Sunday Songbook #1658

2024年07月21日 | Sunday Song Book

2024年07月21日プレイリスト「リクエスト特集」
1. SYNC OF SUMMER / 山下達郎 '23
2. HAVE I THE RIGHT / THE HONEYCOMBS '64
3. HERE COMES SUMMER / JELLY KELLER '59
4. HUSHABYE / THE BEACH BOYS "ALL SUMMER LONG" '64
5. MACARTHUR PARK / RICHARD HARRIS '68
6. PHILADELPHIA DREAMING / MATT COVINGTON '8?
7. SUSPICIOUS MINDS / MARK JAMES '68
8. コンポジション / 山下達郎 "ソフトリー" '23('13)
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は大幅に前倒し収録。ツアーがはじまって今日はNHKホール。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・リクエスト特集
今日は全部リクエスト。「納涼リクエスト大会」の季節だが前倒しなので「リクエスト特集」。

・SYNC OF SUMMER
2023年のシングル「SYNC OF SUMMER」にリクエストが集まってるという。

・HAVE I THE RIGHT
ハニカムズはロンドンのグループ。女性ドラマーの草分けのバンドとして知られている。1964年、全米NO.1、全英5位の「HAVE I THE RIGHT」。プロデュースド・バイ・ジョー・ミーク。

・HERE COMES SUMMER
ジェリー・ケラーは白人シンガー。いわゆるワンヒット・ワンダー。1959年、全米14位の「HERE COMES SUMMER」。でもイギリスではNO.1になった。パット・ブーンの教会仲間だそうで、パット・ブーンの紹介で歌手の道が開いた。ソングライターとしても作品がある。
曲をかけ終えて。
ヴォーカル・グループのウィスパーズのカバーをサンソンではよくかけてるとか。

・HUSHABYE
ビーチボーイズの1964年の「HUSHABYE」はEPとして発売され、その後にアルバム『ALL SUMMER LONG』に収録。ホワイト・ドゥー・ワップのザ・ミスティックスの1959年のヒット・ソングの超絶素晴らしいカバー・ソング。

・MACARTHUR PARK
6月2日の放送で、リスナーからの「人生で最も聴いたアルバムは何ですか」という質問に達郎さんが答えた。静岡市の超常連のリスナーからその中の一枚、リチャード・ハリスの『A TRAMP SHINING』が現在輸入盤が在庫切れ、国内盤は中古が5000円台。「再発を期待したいですがサンソンで一曲おかけください」というリクエスト。
リチャード・ハリスの『A TRAMP SHINING』といえば1968年、全米2位の「MACARTHUR PARK」。「後にドナ・サマーがカバーしましたが全然比べ物になりません」と達郎さん。
曲をかけ終えて。リチャード・ハリスはアイルランド生まれのイギリスの大変有名な俳優。歌もとても上手い人。その人の歌を取り上げてジミー・ウェッブの作詞作曲・編曲・プロデュース。

・竹内まりや『Precious Days』
ニュー・シングル「歌を贈ろう」が8月28日が発売される竹内まりやさん。いよいよアルバムの発売が正式に決定した。タイトルは『Precious Days』。10月16日に発売。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
https://mariya45th.jp

・PHILADELPHIA DREAMING
マット・コヴィントンはフィラデルフィアのPHILLY DEVOTIONSのリード・ヴォーカル。80年代にソロ・アルバムが出たという話だけれど、達郎さんは現物を見たことがないという。それが最近10曲入りのCDが出ていて、ミックスがデモ・テープのようでドラムがめちゃくちゃデカい。リマスターしてもドラムしか聴こえない。それを補正して「PHILADELPHIA DREAMING」。

・SUSPICIOUS MINDS
ソングライターのマーク・ジェームズが亡くなった。6月8日に逝去。83歳だった。エルヴィス・プレスリーの1969年の全米NO.1ヒットの「SUSPICIOUS MINDS」の作者。テキサス生まれのイタリアン・アメリカン。今日はマーク・ジェームズが自分で歌った「SUSPICIOUS MINDS」。1968年のシングル。

・コンポジション
今日の最後は「これウケたので」と達郎さん。
NHKドラマを観ていた妻がエンディングで流れるたびに「私、CD裏面のこの曲が大好きなのよね」と毎度言ってました。裏へ返すところ残念ながら目撃できませんでした。ガラパゴスっぽい発言が多い妻へ感謝を込めてリクエストします。
2013年のシングル「光と君へのレクイエム」のCD裏面「コンポジション」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年07月28日は、「棚からひとつかみ+リクエスト」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Songbook #1657

2024年07月14日 | Sunday Song Book

2024年07月14日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. LOVELAND, ISLAND / 山下達郎 "フォー・ユー" '82
2. (NIGHT TIME IS) THE RIGHT TIME / RAY CHARLES '59
3. IT ONLY HAPPEN (WHEN I LOOK AT YOU) / ARETHA FRANKLIN "YOU" '75
4. I LIKE TO LIVE THE LOVE / B.B.KING '73
5. I FORGOT TO BE YOUR LOVER / WILLIAM BELL '68
6. AQARELA DO BRAZIL / FRANCISCO ALVES '39
7. BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT / WILLIAM DeVAUGHN '79
8. ONLY THE LONELY (DEMO) / ROY ORBISON "ONLY THE LONELY" '24('60)
9. MIGHTY SMILE / 山下達郎 "アルチザン" '92
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■内容の一部を抜粋
・近況
PERFORMANCE 2024は一昨日、12日に埼玉の三郷市文化会館で初日が開いたそうだ。番組は大幅に前倒しで収録。実際はツアーのリハーサルをしていて、選曲にうんうん言ってるとか。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・棚からひとつかみ+リクエスト
今日は「棚からひとつかみ+リクエスト」。いつもの曜日と違うのでスタジオが抑えられず、いちばん端っこの狭い1スタで収録しているとのこと。「こっちの方がなんかアンビエンスが喋りやすいですね。こっちの方が若干ライヴなので声が通る感じがします。なんかアナウンサーになったみたい」と達郎さん。

・LOVELAND, ISLAND
7月なので『FOR YOU』から「LOVELAND, ISLAND」。

・(NIGHT TIME IS) THE RIGHT TIME
レイ・チャールズが聴きたい気分なのだそうだ。1959年、全米R&Bチャート3位、代表作の一曲「(NIGHT TIME IS) THE RIGHT TIME」。

