2019年09月29日プレイリスト「リクエスト+棚からひとつかみ」
1. 旅のつづき / 竹内まりや 10月09日発売ニュー・シングル
2. CRUEL TO BE KIND / NICK LOWE '79
3. SEE SEE RIDER / THE ANIMALS '66
4. I'LL TOUCH A STAR / TERRY STAFFORD '64
5. I JUST CAN'T HELP BELIEVING / B.J.THOMAS '70
6. DAY AFTER DAY / THE REFLECTIONS '76
7. ON THE REAL SIDE / LARRY SAUNDERS '74
8. 蒼氓 / 山下達郎 "僕の中の少年" "オーパス" '88
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録。9月11日の松山市民会館がはじまる前に収録しているという。愛媛の松山、大阪のフェスティバルホール最終公演、鹿児島市民文化ホール、宮崎市民文化ホール、名古屋国際会議センチュリーホールはうまくいってるはずとのこと。本日9月29日と明日30日は金沢の本多の森ホール。今週は10月4日(金)、5日(土)は新潟県民会館。これが終わると40本で残り10本。
・PERFORMANCE 2019
全国ホール・ツアー続行中。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp
・旅のつづき
竹内まりやさんのニュー・シングル「旅のつづき」。10月9日発売。10月11日から全国公開となる映画『最高の人生の見つけ方』、主演は吉永小百合さんと天海祐希さん。この映画の主題歌。
・リクエスト+棚からひとつかみ
先週に引き続いて「リクエスト+棚からひとつかみ」。
・CRUEL TO BE KIND
ニック・ロウの「CRUEL TO BE KIND」は1979年、全英全米ともに12位。最近はちょっと間違えると三遊亭円丈さんのカヴァー「恋のホワン・ホワン」のほうが有名だったりする。
・SEE SEE RIDER
アニマルズの「SEE SEE RIDER」はイギリスではヒットしてないそうだ。1966年、全米10位。
・I'LL TOUCH A STAR
テリー・スタッフォードはテキサス生まれのエルヴィスのそっくりさんの歌い手。「SUSPICION」という大ヒット曲があるけれど、いわゆるワンヒット・ワンダーで、ビルボード・チャートに入ったのは2曲だけ。セカンド・ヒットの「I'LL TOUCH A STAR」は1964年、全米25位。
・GUILD D-50
リスナーから「達郎さんところのギターに岡林信康さんのもののギターがあるそうだけど本当ですか?」という質問。
「あの、岡林信康さんが使っていたギルドのですね、D-50というギター。'80年代から'90年代の中頃までは全てのレコーディングはそれで演奏しておりましたけれど、えっと、ひび入っちゃったんですよね。それでおんなじ音が出なくなったんで、今は同じD-50ですけれどもね、割と新しい年度のギターを使ってます。すごくいい音がしたギターなんですけれども。とても残念なんですが、経年変化というやつで。日本は寒暖の差と、あと湿度の差がすごく激しいのでですね、楽器の保管にひじょうに気を使います。どんなに気を使ってもそうなってしまうんですね」と達郎さん。
・I JUST CAN'T HELP BELIEVING
テリー・スタッフォードと同じく、B.J.トーマスもテキサス出身。1970年、全米9位の「I JUST CAN'T HELP BELIEVING」。バリー・マンとシンシア・ワイルの名作。
・名前の由来
秋田県横手市の超常連のリスナーから「おふたりの名前の由来を教えて下さい」という質問。納涼夫婦放談のときに来たお便りだそうだ。
「竹内まりやの名前は国際的に通用する名前にしたいというお父さんの意図だそうですが。私は辰年に生まれるはずだったのが巳年になってしまったんです、ふふふ。そういう適当なアレです(笑)。発達の達なので発達するというアレだそうです。父親の言い草なので。どこまで正確かわかりませんがですね、そう言っておりました」と達郎さん。
・DAY AFTER DAY
ザ・リフレクションズはニューヨークの黒人4人組のヴォーカル・グループ。もともとゴスペル・グループから出てきたので歌唱力が素晴らしい。1975年に出たアルバム『LOVE ON DELIVERY』は昔はレアで高額商品だった。今はCD化されて誰でも聴くことができる便利な世の中になった。そこからのシングル・カット「DAY AFTER DAY」は1976年、全米ソウル・チャート37位。プロデュースはJ.R. ベイリーとケン・ウィリアムスとジェローム・ギャスパー、アレンジはバート・デコトー。
・「旅のつづき」追加情報
竹内まりやさんの新曲「旅のつづき」は10月9日発売。10月11日から全国公開となる映画『最高の人生の見つけ方』。2007年にロブ・ライナー監督、モーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンが出演して作られた映画のリメイクで、これを女性版に仕立て直して吉永小百合さんと天海祐希さんのストーリーに変更している。シングルの初回盤は広末涼子さん主演でYouTubeで公開しているショート・ムービー『Turntable』がDVDとして付属している。また初回盤・通常盤どちらにも来年4月に開催される竹内まりや40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」の応募ハガキが封入されている。
・竹内まりや40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」
40周年スペシャル企画「ライブハウスでまりやに会おう」LIVE Turntableの開催が決定した。東京と大阪にて実施。40周年記念アルバム『Turntable』の初回プレスに参加のための応募券が封入されている。
東京:2020年4月18日(土) Zepp Tokyo
大阪:2020年4月24日(金) Zepp Namba
詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com
・追加公演
PERFORMANCE 2019の追加公演を新装された渋谷公会堂、LINE CUBE SHIBUYAで11月11日(月)、12日(火)に行う。
・こけら落とし公演
12月1日(日)に熊本に新しいホールがオープンする。熊本城ホールのメインホールのこけら落とし公演を行うことが決まった。PERFORMANCE 2019の実質的な千穐楽になるそうだ。
9月24日(火)午後3時から、中止になった7月12日(金)、13日(土)の中野サンプラザ公演のチケット購入者を対象にした先行受付を行っていたが、締切が9月30日(月)の午後6時までとなっている。異なる会場での開催、会場押さえとメンバーの押さえがここしかできなくて振替公演でないため、そして中野サンプラザに比べるとキャパが少ないので抽選となるそうだ。また渋谷公会堂は終演時間にものすごい厳しい制約があって、平日の公演ながら両日18時開演で行うことになったという。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp
・ON THE REAL SIDE
今日ただひとつの「棚つか」。ラリー・サンダースは盲目の黒人シンガー。彼の1974年のシングル「ON THE REAL SIDE」。先週オンエアしたリトル・ドゥーリーの「(IT'S GOT TO BE) NOW OR NEVER」を書いたトミー・キースが曲、プロデュースとアレンジも手掛けている。
・蒼氓
1988年のアルバム『僕の中の少年』収録の「蒼氓」。
■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2019年10月06日は、引き続き「リクエスト+棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp