Sunday Song Book #998

2011年11月27日 | Sunday Song Book

11月27日プレイリスト
「『ツアー』で棚からひとつかみ」
1. 声だけ聞かせて / 松田聖子 11月23日発売ニュー・シングル
2. DAY TRIPPER / THE BEATLES '65
3. ボンボヤージ波止場 / 小坂忠 "ほうろう" '75
4. MYSTIC TRAVELER / DAVE MASON "LET IT FLOW" '77
5. A LITTLE TRAVELING MUSIC PLEASE / BARRY MANILOW "BARRY MANILOW" '89
6. LOVE IS A LONG JOURNEY / PETURA CLARK '66
7. MIDNIGHT VOYAGE / THE MAMAS & THE PAPAS "THE PAPAS & THE MAMAS" '68
8. ONE NIGHT STAND / 竹内まりや "ヴァラエティ" '84
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■内容の一部を抜粋
・近況
ライヴをやってると体が鳴るので声が低くなるそうだ。全国ホールツアー「JACCS PRESENTS 山下達郎 PERFORMANCE 2011-2012」の真っ最中なので番組は前倒しで収録。先週は徳島から滋賀へと周った。今週から来週にかけては北陸行脚。月曜日は福井県。久しぶりのフェニックス・プラザ。30日水曜日は富山。2年ぶりにオーバード・ホール。12月2日金曜日は旧石川厚生年金会館、本多の森ホール。来週は新潟へ。

・『ツアー』で棚からひとつかみ
先週に引き続いて今週もツアーをやってるので「『ツアー』で棚からひとつかみ」パート2。旅ネタの歌を集めて。

・声だけ聞かせて
松田聖子さんの11月23日発売のシングル「特別な恋人」のカップリング曲。作詞作曲、プロデュースはまりやさん。コーラスはまりやさんと聖子さんのふたり。台詞入りの曲だが初回盤と通常盤で台詞が違うそうだ。今日は通常盤。初回限定盤は封入特典、応募特典がいろいろと付いてるそうだ。詳細は松田聖子さんのサイトで。
http://www.seikomatsuda.jp/

・DAY TRIPPER
こういうときでなければこういうベタなものかけられないので、と達郎さん。ビートルズの1965年のシングル「WE CAN WORK IT OUT」のカップリング。カップリングにもかかわらず全米5位。A面はもちろん1位。「DAY TRIPPER」は浮気女とか尻軽女という意味があるそうだ。TRIPPERだからドラッグ・カルチャーも含んでる、いろんな意味を含んでると思われる。「いいんです、かたいこと言わない。要するにベタな曲かけたかったんですが。でもビートルズ聴き込んでる人が聴いたら、あれなんか変だな、秘密です」と達郎さん。

・喉の乾燥対策
リスナーから「出先とツアー中の喉の乾燥対策は?」という質問。
「加湿器がなければホテルではバスタブに熱湯をはって寝ますね。それでも駄目なときは床に熱湯を撒きます。そこまで昔はしてましたが、今はホテルの状態が良くなってるのでそこまでする必要はありませんけれど」と達郎さん。口をテープで貼るネルネルも乾燥してるときは有効だという。達郎さんはやってないそうだが。

・ボンボヤージ波止場
1975年の小坂忠さんのアルバム『ほうろう』から名曲「ボンボヤージ波止場」。作詞作曲は細野晴臣さん。演奏はキャラメルママ。

・MYSTIC TRAVELER
デイヴ・メイソンの1977年のアルバム『LET IT FLOW』(邦題は「流れるままに」)から。

・験担ぎ
リスナーから「ツアー中の験担ぎは何かありますか?」という質問。
何もないという。開演10秒前まで馬鹿話をして笑ってるそうだ。

同じリスナーから「中古レコード店に持っていくゴム引きの手袋はどれくらい持ってるのですか? 色は?」という質問。
「それはありません、それは若い頃の話です(笑)。バーゲンの取り合いしてるときのアレですから。今はじっくり見ますから、今はそういうことしません(笑)。それにセコハンさんも今はきれいですからね。ちゃんと掃除してますから」と達郎さん。

・A LITTLE TRAVELING MUSIC PLEASE
バリー・マニロウの1989年のアルバム『BARRY MANILOW』から。

・1000回記念で棚つか
来週12月4日は番組放送999回。震災がなければこの日で1000回だった。そういうことなので来週、再来週は1000回記念特別番組。来週は「1000回記念で棚つか」。12月18日、25日は年末恒例夫婦放談の予定。

・番組放送1000回記念のプレゼント
「JACCS CARD SUNDAY SONG BOOK」は12月11日にめでたく放送1000回を迎えることになる。番組からリスナーに1000回を記念して全国ホールツアー「JACCS PRESENTS 山下達郎 PERFORMANCE 2011-2012」に、リスナーのみなさんをJFN38局ネットワークの各ステーション毎に2名、合計38組76名を招待している。3月以降の公演を対象にしたチケット・プレゼント第二弾は今日11月27日から受付(12月5日まで)。往復はがきのみの応募で、詳しい応募方法はTOKYO FMのサイト内に特設サイトが設けられてるので、そちらで確認してほしいとのこと。トップページにバナーがあるのでそこからジャンプ。
http://www.tfm.co.jp/1000/

達郎さんのホームページからも特設サイトに入れるリンクがある。
http://www.tatsuro.co.jp

・仙台公演
全国ホールツアー「JACCS PRESENTS 山下達郎 PERFORMANCE 2011-2012」は38ヶ所64公演。仙台はいつもの旧宮城県民会館、東京エレクトロンホール宮城が修復不可能になり、イズミティ21大ホールで1月14日(土)、15日(日)に行うこととなった。したがってチケットの先行発売、一般発売はすべて同じスケジュールのままで行う。11月21日(月)から達郎さんのホームページでイープラス先行の告知を行ってるという。
http://www.tatsuro.co.jp

なお一般発売は12月24日から。
イズミティ21大ホールは旧宮城県民会館より北にあるそうだ。

・松田聖子さんの新曲「特別な恋人」
松田聖子さんの11月23日発売のシングル「特別な恋人」はまりやさんの作詞作曲、プロデュース作品。初回限定盤は封入特典、応募特典がいろいろと付いてるそうだ。詳細は松田聖子さんのサイトで。
http://www.seikomatsuda.jp/

・芦田愛菜ちゃんのアルバム
同じ日11月23日発売の芦田愛菜ちゃんのアルバム『HAPPY SMILE!』にまりやさんが「みんなのハッピーバースデイ」という曲を書き下ろしている。チャンスがあれば番組でかけたいとか。

