Sunday Song Book #1407

2019年09月29日 | Sunday Song Book

2019年09月29日プレイリスト「リクエスト+棚からひとつかみ」
1. 旅のつづき / 竹内まりや 10月09日発売ニュー・シングル
2. CRUEL TO BE KIND / NICK LOWE '79
3. SEE SEE RIDER / THE ANIMALS '66
4. I'LL TOUCH A STAR / TERRY STAFFORD '64
5. I JUST CAN'T HELP BELIEVING / B.J.THOMAS '70
6. DAY AFTER DAY / THE REFLECTIONS '76
7. ON THE REAL SIDE / LARRY SAUNDERS '74
8. 蒼氓 / 山下達郎 "僕の中の少年" "オーパス" '88
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録。9月11日の松山市民会館がはじまる前に収録しているという。愛媛の松山、大阪のフェスティバルホール最終公演、鹿児島市民文化ホール、宮崎市民文化ホール、名古屋国際会議センチュリーホールはうまくいってるはずとのこと。本日9月29日と明日30日は金沢の本多の森ホール。今週は10月4日(金)、5日(土)は新潟県民会館。これが終わると40本で残り10本。

・PERFORMANCE 2019
全国ホール・ツアー続行中。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・旅のつづき
竹内まりやさんのニュー・シングル「旅のつづき」。10月9日発売。10月11日から全国公開となる映画『最高の人生の見つけ方』、主演は吉永小百合さんと天海祐希さん。この映画の主題歌。

・リクエスト+棚からひとつかみ
先週に引き続いて「リクエスト+棚からひとつかみ」。

・CRUEL TO BE KIND
ニック・ロウの「CRUEL TO BE KIND」は1979年、全英全米ともに12位。最近はちょっと間違えると三遊亭円丈さんのカヴァー「恋のホワン・ホワン」のほうが有名だったりする。

・SEE SEE RIDER
アニマルズの「SEE SEE RIDER」はイギリスではヒットしてないそうだ。1966年、全米10位。

・I'LL TOUCH A STAR
テリー・スタッフォードはテキサス生まれのエルヴィスのそっくりさんの歌い手。「SUSPICION」という大ヒット曲があるけれど、いわゆるワンヒット・ワンダーで、ビルボード・チャートに入ったのは2曲だけ。セカンド・ヒットの「I'LL TOUCH A STAR」は1964年、全米25位。

・GUILD D-50
リスナーから「達郎さんところのギターに岡林信康さんのもののギターがあるそうだけど本当ですか?」という質問。
「あの、岡林信康さんが使っていたギルドのですね、D-50というギター。'80年代から'90年代の中頃までは全てのレコーディングはそれで演奏しておりましたけれど、えっと、ひび入っちゃったんですよね。それでおんなじ音が出なくなったんで、今は同じD-50ですけれどもね、割と新しい年度のギターを使ってます。すごくいい音がしたギターなんですけれども。とても残念なんですが、経年変化というやつで。日本は寒暖の差と、あと湿度の差がすごく激しいのでですね、楽器の保管にひじょうに気を使います。どんなに気を使ってもそうなってしまうんですね」と達郎さん。

・I JUST CAN'T HELP BELIEVING
テリー・スタッフォードと同じく、B.J.トーマスもテキサス出身。1970年、全米9位の「I JUST CAN'T HELP BELIEVING」。バリー・マンとシンシア・ワイルの名作。

・名前の由来
秋田県横手市の超常連のリスナーから「おふたりの名前の由来を教えて下さい」という質問。納涼夫婦放談のときに来たお便りだそうだ。
「竹内まりやの名前は国際的に通用する名前にしたいというお父さんの意図だそうですが。私は辰年に生まれるはずだったのが巳年になってしまったんです、ふふふ。そういう適当なアレです(笑)。発達の達なので発達するというアレだそうです。父親の言い草なので。どこまで正確かわかりませんがですね、そう言っておりました」と達郎さん。

・DAY AFTER DAY
ザ・リフレクションズはニューヨークの黒人4人組のヴォーカル・グループ。もともとゴスペル・グループから出てきたので歌唱力が素晴らしい。1975年に出たアルバム『LOVE ON DELIVERY』は昔はレアで高額商品だった。今はCD化されて誰でも聴くことができる便利な世の中になった。そこからのシングル・カット「DAY AFTER DAY」は1976年、全米ソウル・チャート37位。プロデュースはJ.R. ベイリーとケン・ウィリアムスとジェローム・ギャスパー、アレンジはバート・デコトー。

・「旅のつづき」追加情報
竹内まりやさんの新曲「旅のつづき」は10月9日発売。10月11日から全国公開となる映画『最高の人生の見つけ方』。2007年にロブ・ライナー監督、モーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンが出演して作られた映画のリメイクで、これを女性版に仕立て直して吉永小百合さんと天海祐希さんのストーリーに変更している。シングルの初回盤は広末涼子さん主演でYouTubeで公開しているショート・ムービー『Turntable』がDVDとして付属している。また初回盤・通常盤どちらにも来年4月に開催される竹内まりや40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」の応募ハガキが封入されている。

