Sunday Song Book Playlist

2009年04月26日 | Sunday Song Book

<04月26日プレイリスト>
[エリー・グリニッチ特集 2]
CHAPEL OF LOVE/THE DIXIE CUPS '64
I WANNA LOVE HIM SO BAD/THE JERRY BEANS '64
I WONDER/THE RONETTES "PRESENTING THE FABULOUS RONETTES" '64
MAYBE I KNOW/LESLEY GORE '64
DOO-WAH-DIDDY/THE EXCITERS '64
DOO WAH DIDDY DIDDY/MANFRED MANN '64
GOOD NIGHT BABY/THE BUTTERFLYS '64
LEADER OF THE PACK/THE SHANGRI-LAS '64
RIVER DEEP, MOUNTAIN HIGH/IKE & TINA TURNER '66
HANKY PANKY/TOMMY JAMES & THE SHONDELLS '66
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は相変わらず前倒しで収録している。いよいよコンサート・ツアーも大詰め。今週の金・土、5月1日、2日は沖縄公演、この後は5月11日(月)の中野サンプラザ追加公演1本を残すのみとなり、12月から続いてきた全国コンサート・ツアーも無事に終われそうだとタツローさん。追加公演の情報はタツローさんのホームページに掲載されている。
http://www.smile-co.co.jp/tats/

「お出でいただきましたお客さま、誠にありがとうございました。また、そんなに今度はあいだを空けないうちに、また回ってみたいと思ってはおります」とタツローさん。

・ELLIE GREENWICH(エリー・グリニッチ)特集
大物ソングライターなので資料がたくさんあり、ヒット曲も多いので意外に難物だとタツローさん。キャロル・キング特集やリーバー&ストーラー特集のように3曲続けてみたいな感じで、さわりだけ聴いてもらうのもよくないなと思い、今回は何週間かけてもなるべく完奏していってみたいと思っているのだとか。先週は1963年、フィル・スペクターのプロデュースで幾多のヒット・ソングを出したところまでお送りしたが、今週は1964年、ジェフ・バリー、エリー・グリニッチが所属していた出版社の経営者ジェリー・リーバー、マイク・ストーラーが「レッドバード」というレコード会社を設立し、そこからバリー&グリニッチがヒット曲を出して行くところから。

・CHAPEL OF LOVE
1964年のディキシー・カップスの「CHAPEL OF LOVE」は「レッドバード・レコード」設立第一弾シングル。見事全米NO.1に輝いた。バリー&グリニッチにとってもはじめてのNO.1ソングとなった。ディキシー・カップスはニューオリンズ出身のガールグループ。「CHAPEL OF LOVE」は今ではアメリカン・ポップスのスタンダードとなっている。「CHAPEL OF LOVE」はもともとフィル・スペクターに提供した曲でロネッツやダーレン・ラブのレコーディングもある。しかしフィル・スペクター自身はこれらをシングル・カットしないで半ばボツにしていたので、ディキシー・カップスが取り上げたところ見事NO.1になった。これにスペクターが嫉妬して、そこから仲がこじれて、しばらくの間、スペクターの仕事をしなくなるというようなことがあったそうだ。

・I WANNA LOVE HIM SO BAD
ジェリー・ビーンズはニュージャージーの女3人、男1人の黒人ヴォーカル・グループ。1964年の初夏に全米9位となった。
バリー&グリニッチの作品は歌詞もメロディもコードもひじょうに単純明快だが、なぜか心引き込まれる。特にコーラスのバック・リフがとてもユニークで、ドゥーワップの影響があるけれど'60年代的な斬新なコーラスのバック・リフで、これにビーチボーイズなんかも大きな影響を受けている。ブライアン・ウィルソンがフィル・スペクターに影響を受けているというけれど、このバリー&グリニッチのコーラスのバック・リフなしでビーチボーイズは語れないんじゃないかな、とタツローさん。

・I WONDER
フィル・スペクターの仕事も継続してやっているが、1963年に比べると量は減っている。ロネッツのアルバム『PRESENTING THE FABULOUS RONETTES』(1964年)に入ってる「I WONDER」はもともとはクリスタルズが歌っていた曲だが、圧倒的にロネッツのヴァージョンのほうが優れている。「私はこれはロネッツのワン・オブ・ザ・ベスト・テイクだと思っております」とタツローさん。

・ロックンロールに譜面はいらない
エリー・グリニッチはかつてデモ・クィーンと言われたことがあるくらいだから、コーラスのバック・リフで人を唸らせるテクニックはそのときに学んだのではないかと思われる。エリー・グリニッチはピアノをちゃんと学んでいるのである程度の音楽的素養は持っている人で、最初にジェリー・リーバー、マイク・ストーラーの出版社と契約したときに、譜面を書くように言われたそうだ。「譜面を読むことはできるし、どう書けばいいのか知っているけれども、それを利用したり、応用したことはない」とエリー・グリニッチはインタビューで言ってるそうだ。つまりロックンロールに譜面はいらないというようなことらしい。また曲を量産したいのでアレンジは人に任せていたそうだ。

・MAYBE I KNOW
エリー・グリニッチがコーラス・ガールの時代にレスリー・ゴアのバックでコーラスをずいぶんたくさんやっていたことがあるという。ソングライターで成功したらレスリー・ゴアに曲を書きたいという望みを持っていたそうだ。この「MAYBE I KNOW」はジェフ・バリーと一緒に曲を書いてレスリー・ゴアに売り込みに行ってヒット曲になったという。1964年の夏、全米14位。「なんかグリニッチのデモテープの歌唱法を彷彿とさせるレスリー・ゴアのシンギング・スタイルでございますが」とタツローさん。

・DOO-WAH-DIDDY
1964年夏になるとイギリスのロックンロール・グループにアメリカのソングライターたちが影響を受けるようになる。スクリーン・ジェムスとかリーバー&ストーラーの出版社が積極的にイギリスに曲の売り込みをするようになる。そうしたことからカヴァーの作品の中からヒット曲が出てくるようになる。エリー・グリニッチにとってその皮切りになったのが「DOO-WAH-DIDDY」。ロンドンで結成したマンフレッドマンが1964年10月に全米NO.1とした。オリジナルはニューヨーク出身の女性3人、男性1人の黒人4人組のヴォーカル・グループ、エキサイターズ。1964年初頭全米78位。エキサイターズで素晴らしいヴォーカルを取っているのはブレンダ・リードで、息子さんは'80年代にディールというグループから、後にベイビーフェイスのパートナーになったL.A. リード。

・GOOD NIGHT BABY
1964年9月に全米51位となった「GOOD NIGHT BABY」はバタフライズの曲。昔の資料にはエリー・グリニッチが歌っているとされているが、「僕の耳で聴くと黒人女性が歌っているように聞こえます」とタツローさん。曲がかかっている最中に調べたらバタフライズという黒人ヴォーカル・グループが存在すると確認が取れたそうだ。最近出たコンピレーション(『Do-Wah-Diddy: Words and Music by Ellie Greenwich and Jeff Barry』?)に書いてあったそうだ。

・LEADER OF THE PACK
シャングリラスは白人女性4人組のグループ。曲のタイトルは「族の頭」で、堅気の女の子が族の頭に恋をするが、親に反対されて、族の頭はふてくされて、バイク事故で死んでしまうという、いわゆるデス・ソングで「愛と誠」とか「ハイティーン・ブギ」の世界。プロデューサーのシャドー・モートンは後にヴァニラ・ファッジとか手掛けた人で、大仕掛けのやつ、大袈裟なものが大好きな人で、S.E.とか大好きな人。この人とバリー&グリニッチの作風が見事一致して1964年11月に全米NO.1となった。