・竹内まりやさんのニュー・シングル
まりやさんのニュー・シングルのスケジュールが決定した。今回のシングルは「いのちの歌」。NHKのドキュメンタリー・ドラマ「開拓者たち」(2012年の元旦から4週にわたってBSプレミアムで放映)の主題歌。編曲は作曲した村松崇継さん。初回限定は「いのちの歌」のピアノ&ヴォーカル・ヴァージョン。ピアノ・ヴァージョンがボーナス・トラックとして収録される予定。2012年1月25日にリリース。カップリングは9月17日よりスタートしたコーセイのスキンケア化粧品「グランデーヌ ルクサージュ」のCMソングとしてまりやさんが書き下ろした「輝く女性(ひと)よ!」。詳しくは年末の夫婦放談にて。
そして「いのちの歌」のプロモーション・ビデオを作るにあたり投稿写真を募集することになった。「みんなの写真」で「いのちの歌」のプロモーションビデオを作ろう!という企画。詳しくはワーナーミュージックのまりやさんのサイトかまりやさんのオフィシャル・サイトで。
http://wmg.jp/mariya/
http://www.mariyat.co.jp//index.html

・LOVE IS A LONG JOURNEY
ペトラ・クラークの1966年のシングル・オンリーの作品。シングルのカップリングとして発表された。ペトラ・クラークの作詞作曲の作品。

・MIDNIGHT VOYAGE
ママス&パパスの1968年のアルバム『THE PAPAS & THE MAMAS』から。途中のコーラスがとってもきれい、と達郎さん。

・ONE NIGHT STAND
1984年のまりやさんのアルバム『ヴァラエティ』から。
まりやさんはこれから新たな曲の提供スケジュールも決まってるという。
そして今年も年末恒例夫婦放談を行うので、まりやさんへのお便り、リクエストも募集しているそうだ。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
12月04日は「1000回記念前夜祭『1000づくし』で棚からひとつかみ Part 1」
12月11日は「1000回記念『1000づくし』で棚からひとつかみ Part 2」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #096

2011年11月23日 | Motoharu Radio Show

2011/11/22 OnAir - 4th. Week - リスナーからのリクエスト特集
01.The Isley Brothers:This Old Heart of Mine (Is Weak for You)
02.The Temptations:My Girl
03.The Ronettes:Be My Baby
04.Patrick Stump:Everyday
05.Joni Mitchell:All I Want
06.Georgie Fame:Happiness
07.Van Morrison:Crazy Love
08.The Stone Roses:Made of Stone
09.Pearl Jam:Last Kiss
10.Neil Young:Cinnamon Girl
11.Thom Yorke:After the Gold Rush (Live Acoustic Version)
12.Blind Faith:Can't Find My Way Home
13.George Harrison:Give Me Love (Give Me Peace On Earth)
14.佐野元春:イノセント
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■内容の一部を抜粋
・This Old Heart of Mine (Is Weak for You)
'60年代モータウン・レーベルのヒット・レコード、アイズレー・ブラザーズの「This Old Heart of Mine」。

・My Girl
'60年代モータウン・レーベルのヒット・レコード、テンプテーションズ「My Girl」。

・Be My Baby
「この曲、聴くのは久しぶりですけれども、いつ聴いても胸が高鳴ります」と元春。
ロネッツの「Be My Baby」。最近出た新しいリマスターの音源から。プロデューサーはフィル・スペクター。つい最近フィレス・レコードのボックス・セットが限定発売された。
フィル・スペクターを題材にした映画が現在製作されていて、アル・パチーノがフィル・スペクターを演じているそうだ。
「なんとなく風貌が似ています。いいことも悪いこともエピソードには事欠かないフィル・スペクターですから面白い映画になるに違いないと思います。公開が楽しみです」と元春。

・Everyday
最近リリースされたバディ・ホリーのトリヴュート・アルバム『Listen To Me : Buddy Holly』から。
今年はバディ・ホリー生誕75周年ということで2枚のトリヴュート・アルバムが発売された。こちらの参加ミュージシャンはブライアン・ウィルソン、ジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンスタット、そしてジェフ・リンといったラインナップ。その中からパトリック・スタンプで「Everyday」。

・All I Want
ジョニ・ミッチェルの「All I Want」。
ニック・デカロのカヴァー・ヴァージョンで知ってる人も多いんじゃないかと思います、元春。

・Happiness
ジョージィ・フェイムの「Happiness」。イギリスのR&Bシンガー。ハモンド・オルガンの名手としてよく知られたミュージシャン。現在はヴァン・モリソンの音楽監督としていい仕事をしている。元春は1993年のアルバム『The Circle』でジョージィ・フェイムと共演している。「音楽に向かう姿勢がとても若々しかったのを覚えています」と元春。

・Crazy Love
ヴァン・モリソンのクラシックで「Crazy Love」。

・ツイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。番組からツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・Made of Stone
ストーン・ローゼスが15年ぶりに再結成した。再結成をお祝いして曲は「Made of Stone」。

・Last Kiss
ここ最近映画監督のマーティン・スコセッシがとてもいい音楽映画を作っている。古くはザ・バンドの解散をドキュメントした『ラスト・ワルツ』。最近だとローリング・ストーンズのライヴ・ドキュメント、ボブ・ディランの『ノー・ディレクション・ホーム』、そしてジョージ・ハリスンのドキュメント『Living In The Material World』。歴史的なミュージシャンの映画というと最早マーティン・スコセッシ監督の独壇場といったところ。それだけミュージシャンから信頼されている映画監督だといえる。この音楽映画の分野でマーティン・スコセッシ監督に引けを取らない人というと、元春はキャメロン・クロウを挙げたいそうだ。『あの頃、ペニー・レインと』はとても素敵な映画だったと。そのキャメロン・クロウ監督がロック・バンド、パール・ジャムのドキュメントを手掛けた。タイトルは『PJ20』。現在公開中。曲はパール・ジャムで「Last Kiss」。

・Cinnamon Girl
ニール・ヤングの「Cinnamon Girl」。
ニール・ヤングはオフィシャルな活動とは別に個人的にチャリティ・イベントを開催している。コミュニケーションに障害を持つ子どものための学校ブリッジ・スクールの活動を、音楽を通して人々に知ってもらおうと、ニール・ヤング夫妻が1986年から開催しているのが「ブリッジ・スクール・ベネフィット・コンサート」。毎年素晴らしいミュージシャンがゲストで参加している。以前、元春がニール・ヤングに会ったとき、このベネフィット・コンサートについて色々と話してくれたそうだ。ニール・ヤング自身のお子さんが障害を持っていて、その原因は'60年代のドラッグ・カルチャーにあったとして、そのことをとても深く後悔していると言ってたという。

・After the Gold Rush (Live Acoustic Version)
「ブリッジ・スクール・ベネフィット・コンサート」は今年で25周年。歴代のゲストの演奏を集めたコンピレーション『Bridge School Concerts 25th Anniversary Edition』が出ている。その中からトム・ヨークがニール・ヤングの「After the Gold Rush」をカヴァーしている。トム・ヨークの声はニール・ヤングととてもよく似ている、と元春。

