Sunday Song Book #1541

2022年04月24日 | Sunday Song Book

2022年04月24日プレイリスト「山下達郎ライブでリクエスト特集」
1. SPARKLE (LIVE) / 山下達郎 "19/06/14 岩手県民会館"
2. 土曜日の恋人(LIVE) / 山下達郎 "16/03/04 金沢歌劇座"
3. 君は天然色 (LIVE) / 山下達郎 "19/09/24 名古屋国際会議場 センチュリーホール"
4. プラスティック・ラブ (LIVE) / 山下達郎 "86/07/30 中野サンプラザ"
5. BLUE VELVET (LIVE) / 山下達郎 "18/10/04 大阪フェスティバルホール"
6. THE WAR SONG (LIVE) / 山下達郎 "17/08/31 長野・ホクト文化ホール"
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■内容の一部を抜粋
・近況
6月22日に発売される11年ぶりのオリジナル・アルバム『SOFTLY』の取材がはじまり、現在は新聞、雑誌などの活字メディアを毎日やってるとのこと。5月には全国ホール・ツアーのリハーサルがはじまる。

・山下達郎ライヴでリクエスト特集
番組はずっとリクエスト特集が続いているが、いよいよスケジュールが詰まってきて、更に今週は恐怖の聴取率週間。こんなときはライヴ・ソースをオンエアするのだけれど、リクエスト特集をやってきたので、今週は「山下達郎ライヴでリクエスト特集」。先週、うっかりと口を滑らせたら、リクエストが番組29年半の歴史の中で最も多かったという。番組の聴取者が増えたことを実感しているそうで、うれしい悲鳴をあげているとか。とても一週間では間に合わないので今週来週の二週間使って「山下達郎ライヴでリクエスト特集」。こうした突然決まったライヴ特集ではソースが全てP.A.OUT。

・SPARKLE(LIVE)
いちばん多かったリクエストは「SPARKLE」。2019年6月14日に岩手県民会館で行われたライヴから。

・土曜日の恋人(LIVE)
「土曜日の恋人」は1985年のシングルだが、ようやく2010年代になってライヴで再現できるようになったそうだ。2016年3月4日に金沢歌舞伎座で行われたライヴから。



・君は天然色(LIVE)
2番目に多かったリクエストは大滝詠一さんのカヴァーで「君は天然色」。今回オンエアするソースは以前番組でオンエアしたもので、2019年9月24日に名古屋国際会議場センチュリーホールで行われたライヴから。
曲をかけ終えて。
「これアコギ(アコースティック・ギター)を自分で弾きながら歌うのが、結構難しんです。タイムをキープしながらなんですけど。歌をわりと粘らないと大滝さんの感じにならないんで、結構(笑)、ギターのタイムをキープしながら少し歌を(笑)、こう粘るというのが結構難しい(笑)、記憶がありますが。また機会があればライヴでやってみたいと思います。次のライヴ・アルバム作るときにはどうしようかなと思っていて。カヴァーはカヴァーでまとめようかなとか、いろんなこと考えておりますが、『JOY 2』作るときに。え〜、もう前のアルバム、ライヴ・アルバム『JOY』作ってから30年以上経ってしまいましたので。また早いとこやんないといけませんがですね。なんといってもオリジナル・アルバム11年後(笑)。何をやってるんだ! スイマセン。自分でつっこんで自分で謝ってる。自虐ネタ。でも大瀧詠一さんお亡くなりになって来年で10年ですから。早いものであります。え〜、感慨無量」と達郎さん。



・プラスティック・ラヴ(LIVE)
「プラスティック・ラヴ」もリクエストが多い。達郎さんがやってる「プラスティック・ラヴ」にたくさんのリクエストが来ているけれど、ライヴの意見がまとまってないため、誰も望んでいない古い音源を今週はオンエア。青山純さんが存命のときの80年代のソース。銀組がはじまった90年代の初期に『JOY』が出たばかりだったので『JOY』じゃないやつというご所望が多かった。そのときによくかけていたソース。ライヴ・アルバム『JOY』に収録されているのは1986年7月31日の中野サンプラザホール。その1日前、1986年7月30日に中野サンプラザで行われたライヴから。シングアロングの段取りがきれいな31日のテイクを採用したが、グルーヴは同じ。達郎さんはまだ33歳で、青純は20代なのでイケイケ。