・竹内まりや40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」
40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」LIVE Turntableの開催が決定した。東京と大阪にて実施。40周年記念アルバム『Turntable』の初回プレスに参加のための応募券が封入されている。
東京:2020年4月18日(土) Zepp Tokyo
大阪:2020年4月24日(金) Zepp Namba
詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・追加公演
PERFORMANCE 2019の追加公演を新装された渋谷公会堂、LINE CUBE SHIBUYAで11月11日(月)、12日(火)に行う。

・こけら落とし公演
12月1日(日)に熊本に新しいホールがオープンする。熊本城ホールのメインホールのこけら落とし公演を行うことが決まった。PERFORMANCE 2019の実質的な千穐楽になるそうだ。

9月24日(火)午後3時から、中止になった7月12日(金)、13日(土)の中野サンプラザ公演のチケット購入者を対象にした先行受付を行っていたが、締切が9月30日(月)の午後6時までとなっている。異なる会場での開催、会場押さえとメンバーの押さえがここしかできなくて振替公演でないため、そして中野サンプラザに比べるとキャパが少ないので抽選となるそうだ。また渋谷公会堂は終演時間にものすごい厳しい制約があって、平日の公演ながら両日18時開演で行うことになったという。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・ON THE REAL SIDE
今日ただひとつの「棚つか」。ラリー・サンダースは盲目の黒人シンガー。彼の1974年のシングル「ON THE REAL SIDE」。先週オンエアしたリトル・ドゥーリーの「(IT'S GOT TO BE) NOW OR NEVER」を書いたトミー・キースが曲、プロデュースとアレンジも手掛けている。

・蒼氓
1988年のアルバム『僕の中の少年』収録の「蒼氓」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2019年10月06日は、引き続き「リクエスト+棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sunday Song Book #1406

2019年09月22日 | Sunday Song Book

2019年09月22日プレイリスト「リクエスト+棚からひとつかみ」
1. 旅のつづき / 竹内まりや 10月09日発売ニュー・シングル
2. BABY COME BACK / THE EQUALS '68
3. I CAN HEAR MUSIC / THE BEACH BOYS '69
4. (IT'S GOT TO BE) NOW OR NEVER / LITTLE DOOLEY '72
5. MERRY GO ROUND / PERFECT TOUCH '80
6. I COULD WRITE A BOOK / FRANK SINATRA "PAL JOEY" '57
7. LONGING/LOVE / GEORGE WINSTON "AUTUMN" '84
8. S.O.S. / WINFIELD PARKER '71
9. FORTY MILES OF BAD ROAD / DUANE EDDY '59
10. スプリンクラー / 山下達郎 "オーパス" '83
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているそうだ。9月7日から8日にかけて関東を直撃した台風の直後に録っているとか。「なんかすごい風で、私の知り合い、千葉ですけれども、停電で井戸水を電気で組み上げてるので、水が出ない、電気が出ないという、そういう感じでございます。被災された方、たくさんいらっしゃいます。お見舞い申し上げます。ちょっと遅ればせながらお見舞い申し上げます。こういうのリアルタイムだと、もうちょっと切実に申し上げられるのですが、なかなか。でもその分ツアー頑張っておりますので(笑)」と達郎さん。神戸国際会館、市川市文化会館、NHKホールが終わったところで番組を収録しているので、9月11日(水)の松山市民会館。15日(日)、16日(祝・月)の大阪フェスティバルホール、19日(木)の鹿児島市民文化ホール、21日(土)の宮崎市民文化ホールはうまくいってるはずとのこと。今週は9月24日(火)、25日(水)が名古屋国際会議場センチュリーホール。「お出でのみなさま、大きなホールでございます。お待ち申し上げております」と達郎さん。

・PERFORMANCE 2019
全国ホール・ツアー続行中。6月から振替、追加公演の12月まで6ヶ月間、27都市51公演。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・リクエスト+棚からひとつかみ
前倒しのため予測がつかないのでこんなときは「棚からひとつかみ」なのだが、リクエストカードが多いのでリクエストを中心に「リクエスト+棚からひとつかみ」。

・旅のつづき
10月11日から全国公開となる映画『最高の人生の見つけ方』。2007年にロブ・ライナー監督、モーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンが出演して作られた映画のリメイクで、これを女性版に仕立て直して吉永小百合さんと天海祐希さんのストーリーに変更している。

●映画『最高の人生の見つけ方』
http://wwws.warnerbros.co.jp/saikonojinsei/

主題歌の「旅のつづき」は10月9日発売。今週初オンエア。

・BABY COME BACK
イコールズはイギリスの5人組のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。1968年のデビュー曲「BABY COME BACK」は全英NO.1、全米チャート32位。白人黒人混成のグループなのでイコールズという名前がついているそうだ。

・I CAN HEAR MUSIC
'60年代後半のビーチボーイズはカール・ウィルソンがリーダーシップを取っていた。ザ・ロネッツのカヴァー「I CAN HEAR MUSIC」はカール・ウィルソン自らプロデュースして1969年、全米24位。

・(IT'S GOT TO BE) NOW OR NEVER
相変わらず旅の空でもぽつぽつレコードを買ってるそうだ。最近買ったリトル・ドゥーリー。サウスカロライナ出身の黒人シンガーで、ディープなものもメロウなものもどっちも歌える人だそうだ。1972年にフィラデルフィアでレコーディングした「(IT'S GOT TO BE) NOW OR NEVER」。プロデュース&アレンジがボビー・マーティン。曲を書いてるのはモーメンツ関係、フィリー関係、ニューヨーク関係でたくさん曲を書いてるギタリストでアレンジャーのトミー・キース。「(IT'S GOT TO BE) NOW OR NEVER」は1972年、最初はレッドルービーというインディーで発売され、ノースベイというフィラデルフィアのもうちょっと大きなインディーに買われたそうだ。レコードは何種類もあるがいちばん最初のやつを手に入れたのでうれしいのでかけるとか。

・MERRY GO ROUND
次もスウィート・ソウルもの。デトロイトのグループでパーフェクト・タッチは全くプロフィールがわからない人たち。1980年に出たアルバムがCD化されてだいぶ聴けるようになったとか。達郎さんが昔買ったシングルはセコハンなのでボロボロになり、最近オリジナル・シングルを買い直したという。1980年の「MERRY GO ROUND」。

・I COULD WRITE A BOOK
「井上ひさしベスト・エッセイ」で取り上げられていたので聴いてみたいというリクエスト。ブロードウェイ・ミュージカル「PAL JOEY」。初演は1940年で主演はジーン・ケリーだった。作曲はリチャード・ロジャースとロレンツ・ハート。その後、何度も再演されたが1952年のハロルド・ラング主演が評判になった。1957年に映画化されてフランク・シナトラとキム・ノヴァクが出演。邦題は『夜の豹』で、フランク・シナトラはこれでゴールデン・グローブを獲った。その中の代表曲で「I COULD WRITE A BOOK」。今日は映画版のオリジナル・サウンドトラックからフランク・シナトラの歌をオンエア。

・「旅のつづき」追加情報
竹内まりやさんの新曲「旅のつづき」は10月9日発売。シングルの初回盤は広末涼子さん主演でYouTubeで公開しているショート・ムービー『Turntable』がDVDとして付属している。また初回盤・通常盤どちらにも来年4月に開催される竹内まりや40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」の応募ハガキが封入されている。

・竹内まりや40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」
40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」LIVE Turntableの開催が決定した。東京と大阪にて実施。40周年記念アルバム『Turntable』の初回プレスに参加のための応募券が封入されている。
東京:2020年4月18日(土) Zepp Tokyo
大阪:2020年4月24日(金) Zepp Namba
詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・追加公演
PERFORMANCE 2019の追加公演を新装された渋谷公会堂、LINE CUBE SHIBUYAで11月11日(月)、12日(火)に行う。

・こけら落とし公演
12月1日(日)に熊本に新しいホールがオープンする。熊本城ホールのメインホールのこけら落とし公演を行うことが決まった。PERFORMANCE 2019の実質的な千穐楽になるそうだ。

明後日9月24日(火)午後3時から、中止になった7月12日(金)、13日(土)の中野サンプラザ公演のチケット購入者を対象にした先行受付を行う。異なる会場での開催のため、振替公演でないために抽選となるそうだ。中野サンプラザに比べるとキャパが少ないとか。9月30日(月)の午後6時まで。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・グランメゾン東京
10月20日(日)からTBS系の日曜劇場の新番組『グランメゾン東京』がスタートする。主演は木村拓哉さん。出演は木村拓哉さん、鈴木京香さん、玉森裕太さん、尾上菊之助さん、及川光博さん、沢村一樹さん。このドラマの主題歌を達郎さんが担当することになった。タイトルは「RECIPE(レシピ)」。
https://www.tbs.co.jp/grandmaisontokyo/

詳しくはワーナーミュージックの山下達郎サイトにて。
https://wmg.jp/tatsuro/

・LONGING/LOVE
リスナーからの問い合わせのリクエスト。ジョージ・ウィンストンは1980年代にニューエイジ・ミュージックと呼ばれる環境音楽をウィンダムヒル・レーベルから出して大変な人気を取った。1984年にリリースされたアルバム『AUTUMN』はアメリカでプラチナ・アルバムになった。その中から「LONGING/LOVE」は日本ではクルマのCMに使われた。今日は「LONGING/LOVE」のCMサイズをオンエア。

・S.O.S.
豊中市のリスナーからウィンフィールド・パーカーの曲にリクエスト。ボルチモア出身の黒人ソウル・シンガー。1971年、全米ソウル・チャート48位の「S.O.S.」。この曲だけコンピレーションCDにしか入ってないそうだ。

・FORTY MILES OF BAD ROAD
兵庫県宝塚市のリスナーからのリクエストはサーフィン・ホットロッドのインストゥルメンタル・バンド、ザ・ライヴリー・ワンズの「FORTY MILES OF BAD ROAD」。深夜放送で番組の合間によくかかっていた曲。リクエストしたリスナーからのハガキを読んで達郎さんは手に入れたと解釈し、今日は「FORTY MILES OF BAD ROAD」のオリジナル、デュアン・エディの1959年、全米9位の「FORTY MILES OF BAD ROAD」を代わりにオンエア。バス・ドラムの前にマイクを立てた最初期のレコーディングだと言われている。

・スプリンクラー
リクエストしたリスナーは事情があって月に二度数時間しか外出できないという。たまたまサンソンを聴いて心が癒やされたそうだ。1983年のシングル「スプリンクラー」。

番組の終わりに
「前倒しなので(笑)、本当に情けないですけれど。今月はちょっとライヴがタイトなので頑張ってやりたいと思います。お身体お大事に、さようなら」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2019年09月29日は、引き続き「リクエスト+棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sunday Song Book #1405

2019年09月15日 | Sunday Song Book

2019年09月15日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. SEPTEMBER / 竹内まりや '79
2. HOLY GHOST / THE BAR-KAYS '78
3. DO YOU KNOW WHAT I MEAN / LEE MICHAELS '71
4. WATCHING YOU / SLAVE '80
5. SAGINAW COUNTY LINE / GENERAL JOHNSON "GENERALLY SPEAKING" '72
6. THAT'S THE WAY IT WILL STAY / TOMORROW'S PROMISE '74
7. BEST THING FOR ME / HARRY RAY '74
8. 孤独の世界 / ジ・アマリーズ '69
9. 僕の中の少年 / 山下達郎 "僕の中の少年" '88
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
先週に引き続いて今週もFM OH!のスタジオにて収録とのこと。番組は8月25日(日)の大阪フェスティバルホール公演が終わったところで前倒し収録しているそうだ。8月30日(金)、31日(土)の神戸国際会館、9月3日(火)は市川市文化会館、6日(金)、7日(土)はNHKホール、11日(水)は愛媛の松山市民会館。うまくいってるはずとのこと。本日15日(日)、明日16日(祝・月)は大阪の最終公演でフェスティバルホール。「お出でくださるみなさま、お待ち申し上げております」と達郎さん。今週は九州に行って19日(木)は鹿児島市民文化ホール、21日(土)は宮崎市民文化ホール。ツアーも佳境に入ってきた。

・PERFORMANCE 2019
全国ホール・ツアー続行中。6月から振替、追加公演の12月まで6ヶ月間、27都市51公演。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・棚からひとつかみ+リクエスト
長旅になってきたので音源を持って歩くのが大変なのと、番組1400回記念の鰻の蒲焼の香りの入浴剤や『TURNTABLE』発売記念のトートバッグ、リユース・ボトルのプレゼント希望のハガキがたくさん届いており、ハガキの整理が追いつかないのと、リクエストのチェックができないので、今週は「棚からひとつかみ+リクエスト」。

・SEPTEMBER
超常連のリスナーからたくさんのリクエスト。「遅くなりましたが」と達郎さん。

・HOLY GHOST
メンフィスのファンク・バンド、ザ・バーケイズ。オーティス・レディングの飛行機事故でメンバーを亡くしてもめげずに再結成した歴史の長い偉大なバンド。1978年、全米ソウル・チャート9位の「HOLY GHOST」。

・DO YOU KNOW WHAT I MEAN
ウェスト・コーストのオルガニストでシンガーのリー・マイケルズ。ドラムと二人の編成でライヴをするそうだ。リー・マイケルズの最大のヒット曲「DO YOU KNOW WHAT I MEAN」は1971年、全米6位。

・WATCHING YOU
8月11日の放送でオーラの「ARE YOU SINGLE?」のリクエストがあり、久しぶりに聴いていいなと思ったそうだ。今日はオーラをプロデュースしたスティーヴ・ワシントンが在籍していたファンク・バンドのスレーヴをかけることにしたとか。スレーヴの代表作の一曲「WATCHING YOU」は1981年、全米ソウル・チャート6位、全米チャート78位。マーク・アダムスのぶっといベースの音が売り。この曲が収録されているアルバム『STONE JAM』のジャケットも素晴らしいと達郎さん。

・コンサート・ツアーの必需品
相模原市の超常連のリスナーから納涼夫婦放談のときにもらったハガキ。「お二人に質問ですがコンサート・ツアーのときに必ず持っていくものはなんですか?」という質問。
まりやさんはiPod、バスソルトの入浴剤、アロマオイル(ラベンダー系)、それとちゃんちゃんこ(首を守るためと肩を冷やさないため)。達郎さんは5つ又のコンセント。USBのハブを挿してiPod、ケータイなどのありとあらゆる電化製品を充電するので、これがなければツアーはできないそうだ。

・SAGINAW COUNTY LINE
ジェネラル・ジョンソンがチェアメン・オブ・ザ・ボード時代に出したソロ・アルバム『GENERALLY SPEAKING』(1972年)から「SAGINAW COUNTY LINE」。達郎さんが二十代の頃に聴いていたレコードに、二十代のリスナーからリクエストがきたとか。

・THAT'S THE WAY IT WILL STAY
番組スタート当時から聴いてるという新潟市のヘビー・リスナーからのリクエスト。トゥモロウズ・プロミスはボルティモアの黒人ヴォーカル・グループ。1974年のシングル「THAT'S THE WAY IT WILL STAY」は全米ソウル・チャート59位。