・ビルボードの1964年の全米NO.1
バリー&グリニッチは1964年に4曲の全米NO.1ヒット曲を出している。ビルボードの1964年の全米NO.1は23曲でそのうちの4曲がバリー&グリニッチだった。ちなみに当時全盛を極めていたビートルズは5曲で、いかにバリー&グリニッチが売れっ子であったかわかる。

・1965年~
1965年にエリー・グリニッチはジェフ・バリーと離婚。たった3年間の結婚生活だった。だんだん作品数が減ってゆく。1965年はビートルズ、ボブ・ディランをはじめとする自作自演の波が否応なく迫ってきて、バリー&グリニッチのコンビもいつまでも自分たちの時代が続かないと見たのか、ニール・ダイヤモンドのプロデュースに専念しようとするが、ニール・ダイヤモンドが所属していたレーベルのオーナー、バート・バーンズが亡くなる。また離婚によるコンビ解消など不幸が重なり、1960年代の後半へ向かう。

・RIVER DEEP, MOUNTAIN HIGH
1966年、フィル・スペクターがバリー&グリニッチにオファーした曲。プロデュースはフィル・スペクター。アメリカでは鳴かず飛ばずだったがイギリスでは大ヒットを記録。アメリカのポップスがイギリスで高く支持されるという皮肉な現象が起こる。

・HANKY PANKY
1966年、トミー・ジェームス&ザ・ションデルズが彼らのデビュー曲に、1963年のレインドロップスの「HANKY PANKY」を取り上げてバリー&グリニッチ屈指の大ヒットとなった。
1960年代の後半はイギリス勢の台頭やボブ・ディランを代表とするメッセージ・ソングの台頭があり、職業作家がだんだん脇へ押しやられてゆく。バリー&グリニッチのコンビ解消というのは時代の必然という側面もある。ジェフ・バリーはその後も長く活動を続けるが、エリー・グリニッチは1970年代のはじめくらいでほぼ活動を終えてしまうような状態。その後、ちょっと復帰して、それからは悠々自適という感じ。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
05月03日は、引き続き「ELLIE GREENWICH(エリー・グリニッチ)特集」
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懐かしい未来

2009年04月25日 | 山下達郎

今日4月25日はシュガーベイブのファースト・アルバム『SONGS』がリリースされた日ですね。今から34年前、1975年のことでした。レコード・デビューということでいうと、タツローさんもター坊も村松さんもそれぞれ34年のキャリアということになりますね。タツローさんは今夜、北海道厚生年金会館でコンサート。あぁ今頃はそろそろあの曲ですね(笑)。

さて、「ター坊」こと大貫妙子さんのラジオ新番組が来週からスタートします。
http://www.nhk.or.jp/n-mirai/

■「大貫妙子 懐かしい未来」
NHK-FM
毎月最終火曜 23:00~24:00
再放送翌火曜 10:00~11:00

2008年夏に放送された特番が今月からマンスリーのレギュラー番組となったようですね。このブログでも昨年の特番を記事にしています。
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/6a6b76aae627c60421d8fb0e8bfff4e9

記念すべき第一回は2009年4月28日(火) 午後11時から。なんとゲストはタツローさんで「いま大事にしていること、未来に伝えたいこと」をじっくり語り合います、ということ。楽しみです。再放送は5月5日(火) 午前10時からとなります。

そして、この「大貫妙子 懐かしい未来」のテーマ曲「懐かしい未来~longing future~」は、昨年6月にNHKで三日間に渡り放送された「SAVE THE FUTURE」という特番のイメージ・ソングでしたが、教授がプロデュースしター坊が作詞をしています。なんと二日で書いたという。「SAVE THE FUTURE」ではチベット民族の中国人alanが歌っていました。今回はター坊がセルフ・カヴァーしたヴァージョンだということです。

その「懐かしい未来~longing future~」とNHK「みんなのうた」で放送された「金のまきば」を収録したセレクション・アルバム『palette』が4月29日にリリースされます。CM、TV、映画主題歌や、様々なコンピレーションに収録のカヴァー楽曲をコンパイルした全16曲のアルバムで、ブックレットにはター坊本人による楽曲解説を掲載しているとか。

●『palette』収録曲一覧
1. snow (Panasonic VIERA TV-CM曲)
2. 星の奇跡
3. 森へ行こう (劇場版「どうぶつの森」主題歌)
4. 金のまきば (※CD未収録 - NHKみんなのうた)
5. ピーターラビットとわたし(CD BOOK version)
6. めがね (映画「めがね」主題歌)
7. 春の手紙(2005 version - TBS系ドラマ「家栽の人」主題歌)
8. Shenandoah (アメリカ民謡カバー - アサヒ「贅沢日和」CMソング)
9. ファム・ファタール(細野晴臣のカバー)
10. 私のフランソワーズ(荒井由実のカバー)
11. A Kiss From The Sun(「セサミストリート」エンディングテーマ)
12. メトロポリタン美術館(Piano Quartet version -NHKみんなのうた)
13. Voyage(Long version - 愛・地球博/三井・東芝館「GRAND ODESSEY」テーマ曲)
14. 名前のない空を見上げて(MISIAのカバー)
15. 懐かしい未来 ~longing future~ (※CD未収録 - NHK-FM「大貫妙子 懐かしい未来」テーマソング)
16. 嘘と噂/オフコース featuring 大貫妙子(BONUS TRACK)

EMI Music Japan のサイトでパナソニック「VIERA」TV-CM曲に起用されている「snow」の一部が試聴できるようです。

・EMI Music Japan 大貫妙子ページ
http://emimusic.jp/artist/onukitaeko/
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Motoharu Radio Show #004

2009年04月22日 | Motoharu Radio Show

2009/04/21 OnAir - 3rd Week
Roberta Flack & Donny Hathaway:Where Is the Love
Marilyn McCoo & Billy Davis Jr.:You Don't Have to Be a Star (To Be In My Show)
Shelby Lynne:I Only Want to Be With You
The Gabe Dixon Band:Till You're Gone
The Gabe Dixon Band:Ever After You
Elton John:Rocket Man (I Think It's Going to Be a Long Long Time)
Fleet Foxes:White Winter Hymnal
Phoebe Snow:If I Can Just Get Through Tonight (Live)
Dave Matthews Band:Stay (Wasting Time)
佐野元春:コヨーテ、海へ
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■内容の一部を抜粋
・リスナーズ・チョイス
今週はリスナーからのリクエストを中心にしたプログラム。

・Where Is the Love
ロバータ・フラックとダニー・ハザウェイのデュエット。「二人とても息の合ったパートナーという感じです。なかなか実生活でも本当に理想的な相手とめぐり会うということは難しいことだと思いますけれど、ロバータ・フラックとダニー・ハザウェイ、'70年代この二人はお互いにクリエイティブなパートナーとしてたくさんの名曲を残しました」と元春。

・You Don't Have to Be a Star (To Be In My Show)
元フィフス・ディメイションのマリリン・マックーとビリー・ディヴィス・ジュニアのデュエット。1977年全米チャート1位のヒット。

・I Only Want to Be With You
シェルビー・リン、'70年代ベイシティ・ローラーズのカヴァー。

・The Gabe Dixon Band
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月4月の「3PICKS!」はブルース・スプリングスティーンの『Working On A Dream』、ジェームス・テイラーの『Covers』、そしてザ・ゲイブ・ディクソン・バンドの『The Gabe Dixon Band』の3枚。
今週はザ・ゲイブ・ディクソン・バンドのニュー・アルバム『The Gabe Dixon Band』から「Till You're Gone」と「Ever After You」。ピアノマンでありソングライターでもあるゲイブ・ディクソンを中心としたトリオ。大学ではクラシック・ピアノを専攻していたそうだ。「同じジャンルでいうとビリー・ジョエル、ブルース・ホーンズビー、ベン・フォールズといったミュージシャンが思い浮かびます。ザ・ゲイブ・ディクソン・バンド、素晴らしいメロディとストーリー性のあるリリックが魅力です」元春。