・Can't Find My Way Home
エリック・クラプトンとスティーブ・ウィンウッドが来日中。'70年代にふたりが在籍したバンド、ブラインド・フェイスの『Super Giants』から「Can't Find My Way Home」。ブラインド・フェイスはこのアルバムたった1枚で解散したがその影響力はとても大きいものがあった。この夜はちょうど大阪でエリック・クラプトンとスティーブ・ウィンウッドのライヴが行われた。見た方は是非、ライヴ・レポートを番組に送ってほしいとのこと。

・Give Me Love (Give Me Peace On Earth)
ジョージ・ハリスンのドキュメント『Living In The Material World』が公開中。曲は1973年にNO.1になったジョージの「Give Me Love」。

・イノセント
元春が2000年、ちょうど活動20周年のときにリリースしたシングル。
「僕も含めてミュージシャンはどちらかというと対人的なコミュニケーションが苦手な人が多いです。普段心に思ってるけれどちゃんと言葉にしないので誤解されてしまう。そういうこと結構あります。そんなときミュージシャンは心に思ってることを目一杯曲に託そうとします。今夜最後に聴いてもらいたいこの曲もそんなふうにして書いた曲です」と元春。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
12月6日火曜日午後11時。
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Sunday Song Book #997

2011年11月20日 | Sunday Song Book

11月20日プレイリスト
「『ツアー』で棚からひとつかみ」
1. 特別な恋人 / 松田聖子 11月23日発売ニュー・シングル
2. TRAVELIN' / CHET ATKINS "MY FAVORITE GUITARS" '64
3. TRAVELIN' MOOD / WEE WILLIE WAYNE '55
4. TRIPPING / JOHNNY GUITAR WATSON "I DON'T WANT TO BE ALONE, STRANGER" '75
5. TRAVELIN' THROUGH / SMOKEY ROBINSON "WARM THOUGHTS" '80
6. VOYAGE TO ATLANTIS / THE ISLEY BROTHERS "GO FOR YOUR GUNS" '75
7. TRAVELIN' BAND / 村田和人 "ひとかけらの夏" '83
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■内容の一部を抜粋
・近況
全国ホールツアー「JACCS PRESENTS 山下達郎 PERFORMANCE 2011-2012」がはじまって2週間、5本が終了した。神戸公演が終わったところ。「神戸のみなさん、ありがとうございました。たいへんいいお客さんで、いいライヴができました」と達郎さん。だいぶ調子が出てきたのではりきって引き続きと。3シーズン目となり声も出てきて30代の中頃くらいまで戻ってきたとか。今週は徳島。徳島は生まれて初めて行くそうだ。23日(水)勤労感謝の日で祝日は鳴門市文化会館、翌日はびわ湖ホール大ホール。

・『ツアー』で棚からひとつかみ
ツアーの旅生活がはじまったのでリクエストのハガキをチェックするのも大変。こういうときは軽い特集というか「棚つか」ものがいいそうだ。ツアーをやってるので「『ツアー』で棚からひとつかみ」。旅ネタの歌を集めて今週来週2週間。今日はパート1。

・特別な恋人
松田聖子さんの11月23日発売のシングル「特別な恋人」はまりやさんの作詞作曲、プロデュース作品。初回限定盤は封入特典、応募特典がいろいろと付いてるそうだ。詳細は松田聖子さんのサイトで。
http://www.seikomatsuda.jp/

まりやさんが聖子さんと仕事をするのは意外なことに初めてだとか。達郎さんも仕事をしたことがないそうだ。

・TRAVELIN'
チェット・アトキンスの1964年のアルバム『MY FAVORITE GUITARS』から。
「いかにもチェット・アトキンスらしいギャロッピングが堪能できます」と達郎さん。

・TRAVELIN' MOOD
ニューオリンズのR&B。もともとはテキサス出身のウィー・ウイリー・ウエインがニューオリンズで録音。名作がたくさんある。その中の代表作が1955年の「TRAVELIN' MOOD」で後にニッティ・グリティ・ダート・バンドとかDR.ジョンとかいろんな人がカヴァーしている。ニューオリンズのR&Bのスタンダードといってもいい。口笛が魅力的な曲。

・口笛
先日の放送で達郎さんは口笛が全くダメと話していたが「土曜日の恋人」にはウィッスルで山下達郎とクレジットされているとリスナーからのお便り。
あの頃は口笛のスタジオ・ミュージシャンは演歌しか吹けない人ばかりだったので、ああいう複雑なコードだと吹けなくて「すいません」と帰ってしまったので自分で吹いたそうだ。

・TRIPPING
ジョニー・ギター・ワトソンの1975年のアルバム『I DON'T WANT TO BE ALONE, STRANGER』から。

・1998年11月15日放送
旅ネタの特集はちょうど13年前の1998年11月15日にやってるそうだ。そのときは東京に戻ってこれなかったので仙台から生放送。選曲もCCRの「TRAVELIN' BAND」、リック・ネルソンの「TRAVELIN' MAN」、サイモン&ガーファンクルの「HOMEWARD BOUND」とベタだったとか。今回はちょっとオタク系なんだそうだ。

・TRAVELIN' THROUGH
スモーキー・ロビンソンの1980年のアルバム『WARM THOUGHTS』のラストに入ってる曲。

・仙台公演
全国ホールツアー「JACCS PRESENTS 山下達郎 PERFORMANCE 2011-2012」は38ヶ所64公演。仙台はいつもの旧宮城県民会館、東京エレクトロンホール宮城が被災して、一応被災からの復旧を見込んで1月14日(土)、15日(日)とスケジュールを組んでいた。結局、宮城県民会館は復興ができず、どうしようかと検討していたが、幸運なことにイズミティ21大ホールで同日同時間でキープできたそうだ。したがってチケットの先行発売、一般発売はすべて同じスケジュールで行う。11月21日(月)から達郎さんのホームページでイープラス先行のリンクを貼るという。
http://www.tatsuro.co.jp

なお一般発売は12月24日から。
イズミティ21大ホールは旧宮城県民会館より席数が100席ほど少ないらしい。新しいホールで音もいいそうだ。

・番組放送1000回記念のプレゼント
「JACCS CARD SUNDAY SONG BOOK」は12月11日にめでたく放送1000回を迎えることになる。番組からリスナーに1000回を記念して全国ホールツアー「JACCS PRESENTS 山下達郎 PERFORMANCE 2011-2012」に、リスナーのみなさんをJFN38局ネットワークの各ステーション毎に2名、合計38組76名を招待している。3月以降の公演を対象にしたチケット・プレゼント第二弾は来週日曜11月27日から受付がはじまる(12月5日まで)。往復はがきのみの応募で、詳しい応募方法はTOKYO FMのサイト内に特設サイトが設けられてるので、そちらで確認してほしいとのこと。トップページにバナーがあるのでそこからジャンプ。
http://www.tfm.co.jp/1000/