・竹内まりや40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」
40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」LIVE Turntableの開催が決定した。東京と大阪にて実施。40周年記念アルバム『TURNTABLE』の初回プレスに参加のための応募券が封入されている。
東京:2020年4月18日(土) Zepp Tokyo
大阪:2020年4月24日(金) Zepp Namba
詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・宮里陽太クァルテット with 佐橋佳幸 NEW RETRO CLUB チャリティ・ライヴ
達郎さんのライヴで一緒にやっているサックスの宮里陽太さん。彼は宮崎県の出身。今月9月20日(金)に宮崎県のWEATHER KINGでライヴを行う。宮里陽太クァルテット with 佐橋佳幸、ドラムの小笠原拓海さんも参加して5人でのライヴ。もともとはこのライヴ、宮崎市のNEW RETRO CLUBという宮里陽太さんのホームグラウンドで行う予定だったが、8月11日に火災で全焼して当日のライヴが開催できなくなり、代わりに同じ宮崎市内のWEATHER KINGでライヴを行うことになったが、NEW RETRO CLUBを救済するためのチャリティ・ライヴになった。「全員ノーギャラでの参加でございます。ですので是非とも、みなさん参加いただいて、宮崎の伝統あるライヴハウスを少しでもですね、手助けしてあげてください。よろしくお願いします」と達郎さん。詳しくは宮里陽太オフィシャルサイトにて。
http://www.yotamiyazato.com

・BEST THING FOR ME
達郎さんが最近買ったシングル。達郎さんはニュージャージーのスウィート・ソウル、特にジョージ・カー、シルヴィア・ロビンソンといったところが大好きなのだとか。ニュージャージーを代表するスウィート・ソウル・グループのモーメンツのリード・ヴォーカル、ハリー・レイの1974年のソロ・シングル「BEST THING FOR ME」はモーメンツの曲をそのままハリー・レイの名義で出しただけなのだという。

・孤独の世界
川崎市のリスナーからのリクエスト。P.F.スローンの「孤独の世界(From A Distance)」を日本人のカレッジ・フォーク・バンド、ジ・アマリーズがカヴァーしている。ジ・アマリーズは早稲田の学生バンドで、先輩のバンドにザ・リガニーズというのがあって、その弟バンド。1969年のシングル「孤独の世界」。余談だがザ・リガニーズとジ・アマリーズはのちに合体してフォーク・グループの猫になる。

・僕の中の少年
京都市の19歳のリスナーからのリクエスト。1988年のアルバム『僕の中の少年』からタイトル・ソングの「僕の中の少年」。

番組の終わりに
「いよいよライヴは後半戦に突入しております。お出でのみなさま、お待ち申し上げております。なにしろ(笑)、前倒しすぎて(笑)、何も言えない(笑)。それが心苦しい。みなさま、くれぐれもお身体お大事に」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2019年09月22日は、引き続き「棚からひとつかみ+リクエスト」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sunday Song Book #1404

2019年09月08日 | Sunday Song Book

2019年09月08日プレイリスト「リクエスト特集」
1. セルフカヴァー・マスターエディット・10連発 / 竹内まりや "ターンテーブル" 09月04日発売 '81
2. DANCE WITH ME / THE PERSUASIONS "WE STILL AIN'T GOT NO BAND" '73
3. IT'S AS EASY AS 1-2-3 / JILL GIBSON '64
4. SHA LA LA / MANFRED MANN '64
5. FRESH AIR / QUICKSILVER MESSENGER SERVICE '70
6. LOVE THEME FROM "SUNFLOWER" / HENRY MANCINI '70
7. KEEP IT COMING / LEOLA JILES '67
8. MELODY FAIR / THE BEE GEES '69
9. さよなら夏の日 / 山下達郎 "アルチザン" "オーパス" '82
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
番組は大幅に前倒しで収録しているそうだ。8月25日(日)の大阪フェスティバルホール公演が終わったところで、FM OH!のスタジオにて収録とのこと。一昨年も大阪で収録したことがあったとか。8月30日(金)、31日(土)の神戸国際会館、9月3日(火)は本来ツアー初日だった市川市文化会館の振り替え公演、6日(金)、7日(土)はNHKホール。以上この間の5本はうまくいってるはずとのこと。今週は9月11日(水)が愛媛の松山市民会館。ツアーは神戸で折り返しになった。

・追加公演
達郎さんが風邪を引いたため7月12日(金)、13日(土)の中野サンプラザ公演が中止になった。中野サンプラザとメンバーのスケジュールを検討したが合う日がなく、これまでいろいろとやってきたが、11月11日(月)、12日(火)に東京のLINE CUBE SHIBUYA、新装オープンした渋谷公会堂二日間が取れたそうだ。ところが渋谷公会堂は終演時間にものすごい厳しい制約があって、平日の公演ながら両日18時開演で行うことになったという。メンバーのスケジュールとホールのスケジュールが合致したのはこの二日間だけ。追加公演というかたちで確保したとか。チケットの発売は9月の下旬。

・こけら落とし公演
12月1日(日)に熊本に新しいホールがオープンする。熊本城ホールのメインホールのこけら落とし公演を行うことが決まった。PERFORMANCE 2019の実質的な千穐楽になるそうだ。こちらもチケットの発売は9月の下旬。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・PERFORMANCE 2019
全国ホール・ツアー続行中。全国ホール・ツアー続行中。6月から振替、追加公演の12月まで6ヶ月間、27都市51公演。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・セルフカヴァー・マスターエディット・10連発
3週間かけて竹内まりやさんをゲストに迎えての納涼夫婦放談は先週9月4日発売の『TURNTABLE』を中心にしたプログラムだった。発売されたばかりなので後追いプロモーション。竹内まりや40周年記念アルバム『TURNTABLE』は全62曲収録。全曲紹介しきれなかったのでマスターエディットというメドレー形式で、達郎さんがエディットしたやつをオンエアした。DISC1、DISC2、DISC3、それぞれのマスターエディットはネットで公開中。今日はその中からDISC2。竹内まりやさんがいろいろな人に提供した楽曲のセルフ・カヴァー。セルフカヴァー・マスターエディット・10連発。