・Rocket Man (I Think It's Going to Be a Long Long Time)
ザ・ゲイブ・ディクソン・バンドのところで話したピアノマンの流れを遡ってゆくとエルトン・ジョンに出会うと元春。'70年代のヒット曲から「Rocket Man」。

・White Winter Hymnal
フリート・フォクセズはアメリカ・シアトル出身の新しいバンド。「とても音楽的なバンドです。まずは彼らのハーモニーに注目して聴いてみてください」と元春。

・ギターの練習
三十代後半になってギターをはじめたというリスナーからのコメントを紹介して。元春は「ギターをやる気があれば何歳からでもはじめられると思います。まぁ、僕の場合はギターで思い出すのはやはりはじめてギターの練習をしたときのことですね」といって話をはじめた。いわゆるクラシック・ギターのガット・ギターを近所の年上の友達にもらったのだとか。それがはじめて手にしたギターで、ネックが太く、ガット・ギターにはふつうナイロン弦を張るのだが、元春がもらったギターにはアコースティック・ギター用の鉄の弦が張ってあったのだという。とにかく弦を押さえると指が痛く、Fのコードを押さえて練習したら指から血が出たそうだ。元春少年11歳の夏のこと。夏休みが明けてある日、上級生から「お前、ギターが弾けるのなら弾いてみろ」と言われて、渡されたのがふつうのアコースティック・ギター。ネックは細いし、弦のテンションはやさしい。実際に弾いてみたらFのコードも楽に弾けてしまったのだという。あまりスムースに弾くものだから上級生も驚いていたのだとか。言ってみれば知らないうちにガット・ギターに鉄の弦を張って特訓していたようなもの。おかげでその後は楽にギターが弾けるようになったのだという。これからギターをはじめる人は正しい弦を張って練習してくださいと元春。

・If I Can Just Get Through Tonight (Live)
「夏になるとアウトドアのコンサートも盛んに行われています。青空の下で楽しむライヴ、開放的な気分に思いを寄せて2曲続きます」と元春。
「If I Can Just Get Through Tonight」はフィビー・スノウのライヴから。

・Stay (Wasting Time)
デイヴ・マシューズ・バンドが彼らのコンサートのラストによく演奏する曲。1999年のライヴから。

・コヨーテ、海へ
元春の曲にリクエスト。
「僕はこの夏、7月の1ヶ月間全国コンサート・ツアーに出ます。もし、みんなの街で会えるようであれば会場まで集まってください」と元春。

・佐野元春 & THE COYOTE BAND 2009年夏*全国ライブハウス・ツアー
http://www.moto.co.jp/live/live_info/info_top.html

07月04日(土)赤坂BLITZ
07月05日(日)横浜BLITZ
07月09日(木)新潟LOTS
07月15日(水)福岡DRUM LOGOS
07月16日(木)広島CLUB QUATTRO
07月18日(土)ZEPP大阪
07月21日(火)ZEPP名古屋
07月25日(土)ZEPP仙台
07月26日(日)ZEPP東京

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非、ご覧になって曲へのリクエスト、そして番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。次回は5月5日(火)午後11時から。
http://www.moto.co.jp/MRS/
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Mellowhead

2009年04月21日 | 佐野元春

個人サイト「SITEDOI」にMellowheadのニュー・アルバム『Daydream weaver』に収録された「Better days」をアップしています。よろしくお願いします。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/

日曜日はフェスティバルホールから西梅田へ向かい、Mellowheadのニュー・アルバム『Daydream weaver』発売記念のインストア・イベントを見に行きました。

開場間際の入場でしたが人影もまばら。正面は恥ずかしいので2列目の左側へ。深沼くんは黒いシャツに濃紺のジーンズで登場。ヤイリのアコースティック・ギター1本で弾き語り。1曲目はグレイプバインの田中知将に歌ってもらったという「ラハイナ」を披露。

2曲目はプレイグスの「胸いっぱいの愛」をセルフ・カヴァー。もともと3枚目のアルバムのシングル用に書いた曲だがシングルにならなかったという。すでにプレイグスのオリジナル・アルバムは廃盤となり、ベスト・アルバムにも収録されてないので今回の『Daydream weaver』で取り上げることにしたそうだ。ただ若い頃に書いた曲なのでキーが高くて歌うのに苦労するのだとか。オリジナルのキーで歌えなくなったら引退を考えると話していた。

時間までサクサクと歌ってとか言ってたが、途中で花粉症の話になった。普段は花粉症ではないそうだが、ライヴで仙台に行ったら花粉症になったとか。二日目には治ったと思って名古屋へ行けばまたくしゃみが出るようになったそうだ。新しい土地の花粉に敏感なのだという話。さらに脱線して実家がお寺で小さい頃は跡継ぎとして育てられ、父親と一緒にお経を読んでいたという話になった。お父さんが花粉症で、ある法事で読経の最中にくしゃみをしたらしい。それが深沼少年のつぼに入り、「ここでおれが笑ったら大変なことになる」と思うと余計におかしくなり、針のむしろに座る思いだったとか(笑)。

ニュー・アルバム『Daydream weaver』からは3曲を披露した。「南ウイング」と「Never Enough」はミニ・ライヴのためにオケを作ってきたらしく、その音源に合わせて弾き語り。「Never Enough」はアルバムではLucyがリード・ヴォーカルだが、この日は深沼くんヴァージョンで。

■Mellowhead インストア・イベント(ミニ・ライヴ)
2009年4月19日(日) 午後3時
タワーレコード梅田大阪マルビル店

深沼元昭(Vocal/Guitar)

Set List
1 ラハイナ
2 胸いっぱいの愛
3 Here
4 南ウイング
5 Never Enough

さて、7月には佐野元春の全国ツアーがありますね。待望のアルバム『COYOTE』を携えたツアーでレコーディング・メンバーで行われます。もちろん深沼くんも参加。7月ひと月をかけて都市のライヴハウスを回る全9公演のツアー。
http://www.moto.co.jp/live/live_info/info_top.html

07月04日(土)赤坂BLITZ
07月05日(日)横浜BLITZ
07月09日(木)新潟LOTS
07月15日(水)福岡DRUM LOGOS
07月16日(木)広島CLUB QUATTRO
07月18日(土)ZEPP大阪
07月21日(火)ZEPP名古屋
07月25日(土)ZEPP仙台
07月26日(日)ZEPP東京
コメント (2)
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造幣局桜の通り抜け

2009年04月20日 | 大阪

4月19日(日) 晴れ。

午後から造幣局桜の通り抜けへ。
先週15日からはじまったが今年はもう見頃を過ぎているといった印象。
八重桜も大阪は盛りを過ぎて花見も終わり。



通院治療している整骨院の先生が言ってた緑の花の桜とはこれのことだろうか。



天満橋から京阪に乗り渡辺橋へ。
フェスティバルホールの正面玄関。



あぁ、もう解体はじまってますね。。



備品はすべて廃棄処分する予定だったそうですが、
一部は引き取られたそうです。
http://www.asahi.com/kansai/entertainment/news/OSK200904030026.html