達郎さんのホームページからも特設サイトに入れるリンクがある。
http://www.tatsuro.co.jp

・松田聖子さんの新曲「特別な恋人」
松田聖子さんの11月23日発売のシングル「特別な恋人」はまりやさんの作詞作曲、プロデュース作品。来週はカップリングの曲を番組でオンエアの予定。
http://www.seikomatsuda.jp/

・芦田愛菜ちゃんのアルバム
同じ日11月23日発売の芦田愛菜ちゃんのアルバム『HAPPY SMILE!』にまりやさんが「みんなのハッピーバースデイ」という曲を書き下ろしている。

・竹内まりやさんのニュー・シングル
まりやさんのニュー・シングルのスケジュールが決定した。今回のシングルは「いのちの歌」。NHKのドキュメンタリー・ドラマ「開拓者たち」(2012年の元旦から4週にわたってBSプレミアムで放映)の主題歌。編曲は作曲した村松崇継さん。2012年1月25日にリリース。カップリングは9月17日よりスタートしたコーセイのスキンケア化粧品「グランデーヌ ルクサージュ」のCMソングとしてまりやさんが書き下ろした「輝く女性(ひと)よ!」。
そして「いのちの歌」のプロモーション・ビデオを作るにあたり投稿写真を募集することになった。「みんなの写真」で「いのちの歌」のプロモーションビデオを作ろう!という企画。詳しくはワーナーミュージックのまりやさんのサイトかまりやさんのオフィシャル・サイトで。
http://wmg.jp/mariya/
http://www.mariyat.co.jp//index.html

・VOYAGE TO ATLANTIS
アイズリー・ブラザーズの1975年のプラチナ・アルバム『GO FOR YOUR GUNS』から彼らの代表的作品。この当時の人気バラード「VOYAGE TO ATLANTIS」(アトランティスへの航海)。

・ツアーのスケジュール
リスナーから「ツアーのスケジュールは誰が組むのですか?」という質問。
スケジュールはイベンターの人たちが共同で組むのだそうだ。

・機材やステージ・セットの運搬
リスナーから「機材やステージ・セットの運搬は何トントラックでどれくらいのスタッフが関わってるのですか?」という質問。
大体11トントラックが4台ぐらいの規模でやってるが、今回はセットがシンプルなので3台ちょっとだとか。達郎さんはツアーをやってるとトラックにデザインするのが嫌いなので地味に秘密裏に運搬してるという。

・TRAVELIN' BAND
達郎さんがプロデュースした1983年の村田和人さんのアルバム『ひとかけらの夏』のB面のトップに入ってた曲。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
11月27日は引き続き「『ツアー』で棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #095

2011年11月17日 | Motoharu Radio Show

2011/11/15 OnAir - 3rd. Week
01.Felix Cavaliere:Never Felt Love Before
02.Daryl Hall & John Oates:Wait for Me
03.Todd Rundgren:Compassion
04.Tom Waits:Back In the Crowd
05.Tom Waits:Last Leaf
06.The Righteous Brothers:You've Lost That Lovin' Feelin'
07.Boz Scaggs:Lowdown
08.Ned Doheny:On the Swing Shift
09.Mayer Hawthorne:The Walk
10.Remy Shand:The Way I Feel
11.Daryl Hall & John Oates:Everytime You Go Away
12.Michael McDonald:Ain't No Mountain High Enough
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■内容の一部を抜粋
・米国のブルー・アイド・ソウル特集
先週の「英国のブルー・アイド・ソウル特集」に引き続いて今週は「米国のブルー・アイド・ソウル特集」。

・Never Felt Love Before
フェリックス・キャバリエがヤング・ラスカルズ解散後、ソロで出した曲「Never Felt Love Before」。

・ダリル・ホールとトッド・ラングレン
ダリル・ホールとジョン・オーツ「Wait for Me」、そしてトッド・ラングレン「Compassion」。ダリル・ホールとトッド・ラングレンの歌い方はよく似ている。ふたりとも出身がペンシルヴァニア州。この州にはフィラデルフィアという大都市がある。この街は「フィラデルフィア・ソウル」という言葉があるくらいソウル・ミュージックが盛んな街。「フィラデルフィア・インターナショナル」というソウル・ミュージック専門のレーベルがあった。オージェイズ、ハロルド・メルヴィン&ブルーノーツといったグループがヒット曲を出していた。ダリル・ホールとトッド・ラングレンはフィラデルフィア・ソウルを聴いて育った。ブルー・アイド・ソウルというのが白人がパフォーマンスするソウル・ミュージックとすればダリル・ホールとトッド・ラングレンはソウル・ミュージックに深い憧れを持った白人のヴォーカリストといえる。YouTubeにダリル・ホールとトッド・ラングレンが「Can We Still Be Friends」をプレイするムービーがある。「とても素晴らしいのでもし機会があればご覧になって下さい」と元春。

"Can We Still Be Friends" - Todd Rundgren, Daryl Hall



・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月11月の「3PICKS!」はジョー・ヘンリー『reverie』、ノエル・ギャラガー『Noel Gallagher's High Fling Byrds』、そしてトム・ウェイツ『Bad As Me』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週は『Bad As Me』。

・トム・ウェイツ
米国カリフォルニア州出身のソングライター。現在62歳。他に比べることができないくらい個性的なアーティスト。その風貌、そして独特のしゃがれた声。一度聴いたら決して忘れることができない強烈な印象がある。トム・ウェイツというと「酔いどれ詩人」というニックネームがあるが、特に彼の言葉、リリックが素晴らしい。アメリカに住む普通の人たちを観察して、まるで小説のような歌を歌う。いわゆる「ストーリーテリング」。トム・ウェイツ。そのストーリーテリングという点でいうとボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーン、ランディ・ニューマンと並んで最も優れたソングライター。実際、トム・ウェイツの曲は多くのシンガーにカヴァーされている。イーグルス「Ol'55」、ロッド・スチュワート「ダウンタウン・トレイン」、そしてブルース・スプリング・スティーン「ジャージー・ガール」。よく知られたところではそんな曲がある。1973年にデビュー、現在まで17枚のスタジオ録音盤を作ってる。そのトム・ウェイツの新しいアルバム『Bad As Me』はソロとして7年ぶりの新作。米国、ビルボードのチャートでTOP10ヒットになった。
「62歳のシンガー・ソングライターのアーティスティックな音楽作品がメインストリームのチャートに上がってくる。とても素晴らしいことだと思います。音楽文化の深みといったものを感じます。僕は個人的にトム・ウェイツの音楽とても好きです。また番組で機会を改めてトム・ウェイツの特集をやってみたいと思います」と元春。
新しいアルバム『Bad As Me』から「Back In the Crowd」とキース・リチャードがヴォーカルとギターで参加した「Last Leaf」の2曲。

