音の美術館 サウンドミュージアム

2007年11月27日 | RADIO

音の美術館 サウンドミュージアム
2007年11月25日(日) NHK-FM 19:20-22:00
11月のゲスト:松本隆

進行:川勝正幸(ライター・エディター)
ゲスト:羽海野チカ(漫画家)
ゲスト:太田裕美(歌手)
ゲスト:小木博明(漫才師)
ゲスト:堤幸彦(映画監督)
ゲスト:リリー・フランキー(イラストレーター・作家)

Playlist
硝子の少年 (KinKi Kids)
暗い日曜日 (エイプリル・フール)
春よ来い (はっぴいえんど)
あしたてんきになあれ (はっぴいえんど)
木綿のハンカチーフ (太田裕美)
さらばシベリア鉄道 (太田裕美)
ルビーの指環 (寺尾聰)
眠りの森 featuring ハナレグミ (冨田ラボ)
卒業 (斉藤由貴)
水中メガネ (chappie)
蒼いフォトグラフ (松田聖子)
君に、胸キュン。 (YMO)
てぃーんず ぶるーす (原田真二)
ハイスクール・ララバイ (イモ欽トリオ)
風をあつめて (はっぴいえんど)
雨のウェンズディ (大滝詠一)
セクシャル・バイオレットNO.1 (桑名正博)
魔女 (小泉今日子)
WOMAN:”Wの悲劇”より (薬師丸ひろ子)
SUMMER WINE (鈴木茂)
十二月の雨の日 (はっぴいえんど)
ビーズ細工 (パーランマウム)
美しき水車小屋の娘から『枯れた花』 (シューベルト)
約束 (原日出子)
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
日本を代表する作詞家・松本隆さんが登場します。松本さんは、細野晴臣、大瀧詠一らと結成した伝説のバンド「はっぴいえんど」でドラムスと作詞を担当。バンド解散後も、作詞家として多くの名曲を世に送り出します。太田裕美「木綿のハンカチー フ」、寺尾聰「ルビーの指輪」…。その独特な詞世界は、数多くの人に影響を与えました。
今秋、松本隆をリスペクトする著名人12人の選曲によるコンピレーションアルバ ムがリリースされました。番組では、このアルバムで選曲者として参加された方などをゲストに招き、松本作品への思いを語っていただきます。また、松本隆さんご自身にも、さまざまな名曲の誕生秘話などを伺います。

■『風街少年

<収録曲>
DISC1
01.硝子の少年/KinKi Kids
02.眠りの森/冨田ラボfeaturingハナレグミ(永積タカシ)
03.ルビーの指環/寺尾 聰
04.Romanticが止まらない/C-C-B
05.てぃーんず ぶるーす/原田真二
06.堕天使/氷室京介
07.しらけちまうぜ/小坂 忠
08.雨のウエンズディ/大瀧詠一
09.サマー・ワイン/鈴木 茂
10.十二月の雨の日/はっぴいえんど
11.Tシャツに口紅/ラッツ&スター
12.Deep/渋谷哲平
13.ABC/少年隊
14.言葉/吉田拓郎
15.いつか晴れた日に/山下達郎
DISC2
01.ハイティーン・ブギ/近藤真彦
02.魂を抱いてくれ/氷室京介
03.君に、胸キュン。(浮気なヴァカンス)/Y.M.O.
04.薄荷キャンディー/KinKi Kids
05.夏色のおもいで/チューリップ
06.指切り/大瀧詠一
07.タイム・トラベル/原田真二
08.やさしさ紙芝居/水谷 豊
09.セクシャルバイオレットNo.1/桑名正博
10.ハイスクール ララバイ/イモ欽トリオ
11.夜行性/オリジナル・ラヴ
12.スローなブギにしてくれ (I want you)/南 佳孝
13.原色したいね/C-C-B
14.冬のリヴィエラ/森 進一
15.風をあつめて/はっぴいえんど



■『風街少女

<収録曲>
DISC1
01.さらばシベリア鉄道/太田裕美
02.夢色グライダー/やまがたすみこ
03.蒼いフォトグラフ/松田聖子
04.二人静(ふたりしずか)-「天河伝説殺人事件」より/中森明菜
05.探偵物語/薬師丸ひろ子
06.September/竹内まりや
07.Temptation(誘惑)/本田美奈子
08.約束/原 日出子
09.風の谷のナウシカ/安田成美
10.卒業/斉藤由貴
11.ドン・ファン/神田広美
12.Clover/松 たか子
13.想い出の散歩道/アグネス・チャン
14.パープル・シャドウ/高田みづえ
15.いばらの冠/中谷美紀
DISC2
01.愛撫/中森明菜
02.水中メガネ/chappie
03.木綿のハンカチーフ/太田裕美
04.初戀/斉藤由貴
05.赤道小町 ドキッ/山下久美子
06.レモネードの夏/松田聖子
07.罌粟/畠山美由紀
08.CRESCENT MOON/中島美嘉
09.リップスティック/桜田淳子
10.JINGI・愛してもらいます/中山美穂
11.三枚の写真/三木聖子
12.魔女/小泉今日子
13.ビーズ細工/パーランマウム
14.象牙海岸/竹内まりや
15.Woman ""Wの悲劇"" より/薬師丸ひろ子

12名の著名人が選者となり新しい視点を与える松本隆作品のコンピレーションアルバム。

風待茶房』(松本隆公式サイト)で連載している「風街俺図鑑」は、1名のゲストに、2000曲を越す松本作品から好きな曲を選んでもらい<架空のベストアルバム>を作るという企画。
このCDはそのリアル版とも言えます。
各界で活躍する、松本作品に思い入れのある12名の著名人が選曲した松本作品を軸に、『風待茶房』が監修した全60曲を、「男性VOCAL編」「女性VOCAL編」に分け、それぞれ30曲ずつ2DISCにコンパイル。
様々なジャンルのクリエーターに影響を与えたワン・アンド・オンリーの作詞家、松本隆の代表作から隠れた名作までを新しい視点でまとめた、これまでにない究極のJ-POPコンピレーションアルバム!
●表紙イラストは羽海野チカ氏書き下ろし (「ハチミツとクローバー」著者)
●充実のライナーノーツ ( 歌詞と共に曲解説と選曲者のインタビューを掲載 )

<選曲者> *順不同・敬称略
羽海野チカ(漫画家)、おぎやはぎ(お笑い芸人)、草野マサムネ(ミュージシャン)、佐内正史(写真家)、高須光聖(放送作家)、堤幸彦(演出家/映画監督)、中川翔子(タレント/歌手)、ピエール瀧(ミュージシャン)、秀島史香(DJ)、松本大洋(漫画家)、リリー・フランキー(作家)、渡辺武信(建築家/詩人)
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Sunday Songbook Playlist