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Sunday Song Book Playlist

2009年04月19日 | Sunday Song Book

<04月19日プレイリスト>
[エリー・グリニッチ特集 1]
CHA CHA CHARMING/ELLIE GAYE '58
I GO, YOU GO/ELLIE GEE & THE JETS '60
THE KIND OF GIRL YOU CAN'T FORGET/THE RAINDROPS '63
WHY DO LOVERS BREAK EACH OTHER'S HEARTS/BOB B. SOXX & THE BLUE JEANS '63
DA DOO RON RON/THE CRYSTALS '63
WAIT 'TIL MY BOBBY GETS HOME/DARLENE LOVE '63
THEN HE KISSED ME/THE CRYSTALS '63
BE MY BABY/THE RONETTES '63
BABY I LOVE YOU/THE RONETTES '63
NOT TOO YOUNG TO GET MARRIED/BOB B. SOXX & THE BLUE JEANS '63
CHRISTMAS(BABY PLEASE COME HOME)/DARLENE LOVE '63
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■内容の一部を抜粋
・近況
相変わらず前倒しで番組を収録している。12月からはじまったライヴもいよいよ残すところあと7本。明日20日、明後日21日は横浜の神奈川県民ホール(略してカナケンとタツローさんたちは呼ぶらしい)でライヴ。横浜は10年ぶり。6年前のRCA/AIR Years Tourはホールが混んでて取れなかったという。10年前も混んでて1日しか取れなかったそうだ。16年ぶりの神奈川県民ホール二日公演になるという。そして今週24日(金)・25日(土)は北海道厚生年金会館。札幌は6年ぶり。「どちらのお客様もお待ちしております」とタツローさん。ツアーのスケジュール、追加公演の情報はタツローさんのホームページに掲載されている。
http://www.smile-co.co.jp/tats/

・ELLIE GREENWICH(エリー・グリニッチ)特集
この十日間で6本ライヴというスケジュール。ここを待っていてソングライター特集をやろうと計画していたそうだ。意外に取り上げる相手が大きすぎて、音源は揃っているものの資料がなかなか読み切れなかったとか。ジェフ・バリー、エリー・グリニッチは1960年代を代表するアメリカのソングライター。特にアイドル歌謡、ガール・ポップ、ロックンロール、そうした分野では五指に入る。今回はエリー・グリニッチに焦点を絞り特集、2週の予定だが、ヒット曲も名曲も多い人なので、じっくりやっていくとタツローさん。

・エリー・グリニッチ
1940年10月23日、ブルックリン生まれ。68歳。10歳でロングアイランドに移った。小さい頃から歌が好きで、歌手を目指し、大学に入る頃からいろいろなオーディションを受ける。それが実り1958年にエリー・ゲイという名前でRCAからシングルを発表する。

・CHA CHA CHARMING
物の本によるとシングル「SHILLY ISN'T IT」のB面となっているが、実際には「CHA CHA CHARMING」がA面というようなきれいなメロディになっている。日本では大瀧詠一さんがシリア・ポールさんのアルバムをプロデュースしたときに取り上げて有名になっている。

・I GO, YOU GO
後に結婚するジェフ・バリーとは1960年前後に知り合ってステディとして仲良くなっている。ジェフ・バリーはその当時音楽界で働いており、ニューヨーク・マンハッタンのジェフ・バリーのスタジオへ行って、彼のデモ・テープの歌などを手伝っていたとか。それを聴いたレコード会社のプロデューサーが気に入ってエリー・ジー&ザ・ジェッツという幽霊グループをでっち上げ、ジェフ・バリーの作品「RED COLVET」のB面に収録してくれたという。しかし「CHA CHA CHARMING」も「I GO, YOU GO」もヒットしなかった。いい声をしているのでチャンスがあれば成功していたかもしれないが、鳴かず飛ばずで歌手としては目が出なかった。

・THE KIND OF GIRL YOU CAN'T FORGET
大学に入ると、ソングライターとしてジェリー・リーバー、マイク・ストーラーの目に留り、トリオ・ミュージックという出版社と契約。1962年にジェフ・バリーと婚約・結婚するのを機会に、ジェフ・バリーもトリオ・ミュージックに入り、「バリー/グリニッチ」という夫婦ソングライター・コンビで曲を書くようになった。二人で作ったデモ・テープをそのままシングルにしたところ、何枚かヒット曲を連発し、レインドロップスという幽霊グループを作りアルバムを制作することになった。「THE KIND OF GIRL YOU CAN'T FORGET」はレインドロップスのセカンド・シングルで全米17位。

・デモ・クィーン
当時、女性はほとんどがコーラス・シンガーか作詞家、ほんの一握りがピアノ・プレイヤーか作曲家でスタジオで働いていた。譜面の読譜を学んで3時間に17曲のコーラスをこなすコーラス・シンガーをアフター・シンガーと呼ぶが、エリー・グリニッチはアフター・シンガーではなく、自分でコーラスのパートを考え、自分で歌う、そしてダビングを学ぶということをやりはじめ、デモ・クィーンと呼ばれるようになった。いろんな出版社で他の作家に雇われてデモ・テープで歌うことをずいぶんやったのだという。コニー・フランシスとかダスティ・スプリングフィールドはエリー・グリニッチの歌を評価したという。

・WHY DO LOVERS BREAK EACH OTHER'S HEARTS
作家としてのバリー/グリニッチを売れっ子にしたのは他ならぬフィル・スペクターだった。フィル・スペクターがフィレス・レーベルを立ち上げたのが1963年。バリー/グリニッチのフィレス・レーベルのいちばん最初の当り作はボビー・B・ソックス&ブルージーンズの「WHY DO LOVERS BREAK EACH OTHER'S HEARTS」。1963年の全米38位。ボビー・B・ソックス&ブルージーンズは男性シンガーのボビー・シーンと女性シンガーのダーレン・ラブが織りなす半分でっち上げのグループ。

・DA DOO RON RON
バリー/グリニッチの待望のベスト10ヒットとなったのはクリスタルズの「DA DOO RON RON」。1963年全米3位。作詞作曲はジェフ・バリー、エリー・グリニッチ、フィル・スペクターの三者クレジットとなっているが、たぶんフィル・スペクターは印税稼ぎで、アイディアを出すとかそういうレベルでの参加ではないかとタツローさん。

・フィル・スペクター
1960年初期当時のアイドル歌謡は、歌手、作曲、出版社、プロデュース、レコードのレーベルが全部別々に取り仕切られていて分業の時代だった。フィル・スペクターはそれをひとりで掌握しようとして出てきた。

・運転免許以外で何か資格を持ってますか?
リスナーからの質問。「よく考えると僕は運転免許以外の資格を何も持ってないということがわかりました。なんかちょっと寂しい気がしますがですね(苦笑)」とタツローさん。

・WAIT 'TIL MY BOBBY GETS HOME
番組の後半はフィレス・レーベル時代のバリー/グリニッチの作品。
ダーレン・ラブのソロ名義のシングル。全米26位。アレンジはジャック・ニッチェ。タツローさんがフィル・スペクター関連の全作品の中でとりわけ好きな1曲だとか。

・THEN HE KISSED ME
ダーレン・ラブのヒットの1ヶ月後に出たクリスタルズのヒット曲。全米6位。後にビーチボーイズがカヴァーしたことでも知られている。

・BE MY BABY
クリスタルズのヒット曲と同時期にヒットしたロネッツの曲。エリー・グリニッチの中でも最も知名度の高い1曲。ロックンロール史に燦然と輝く1曲。全米2位。

・BABY I LOVE YOU
今日の特集はすべて女性シンガーの曲。頭2曲以外は1963年の作品。そしてほとんどがフィル・スペクターのフィレス・レーベルのフィル・スペクター・プロデュースの作品。この1960年初期エリー・グリニッチは40曲前後しか書いてないそうだ。ロネッツの「BE MY BABY」の次の曲、1963年の暮れに発表された「BABY I LOVE YOU」は全米24位だが、今やロックンロールのスタンダードとなっている。

・NOT TOO YOUNG TO GET MARRIED
1963年夏のボビー・B・ソックス&ブルージーンズの曲。全米63位。

・CHRISTMAS(BABY PLEASE COME HOME)
フィル・スペクターの作品は日本では契約の関係で「BE MY BABY」と「DA DOO RON RON」しか知られず1960年代は終わってしまう。その後、1970年代の中期になって広く知られるようになった。1963年の暮れに発表されたフィル・スペクターのクリスマス・アルバムからダーレン・ラブの曲。当時クリスマス・アルバムは売れなかったという。今の若い世代にはマライア・キャリーのカヴァーのほうがよく知られているかもしれない。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
04月26日は、引き続き「ELLIE GREENWICH(エリー・グリニッチ)特集」
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「MBS ちちんぷいぷい」物産展

2009年04月18日 | 大阪
京都国立博物館の「妙心寺」展へ行く前に、
阪急百貨店で開催されていた「MBS ちちんぷいぶい」物産展へ行きました(4月14日で終了)。
お昼に食べようとぷいぷい重(弁当)を購入。
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/puipui/



国立博物館の庭園、満開の桜の樹の下で花見をした(上記写真のベンチで)。



メインのおかずは日替わりでこの日は「海の幸グラタンコロッケ」でした。
9種類のおかずもそれぞれしっかりと味付けされていておいしかった。
特に柚こしょうのポテサラと根菜の胡麻和えは味の深さに感動しました。
ちなみに館内への生ものの持ち込みは禁止されてますが庭園での飲食はOKです。

京都からの帰りは再び阪急百貨店「MBS ちちんぷいぶい」物産展へ。
スイーツ「ぷいぷいケーキ」を購入するための整理券をもらっていたのです。
女子アナ松本、吉竹、斎藤が豊中の「ムッシュマキノ」に理想のケーキをオーダー。

「ぷいぷいいちごタルト」です。



絶品でございました。

・ムッシュマキノ
http://www.m-makino.com/
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京都国立博物館特別展覧会「妙心寺」

2009年04月17日 | アート

4月12日(日) 晴れ。
京都国立博物館の特別展覧会「妙心寺」を観に行った。

■特別展覧会 開山無相大師650年遠諱記念 妙心寺
http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

京の名刹・妙心寺の禅文化を彩る名宝を集めた「妙心寺」展。
展示作品の選定において、かなりの数の作品が候補に上がり、
前期展示(4月19日まで)と後期展示(4月21日から)で
一部作品を替えて開催されることになったという。

今回は前期展示のみの作品を中心に鑑賞した。
国宝、重要文化財を軒並み揃えているが、やはり素晴らしい作品の前で足が止まった。
その中でいちばん見たかったのは白隠の「達磨像」。
狩野山楽の「龍虎図屏風」は後期展示からなので、また観に行こうと思う。

さて、七条といえばまず最初に思い浮かぶのは国立博物館の目の前の三十三間堂。



庭園の桜。



千体の千手観音「十一面千手千眼観世音」も久しぶりに観てきた。

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Motoharu Radio Show #003

2009年04月15日 | Motoharu Radio Show

2009/04/14 OnAir - 2nd Week
The Allman Brothers Band:Ramblin' Man
Todd Rundgren:Can We Still Be Friends?
Keane:Everybody's Changing
James Taylor:It's Growing
Ani DiFranco:Present / Infant
John Mayer:No Such Thing
Susan Tedeschi:Loving You Is Sweeter Than Ever
Ryan Adams & The Cardinals:Cobwebs
Sarah McLachlan:U Want Me 2
Neil Young:Only Love Can Break Your Heart
Carole King:You've Got a Friend
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・Ramblin' Man
アメリカ南部を代表するバンド、オールマン・ブラザーズ・バンドの「Ramblin' Man」。ツイン・リード・ギターにツイン・ドラムスというスケールの大きいバンド。サザン・ロックと呼ばれている。

・Can We Still Be Friends?
「このアーティストから影響を受けたというミュージシャンはきっとたくさんいるんじゃないかと思います。トッド・ラングレンの音楽、僕も好きでよく聴いています。ロック・スピリットの溢れた尊敬すべきミュージシャンです」と元春。

・ラジオ・メディア
「今のティーンネイジャーにとっては圧倒的にケータイが主流だと思いますけれども。それにしてもラジオ・メディア、ちょっと隅に追いやられているような気がします。でもそのラジオ・メディア、僕にとっては何かとってもロマンティックな気がします。何気なく聴いていた番組から偶然昔自分が好きだった曲が流れてくる。その瞬間、何かタイムスリップしたような不思議な気分になります。そんなふうにラジオというのはきっとテレビやケータイにはない独特の良さがあるんじゃないか。僕はそんなふうに思っています」と元春。

・Everybody's Changing
「ピアノマンのティム・ライスを中心とした3人編成のバンド、キーン。ブリティッシュのソングライターらしい美しいメロディが魅力です」と元春。「Everybody's Changing」は2004年のヒット曲。

・It's Growing
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月4月の「3PICKS」はブルース・スプリングスティーンの『Working On a Dream』、ジェームス・テイラーの『Covers』、そしてザ・ゲイブ・ディクソン・バンドの『The Gabe Dixon Band』の3枚。どのレコードも毎回聴いても飽きのこないよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。
今週はジェームス・テイラーの『Covers』。
ジェームス・テイラーが他のアーティストの曲を歌っているカヴァー作品集。このアルバムを聴いてわかったことはジェームス・テイラーはソウル・ミュージックが好きなんだろうなということ。「It's Growing」のオリジナルはテンプテーションズ。原曲のイメージをそのままに歌っていてオリジナルへのリスペクトを感じると元春

・番組二週目
「先週、番組が無事スタートしました」と元春。3月の第一回はエキシビションといった扱いのようだ。

・Present / Infant
素晴らしいソングライターであり、素晴らしいギタリストでもあるミュージシャンのアニー・ディフレンコ。

・No Such Thing
ジョン・メイヤーも素晴らしいソングライターであり、素晴らしいギタリストでもあるミュージシャン。アメリカの音楽誌「Rolling Stone」誌で現代の3大ギタリストのひとりとして選ばれている。『Where the Light Is: John Mayer Live in Los Angeles』から「No Such Thing」。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
今週はエコキャップ推進協会。2007年8月に設立。ペットボトルのキャップをリサイクルしたいという女子高校生の呼びかけに大人たちが賛同して作られたNPO法人。キャップを回収しリサイクル業者に売ることでCO2の排出量の削減を目指し、売却した利益を発展途上国の子どもたちのワクチン代に寄付している。全国の家庭、学校などと協力し現在までにおよそ三億六千万個を回収している。4月29日には横浜でエコキャップ・チャリティ・コンサートを予定している。

・Loving You Is Sweeter Than Ever
とてもブルジィーな声の持ち主スーザン・タデスキー。フォートップスなどで知られたモータウンの曲「Loving You Is Sweeter Than Ever」をカヴァーしている。スーザン・タデスキーはオールマン・ブラザーズ・バンドのデレク・トラックスの奥さん。

・Cobwebs
U2のボノ、ニール・ヤング、そうしたアーティストたちと精神的に繋がっているソングライター、ライアン・アダムス。リスナーからも「Cobwebs」にリクエストが届いていて、先月、マンディ・ムーアと結婚したので、引退騒動などいろいろとお騒がせなライアン・アダムスも一層音楽に専念できるのでは?というコメントを紹介した。「まぁ、ミュージシャンの場合、結婚して一層音楽に専念できるかどうかは疑問ですけれども、ライアン・アダムス、これからもいい音楽を聴かせてほしいです」と元春。

・U Want Me 2
サラ・マクラクランはカナダ出身のシンガー・ソングライター、現在41歳。1997年にグラミー賞で最優秀女性ヴォーカルに選ばれている。

・Only Love Can Break Your Heart
1970年代のロックの名盤ニール・ヤングの『After The Gold Rush』から。

・You've Got a Friend
「季節が新しくなりました。この春、新しい環境の中、学校で、また職場で新しい友だちができると思います。そんな僕たちにやさしく歌いかけてくれるのはキャロル・キング。『You've Got a Friend』。今夜はこの曲を聴きながらお別れです」と元春。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非、ご覧になって曲へのリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・NHKウェブサイト
http://www.nhk.or.jp/motoharu/
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Sunday Song Book Playlist

2009年04月12日 | Sunday Song Book

<04月12日プレイリスト>
[棚からひとつかみ+リクエスト]
雨は手のひらにいっぱい/シュガー・ベイブ "ソングス" "TATSURO FROM NIAGARA" '75
AIN'T NO WOMAN (LIKE THE ONE I'VE GOT)/THE FOUR TOPS '72
DON'T TURN AROUND/THE MERSEYBEATS '64
CRYIN' ON MY PILLOW/DOROTHY BERRY '63
PUTTING IT DOWN (TO THE WAY I FEEL ABOUT YOU GIRL)/THE REALISTICS '75
COUNTRY GIRL/THE NIGHTS '76
MR. BASS MAN/JOHNNY CYMBAL '63
TO BE LOVED/JACKIE WILSON '58
OH PRETTY WOMAN/山下達郎 "カラオケ・ソフト使用"
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
相変わらず前倒しで番組を収録している。ライヴは残りあと10本というところまできた。今日は静岡でライヴ。静岡市文化会館は20年ぶりぐらいだとか。「浜松にホールができてからですね、静岡でやるところはアクトシティ浜松でだいたい全部やってしまいます。今回はアクトシティ浜松を先週の木曜日に行いましたが、静岡と浜松と両方ともやるというですね、さすがに50本クラスのツアーになると細かく回れます。今日は静岡でございます。静岡にいらっしゃるお客さま、お待ちしております」とタツローさん。いよいよ今週は16日(木)・17日(金)と中野サンプラザ。6年ぶり。「取り壊しだなんとかいろいろ言われてまして、もう中野サンプラザ使えないかなと思っておりましたら、生きてるうちにもう一度立つことができます(笑)」とタツローさん。ツアーのスケジュール、追加公演の情報はタツローさんのホームページに掲載されている。
http://www.smile-co.co.jp/tats/

・雨は手のひらにいっぱい
山下達郎関連のリクエストは相変わらずバラけているとか。ちょうど『TATSURO FROM NIAGARA』がリイシューとなったので今日は「雨は手のひらにいっぱい」。1975年のシュガーベイブのアルバム『SONGS』に収められた曲で今回リマスターされている。

・AIN'T NO WOMAN (LIKE THE ONE I'VE GOT)
フォートップスはモータウンからダンヒルに移籍しても全く変わらずヒット曲を連発する。プロデューサー/ソングライター・チームのデニス・ランバート、ブライアン・ポッターの素晴らしい作品に支えられて変わらぬ人気を保ってゆく。ダンヒル移籍第一弾のアルバムからシングル・カットされた「AIN'T NO WOMAN (LIKE THE ONE I'VE GOT)」は1973年、全米4位、ソウル・チャート2位。

・DON'T TURN AROUND
3月25日にユニヴァーサルからSHM-CD盤でブリティッシュ・ビートものがどっと再発された。その中からマージービーツはいわゆるリバプール・サウンドだが、ビートルズの弟バンドとして、当時リバプールでたいへん人気があったバンド。1枚だけアルバムを残した。このアルバムにボーナス・トラック18曲を追加、フォンタナ・レーベル時代の楽曲全曲を網羅した力作紙ジャケCD。その中から「DON'T TURN AROUND」は1964年、全英13位。今回のCDの解説でこの曲の作曲者ピーター・リー・スターリングがダニエル・ブーンだったことが判明した。「ダニエル・ブーンは『BEAUTIFUL SUNDAY』で有名ですけれど、好印象ではなかったんですけれど見直しました(笑)」とタツローさん。

・CRYIN' ON MY PILLOW
ガール・シンガー特集のときにかけた曲にリクエストがきた。ドロシー・ベリーはウエスト・コーストの黒人女性シンガーで元パーレッツというヴォーカル・グループに所属していた。ガール・シンガー、ガール・グループ・ファンの中でドロシー・ベリーはデヴィッド・ゲイツの作品を多く取り上げていることで人気が高いシンガーだとか。「CRYIN' ON MY PILLOW」は1963年にチャレンジ・レーベルから発表したシングル。作詞作曲はデヴィッド・ゲイツ。

・PUTTING IT DOWN (TO THE WAY I FEEL ABOUT YOU GIRL)
リアリスティックスのワーナー時代のシングル「PUTTING IT DOWN (TO THE WAY I FEEL ABOUT YOU GIRL)」は数年後にユージン・レコードがカヴァーして有名となった。他にもシラ・ブラックがレコーディングしているようだがタツローさんはレコードを持ってないとか。この曲もケン・ゴールドの作詞作曲。

・エリー・グリニウィッチ特集
来週19日、再来週26日は長らく念願だった「エリー・グリニウィッチ特集」の予定。ジェフ・バリー、エリー・グリニウィッチは夫婦のソングライター・コンビで文字通り一世を風靡したロックンロール史に燦然と輝くソングライター。ジェフ・バリーもソングライターとしてキャリアが長いので、今回はエリー・グリニウィッチに焦点を絞り、エリー・グリニウィッチのソングライティングのヒストリーを特集するとのこと。ひょっとしたら5月まで延長するかもしれないそうだ。

・COUNTRY GIRL
ナイツはウエスト・コーストの7人組ヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。1976年の「COUNTRY GIRL」はスウィート・ソウルものの中で人気の高い曲。

・MR. BASS MAN
ジョニー・シンバルの1963年のヒット・ソング「MR. BASS MAN」。作詞作曲ジョニー・シンバル。日本では九重祐三子さんのヒット曲で知られている。ベースのパートはドゥーワップ・グループ「ヴァレンタインズ」のベース・シンガー、ロナルド・ブライト。スタジオのベース・シンガーとしてバリー・マンの「WHO PUT THE BOMB」とかニール・セダカの「SWEET LITTLE YOU」とかたくさんのレコードでベース・ヴォイスを聴かしている。ジョニー・シンバルは後にプロデューサーとして結構名が知られるようになる。

・TO BE LOVED
エディ・マーフィー主演の映画『星の王子、ニューヨークへ行く』でダンスのシーンにながれる曲にリクエスト。ジャッキー・ウィルソンという黒人シンガーが歌う「TO BE LOVED」だそうだ。1958年のヒット曲。作曲とプロデュースはベリー・ゴーディー・ジュニア。

・OH PRETTY WOMAN
タツローさんが以前番組でカヴァーした曲をもう一度聴きたいというリスナーからのリクエスト。ロイ・オービソンの「OH PRETTY WOMAN」を市販のカラオケでタツローさんが歌ったヴァージョン。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
04月19日・26日は、「ELLIE GREENWICH(エリー・グリニッチ)特集」
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サウンド・ミュージアム 高橋幸宏

2009年04月10日 | RADIO

京都への行き帰りは先日NHK-FMで放送された「サウンド・ミュージアム 高橋幸宏」の録音MDをずっと聴いていた。

■サウンド・ミュージアム 高橋幸宏
2009年3月29日(日) NHK-FM 19:20 - 22:00
高橋幸宏
トークゲスト : 鈴木慶一・砂原良徳・松久淳
メッセージゲスト : 大貫妙子・坂本龍一・祐真朋樹 ・柴咲コウ・Cornelius

Playlist
SARAVAH! / 高橋幸宏
Drip Dry Eyes / 高橋幸宏
Sayonara / 高橋幸宏
Walking To The Beat / 高橋幸宏
My Bright Tomorrow / 高橋幸宏
KAGEROU / 高橋幸宏・大貫妙子
1%の関係 / 高橋幸宏
二人でくらしてみたいね / 高橋幸宏
名もない恋愛 / 高橋幸宏
PURE JAM / Yellow Magic Orchestra
RYDEEN 79/07 / Yellow Magic Orchestra
Anywhere / pupa
TOTAL RECALL / THE BEATNIKS
LEFT BANK[左岸] / 高橋幸宏・THE BEATNIKS
You & Us / Moonriders
KOKURITUS / sketch show
Something New / 高橋幸宏
At Dawn / pupa
The Words / 高橋幸宏・amiina
Out There / 高橋幸宏・Lali Puna
Emerger / 高橋幸宏・Cornelius
Meteor Rain  / 高橋幸宏・Lali Puna・amiina
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・サウンド・ミュージアム
通算22枚目となる最新アルバム『Page By Page』を発表した高橋幸宏を取り上げる2時間40分。
進行は鈴木慶一。
http://www.nhk.or.jp/sound-m/

・Turning The Pages Of Life THE BEST OF YUKIHIRO TAKAHASHI
最新アルバム『Page By Page』と同時発売で2枚組のベスト・アルバム『Turning The Pages Of Life THE BEST OF YUKIHIRO TAKAHASHI』を2種を発表。

・IN ALFA YEARS 1981 - 1985
YMO時代から所属していたアルファ・レコードとYENレーベルの作品を集めた『IN ALFA YEARS 1981 - 1985』。



このベスト・アルバムは砂原良徳が選曲したそうだ。砂原良徳はフジテレビ系のトリビア番組『カルトQ』のYMOの回で一般参加者として出演し優勝したという逸話を持つという。また高橋幸宏と鈴木慶一のユニット「ビートニクス」の最初のアルバム『出口主義』はすでに廃盤となっているが、砂原良徳は個人的にデジタル・リマスタリングを施した音源を作ったそうだ。アルバム・ジャケットも再現し、高橋幸宏と鈴木慶一にプレゼントした。

・Turning The Pages Of Life THE BEST OF YUKIHIRO TAKAHASHI
東芝EMI時代の作品を集めたのが『IN EMI YEARS 1988 - 1996』。



作家の松久淳がゲスト。松久淳は小説『ラブコメ』で高橋幸宏の作品「今日の空」と「1%の関係」を挿入歌という形で引用している。

・1%の関係
鈴木慶一が作詞した。ただし最後のフレーズ"100% 好きだから"は高橋幸宏が付け加えたという。
松久淳はその最後のフレーズを聴いて号泣したそうだ。

・大貫妙子のコメント
昔、高橋幸宏がター坊に「王道行き過ぎだからもうちょっと冒険すれば」と忠告したことがあるそうだ。コメントでそのエピソードを話したときのター坊の声のトーンがひじょうに低かった。コメントを聴いた高橋幸宏は「ター坊、怒ってましたね(笑)」。進行の鈴木慶一さんも「かなり怒ってますよ」と(笑)。

・坂本龍一
高橋幸宏と教授を引き合わせたのは山下達郎だという。日比谷野音のイベントにサディスティックスとして出演した高橋幸宏。教授は山下達郎のサポートでキーボードを弾いていた。はじめて高橋幸宏を見た教授はおよそドラマーらしくないファッショナブルな服装に反感すら抱いたという(笑)。そのコメントを聴いた高橋幸宏は「教授はジーパンの裾切りっぱなしに草履だったからね~」と話していた(笑)。

・TOTAL RECALL
ビートニクスの曲。クルマのCM用に書いた曲だがタイトルが悪かったのかボツとなった。代わりに採用されたのが坂本龍一の「Risky」。鈴木慶一はつい最近、鈴木祥子のライヴにゲスト出演しこの曲を彼女のリクエストで演奏したのだという。

・LEFT BANK [左岸]
ビートニクスの曲。鈴木慶一も『SUZUKI白書』で取り上げているそうだ。



・Page By Page
"Page By Page"は「ページを繰る、めくる」という意味だそうだ。
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長楽館カフェ

2009年04月09日 | 京都

「古都の桜」の続き。
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/b1abda8d5f8dcb904a8182dfbee58ee1

円山公園の祇園しだれが見たかったのだけど、花見客で混雑していて、今回は諦めることにした。
祇園しだれには到底かなわないものの、見事な桜の樹を見つけて写真を撮った。
そうそう坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像も(笑)。



僕はこの日リーバイスのジャケットを着ていた。
竹内まりやがNHKの歌番組「SONGS」で山梨県の実相寺に樹齢二千年といわれる桜の樹を見に行ったとき、
ちょうどアルバム『Denim』の発売時だったため、デニムの上下を着ていた。
その真似をしてみたというわけ。

さて、今回東山から円山公園まで桜を見に来たのには理由があった。
個人的に一度訪れてみたいと思ってた長楽館カフェに行くことだ。
長楽館は明治時代に建てられた洋館で、 円山公園に隣接しているらしく緑豊かな施設だということだ。
http://www.chourakukan.co.jp/rest/cafe.html



もともとは明治の煙草王・村井吉兵衛の迎賓館だったとか。
カフェがあることを最近知って円山公園へ行くことがあれば訪ねてみたいと思っていたのだ。
長楽館カフェはやはり人気があるらしくしばらく並んで待った。そのとき撮った正面玄関の写真。



後ろに並んでるご婦人のグループで誰かが、ガラス窓を指差してガラスの表面が波打ってると指摘していた。
僕も気づいていた。昔のガラスだから手作りなんだと思う。
その後、ご婦人たちの会話はなぜか『かもめ食堂』の話になっていた(苦笑)。

長楽館カフェで飲んだ桜ティー。



ちなみに僕が案内されたテーブルは階段を上がったところにある東山方面を向いた二階席だった。
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Motoharu Radio Show #002

2009年04月08日 | Motoharu Radio Show

2009/04/07 OnAir - 1st Week
Beck:Sexx Laws
We Are Scientists:After Hours
Little Jackie:The Stoop
Bruce Springsteen:Working On a Dream
Neko Case:People Got a Lotta Nerve
Ron Sexsmith:Not About to Lose
Steely Dan:Rikki Don't Lose That Number
David Bowie:Ashes to Ashes
Ray LaMontagne:Sarah
Mellowhead:Better days
Eagles:Take It to the Limit
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・Sexx Laws
つい最近来日コンサートを行ったBeck。「コンサートに行かれた方がいたら是非ライヴの感想などを送ってください」
と元春。「Sexy Laws」はアルバム『Midnite Vultures』からの曲。

・After Hours
母国アメリカよりも先にイギリスで人気が出たグループ「We Are Scientists」。ユーモアのセンスたっぷりのちょっと風変わりなキャラクターが楽しい二人組だとか。

・番組で紹介するのはどんな音楽?
数あるポップ・ロック・レコードの中からこころとからだにやさしいアコースティックな響きを持った曲を紹介する「Accoustics」、地に足がついた音楽、"Down To The Earth"その辺りの音楽は元春の好みだそうだ。そして60's、'70's、80'sのエバー・グリーン懐かしい音楽を集めた「Classic Rock」は新しい世代のリスナーに楽しんでほしいとか。また先週の「僕のレコードラックから」みたいに最新の音楽に注目してお薦めのレコードも特集する。もちろんリスナーに参加してもらって曲のリクエストも受け付けている。番組のウェブサイトを利用してほしいとのこと。「ブロードキャスティングとインターネットを使って楽しいコミニティをみなさんと一緒に作れたらいいな、そんなふうに思っています。どうぞよろしくお願いします」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・The Stoop
イマニー・コッポラとトラック・メーカーのアダム・パリン、音楽を通じて二人とても仲良しだということが伝わってくると元春。ごきげんなR&Bユニットの「Little Jackie」。新しいアルバム『The Stoop』からタイトル曲。

・Working On a Dream
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月4月の「3PICKS」はブルース・スプリングスティーンの『Working On a Dream』、ジェームス・テイラーの『Covers』、そしてザ・ゲイブ・ディクソン・バンドの『The Gabe Dixon Band』の3枚。どれもクリエイティブで素晴らしい仕上がりになっていると元春。手に入れてゆっくり聴いてもらいたい3枚。この中から今夜はブルース・スプリングスティーンの『Working On a Dream』。アメリカではここ最近大統領選があった。スプリングスティーンは民主党のオバマ上院議員を支持して友人のビリー・ジョエルと一緒に支援のためのコンサートを行った。そのオバマ上院議員に捧げたのが「Working On a Dream」。

・リスナーからのコメント
元春にお祝いのコメントが番組ウェブサイトに寄せられている。そのコメントを読んで、
「あぁホントうれしいですね。かつてのリスナーのみなさんからの声。そして番組を聴くのがはじめてというみなさんからのコメント。なんかうれしくてうちに帰りたくなっちゃうようなそんな気持ちです。そんなこと言ってられませんけれども。今この番組を聴いてくれてる全国リスナーのみなさんと一緒に音楽が持ってるあたたかい何か、音楽が持ってる力ですよね。みんなで分けあえたらいいな。そんなふうに思っています」と元春。

・People Got a Lotta Nerve
バンクーバー出身のシンガー、ニコ・ケースの新しいアルバム『Middle Cyclone』から。

・Not About to Lose
そのニコ・ケースに酔った勢いでプロポーズしたというシンガー・ソングライターのロン・セクスミス。2004年のアルバム『Retriver』から「Not About to Lose」。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
今週はシブカサ。2007年12月から大学生、社会人が中心となり、いらなくなったビニール傘の無料レンタル・サービスを行っている。メンバーは10人で企業や個人からいらなくなったビニール傘を寄付してもらい特製のシールを貼り、渋谷のカフェや美容院といったシブカサ提携店におよそ300本を設置している。お客は雨の日に無料でシブカサをレンタルすることができ、使用後提携店に返却すると地域通貨ハウスデーマネーをもらう。その通貨を使って参加店などで割引サービスを利用することができる。

・Rikki Don't Lose That Number
「スティーリー・ダン。どの時代のレコードを聴いても完璧なプロダクション。それでいて知的でユーモラス。素晴らしい才能です」と元春。

・Ashes to Ashes
「デヴィッド・ボウイ。とてもスタイリッシュなシンガーです。ロックンロール音楽はただのゴミ屑。というのと同時にロックンロール音楽は素晴らしいアートである。そんなことをよく知ってるアーティストです」と元春。

・Sarah
ニューハンプシャー出身のシンガー・ソングライター、レイ・ラモンターニュ。クロスビー、スティルス&ナッシュ、ボブ・ディラン、ジョニー・ミッチェル、ニール・ヤングといったソングライターがお手本だったということ。

・Better days
「さて、番組が始まるにあたってリスナーのみなさんになにか気の利いたプレゼントをと思って1曲用意してきました。これは僕の友人の深沼元昭くんのレコードなんですけれども。僕もシンガーとして参加しました。深沼元昭くんといえば知ってる方もいると思います。90年代にはPlagues(プレイグス)というバンドを率いていました。現在はMellowheadという名前でいろいろなアーティストとコラボレーションを行ってます。僕との繋がりは90年代に出した僕の『FRUITS』というアルバムで共演しました。『水上バスに乗って』という曲です。まぁ、彼とは10歳くらい年が離れているんですけれどもグレートフルデッドとかクリアデンス・クリアウォーター・リヴィヴァルが好きだという。僕と音楽の好みが似ているということもあってときどき一緒にやってます。最近では僕の『COYOTE』というアルバムでギタリストとして参加してもらいました。その深沼くんが作詞作曲した曲に僕がリード・ヴォーカルを取っている曲があります」と元春。まもなく発売されるMellowheadのアルバム『Daydream weaver』に収録された「Better days」を紹介。



・片寄明人
リスナーからの応援メッセージの中に、学生時代にGreat3の片寄明人さんのラジオ番組(FM802?)をチェックしてレコード屋によく行っていたというリスナーがいた。片寄さんが聴いていた伝説のラジオ番組が復活すると聞いてとてもうれしかったというメッセージ。「あぁ、きっと今晩片寄くんもこの番組聴いてくれてるんじゃないでしょうか」と元春。

・17歳の少年
「それなりに大人になった今、元春から送られてくるメッセージを僕はどう受け止めることができるのか。今からわくわくしています。まるで17歳の少年のようにラジオの前で待ってます」というリスナーからのコメントに、「17歳の少年になってますか?」と元春。

・Take It to the Limit
お別れの曲はイーグルスの「Take It to the Limit」。
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古都の桜

2009年04月07日 | 京都

美術鑑賞でまったりとした後は岡崎公園へ。公園内は花見客が場所取りをしていた。
ここまで来て平安神宮に行かない手はない。観光客で溢れる中、平安神宮庭園の神苑へ。
谷崎潤一郎が『細雪』の中でここの庭園を舞台にした花見の場面を描いたそうだ。
紅枝垂桜は来週頃が見頃かな。絵になるような写真は撮れなかった。



さて、今回は「京都さくら帖」というガイド本を参考にして京都を巡った。
昨年、ブログに書いた三条白川橋道標からしだれ柳の川沿いを歩いて知恩院、祇園方面に向かう。
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/d305daaf71366e6d651f03e7877d7177

知恩院です。
http://www.chion-in.or.jp/index.html




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時空を旅する -美術にみる物語-

2009年04月06日 | アート
4月5日(日) 晴れ。

京都市美術館コレクション展第一期「時空を旅する -美術にみる物語-」を観に京都へ行った。
http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/

ちょうど花見の時期。岡崎疎水の桜も見頃だった。



まぁ、桜の季節に訪れたいと前から計画してたんですけどね。



この季節は人出が多く、桜撮影大会があちこちで行われてました(笑)。



「時空を旅する -美術にみる物語-」でまったり。
京都市美術館には京都縁の作品があります。
コレクション展での楽しみというのは意外な所蔵品に出合うこと。
いかにも京都らしい作品群の中にアバンギャルドな作品が紛れている。
「これはなんだろう?」と頭の中にクエスチョンマークが的なものが(笑)。
ふと気づくと所蔵品によく知られた作品がほとんどなかったりする。
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