・You've Lost That Lovin' Feelin'
米国でブルー・アイド・ソウルの代表的なデュオといえばライチャス・ブラザーズ。1964年にフィル・スペクターのプロデュースでチャートNO.1になったのが「You've Lost That Lovin' Feelin'」。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週はNPO法人「共存の森ネットワーク」。森と人の暮らしをつなぐことをテーマに全国五カ所の農山漁村で活動を行なっている。

・米国のブルー・アイド・ソウル特集
ボズ・スキャッグス「Lowdown」、ネッド・ドヒニー「On the Swing Shift」。1970年中頃の作品。メイヤー・ホーソンはモータウン・レコド発祥の街、デトロイト出身のソングライティングから演奏まで全部一人でやってしまうマルチ・プレーヤー。何よりもソウル・ミュージックへの深い愛情を感じるアーティスト。新しいレコードから「The Walk」。そしてモータウン・レーベルからのアーティスト、レミー・シャンドの2002年のレコード「The Way I Feel」。

・フィードバック
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・Everytime You Go Away
'80年代に英国のブルー・アイド・ソウルのシンガー、ポール・ヤングがカヴァーしてヒットした。「君がいなくなる度にいつも僕は何かを失ってしまう」そんなふうに歌っている。そのオリジナルでダリル・ホールとジョン・オーツの「Everytime You Go Away」。

・Ain't No Mountain High Enough
「ブルー・アイド・ソウル」という言葉は'60年代から使われている。'60年代では白人が黒人の音楽のスタイルで演奏するというのはポップスの世界ではまだ珍しいことだった。だから「なんだ白人が黒人の真似をしているだけじゃないか」という声もあった。しかし、'70年代、'80年代になると新しい世代にとってはそんなことはもう当たり前ということになって、現在ではよくあるスタイルになっている。もちろん英国や米国だけではなくこのソウル・ミュージックのスタイルは世界中で使われている。日本や韓国でもソウル・ミュージックの影響を受けた音楽はたくさんある。文化がポップ音楽を通じて理屈を超えて混ざり合ってゆく。ポップ音楽の力というのはそんなところにある。特集最後の曲はモータウンのヒット・レコードのカヴァー、マイケル・マクドナルドで「Ain't No Mountain High Enough」。オリジナルはマーヴィン・ゲイとタミー・テレル。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
リスナーからのリクエスト特集。
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Sunday Song Book #996

2011年11月13日 | Sunday Song Book

11月13日プレイリスト
「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. いのちの最後のひとしずく / KinKi Kids "K ALBUM" '11
2. WALK DON'T RUN~PERFIDIA~LULLABYE OF THE LEAVES / THE VENTURES "IN JAPAN" '65
3. ROCK AND ROLL GANGSTAR / AALON "CREAM CITY" '77
4. THE NIGHT OF THE WOLF / AL FOSTER BAND '75
5. FOOL THAT I AM / ETTA JAMES '61
6. TENDER LOVING PAIN / LUVENIA LEWIS '69
7. I'VE GOT NO MORE TO SAY / THE THOMAS GROUP '67
8. いのちの最後のひとしずく / 山下達郎 "レイ・オブ・ホープ" '11
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■内容の一部を抜粋
・近況
全国ホールツアー「JACCS PRESENTS 山下達郎 PERFORMANCE 2011-2012」の初日が開いた。先週11月6日(日)が千葉県市川市の市川市文化会館、木曜日が栃木県の宇都宮市文化会館。東京近郊からはじまり今日は群馬県前橋市のベイシア文化ホール大ホール。今週から本当の意味での旅がはじまり、16日(水)、17日(木)は神戸国際会館こくさいホール。来年5月まで64本の長丁場のツアー。「いよいよはじまりました。気長に行ってみたいと思います」と達郎さん。

・「棚からひとつかみ+リクエスト」
先週までずっーとリクエストでやってきたが、ツアーの幕開けは準備があるので今週はリクエストのハガキを読む余裕がないとか。今週はレギュラー・プログラムの「棚つか」とリクエストに応えるプログラム「棚からひとつかみ+リクエスト」。最近達郎さんが買ったシングルを紹介するそうだ。

・いのちの最後のひとしずく
先週11月9日にkinki kidsの通算11枚目のアルバム『K album』が発表された。今回は企画性の強いアルバムでいろいろな作家やシンガー・ソングライターが書き下ろしで曲を提供している。全13曲。その中に達郎さんの曲が1曲入ってる。それは書き下ろしではなくて達郎さんのニュー・アルバム『RAY OF HOPE』からkinki kidsが選曲した「いのちの最後のひとしずく」。達郎さんの曲にしては異色な言葉の世界。

・WALK, DON'T RUN~PERFIDIA~LULLABY OF THE LEAVES
リスナーからのリクエスト。1965年のヴェンチャーズの大ヒット・アルバム『VENTURES IN JAPAN』から冒頭に入ってるメドレーで「急がば回れ~パーフェディア~木の葉の子守唄」。先週の1曲目がジェフ・ベックの「WALK, DON'T RUN」だったので今週はヴェンチャーズと達郎さん。

・ライヴ関係の質問
リスナーから「最近のコンサートでは洋楽のカヴァーをアカペラ以外でやらないのはどうしてですか」という質問。
「オリジナルが多くてカヴァーをやる時間がないのです。オリジナルもだいぶ削らなくてはならないのでですね(笑)。やりたい曲が多すぎますので、本当に曲を選ぶのはなかなかたいへんでございます。思うように最近はカヴァーをやれませんが。機会があれば。それのためにライヴハウスとかそういうのでやろうかなという。でもそうすればご覧になられる方が少ないとうことになりますので、押すに押せず、引くに引けずという感じでございます。ブツブツ言いながらやっておりますが」と達郎さん。

・ROCK AND ROLL GANGSTAR
エイロン・バトラーという人がリーダーの4人組の黒人のバンド、エイロンの1977年のアルバム『CREAM CITY』から「ROCK AND ROLL GANGSTAR」。アニマルズのエリック・バートンがこのバンドを見出してデビューさせたとか。

・THE NIGHT OF THE WOLF
達郎さんが最近買ったシングル。ボロボロだったので買い直そうと思っていたところ、コンディションのいい安い出物を見つけたのだとか。マイルス・デイヴィスなんかで演奏しているアル・フォスターというドラマーのバンド、アル・フォスター・バンドの1975年のインストゥルメンタル曲「THE NIGHT OF THE WOLF」。イギリスのケブ・ダージという有名なDJが世に広めた張本人だとか。

・落語のCD
リスナーからの質問で「ツアー先に達郎さんの好きな落語のCDを持って行きますか?」という質問。
落語のCDは全部iPodに入れててそれを持っていくのだとか。