・IT ONLY HAPPEN (WHEN I LOOK AT YOU)
レイ・チャールズときたらアリサ・フランクリン。アリサ・フランクリンのアルバムで、なぜかタイミングを逃していて、達郎さんが一枚だけ持ってないアルバムをようやく手に入れて、これでコンプリートになったそうだ。アリサ・フランクリン1975年のアルバム『YOU』に入ってる「IT ONLY HAPPEN (WHEN I LOOK AT YOU)」。ケン・ゴールドの作品。

・I LIKE TO LIVE THE LOVE
フィリー・ソウルで棚からひとつかみ」のときにかけられなかった曲。B.B.キングが1970年代の頭にフィラデルフィアでレコーディングした。当時、B.B.キングのブルース・ファンには評判がよくなかったが、達郎さんは大好きな作品だという。MFSBがバックをしているけれど、ちゃんとB.B.キングになっている。1973年のアルバム『TO KNOW YOU IS TO LOVE YOU』からシングル・カットされた「I LIKE TO LIVE THE LOVE」。全米ソウル・チャート6位。

・I FORGOT TO BE YOUR LOVER
次はサザン・ソウル。達郎さんの好きなウィリアム・ベル。代表作の「I FORGOT TO BE YOUR LOVER」は1968年、全米ソウル・チャート10位。全米チャートでも45位まで上がった。ブッカーT.ジョーンズとの共作による名作。

・竹内まりや『Precious Days』
ニュー・シングル「歌を贈ろう」が8月28日が発売される竹内まりやさん。いよいよアルバムの発売が正式に決定した。タイトルは『Precious Days』。10月16日に発売。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
https://mariya45th.jp

・AQARELA DO BRAZIL
フランク・シナトラの「ブラジル」の原曲にリクエスト。ボサノバ以前の最大の作曲家、アリバホーゾという人が作曲。1939年に作曲、最初にレコーディングしたのは当時大変有名だったフランシスコ・アウヴィス。「AQARELA DO BRAZIL」はブラジルの水彩画という意味で、この曲を「ブラジル」と呼んでいるそうだ。戦前のSPなのでリマスターしたという。

・BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT
フィリー・ソウルで棚からひとつかみ」のときにかけられなかった曲。ウィリアム・ディヴォーンの1974年、全米ソウル・チャートNO.1、全米4位の「BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT」。いろんな人にヒップホップ・シーンではサンプリングされているそうだ。ウィリアム・ディヴォーン自身はワシントンD.C.出身だが、この曲はフィラデルフィアでレコーディングされた。

・ONLY THE LONELY (DEMO)
最近出たやつ。ロイ・オービソンのデモを集めたCDから「ONLY THE LONELY (DEMO)」。ギター一本の弾き語り。なんとバースが付いてる。本チャンはなくなってるそうだ。「未発のデモもありますが。こんなものまで出されるのというですね。そこら中でそういうのありますけれど。私、なるべくそういうの隠しておこうと思います。恥ずかしいので」と達郎さん。

・MIGHTY SMILE
今日の最後はアルバム『ARTISAN』から「MIGHTY SMILE」。リクエストが集まったという。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年07月21日は、「リクエスト特集」
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Sunday Songbook #1656

2024年07月07日 | Sunday Song Book

2024年07月07日プレイリスト「政治と政治家で棚からひとつかみ」
1. 俺の空 / 山下達郎 "レイ・オブ・ホープ" '11
2. A APOLITICAL BLUES / VAN HALEN "OU812" '88
3. THE POLITICIAN / LOU RAWLS "A MAN OF VALUE" '72
4. POLITICIANS / HOYT AXTON "WHERE DID THE MONEY GO?" '80
5. POLITICAL SCIENCE / RANDY NEWMAN "SAIL AWAY" '72
6. 俺は政治家だ / 真島昌利 "RAW LIFE" '92
7. 選挙に行ったけど / ギターパンダ "ロックン・ロール・パンデミック" '20
8. お政治オバチャン / 憂歌団 "セカンド・ハンド" '76
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録。いよいよ今週7月12日(金)、埼玉県三郷市文化会館からツアーがはじまる。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
全国ツアーが決定した。「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。スケジュールは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・政治と政治家で棚からひとつかみ
7月7日は東京都知事選挙。「いろいろなところでですね、最近はやっぱり選挙とか、そういうところがですね、なんかおかしいご時世であります。私は普段その、政治的なことに関してのメンションというものをなるべくしないように心がけているんですけれども、さすがにちょっとすごいなという、世の中がどうなってるんだか、そういうような感じがありますので、今日はひとつですね、都知事選挙というのもあります。投票率またたぶん低いのかなと思います。けれど本当は選挙に行った方がいい。これは論理的にですね、証明されている、たとえ自分が投票した人が入らなくても、選挙に行った方が、あの、例えば独裁制とか、そういうようなものに効力がある、投票率が高ければ高いほど効果がある、そういうことが証明されておる、それを説明すると長くなるので嫌になりますが。いずれにしましても今日はそういう日なので、今日はひとつ、政治と政治家で棚からひとつかみと題しまして、洋邦政治に関する歌というものを集めてきました」と達郎さん。サンソンなので正面切ったプロテスト・ソングではなく、ちょっと洒落のめした、揶揄した、そういうようなものを、いろいろ選曲したとのこと。

・俺の空
今日は曲が長いので最初の山下達郎の曲はなしにしようとしたけれど、山岸さんがこれをかけろと言ってきた。「しょうがないのでかけます」と達郎さん。2011年のアルバム『RAY OF HOPE』から「俺の空」。

・A APOLITICAL BLUES
ヴァン・ヘイレンの1988年のアルバム『OU812』に収録されている「A APOLITICAL BLUES」。オリジナルは1972年のリトル・フィートのアルバム『SAILIN' SHOES』に収録。達郎さんはヴァン・ヘイレンのバージョンが好きなのだという。ロウエル・ジョージの作品で、1972年当時はノンポリを揶揄した歌だという解釈で、1988年だと若者がヴェトナム戦争から非政治的なノンポリになっていったことを揶揄していると解釈されている。いろいろな解釈がされている歌。

・THE POLITICIANS
シンガー・ソングライターのマック・デイヴィスが作曲したプロテスト・ソング。1972年のルー・ロウルズのアルバム『A MAN OF VALUE』に入ってる「THE POLITICIANS」。

・POLITICIANS
政治家を揶揄する歌は南部の作家に多い。次は典型的な南部サウンド。ホイト・アクストンはシンガー、作家、俳優。1980年のアルバム『WHERE DID THE MONEY GO?』に収められている「POLITICIANS」。

・POLITICAL SCIENCE
こういう手の音楽だったら、なんと言ってもランディ・ニューマンがとどめをさす。1972年のアルバム『SAIL AWAY』に入ってる「POLITICAL SCIENCE」。

