Sunday Song Book #1137

2014年07月27日 | Sunday Song Book

2014年07月27日プレイリスト
「棚からひとつかみ」
1. 静かな伝説(レジェンド) / 竹内まりや 7月23日発売ニューシングル
2. SHOTGUN / VANILLA FUDGE '69
3. LIKE TO GET TO KNOW YOU / SPANKY & OUR GANG '68
4. SUNLIGHT / THE YOUNGBLOODS "ELEPHANT MOUNTAIN" '69
5. BLACK WATER GOLD(12") / KC & THE SUNSHINE BAND '78
6. I CAN'T TURN THE BOOGIE LOOSE(12") / THE CONTROLLERS '79
7. JODY / 山下達郎 "BIG WAVE 30TH ANNIVERSARY EDITION" (7月23日発売) '14('84)
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■内容の一部を抜粋
・近況
25日にめでたく今年の全国ツアーの初日が明いたそうだ。「パルテノン多摩。お出でいただいたお客様、ありがとうございました。初日ならではの濃~いお客様、いらっしゃいました。無事にマニアック・ツアー、本当に最近やってない曲ばっかりだったんですが、ヒット曲ほとんどないというですね、ライヴなんですが。お陰さまで一昨日のお客様はご好評いただきました。大変気をよくして明日、明後日、月火ですね、広島に参ります。広島のお客様、お待ち申し上げております。かなりマニアックでございます」と達郎さん。初日が明いたのでちょっと声が低くなっているという。週末の8月1日(金)、2日(土)は早くもNHKホール。

・棚からひとつかみ
ツアーがはじまるまでずっとリハーサル。初日が明いて今がいちばん大変。来週過ぎると一段落。今週、来週がいちばんキツいので、こういうときはレギュラー・プログラムの「棚からひとつかみ」。

・静かな伝説(レジェンド)
まりやさんの新曲「静かな伝説(レジェンド)」。フジテレビ系全国ネットの新番組「ワンダフルライフ」のテーマ・ソング。毎週日曜日の夜21時からのヒューマン・ドキュメンタリー番組。
http://www.fujitv.co.jp/wonderful-life/index.html

・SHOTGUN
ヴァニラ・ファッジの1969年、全米68位の「SHOTGUN」。

・LIKE TO GET TO KNOW YOU
アメリカのユニバーサルからスパンキー&アワ・ギャングの『コンプリート・マーキュリー・シングルズ』というマーキュリーでの全シングルを網羅したコンピレーションが出た。シングルなのでモノラル・ミックス。スパンキー&アワ・ギャングの最高傑作1968年、全米17位の「LIKE TO GET TO KNOW YOU」。

・SUNLIGHT
ヤング・ブラッズのアルバム3枚が紙ジャケで再発された。ヤング・ブラッズの最高傑作というと1969年の3枚目の『ELEPHANT MOUNTAIN』に尽きる。このアルバムから「SUNLIGHT」。シュガーベイブというバンドの名前はヤング・ブラッズから取ったので、達郎さんにとっては個人的に縁の深いバンドなんだとか。

・ライヴ会場のスピーカー
リスナーから「ライヴ会場のステージにおいてあるスピーカーは全部ステレオなんでしょうか? もしそうなら座席で聴こえる音は左右バランスが違うのでしょうか?」という質問。
ステレオだがあまり左右に振らず自然な広がりにしているそうだ。リバーブのステレオ感、コーラスのステレオ感とかを考えて、バランスが悪くならないように少し真ん中に寄せているそうだ。

・BLACK WATER GOLD
TKレーベルの12インチばかり集めたCD2枚組の『SOUND OF T.K. DISCO』というコンピレーションからKC & ザ・サンシャイン・バンドのインスト・ヴァージョン「BLACK WATER GOLD」。もともとはザ・サンシャイン・バンドの名義で1978年にリリースされて全米ソウル・チャート75位。

・Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~
全国ツアー「Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~」がスタート。全国14都市全29公演。詳しいスケジュールは達郎さんのオフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・夏フェス
今年は夏フェスの出演が決定している。4年ぶりとなる「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2014 in EZO」。8月16日(土)、北海道石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ。前回は夕方に出演したが今回は真夜中。レッド・スター・フィールドというちょっと小さめなステージで、マニアック・ツアーだからロックンロールを夜中にということでスタッフに無理矢理と達郎さん。2年ぶりの「SPACE SHOWER TV 25TH ANNIVERSARY SWEET LOVE SHOWER 2014」。8月30日(土)、山梨県山中湖交流プラザきらら。詳しいスケジュールは達郎さんのオフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp

・『BIG WAVE』30th Anniversary Edition
7月23日に『BIG WAVE』30th Anniversary Editionが発売された。詳しくはワーナーの山下達郎特別サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/