・FOOL THAT I AM
リスナーからアデルがカヴァーしていた「FOOL THAT I AM」のオリジナルにリクエスト。
アデルは1988年生まれの女性シンガー・ソングライター。セカンド・アルバムが世界で1200万枚くらい売れたとか。バーゲン品でエッタ・ジェイムズのアルバムを買って、その中に入ってた「FOOL THAT I AM」を聴いて歌手を志したそうだ。チェス・レコードを題材にした映画『キャデラック・レコード』でビヨンセが演じて最近日本でも名前が知られるようになったエッタ・ジェイムズ。ロサンジェルス生まれで12,3歳の頃からステージに立ちはじめたが、酒とドラッグに溺れるようになり、その後、シカゴのチェス・レコードと契約してから大シンガーになってゆく。1960年代にシカゴで活躍した。「FOOL THAT I AM」は1961年、R&Bチャート14位、全米50位。そんなにヒットしてないがこの曲といえばエッタ・ジェイムズ。オリジナルはたぶんレイブンスかもしれないと達郎さん。

・『ツアー』で棚からひとつかみ
来週はツアーがはじまったのでツアーにちなんだ曲をいろいろ持ってきて「『ツアー』で棚からひとつかみ」。旅ネタの曲の特集。

・TENDER LOVING PAIN
達郎さんが最近手に入れたサザン・ソウルのシングル。
ラベニア・ルイスは全くの無名シンガーでテキサスのシンガーだと言われてる。プロデュースはヒューイ・P・モー。いわゆる「クレイジー・ケイジャン」というあだ名を持つテックス・メックス、フレディ・フェンダーやダグ・サームという白人もの、初期のB.J.トーマスから、こういう黒人ものまで幅広いプロデュース能力を持つ人だったが、惜しくも今年の4月に亡くなった。1969年のシングルで「TENDER LOVING PAIN」。

・I'VE GOT NO MORE TO SAY
リスナーからのリクエスト。1967年のトーマス・グループの「I'VE GOT NO MORE TO SAY」はP.F.スローンとスティーヴ・ヴァリのコンビの作品。曲自体は前年にグラス・ルーツがアルバムに入れていた。スローンのデモもCD化されているが、トーマス・グループのヴァージョンだけ未CD化。オリジナル・シングルがデジタル・プロセッシング。

・いのちの最後のひとしずく
ニュー・アルバム『RAY OF HOPE』から達郎さんの「いのちの最後のひとしずく」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
11月20日は「『ツアー』で棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #094

2011年11月09日 | Motoharu Radio Show

2011/11/08 OnAir - 2nd. Week
01.Rod Stewart:It's the Same Old Song
02.Robert Palmer:Keep in Touch
03.Swing Out Sister:Am I the Same Girl
04.Noel Gallagher's High Flying Birds:AKA... Broken Arrow
05.Noel Gallagher's High Flying Birds:(I Wanna Live In A Dream In My) Record Machine
06.The Blow Monkeys:Digging Your Scene
07.Simply Red:Sunrise
08.Adele:Chasing Pavements
09.James Morrison:Nothing Ever Hurt Like You
10.Joss Stone:Right to Be Wrong
11.佐野元春:彼女の隣人
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■内容の一部を抜粋
・英国のブルー・アイド・ソウル特集
今週は英国のブルー・アイド・ソウル特集。
1曲目はロッド・スチュワート「It's the Same Old Song」、2曲目はロバート・パーマー「Keep in Touch」。
スウィング・アウト・シスターの「Am I the Same Girl」はヤング・フォルトのインストゥルメンタル曲「Soulful Strut」がオリジナル。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月11月の「3PICKS!」はジョー・ヘンリー『reverie』、ノエル・ギャラガー『Noel Gallagher's High Fling Byrds』、そしてトム・ウェイツ『Bad As Me』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はノエル・ギャラガー『Noel Gallagher's High Fling Byrds』。

・ノエル・ギャラガー
オアシスを脱退してから2年、ソロ・アルバムが出た。アルバムのタイトルは『Noel Gallagher's High Fling Byrds』。本国イギリスでは早速大きな話題となっている。弟のリアム・ギャラガーは兄に先立ってすでにソロ名義のアルバムを出している。ビーディ・アイ。人気バンド、オアシスが解散してそれぞれがソロ活動に入った。伝えられるところによるとそもそもこの兄弟はとても仲が悪いそうだ。互いに悪口を言う、喧嘩になると片方が仕事をほったらかしにして失踪してしまう、そんなことがよくあったそうだ。「これまではなんとか一緒にやってきたけれどもういいだろう」ということで今回のバンドの解散ということになったようだ。しかし、それもどこまでが本当なのかファンの中には首を傾げる人もいるようだ。ノエル・ギャラガーはとにかく一度決めたことをすぐに取り消してしまう、いわば前言を翻す悪い癖があるようで、今回の解散騒動ももしかしたら一時の気まぐれなんじゃないか、そんなふうに感じてるファンも少なくない。その中でリリースされたノエル・ギャラガーのソロ・アルバム。あるインタビューで「ファンにはオアシスの名残を聴きとってもらえると思う」と語っている。その言葉通りオアシスの曲はやはりノエル・ギャラガーが書いていたんだなぁということがよくわかる内容となっている。アルバム『Noel Gallagher's High Fling Byrds』から「AKA... Broken Arrow」と「(I Wanna Live In A Dream In My) Record Machine」。

・ツイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。番組からツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は「慶応義塾大学環境サークルE.C.O.」。100人以上の学生たちが中心になってキャンパスを利用する人や周辺の住民に環境問題をより身近に感じてもらう企画を数多く実施している。

・Digging Your Scene
ブロウ・モンキーズの「Digging Your Scene」。

・ブルー・アイド・ソウル
「青い目のソウル」。白人がパフォーマンスするソウル・ミュージック。ソウル・ミュージックはもともと黒人の音楽。その音楽がかっこいいということで人種に関係なく表現してみようということなのだろう。ニューヨークのクラブに行くといろいろな人種のミュージシャンたちがセッションしている。そこには理屈を超えた文化の混じり合いのようなものがある。このブルー・アイド・ソウルという音楽も人種を超えたセッションの中から自然に育まれたものなのかもしれない。今週のMRSではこのブルー・アイド・ソウルの中でも特に英国のミュージシャンを特集している。

・Sunrise
シンプリー・レッドのミック・ハックネルがホール&オーツの「I Can't Go For That(No Can Do)」をサンプリングして新たにトラッキングした珍しいレコード。この曲を書いたダリル・ホールもブルー・アイド・ソウルのシンガー。

「ブルー・アイド・ソウル」という言葉は'60年代から使われている。'60年代では白人が黒人のスタイルで演奏するというのはポップスの世界ではまだ珍しいことだった。しかし、'70年代、'80年代になるとそんなことはもう当たり前ということになって現在ではよくあるスタイルになっている。現代の英国のブルー・アイド・ソウルをここで3曲。アデルの「Chasing Pavements」、ジェームス・モリスンの「Nothing Ever Hurt Like You」、ジョス・ストーンの「Right to Be Wrong」。3人とも20代のシンガー・ソングライター。

・フィードバック
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・彼女の隣人
「僕の目はブルーじゃないですがソウルを込めたということでは同じです」と元春。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
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Sunday Song Book #995

2011年11月06日 | Sunday Song Book

11月06日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. マーマレード・グッドバイ / 山下達郎 "僕の中の少年" '88
2. OUTCAST / THE ANIMALS '66
3. LUCKY LIPS / RUTH BROWN '57
4. JUST ONCE IN MY LIFE / THE RIGHTEOUS BROTHERS '65
5. WITH YOU / THE MOMENTS '76
6. THEIR HEARTS WERE FULL OF SPRING / THE BEACH BOYS "LIVE IN LONDON" '70
7. CRAZY WORDS, CRAZY TUNE / JIM KWESKIN & THE JUG BAND '68
8. あしおと / 山下達郎 "メロディーズ" '83
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■内容の一部を抜粋
・近況
本日11月6日(日)に全国ホールツアー「JACCS PRESENTS 山下達郎 PERFORMANCE 2011-2012」が初日を迎える。千葉県市川市の市川市文化会館から来年5月まで64本の長丁場のツアーがスタートする。番組は前倒しで収録しているので無事に通しリハが終わって初日を迎えてるはずと達郎さん。再開してスリー・シーズン目。声の調子も3年前と違って楽に出るようになったという。30代の頃にだいぶ戻ってきたとか。

・リクエスト
ツアーのリハーサルも追い込みなので今週も先週に引き続いて「リクエスト特集」。

・マーマレイド・グッドバイ
リクエストがバラけてるので今週はこの曲。1988年のアルバム『僕の中の少年』から。

・OUTCAST
1966年、デッカ・レーベル時代のアニマルズの作品。シングル「INSIDEOUT」(邦題「孤独の叫び」)のカップリング。のちに『ANIMALISM』というアルバムに収録された。デトロイトのR&Bの黒人デュオ、エディ&アーニーのカヴァー。長い間、オリジナルがわからなかったが'90年代に自力で見つけたと達郎さん。

・LUCKY LIPS
ルース・ブラウンは1950年代に活躍した女性R&Bシンガー。アトランティックのドル箱シンガー。リーバー&ストーラーのプロデュース、トム・ダウドのエンジニアリング。1957年、R&Bチャート6位、全米チャート25位の「LUCKY LIPS」。のちのクリフ・リチャードのカヴァーでも知られている。

・お酒を飲むときはご飯を食べないのですか?
リスナーからの質問で「お酒を召し上がるときはご飯を召し上がらないのでしょうか?」。
どういう食べ物屋に行ってもいちばん食ってる客の一人だと達郎さん。それを毎日やってると大変なことになるので適当に間引いてるとか。ここ数年は歩いてるという。

・JUST ONCE IN MY LIFE
フィル・スペクターの作品はソニー・ミュージックが契約を取ったようで、ロネッツ、クリスタルズなどが発売されている。1960年代の中期の作品は2011年だとマスターが劣化しているという感じが否めないと達郎さん。達郎さんが関わっていた1990年代に出ていればまだよかったと思うが、しかし今は円高なので安く手に入るからいいのかもしれないという話。まだCD化されてないライチャス・ブラザーズの作品からリクエストに応えて。今回はオリジナル・モノラル盤からデジタル・プロセッシング。1965年の全米9位の「JUST ONCE IN MY LIFE」。キャロル・キングとジェリー・ゴーフィンの作品。

・キョウタくんの質問
お馴染み埼玉県のイシワタリヒロオさんの息子さんのキョウタくんの質問コーナー。
「達郎さんは手術をしたことがありますか?」→「ありません。私は入院したこともありません」
「達郎さんの好きな楽器は?」→「もちろんドラムです」
お父さんからの質問。
「お使いのピアノのメーカーは?」
達郎「ビクターのピアノです(笑)。『RIDE ON TIME』がヒットしたときRCAの社長さんからいただいたピアノです。ボロボロですがそれですべての曲を作ってきたので捨てられません。今でもそれを使ってます。Bの音が出なくなっておりまして(笑)。ちょっと直そうと思ってます」

・WITH YOU
先日の「ツアー前哨戦・山下達郎ライブで棚つか!」でオンエアした「WITH YOU」のオリジナルにリクエスト。
ザ・モーメンツの1976年の「WITH YOU」。ソウル・チャート14位。

・リスナーからの質問
質問「達郎さんの好きなリイシューのレーベルは?」
達郎「ライノとエースですかね」

質問「このレーベル、音が良いとかあれば教えてください」
達郎「昔はどこも音が良かったんですけれども、最近はアナログ・マスターがへたってきてますので、どこも大変苦労してますね」

質問「番組内でゴールデン・カップスを見たとコメントしてましたが、ほかのGSで記憶にあるバンドはいますか?」
達郎「ビーバーズと、あとはアウトキャスト。これはかなり見ました。ビーバーズは七色の音を出すというギタリストの石間秀機さん。アウトキャストはキャンディーズの一連のヒット曲を書いております穂口さんだとか、あとは水谷公生さん、名手ギタリストですね。いろいろな優れたのちのスタジオ・ミュージシャンを輩出しております」

質問「'60年代、'70年代のアナログ盤はどうして甘いにおいがするのですか? においがするように加工してあるのですか?」
達郎「香料を入れてあるんですよ、あれは。なのでちょっと甘いにおいがするものだと思いますが。日本人はそういうにおいを嫌うので日本は香料をつけないということをむかし聞いたことがありますが。今度調べておきますね」

・THEIR HEARTS WERE FULL OF SPRING
フォア・フレッシュメンの結成当時からのメンバー、ボブ・フラニガンとロス・バーバが今年相次いで亡くなったそうだ。
リスナーからのリクエストでフォア・フレッシュメンの「THEIR HEARTS WERE FULL OF SPRING」をビーチボーイズがカヴァーしたヴァージョンのリクエスト。
もともとビーチボイズは歌詞を変えてカヴァーしていたそうだが、今回は1969年のロンドンでのライヴ・ヴァージョン。のちに1976年にライヴ・アルバム『LIVE IN LONDON』として発表した。その中に収録されたアカペラ・ヴァージョン。

・CRAZY WORDS, CRAZY TUNE
リスナーから珍しくジム・クエスキン & ジャグ・バンドにリクエスト。
'60年代初頭にニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジでフォーク・ムーブメントが起こり、1930年代に南部のジャグ・バンド(廃品を利用した楽器、モップのベースや金だらいや洗濯板のパーカッション、鍋の蓋のシンバルなどで、フォーク・ブルースを演奏するバンド)が大きなムーブメントになった。そのリーダー格がジム・クエスキンが率いるジム・クエスキン & ジャグ・バンド。ここからマリア・マルダーやジェフ・マルダーなどいろんな人が世に出ていった。ラヴィン・スプーンフルもその流れの中から結成された。達郎さんは二十歳前後の頃こういうジャグ・バンドが死ぬほど好きでよく聴いていたそうだ。1970年のベスト・アルバムからジム・クエスキン & ジャグ・バンド「CRAZY WORDS, CRAZY TUNE」。達郎さんはこれを聴いてやりたくなって19歳のときに作った自主制作アルバム『ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY』に入れたとか。ここから遡ってメンフィス・ジャグ・バンドとかも聴いたという。そういったルーツ・ミュージックのもとになったバンドだそうだ。