・山下達郎ライヴでリクエスト特集
来週も「山下達郎ライヴでリクエスト特集」。でも来週からはじまるツアーのリハーサルの準備があるので、今週分とまとめ録りしていることから、今からのリクエストは来週には反映されないとのこと。
いよいよライヴの準備のため、この二年間続けてきたメールでの受け付けを一旦停止するそうだ。ツアーがはじまったら、物理的にスケジュールが詰まってきて、メールのチェックができないのでハガキ・オンリーに戻るとのこと。11月にツアーが終われば、またメールでの受け付けを再開する予定。とりあえずハガキは続行している。ハガキが続く限りはハガキでと粘っていくとか。

・ニュー・アルバム『SOFTLY』
ニュー・アルバム『SOFTLY』が6月22日に発売。11年ぶりのオリジナル・アルバムで通算14枚目のオリジナル・アルバム。シングル「RECIPE」、「ミライのテーマ」、「REBORN」、「CHEER UP! THE SUMMER」、「光と君へのレクイエム」、全て入っていてニュー・ミックス。オーディオのスペックを上げる目的で、聴感や印象はそんなに変わらないそうで音質向上している。初回盤のCDは二枚組、通常盤のCD、アナログ・レコード(15曲入りなので二枚組)、カセットテープという4形態で発売する。なぜかカセットテープが好評なのだとか。初回盤のみボーナス・ディスクが付いていて、2021年12月3日にTOKYO FMホールで行われた番組1500回記念のアコースティック・ライヴの音源を7曲収録。
詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月19日(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。6月公演のチケットの一般発売日は5月6日(金)からはじまる。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・BLUE VELVET(LIVE)
神奈川県藤沢市のリスナーから2018年に大阪のフェスティバルホールで行われたライヴの「BLUE VELVET」にリクエスト。歌が終わった後の水を打ったような静寂、その後のどどどどという喝采の嵐をもう一度聴いてみたいとのこと。「P.A.OUTでどこまで伝わるかわかりません(笑)。遠くにお客さんの拍手が聴こえます」と達郎さん。2018年10月4日に大阪のフェスティバルホールで行われたライヴから、ひとりアカペラの「BLUE VELVET」。



時間がなくなり本当は「PAPER DOLL」をかけたかったが入らなかった。この続きは来週とのこと。

・THE WAR SONG(LIVE)
「世界中がひじょうに不安な時代であります。戦争が長引きつつありまして犠牲も増えております。いろんなところで、いろんな方々が、いろんなことを仰っておりますけれども、そう簡単に今の情報社会、本当のことがこっちのほうに伝わってくるとは思えませので、あくまで冷静に物事を見ていかねばならないという。世界中のニュース・ソースからいろんなことを学んで行かなければなんないような、そういう感じがいたしますが。いずれにしろ平和を願う気持ちは世界の人々みんな同じであります。今、取材をする中で1986年の『POCKET MUSIC』というアルバムに入っておりますTHE WAR SONGの話題をしますと、若い新聞の記者の方とかはTHE WAR SONGをご存知ないという、そういう方もいらっしゃいますので。今日はそれをかけたいと思います。時節柄たくさんリクエストいただきました」と達郎さん。
2017年8月31日に長野のホクト文化ホールで行われたライヴから。この年のツアーの千穐楽の演奏で、このライヴ・ソースは初出になるとか。



■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年05月01日は、引き続き「山下達郎ライブでリクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1540

2022年04月17日 | Sunday Song Book

2022年04月17日プレイリスト「リクエスト特集」
1. MAGIC TOUCH (おうちカラオケ) / 山下達郎 '20
2. GOOD MORNING SCHOOLGIRL / SONNY BOY WILLIAMSON I '37
3. YOU AND ME / THE MOODY BLUES "SEVENTH SOUJURN" '72
4. MY TURN TO SHINE / C# SHARP '86
5. TRAVELING BOY / ART GARFUNKEL "ANGEL CLARE" '73
6. ELI'S COMING / AFFINITY "AFFINITY" '72
7. SUMMER CONNECTION (SINGLE VERSION) / 大貫妙子 '77
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録。ニュー・アルバム『SOFTLY』の取材がはじまったそうだ。このご時世なので東京で全て行っているとか。地方のラジオ局に行くことができず東京中心なので、体は楽だけれどその代わり数が増えているという。

・リクエスト特集
5月になればツアーのリハーサルもはじまるので、その準備もあって、今週も番組は「リクエスト特集」。連続6回目。

・MAGIC TOUCH
愛媛県喜多郡のリスナーから2020年にオンエアされたおうちカラオケ・ヴァージョンの「MAGIC TOUCH」のリクエスト。

・GOOD MORNING LITTLE SCHOOL GIRL
たまにはブルースではじまるのはどうかと達郎さん。しかも戦前のブルース。1937年のレコーディング。サニー・ボーイ・ウィリアムソンには同名の人がいるので、俗にサニー・ボーイ・ウィリアムソン Iと呼称される。ハーモニカ・プレーヤーとしての抜群のテクニックと歌でのちにたくさん影響を与えた。「GOOD MORNING LITTLE SCHOOL GIRL」はのちに星の数ほどカヴァーが生まれた。その最初のレコーディングで和暦だと昭和12年。達郎さんの世代ではテン・イヤーズ・アフターで聴いたとか。

・YOU AND ME
この曲も番組では初オンエア。1972年のムーディー・ブルースのアルバム『SEVENTH SOJOURN』に入ってる「YOU AND ME」。

・ニュー・アルバムに関する質問
静岡県伊東市のリスナーから「アルバムの曲順はどのようにして決めるのですか?」という質問。
昔のLPは10曲入で片面5曲、両面で10曲なので結構考えたそうだが、CDになり直線で入るから、何が11曲で何が12曲か、わからないから適当なんだという。迷ったら迷っただけなので、最後はえいやという感じ。

・MY TURN TO SHINE
C# SHARPは男性3人組の写真が写っているピクチャー・スリーブのシングルがある。1986年の作品で「MY TURN TO SHINE」。当時はとっても高かったので、あの当時一所懸命買ったという。この曲も初オンエア。

・TRAVELING BOY
アート・ガーファンクルの1973年のソロ・デビュー・アルバム『ANGEL CLARE』からポール・ウィリアムスとロジャー・ニコルスの名作「TRAVELING BOY」。
曲のエンディングの途中で、「これ素晴らしいんだけれどもエンディングが長いんですね。これ多分ヘッド・アレンジでやってると思うんですよね。だから途中で乗ってしまいます。しかもこれがアルバムの1曲目だという。1曲目からくどい! そういう感じでございます。でも素晴らしい(笑)。ふふふ。どっちなんだ」と達郎さん。

・山下達郎ライヴ・リクエスト特集
来週は恐怖の聴取率週間なのでリクエスト特集は山下達郎のリクエスト特集。「ライヴのリクエスト特集」。
5月にツアーのリハーサルがはじまったら、この二年間続けてきたメールでの受け付けを一旦停止するそうだ。ツアーがはじまったら、とても肉体的にチェックができないのでハガキ・オンリーに戻るとのこと。11月にツアーが終われば、またメールでの受け付けを再開する予定。あと数週間でメール受け付けは一旦停止になる。

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月19日(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。チケットの一般発売日等は山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・ニュー・アルバム『SOFTLY』
ニュー・アルバム『SOFTLY』が6月22日に発売。11年ぶりのオリジナル・アルバムで通算14枚目のオリジナル・アルバム。シングル「RECIPE」、「ミライのテーマ」、「REBORN」、「CHEER UP! THE SUMMER」、「光と君へのレクイエム」、全て入っていて、新曲も入って全15曲。初回盤のCDは二枚組、通常盤のCD、アナログ・レコード(15曲入りなので二枚組)、カセットテープという4形態で発売する。初回盤のみボーナス・ディスクが付いていて、2021年12月3日にTOKYO FMホールで行われた番組1500回記念のアコースティック・ライヴの音源を7曲収録。カセットテープが好評だという。
詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

・ハルナ Live 「Hometown in April 2022」
達郎さんのライヴでコーラスを担当しているソプラノ・トップのハルナさん。昨年から引き続いてライヴをやっている。今月4月22日(金)もアコースティック・ライヴで、バックを務めるのが達郎さんのツアーのメンバーでギターの佐橋佳幸さんとキーボードの柴田俊文さん。目黒ブルースアレイジャパンで開催。チケットは絶賛発売中。配信も行う。詳しくはハルナさんのオフィシャルサイトにて。
http://haruna.cc

まもなく発売されるハルナさんのアルバムに達郎さんがコーラスで2曲に参加。詳しいことがわかればインフォメーションするとのこと。

・ELI'S COMIN
先週、難波弘之さんからDMでリクエストが届いたそうだ。アフィニティという70年代の頭に活動していたイギリスのジャズ・ロックの範疇に入るグループ。最初はインストばかりだったが、リンダ・ホイルという女性ヴォーカリストが入ってからヴォーカルものが入り、スタジオ・アルバムが一枚だけで出た。アルバム『AFFINITY』からローラ・ニーロのカヴァーで「ELI'S COMIN」をリクエスト。スリー・ドッグ・ナイトでヒットした、もともとはローラ・ニーロのカヴァー。
曲をかけ終えて。
アフィニィティのメンバーのレイトン・ナイーフは、のちにUKソウルのアレンジャー、プロデューサー、作家として活躍する。

・船頭小唄
福岡県の超常連のリスナーから「達郎さんはときどきメロディが頭の中に浮かんで、しばらくリピートすることがありますか? この現象をボブ・ディラン・シンドロームと言うとか言わないとか。達郎さんもありますか? あるのでしたらどんな曲ですか?」と言う質問。
達郎さんは毎日あるという。ふっとメロディが鳴り出すと、それが延々と繰り返す。昔、大滝詠一さんと新春放談をやってるときに話したことがあるけれど、いきなり船頭小唄が頭の中に出てきて、一日中、♪おれは河原の〜 どうすんだという。そういうことがあるそうだ。

・サマー・コネクション
ドイツのハンブルクからメールが届いたという。22歳のマリックさんが大貫妙子さんの「サマー・コネクション」(1977年)をシティー・ポップの名曲としてリクエスト。この曲を聴くといつも美しい夏の日が浮かんでくるそうだ。今日は達郎さんの好きなシングル・ヴァージョン。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2022年04月24日は、「山下達郎ライブでリクエスト特集」
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Sunday Song Book #1539

2022年04月10日 | Sunday Song Book

2022年04月10日プレイリスト「リクエスト特集」
1. OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース) / 山下達郎 ニュー・アルバム"SOFTLY" 6月22日発売
2. WHY DON'T WE FALL IN LOVE / JOHN VALENTI "ANYTHING YOU WANT" '76
3. KEEPIN' LOVE NEW / HOWARD JOHNSON '82
4. THE DREAM OF KINGS / FRANKIE VALLI "THE DREAM OF KINGS" '69
5. THE ONE YOU LOVE / GREN FREY '82
6. SECRET LOVE / DORIS DAY '54
7. THANK YOU MR. MOON / THE BLUE SONNETS '63
8. 蒼氓 / 山下達郎 "僕の中の少年" "オーパス" '88
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■内容の一部を抜粋
・近況
6月22日に11年ぶりのオリジナル・アルバム『SOFTLY』が発売になるのでまもなく取材がはじまるそうだ。5月からは全国ホール・ツアーのリハーサルもはじまるので、その前にできることはやってしまおうということで、いよいよ忙しくなる。

・リクエスト特集
そんなわけで番組はずっとリクエスト特集。3月13日以来、連続5回目。週を重ねるごとにリクエストがじわじわ増えてきて、昨日リストアップしたら60数曲上がってきて、それをリマスターしていたら朝までかかったという。

・OPPRESSION BLUES (弾圧のブルース)
6月22日リリースのオリジナル・アルバム『SOFTLY』に収録されている「OPPRESSION BLUES (弾圧のブルース)」。

・WHY DON'T WE FALL IN LOVE
ジョン・バレンティはシカゴ生まれ。ドラマーでスタートしたけれど、歌が歌いたくて、ひじょうにスティービー・ワンダーに影響を受けた人なので、日本では「白いスティービー」とキャッチフレーズがついていた。1976年に出したアルバム『ANYTHING YOU WANT』のタイトル・ソングが全米で37位。この曲一発だけチャートイン。このアルバムの中から「WHY DON'T WE FALL IN LOVE」にリクエスト。

・KEEPIN' LOVE NEW
次もブラコン関係。ハワード・ジョンソンはマイアミの人で元ナイトフライトのメンバー。のちにソロに転身した。1982年のアルバム『KEEPIN' LOVE NEW』はプロデュースド・バイ・カシーフ。アルバムのタイトル・ソングで全米ソウル・チャート47位の「KEEPIN' LOVE NEW」。

・A DREAM OF KINGS
フランキー・ヴァリでいちばんレアな一曲「A DREAM OF KINGS」。1969年のアンソニー・クイン主演の同名の映画『A DREAM OF KINGS』、邦題は『オリンポスの詩』。その主題歌が「A DREAM OF KINGS」。

・楽器のメンテナンス
「A DREAM OF KINGS」をリクエストしたリスナーから、達郎さんはギターのメンテナンスを定期的に行うのか、ライヴ・ツアーのときに行うのかとの質問。
楽器は道具なので、必ずツアーの前にメンテナンスをして、ツアーが終わった後にもメンテナンスに出すそうだ。

・THE ONE YOU LOVE
グレン・フライの1982年のアルバム『NO FUN ALOUD』からのシングル・カットで全米15位の「THE ONE YOU LOVE」。

・ニュー・アルバム『SOFTLY』
6月22日に11年ぶりのオリジナル・アルバム『SOFTLY』が発売される。通算14枚目のオリジナル・アルバムで、この10年間のシングル、「RECIPE」、「ミライのテーマ」、「REBORN」、「CHEER UP! THE SUMMER」、「光と君へのレクイエム」、全て入って、新曲も入れて全15曲。アルバムを出してない10年間でハードウェアもソフトウェアも全て新しくなっており、それに合わせて既発のシングル曲、新曲も含めて全てミックスをやり直したという。演奏をやり直したのではなくミックスをやり直して、オーディオのスペックを上げることに努力したとか。初回盤のCDは二枚組、通常盤のCD、アナログ・レコード(15曲入りなので二枚組)、カセットテープという4形態で発売する。初回盤CDのみボーナス・ディスクが付いていて、2021年12月3日にTOKYO FMホールで行われた番組1500回記念のアコースティック・ライヴの音源を7曲収録。詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月19日(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。チケットの一般発売日等は山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・アメリカン・ポップ・ミュージックの発展を担った若き作曲家たち
番組ではすっかりお馴染みになった宮治淳一さんが早稲田大学のエクステンションセンターで社会人向けの公開講座、講演をすることになった。4月25日から5月14日まで全3回。定員50名でタイトルは「アメリカン・ポップ・ミュージックの発展を担った若き作曲家たち」。詳しくは早稲田大学のエクステンションセンターのホームページにて。
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/54626/

・親知らず
先週は前倒し収録だったので触れられなかった達郎さんの親知らず。現在は痛みが取れて、歯医者さんからは、レコーディングが一段落したことで、そういうリラックスした状態のときなどに痛くなるものだと言われたそうだ。「でも抜かなきゃなんないんでしょかね?」と聞くと「まぁ大丈夫じゃないですか」とそういうユルイお医者さんだったとか(笑)。「なのであまり大騒ぎしなくてすみそうです。また気をつけたいと思います。やっぱりこうテンパった後にグッと力が抜けるとそういうことになるらしいです」と達郎さん。

・SECRET LOVE
達郎さんの生まれた1953年の映画『カラミティ・ジェーン』。ドリス・デイのヒット作で、主題歌がシングル・カットされて、1954年に全米NO.1。アカデミーのソング・オブ・イヤーにも輝いた有名な曲「SECRET LOVE」。

・THANK YOU MR. MOON
ブルース・ソネッツはニューヨークのホワイト・ドゥー・ワップ・グループ。1963年のシングル「THANK YOU MR. MOON」はボブ・フェルドマン、ジェリー・ゴールドスタイン、リチャード・ゴッテラーの作曲家チームの作品。イースト・コーストのソングライター・チームでストレンジラヴスに曲を提供している。彼らのプロダクションによるシングルでトーケンズ、フォー・シーズンズを意識したサウンドになっている。1962年にブルックリンで結成されたグループだと考えられる。

今日はドリス・デイ以外は番組で初めてかかる曲ばっかり。
来週は都合があって番組は前倒しで収録するそうだ。

・蒼氓
大阪府枚方市のリスナーから長いお便りとリクエスト。今日の最後はお馴染み「蒼氓」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2022年04月17日は、引き続き「リクエスト特集」
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Sunday Song Book #1538

2022年04月03日 | Sunday Song Book
2022年04月03日プレイリスト「リクエスト特集」
1. DREAMING GIRL / 山下達郎 "オーパス" "コージー" '96
2. SHOW AND TELL / AL WILSON '73
3. LIGHT SINGS / THE FIFTH DIMENSION "LOVES, LINES, ANGLES AND RHYMES" '71
4. MAKE IT WITH YOU / BREAD '70
5. LOOK WHAT YOU'RE DOING TO THE MAN / MELBA MOORE "LOOK WHAT YOU'RE DOING TO THE MAN" '72
6. I'M JUST A SHOULDER TO CRY ON / SOUL CHILDREN "FINDERS KEEPERS" '76
7. THE GREEN LEAVES OF SUMMER / NELSON RIDDLE ORCH. '60
8. DOWNTOWN / 山下達郎 "2019/09/11 松山市民会館"
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているという。
サンデー・ソングブックはもともとはサタデー・ソングブックとして1992年10月に放送がスタートして、この4月で放送29年半を迎えることになった。今年10月にはいよいよ30周年を迎えることになる。この番組はオールディーズの番組で、オールディーズとは古い曲のことで、古くてもいい曲、"OLDIES BUT GOODIES"という呼び方をするけれど、古いけれどいい曲をかける番組。山下達郎自身の新譜、関係各位、そうしたものの新譜がかかることもあるけれど、基本的には"OLDIES BUT GOODIES"、古いけれどもいい曲をかける番組。台本、そういうものはなく、完全家内製手工業の番組で、ディレクターの山岸くんと、技術の丸山くん、そしてナレーションの編集をしているオオツカくん、達郎さんの4人だけで制作をしている。

・リクエスト特集
11年ぶりのニュー・アルバムがリリース、3年ぶりの全国ホール・ツアーの開催で、このところバタバタしているそうだ。今週もリクエスト特集。

・DREAMING GIRL
季節柄明るめの曲でとのこと。「DREAMING GIRL」。

・SHOW AND TELL
アル・ウィルソンの「SHOW AND TELL」は1973年、全米NO.1のミリオンセラー。同じ曲に二人からリクエストが来たとか。最近は一人一曲なので二人は珍しいパターンだという。「それだけでかけちゃう」と達郎さん。

・毎朝食べるもの
千葉県野田市の超常連のリスナーから「達郎さんは毎朝食べるものがありますか?」という質問。
豆腐と納豆、サラダだとか。

・LIGHT SINGS
フィフス・ディメンション、1971年のアルバム『LOVES, LINES, ANGLES AND RHYMES』からのシングル・カットで全米44位の「LIGHT SINGS」。

・MAKE IT WITH YOU
ブレッド、1970年のファースト・ヒットで全米NO.1のミリオンセラーになった「MAKE IT WITH YOU」。
曲をかけ終えて。「ふむ。久しぶりに聴くといいわ〜。ブレッド、MAKE IT WITH YOUでございました。デヴィッド・ゲイツ」と達郎さん。

・クルマ
熊本県阿蘇市のリスナーから「達郎さんはクルマを運転しますか? クルマの中で音楽を聴きますか? どんな音楽を聴きますか?」という質問。
達郎さんは18歳の誕生日に免許の申し込みをしたとか。クルマの中で音楽は当然聴くけれど大体ラジオで、FEN、今のAFNとか、自分のモバイルに入ってる落語。落語は寝るとき、起きるときにも聴いてるそうだ。

・LOOK WHAT YOU'RE DOING TO THE MAN
メルバ・ムーアはブラック・ビューティーの代表格。1972年のアルバム『LOOK WHAT YOU'RE DOING TO THE MAN』のタイトル曲「LOOK WHAT YOU'RE DOING TO THE MAN」。

・I'M JUST A SHOULDER TO CRY ON
ソウル・チルドレンの1976年の名盤『FINDERS KEEPERS』に入ってる「I'M JUST A SHOULDER TO CRY ON」。いわゆるキープくんにされた男の歌。俺はお前が泣く肩を貸してるだけのやつなんだ、でも俺がいなくなったらそのうちお前は困るんだぞという内容の歌。素晴らしいトラック。

・今後の予定
そろそろ取材が入ってくる日程なので、当分リクエスト特集が続くそうだ。

・ニュー・アルバム『SOFTLY』
兼ねてからアルバムが完成したのに言えないと話していたが発売日が6月22日に決定した。11年ぶりのオリジナル・アルバムでタイトルは『SOFTLY』。あんまり内容はソフトじゃないけれどでも『SOFTLY』。通算14枚目のオリジナル・アルバムで、「寡作でございます、私」と達郎さん。この10年間にシングルは何枚も出していて、「RECIPE」、「ミライのテーマ」、「REBORN」、「CHEER UP! THE SUMMER」、「光と君へのレクイエム」、全て入っていて、新曲も入って全15曲。アルバムを出してない10年間でレコーディングのノウハウが変わって、今まで出したシングルのスペックがちょっと物足りないので、既発曲、新曲も含めて全てミックスをやり直したという。演奏をやり直したのではなくミックスをやり直して、オーディオのスペックを上げることに努力したとか。ハイブリッドになっているそうだ。初回盤のCD、通常盤のCD、アナログ・レコード(15曲入りなので二枚組)、カセットテープという4形態で発売する。初回盤のみボーナス・ディスクが付いていて、2021年12月3日にTOKYO FMホールで行われた番組1500回記念のアコースティック・ライヴの音源を7曲収録。Latest Liveで、ホールでライヴが行われていたら入れたかったけれど、コロナ禍でアコースティック・ライヴが直近のライヴになり、その音源から選曲して初回盤のボーナス・ディスクに付く。この数週間番組でオンエアした「OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース)」もオリジナル・アルバムに収録している。
詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月19日(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。チケットの一般発売日等は山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・THE GREEN LEAVES OF SUMMER
上田市の超常連のリスナーから映画『アラモ』の主題歌で「遙かなるアラモ」、ネルソン・リドル・オーケストラの「THE GREEN LEAVES OF SUMMER」のリクエスト。ハーモニカはジェリー・アドラーで、リクエストしたリスナーが初めて買ったレコードだという。映画『アラモ』はジョン・ウェインが心血を注いだ映画で主題歌の「THE GREEN LEAVES OF SUMMER」、邦題「遙かなるアラモ」はブラザース・フォアで大ヒットしている。リクエストしたリスナーは何故かネルソン・リドル・オーケストラの「THE GREEN LEAVES OF SUMMER」を所望。因縁めいた話だけど作曲したディミトリー・ティオムキンはウクライナ生まれのユダヤ人。革命でアメリカに逃れて映画音楽の大作曲家になった人。最初に映画『アラモ』のために作った曲はジョン・ウェインが気に入らなくて、作り直した曲はウクライナの民謡を使ってアレンジした。ティオムキンのオリジナルではないので、アカデミー賞の作曲賞にノミネートされたが、ティオムキンがそれをメンションして受賞には至らなかったという。

・DOWNTOWN
今日の最後は2019年9月11日に松山市民会館で行われたライヴから「DOWNTOWN」。P.A.OUT。



■リクエスト・お便りの宛て先:
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〒102-8080 東京FM
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