・竹内まりやの新曲「静かな伝説(レジェンド)」
まりやさんのニュー・シングル「静かな伝説(レジェンド)」も7月23日にリリースされた。

・芙蓉の人 ~富士山頂の妻~
昨日26日(土)からNHK土曜ドラマ「芙蓉の人 ~富士山頂の妻~」がスタートした。新田次郎さんのノンフィクションで大変有名な作品。明治時代に富士山頂の気象を観測を最初に行った民間の夫婦の物語。このドラマの主題歌をまりやさんが書き下ろした。タイトルは「深秋」。ニュー・アルバム『TRAD』に収録される。
http://www.nhk.or.jp/dodra/fuyou/

・竹内まりやのニュー・アルバム『TRAD』
まりやさんのニュー・アルバム『TRAD』の発売日が9月3日から9月10日に変更。初回限定盤のDVD『35minutes of Mariya’s Filmography』に収録される「souvenir 2000 LIVE」のデジタライズ処理に遅れが生じたため。7年ぶりのアルバムなのでこの7年間に発売されたシングル、セルフカヴァー、そうしたもので全15曲収録。曲目解説入り豪華36ページのフォトブックレット付き。詳しくは竹内まりやスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/mariya/

・souvenir 2014 LIVE
まりやさんの33年ぶりとなる全国ツアーが決定した。全国6都市9公演のアリーナ・ツアーでチケット販売に関する情報は8月中旬に竹内まりやスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/mariya/

11月23日(土)、24日(日) 広島県 広島グリーンアリーナ
11月29日(土) 宮城県 ゼビオアリーナ仙台
12月4日(木) 北海道 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
12月9日(火) 福岡県 マリンメッセ福岡
12月13日(土)、14日(日) 大阪府 大阪城ホール
12月20日(土)、21日(日) 東京都 日本武道館

・SWEET LOVE SHOWER
リスナーから「SPACE SHOWER TVの夏フェス SWEET LOVE SHOWERに出演されるきっかけは何だったのでしょうか?」という質問。
普通はSPACE SHOWER TVのイベントなのでスペシャで放映される。オファーがあったときに「僕、テレビやんないので」と言ったら、「だったらテレビに出なくてもイベントに出てくれたらいい」ということだったので「それだったら出させていただきましょうか」という経緯だったとか。SPACE SHOWER TVのスタッフはいつもライヴを観に来てくれるので、そういうような縁があるそうだ。テレビのスタッフはいろんな方がライヴに来られるという。

・I CAN'T TURN THE BOOGIE LOOSE
『SOUND OF T.K. DISCO』というコンピレーションからコントローラーズ。アラバマ出身の黒人4人組のヴォーカル・グループ。彼らの1980年のアルバムからのシングル・カットで1979年、全米ソウル・チャート90位の「I CAN'T TURN THE BOOGIE LOOSE」の12インチ・ヴァージョン。

・JODY
7月23日に発売された『BIG WAVE』30th Anniversary Editionから「JODY」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

08月03日は、「サーフィン・ホット・ロッド・エレキ・インスト・サマー・サウンドで棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1136

2014年07月20日 | Sunday Song Book

2014年07月20日プレイリスト
「BIG WAVE 30TH ANNIVERSARY EDITION ミニ特集」
1. 静かな伝説(レジェンド) / 竹内まりや 7月23日発売ニューシングル
2. THE THEME FROM BIG WAVE / 山下達郎
3. ONLY WITH YOU / 山下達郎
4. MAGIC WAYS / 山下達郎
5. I LOVE YOU PART II / 山下達郎
6. GIRLS ON THE BEACH / 山下達郎
7. PLEASE LET ME WONDER / 山下達郎
8. DARLIN' / 山下達郎
9. BREAKDANCE (Previously Unreleased) / 山下達郎
10. I LOVE YOU (Previously Unreleased Acappella 30sec. Version) / 山下達郎
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■内容の一部を抜粋
・近況
いよいよ今週はマニアック・ツアーの初日を迎えるので番組は前倒しで収録しているという。25日金曜日にパルテノン多摩からスタートするのでゲネプロ(通しリハーサル)の準備に追われているそうだ。ツアーは「マニアック・ツアー」と題して、普段やってない曲、このところ十数年やってない曲、そういうようなものを中心に据えたツアー。今週は前倒し収録なのでツアーがどういう内容なのか説明できなくなった。蓋を開けてみるまでわからないが、演奏はいい演奏だと達郎さん。

・BIG WAVE 30TH ANNIVERSARY EDITION ミニ特集
今週水曜日7月23日に『BIG WAVE』30TH ANNIVERSARY EDITIONを発売する。1984年の『BIG WAVE』という同名のサーフィンのドキュメンタリー・フィルムのサウンドトラックが今年で30周年を迎える。A面が昨年亡くなったアラン・オデイとの共作によるオリジナル・ソング。B面はビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの作品を中心にした一人多重録音で構成された全曲英語による作品。2014年最新デジタル・リマスター、ボーナス・トラック7曲付き。昨年の『MELODIES』、『SEASON'S GREETINGS』に続くムーン・レコード・カタログの再発の一環。今年はツアーの直前なのでリハーサルに追いやられて、雑誌取材、ネットのインタビューなどのプロモーション活動は一切行ってない。それではあまりに商売気ないので番組で思い出話などをアルバムのさわりとともに聴いてもらうことにしたとか。

・静かな伝説(レジェンド)
まりやさんの新曲「静かな伝説(レジェンド)」。フジテレビ系全国ネットの新番組「ワンダフルライフ」のテーマ・ソング。毎週日曜日の夜21時からのヒューマン・ドキュメンタリー番組。
http://www.fujitv.co.jp/wonderful-life/index.html

シングルは7月23日リリース。カップリングは1978年にデビュー・シングルとして出した「戻っておいで・私の時間」の2011年ヴァージョン。2011年に伊勢丹の創業125周年を記念して作られた。もう一曲はサンデー・ソングブックの夫婦放談のネタからBOXと一緒にやったビートルズのカヴァーで「TELL ME WHY」。初回盤は6月14日全国公開『わたしのハワイの歩きかた』の主題歌「アロハ式恋愛指南」のPVが収録されたDVD付く。

・THE THEME FROM BIG WAVE
アルバム『BIG WAVE』のリマスターは20年ぶりになるとか。達郎さんは中学、高校時代に洋楽のロックンロールを聴いて音楽に目覚めて、それが高じてミュージシャンになり活動を続けてきた。今と違って圧倒的に洋楽のほうが力が強い時代だったので、プロになってからも洋楽のカヴァーをやることが多い。達郎さんが最も影響を受けた洋楽のひとつがビーチボーイズを代表とするカリフォルニアのサーフィン・ミュージックだった。ソロになって下積みが長かったが、ようやく1980年に「RIDE ON TIME」というヒット曲が出て、そうなると横道に逸れる企画をやりたくなり、シングルのB面にビーチボーイズのカヴァーをずいぶん入れるようになった。自分にとってのレクリエーション、あとは引き出しの多さとか、ほかとの差別化とかいったいろいろな目的があった。ちょうどそんなときに『BIG WAVE』というサーフィンのドキュメンタリー映画の企画があり、山下達郎の音楽を使わせてくれないかというオファーがあって、これはいいというのでビーチボーイズのカヴァーをそれに使おう、ついでにサーフィン・ソングをオリジナルで作ってやったらどうだろうかという企画が出てはじまったのが『BIG WAVE』という映画のサウンドトラックの作業だった。その映画のテーマとして使われたのが「THE THEME FROM BIG WAVE」。結局、オリジナル・サウンドトラックのA面がオリジナル・ソング。B面がビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの作品を中心にしたカヴァー・ソングという企画になった。全曲英語なので英語の作詞をアラン・オデイに頼むことになった。当時はネットなんかない時代。曲数が多いのでカセットに録音した曲を郵送して、彼が仮歌を歌ったカセットをまた送ってくるという作業。そうなると間に合わないので彼を日本に呼んでやってもらうことになった。一月ほどアラン・オデイに滞在してもらって作詞や歌唱指導などもやってもらいつつ作業した。

・ONLY WITH YOU
「ONLY WITH YOU」はこのアルバムのために書き下ろした曲。A面の3曲目。達郎さん31歳のレコーディング。この当時の『MELODIES』や『POCKET MUSIC』を今聴くと声が若い感じがするけれど、英語だと声が今とそんなに変わらない感じがするそうだ。全曲英語は洋楽の音楽ファンに向けたアプローチで、達郎さんはネイティブ・スピーカーではないし、現代のバイリンガルのシンガーと違って海外進出など考えてなかったそうだ。達郎さんはしばしば日本語が乗りにくいメロディを作ってしまうのだとか。そのメロディに日本語を乗っけるので、日本語がすごく歌いづらい。それで一風変わった歌い方をする。矢沢永吉さんの時代から忌野清志郎さん、桑田佳祐さん、みんな特徴のある歌い方をする。どうやって英語的なメロディに乗っけるかという努力の結果がそうなっただけ。逆に英語の歌詞だったら苦労しなくていいので楽しい。「ONLY WITH YOU」に日本語を乗っけようとすると言葉数が少なくて苦労する。

・MAGIC WAYS
A面の4曲目「MAGIC WAYS」もこのアルバムのために書き下ろした曲で、英語の歌詞を想定して作った曲なので日本語は乗りにくい。1980年に「RIDE ON TIME」というヒット曲が出て、ようやく長い下積みからブレイクしたときに思いついたのが、脇道に逸れるというかオリジナルと違うアプローチ。それで作ったのが『ON THE STREET CORNER』というドゥーワップのアルバム。ひとり多重録音のひとりアカペラで一風変わったものだったが好評を得た。その次にやろうとしたのがこうしたビーチボーイズ系のサーフィン・ホットロッド系の作品。オリジナル・アルバムと違うアプローチでどれだけ作れるかという、簡単に言えば引き出しの多さ。音楽的に幅広くいかにアピールできるかということを考えると、ときどきこうした脇道に逸れる手段が有効だった'80年代。『ON THE STREET CORNER』は3枚、夏の『BIG WAVE』に冬の『SEASON'S GREETINGS』という作品も'90年代に作った。

・I LOVE YOU PART II
「I LOVE YOU PART II」はドゥーワップ・テイストのひとりアカペラ。CM用に作った「I LOVE YOU」にアラン・オデイが、メロディを上に作って英語の歌詞を付けたらどうだと提案してできた曲。A面の最後の曲。

・業務連絡
FM群馬では7月27日に高校野球中継があるため午後8時からの放送になる。試合が早く終わったり雨天中止の場合は通常通り午後2時からの放送。

・GIRLS ON THE BEACH
B面は全てカヴァー。もうひとつ大きな特徴はドラムもベースもひとり多重録音でやってること。「GIRLS ON THE BEACH」はビーチボーイズのカヴァー。ビーチボーイズの1964年のアルバム『ALL SUMMER LONG』に入ってる。高校のときにビーチボーイズのレコードからコーラスのコピーをして譜面を書いてたので、それをもとにアマチュア・バンドでやったり、自分でやったりしていた。プロになったきっかけは自主制作でビーチボーイズのカヴァーをやって、それが大滝詠一さんの耳に届いて、そこから声がかかって道が開けた。このアルバム『BIG WAVE』はひとり多重録音が多くて「THE THEME FROM BIG WAVE」と「MAGIC WAYS」以外は全てひとり多重録音。当時はスタジオ・ミュージシャンの全盛期だったので、誰のレコードでも同じミュージシャンが演奏しているので音が似通ってくる。ニュー・ミュージック、フォーク、ロック、アイドル歌謡もスタジオ・ミュージシャンがレコーディングしているので松田聖子さんでも南佳孝さんでもバックは同じだった。スタジオ・ミュージシャンを使うとビーチボーイズの色彩が出ないのでひとり多重録音をすることにしたという。たとえ下手でもヘタウマの色合いが大事で、これがひとり多重録音でやったいちばん大きな原因だった。

・PLEASE LET ME WONDER
B面の2曲目はビーチボーイズのアルバム『TODAY』に収められている「PLEASE LET ME WONDER」。アルバム『BIG WAVE』は達郎さんにとって最後のアナログ・レコーディング。このような音世界はもう二度と構築できない。今のプロツールスではこの空間が作れない。

・DARLIN'
B面の3曲目「DARLIN'」はシュガーベイブのときからやっていた曲。ビーチボーイズではカール・ウィルソンがヴォーカルを取っていた。

・BREAKDANCE (Previously Unreleased)
映画『BIG WAVE』は当初、サーフィン・ドキュメンタリー・オンリーの映像で構成されるはずだったのが、輸出用に長さをのばすことになり、結果的にサーフィン以外のシーンを足すことになった。映画としては焦点がぼけた感じのものになってしまった。でもサウンドトラックとしては好評で夏にずいぶん聴かれた作品になった。ボーナス・トラック7曲の中でいちばんめずらしいやつがアルバム未収録の「BREAKDANCE」。映画の中にブレイク・ダンスのシーンがあってそれ用に音を作ってくれというオファーがあり作った。「当時のテクノもののアチャラカなやつでございます。もともと収録されてる曲と指向が全然違うのでアルバムには収録しませんでした」と達郎さん。

・I LOVE YOU (Previously Unreleased Acappella 30sec. Version)
ボーナス・トラックから「I LOVE YOU」のアカペラのステレオ30秒ヴァージョン。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

07月27日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1135

2014年07月13日 | Sunday Song Book

2014年07月13日プレイリスト
「棚からひとつかみ」
1. 静かな伝説(レジェンド) / 竹内まりや 7月23日発売ニューシングル
2. DO YOUR DANCE / ROSE ROYCE "IN FULL BLOOM" '77
3. LONG DISTANCE LOVE / LATIMORE "DIG A LITTLE DEEPER" '78
4. I NEED LOVE / THE PERSUADERS "IT'S ALL ABOUT" '76
5. LET ME UP-OFF MY KNEES / LEW KIRTON "JUST ARRIVED" '80
6. YOUR EYES / THE VENTURES "SOUND OF SUMMER" '14
7. LOVE CAN GO THE DISTANCE / 山下達郎 "ON THE STREET CORNER 3" '99
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■内容の一部を抜粋
・近況
台風の被害に遭われた方へ「心よりお見舞い申し上げます」と達郎さん。
ツアーのリハーサルに入ってるので風邪にはびくびくしているという。先週の放送を聴いたリスナーから「番組はじまったときちょっと声が嗄れていた」というお便りがあったとか。リハーサルで一日6時間くらい歌ってて、本番の倍くらい声出してるので声が嗄れてるそうだ。ツアーのリハーサルも今週あたりから本格的に曲順を組み立てて行く、構成を組み立てて行くという本格的な作業に入る。リハーサルも十日くらい経って「よくこれだけ曲数がある」、「やっても、やっても、あとから出てくる」という感じで、いい加減にケリつけないと、選曲してるだけで本番が来てしまうということになるんじゃないかと思ってるとか。

・棚からひとつかみ
番組のほうはライヴのリハーサルをテンパってやってるのでレギュラー・プログラムの「棚からひとつかみ」。今週はワーナーから7月の上旬にソウルものが1,000円で再発になったので'70年代ソウルを中心にしたプログラム。

・静かな伝説(レジェンド)
まりやさんの7月23日発売のニュー・シングル「静かな伝説(レジェンド)」。フジテレビ系全国ネットの新番組「ワンダフルライフ」のテーマ・ソング。毎週日曜日の夜21時からのヒューマン・ドキュメンタリー番組。
http://www.fujitv.co.jp/wonderful-life/index.html

少しフォーク・タッチの曲で、竹内まりや作詞・作曲、山下達郎編曲。ドラムは島村英二さん、ベースは伊藤広規さん、ギターは達郎さん、ピアノは中西康晴さん、ハモンド・オルガンをセンチメンタル・シティ・ロマンスの細井豊さんに頼んでいる。間奏のハーモニカはまりやさん。

・DO YOUR DANCE
7月の上旬にワーナーからエレクトラ、アサイラムといったレーベルの'70年代ソウルが再発された。いわゆるT.K.プロダクション関連のマイアミ・ソウルの一連のものが選りすぐりで千円で発売されている。
http://wmg.jp/special/randb1000/index_3.html
http://wmg.jp/special/randb1000/index_4.html
http://wmg.jp/special/randb1000/index_5.html

ローズ・ロイスはL.A.出身の大所帯バンド。映画『カーウォッシュ』のサウンドトラックでブレイクして、1977年のアルバム『IN FULL BLOOM』(邦題「薔薇の妖精」)が実質的なデビュー作品となる。日本初CD化。プロデュースド・バイ・ノーマン・ホィットフィールド。そこからのシングル・カットで「DO YOUR DANCE」。全米ソウル・チャート4位、全米チャートでも39位のスマッシュ・ヒットになった。

EMIがユニバーサルと合併して、独禁法その他のいろいろな理由で、ビートルズはユニバーサル、それ以外のパーロフォンのレーベルはワーナーに入ってきたそうだ。ここのところEMIが配給していたT.K.プロダクション関連のマイアミ・ソウルの一連のものがワーナーにやってきた。もうすぐルーレット・レーベルがワーナーの配給となり、ドゥーワップの再発が予定されている。

・LONG DISTANCE LOVE
ラティモアはキーボード・プレーヤーでシンガー・ソングライター。マイアミ・ソウルの代表的なシンガー。1978年の5枚目のアルバム『DIG A LITTLE DEEPER』から1979年に後発シングルとしてリリースされた「LONG DISTANCE LOVE」。日本初CD化。マッスルショールズでレコーディングされている。

・I NEED LOVE
ニューヨーク出身のヴォーカル・グループ、パースエーダーズ。リード・ヴォーカルのダグラス・スコットはいい声をしている。1976年のアルバム『IT'S ALL ABOUT』は世界初CD化。1977年にシングル・カットされた「I NEED LOVE」は全米ソウル・チャート34位。

・あんず飴
リスナーから「縁日の思い出や、これだけは食べるという屋台の食べ物はありますか?」という質問。
東京は明日からお盆。下町は七月にお盆をやるとか。夏祭りがはじまっており、先週は浅草のほおずき市が賑わっていたそうだ。達郎さんは縁日のあんず飴とかソースせんべいにそそられるという。

・LET ME UP-OFF MY KNEES
西インド諸島はバルバドス出身の黒人シンガー、ルー・カートン。カナダに渡りニューヨークに降りてきた。1980年のアルバム『JUST ARRIVED』から1978年にシングル・カットされた「LET ME UP-OFF MY KNEES 」。世界初CD化。

・『BIG WAVE』30th Anniversary Edition
今年は『BIG WAVE』が30周年なので7月23日に『BIG WAVE』30th Anniversary Editionを発売する。1984年の『BIG WAVE』という同名のサーフィンのドキュメンタリー・フィルムのサウンドトラックで、A面が昨年亡くなったアラン・オデイとの共作によるオリジナル・ソング。B面はビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの作品を中心にした一人多重録音で構成された全曲英語による作品。2014年最新デジタル・リマスター、ボーナス・トラック7曲付き。詳しくはワーナーの山下達郎特別サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/

来週は発売日直前なのでミニ特集。

・Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~
今年も全国ツアーが決定した。「Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~」。マニアック・ツアーと題して普段あまりやらない曲を中心にやろうという企画。7月25日のパルテノン多摩を皮切りに10月8日の大阪フェスティバルホールまで全国14都市29公演。詳しいスケジュールは達郎さんのオフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

リスナーから「マニアック・ツアーでは具体的に何をやるの?」というお便りが殺到しているそうだ。
ここのところのレギュラー・ツアーでは定番曲を中心にした構成だったが、それだとアルバムが出たときのツアーでしかやってない曲がこぼれてしまう。今回のツアーではそんな30年ぶりとか20年ぶりに演奏する曲だけを選曲。今までライヴで一度もやってない曲や、カヴァー曲で網羅するとか、アカペラで40分といった構成ではないそうだ。来週になるとツアーの直前なので曲目も決まってるだろうから、また来週番組内でお報せするという。今日のところまだ曲がオーバーフローしてる段階だとか。

・YOUR EYES
ヴェンチャーズが『SOUND OF SUMMER』という新譜を出した。7月9日リリース。ジェリー・マッギンがリード・ギター。この中に達郎さんの曲が3曲収録されている。「THE THEME FROM BIG WAVE」、「JODY」、「YOUR EYES」。この中では意外と「YOUR EYES」が拾い物で、ジェリー・マッギンのガット・ギターが合ってる。バラード仕立てではじまって、途中からアップ・テンポになる構成。

・LOVE CAN GO THE DISTANCE
夫婦で毎週ずっと番組をいろいろ意見を言って聴いていたが、7月に奥さんが入院することになり、その奥さんが「主人ひとりで番組を聴くのは可哀想だから」と「LOVE CAN GO THE DISTANCE」をリクエスト。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

07月20日は、「BIG WAVE 30TH ANNIVERSARY EDITION ミニ特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014

2014年07月10日 | Live

坂本龍一が中咽頭ガンの治療のために
しばらくのあいだ療養生活に入ると発表しました。
http://www.commmons.com/whatsnew/artists/sakamotoryuichi/201407101307.html

先月、喉に違和感を感じ検査を受けたところ中咽頭ガンと診断されたようです。
今はまた教授の音楽が聴ける日を待ちたいという思いです。
ご快復を心よりお祈り致します。

さて、僕は4月にフェスティバルホールで行われた
「Playing the Orchestra 2014」を聴きに行きました。
このオーケストラとの共演は昨年に続いて二年連続して行われました。
もともとはフェスティバルホールがリニューアルされたときに、
ホール側からこけら落とし公演としてオーケストラとの共演を依頼されたとか。
今年はツアーで行われましたが、昨年と違って指揮も教授がひとりでしました。
今回の公演では現代音楽の作曲家、藤倉大のアレンジによる「ballet mechanique」、
「anger」がハイライトでしたね。素晴らしかった。

April 3rd, 2014 Festival Hall/Osaka-city, Osaka
Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014
1階6列36番

01: still life
02: kizuna
03: kizuna world
04: aqua
05: bibo no aozora
06: castalia
07: M04' no way out' from Miike Takashi's "ICHIMEI"
08: Ichimei

- intermission -

09: bolerish
10: happy end
11: the last emperor
12: ballet mechanique * arranged by Dai Fujikura
13: anger - from untitled 01
14: little buddah

- encore

15: yae no sakura
16: the sheltering sky
17: merry christmas mr. lawrence

Tokyo Philharmonic Orchestra
arranged by ryuichi sakamoto
conductor: ryuichi sakamoto

東京公演では新曲「Blu」が披露されたそうです。
洋服の青山と制作したスーツのプロジェクトのために作られた曲だと聞いてます。

■Blu Live Movie フル演奏篇 | 洋服の青山 公式チャンネル
コメント (2)
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Sunday Song Book #1134

2014年07月06日 | Sunday Song Book

2014年07月06日プレイリスト
「棚からひとつかみ」
1. 静かな伝説(レジェンド) / 竹内まりや 7月23日発売ニューシングル
2. BORN UNDER A BAD SIGN / ALBERT KING '67
3. I CAN'T GET ENOUGH OF YOUR LOVE / JAMES BRADLEY "JAMES BRADLEY" '79
4. AM I COLD AM I HOT / BILL HARRIS" '75
5. IT FEELS SO GOOD TO BE LOVES SO BAD / THE MANHATTANS "IT FEELS SO GOOD" '77
6. GOOD MORNING! / 宮里陽太 "プレジャー" 7月9日発売
7. JODY / 山下達郎 "BIG WAVE 30TH ANN. EDITION" 7月23日発売
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■内容の一部を抜粋
・近況
マニアック・ツアーのリハーサルがはじまったという。今年はヒット曲をやらないツアーとして企画してはじめたがなかなか大変なのだそうだ。「ライヴハウスでツアーという目論見でやれば何の問題もないんです。例えばブルース・アレイやチキンジョージでやるんでしたら全然問題ないんですけれども、そのレパートリーを持ってNHKホールと大阪フェスティバルホールでやるということになりますと、こりゃ大変、大丈夫かなぁというようなアレで、がんばってやっております。まだはじまったばっかりなので、これからもうちょっと突っ込んで、いろいろとやりたいと思いますが。夏フェスも控えておりますのでですね(笑)、うわーっとなっております。譜面書き」と達郎さん。

・棚からひとつかみ
リクエスト・カードもろくすっぽ読めない状況なので今週はレギュラー・プログラムの「棚からひとつかみ」。この間に買ったCDをひとまとめにして置いてて、それも聴けてないが、なかなかいいコンピレーションがあって、その中からピックアップして「棚からひとつかみ」。

・静かな伝説(レジェンド)
まりやさんの7年ぶりのアルバム『TRAD』(9月3日発売)に先駆けて先行シングル「静かな伝説(レジェンド)」が7月23日に発売になる。フジテレビ系のヒューマン・ドキュメンタリー「ワンダフルライフ」のテーマ・ソング。
http://www.fujitv.co.jp/wonderful-life/index.html

サザンオールスターズの桑田佳祐さん、原由子さん、まりやさん、達郎さんの4人が揃ってコーラスしている。カップリングは1978年にデビュー・シングルとして出した「戻っておいで・私の時間」の2011年ヴァージョン。2011年に伊勢丹の創業125周年を記念して作られた。もう一曲はサンデー・ソングブックの夫婦放談のネタからBOXと一緒にやったビートルズのカヴァーで「TELL ME WHY」。初回盤は映画『わたしのハワイの歩きかた』の主題歌「アロハ式恋愛指南」のミュージック・ビデオが収録されたDVD付く。

今週からフル・ヴァージョンをオンエア。

・BORN UNDER A BAD SIGN
達郎さんはとある理由によりアルバート・キングの「BORN UNDER A BAD SIGN」をよく聴いてるという。「BORN UNDER A BAD SIGN」はブッカーT.ジョーンズとウィリアム・ベルの共作。アルバート・キングはミシシッピー出身のブルース・シンガー、ギタリスト。フライングVの左利き。1967年の作品でバックはブッカーT. & MG'Sとメンフィン・ホーンズ。

・I CAN'T GET ENOUGH OF YOUR LOVE
UKのリアル・サイドというコンピレーション専門のレーベルから出た『SOUL ON THE REAL SIDE VOL.1』からミズーリー出身の黒人シンガー、ジェームス・ブラッドレーの「I CAN'T GET ENOUGH OF YOUR LOVE」。ジェームス・ブラッドレーはゴスペル出身の人なのでひじょうにいい声をしている。1979年のマラコ・レーベルから出したソロ・アルバム『JAMES BRADLEY』のB面の1曲目。作曲・プロデュースは名手フレデリック・ナイト。

・AM I COLD AM I HOT
『SOUL ON THE REAL SIDE VOL.1』からもう1曲。ビル・ハリスはどこの誰かは全くわからない。1975年に1枚だけシングルを出している。インク・スポッツのメンバー、ビル・ハリスと同じ名前だが違う人のようでもっとずっと若い人だとか。作曲・プロデュース・アレンジ、ヴァン・マッコイ。1975年のシングル「AM I COLD AM I HOT」。A面がショート・ヴァージョン、B面がロング・ヴァージョンだが、今回のコンピにはロング・ヴァージョンが収録されている。

・IT FEELS SO GOOD TO BE LOVES SO BAD
マンハッタンズの達郎さんの好きな1977年のアルバム『IT FEELS SO GOOD』が初CD化された。シングル・カットされた「IT FEELS SO GOOD TO BE LOVES SO BAD」は1977年、全米ソウル・チャート6位、全米チャート66位。テディ・ランダッツォのペンになる作品。

・竹内まりやの新曲「静かな伝説(レジェンド)」、ニュー・アルバム『TRAD』
まりやさんの新曲「静かな伝説(レジェンド)」。シングルは7月23日リリース予定。9月3日にはまりやさんのオリジナル・ニュー・アルバムが7年ぶりに発売される。タイトルは『TRAD』。7年ぶりになるので、これまで発売されたシングル、未発表曲を取り合わせて全15曲収録予定。初回限定盤にはライブ映像、ミュージック・ビデオが収録されたDVDが付く。「詳しくは竹内まりやスペシャル・サイトをご覧ください」と達郎さん。
http://wmg.jp/mariya/

・『BIG WAVE』30th Anniversary Edition
今年は『BIG WAVE』が30周年なので7月23日に『BIG WAVE』30th Anniversary Editionを発売する。1984年の『BIG WAVE』という同名のサーフィンのドキュメンタリー・フィルムのサウンドトラックで、A面が昨年亡くなったアラン・オデイとの共作によるオリジナル・ソング。B面はビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの作品を中心にした一人多重録音で構成された全曲英語による作品。2014年最新デジタル・リマスター、ボーナス・トラック7曲付き。ボートラの主なものは映画の中のブレイク・ダンスの場面用に作った曲で、マシーン・ミュージックのため他の収録曲と傾向が違うため入れなかった曲。「I LOVE YOU」というお馴染みのドゥーワップ曲はCM用に作ったためパターンがたくさんあって、中でもアカペラのパターンがきれいなので120秒と30秒の2パターンを収録。そしてこの番組のオープニング・テーマとして使用している「ONLY WITH YOU」のギター・インスト・ヴァージョン、その他カラオケ、別ヴァージョンといろいろ入ってる。ライナー、曲解説も全面的に書き直している。8月20日は180グラム重量盤2枚組仕様のアナログ・ディスクを発売。音質優先のため収録曲はオリジナルと同じ12曲でボーナス・トラックは入らない。詳しくはワーナーの山下達郎特別サイトにて。
http://wmg.jp/tatsuro/

・Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~
今年も全国ツアーが決定した。「Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~」。マニアック・ツアーと題して普段あまりやらない曲を中心にやろうという企画。7月25日のパルテノン多摩を皮切りに10月8日の大阪フェスティバルホールまで全国14都市29公演のホール・ツアー。

・夏フェス
今年は夏フェスの出演が決定している。4年ぶりとなる「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2014 in EZO」。8月16日(土)、北海道石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ。今回はマニアック・ツアーのアレなのでレッド・スター・フィールドというちょっと小さめなステージでやることになってると達郎さん。2年ぶりの「SPACE SHOWER TV 25TH ANNIVERSARY SWEET LOVE SHOWER 2014」。8月30日(土)、山梨県山中湖交流プラザきらら。詳しいスケジュールは達郎さんのオフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp

・松尾潔のメロウな日々
音楽プロデューサーでライターの松尾潔さんが初めての音楽専門書『松尾潔のメロウな日々』を5月30日にスペースシャワー・ブックスから発売した。達郎さんは頼まれて序文を書いたそうだ。好評で重版になったとか。
http://books.spaceshower.net/books/isbn-907435035

・GOOD MORNING!
ツアーで一緒に廻ってる宮里陽太くん、31歳の若いアルト・サックス、ソプラノ・サックスのプレーヤー。彼がソロ・アルバムを作った。今週、7月9日発売。PLEASUREというタイトル。冬のニューヨークで腕利きのメンバーと丁々発止でセッション。レコーディングを行ってきた。全12曲でオリジナル7曲、カヴァー5曲。「何度も申しますが、いい出来のアルバムでございまして。いわゆるフォー・ビート・ジャズのお好きな方でございましたら、うん、なかなかいい演奏だな、と唸っていただけると思います」と達郎さん。ドラムがジェフ"テイン"ワッツ、ベースがリューベン・ロジャース、ピアノがジョン・ピーズリー。達郎さんがエグセクティブ・プロデューサー。
http://www.yotamiyazato.com

今週はアルバムの中から宮里陽太くん、ベースのリューベン・ロジャース、ピアノのジョン・ピーズリーのトリオで「GOOD MORNING!」。宮崎県の都城出身で、中学、高校と通ったジャズ喫茶のマスター、今、故人になってその人に捧げた曲。

・JODY
7月23日に『BIG WAVE』30th Anniversary Editionからニュー・リマスターの音で「JODY」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

07月13日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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