・バイビー
「まりやさんのアルバム『ユニバーシティー・ストリート』の最後でバイビーと言ってるのはアン・ルイスさんでしょうか?」というリスナーからの質問。
アン・ルイスさんだそうです。

・数原晋さん
リスナーから達郎さんがカヴァーした「バラ色の人生~ラヴィアンローズ」で口笛を吹いてる数原晋さんについての質問。
数原晋さんはトランペッターで口笛の名手。いつか口笛をお願いしょうと思っていたとか。達郎さんは全く口笛がダメなんだそうだ。

・あしおと
季節柄この曲にリクエストが集まった。1983年のアルバム『MELODIES』から。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
11月13日はレギュラープログラム「棚からひとつかみ」(予定)
http://www.tatsuro.co.jp
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Motoharu Radio Show #093

2011年11月02日 | Motoharu Radio Show

2011/11/01 OnAir - 1st. Week

Marvin Gaye & Tammi Terrell:Ain't Nothing Like the Real Thing
Roberta Flack & Donny Hathaway:Where Is the Love
Elton John & Kiki Dee:Don't Go Breaking My Heart
Patti LaBelle & Michael McDonald:On My Own
Joe Henry:Sticks & Stones
Joe Henry:Unspeakable
UB40 & Chrissie Hynde:I Got You Babe
Tony Bennett & Lady GaGa:The Lady Is a Tramp
Tony Bennett & Amy Winehouse:Body and Soul
Peter Gabriel and Kate Bush:Don't Give Up
The Pogues Featuring Kirsty MacColl:Fairytale of New York
Frank Sinatra & Nancy Sinatra:Somethin' Stupid
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■内容の一部を抜粋
・デュエット・ソング特集
この秋に聴きたい男性・女性のデュエット・ソングの特集。

・Ain't Nothing Like the Real Thing
マーヴィン・ゲイとタミー・テレルのデュエット。
「写真もいいけれどやっぱり本物にはかなわない」そんなふうに歌っている。

・Where Is the Love
ロバータ・フラックとダニー・ハザウェイのデュエット。
タミー・テレルはマーヴィン・ゲイの恋人とされていたが若くして亡くなっている。
ダニー・ハザウェイもロバータ・フラックの公私に渡る良きパートナーだったが若くして亡くなっている。

・Don't Go Breaking My Heart
1976年のNO.1ヒット。エルトン・ジョンとキキ・ディーのデュエット。
エルトン・ジョンのマーヴィン・ゲイとタミー・テレルのようなデュエット曲を書きたいという思いからできた曲だとか。

・On My Own
パティ・ラベルとマイケル・マクドナルドのデュエット。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月11月の「3PICKS!」はジョー・ヘンリー『reverie』、ノエル・ギャラガー『Noel Gallagher's High Fling Byrds』、そしてトム・ウェイツ『Bad As Me』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はジョー・ヘンリー『reverie』。

・ジョー・ヘンリー
米国、ノースキャロライナ州出身のソングライター。レコーディング・プロデューサーとしてもいい仕事をしていて、エイミー・マン、エルヴィス・コステロ、ソロモン・バークといった人たちを手がけている。ジョー・ヘンリーの音楽の魅力はなんといっても彼自身が書く言葉とメロディにある。
「イメージがとても豊かですね。人間というものを深く観察した詩だと思います。僕が知るかぎりではソングライターではトム・ウェイツに近いと思います」と元春。
ジョー・ヘンリーのもうひとつの魅力は彼が作り出すサウンド。どのアルバムも楽器の生なサウンドを生かしている。奥行きがあり自然な残響を感じる音、そうすることでジョー・ヘンリーというシンガー・ソングライターの生な感情が伝わってくる。そんな音作りが素晴らしい。
「個人的に最近聴いた中でいいなと思ったのはウィルコの新作とこのジョー・ヘンリーの新作でした。現代のアメリカの音楽状況、こうした音楽がメイン・ストリームの音楽として存在するというのはとても豊かなことだと思います」と元春。
新作『reverie』から「Sticks & Stones」と「Unspeakable」の2曲。
「ちなみにジョー・ヘンリーの奥さんはマドンナの妹だそうです。なんかいろいろと親戚付合いとか大変そうな感じですよね」と元春。

・I Got You Babe
プリテンダーズのクリッシー・ハインドをフィーチャーしたUB40のレコード。'60年代のソニー&シェールの曲をカヴァーしている。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は「板橋区ホタル生態環境館」。東京板橋区でゲンジボタルやヘイケボタルを育てホタルの光を通して人と環境の関わり方を目的に1989年から活動を行なっている。

・トニー・ベネット
米国の最高のシンガーの一人。現在85歳。同じイタリア系アメリカ人の先輩歌手、フランク・シナトラは「金を払ってでも聴きたいのは彼の歌だけだ」とトニー・ベネットのことをそんなふうに褒めている。そのトニー・ベネットの新しいアルバムがビルボードのチャート1位になった。意外なことだが初めてのことなんだとか。アルバム・タイトルは『Duets II』。いろんなシンガーとデュエットしている。中でもこの2曲は素晴らしい。1曲はレディ・ガガとの「The Lady Is a Tramp」。もう1曲は先日亡くなったという悲しいニュースがあったエイミー・ワインハウスとの「Body and Soul」。
「トニー・ベネット、85歳でこの歌声はほんとうに素晴らしいですよね。歌手としても一流ですけれども、若い頃からハンサムで俳優としても人気があります。ちなみにトニー・ベネット。同じイタリア系アメリカ人の歌手、フランク・シナトラとは大親友という間柄で、まっ、そのせいかわかりませんけれども、マフィアとの関係が指摘されてるんですよね。まっ、今年の紅白歌合戦にはまず出られないということだと思います」と元春。

・Don't Give Up
・Fairytale of New York
元春 : Motoharu Radio Show、秋のデュエット・ソング特集。僕が個人的に気に入ってるデュエット曲2曲。ピーター・ゲイブリエルとケイト・ブッシュ、曲は「Don't Give Up」。そして今聴いてもらったのはポーグス、シェーン・マクゴワンとカーティス・マッコールとのデュエット。曲は「Fairytale of New York」。クリスマスをテーマにした素晴らしい曲です。僕の好きなデュエット曲2曲聴いてもらいました。

・フィードバック
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・Somethin' Stupid
フランク・シナトラと娘のナンシー・シナトラのデュエット。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
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