・DANCE WITH ME
今週はリクエスト特集。その前に、アメリカの'70年代以降でアカペラ・グループとして最も有名なグループのひとつ、ザ・パースエイジョンズ。グループのリーダーでリード・ヴォーカルのジェリー・ローソンが7月10日に亡くなった。ギラン・バレー症候群だった。享年75歳。「このグループがなかったら私もアカペラ本当にやったかどうかわからないです」と達郎さん。20枚以上アルバムを残したが、今日はその中からまだCDになってない1973年の『WE STILL AIN'T GOT NO BAND』からドリフターズの1959年のヒット曲のカヴァー「DANCE WITH ME」。

・IT'S AS EASY AS 1-2-3
サーフィン・ホットロッド系のリクエスト。ジル・ギブソンはジャン&ディーンのジャン・ベリーのガールフレンド。作曲能力が優れていて、後にママス&パパスのメンバーになった。ジル・ギブソンのソロ名義のシングルで1964年の「IT'S AS EASY AS 1-2-3」。

・SHA LA LA
マンフレッド・マンはイギリスの5人組。初代ヴォーカル、ポール・ジョーンズ時代の大ヒット。1964年、全英3位、全米12位の「SHA LA LA」。シュレルズとの競作シングル。

・FRESH AIR
クイック・シルバー・メッセンジャー・サービスの1970年のアルバム『JUST FOR LOVE』からのシングル・カットで全米49位の「FRESH AIR」。

・LOVE THEME FROM "SUNFLOWER"
二十代のリスナーから「ひまわりがモチーフになってる達郎さんが好きな曲」というリクエスト。1970年のヴィットリオ・デ・シーカ監督の映画『ひまわり』の主題歌でヘンリー・マンシーニ・オーケストラの「LOVE THEME FROM "SUNFLOWER"」。

・今後の予定
来週は久しぶりに「棚からひとつかみ」。達郎さんが最近買ったレコードを中心に。

・竹内まりや40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」
40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」LIVE Turntableの開催が決定した。東京と大阪にて実施。40周年記念アルバム『TURNTABLE』の初回プレスに参加のための応募券が封入されている。
東京:2020年4月18日(土) Zepp Tokyo
大阪:2020年4月24日(金) Zepp Namba
詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・宮里陽太クァルテット with 佐橋佳幸 NEW RETRO CLUB チャリティ・ライヴ
達郎さんのライヴで一緒にやっているサックスの宮里陽太さん。彼は宮崎県の都城出身。今月9月20日(金)に宮崎県のWEATHER KINGでライヴを行う。宮里陽太クァルテット with 佐橋佳幸、ドラムの小笠原拓海さんも参加して5人でのライヴ。もともとはこのライヴ、宮崎市のNEW RETRO CLUBという宮里陽太さんのホームグラウンドで行う予定だったが、8月11日に火災で全焼して当日のライヴが開催できなくなり、代わりに同じ宮崎市内のWEATHER KINGでライヴを行うことになったが、NEW RETRO CLUBを救済するためのチャリティ・ライヴになった。「全員ノーギャラでの参加でございます。ですので是非とも、みなさん参加いただいて、宮崎の伝統あるライヴハウスを少しでもですね、手助けしてあげてください。よろしくお願いします」と達郎さん。詳しくは宮里陽太オフィシャルサイトにて。
http://www.yotamiyazato.com

・KEEP IT COMING
兵庫県川西市の超常連のリスナーからのリクエストでレオラ・ジャイルスの「KEEP IT COMING」。レオラ・ジャイルスはアポラスという女性3人組の黒人ヴォーカル・グループのメンバー。大変歌の上手い人だが、なかなかヒット曲に恵まれないけれど作品は素晴らしい。ソロ名義でワーナーから発売された1967年のシングル。さすがにオリジナル・シングルは達郎さんも持ってないとか。2000年代に再発されたCDにアンダブド・ヴァージョン、ダビングが全部行われてないヴァージョンが収録されているという。達郎さんの手元にはこれしかないそうだ。

・MELODY FAIR
映画『小さな恋のメロディー』のサウンドトラックに収録されたビージーズの「MELODY FAIR」。日本では大ヒットで50万枚ぐらい売れた記録が残っている。「前奏の3小節目で曲が若干ぶれる」というリスナーからの質問に答えて。「聴いてみました。結論から申しますと、3小節目のあたまのところですね、イントロの。そこのストリングスが走ってるんですよ。テンポが。なので(笑)、ぶれてる、正にそうなんですけれど。せっかくなのでおかけしましょう」と達郎さん。「MELODY FAIR」はビージーズの1969年のアルバム『ODESSA』に収録。その後、1971年に映画『小さな恋のメロディー』に使用された。

・さよなら夏の日
超常連のリスナーからリクエストが集まった「さよなら夏の日」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2019年09月15日は、「棚からひとつかみ+リクエスト」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sunday Song Book #1403

2019年09月01日 | Sunday Song Book

2019年09月01日プレイリスト
「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. SUMMER VACATION / 村田和人&竹内まりや "MY CREW" '84
2. DON'T IT MAKE MY BROWN EYES BLUE / 竹内まりや "ターンテーブル" 09月04日発売 '80
3. カヴァーズ・オブ・ザ・ビートルズ・マスターエディット・12連発 / 竹内まりや WITH BOX "ターンテーブル" 09月04日発売 '81
4. MUSICIAN (IT'S NOT AN EASY LIFE) / 竹内まりや "ターンテーブル" 09月04日発売 '86
5. (I LOVE YOU) FOR SENTIMENTAL REASONS / 竹内まりや "ターンテーブル" 09月04日発売 '87
6. COMMENT TE DIRE ADIEU~さよならを教えて / 竹内まりや "ターンテーブル" 09月04日発売 '94
7. CHE VUOLE QUESTA MUSICA STASERA~ガラスの部屋 / 竹内まりや "ターンテーブル" 09月04日発売 '14
8. FOR YOUR LOVE / 竹内まりや DUET WITH 山下達郎 "ターンテーブル" 09月04日発売 '14

【TURNTABLE / 竹内まりや Disc 3】
≪カヴァーズ・オブ・ザ・ビートルズ・マスターエディット・12連発≫
01. NO REPLY
02. DEVIL IN HER HEART
03. DRIVE MY CAR
04. NOWHERE MAN
05. I'M HAPPY JUST TO DANCE WITH YOU
06. YOU'RE GOING TO LOSE THAT GIRL
07. THE NIGHT BEFORE
08. ONE AFTER 909
09. IF I FELL
10. YOUR MOTHER SHOULD KNOW
11. THIS BOY
12. TELL ME WHY
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているそうだ。8月24日(土)、25日(日)の大阪フェスティバルホール、30日(金)、31日(土)の神戸国際会館はうまくいってるはずとのこと。今週は9月3日(火)が本来ツアー初日だった市川市文化会館の振り替え。6日(金)、7日(土)がNHKホール。関西エリアのツアーが終わって、また東京周辺に戻ってきた。「初日目当てのみなさま、お待たせしました。かなりまとまってまいりましたので、がっかりするかもしれません(笑)。何を言ってんだ。あははは」と達郎さん。

・PERFORMANCE 2019
全国ホール・ツアー続行中。6月から振替、追加公演の12月まで6ヶ月間、27都市51公演。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)
今年は竹内まりやさんがデビュー40周年なので、3週に渡って「納涼夫婦放談」。40周年記念アルバム『TURNTABLE』全62曲を先々週から特集している。今週は『TURNTABLE』のDISC3。DISC3はまりやさんの好きな曲。洋楽のカヴァーがずらりと並ぶ。もともとはサンデー・ソングブックでレーザー・カラオケを使用していたが、いくらなんでも音質が悪いので、だったら録ろうということになり、いろいろなバンドを呼んだり、仲間と一緒にセッションをした音源。納涼夫婦放談や年忘れ夫婦放談で披露したけれどほとんど初CD化。25曲収録しているが22曲が初CD。

・SUMMER VACATION
夏のおわりなので故村田和人さんとまりやさんのデュエットで「SUMMER VACATION」。

・DON'T IT MAKE MY BROWN EYES BLUE
『TURNTABLE』のDISC3はすべて洋楽のカヴァー。クリスタル・ゲイルの1977年の「DON'T IT MAKE MY BROWN EYES BLUE」をカヴァー。8月17日にオンエアされたミュージック・フェアで、まりやさんはこの曲を歌ったが、佐橋佳幸さんにバンマスを頼み、ドラムは島村英二さん、ベースは高水"大仏"健司さん、あとは達郎バンドの佐橋佳幸さん、柴田俊文さん、難波弘之さん、三谷泰弘さん、ハルナさん、ENAさんというメンツ。「緊張しました」とまりやさん。

・カヴァーズ・オブ・ザ・ビートルズ・マスターエディット・12連発
『TURNTABLE』のDISC3は『LONGTIME FAVOURITES』のいわば延長戦。『LONGTIME FAVOURITES』ではやれなかったバンドもの、ビートルズ、イーグルス、ザ・バンドを全部入れたそうだ。25曲収録だがそのうちの半分12曲がビートルズのカヴァー。ビートルズはキーが高いのでまりやさんのようなアルトの人はキーが丁度いいのだという。すべてオリジナル・キーでまりやさんは歌ってるとか。一緒にやっているのが杉真理さん率いるBOX。今回はマスター・エディットでオンエア。

・MUSICIAN (IT'S NOT AN EASY LIFE)
ウエスト・コーストのシルヴァーというバンドのカヴァーで「MUSICIAN (IT'S NOT AN EASY LIFE)」。まりやさんはこの曲をステージでもやりたくて弾き語りでやっていたという。今回は難波弘之さんがキーボードを担当している。ミュージシャンはつらい職業だ、悲しみや痛みを内にこもらせていると歌われる悲しい歌。曲を書いたブレント・ミッドランドは30代で若くして亡くなっている。「みんな身につまされるんですよ、この歌」と達郎さん。1976年の曲で時代はディスコが隆盛を極め、それまでのシンガー・ソングライターが淘汰されてゆく空気感が出ているとか。