・今後の予定
来週はリクエスト・ハガキが溜まってるので「リクエスト特集+棚からひとつかみ」。最近手に入れたレコード、CDを混ぜるとのこと。

・竹内まりや「歌を贈ろう」
8月からスタートする、ABCテレビ・テレビ朝日系のドラマ「素晴らしき哉、先生!」の主題歌に竹内まりやさんの新曲「歌を贈ろう」が決定した。主演が生田絵梨花さん。新曲「歌を贈ろう」にコーラスとして参加。8月28日にシングルが発売される。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
https://mariya45th.jp

・俺は政治家だ
後半は邦楽。真島昌利さんの1992年のソロ・サード・アルバム『RAW LIFE』に入ってる「俺は政治家だ」。

・選挙に行ったけど
選挙のことを歌った曲。ギターパンダはパンダの着ぐるみでパフォーマンスをする人。本名は山川のりをさん。忌野清志郎&2・3'sのギタリストで、キヨシローの影響が窺える。2020年のアルバム『ギターパンダのロックンロールパンデミック』に収録されている「選挙に行ったけど」。
曲をかけ終えて。
「今日唯一めちゃくちゃリアリティのあるやつ。僕好みのギター・ソロ」と達郎さん。

「冒頭にも申し上げましたみたいに選挙、は、あの、行った方が、いいです。なぜ行った方がいいのかと、すんごい長くなるので、アレですけれど。投票しましょう。私もこれ終わったら行きます!」と達郎さん。

・合成写真?
2000年版の『ON THE STREET CORNER 2』のレコード・ジャケットについての質問。背景に1980年版の『ON THE STREET CORNER』のジャケットが写ってますが合成写真ですか?
カメラマンの伊島薫さんがニューヨークで撮ってきた写真を、壁いっぱいの布に印刷して、その前で撮っている。合成ではないけれど合成みたいなもの。当時リイシューされた『ON THE STREET CORNER』シリーズは全部その方法で撮影している。

・お政治オバチャン
憂歌団の1975年のシングル「おそうじオバチャン」。これが差別だとクレームがついて放送禁止になったところもある。それで翌1976年のアルバム『セカンド・ハンド』に「お政治オバチャン」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年07月14日は、「棚からひとつかみ+リクエスト」
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Sunday Songbook #1655

2024年06月30日 | Sunday Song Book

2024年06月30日プレイリスト「アルバム『ビッグ・ウェイヴ』40周年記念ミニ特集」
1. THE THEME FROM BIG WAVE / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
2. JODY / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
3. MAGIC WAYS / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
4. I LOVE YOU - PART I / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
5. ONLY WITH YOU (LIVE) / 山下達郎 "2014/10/10 名古屋ボトム・ライン"
6. GIRLS ON THE BEACH / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
7. PLEASE LET ME WONDER / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
8. I LOVE YOU - PART II / 山下達郎 "BIG WAVE" '84
9. THE THEME FROM BIG WAVE (LIVE) / 山下達郎 "2017/04/15 大阪フェスティバルホール"
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■内容の一部を抜粋
・近況
今年のツアーのリハーサルが佳境に入ってきたので、ここから当分、番組はかなりの前倒しで録っているとのこと。

・アルバム『ビッグ・ウェイヴ』40周年記念ミニ特集
1984年の『BIG WAVE』という同名のサーフィンのドキュメンタリー・フィルムのサウンドトラックが今年で40周年を迎える。1984年6月20日リリース。A面がアラン・オデイとの共作によるオリジナル・ソング。B面はビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの作品を中心にした一人多重録音で構成された全曲英語による作品。2014年には『BIG WAVE 30TH ANNIVERSARY EDITION』が最新デジタル・リマスター、ボーナス・トラック7曲付きで再発売。40周年記念盤はもうストックがなく、ボーナス・トラックを出し尽くした。リマスターもこれ以上向上しないというものなので、その上に今年は時間的な余裕もなく40周年記念盤は出せなかった。それではあまりに残念なので、番組で思い出話などをアルバムのさわりとともに聴いてもらうことにしたとか。

・THE THEME FROM BIG WAVE
アルバムからシングル・カットされた「THE THEME FROM BIG WAVE」。折よくリクエストが来ているとか。

・JODY
1984年のアルバム『BIG WAVE』から「JODY」。達郎さん、31歳のときの作品。前年にレコード会社を移籍して、ムーン・レコードから『MELODIES』というレコードを出した。その中に入ってる「悲しみのJODY」に英語の歌詞を付けたのが「JODY」。

『BIG WAVE』はA面がオリジナル・ソングでB面はビーチボーイズの作品を中心にした一人多重録音で構成されたアルバム。この時代はシングルのB面にビーチボーイズのカバーをずいぶん入れていた。ちょうどそんなときに『BIG WAVE』というサーフィンのドキュメンタリー映画の企画があり、ビーチボーイズのカバーをそれに使うことになった。

・MAGIC WAYS
A面の4曲目「MAGIC WAYS」もこのアルバムのために書き下ろした曲。ギターを弾きながら歌えないという構造的欠陥を持っており、いまだにライヴで一度もやったことがない。

達郎さんのオリジナル・ソングの英語を担当しているのはアラン・オデイというアメリカのシンガー・ソングライター。1970年代の終わりからアラン・オデイと交流ができ、達郎さんの以後の英語の歌詞の作品はすべてアラン・オデイに頼んでいる。2013年に亡くなった。

1984年当時はインターネットがなく、アラン・オデイに英語の歌詞を頼む場合は、達郎さんがカセットに録音して、それを郵便で送って、アラン・オデイがそれを聴いて、カセットに自分で歌ったデモ・テープを入れて送り返すという作業をしていた。それだと数週間かかるのでアルバムの制作に間に合わず、アラン・オデイに来日してもらって、約一ヶ月にわたって歌詞を書いてレコーディングした。

1982年にアラン・オデイが初めて達郎さんの作品に英語の歌詞を書いた「YOUR EYES」もアルバム『BIG WAVE』に入っている。

・I LOVE YOU - PART I
1983年にサントリーのギフトのCMに使った「I LOVE YOU」という作品もアルバム『BIG WAVE』に入っている。I LOVE YOUで一曲作れというご無体なスポンサーの依頼に応えたものだった。「I LOVE YOU - PART I」。
曲をかけ終えて。
なぜ PART I なのか。CM用に作った「I LOVE YOU」にアラン・オデイが、この上にメロディをくっつけて違うバージョンを作ろうと提案してきた。それが PART II というかたちで収められてる。それは後ほど。

・ONLY WITH YOU (LIVE)
「ONLY WITH YOU」はこのアルバムのために書き下ろした曲。A面の3曲目。今日は2014年10月10日、名古屋ボトム・ラインでのライヴ・ヴァージョン。
曲をかけ終えて。
2014年には『BIG WAVE 30TH ANNIVERSARY EDITION』がCD化。ヒット曲をやらないマニアック・ツアーと相まって「ONLY WITH YOU」を演奏した。



・今後の予定
来週は7月7日なので「七夕」特集をするつもりだったが、7月7日は都知事選挙。最近の選挙状況が狂気じみて、どうなってるんだという世界。「あんまり政治に関わりたくないという私からしても、おかしいなぁ、私に限らずみなさん思ってるでしょうけれど」と達郎さん。なので来週は都知事選にちなみ(笑)、「政治と政治家で棚からひとつかみ」。その先は7月なので納涼リクエスト大会に突入。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
全国ツアーが決定した。「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。現在、8月公演のチケットの一般発売受付中。7月2日火曜日の18時まで。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・GIRLS ON THE BEACH
B面は全てカバー。ほぼひとり多重録音でやってる。スタジオ・ミュージシャンを使うとビーチボーイズの色彩が出ないのでひとり多重録音をすることにしたという。正確にいうとベースだけ伊藤広規さんにお願いしている。「GIRLS ON THE BEACH」はビーチボーイズのカバー。ビーチボーイズの1964年のアルバム『ALL SUMMER LONG』に入ってる。

・PLEASE LET ME WONDER
21世紀に入ってカバー・バージョンの全盛時代になっているが、実はカバーというのはひじょうに難しい。オリジナルと比べられて、オリジナルに勝てないまでもタメでいる努力がいる。特に完コピしようとするとすごく難しいと達郎さん。B面の2曲目は1965年のビーチボーイズのアルバム『TODAY』に収められている「PLEASE LET ME WONDER」のカバー。
曲をかけ終えて。
このテイクには逸話があって2番の歌詞を一回歌ってミックスしたが、実は歌詞が違ってることが判明し、もう一回歌い直してミックスしようとしたら、エンジニアの吉田さんが「そこの部分だけやり直せばいい」と強硬に言い張り、そこの8小節だけ前のテイクを聴いてミックスし直した。コンピューター・ミックスがない時代だったので、そこだけテープ繋いて作った。なのでその部分だけ若干エコーの感じが変わる。だったら全部ミックスしたらいいのに「嫌だ。めんどくさい」。そのことを思い出したそうだ。

アルバムの制作前に達郎さんはソナー・ライトという新しいドラム・セットを購入。とてもいい音がするのでそれがうれしくて一所懸命叩いている。全面的にそのドラムでレコーディングしている。

・I LOVE YOU - PART II
「I LOVE YOU - PART II」はドゥーワップ・テイストのひとりアカペラ。CM用に作った「I LOVE YOU」にアラン・オデイが、新しいメロディを上に作って英語の歌詞を付けたらどうだと提案してできた曲。A面の最後の曲。

・THE THEME FROM BIG WAVE (LIVE)
今日の最後は「THE THEME FROM BIG WAVE」のライヴ・バージョン。2017年4月15日、大阪フェスティバルホールで行われたライヴから。



■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
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「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年07月07日は、「政治と政治家で棚からひとつかみ」
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Sunday Songbook #1654

2024年06月23日 | Sunday Song Book

2024年06月23日プレイリスト「『父の日』で棚からひとつかみ 洋楽編」
1. ミライのテーマ / 山下達郎 '18
2. DADDY'S HOME / SHEP & THE LIMELITES '61
3. PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG / JAMES BROWN '65
4. LET ME BE THE MAN MAY DADDY WAS / THE CHI-LITES '69
5. TO DADDY / DOLLY PARTON "ESSENTIAL ONE" '95
6. DADDY'S TUNE / JACKSON BROWNE "PRETENDER" '76
7. SONG FOR MY FATHER / HORACE SILVER '65
8. DAD, I LOVE HER / PONDEROSA TWINS PLUS ONE "PONDEROSA TWINS PLUS ONE" '72
9. SO LONG DAD / NILSSON "SINGS NEWMAN" '70
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■内容の一部を抜粋
・近況
今週からツアーのリハーサルにコーラスの人たちが参加するので本格化するとのこと。譜面書き、その他でわさわさするそうだ。なので番組もこの先前倒し収録が増えるという。

・『父の日』で棚からひとつかみ 洋楽編
先週は父の日だったので「『父の日』で棚からひとつかみ 邦楽編」。いろいろネタを集めてみると洋楽もたくさん集まったので、今週は「『父の日』で棚からひとつかみ 洋楽編」。

・ミライのテーマ
達郎さんの楽曲には「お父さん」の歌がないけれど、お父さん関連なら何曲か持ってるという。2018年の細田守監督作品『未来のミライ』に書き下ろした「ミライのテーマ」と「うたのきしゃ」はお父さんの目から見た子どもの歌。お父さんが歌っている。今日はそのオープニング・テーマで「ミライのテーマ」。

・DADDY'S HOME
まずはドゥー・ワップから。シェップ&ザ・ライムライツはジェームズ・シェパードという人がリーダー。ハートビーツというニューヨークを代表するドゥー・ワップ・グループを結成していたが、そのグループを解散した後にシェップ&ザ・ライムライツという名義で、1961年、全米2位の大ヒットを飛ばした。「DADDY'S HOME」はその後、いろんな人にカバーされている。

・PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG
次はベタなところでジェームズ・ブラウン。「こじつけです」と達郎さん。「PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG」は1965年、全米R&BチャートNO.1、全米8位。

・LET ME BE THE MAN MAY DADDY WAS
シカゴを代表するヴォーカル・グループ、シャイライツの1969年のセカンド・アルバムからのシングル・カット。全米R&Bチャート15位の「LET ME BE THE MAN MAY DADDY WAS」。

・TO DADDY
1977年にエミルー・ハリスがドリー・パートンのペンになる作品「TO DADDY」を歌った。ドリー・パートン自身の作品は長い間未発表だったが、90年代になってレコーディング・バージョンが発表された。1976年ごろの録音とされている。

・DADDY'S TUNE
ジャクソン・ブラウンの1976年の4枚目のアルバム『PRETENDER』に入ってる「DADDY'S TUNE」。

・今後の予定
1984年のアルバム『BIG WAVE』が今年40周年。30周年記念盤をリリースしたときにボーナス・トラックを出し切ってしまい、今年はツアーなどでバタバタしていて、新しい曲書きの仕事も入ってきてるので、アナログ盤のリイシューも何にもしてやれない。せめて番組で40周年記念の『BIG WAVE』特集を、ちょっと遅くなったが来週オンエアするとのこと。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
全国ツアーが決定した。「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日が初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。8月公演のチケットの一般発売は今週6月28日金曜日15時からはじまる。7月2日火曜日の18時まで。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・竹内まりや新曲
竹内まりやさんの新曲「Coffee & Chocolate」が朝日生命のCMに使われている。ドゥー・ワップで、現在制作中のニュー・アルバムに収録される。詳しくは竹内まりや45周年特設サイトにて。
https://mariya45th.jp

・SONG FOR MY FATHER
ジャズでお父さんの曲といえばホレス・シルバー。1965年のアルバム『SONG FOR MY FATHER』のタイトル・ソング「SONG FOR MY FATHER」。

・DAD, I LOVE HER
ポンデローサ・ツインズ・プラス・ワンはクリーブランド、オハイオの黒人のキッズ・グループ。十代の少年5人組で、双子が二組にプラスもう一人。1972年のアルバム『PONDEROSA TWINS PLUS ONE』に入ってる「DAD, I LOVE HER」。
曲をかけ終えて。日本でかかるのは初めてかもしれないとのこと。オリジナル・アルバムは目の玉が飛び出るほど高くて、達郎さんもリイシューしか持ってないそうだ。「かわいい。私好きなんです、このグループ」と達郎さん。

・サビ
リスナーからの質問で、来日6年の中国人とギター教室で知り合ったという。「先日、彼が、曲の盛り上がる部分を日本語でサビというのはなぜですか? ネットからの情報ではなくて達郎さんのお言葉で聞かせていただけないでしょうか」。
「なんだそれ。ネットで調べろ。ふふふ」と達郎さん。達郎さんがこの業界に入ったとき、ブラスの人から聞いた話ではワサビで、辛味が効いてると「サビが効いてる」という表現をする。「わびさび」のさびで「サビ」の語源はわからないとトランペットのおじさんが教えてくれたそうだ。「サビが効いてる」から変化してピリッとしてるところを「サビ」というそうだ。ちなみにアメリカで、「Aメロ」はコーラス、導入部はバース、「サビ」はブリッジ。外国では言い方が変わるが日本では昔から「サビ」。最近は筒美京平さんみたいにA,B,C,D,Eときてクライマックスを「大サビ」という。そんな言葉は昔はなかったが、それが一般化している。だんだん大袈裟になっているそうだ。

・履物
リスナーから「達郎さんの好きな履物は?」という質問。
革靴で、スニーカーも皮のスニーカーを履いてる。いわゆるスニーカーが好きじゃないので、とのこと。革靴のウォーキング・シューズを二十数年履いてるそうだ。

・SO LONG DAD
ハリー・ニルソンの1970年のアルバム『NILSSON SINGS NEWMAN』(ランディ・ニューマンを歌う)という名盤から「SO LONG DAD」。父と子の断絶をテーマにしている。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年06月30日は、「アルバム『ビッグ・ウェイヴ』40周年記念ミニ特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Songbook #1653

2024年06月16日 | Sunday Song Book

2024年06月16日プレイリスト「『父の日』で棚からひとつかみ 邦楽編」
1. パパの手の歌 / 忌野清志郎 '92
2. FATHER / THE YELLOW MONKEY "FOUR SEASONS" '95
3. ボサノバ父さん / ユニコーン "おどる亀ヤプシ" '90
4. 父とピストル / コシミハル "父とピストル" '91
5. 僕のお父さん / 桑田佳祐 "孤独の太陽" '94
6. papa song / 玲里 "EMOTIONAL ARMOR" '18
7. FATHER'S BACK / 鳥山雄司 "プラチナ通り" '90
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアーのリハーサルがはじまり、連日声を出してるから滑舌がいいそうだ。

・『父の日』で棚からひとつかみ
聴取率週間なので上の方から「なんかやれ」と言われたという。そうしょっ中やってられず、今日は父の日なので「『父の日』で棚からひとつかみ」。今まで2回やったことがあるとか。今回は邦楽が集まったのでオール邦楽という珍しいパターン。

・パパの手の歌
忌野清志郎さんの「パパの手の歌」。建設会社のテーマ・ソング。へそ曲がりなのでリクエストが来ていた「パパの歌」(1991年のシングル。前回の特集でオンエアしたので)かけずに、その次の1992年のシングル。「そこはかとなく反抗心が滲み出てると思いますが(笑)」と達郎さん。

・FATHER
THE YELLOW MONKY(ザ・イエロー・モンキー)1995年のアルバム『FOUR SEASONS』に収められている「FATHER」。
曲をかけ終えて。吉井和哉さんは早くにお父様を亡くされており、そのことについて歌っている。イエモンのレパートリーの中では異色作。

・ボサノバ父さん
ユニコーンの1990年のミニ・アルバム『おどる亀ヤプシ』の中から「ボサノバ父さん」。さすがに達郎さんは『おどる亀ヤプシ』を持っておらず、配信で逃げようとデータをダウンロードしてリマスターしようとしたが、音の抜けがよくなくて、CDを買ったという。「全然音が違って、やっぱりCDじゃないとダメだ。圧縮はダメだ。そういう今日この頃」と達郎さん。

・父とピストル
コシミハルさんはお父さんがクラシックのファゴット奏者で、お母さんは声楽の方という、とっても才能のある方。RCAレコードでは当時3M作戦(コシミハル、桑名正博、竹内まりや)を展開していた。1991年のアルバム『父とピストル』のタイトル・ソングで「父とピストル」。ドイツ語で歌われている。

・僕のお父さん
桑田佳祐さんの1994年のソロ・アルバム『孤独の太陽』に収められている「僕のお父さん」。

・今後の予定
来週も「『父の日』で棚からひとつかみ」。洋楽編とのこと。リハーサルがはじまってるので番組は今後前倒し収録になる。引き続きリクエストを募集。

・papa song
難波弘之さんのお嬢さん、シンガー・ソングイターの玲里さん。2018年のアルバム『EMOTINAL ARMOR』に収められている「papa song」は父の日にお父さんにプレゼントした曲。杉真理さんが参加している。

・FATHER'S BACK
鳥山雄司さんは今年のツアーにもギタリストで参加。1990年のアルバム『プラチナ通り』に入ってる「FATHER'S BACK」。曲が長いので勝手にエディットしたとか。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年06月23日は「『父の日』で棚からひとつかみ 洋楽編」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Songbook #1652

2024年06月09日 | Sunday Song Book

2024年06月09日プレイリスト「リクエスト特集」
1. 雨は手のひらにいっぱい / SUGAR BABE "SONGS" '75
2. MY GENERATION / THE WHO '65
3. BABY COME BACK / PLAYER '77
4. WHAT'S YOUR NAME / LEON WARE '79
5. RAINY DAY / THE RASCALS "ONCE UPON A DREAM" '68
6. GOLDEN DAYS / SALLY FIELD '67
7. QANTAS 107 / COL JOYE & THE JOY BOYS '65
8. 十字路 / 山下達郎 "ポケット・ミュージック" '86
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアーのリハーサルがはじまったという。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。スケジュールとチケットの一般発売日は山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・雨は手のひらにいっぱい
雨の歌にリクエストが集まっているとか。今日はシュガーベイブの「雨は手のひらにいっぱい」。

・MY GENERATION
ザ・フーの1965年、全英2位の「MY GENERATION」。「年取る前に死にたい」という歌詞。達郎さんは影響を受けたそうだ。

・BABY COME BACK
プレイヤーはL.A.の4人組のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。1977年、全米NO.1のミリオンセラー「BABY COME BACK」。

・WHAT'S YOUR NAME
リオン・ウェアはデトロイト出身のソングライター。1979年のアルバム『INSIDE IS LOVE』からシングル・カット、全米ソウル・チャート42位の「WHAT'S YOUR NAME」。

・RAINY DAY
ザ・ラスカルズの1968年のアルバム『ONCE UPON A DREAM』に入ってる「RAINY DAY」。ラスカルズのCD BOXが出たので、番組で特集する予定だとか。

・父の日特集
来週はまた恐怖の聴取率週間。6月の第3日曜日「父の日」なので「父の日で棚からひとつかみ」。

・山野楽器銀座本店
山野楽器銀座本店がCDの販売を7月で終了するというニュースが告知された。何枚かお便りが届いてるそうだ。
「こういうことが起こる度に音楽が衰退していくとか、いろんな説がありますけれど、2010年頃にCDがなくなって、やはり配信ばかりになって、レコード会社はどうなるんだ、そういうようなことで、私の所属していたワーナーミュージックのイベントで社員、スタッフ、ミュージシャン、そういうような不安にみなさん喧しく語られていましたけれど、そのとき私、最年長だったので(笑)、申し上げたんですけれども。こういうメディアがいろいろ変わっても音楽がなくなることはありませんので。そういう音楽を人に広めようとか、そのようなことに対する努力とか、情熱というのは絶対なくなりませんので。こうしたメディアが変わっていけば、またそれに合わせて音楽を広める努力というものが続いていきますので、私はそれほど悲観しておりません。若い頃はいろいろ考えましたけれど、この歳になると(笑)、まぁどうにかなるか。そういう感じであります。ので大体ラジオもどうなるかと思いましたけれど、32年これ続いております。来年も変わらず続ける見込みであります。ライヴも身体が(笑)、続く限りできるような感じでございます。引き続きよろしくお願いしたいと思います」と達郎さん。


2014.09.07

・GOLDEN DAYS
サリー・フィールドはテレビ女優から映画女優になり、アカデミー賞を二回など、たくさん賞を取っている大女優。日本でもテレビで放映された『いたずら天使』はスクリーン・ジェムズのプロデュースなので、ゴフィン / キング、ヘレン・ミラーなどスクリーン・ジェムズのスタッフ・ライターが手掛けている。そんな中からキャロル・キング、ジェリー・ゴフィン、ハワード・グリーンフィールドの3人共作、アレンジがジーン・ペイジの1967年の「GOLDEN DAYS」。まだサリー・フィールドが十代だったので、いわゆるガール・シンガーもののジャンルに入る。

・QANTAS 107
「QANTAS 107」はオーストラリアのグループでコル・ジョイ・ウィズ・ジョイ・ボーイズの作品。コリ・ジョイはシンガー、ジョイ・ボーイズはバック、そしてインストゥルメンタル・グループ。カンタス航空が日本に就航した記念で出されたシングル。来日した際に日本でレコーディングされた。昨年の新春放談でオンエア。

・アート
リスナーから「アートに造詣が深くなった理由を是非とも聞いてみたいです」という質問。
小学校の時に母親が全部で二十八巻くらいの美術全集を買ってくれて、それをひたすら見て、いちばん最後の絵が(ヴィクトル・)ヴァザルリだったとか。そこから興味を持っていろんな個展とかに行ったという。

・十字路
今日の最後も雨の歌。1986年のアルバム『POCKET MUSIC』から「十字路」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年06月16日は「『父の日』で棚からひとつかみ」
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Sunday Songbook #1651

2024年06月02日 | Sunday Song Book

2024年06月02日プレイリスト「リクエスト特集」
1. 2000トンの雨 / 山下達郎 '03('78)
2. WALK AWAY / JAMES GANG '71
3. I CAN'T STOP DANCING / ARCHIE BELL & THE DRELLS '68
4. WANT TO BE WITH YOU / ZAN "ZAN" '89
5. SPOOKY / CLASSICS IV '67
6. ANYONE WHO HAD A HEART / DIONNE WARWICK '63
7. TE QUIERO DIJISTE (MAGIC IS THE MOONLIGHT) / LOS INDIOS TABAJARAS "ALWAYS IN MY HEART" '64
8. ANGEL OF THE LIGHT / 山下達郎 "ソフトリー" '22('08)
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■内容の一部を抜粋
・近況
もうすぐツアーのリハーサルがはじまるので、その準備をしているという。

・リクエスト特集
先週に引き続き「リクエスト特集」。

・2000トンの雨
毎年6月に入り梅雨の時期になると「雨の特集」をやってきたが、全国的に雨が降って被害が出る事態では「雨の特集」をすると「不謹慎だ」と言われることがあるとか。達郎さんは雨の曲が多くて、この時期にリクエストされることもある。1978年のアルバム『GO AHEAD!』から「2000トンの雨」。

・WALK AWAY
ジェイムズ・ギャングはジョー・ウォルシュ率いる3ピース・バンド。1971年、全米51位のデビュー・ヒット「WALK AWAY」。すぐにジョー・ウォルシュが抜けてソロになった。

・I CAN'T STOP DANCING
アーチー・ベル&ザ・ドレルズの1967年のメガ・ヒット「Tighten Up」はテキサスでのレコーディング。突然、フィラデルフィアに飛んでセカンド・ヒットはギャンブル&ハフのプロデュースと作曲で出した。1968年、全米R&Bチャート5位の「I CAN'T STOP DANCING」。
曲をかけ終えて。
「一作目がものすごく売れると二作目はそれの二番煎じみたいな感じで。私、高校一年で、何だこれ二番煎じじゃないか。今聴くといいんです、これが。演奏が素晴らしい。アール・ヤングのドラム」と達郎さん。

・WANT TO BE WITH YOU
ZAN(ザン)はニュージャージー出身のR&Bシンガー。1989年のたった一枚だけのアルバム『ZAN』はヒットしなかったが、日本では結構聴かれたという。ニュー・ジャック・スウィング・エリア、ジーン・グリフィンのプロデュース。テディー・ライリーのアレンジ。テディー・ライリーの全盛期のアレンジで素晴らしいグルーヴがある。アルバム『ZAN』から「WANT TO BE WITH YOU」。

・SPOOKY
クラシックス・フォー、1967年の作品で、1968年春の大ヒット・ナンバー「SPOOKY」。もともとはマイク・シャープというサックス奏者のインストゥルメンタル曲。これに歌詞を付けてクラシックス・フォーの大ヒットになった。

・ANYONE WHO HAD A HEART
リクエストは「バート・バカラックで達郎さんが好きな曲」。コード進行、構成、転調のやり方、そういうものが高校生だった達郎さんにはインバクトがあった曲。ディオンヌ・ワーウィックの初期の作品。1964年、ディオンヌ・ワーウィック初のベスト10ヒットで「ANYONE WHO HAD A HEART」。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
全国ツアーが決定した。「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。7月公演のチケットの一般発売は本日6月2日18時まで。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・プレゼント
達郎さんは先日、東京都美術館で開催されてる「デ・キリコ展」を観に行ったそうだ。主催者のご好意により無料鑑賞券20枚もらってきたという。今回はペアではなく20名にプレゼント。8月29日まで会期があるけれど、今回のチケットは8月16日(金)まで使えるチケット。応募はメールのみ。サンデー・ソングブックのホームページにあるバナーをクリック。本日の15時から受付スタート。締め切りは6月9日(番組内、サイト内では土曜日になっている)の18時まで。
https://www.tfm.co.jp/f/ssb/present_202405

・TE QUIERO DIJISTE (MAGIC IS THE MOONLIGHT)
ロス・インディオス・タバハラスはネイティヴ・ブラジリアンの兄弟デュオ、アコースティック・ギターの二人組。1964年のレコーディング「TE QUIERO DIJISTE (MAGIC IS THE MOONLIGHT)」。英語で言うとYou said I love you。

・人生で最も聴いたアルバム
質問魔の中野区のリスナーから「人生で最も聴いたアルバムは何ですか」という質問。
カーティス・メイフィールドの『There's No Place Like America Today』とリチャード・ハリスの『A Tramp Shining』、マーヴィン・ゲイの『What’s Going On』、そしてビーチボーイズの『Pet Sounds』。最も聴いたシングルはプロコルハルムの「青い影」。最も歌った自身の曲は「Let's Dance Baby」。「最長不倒ですからね。あれ」と達郎さん。

・ANGEL OF THE LIGHT
今日の最後は2008年のシングル「ANGEL OF THE LIGHT」。アルバムに入れ損なって『SOFTLY』に収録。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年06月09日は、引き続き「リクエスト特集」
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Sunday Songbook #1650

2024年05月26日 | Sunday Song Book

2024年05月26日プレイリスト「リクエスト特集」
1. 街物語 / 山下達郎 '10
2. DAWN / THE FOUR SEASONS '64
3. CHARMS / BOBBY VEE '63
4. SOMETHING SO RIGHT / PHOEBE SNOW "NEVER LETTING GO" '77
5. EU VIM DA BAHIA / JOAO GILBERTO "JOAO GILBERTO" '73
6. HOME IS ANYWHERE YOU HANG YOUR HEAD / ELVIS COSTELLO & THE ATTRACTIONS "BLOOD & CHOCOLATE" '86
7. FLASHBACK (DEMO) / ALAN O'DAY '73
8. 偽りのDJ / ダディ竹千代 & 東京おとぼけCATS '80
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■内容の一部を抜粋
・近況
6月に入るとツアーのリハーサルがはじまるそうだ。

・リクエスト特集
今週は「リクエスト特集」。

・街物語
2010年のシングル「街物語」。

・DAWN
ザ・フォー・シーズンズの「DAWN」は達郎さんがいちばん好きなフォー・シーズンズの作品。1964年、全米3位。階級的問題を歌った歌。

・CHARMS
ボビー・ヴィーの1963年、全米13位の「CHARMS」。達郎さんの大好きなヘレン・ミラーの曲。

・SOMETHING SO RIGHT
フィビ・スノウの1977年のアルバム『NEVER LETTING GO』はフィル・ラモーンがプロデュース。ニューヨークのミュージシャンの素晴らしい演奏が堪能できる作品。その中から「SOMETHING SO RIGHT」はポール・サイモンのカヴァー。

・EU VIM DA BAHIA
ブラジル音楽へのリクエスト。達郎さんはブラジル音楽にはあまり造詣が深くないそうだが、ジョアン・ジルベルトならまだ知識があるとか。ジョアン・ジルベルトの1973年の弾き語りアルバム『JOAO GILBERTO』はジョアン・ジルベルトが一度隠遁した後の作品で、この中から「EU VIM DA BAHIA」は大変人気のある曲。生まれ故郷のバイーア讃歌。同郷のジルベルト・ジルの作品。

・山下達郎 PERFORMANCE 2024
全国ツアーが決定した。「山下達郎 PERFORMANCE 2024」は7月12日初日で12月5日まで続く。全国21都市43公演。7月公演のチケット一般発売は今週5月29日(水)15時からはじまる。詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・クラッカー
愛知県のリスナーから、達郎さんはライヴで「Let's Dance Baby」のときにクラッカーが鳴ると別の曲に変えるというエピソードを雑誌で読んだ記憶があるというお便りを読んで。
「勘違いです。そんなこと言った覚えがありません。Let's Dance Babyの途中でクラッカーが鳴るのは仕方がないです。もうざっと40数年続いておりますので」と達郎さん。

・ローラ・ニーロ
ローラ・ニーロの来日公演のエピソード。東京、名古屋、大阪と新幹線で旅をするときに、達郎さんの『ON THE STREET CORNER』を聴いたそうで、達郎さんが名古屋の最終公演を観に行ったとき、ローラ・ニーロが『ON THE STREET CORNER』を褒めて、達郎さんはとてもうれしかったという。このエピソードを恣意的に切り取ったり、少し違うニュアンスで伝わってることもあって、今回お便りがきたので答えた。

・HOME IS ANYWHERE YOU HANG YOUR HEAD
福岡市のリスナーからしつこのリクエスト。番組でエルヴィス・コステロをかけるの初めてのこと。「根負け」と達郎さん。エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズの1986年のアルバム『BLOOD & CHOCOLATE』から「HOME IS ANYWHERE YOU HANG YOUR HEAD」。

・FLASHBACK (DEMO)
アラン・オデイの歌で達郎さんが好きな歌というリクエスト。フィフス・ディメンションの1973年のシングル「FLASHBACK」がすごく好きで、この曲を聴いてた頃はアラン・オデイの作品だとは知らなかったとか。今日はアラン・オデイのデモ・レコード(作曲家としての作品を録音)の中に自分で歌ってる「FLASHBACK」が入ってるのでデモ・テープをオンエア。
曲をかけ終えて。
「歌の上手い人なのでちゃんと聞かせます」と達郎さん。

・壁の絵
三重県津市のリスナーから「山下家の壁にはどのようなものが飾ってありますか? 勝手なイメージですがコンクリート打ちっぱなしな感じがします」という質問。
「コンクリート打ちっぱなし、死ぬほど嫌いです、私(笑)」と達郎さん。仕事場の壁にはラウシェンバーグの絵とペーター佐藤さんの版画が飾ってあるとか。

・偽りのDJ
達郎さんの古い友人のダディ竹千代さん、本名、加治木剛さんが先日お亡くなりになった。ダディ竹千代&東京おとぼけCATSの1980年のシングル「偽りのDJ」はダディ竹千代作詞・山下達郎作曲。追悼の意味を込めてオンエア。リクエストもたくさん来ているそうだ。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年06月02日は、引き続き「リクエスト特集(予定)」
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Sunday Songbook #1649

2024年05月19日 | Sunday Song Book

2024年05月19日プレイリスト「『山下達郎』で棚からひとつかみ」
1. 新・東京ラプソディー (LIVE) / 山下達郎 "18/10/26 中野サンプラザ"
2. サウスバウンド #9 (LIVE) / 山下達郎 "19/11/12 LINE CUBE SHIBUYA"
3. MORNING GLORY (LIVE) / 山下達郎 "15/11/29 北見市民会館"
4. SILENT SCREAMER~BOMBER (LIVE) / 山下達郎 "23/08/15 千歳 北ガスホール"
5. おやすみ、ロージー (LIVE) / 山下達郎 "99/02/11 大阪フェスティバルホール"
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■内容の一部を抜粋
・『山下達郎』で棚からひとつかみ
先週に引き続いて「『山下達郎』で棚からひとつかみ」。

・新・東京ラプソディー (LIVE)
1988年のアルバム『僕の中の少年』の1曲目「新・東京ラプソディー」にリクエストが集まってるという。2018年10月26日に中野サンプラザで行われたライヴから「新・東京ラプソディー」。

・サウスバウンド #9 (LIVE)
1998年のアルバム『COZY』に収録された「サウスバウンド #9」もリクエストが多かったとか。「隠れた名曲」と達郎さん。いわゆる都市生活者が無想する南の島、そういうようなアレ。2019年11月12日にLINE CUBE SHIBUYAで行われたライヴから「サウスバウンド #9」。この音源は前に一度かけている。



・MORNING GLORY (LIVE)
1982年のアルバム『FOR YOU』に収められている「MORNING GLORY」。2015年11月29日に北海道北見市民会館で行われたライヴから「MORNING GLORY」。今のコーラスのハルナさんとENAさんが初めて参加したツアー。きれいなコーラスが聴ける。



・SILENT SCREAMER~BOMBER (LIVE)
2023年8月15日に千歳の北ガス文化ホールで行われたライヴから「SILENT SCREAMER~BOMBER」。昨年のツアーはRCA/AIR イヤーズの復刻盤のアナログで大騒ぎだったので、ライヴも70年代、80年代のレパートリーを中心に演奏。80年代にライヴをたくさんやっていた頃、「SILENT SCREAMER」から「BOMBER」に行って、また「SILENT SCREAMER」に戻るパターンをやっていたので、それを久しぶりに再現した。



・天文学者
町田市のリスナーから「子どもの頃は何になりたかったですか?」という質問。
「天文学者。星を見て暮らしたかった」と達郎さん。

・囲碁や将棋
富山市の超常連のリスナーから「囲碁や将棋に関する思い出はありますか?」という質問。
将棋は父親が強かったので全然勝負にならず、また父親も全く手加減をしない人だったので嫌いになってやめたという。囲碁は思い出があって、坂本龍一さんとすごく仲良しだったとき、二人で本を買ってきていろいろやったが全然わからない。達郎さんのおじさんに囲碁の有段者の人がいて、その人に教えを請いに行ったら、『そんな囲碁なんて五つ六つからやるもんで、そんな年取ってからダメだ。二十歳過ぎてから囲碁なんてやったってうまくなるわけない、やめろやめろ』なんて一笑に付されて、それで挫折してやめたとか。

・理系
長野県のリスナーから「達郎さんは文系ですか理系ですか」という質問。
「高校入るときまではバリバリの理系だったですけれど、高校入ってからドロップアウトしました(笑)。あまり語りたくない」と達郎さん。

・ゴジラのフィギュア
達郎さんのライヴ・ステージにはゴジラのフィギュアが飾ってあるので、そういう質問がよく来るとか。あれは好きだから飾ってるだけなんだという。今はステージ向かってかみて側がオリジナルのゴジラのフィギュアで、しもて側がシン・ゴジラのフィギュア。達郎さんが好きなのは一作目『ゴジラ』と二作目の『ゴジラの逆襲』。そこから『キングコング対ゴジラ』まで10年近くあり、その後はエンターテイメント。原作者の香山滋さんのシナリオの一作目『ゴジラ』が最高傑作だと思うそうだ。なので何の意味もなくて、好きだったので置いてるだけで、そのままずっと40年間置いてるとか。昔はラジコンで、動いて鳴いて火を吹いたそうだが、今はすべての機能が退化して置物になってるという。

・おやすみ、ロージー (LIVE)
アナログ盤の『ON THE STREET CORNER 0』に収録されている「おやすみ、ロージー」にリクエスト。市場で高騰していて困っていると達郎さん。たぶん再発はされないのでしょうがない。今日は1999年2月11日にフェスティバルホールで行われたライヴから「おやすみ、ロージー」のオール・アカペラ・バージョン。



■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年05月26日は、「リクエスト特集」
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