2007年11月25日 | Sunday Song Book

<11月25日プレイリスト>
[P. F. スローン特集 Part 3]
ANOTHER DAY, ANOTHER HEARTACHE/THE 5TH DIMENSION "UP UP AND AWAY" '67
ANOTHER DAY, ANOTHER HEARTACHE(DEMO)/P. F. SLOAN "CHILD OF OUR TIMES" '01('67)
CALIFORNIA DREAMIN'(INTRO)/THE MAMAS & THE PAPAS '66
TAKE ME FOR WHAT I'M WORTH/P. F. SLOAN "SONGS OF OUR TIMES" '65
THIS IS WHAT I WAS MADE FOR/P. F. SLOAN "SONGS OF OUR TIMES" '65
LOLLYPOP TRAIN/P. F. SLOAN "TWELVE MORE TIMES" '66
HE'S MY MAN/ANN-MARGRET '64
THE JOKE'S ON ME/TERRY STAFFORD '67
MISS CHARLOTTE/THE SIDEKICKS '68
ONE OF A KIND/P. F. SLOAN "MEASURE OF PLEASURE" '68
FROM A DISTANCE('06 VERSION)/P. F. SLOAN "SAILOVER" '06
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■内容の一部を抜粋
・近況
相変わらず家で曲書き。先週は家から一歩も外に出なかったとか。もうすぐできるそうだ。

・P. F. スローン特集
先々週は'60年代初期のデビューからサーフィン、ホット・ロッドが中心。先週はフォーク・ロック・ムーブメントの中のスティーブ・ヴァリとP. F. スローンのソング・ライターとしての活動、ほかの人に書いたヒット曲を中心にPart.2。今週はP. F. スローンのシンガー・ソングライターとしての作品、作家として人に提供したレアな作品。その後の活動を特集する。

・ANOTHER DAY, ANOTHER HEARTACHE
黒人5人組だがミドル・オブ・ザ・ロード的な方針で大ヒットしたグループ5TH ディメイション。「ANOTHER DAY, ANOTHER HEARTACHE」は1967年の大ヒット・アルバム『UP UP AND AWAY』に収められている。リズム・トラックはジム・ウェッブがアレンジしている。ドラムはハル・ブレイン。全米シングル・チャート45位。ちなみにタイトル曲「UP UP AND AWAY」はジム・ウェッブの作品。
'60年代、ソングライターはあらかじめ曲を書いて、それを売り込む形式が一般的だった。その曲を選ぶのがA & R(Artist & Repertory)で、そこからプロデューサーという職業が生まれた。スティーブ・ヴァリとP. F. スローンもたくさんデモ・テープを作り、それを出版社に売り込んでいた。「ANOTHER DAY, ANOTHER HEARTACHE」は元々はママス&パパスを想定した書いた曲。そのデモ・テープが2001年に『CHILD OF OUR TIMES』というタイトルで発売された。その中に収められた「ANOTHER DAY, ANOTHER HEARTACHE」を聴くとママス&パパスを想定していたことがよくわかる。デモ・テープだがハル・ブレインもジョー・オズボーンも演奏している。リハーサル・テイクのようなもので演奏が練れている。

・CALIFORNIA DREAMIN'(INTRO)
P. F. スローンはギタリストとしての腕前も相当なものだった。特にダンヒル・レコード時代はほとんど自分で弾いていた。ママス&パパスのジョン・フィリップスが「CALIFORNIA DREAMIN'」を作ったときに、P. F. スローンのもとに持って行って「何かアイディアはないか」と聞いたところ、P. F. スローンはヴェンチャーズの「WALK DON'T RUN」を提示して「こういうふうなギター進行にしたほうがいいんじゃないか」と言ったそうだ。それでイントロを二人で演奏して作ったという。最初に出てくる6弦がP. F. スローンで、12弦がジョン・フィリップスの演奏。

・TAKE ME FOR WHAT I'M WORTH
フォー・ロック・ムーブメントの時代、ボブ・ディランからの影響やルー・アドラーのサジェスチョンがあったりで(本当はルー・アドラーはフォーク・ロック・ムーブメントでそのまま作家として活躍してほしかったそうだが、どういうわけかP. F. スローンはシンガー・ソングライターの道を選んだ)、P. F. スローンはソロ・アルバムを発表することになる。
「TAKE ME FOR WHAT I'M WORTH」はサーチャーズに提供した曲のセルフ・カヴァー。ソロ・デビュー・アルバム『SONGS OF OUR TIMES』(1965年)から。

・THIS IS WHAT I WAS MADE FOR
P. F. スローンのソロ・アルバム『SONGS OF OUR TIMES』からタツローさんの好きな曲。このアルバムはほとんど弾き語りで、自分のギターとハーモニカで構成されている。20、21歳の頃の作品。グラス・ルーツのファースト・アルバムにも入っている。

・LOLLYPOP TRAIN
P. F. スローンのセカンド・アルバム『TWELVE MORE TIMES』から。元々はバリー・マクガイアのアルバムに入っていた曲。グラス・ルーツでもレコーディングされている。サイケデリック時代らしいタイトル。
P. F. スローンのソロ・アルバム1枚目、2枚目ともにプロデュースド・バイ・スティーブ・ヴァリ。スローン/ヴァリの共作が何曲か収められているし、P. F. スローンの単独の作品も入ってる。
元々はルー・アドラー以下ダンヒルの意向でフォーク・ロック、メッセージ・ソングを書きはじめたが、P. F. スローンは次第にポップ・ソングを書くことに飽き足らなくなり、1968年、ついにダンヒルを飛び出してソロ活動に邁進する。

・HE'S MY MAN
スローン/ヴァリ作品のガール・ポップ作品。1964年、アン・マーグレットに提供した「HE'S MY MAN」プロデュースド・バイ・ルー・アドラー。

・THE JOKE'S ON ME
1967年、テリー・スタッフォードに提供した「THE JOKE'S ON ME」。テリー・スタッフォードはエルヴィスのそっくりさんでデビューしたという。エルヴィスのカヴァーで知られている。作曲は珍しくスローン/ヴァリとジェリー・リー・オペルの三者のクレジットがある。

・MISS CHARLOTTE
サイドキックスは西海岸の4人組のロック・グループ。1968年の「MISS CHARLOTTE」はP. F. スローン単独の作曲。

・ONE OF A KIND
P. F. スローンはダンヒルを飛び出てソロ活動を行うがなかなかうまくいかない。1968年、南部のメンフィスに行ってサン・スタジオでトム・ダウドのプロデュースのもとレコーディング。『MEASURE OF PLEASURE』というアルバムをアトコ・レーベルから出したがヒットせず。そのアルバムから「ONE OF A KIND」。アルバムには「MISS CHARLOTTE」のセルフ・カヴァーも収められている。
この後、1972年に「マム」というコロンビアのサブ・レーベルから1枚アルバムを出すが、全く鳴かず飛ばず。この頃から精神的にも健康的にもいろいろとダメージがあり、1972年頃から20年近く隠遁する。

・FROM A DISTANCE('06 VERSION)
1994年、22年ぶりにアルバム『STILL ON EVE OF DISTRUCTION』を日本だけで発売(現在ではアメリカでも出ている)。そこから活動を再開して、昨年2006年に新譜を出した。最近は精力的にライヴやレコーディングをやっている。
昨年リリースされた『SAILOVER』から「FROM A DISTANCE('06 VERSION)」。「多分に日本のリスナーを意識しているものと思われます」とタツローさん。

・プレゼント
フォーシーズンズを取り上げたミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の観劇みやげでキャップを5名にプレゼント。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
12月02日・09日は、年末恒例「年忘れリクエスト大会」
12月16日・23日は、これも年末恒例「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
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タロットカード殺人事件

2007年11月24日 | 映画

11月18日(日) 曇り。

大阪市長選挙の投票に地元の小学校へ出かけた。その後、ウディ・アレン監督作品『タロットカード殺人事件』をシネ・リーブル梅田で観た。

タロットカード殺人事件
2007年11月18日(日)
シネ・リーブル梅田 シアター1
整理番号65番(12:30の回)
ウディ・アレン監督作品
スカーレット・ヨハンセン、ヒュー・ジャックマン、ウディ・アレン

[STORY]
アメリカ人学生サンドラ・ブランスキーは大学でジャーナリズムを専攻している。夏の休暇でロンドンに住む友人のヴィヴィアンの邸宅を訪ねていた。

ある日、サンドラはヴィヴィアンに誘われるまま、下町の劇場でマジック・ショーを観賞中、お喋りなマジシャン、スプレンディーニに指名され、箱に入った人間が消えてまた現れるというチャイニーズ・ボックスの中に押し込められる。

箱の中の暗闇でサンドラは三日前に急死したジョーという敏腕新聞記者の幽霊と遭遇。ジョーは三途の川の船上で掴んだ特ダネをサンドラに託すのだった。現在、ロンドンを騒がせている連続殺人事件「タロット殺人事件」の犯人が、高名な貴族ライモン卿の息子で、新進政治家のピーター・ライモンだというのだ。

半信半疑のサンドラはその夜、インターネットで事件と新聞記者ジョー、そしてピーター・ライモンのことを調べる。スクープをものにしたいサンドラは、翌日、マジシャンのスプレンディーニに、もう一度チャイニーズ・ボックスの中に入りたいとかけあう。箱の中でジョーの幽霊に会ったことを話すのだが、スプレンディーニは全く相手にしない。そこにまたジョーの幽霊が現れ、「ピーター・ライモンが犯人だという証拠を探せ」と告げるのだった...
---------------------------------------------------------------

ウディ・アレンが仕事現場をイギリスに移し、ロンドンを舞台として撮影した監督作品の二作目。『マッチポイント』に続いてスカーレット・ヨハンセンを起用している。スカーレットはダイアン・キートン、ミア・ファーロ同様、ウディのミューズとなり、今年製作されたウディ・アレン・スパニッシュ・プロジェクトにも出演しているそうだ。

今回は『僕のニューヨークライフ』以来2作ぶりのウディ出演作で、ウディはマジシャンのスプレンディーニを演じている。最初から犯人がわかっていて、証拠を集め追及するドラマを業界用語で「倒叙」というらしいが、物語はコメディーの要素が入ったミステリーとして進んでゆく。名探偵ポワロとマープルで有名なアガサ・クリスティー小説のオマージュとなる探偵物語だ。

スカーレット演じるサンドラは変装こそしないが、ジャーナリズムを専攻する大学生で普段はめがねをかけてる。めがねをはずすとブロンドのセクシーな美女になり、ヒュー・ジャックマン演じるピーター・ライモンのハートを射止める。二人の出会いとなるプールの場面で、スカーレットは赤いセパレートの水着で濡れた肢体をさらすのだが、男ならイチコロとなるようなスタイルの良さで、ウディの演出にやられてしまう。実際、この場面は伏線として後で登場するので、そういう意味でも鮮烈な印象を残して置きたかったのだろう。

貴族といえども人間には変わりなく、欲望が破滅へと導くのだが、どんでん返しがあって、その部分はひっかかりがある。というかうまく騙されたわけなんだが、ネタバレになるので今はここで書かない。後から考えると本当にすぐれたシナリオなんだなと思った。最後に「アメリカ映画ならハッピーエンドなんだが」という台詞がありオチとなっている。いかにもシニカルなウディらしい一撃だった。
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Hyde Park Music Festival 2005

2007年11月20日 | 佐野元春

SITEDOIにDVD『Hyde Park Music Festival 2005』をアップしました。

健太さんがブログでキャロル・キング、ファギー、メアリー・J・ブライジによるジョイン・コンサート「3Great American Voices」のことを書いてますね。行けばよかったかな、といつものように後悔。

キャロル・キングのセットのラスト曲が「Now And Forever」だったそうです。この曲は好きな曲なんです。何年か前、FM802で震災特番をやったとき、この「Now And Forever」がかかったんですがグッときました。

久しぶりに聴きたくなり、日曜の午後、タワレコに寄って買ってきました。来日記念なのかちょうど紙ジャケ仕様で出てました。

・『Color Of Dreams』(1993)

「Now And Forever」って映画『プリティー・リーグ』のため書かれた曲だったんですね。リヴィング・ルーム・ツアーを収録したDVDの国内盤も来月出るようです。予約割引で買う予定なんですが昨夜の時点でまだアマゾンには出てませんでした。。

>>>追記(11/21)
アマゾンで予約がはじまりました。
・『Welcome To My Living Room
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Sunday Songbook Playlist

2007年11月18日 | Sunday Song Book

<11月18日プレイリスト>
[P. F. スローン特集 Part 2]
パレード/マヤ・ヒラサワ "THOUGH I'M JUST ME" '07
EVE OF DISTRUCTION/BARRY McGUIRE '65
FROM A DISTANCE/P.F. SLOAN '65
WHERE WERE YOU WHEN I NEEDED YOU/THE GRASS ROOTS '66
AUTUMN/THE THOMAS GROUP '66
UNLESS YOU CARE/TERRY BLACK '64
TAKE ME FOR WHAT I'M WORTH/THE SERCHERS '65
A MUST TO AVOID/HERMAN'S HERMITS '65
YOU BABY/THE TURTLES '66
SECRET AGENT MAN/JOHNNY RIVERS '66
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■内容の一部を抜粋
・近況
先週と同じ家で曲書きで「お籠り」。

・ パレード
日系ハーフのスウェーデン人マヤ・ヒラサワのアルバムに入ってるスウェーデン語版の「パレード」。

・P. F. スローン特集
十一月いっぱい三週間の予定。先週は'60年代初期のデビューからサーフィン、ホット・ロッドが中心。今週はフォーク・ロック・ムーブメントの中のスティーブ・ヴァリとP. F. スローンのソング・ライターとしての活動、ほかの人に書いたヒット曲を中心にPart.2。来週はP. F. スローンのシンガー・ソングライターとしての面、作家として人に提供したレアな曲。その後の活動を特集する。

・EVE OF DISTRUCTION
1965年、ルー・アドラーはダンヒル・レコードを設立。
1965年といえばフォーク・ソング・ブーム、プロテスト・ソング、メッセージ・ソングの台頭、イギリスからビートルズをはじめとするビート・バンドの上陸(ブリティッシュ・インベーション)、それからテレコ、楽器、エフェクターなどの革命的な変化、進歩があり、幾多の名曲、名アルバムが生まれた時代。
ルー・アドラーはボブ・ディランがエレキ・ギターを持ったことに象徴される時代の変化を敏感に感じとり、いわゆる「フォー・ロック」運動にひじょうに反応し、ニュー・クリスティ・ミンストレルというフォーク・グループのリード・シンガーだったバリー・マクガイアをダンヒル・レーベルに引き抜いた。それでP. F. スローンの作品を歌わせたところ、これが大センセーション、全米No.1となった。「EVE OF DISTRUCTION」の原題は「破滅の前夜」、邦題は「明日なき世界」。ミリオンセラーとなった。保守派からは大批判を浴び、プロテスト派からは大絶賛された。当時の東西の冷戦を歌った内容で、アメリカ、イギリスでは放送禁止となった。右翼からの大攻撃に遭った。ファンタスティック・バギーズの名付け親とされるミック・ジャガーは「この曲には真実がない」と、サーフィン、ホット・ロッドからいきなりプロテスト・ソングを作ったことに対して揶揄した発言をしたそうだ。賛否両論を巻き起こした曲。この曲もドラムはハル・ブレイン。この曲は仮ミックスのデモのままシングルとしてリリースされたという。

・FROM A DISTANCE
P. F. スローンは、当時、ボブ・ディランから強く影響を受けていたと後にインタヴューで答えている。しかし、どれほどプロテスト・ソングやメッセージ・ソングに自覚的に取り組んでたかはわからない。ルー・アドラーをはじめとしてレコード会社からの指示で作ったが、やがて自分の中で自覚的に爆発していって、ポップ作家の枠を超えたいという欲求からシンガー・ソングライターの道を突き進んで行ったのではないかと、タツローさんは想像する。キャロル・キングとアイドル歌謡を作っていたジェリー・ゴフィンがボブ・ディランを聴いて、自分の詩に疑問を持って、そこから逃れたいともがいた、そういう時代だった。結局、P. F. スローンはスティーブ・ヴァリと分かれてシンガー・ソングライターの道を突き進む。それまでどちらかというと陰の存在だったスティーブ・ヴァリはその後、大プロデューサーとして生き続けるという皮肉。
日本でP. F. スローンといえばこの曲だが、日本とイタリアでしかヒットしてない。邦題は「孤独の世界」。作家時代はフィル・スローンだったが、シンガー・ソングライターとなってからはP. F. スローンに変えた。

・WHERE WERE YOU WHEN I NEEDED YOU
グラス・ルーツはスティーブ・ヴァリとP. F. スローンの架空のグループとしてスタートした。ルー・アドラーがフォーク・ロックのムーブメントを前進させようとして作ったグループ。最初のシングルが評判よく、スティーブ・ヴァリとP. F. スローンを作家のまま置いて、新たにライヴだけを行うバンドを探した。当時よくあることだったという。それでベドウィンズに白羽の矢がたった。ビル・フィルトンというリード・ヴォーカルはP. F. スローンと声がよく似ている。P. F. スローンがビル・フィルトンに似させたのかもしれない。そうしてベドウィンズをグラスルーツに仕立ててアルバムの制作をはじめた。スタジオはスティーブ・ヴァリとP. F. スローンが行い、ライヴ・ツアーはバンドが行うということを繰り返すうちに、制作側とバンドが衝突してしまい、バンドは分解した。しょうがないのでスティーブ・ヴァリとP. F. スローンがアルバムを続行するものの、あまり話題にならなくなった。そうするうちにビル・フィルトンがリード・ヴォーカルで歌うシングルがチャートイン。やはりグループが必要だということになり、新しいグループを探してきた。そしてサーティスホラを新しいグラスルーツとして活動させる。このリード・ヴォーカルが徴兵されたので、新しくロブ・グリルというヴォーカリストを加入させた。「WHERE WERE YOU WHEN I NEEDED YOU」は最初P. F. スローンのヴォーカルで録音されたが、ビル・フィルトンに差し替えシングルをリリース。1966年に全米28位となった。だがアルバムはなぜかP. F. スローンのヴォーカル・ヴァージョンのまま。その後、現在のCDやベストにはロブ・グリルのリード・ヴォーカルのヴァージョンが入ってる。3ヴァージョン存在する。カラオケはすべて同じ。今回はP. F. スローンのヴォーカル・ヴァージョン。

・AUTUMN
トーマス・グループはダンヒルからシングル4枚リリースしたがヒットはしなかった。P. F. スローンはヴォーグスの感じを狙ったという。

・UNLESS YOU CARE
カナダ出身のシンガー、テリー・ブラッグがアメリカ発売に際して、ルー・アドラーがスティーブ・ヴァリとP. F. スローンににプロデュースを任せた。1964年全米99位。もともとはP. F. スローンがエルヴィスに歌ってもらいたくて書いた曲。

・TAKE ME FOR WHAT I'M WORTH
P. F. スローンの曲はイギリスのビート・グループに人気があった。「TAKE ME FOR WHAT I'M WORTH」はイギリスのサーチャーズが取り上げた曲。1965年リリース、全英11位、全米76位。

・A MUST TO AVOID
ハーマンズ・ハーミッツのマネージャー、ミッキー・モストがP. F. スローンに直接オーダーした曲。1965年、全米8位。邦題「あの娘にご用心」。

・YOU BABY
タートルズが1966年にリリースしたシングル。全米20位。

・SECRET AGENT MAN
ジョニー・リヴァースが1966年にリリースしたシングル。全米3位。ヴェンチャーズが競作し全米54位。

・プレゼント
フォーシーズンズを取り上げたミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の観劇みやげでキャップを5名にプレゼント。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
11月11日・18日・25日は、「P.F.スローン特集」。
12月はお馴染み「年忘れリクエスト大会」。
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Sugi's Blog

2007年11月17日 | 佐野元春

杉真理のデビュー30周年記念サイトの中の「Sugi's Blog」に佐野元春のことについて書いた記事(11/17)があります。先日の佐野元春がゲスト出演したUSEN「昭和ちゃんねる」のエピソードです。

この番組は聴ける環境ではなかったので収録の様子が伝わってきてうれしかったです。元春はずいぶんリラックスしてたみたいですね(苦笑)。最後に杉さんが元春に伝えた言葉がいいですね。

佐野君とは数年に一度くらいしか会わないけど、いつも気になってるよ。僕は佐野君のことをクレバーで風変わりでナイーブで真面目な弟だとおもっている

今日はCOUNTDOWN JAPANのタイムテーブルも発表されました。30日の幕張会場はEARTH STAGEで19時15分から。大晦日のインテックス大阪はAURORA STAGEで20時50分から。

僕はインテックス大阪に行く予定です。今年は元春だけ見て帰ろうかなと思ってます。
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Your Songs, Our Songs

2007年11月13日 | Live

11月4日(日) 曇り。

フリーペーパー「Flying Postman Press」が創刊100号を記念し、FM802とタッグを組んで開催したスペシャル・イベント「Your Songs, Our Songs」を聴きに行った。

森俊之(Keyboards)、亀田誠治(Bass)、佐橋佳幸(Guitar)のプレイヤー、プロデューサーの3人は元々古くからの知り合いだったが、元ルクプルの藤田恵美のソロ・アルバムのため結集したのをきっかけに「森亀橋」というユニット名で呼ばれるようになった。この森亀橋がスペシャル・バンドを結成して縁のミュージシャンをゲストに迎えるイベントが「Your Songs, Our Songs」。出演は藤井フミヤ、小田和正、矢井田瞳、藤田恵美、Salyu、トータス松本、中孝介、ET-KING、風味堂、スガシカオ、奥田民生、Charaの12組。

会場はステージを囲んだ360度ヴュー。僕の席はステージの後ろ側だった。。
午後5時15分頃開演、第一部が終わったのは6時45分だったかな。15分の休憩の後、第二部が7時頃開演。終わったのは8時35分過ぎだった。

ステージの後ろのスタンド席。野球場でいえばバックネット裏みたいな席だった。正確に言えば表側に設置された右モニター・ヴィジョンの真裏。真下には機材とギターの置き場があった。その左にバックスタンド用のモニター・ヴィジョン。こちら側にもモニター・ヴィジョンがあるということをはじめて知った。

客電が落ちてバンドの演奏がはじまった。ステージ表側、向かって右から山本拓夫、石成正人、斎藤有太、河村"カースケ"智康、大滝裕子、登坂亮太という配置。

「うわ~」という声とともにステージの両脇から白シャツ、黒ズホンの若者たちが大挙してやってきた。大阪スクール・オブ・ミュージックの生徒たちだ。

森亀橋の三人は後からやって来た。パイロットの制服を着て「FLYING POSTMAN PRESS」を客席に配布。そして佐橋佳幸は山本拓夫の右隣、石成正人の前に配置。森俊之は斎藤有太の前、その右隣に亀田誠治。曲はビートルズ(マーベレッツのカヴァー)でお馴染みの「プリーズ・ミスター・ポストマン」。歌うのは大阪スクール・オブ・ミュージックの生徒たち。

このイベントには大阪スクール・オブ・ミュージック専門学校と大阪ダンス&アクターズ専門学校が協力している。ひょっとしたら大阪ダンス&アクターズ専門学校の生徒たちも歌っていたのかもしれない。

そうして幕が開けた「Your Songs, Our Songs」。最初から派手な展開だったが、トップとして呼ばれたアーティストの名前を聴いて、また会場は沸くことになった。大阪出身の矢井田瞳。そしていきなりビッグ・ヒット・ナンバーの「My Sweet Darlin'」が歌われた。

出演アーティストは自前の曲とほかのアーティストとのコラボレーションを披露することになってるようで、ここでヤイコと共演したのが中孝介だった。奄美大島出身、ヴェルベットの声を持つヴォーカリスト。ヤイコの最新ヒット「初恋」をふたりでデュエット。イベントの途中で誰かが言ってたけれど、普段あまり横のつながりがないというアーティスト同士のコラボレーションは、とてもおもしろいものだった。

中孝介は藤田恵美とコラボレーションした。藤田恵美は美しいグリーンの衣装を着ていた。ルクプルの「ひだまりの詩」をデュエット。その後で藤田恵美は森亀橋と「eternity」を歌った。

その次に登場したのはCharaだった。誰もが意外に思ったに違いない共演者、その名前がCharaの口から放たれた瞬間、会場からどよめきが起こった。小田和正。信じられない話だが、今年、還暦になったそうだ。ほかに還暦を迎えたアーティストというと僕の知ってるところでは細野晴臣ぐらい。同い年というのもにわかに信じられないくらい小田和正は若々しい。Charaと歌ったのは「YES-NO」だった。僕が中学生の頃大ヒットした曲だ。まさかこのような形で聴くことになるとは夢にも思わなかった。

続いてET-KING。この人たちと共演したのがスガシカオ。これも意外な組み合わせ。スガシカオは藤井フミヤ、Salyu、藤田恵美と「夜空ノムコウ」を歌った。ここで前半が終了。

ET-KINGは"おまえとおったらおもろいわ"という関西弁の歌詞の「愛しい人へ」で知られているラップ・グループ。地元大阪は大国町出身の7人組。全員法被を着ていたが、すること成すことほとんどがスベってたように思う。

スガシカオは今回楽しみにしていたアーティストの一人。私感だがET-KINGとのコラボレーションはかわいそうな気がした。あるいはもともと暗い雰囲気の人だから、ET-KINGとは馴染んでなかったのかもしれない。相性というのは大事なファクターだ。

前半はほとんどのアーティストがはじめて見た人ばかりだった。唯一、小田和正だけは以前こういったイベントのライヴで見ていた。Chara、スガシカオといった楽しみにしていたアーティストのときは立ち上がり、ほかは座って見ていた。周りも大体そんなふうな盛り上がりだった。

15分の休憩の後、第二部がスタートした。最初に登場したのは風味堂。森亀橋からは風味堂のプロデューサー森俊之と斎藤有太だけが残ってサポート。コラボレーションはヤイコと。

風味堂の後、森亀橋のメンバー紹介。佐橋佳幸は山本拓夫のことをふざけて「山拓」と読んでいた。

メンバー紹介の後、登場したのはSalyu。映画ファンには「リリイ・シュシュ」で有名な彼女。歌う前のMCで自己紹介していたが表情豊かに喋る姿が印象的だった。

Salyuは小田和正、ヤイコとコラボレーション。今になって思えば、小田和正の高音域と合わせられるのは女性アーティストしかない。ここでまた盛り上がった。

小田和正は今年還暦を迎えた。今回のイベントでは最年長だ。日本のシンガー・ソングライターの中で彼より上というとムッシュかまやつしかいないという。

「こいつがいなかったらヒットしなかったかもしれない」と佐橋佳幸のほうを振り返り歌ったのは「ラブ・ストーリーは突然に」。信じられないことだが小田和正はステージを走りながら歌った。そして観客席に降りてオーディエンスにマイクを向けて合唱した。僕はそんな小田和正の姿に圧倒された。こんな60歳はほかにいないだろう。

小田和正の後は藤井フミヤ。月9つながりということで「TRUE LOVE」を歌った。ここでも佐橋佳幸が大活躍だった。藤井フミヤとコラボレーションしたのは奥田民生。キャロルの「憎いあの娘」をカヴァーした。

奥田民生は大体こういうふうなイベントでしかライヴは見てないが、アルバムは聴いてるので楽しみにしていた出演アーティストのひとりだった。「イージュー★ライダー」は久し振りに聴いたので歌詞を忘れていたが、思わず一緒に歌ってしまった。今回は奥田民生のライヴでは欠かせないピアニスト斉藤有太がいたので、パフォーマンス自体も素晴らしいものだったと思う。

奥田民生とコラボレーションしたのはトータス松本。ここでトラブルがあった。スタッフがトータスのギターを間違えて別のモニターに繋いでしまい、トータスのモニターからはギターの音が聞こず、しばらくサウンド・チェック。しかし、民生との軽妙な会話で爆笑をとり、仲の良さを窺わせた。

トータスは今年亡くなった阿久悠をトリヴュート。彼の作詞した作品から尾崎紀世彦の「また逢う日まで」をカヴァーした。

阿久悠は晩年、新聞連載のエッセイで日本人の心の在り方を探っていた。「また逢う日まで」の歌詞に"そのとき心は何かを語るだろう"という一節があり、その部分は僕の心を打った。

最後は奥田民生が書いた「すばらしい日々」を奥田民生、小田和正、スガシカオ、トータス松本、Salyuで披露した。この歌もシングアウトしたが、涙が出そうになった。今聴くと歌の内容が心に沁みる。素晴らしい名曲だと思った。

■Your Songs, Our Songs
2007年11月4日(日) 大阪城ホール
スタンド G9列11番

森俊之(Keyboards)
亀田誠治(Bass)
佐橋佳幸(Guitar)
河村"カースケ"智康(Drums)
石成正人(Guitar)
斎藤有太(Keyboards)
山本拓夫(Sax, Flute)
大滝裕子(Backing Vocal)
登坂亮太(Backing Vocal)

Set List
01 Please Mr.Postman
02 My Sweet Darlin' / 矢井田瞳
03 初恋 / 矢井田瞳+中孝介
04 花 / 中孝介
05 ひだまりの詩 / 藤田恵美+中孝介
06 eternity / 藤田恵美
07 YES-NO / Chara+小田和正
08 Fantasy / Chara
09 愛しい人へ / ET-KING
10 午後のパレード / スガシカオ+ET-KING
11 フォノスコープ / スガシカオ
12 夜空ノムコウ / スガシカオ+藤井フミヤ+Salyu+藤田恵美
休憩15分
13 ナキムシのうた / 風味堂+矢井田瞳
14 サヨナラの向こう側 / 風味堂
15 風に乗る船 / Salyu
16 こころ / 小田和正+矢井田瞳+Salyu
17 ラブ・ストーリーは突然に / 小田和正
18 TRUE LOVE / 藤井フミヤ
19 憎いあの娘 / 藤井フミヤ+奥田民生
20 イージュー★ライダー / 奥田民生
21 トロフィー / 奥田民生+トータス松本
22 また逢う日まで / トータス松本
23 ガッツだぜ!! / トータス松本+ET-KING
24 すばらしい日々 / 奥田民生+小田和正+スガシカオ+トータス松本+Salyu
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Sunday Songbook Playlist

2007年11月11日 | Sunday Song Book

<11月11日プレイリスト>
[P. F. スローン特集 Part 1]
LITTLE GIRL IN THE CABIN/FLIP SLOAN '59
IF YOU BELIEVE IN ME/PHIL SLOAN '60
PLEASE DON'T GO/YVONNE CARROLL '64
KICK THAT LITTlE FOOT SALLY ANN/ROUND ROBIN '64
ONE-PIECE TOPLESS BATHING SUIT/JAN & DEAN "THE LITTLE OLD LADY FROM PASADENA" '64
SURFIN' CRAZE/THE FANTASTIC BAGGYS "TELL 'EM I'M SURFIN'" '64
A SURFER BOY'S DREAM COME TRUE/THE FANTASTIC BAGGYS "TELL 'EM I'M SURFIN'" '64
ANYWHERE THE GIRLS ARE/THE FANTASTIC BAGGYS "TELL 'EM I'M SURFIN'" '64
DRUMS A-GO-GO/HAL BLAINE '66
SUMMER MEANS FUN/BRUCE & TERRY '64
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
家に籠もって曲書き。

・P. F. スローン特集
タツローさんの好きな作家P. F. スローン。リスナーから要望も多かった「P. F. スローン特集」。今年の秋のソングライター特集はP. F. スローン特集。
世界中でカルトな人気があるソング・ライター、そしてシンガー・ソングライター、P. F. スローン。作曲家時代はフィル・スローンと名乗っていた。日本では「孤独の世界(FROM A DISTANCE)」という大ヒットがある。ほんの短い活動期間にたくさんの曲を残し、二十年近く音沙汰がなかったが、最近また復活してライヴをこなし新譜を出している。その活動の中心は'60年代中期から後期にかけてで、たくさん名曲が残ってる。P. F. スローン特集、十一月いっぱい三週間の予定。今週は'60年代初期のデビューからサーフィン、ホット・ロッドを中心にPart.1。来週はフォーク・ロックの時代、再来週はタツローさんの好きな曲を中心に。

・LITTLE GIRL IN THE CABIN
P. F. スローン、本名フィリップ・ゲイリー・シュライン。ユダヤ系アメリカ人。1945年9月18日ニューヨーク生まれ、62歳。12歳でハリウッドに引っ越す。その頃、大ファンだったエルヴィス・プレスリーと楽器店で遭遇した。そのとき即席でギターの手ほどきを受け、そこからミュージシャンを志すようになり、1959年、14歳でアラジンというレコード会社から「LITTLE GIRL IN THE CABIN」でシングル・デビュー。芸名はフィリップ・スローン。作詞作曲はP. F. スローン。

・IF YOU BELIEVE IN ME
マート・レーベルからフィル・スローン名義で発表した1960年のシングル。作詞作曲はP. F. スローン。
ハリウッドに引っ越した当時、父親が雑貨屋をはじめたときに、「シュライン」はユダヤ名であったため、ユダヤ人差別の対策として「スローン」に改名したという。

・PLEASE DON'T GO
・KICK THAT LITTlE FOOT SALLY ANN
マート・レーベルのオーナーはマーティー・メルチャー。ドリス・デイの旦那さんで息子さんがテリー・メルチャー。マーティー・メルチャーが友だちのルー・アドラーにP. F. スローンを紹介した。ルー・アドラーは当時スクリーン・ジェイムスという出版会社のロサンゼルスでのA&R及びプロモートを担当していた。彼が可愛がっていた同世代のスティーブ・ヴァリと引き合わせた。ここで「スローン/ヴァリ」のソングライター・チームが生まれた。1964年から二人は活動を始め、最初はガール・グループに曲を書いていた。その時代の代表曲でイヴォンヌ・キャロルの「PLEASE DON'T GO」とラウンド・ロビンの「KICK THAT LITTlE FOOT SALLY ANN」。
イヴォンヌ・キャロルの「PLEASE DON'T GO」はVEE JAYレーベルから出ている。VEE JAYレーベルはビートルズがキャピトルと契約する前にビートルズの作品をリリースしたという経緯がある。それはP. F. スローンが強く推薦したからだという説がある。

・ONE-PIECE TOPLESS BATHING SUIT
ジャン&ディーンのバック・バンドが交代したときに、その代わりをルー・アドラーがスティーブ・ヴァリとP. F. スローンに依頼する。特にコーラスとスタジオ・ワークを依頼したという。これにより当時流行だったサーフィン、ホット・ロッドのシーンに二人は急接近することになった。
1964年、ルー・アドラーは自分の会社「ダンヒル・プロダクション」を作った。後のダンヒル・レコード。その出版部門にスティーブ・ヴァリとP. F. スローンを引き抜く。

・SURFIN' CRAZE
・A SURFER BOY'S DREAM COME TRUE
スティーブ・ヴァリとP. F. スローンが「ファンタスティック・バギーズ」という変名で出したシングル。

・ANYWHERE THE GIRLS ARE
P. F. スローンはギターも全部自分で弾いていた。キンクスはファンタスティック・バギーズのシングルにインスパイアを受けたという。デイヴ・ディヴィスは「ANYWHERE THE GIRLS ARE」のP. F. スローンのギター・リフを聴いて「YOU REALLY GOT ME」のリフを思いついたと話している。

・DRUMS A-GO-GO
ハル・ブレインのソロ曲。ギター・リフはまるでキンクスの「ALL DAY AND ALL OF THE NIGHT」。当時は相互通行というかパラレルな影響の与え方があった。

・SUMMER MEANS FUN
ブルース・ジョンストンとテリー・メルチャーのコンビによるブルース&テリーのシングル。この時代のスティーブ・ヴァリとP. F. スローンの最大のヒット曲で全米72位。

・プレゼント
フォーシーズンズを取り上げたミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の観劇みやげでキャップを5名にプレゼント。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
11月11日・18日・25日は、「P.F.スローン特集」
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TOUR 2008 'Sweet Soul, Blue Beat'

2007年11月10日 | 佐野元春

佐野元春のオフィシャル・ファンクラブmofa(Motoharu Sano Official Fan Association)のサイトで今日、東北3県に続き、富山・東京公演が発表されました。TOUR 2008 'Sweet Soul, Blue Beat'のファイナル公演は東京NHKホールになるようです。

2月4日(月)青森市民ホール
2月6日(水)山形市民会館
2月7日(木)仙台電力ホール
2月29日(金)クロスランドおやべ(富山)
3月29日(土)NHKホール(東京)

■佐野元春 and The Hobo King Band TOUR 2008 'Sweet Soul, Blue Beat'
1/22(火)伊勢原市民文化会館(神奈川) 開演19:00
1/25(金)熊本県立劇場・演劇ホール 開演19:00
1/26(土)中津文化会館(大分) 開演17:30
2/01(金)札幌市教育文化会館 開演19:00
2/04 (月) 青森市民ホール NEW!
2/06 (水) 山形市民会館 NEW!
2/07 (木) 仙台電力ホール NEW!
2/10(日)みかぼみらい館(群馬) 開演18:30
2/14(木)岡谷市文化会館(長野) 開演19:00
2/15(金)東京エレクトロニクス韮崎文化ホール(山梨) 開演19:00
2/17(日)神奈川県民ホール 開演18:00
2/29 (金) クロスランドおやべ(富山) NEW!
3/01(土)愛知県勤労会館 開演17:30
3/05(水)那須野が原ハーモニーホール(栃木) 開演18:30
3/07(金)広島アステールプラザ 開演19:00
3/09(日)大阪フェスティバルホール 開演17:00
3/19(水)川口総合文化センターリリア(埼玉) 開演19:00
3/21(金)明石市立市民会館(兵庫) 開演19:00
3/23(日)海津市文化会館(岐阜) 開演18:00
3/25(火)都城市総合文化ホール(宮崎) 開演19:00
3/26(水)福岡市民会館 開演19:00
3/29 (土) NHKホール(東京) NEW!
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Sunday Songbook Playlist

2007年11月05日 | Sunday Song Book

<11月04日プレイリスト>
[棚からひとつかみ]
JUNGLE SWING/山下達郎 "TREASURES" '93
LET'S HANG ON/THE 4 SEASONS '65
CRAZY MIXED-UP GIRL/PIPER GRANT '69
THIS LOVE OF MINE/ARTHUR CONLEY "SOUL DIRECTIONS" '68
WHAT NOW MY LOVE/THE LETTERMEN "A NEW SONG FOR YOUNG LOVE" '66
ANGEL OF THE LIGHT(CM 30秒)/山下達郎 "ニコン企業CM" '07
パンテーン×ゼクシー(CM 30秒)/竹内まりや '07
おやすみ、ロージー/山下達郎 "TREASURES" '89
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・ニューヨーク旅行
先々週から先週にかけてタツローさんとまりやさんとスマイル・カンパニーの社長とで5泊7日のニューヨーク旅行に行ってきたそうだ。ニューヨークに行くのは10年振りだとか。フォーシーズンズを取り上げたミュージカル『ジャージー・ボーイズ』を観に行ったという。「素晴らしいミュージカルだった」とタツローさん。

・お籠もり
新たに仕事のオファーがあり、今月また家に籠もって曲書き。

・JUNGLE SWING
秋口なので秋向けのタツローさんの曲ということでリクエストが集中した。1993年10月リリースのシングル。

・LET'S HANG ON
既成のグループ、既成のヒット曲を使ったミュージカルを「ジュークボックス・ミュージカル」というらしい。フォーシーズンズを取り上げたミュージカル『ジャージー・ボーイズ』は全員が実名で出てくるそうだ。チャーリー・カレロまで出てくるとか。どこまで事実でどこからがフィクションかわからないが、フォーシーズンズがスターダムにのし上がり、いろいろと悩みを抱えつつ進んでゆくというストーリー。ミュージカルに出てくる選曲が渋くて、フォーシーズンズでブレイクする前の変名で出したレコードだとか、フォーシーズンズの曲でも渋いところが多くて、またさらに楽しめたんだそうだ。
「LET'S HANG ON 」は1965年、全米3位のシングル。モノラル・ヴァージョンしか存在しない。

・CRAZY MIXED-UP GIRL
タツローさんが最近通販で手に入れたレコード。「CRAZY MIXED-UP GIRL」はパイパー・グラントという女性が1969年にダンヒル・レーベルからリリースした。作曲はジム・ウェッブ。アレンジとプロデュースはボーンズ・ハウ。ボーンズ・ハウがフィフス・ディメンションを当ててた頃なのでフィフス・ディメンションの感じでプロデュースされてる。パイパー・グラントはイギリスの女性シンガー、ポリー・ブラウンじゃないかという説がある。

・THIS LOVE OF MINE
秋になったのでサザン・ソウル。タツローさんの好きなアーサー・コンレー。スプーナー・オールダム、ダン・ペン作。マッスルショールズのロジャー・ホーキンスのドラム。プロデュースド・バイ・トム・ダウド。

・WHAT NOW MY LOVE
「WHAT NOW MY LOVE」はジル・ベール・ベコーのシャンソン。英語詩をつけていろいろな人が歌っている。タツローさんはレターメンのヴァージョンがお気に入り。

・プレゼント
フォーシーズンズを取り上げたミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の観劇みやげでキャップを5名にプレゼント。

・ANGEL OF THE LIGHT(CM 30秒)
タツローさんが書いたニコンの企業CM曲。作詞はアラン・オデイ。ほとんどアカペラなのでひとりでコンピューターで作ったそうだ。フル・ヴァージョンは完成してない。CD化する予定。シングルなのかアルバムなのかは未定。

・パンテーン×ゼクシー(CM 30秒)
まりやさんがP&G「パンテーン」とリクルート「ゼクシィ」のコラボレーションCMのためにオリジナル・ウェディング・ソングを書き下ろした。まだCMサイズしかない。タイトルは未定だが数週間後に確定するそうだ。フル・ヴァージョンはまだない。

・イツザイ
テレビ東京でオンエアされてる「ITSUZAI~イツザイ~」の題字はタツローさんが書いた。番組にワーナー・ミュージックがかかわっているので、そこから依頼があったのだとか。
「頼まれたので恥ずかしながら...ギャラなんてありません(苦笑)」とタツローさん。なお番組は全国放送ではないそうだ。

・おやすみ、ロージー
「お酒」をテーマにした曲ということでリスナーからリクエストがあった。"からっぽのシャンペン"という歌詞が出てくる。

■リクエスト・プレゼント・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
11月11日・18日・25日は、「P.F.スローン特集」
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サウンド・ストリート21

2007年11月03日 | RADIO

サウンド・ストリート21
2007年10月30日(火) 23:00-24:10
DJ:細野晴臣

Playlist
I Got Rhythem / Django Reinhardt
Miracle Light / Harry Hosono & The World Shyness
How High The Moon / Les Paul & Mary Ford
Whispering / Spade Coolby
Bonne Nuit Minouche / コシミハル
In The Evening When The Sun Goes Down / Loe Rawls
Pistol Packin' Mama / Harry Hosono & The World Shyness
Body Snatchers / Harry Hosono & The World Shyness
Pom Pom Joki / Harry Hosono & The World Shyness
Focal Mind / Harry Hosono & The World Shyness
Yume-Miru Yaku-Soku / Harry Hosono & The World Shyness
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・Miracle Light
森高千里さんに提供した「ミラクル・ライト」(1997)は歌詞に円盤が出てくるので今回セルフ・カヴァーした。

・Harry Hosono & The World Shyness
Harry Hosono & The World Shynessのメンバーを呼んでのプログラム。
Dr.Kこと徳武弘文さん、浜口茂外也さん、コシミハルさん、高田漣さん。

・How High The Moon
徳武弘文さんが持ってきた曲。レス・ポールは現在92歳、まだ現役で演奏しているそうだ。

・Whispering
高田漣さんが持ってきた曲。
Harry Hosono & The World Shynessの音に似ている。
スペード・クービーはフィドル奏者。妻を殺害して投獄された。
高田漣さんは今回The World Shynessではじめてカントリーをやったという。

・Bonne Nuit Minouche
コシミハルのハリウッド仕込みのカントリー。意味は「おやすみおバカさん」。
パリのミュージックホールで踊り子がロデオ(ウエスタン)のかっこうをしたりするが、そのイメージで作られた曲。

・In The Evening When The Sun Goes Down
浜口茂外也さんが持ってきた曲。
The World Shynessのイメージ・トレーニングのため聴いていた曲だとか。
ジャズと初期のR&B、ブルースは共通するところがあり、ハイハットの練習のため聴いたそうだ。

・Flying Saucer 1941
彼らと作ったアルバム『Flying Saucer 1947』の紹介。

・スタジオ・ライヴ
「Pistol Packin' Mama」、「Body Snatchers」、「Pom Pom Joki」の3曲は細野晴臣さん(Vocal, A.Guitar)、徳武弘文さん(E.Guitar)、浜口茂外也さん(Drums)、コシミハルさん(Accordion)、高田漣さん(Steel Guitar)、伊賀航さん(Bass)とNHKのスタジオでセッション。
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