・(I LOVE YOU) FOR SENTIMENTAL REASONS
『TURNTABLE』のDISC3で重要な位置を占めているのが、今は亡き松木恒秀さん。これが最後のレコーディングになったそうだ。今回、What is HIP?のメンバーとともにレコーディングした4曲を収録。公式でも最後のレコーディング(遺作)になった「(I LOVE YOU) FOR SENTIMENTAL REASONS」。この曲では松木恒秀さんが多重録音でコーラスもしているが、「後で達郎にかぶせてもらっといてね」と言っていたとか。達郎さんはベースのパートを付けたという。「(I LOVE YOU) FOR SENTIMENTAL REASONS」は1945年に書かれた曲で、翌年の1946年にナット・キング・コールがヒットさせ、NO.1を6週続けた。達郎さんの世代はサム・クックのヴァージョンで、松木恒秀さんはエラ・フィッツジェラルドのヴァージョンで知っていたそうだ。村上"PONTA"秀一さん、高水"大仏"健司さん、野力奏一さん、松木恒秀さんのフォー・リズム。

・『TURNTABLE』発売記念プレゼント
今回、漫画家のヤマザキマリさんにまりやちゃんキャラクターを書いてもらって、『TURNTABLE』の初回限定盤にイラスト入りのブックレットとして封入されるが、そのイラスト付きのトートバッグを20名にプレゼント。もうひとつは『TURNTABLE』のロゴが入ったリユースボトルを20名。合計40名の方にプレゼント。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

・竹内まりや40周年記念グッズ
エコ・バッグ、レコード・コースターをオフィシャル・サイトにて販売。また受注生産で「まりやちゃんかるた」。漫画家のヤマザキマリさんにまりやちゃんキャラクターを書いてもらった読み札に、まりやさん自身がそれを読んだCD付き。竹内まりや40周年記念アルバム『TURNTABLE』の発売日9月4日になったら、竹内まりやオフィシャル・サイトにアップする予定。詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・竹内まりや40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」
40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」LIVE Turntableの開催が決定した。東京と大阪にて実施。40周年記念アルバム『TURNTABLE』の初回プレスに参加のための応募券が封入されているそうだ。
東京:2020年4月18日(土) Zepp Tokyo
大阪:2020年4月24日(金) Zepp Namba
詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・竹内まりや Music & Life 〜40年をめぐる旅〜
今年、竹内まりやさんがNHK総合で3月26日、11年ぶりにテレビ出演した「竹内まりや Music & Life 〜40年をめぐる旅〜」の再放送&拡張完全版の放送が決定した。BSプレミアで9月7日(土)、21時から22時30分。前回40分のオンエアが90分と大幅にボリュームアップ。これまで未公開だった「シングル・アゲイン」や「告白」のライヴ映像が初公開される。詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・追加公演
達郎さんが風邪を引いたため7月12日(金)、13日(土)の中野サンプラザ公演が中止になった。中野サンプラザとメンバーのスケジュールを検討したが合う日がなく、これまでいろいろとやってきたが、11月11日(月)、12日(火)に東京のLINE CUBE SHIBUYA、新装オープンした渋谷公会堂二日間が取れたそうだ。ところが渋谷公会堂は終演時間にものすごい厳しい制約があって、平日の公演ながら両日18時開演で行うことになったという。メンバーのスケジュールとホールのスケジュールが合致したのはこの二日間だけ。追加公演というかたちで確保したとか。チケットの発売は9月の下旬。

・こけら落とし公演
12月1日(日)に熊本に新しいホールがオープンする。熊本城ホールのメインホールのこけら落とし公演を行うことが決まった。PERFORMANCE 2019の実質的な千穐楽になるそうだ。こちらもチケットの発売は9月の下旬。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・COMMENT TE DIRE ADIEU~さよならを教えて
フランワーズ・アルディの「COMMENT TE DIRE ADIEU~さよならを教えて」のカヴァー。1968年の作品で歌詞はセルジュ・ゲンズブール。アレンジは牧戸太郎さんでほぼ完コピだとか。

・CHE VUOLE QUESTA MUSICA STASERA~ガラスの部屋
1970年のレイモンド・ラヴロック主演の映画『ガラスの部屋』の主題歌「CHE VUOLE QUESTA MUSICA STASERA~ガラスの部屋」のカヴァー。「ヒロシです」でお馴染みのカンツォーネをヤマザキマリさんの発音指導で歌ったそうだ。まりやさんは映画『ガラスの部屋』を観に行ったというが全然面白くなく、主題歌だけが印象に残っているという。

・FOR YOUR LOVE
『TURNTABLE』のDISC3はこの他にもディズニー映画『ダンボ』の「BABY MINE」のイングリッシュ・ヴァージョンや、ジャズがいろいろ入っていて「FLY ME TOO THE MOON」や「SCOTCH AND SODA」、「CRY ME A RIVER」、あとザ・バンドの「OUT OF THE BLUE」、「TEQUILA SUNRISE」、「 SOUTHBOUND TRAIN」と五目味。
最後は達郎さんとまりやさんのデュエットで「FOR YOUR LOVE」。10年以上前に一発録りしたという。「FOR YOUR LOVE」はエド・タウンゼントという作曲家が1958年にトップテン入りさせた曲を、1967年に男女デュオのピーチズ&ハーブが取り上げて全米20位。ピーチズ&ハーブは1980年代に「REUNITED」という曲をヒットさせたが、そのときと女の人が違うそうだ。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2019年09月08日は、「棚からひとつかみ+リクエスト」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする