過剰とかナルシズムにじぶんが陥ることなく、音楽表現に対して常に謙虚に向き合ってこられたという。じぶんにとってのアレサ・フランクリンはそういう存在でありました。心からご冥福をお祈り申し上げます」と達郎さん。

・今後の予定
来週はたぶん福岡での収録になる予定。レギュラー・プログラムの「棚からひとつかみ」に戻る。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2018年09月30日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1353

2018年09月16日 | Sunday Song Book

2018年09月16日プレイリスト
「ノン・ストップ・アレサ Part 1」
1. I NEVER LOVED A MAN (THE WAY I LOVE YOU) / ARETHA FRANKLIN '67
2. RESPECT / ARETHA FRANKLIN '67
3. CHAIN OF FOOLS / ARETHA FRANKLIN '68
4. (YOU MAKE ME FEEL LIKE) A NATURAL WOMAN / ARETHA FRANKLIN "LADY SOUL" '67
5. (SWEET SWEET BABY) SINCE YOU'VE BEEN GONE / ARETHA FRANKLIN '67
6. AIN'T NO WAY / ARETHA FRANKLIN "LADY SOUL" '67
7. THINK / ARETHA FRANKLIN '68
8. YOU SEND ME / ARETHA FRANKLIN '68
9. I SAY A LITTLE PRAYER / ARETHA FRANKLIN '68
10. SEE SAW / ARETHA FRANKLIN '68
11. THE WEIGHT / ARETHA FRANKLIN '69
12. ROCK STEADY / ARETHA FRANKLIN '71
13. OH ME OH MY (I'M A FOOL FOR YOU BABY) / ARETHA FRANKLIN '71
14. REACH OUT AND TOUCH / ARETHA FRANKLIN "LIVE AT FILLMORE WEST" '71
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は相変わらず前倒しで収録。「先日、9月6日、北海道胆振(いぶり)東部地震、大きな地震が起こってしまいました。その前にはですね、台風で近畿地方をはじめとして大きな被害が出ました。北から南から攻められておる日本でございますけれども。被災されたみなさま心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い復興をお祈り申し上げております。お身体みなさま気をつけて。復興努力を続けてください」と達郎さん。

・PERFORMANCE 2018
6月23日(土)にスタートした「PERFORMANCE 2018」。「9月2日(日)、3日(月)の神奈川県民ホール、6日(木)、7日(金)の中野サンプラザホール。おかげさまでなんとかやっております。神奈川県民の二日目はですね、ちょっとエヘン虫が出たりしましたが。取り戻しました(笑)。一所懸命やっております」と達郎さん。先週の11日(火)、12日(水)の名古屋国際会議場センチュリーホールはうまく行ってるはずとのこと。本日16日(日)、明日17日(月・祝)は福岡サンパレス、ここから九州ツアーがはじまり、今週21日(金)は長崎ブリックホール。「お出でくださるみなさま、お待ち申し上げております」と達郎さん。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・ノン・ストップ・アレサ Part 1
アレサ・フランクリンがちょうど一月前の8月16日に亡くなった。享年76歳。クィーン・オブ・ソウル、レディー・ソウルと言われたアメリカのリズム&ブルース界の巨人。「ちょうど私はアレサ・フランクリン、リアル・タイムで出会いましたので特別な印象があります。リズム&ブルースが好きで聴いてきましたが、基本的に男はJB、女はアレサと、ずっと言い続けて生きてまいりましたが。本当に素晴らしいシンガーであります。こういう人は二度とたぶん出てこないだろうという人です」と達郎さん。先日のチャック・ベリーに続いて、アレサ・フランクリン追悼プログラムをノンストップでオンエア。達郎さんにとってのアレサ・フランクリンはアトランティックが全てなので、あまりにも思い入れが深いため「アトランティックしばり」で二週間。それでも足りないとのこと。今回は当時の達郎さんの思い入れがある私的な追悼プログラム。

・I NEVER LOVED A MAN (THE WAY I LOVE YOU)
それまでコロンビアでジャズ・シンガーとして一定程度の評価があったけれど、アトランティックのプロデューサー、ジェリー・ウェクスラーが南部にアレサ・フランクリンを連れて行って、ここから'60年代サザン・ソウルの強力な布陣が出来上がる。アトランティックの記念スべきデビュー・ヒット「I NEVER LOVED A MAN (THE WAY I LOVE YOU)」。1967年、全米9位。R&BチャートではNO.1を7週続けたミリオンセラー。今聴くとドラムがダビングされてるという新しい発見があったとのこと。

・RESPECT
アレサ・フランクリンの初期の代表作の一作「RESPECT」はオーティス・レディングのカヴァー。全米、R&BチャートともにNO.1。R&Bチャート8週間1位のミリオンセラー。

・CHAIN OF FOOLS
1968年初頭のヒット「CHAIN OF FOOLS」。ドン・コヴェイの作品。全米2位、R&Bチャート1位を4週間のミリオンセラー。

・(YOU MAKE ME FEEL LIKE) A NATURAL WOMAN
キャロル・キングの作品「(YOU MAKE ME FEEL LIKE) A NATURAL WOMAN」は全米8位、R&Bチャート2位。のちにキャロル・キングがセルフカヴァーした。アレサのヴァージョンのフェイドアウト間際に一瞬声が掠れるのがたまらない、と達郎さん。

・(SWEET SWEET BABY) SINCE YOU'VE BEEN GONE
1968年の「(SWEET SWEET BABY) SINCE YOU'VE BEEN GONE」は全米5位、R&BチャートNO.1のミリオンセラー。

・AIN'T NO WAY
「(SWEET SWEET BABY) SINCE YOU'VE BEEN GONE」のシングルのカップリング「AIN'T NO WAY」は全米16位、9位。アレサの姉妹キャロリン・フランクリンが書いた作。このあたりからアリフ・マーディンがアレンジに関わってくる。「(YOU MAKE ME FEEL LIKE) A NATURAL WOMAN」のスコアは絶品であります、と達郎さん。

・THINK
1968年の「THINK」は全米7位、R&Bチャート7位のミリオンセラー。アレサ自身が弾くピアノのイントロがたまらない、と達郎さん。

・YOU SEND ME
「THINK」のシングルのカップリングがサム・クックのカヴァーで「YOU SEND ME」。全米56位、R&Bチャート28位。アレサのひとり三重唱は後にナタリー・コールの「THIS WILL BE」でこの手法が使われる。前半はここまで。

・I SAY A LITTLE PRAYER
後半は1968年のアルバム『ARETHA NOW』からシングル・カットの「I SAY A LITTLE PRAYER」。ディオンヌ・ワーウィックがヒットさせた曲との競作盤。全米8位、R&Bチャート3位。このころからポピュラリティーも同時に追求してゆく。達郎さんが高校一年のときでFENでかかりまくって、達郎さんは圧倒的にディオンヌ・ワーウィックよりもアレサのヴァージョンのほうが好きだったとか。

・SEE SAW
1969年初頭のヒット・ソング「SEE SAW」はドン・コヴェイの1965年のヒット曲のカヴァー。ドン・コヴェイとスティーヴ・クロッパーの共作。全米14位、R&Bチャート9位。

・THE WEIGHT
この頃は黒人のアフリカン・アメリカンが白人のヒット曲をカヴァーして黒人コミュニティーにアピールする手法が出てくる。アレサがその草分け的存在。ザ・バンドの1968年の「THE WEIGHT」をアレサが1969年にカヴァー。全米19位、R&Bチャート3位。ギターはデュアン・オールマンが参加していることで当時話題になった。

・ROCK STEADY
だんだんサザン・ソウルからニューヨークに場所が移ってきて、1971年の「ROCK STEADY」は全米チャート9位、ソウル・チャート2位。このときはスライ&ザ・ファミリーストーンの「FAMILY AFAIR」とアル・グリーンの「LET'S STAY TOGETHER」の二大モンスター・ヒットがあってソウル・チャートで1位が取れなかった。

・OH ME OH MY (I'M A FOOL FOR YOU BABY)
「ROCK STEADY」のカップリングで発売されたルルの1970年の作品「OH ME OH MY (I'M A FOOL FOR YOU BABY)」。全米73位、ソウル・チャート9位。

・REACH OUT AND TOUCH
1971年のアルバム『LIVE AT FILLMORE WEST』から「REACH OUT AND TOUCH」。もともとはビル・グラハムの手によりサンフランシスコにオープンしたロックが主体のアリーナ会場。そこにアレサがキング・カーティスをバックに登場して、当時ひじょうに話題になった。2005年には完全盤『DON'T FIGHT THE FEELING:THE COMPLETE ARETHA FRANKLIN & KING CURTIS LIVE AT FILLMORE WEST』が発売された。「REACH OUT AND TOUCH」はアシュフォード&シンプソンの作品でダイアナ・ロスのソロの第一弾作品。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2018年09月23日は、アレサ・フランクリン追悼「ノン・ストップ・アレサ Part 2」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1352

2018年09月09日 | Sunday Song Book

2018年09月09日プレイリスト
「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. SEPTEMBER / 竹内まりや '79
2. 五線紙 / 竹内まりや "ラヴ・ソングス" '80
3. ミラクル・ラブ / 竹内まりや '92
4. 新しい朝 / 早見沙織 9月19日発売
5. シャンプー / 竹内まりや 10月17日発売
6. LAST IN LOVE / 竹内まりや "未発表音源"
7. プラスティック・ラヴ / 竹内まりや "スーベニール" '00
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■内容の一部を抜粋
「山下達郎です。9月6日の北海道胆振(いぶり)東部地震で被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い復興を、併せて心よりお祈り申し上げます。今日放送のサンデー・ソングブックは9月6日以前に収録されたものです。予めご了承ください」

・近況
6月23日(土)にスタートした「PERFORMANCE 2018」。過ぎてしまったが9月2日(日)、3日(月)の神奈川県民ホール、6日(木)、7日(金)の中野サンプラザはうまく行ってるはず、とのこと。今週11日(火)、12日(水)は名古屋国際会議場センチュリーホール。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・納涼夫婦放談
番組は先週に引き続いて「納涼夫婦放談」。今週はすべてまりやさんの楽曲で構成しているとか。

・SEPTEMBER
9月になったので「SEPTEMBER」。

・五線紙
今年はあっという間に月日が過ぎたとまりやさん。60代に入ってこんなに忙しくなるとは思わなかったそうだ。まりやさんのRCA時代のカタログを順次リイシューする計画が進められているという。1980年のアルバム『LOVE SONGS』に入ってる「五線紙」は今でもライヴでよくやっている楽曲。まりやさんの学生時代の友人、安部恭弘さんの作曲。コーラスは安倍さんとEPO。『souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~』にも入れる予定だとか。

・souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~
2000年のsouvenir LIVE、2010年のsouvenir again、2014年の久しぶりの全国ツアー、souvenir 2014のライヴの映像からチョイスして初映画化(ライヴ映像)。『souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~』は今年の11月23日から期間限定ロードーショー。

・映像収録
リスナーから「ライヴ映像の収録は予め収録する公演を決めて行ってるんですか?」という質問。
ライヴ映像については場所を限定して行っているそうだ。ライヴ音源は毎回録音しているとか。『souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~』は全部収録したライヴ映像を見て、いちばんいいなというテイクをセレクトして2000年を中心に選んだという。「いろんなタイプの曲が入るようにってことと、ソロ・プレーが素晴らしいものを入れてとか、達郎がバックで伴奏している姿も相当楽しめますし、お宝映像もいろいろと、古い映像なども出てきますので、楽しみにしてください」とまりやさん。

・ベスト・トラック
リスナーから「40周年で最も好きなベスト・トラックはどの曲ですか?」という質問。
詞曲、演奏、アレンジを全部考えると「PLASTIC LOVE」がベスト・トラックなんだそうだ。「アレンジが素晴らしんですよ、とにかく。達郎のストリングスとかブラスのアンサンブル、すべてのアンサンブルが素晴らしいなと思って」とまりやさん。「アナログのいちばん全盛期の時代だから。あとミュージシャンの質とかね、いろいろね」と達郎さん。まりやさんによると山下達郎がやりそうな曲をと思って書いたので、ぴったりのアレンジだと思うとのこと。

・ミラクル・ラブ
質問したリスナーがまりやさんの曲でベスト・トラックだと思うのは「ミラクル・ラブ」。1991年に牧瀬里穂さんのデビュー・シングルとして書いた曲をセルフカヴァー。1992年のシングル「マンハッタン・キッス」のカップリングで、オリジナル・アルバムには収録されてないが、2007年のアルバム『DENIM』の初回盤のボーナス・ディスクに収録。

・雷に打たれたような衝撃
リスナーから「まりやさんは雷に打たれたような衝撃はありますか?」という質問。
小学3年か4年のときにテレビからながれてきたビートルズの「A HARD DAY'S NIGHT」が森永ストロング・チョコレートのCMで鳴った瞬間だという。そのときモノクロの映像で『ビートルズがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!』が映っていたとか。達郎さんはプロコル・ハルムの「青い影」。まりやさんがエレクトーンを習いたいと思ったきっかけも「青い影」だったそうだ。「あともうひとつあるとしたら」とまりやさん。1979年の達郎さんの日本青年館ホールのコンサートを観て、一週間後がデビュー・コンサートだったまりやさんは「もう一生ライヴはやりたくない」と思ったという。衝撃だったとか。

・新しい朝
早見沙織さんのニュー・シングル「新しい朝(あした)」をまりやさんが作詞作曲している。9月19日発売。

・小さな願い
2018年10月26日に公開される映画『あいあい傘』。脚本・監督は宅間孝行さん。出演は倉科カナさん、市原隼人さん、立川談春さん、原田知世さん。この映画の主題歌をまりやさんが書き下ろした。タイトルは「小さな願い」で4年ぶりのシングル。10月17日発売。カップリングは「今を生きよう(Seize the Day)」。「今を生きよう(Seize the Day)」は10月27日(土)にスタートするNHK総合の土曜時代ドラマ『ぬけまいる~女三人伊勢参り』の主題歌。初回プレスには竹内まりや FAN MEETINGに参加するための応募ハガキが封入されている。詳しくは竹内まりやのスペシャル・サイトにて。
https://wmg.jp/mariya/

・竹内まりや FAN MEETING
竹内まりやさんが今年の11月25日でデビュー40周年を迎える。そこではじめての試みとなるファン・ミーティングが11月16日(金)に大阪NHKホール、11月18日(日)は東京品川プリンス・ステラボールにて行われる。このファン・ミーティングに参加するには11月23日から期間限定公開される『souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~』のムビチケ・カードと10月17日発売のニュー・シングル両方の購入が必要になる。ムビチケ・カードに付属している応募券をシングルに封入されている応募ハガキに貼って応募すると、抽選で2500名にチケットが当選するとのこと。

・RCA時代のアルバムがリイシュー
11月25日でまりやさんはデビュー40周年。RCA時代のまりやさんのアルバムがようやくデジタル・リマスターでリイシューされることが決まり、今後、順次リイシューされる。まずは1978年のデビュー・アルバム『BEGINING』から。2018年11月21日発売予定。

・プレゼント
11月23日から期間限定公開される『souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~』のムビチケ・カードを20組40名にプレゼント。締切は9月末。

・souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~
2000年のsouvenir LIVE、2010年のsouvenir again、2014年の久しぶりの全国ツアー、souvenir 2014のライヴの映像から、2000年のライヴを中心に初映画化(ライヴ映像)。詳しい情報は竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・シャンプー
10月17日発売のまりやさんのニュー・シングル「小さな願い」には、松田聖子さんに提供した「声だけ聞かせて」のセルフ・カヴァーと、サンソンのクラブ活動を反映して「シャンプー」も収録される。「シャンプー」はもともと達郎さんがアン・ルイスさんのために作曲。作詞は康珍化(かんちんふぁ)さんで、作詞家としてのデビュー作だとか。今回のシングルには伊藤広規さんと難波弘之さんとまりやさんの3人でレコーディングした演奏が収録されている。サンソンのクラブ活動のため何年か前にビクターのスタジオで収録したとのこと。まりやさんは『souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~』の追加収録でロサンゼルスに行ったとき、20年ぶりくらいにアン・ルイスさんと会ったという。元気にしていたとか。

・LAST IN LOVE
2年くらい前にまりやさんとセンチメンタル・シティ・ロマンスと佐橋佳幸さんとでレコーディングした「LAST IN LOVE」。今回初オンエア。J.D.サウザーの作品。「いまギターの中野督夫さんが病床に伏しているそうなので、本当に早く元気になってほしいと祈っております」とまりやさん。

・若さの秘訣
リスナーから「まりやさんの若さの秘訣は何を食べ何を飲んでるのでしょうか?」という質問。
「普通のもの食べてますけれどね。達郎さんはすごいしっかりサプリメントとかやってますよね。ビタミンCの顆粒をしっかり摂っているのも役に立ってるよね、ちゃんとサプリメントとか栄養をけっこう気にしてますよね、偉いと思う」とまりやさん。

・プラスティック・ラヴ
2000年のsouvenir ライヴから「プラスティック・ラヴ」のライヴ・ヴァージョン。追っかけで達郎さんが歌うところのロングトーンが素晴らしいとまりやさん。『souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~』に入るそうだ。ロングトーンのハイbはあれ一回きりで、それ以前も以降も一度も出来てないそうだ。海外では「プラスティック・ラヴ」の動画が1500万回近く再生されてるという。

・今後の予定
アレサ・フランクリンが亡くなったのでアレサ・フランクリン追悼プログラム。チャック・ベリーに続いてノンストップでオンエア。「男はJB、女はアレサで育ってきましたから」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2018年09月16日は、アレサ・フランクリン追悼「ノン・ストップ・アレサ Part 1」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1351

2018年09月02日 | Sunday Song Book

2018年09月02日プレイリスト
「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. SUMMER VACATION / 竹内まりや & 山下達郎 "未発表音源"
2. グッドバイ・サマーブリーズ / 竹内まりや "ビギニング" '78
3. 輝くスターリー・ナイト / 竹内まりや "ビギニング" '78
4. 寒い夏 / 山下達郎 "僕の中の少年" '88
5. THIS BOY / 竹内まりや with BOX "未発表音源"
5. ALL MY LOVING / 竹野屋セントラル・ヒーティング "未発表音源" '80
7. さよなら夏の日 /山下達郎 "アルチザン" "オーパス" '91
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■内容の一部を抜粋
・近況
8月は9つも台風が生まれて、また今週台風が来る予報が出ている。「東京はなんかゲリラ豪雨とかですね、東北も水害が大変だそうでありまして。お見舞い申し上げます。引き続きくれぐれもご用心くださいませ」と達郎さん。ツアーは台風の中、豪雨の中をかいくぐって、これまでのところ1本もキャンセルなくやってきたそうだ。で8月18日の苫小牧市民会館、20日の北見市民会館、24日のフェスティバルホール、29日の新潟県民会館の4本は滞りなく終了したとか。「大阪フェスティバルホールはですね、それまでの北海道の小ぶりなホールから、大阪フェス(ティバルホール)のでっかいホールに行ったら、P.A.の人が楽しくなっちゃって音量上げちゃったんですね。で音量上げますと歌にめちゃくちゃ影響くるんで、跳ねがすごくてですね、一挙にエヘン虫が出まして、一曲半分くらい苦労しましたけれど、なんとか持ち直しました(笑)。新潟はそれでくれぐれも言い含めまして、ちゃんと小せぇボーリュームでやれ、怒りまして。滞りなくいきました。お出でいただいた方、ありがとうございました」と達郎さん。今夜は神奈川県民ホール、明日9月3日(月)の横浜(神奈川県民ホール)が25本目なので折返し、ちょうど中日。今週の週末6日(木)、7日(金)は中野のサンプラザ、来週11日(火)、12日(水)は名古屋と大都市が続く。

・納涼夫婦放談
毎年8月末に行う番組恒例の「納涼夫婦放談」、今年はツアーのスケジュールの関係で今週来週の二週間。名前が少し語弊があるものの、録音している日はまだ30度以上あるから、と達郎さん。でもすごい暑いときは北海道で12泊して、逆に寒いぐらいだったとか。

まりや「でも私、エヘン虫出たって言うけど、ここ40数年達郎のツアー見てるけど絶好調だよね。どうしちゃったのって言うくらい声出ちゃって。うち帰ってくると、どうしてそんな声出てるのって言うと、いやオレもわかんねぇって。どうしてんですか?」
達郎「日頃の行いの...」
まりや「何が秘訣?」
達郎「わかりません」
まりや「わかんないよね。去年もよく出てるねって話したけど、それを上回る声量が出てるんで」
達郎「60過ぎたら毎日声出せって医者に言われましたからねぇ」
まりや「毎日出してんのがいいのかなぁ?」
達郎「そうでしょうね。少しずつ少しずつ、そういう同じ思いがね、RIDE ON TIMEがヒットした80年からツアーをはじめたときに、やっぱり、80年にツアー再開したときに出ないだよね。そのとき大滝さんに、ふんふんふん、毎年半音ずつ下がっていくんだよって、アレしたんだけど、82、83年、84年経って、どんどんどんどん出てくるの」
まりや「コンスタントにやってると」
達郎「やっぱりそういうものなんでしょうね。勉強です、ハイ」
まりや「いや〜えらいもんだ」

・SUMMER VACATION
もともとは84年の村田和人さんの作品で川島なお美さんに提供した曲の歌詞を変えてセルフ・カヴァー。村田和人さんとまりやさんのデュオだったが、カラオケを借りてまりやさんと達郎さんで歌った。「村田くんには負けますけど」と達郎さん。

・グッドバイ・サマーブリーズ
11月25日でまりやさんはデビュー40周年。1978年のデビュー・アルバム『BEGINING』からA面1曲めの「グッドバイ・サマーブリーズ」。RCA時代のまりやさんのアルバムがようやくデジタル・リマスターでリイシューされることが決まったそうだ。2018年11月21日発売予定。まりやさんは映画『souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~』のためにロサンゼルスへロケに行ったそうだが、せっかくなのでデビュー・アルバムをレコーディングしたララビ・サウンドに行ってみようということになり、スタジオはサンタモニカ、ブルーバードから移転していたが、すごくきれいになっていて、「ここでレコーディングしたんだなぁ」という感慨深さがサンタモニカを通ったときあったという。曲は林哲司さん。ライブラリーの中に埋もれた曲を提供してもらって竜真知子さんが歌詞を書いた。アレンジはMORのアル・キャップス(今年の6月に亡くなった)、ミュージシャンはジム・ケルトナー、リー・リトナー、マイク・ポルカロ、トム・スコットというAORのメンバー。

・輝くスターリーナイト
1978年のデビュー・アルバム『BEGINING』から「輝くスターリーナイト」。細野晴臣さんがYELLOW MAGIC ORCHESTRAの準備をしているときに曲を書いてもらって、高橋幸宏さんが作詞した。ホワイト・ドゥーワップみたいな曲でデモ・テープは「リンダ・スコットみたいな曲を書きましたぁ!」とひとこと言ってはじまるのだとか。歌詞はロサンゼルスに着いてからFAXで送られてきたが、その日すぐのレコーディングで、どう言葉の合わせをしたらいいのかわからなかったという思い出が残ってるという。「トゥル・ルルル」というベースのパートを歌ってるのはアル・キャップス。

・ブラスバンド部に入ろうとしたきっかけ
リスナーから「達郎さんはブラスバンド部に入って人生が変わったそうですが、ブラスバンド部に入ろうとしたきっかけは何ですか? まりやさんのクラブ活動のことも教えてください」という質問。
まりやさんは軟式テニス部に入っていたスポーツ少女。達郎さんは最初中学に入った頃は科学部に入部するつもりだったという。ホームルームで希望のクラブを書いて提出するときに、いちばん後ろの席だった達郎さんが紙を集めてたら、席の列の中に二人「ブラスバンド部」と書いていたので、「こんなにいるんだったら」と席に戻って科学部消してブラバンと書いたとか。その日の放課後にブラバンの部室に行ったら、同じクラスで3人だけ。それが人生のいちばん大きな転換期になった。達郎さんはパーカッションをやり、同級生はピアノを弾き、上級生にギターの上手い人がいた。そのうちトロンボーンとか楽器を触るようになった。科学部だったら音楽をやってなかったのかもしれない。ブラバンの同級生は50年来の親友で、その人から達郎さんはビーチボーイズを教えてもらったという。医者の息子で小学生から英語を習っていたのでFENを聴いており、洋楽の曲がかかるから聴くように勧められたとか。ポップスの最初の先生だったという。指揮を一年くらいやらされたのでブラバンのスコアリーディングは若干わかるそうだ。

・寒い夏
まりやさんが歌詞を書いた「寒い夏」にリクエスト。サリンジャーとかアーウィン・ショーの世界みたいな歌詞にしたそうだ。達郎さんはジム・ウェッブみたいな曲を書いたとか。1988年のアルバム『僕の中の少年』に収録。

・今後の予定
来週9月9日は引き続き竹内まりやさんをゲストに迎えて「納涼夫婦放談」。スケジュールの都合で2本録りなので今からハガキを書いても反映されないそうだ。

・プレゼント
11月23日から期間限定公開される『souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~』のムビチケ・カードを20組40名にプレゼント。締切は9月末。

・souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~
2000年のsouvenir LIVE、2010年のsouvenir again、2014年の久しぶりの全国ツアー、souvenir 2014のライヴの映像から、2000年のライヴを中心に初映画化(ライヴ映像)。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

・ツアー・パンフ
今年のツアーのパンフレットがよく売れてまもなく完売間近のため、増刷するよりもVer.2を作ることになったそうだ。「Q&A 直筆で答えます! 山下達郎への質問50+Alpha」をリニューアルして、全く違う質問の「60+Alpha」、それに加えて細田守監督最新作『未来のミライ』の公開記念として、細田守監督と達郎さんの対談を収録。本日の神奈川県民ホールから販売される。これまでのパンフは引き続き山下達郎オンライン・ショップで販売している。「写真も全部違いますので内容を一新いたしましたので二度お得」と達郎さん。
http://shop.fannect.jp/tatsuro/pc/

・THIS BOY
まりやさんの部活(クラブ活動)音源から。今年はBOXが30周年なのでBOXとレコーディングしたビートルズの「THIS BOY」のカヴァー。まりやさんはBOXの30周年記念ライヴを聴きに行ったそうだ。

・ディズニー・ランドで好きなキャラクターは?
今年は東京ディズニー・ランドが35周年なのでリスナーから「まりやさんの好きなディズニー・ランドのキャラクターは?」という質問。
まりやさんはグーフィー。愛犬の名前にも付けたとか。達郎さんは『わんわん物語』のトランブ。

・ALL MY LOVING
1980年の部活音源で「ALL MY LOVING」。竹野屋セントラルヒーティングはドラムが達郎さん、ベースは世良公則さん、リード・ギターが桑田佳祐さん、サイド・ギターがダディー竹千代さん、キーボードがまりやさん。でも「ALL MY LOVING」ではキーボードを拾ってもらってないとか。オンエアは16年ぶりだという。サザンオールスターズは1978年6月のデビューなので今年40週年。

・ローカル・フード
リスナーから「地方を何度か回ってるとお気に入りのローカル・フードやB級グルメが見つかることはありますか?」という質問。
達郎さんは「あんまりないけど」と前置きして、名古屋の天むすや手羽先、味噌煮込み、B級じゃないけどひつまむしがお気に入り。八丁味噌が好きなんだとか。

・北海道の食事
リスナーから「長く北海道に滞在してましたが、これはおいしかったという食べものはなんですか?」という質問。
新しくできた札幌ラーメン屋がおいしかったそうだ。カウンター5席ですごい行列だったとか。まりやさんと一緒に行ったイタリアン・レストラン。若いシェフでリーズナブル。「札幌も奥が深い」と達郎さん。達郎さんは北海道12泊で人間ブロイラーと化して太ったという。食べる時間が遅くて、ライヴ終了後の11時頃から、スタッフが「残してくださっていいから」とたくさん持ってくるのだそうだ。ツアー中なのでダイエットできない、せっかくリハーサルでしぼったのに元の木阿弥とぼやく。「折り返し地点なのに終わる頃にはどうなってるのかしら」とまりやさん。「若林、コラァ」と達郎さん。

・最近笑ったこと
リスナーから「最近笑ったことを教えてください」という質問。
まりやさんは「つまんないことでもやたら笑う人間なので思い出せない」そうだ。達郎さんは中国地方でバス移動してるときに車中で見た『ベスト・オブ・ごっつええ感じ』。

・さよなら夏の日
「さよなら夏の日」にリクエストが集まった。
北海道のRISING SUN ROCK FESTIVALで小雨の降る中で歌った「さよなら夏の日」がよかった、その風景にぴったりだったとまりやさん。「去年の氣志團万博も雨だったし。雨男と言われますがそうじゃないんだ」と達郎さん。

2018年09月02日・09日は、「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
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Sunday Song Book #1350

2018年08月26日 | Sunday Song Book

2018年08月26日プレイリスト
「『旅』で棚からひとつかみ」
1. うたのきしゃ / 山下達郎 07月11日発売 ニュー・シングル
2. JOURNEY TO THE CENTER OF THE MIND / THE AMBOY DUKES '68
3. TRAVELING / THE MAIN INGREDIENT "BITTER SWEET" '72
4. JOURNEY INTO LOVE / LONNIE LISTON SMITH "LOVELAND" '78
5. (CALL ME) THE TRAVELING MAN / THE MASQUERADERS "EVERYBODY WANNA LIVE ON" '76
6. TRAVELIN' PRAYER / BILLY JOEL "PIANO MAN" '73
7. TRAVELLER IN THE RAIN / DION "SUITE FOR LATE SUMMER" '72
8. TRUE LOVE TRAVELS ON A GRAVEL ROAD / ELVIS PRESLEY "IN MEMPHIS" '69
9. TRAVELIN' BAND / 村田和人 "ひとかけらの夏" '83
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■内容の一部を抜粋
・近況
先週に引き続いて番組は札幌のAIR-Gのスタジオで前倒し収録。8月18日の苫小牧市民会館、20日の北見市民会館、24日の大阪フェスティバルホールはうまく行ってるはず、と達郎さん。今週は8月29日(水)に新潟県民会館。今年は新潟一日公演のみ。ホールのスケジュールが抑えられず、ン十年ぶりの一日公演となる。6月23日(土)にスタートした今年のコンサート・ツアー「PERFORMANCE 2018」もそろそろ半分、折り返し地点なのだそうだ。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・『旅』で棚からひとつかみ
先週に引き続いて東京に帰られないので「『旅』で棚からひとつかみ」。今週はハガキもないという。

・うたのきしゃ
7月11日発売のニュー・シングルから「うたのきしゃ」。

・JOURNEY TO THE CENTER OF THE MIND
アンボイ・デュークスはデトロイトのヴォーカル・インストゥルメンタル・グループで、いわゆるガレージ・サイケの範疇。「JOURNEY TO THE CENTER OF THE MIND」は1968年、全米16位。ギターはテッド・ニュージェントで、アンボイ・デュークスはテッド・ニュージェントが最初に参加したグループ。調べたらテッド・ニュージェントは今年70歳になるという。

・TRAVELING
ザ・メイン・イングリーディエントはニューヨークの3人組の黒人ヴォーカル・グループ。1972年のアルバム『BITTER SWEET』から「TRAVELING」。

・JOURNEY INTO LOVE
お次はシャズ。ロニー・リストン・スミスはキーボード・プレーヤー。1978年のアルバム『LOVELAND』から「JOURNEY INTO LOVE」。歌ってるのはロニー・リストン・スミスの弟のドナルド・スミス。ベースはマーカス・ミラーだが、このとき20歳で、曲もマーカス・ミラーの作品。

・(CALL ME) THE TRAVELING MAN
南部のR&Bのヴォーカル・グループ、マスカレイダーズの1976年のアルバム『EVERYBODY WANNA LIVE ON』はアイザック・ヘイズがアルバムをプロデュースしている。そのアルバムの中から人気の高い一曲で「(CALL ME) THE TRAVELING MAN」。

・今後の予定
来週と再来週は毎夏恒例の竹内まりやさんをゲストに迎えて「納涼夫婦放談。まりやさん宛のリクエストやお便りを募集中。お便りを寄せてくれたリスナーの中から抽選で25名に、番組25周年で作った『FOR YOU』、『COME ALONG』、『COME ALONG 2』、『COME ALONG 3』、『BIG WAVE』、『MELODIES』のポスターにサインをしてプレゼント。各ポスターにサインをするのでどのポスターが当たるのかは届いてからのお楽しみとのこと。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

・竹内まりや FAN MEETING
竹内まりやさんが今年の11月25日でデビュー40周年を迎える。そこではじめての試みとなるファン・ミーティングとミニ・ライヴが11月16日(金)に大阪NHKホール、11月18日(日)は東京品川プリンス・ステラボールにて行われる。このファン・ミーティング&ミニ・ライヴに参加するには11月23日から期間限定公開される「souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~」のムビチケ・カードと10月17日発売予定のニュー・シングル両方の購入が必要になる。ムビチケ・カードに付属している応募券をシングルに封入されている応募ハガキに貼って応募すると、抽選で2500名にチケットが当選するとのこと。詳しい情報は竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・TRAVELIN' PRAYER
ビリー・ジョエルの1973年のアルバム『PIANO MAN』から「TRAVELIN' PRAYER」。

・TRAVELLER IN THE RAIN
ディオンの1972年のアルバム『SUITE FOR LATE SUMMER』から「TRAVELLER IN THE RAIN」。ラス・タイトルマンのプロデュースでマイアミでのレコーディング。ちょっとカントリー・フレーバーのアルバムで、達郎さんはこの時代によく聴いたという。

・TRUE LOVE TRAVELS ON A GRAVEL ROAD
エルヴィス・プレスリーの1969年のアルバム『IN MEMPHIS』から「TRUE LOVE TRAVELS ON A GRAVEL ROAD」。1968年にカントリー・シンガーのデュエン・ディーがヒットさせた曲のカヴァー。作曲はダラス・フレイザー。邦題は「恋はいばらの道を」。

・TRAVELIN' BAND
村田和人の1983年のアルバム『ひとかけらの夏』から「TRAVELIN' BAND」。『ひとかけらの夏』は達郎さんのプロデュース。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2018年09月02日・09日は、「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1349

2018年08月19日 | Sunday Song Book

2018年08月19日プレイリスト
「『旅』で棚からひとつかみ」
1. ミライのテーマ / 山下達郎 07月11日発売 ニュー・シングル
2. LET'S GO TRIPPIN' / DICK DALE & HIS DEL-TONES '61
3. JOURNEY TO THE STARS / THE VENTURES '64
4. TRAVELLING MAN / FREE "AT LAST" '72
5. JOURNEY TO LOVE / TEDDY RANDAZZO '60
6. TRAVELING MOOD / DR.JOHN "IN THE RIGHT PLACE" '73
7. SENTIMENTAL JOURNEY / DORIS DAY WITH LES BROWN '65
8. TRAVELING RIVERSIDE BLUES / ROBERT JOHNSON '37
9. JOURNEY FROM EDEN / STEVE MILLER BAND "RECALL THE BEGINNING...JOURNEY FROM EDEN" '72
10. ONE NIGHT STAND / 竹内まりや "ヴァラエティー" '84
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■内容の一部を抜粋
・近況
全国ツアー「Performance 2018」続行中。現在、北海道公演の真っ只中で北海道に滞在中。東京に戻れないので番組は札幌市のAIR-Gのスタジオで前倒し収録しているそうだ。前回、番組を収録したのは8月6日(月)の長野、ホクト文化ホールより前になるとか。現時点で8月14日(火)、15日(水)のニトリ文化ホールが終わったところ。ニトリ文化ホールは9月17日に閉館となるため、「私もずいぶん長いことあそこでやってきましたけれども、最後のニトリ文化ホールでございました。お出でいただいたお客さま、どうもありがとうございました」と達郎さん。引き続いて18日(土)は苫小牧市民会館を行い、今週は20日(月)が北見市民会館。24日(金)は大阪のフェスティバルホール。何故か一日だけというスケジュール。札幌は涼しくて、先週はずっと雨が降っていたという。「でも、私はしのぎやすくてですね(笑)、楽しております」と達郎さん。札幌公演二連チャンで気張りすぎて声が少し低くなっているそうだ。

・『旅』で棚からひとつかみ
ツアー中に東京に帰れないときは公演先のラジオ・ステーションで収録することがある。番組のスタッフが全員来て収録するのだという。こういう場合はハガキとパソコンだけで、データなどの七つ道具が入った銀箱やギターが持ってこれないので、「『旅』で棚からひとつかみ」という企画をするそうだ。今週、来週の二週間はトラヴェリング・ソング、「旅」と名前がついた曲を集めて棚からひとつかみ。この企画自体、7,8年ぶりになるとか。

・ミライのテーマ
7月20日公開の細田守監督最新作『未来のミライ』のオープニング・テーマ。リスナーから「5小節目あたりに聞こえるキラキラした音がサビまでチラホラしています。一体何の楽器ですか?」という質問。「耳の鋭い方でございます(笑)。シンセサイザーでございます。よろしくお願いします」と達郎さん。

・細田守監督最新作『未来のミライ』
『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』、そして『バケモノの子』に続く細田守監督最新作『未来のミライ』が7月20日から公開されている。
http://mirai-no-mirai.jp

・LET'S GO TRIPPIN'
まずはディック・デイル&ヒズ・デルトーンズの1961年、全米60位の「LET'S GO TRIPPIN'」。サーフ・ミュージックの草分けの一作。ディック・デイルはサーファーで、サーファーがギターを持ってサーフ・ミュージックのカリスマになった。サーフィンをやらないけれど音楽的には優れたブライアン・ウィルソンとの対比がおもしろいと達郎さん。

・JOURNEY TO THE STARS
毎年、夏はサマー・サウンドの特集のときにインストを番組でかけるのだが、今年はツアーのためチャンスがなかった。なのでもう一曲インストを続けて。ザ・ヴェンチャーズの1964年のアルバム『THE FABULOUS VENTURES』からシングル・カットされた「JOURNEY TO THE STARS」。邦題は「星への旅路」。

・TRAVELLING MAN
お次はイギリスに飛んでフリー。1972年のアルバム『AT LAST』から「TRAVELLING MAN」。『AT LAST』は実質的にオリジナル・メンバーの4人では最後になったアルバム。

モノの本によると「トラベル」は一般的な旅を指し、「ジャーニー」は比較的長距離の旅行、その行程に焦点が当てられるとか。「トリップ」は休暇とかビジネスといった目的があって、再び戻ってくる短めの旅行のことで、「ツアー」は各地を訪ね一巡してくる旅行のことだそうだ。

・JOURNEY TO LOVE
テディ・ランダッツォは作曲家、プロデューサーとして有名だけれど、もともとは歌手を目指してたくさん作品を残している。しかし目立ったヒットがなくて、そのうちに作曲家として大成した。1960年のテディ・ランダッツォのヴォーカル作品「JOURNEY TO LOVE」。テディ・ランダッツォはイタリア系なので完全にフランク・シナトラのクローン。

・TRAVELING MOOD
1973年のアルバム『IN THE RIGHT PLACE』に入ってる「TRAVELING MOOD」はもともとは1955年にウィ・ウィリー・ウィンが発表した作品のカヴァー。ウィ・ウィリー・ウィンのオリジナル・ヴァージョンは2011年のプレイリストでオンエアした記録が残ってるそうだ。

・今後の予定
来週8月26日は引き続き「『旅』で棚からひとつかみ」。毎年8月の最終二週間に竹内まりやさんをゲストに迎えて行ってる「納涼夫婦放談」は、スケジュールの都合で9月2日、9日にオンエア予定。まりやさん宛のリクエストやお便りを募集中。お便りを寄せたリスナーの中から抽選で25名に『FOR YOU』、『COME ALONG』、『COME ALONG 2』、『COME ALONG 3』、『BIG WAVE』、『MELODIES』のサイン入りポスターをプレゼント。各ポスターにサインをするのでどのポスターかは届いてからのお楽しみとのこと。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

・竹内まりや FAN MEETING
竹内まりやさんが今年の11月25日でデビュー40周年を迎える。そこではじめての試みとなるファン・ミーティングが11月16日(金)に大阪NHKホール、11月18日(日)は東京品川プリンス・ステラボールにて行われる。このファン・ミーティングに参加するには11月23日から期間限定公開される「souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~」のムビチケ・カードと10月17日発売予定のニュー・シングル両方の購入が必要になる。ムビチケ・カードに付属している応募券をシングルに封入されている応募ハガキに貼って応募すると、抽選で2500名にチケットが当選するとのこと。詳しい情報は竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~
2000年のsouvenir LIVE、2010年のsouvenir again、2014年の久しぶりの全国ツアー、souvenir 2014のライヴの映像からチョイスして初映画化(ライヴ映像)。「souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~」は今年の11月23日から期間限定ロードーショー。

・ドゥー・ワップ・ナゲッツ
8月8日にワーナーから発売された「ドゥー・ワップ・ナゲッツ」VOL.1、VOL.2、VOL.3は売れ行きが好調で品切れしているそうだ。逐次補充するとのこと。
https://wmg.jp/feature/nuggets/doo-wop

・SENTIMENTAL JOURNEY
ドリス・デイがレス・ブラウン・オーケストラと一緒に歌っている1945年の「SENTIMENTAL JOURNEY」。森光子さんはこの歌が大好きだったという。戦後の米軍キャンプ回りで英語を覚えたとか。第二次世界大戦後、長い放浪の旅の末に我が家に帰るという内容でラヴ・ソングではない。「WHITE CHRISTMAS」と同じで兵士たちの望郷の念がヒットに繋がった感じだと達郎さん。

・TRAVELING RIVERSIDE BLUES
お次はブルース。ロバート・ジョンソンの1937年のレコーディングで「TRAVELING RIVERSIDE BLUES」。

・JOURNEY FROM EDEN
スティーヴ・ミラー・バンドの1972年のアルバム『RECALL THE BEGINNING...JOURNEY FROM EDEN』からタイトル・ソングの「JOURNEY FROM EDEN」。

・ライヴ録音
リスナーから「コンサートの最初から最後まで毎公演録音してるのでしょうか? 録音したものは全部聴いてチェックとかなさるのですか?」という質問。
P.A. OUTはすべて録音していて、全部聴いてチェックして、次の日に「あーせー、こーせー」という資料として聴くそうだ。途中で寝てしまうこともあるとか。あとはMCのタイミングが重要なので、そういうような細かいところはチェックしてやるという。P.A.のギターが大きいとかS.E.がちょっとアレだとかいうチェックするが、寝てしまうこともあり、あまり厳密ではないが録音は全部やっているそうだ。

・アカペラとドゥー・ワップの違いについて
リスナーから「アカペラとドゥー・ワップの違いがわかりません」というお便り。
アカペラは無伴奏のコーラスだが、達郎さんのアカペラは変態でひとり多重のアカペラ。本来は複数で楽器なしで演奏されることをアカペラという。ドゥー・ワップは1950年代のストリート・ミュージックから派生したリズム&ブルース。ストリート・ミュージックなので楽器を買う金銭的な余裕がないので、例えば地下鉄の階段とか、学校のロッカー・ルームなどでアカペラでコーラスをやって、ドゥー、ワップという言葉でロックンロールの時代なので、そういうふうにいったというもの。達郎さんの『ON THE STREET CORNER』はドゥー・ワップが主体だが全部ドゥー・ワップではなく、例えば「WHITE CHRISTMAS」なども入っている。リズム&ブルースのスタンダード「YOU MAKE ME BRANDNEW」とか「STAND BY ME」とかドゥー・ワップのジャンルに入らないものをアカペラでやるのを売りにしている。

・ONE NIGHT STAND
まりやさんの1984年のアルバム『VARIETY』から「ONE NIGHT STAND」。

2018年08月26日は、引き続き「『旅』で棚からひとつかみ」
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Sunday Song Book #1348

2018年08月12日 | Sunday Song Book

2018年08月12日プレイリスト
「ドゥー・ワップ・ナゲッツ 特集」
ON THE STREET CORNER 3 / 山下達郎 (CD)
1. DEDICATED TO THE ONE I LOVE / 山下達郎 "ON THE STREET CORNER 3" '99
2. DESERIE / THE CHARTS '57
3. I'M SPINNING / KRIPP JOHNSON '57
4. AT TIME LIKE THIS / THE ORIGINALS '61
5. I WANNA CHANCE / THE VOWS '62
6. YOU CAN'T EVEN BE MY FRIEND / THE ESCORTS '63
7. PLEASE BE MY LOVE TONIGHT / THE CHARADES '64
8. C'EST LA VIE / THE WRENS '56
9. TO MAKE A LONG STORY SHORT / EDDIE & THE STARLITES '58
10. PUPPY LOVE / LITTLE JIMMY & THE TOPS '60
11. CAN I COME OVER TONIGHT / THE VELOURS '60
12. TRUE TRUE LOVE / THE CORVAIRS '62
13. CONNIE ISLAND BABY / THE EXCELLENTS '56
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているそうだ。今週から怒涛の北海道ツアーに突入。14日(火)と15日(水)はニトリ文化ホール。閉鎖が決まってるので達郎さんにとっては最後のニトリ文化ホール。18日(土)は昨年に続いて二度目の苫小牧市民会館。

・ドゥー・ワップ・ナゲッツ 特集
先週8月8日にワーナーから「ドゥー・ワップ・ナゲッツ」VOL.1、VOL.2、VOL.3が発売された。達郎さんのライヴで開演前にかかってる、業界用語で「客入れBGM」と呼んでるBGMは38年間ずっとドゥー・ワップ。昔はカセットだったからありもののLPをかけていたそうだが、21世紀に入るぐらいから達郎さんの個人的なオリジナル・シングルのコレクションをデジタル・リマスタリングしてかけているとか。2008年にライヴを再開して10年が経ち、延べ250曲くらいかけてきたが、昔からCD化の要望があって、ドゥーワップはインディーがほとんどなので、権利のクリア、誰が権利を持ってるかわからないことが多くて、なかなか踏み出せなかったそうだ。この度、ワーナーの、達郎さんの友だちの宮治淳一さんが「客入れBGM」のCD-Rを聴いてハマってしまい許諾を取ることになったという。250曲くらいあった中で50数曲許諾が降りてCD化することになった。VOL.1、VOL.2は「客入れBGM」から、VOL.3は達郎さんの『ON THE STREET CORNER』に収録しているカヴァー・ソングのオリジナル・ヴァージョンの中から、全曲クリアできなかったので、クリアできたものを全部入れた全22曲。詳しくはワーナーの特設サイトにて。
https://wmg.jp/feature/nuggets/doo-wop

マスターライツがわからないので現在流通しているドゥー・ワップもののCDはほとんどがブート。マスターライツを調査しても法外なギャランティや、どういう訳かわからないが出さないという理由不明がたくさんあり、血と涙と汗の結晶が今回の50数曲になる。その中から厳選して『DOO WOP NUGGETS VOL.1』と『DOO WOP NUGGETS VOL.2』からピックアップ。

・DEDICATED TO THE ONE I LOVE
1999年の『ON THE STREET CORNER 3』に収録された「DEDICATED TO THE ONE I LOVE」。もともとはファイヴ・ロイヤルズの作品で、それをシュレルズがカヴァーして、さらにママス&パパスがカヴァー、それをまた達郎さんがカヴァーするという重層的な構造になっている。ファイヴ・ロイヤルズ、シュレルズ、ママス&パパスのアレンジのいいとこ取りをしたと達郎さん。

・DESERIE
ニューヨークの黒人ヴォーカル・グループ、ザ・チャーツの1957年の全米88位「DESERIE」。当時は黒人のR&Bがチャートに入ることすら珍しかったので88位でもヒットといえるとか。達郎さんの生涯のドゥー・ワップのベスト・ソングのひとつ。『DOO WOP NUGGETS VOL.1』のタイトル・ソング。

・ I'M SPINNING
歌っているのはクリップ・ジョンソン。デルヴァイキングスのリード・ヴォーカルで名義はクリップ・ジョンソンになってるが実質的にはデルヴァイキングスの1957年の「 I'M SPINNING」。

ドゥー・ワップにはふたつの側面があり、最初は1940年代終わりから1950年代にかけてのリズム&ブルース。ハーレムでのストリート・ミュージックから派生した。それが1960年代になって白人の子どもたちがそれを真似しだして、ホワイト・ドゥー・ワップという運動になった。そのふたつがあり、ひじょうに広範に渡っているのでドゥー・ワップの定義はロックと同じ感じでなかなか広いのだという。

・AT TIME LIKE THIS
ジ・オリジナルズは同名のグループがたくさんある。こちらのオリジナルズはニューヨークのグループで1961年の「AT TIME LIKE THIS」。

「ドゥー・アップ」という言葉は造語で、それは「ロックンロール」と同じ。だから「ドゥー・ワップ」と呼べばそれはドゥー・ワップになってしまう。むかしはプラターズをドゥー・ワップと言わずカタログに入れてもらえなかったが、今は立派なドゥー・ワップ・ミュージックとして知られている。それが世の中の趨勢というもの。

・I WANNA CHANCE
これまでかけてきたのはイースト・コーストのドゥー・ワップ・グループだったが、ザ・バウズはウエスト・コースト、もしくは中西部だと考えられる。1962年の達郎さんの大好きな作品で「I WANNA CHANCE」。

今回のDOO WOP NUGGETSは鈴木啓志(すずきひろし)さんが入魂のライナー・ノーツを書いている。

・YOU CAN'T EVEN BE MY FRIEND
エスコーツは達郎さん世代だとニュー・ジャージーのR&Bグループとして知られているが、今回のDOO WOP NUGGETSに収録されているのは同名異グループ。1963年の「YOU CAN'T EVEN BE MY FRIEND」。達郎さんは白人だと思っていたそうだが、鈴木啓志さんのライナーによると黒人の可能性もあるとか。'60年代初期のホワイト・ドゥー・ワップのにおいがする、その筋では人気の高い曲。プロデュースド・バイ・アル・シュミット、アレンジはジャック・ニッチェ。

・PLEASE BE MY LOVE TONIGHT
シャレーズも同名のグループがたくさんあるけれどウエスト・コーストのグループ。1964年の素晴らしい一作「PLEASE BE MY LOVE TONIGHT」。1964年だとドゥー・ワップも下火になっていたが最後の輝き。
ここまですべて『DOO WOP NUGGETS VOL.1』からの選曲。後半は『DOO WOP NUGGETS VOL.2』から。

・今後の予定
北海道ツアーが長くて東京に帰ってこられないので、毎年8月最後の二週間にやっているプログラム「納涼夫婦放談」は9月に順延。録音の関係なのだそうだ。来週は北海道で番組を収録することになっており、「旅」に関する歌の棚つか、「『旅』で棚からひとつかみ」の予定。

・C'EST LA VIE
後半は『DOO WOP NUGGETS VOL.2』から。レンズはニューヨークのドゥー・ワップ・グループ。'50年代中期のひじょうにうまいグループ。1956年の「C'EST LA VIE」。

'50年代中期のドゥー・ワップをもっと入れたかったが許諾が取れなかったという。

・TO MAKE A LONG STORY SHORT
エディ&ザ・スターライツの1958年の「TO MAKE A LONG STORY SHORT」。彼らもイースト・コーストのグループ。

・PUPPY LOVE
次はキッズ・グループ。リトル・ジミー&ザ・トップスを達郎さんはフィラデルフィアのグループだと思っていたそうだが、鈴木啓志さんのライナー・ノーツによるとニューヨークのグループで、フィラデルフィアからリリースされてるとのこと。1960年の「PUPPY LOVE」。作曲はロニー・マック。

・CAN I COME OVER TONIGHT
ザ・ベロアーズもニューヨークのグループ。ベースの人が達郎さんの好み。1960年、全米83位の「CAN I COME OVER TONIGHT」。後にファンタスティックスと名前を変えて1972年にヒットが出るとか。

・TRUE TRUE LOVE
やはりベースがいい曲。今度はアップ・テンポ。ザ・コルベアーズの1962年の「TRUE TRUE LOVE」。
曲をかけ終えて。「マーセルズの影響がありますかね」と達郎さん。

・メジャー・コード
中2のリスナーから「どうして達郎さんの歌のギターのコードはメジャーが多いのですか? 教えてください」という質問。
「どうしてメジャーが多いのか(笑)。哀しいコード嫌いなんです。(ギターを鳴らして)こういうの駄目なんです。(再びギターでコードを弾いて)こうですね。ドゥー・ワップというのは循環コードと言いまして(ギターで循環コードを弾く)こういうのですね。これで明日の朝までやっててもずっと続くのを循環コードっていうんですがね。これをじぶんの曲だともっとモダンに。今はモダンなんて言いませんけど、もっとおしゃれに。(ギターでまた循環コードを弾く)こんなような感じですね。こうすると明るいな、楽しいな、幸せだなとそういうふうになりますので。死んでも(哀しげな循環コードを弾く)こういうのは絶対使いません。おわかりいただけましたでしょうか」と達郎さん。

他にも入れたい曲があったけれど許諾が取れなかったり、なしのつぶてだったり、法外なギャランティ、その他で割愛したという。仮に許諾が取れたとしても当時の音源が残ってないので、結局は板起こし、アナログから起こした音を送ってくるのが関の山。だったら達郎さんが所有しているオリジナル・シングルからデジタル・プロセッシングしたほうが音がいいのだという。

・CONNIE ISLAND BABY
ザ・エクセレンツはブロンクスのホワイト・ドゥー・ワップ・グループ。「CONNIE ISLAND BABY」は1962年の全米51位で、今回のDOO WOP NUGGETSの収録曲の中ではいちばんチャート・アクションがいい。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2018年08月19日は、「『旅』で棚からひとつかみ」
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