Sunday Song Book #1559

2022年08月28日 | Sunday Song Book

2022年08月28日プレイリスト「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. SUMMER VACATION / 村田和人 & 竹内まりや "マイ・クルー" '84
2. QUIET LIFE 全曲EDIT / 竹内まりや "クワイエット・ライフ 30周年記念盤" 8月31日発売
3. AMAZING LOVE (仮VOCAL) / 山下達郎 "未発表音源"
4. MIDNIGHT RAIN (DEMO) / 竹内まりや "未発表音源"
5. MIDNIGHT RAIN / KINKI-KIDS 7月27日発売ニュー・シングル
6. SLOW DOWN (SLOW LOVE) / OLIVIA NEWTON-JOHN
7. SHINING FROM THE INSIDE / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しして収録。8月14日のフェニーチェ堺が終わって何日かしての状態でやっているという。「堺は本当にいいお客さんで、すごい気持ちよくやれました。また行きたいと思ってます」と達郎さん。いろいろ働かされていて、コロナはすっかり回復して、日常に戻りつつあるそうだ。ずっと寝てたので、しばらく血行が悪く腰のところが固かったけれど、だいぶ治ってきたとか。

・納涼夫婦放談
今週、来週の二週間は毎年お馴染み竹内まりやさんをゲストに迎えて「納涼夫婦放談」。
「ずっと鼻声だったのが気になってたけれど、ようやく戻ったし。蓄積疲労だと思うんだけれど、軽症で済んでよかったです」とまりやさん。

まりや「でも復帰した後でファルセットがよく出るってどういうことなんだろうね?」

達 郎「わかりません(笑)。休んだからよかった(笑)。要するに老人虐待です、えぇ」と達郎さん。

・SUMMER VACATION
完全に定番で納涼夫婦放談がはじまるときは「SUMMER VACATION」。昨年は達郎さんのヴォーカル・ヴァージョンだったので今年は村田和人さんのオリジナル。

この番組がはじまったのは1992年の10月。その10月の24日と31日にまりやさんをゲストに迎えてアルバム『QUIET LIFE』の特集をしたそうだ。今年の10月で番組は30年目を迎え、『QUIET LIFE』も30周年。達郎さんのアルバム『FOR YOU』は40周年。今年、『FOR YOU』の40周年をやらなかったけれど、アナログ盤を出す予定があるそうだ。RCAのカタログをアナログ化するように今準備しているけれど、アナログの生産能力がないので、なかなか難しいが予定を立てているので、しばらくお待ちくださいとのこと。

『QUIET LIFE』の30周年記念盤は能地祐子さんにライナー・ノーツを書いてもらったという。充実のライナー・ノーツでまりやさんもブックレットを感動して読んだとか。

・QUIET LIFE 全曲EDIT
山岸清桂ディレクターの全曲エディット・ヴァージョン。全12曲を曲順通りに。
達郎さんは当時、全国ツアーの神奈川県民ホールの千穐楽から四日で作れと言われて「マンハッタン・キッス」と「恋の嵐」を制作。スタッフが鹿の角を持ってきたので「志村けんじゃない」って言ったそうだ。ドラムの青山純さんがハワイに行っちゃったんで、うわもの作って島村英二さんに仮でやってもらって後でやり直そうとしたが、ノリが合わなくて、結局島村英二さんのドラムがOKテイクになったという逸話がある。

・Quiet Life(30th Anniversary Edition)
8月31日に竹内まりやさんの1992年のアルバム『Quiet Life』の30周年記念盤『Quiet Life(30th Anniversary Edition)』が発売される。2022年最新リマスター。CDとアナログ・レコード(LP)の二形態で発売とのこと。当時はCDの時代になっていたので、初のアナログ化。いつものようにLPは二枚組仕様。ボーナス・トラックはCDのみで、当時はかつかつでレコーディングしていたためアウトテイクが存在せず、アルバム収録曲のオリジナル・カラオケ3曲に加え、「Hey! Baby」と「ミラクル・ラブ」(歌入りは『TURNTABLE』に収められている)のオリジナル・カラオケを収録。
また、応募抽選特典として「家(うち)に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」と「シングル・アゲイン」を収録した7インチ・シングル・レコードを、ご購入者した中から抽選で300名様にプレゼントとのこと。
詳しくはワーナーミュージックの竹内まりや特設サイトにて。
https://wmg.jp/mariya/

・肖像画
東京造形大学附属美術館、ZOKEIギャラリーでヤマザキマリさんが個展「ヤマザキマリの世界」を開催する。アルバム『SOFTLY』のジャケットの肖像画は「テルマエ・ロマエ」の原画とかエッセイに描かれた原画などと一緒に展示するそうだ。

・アルバム『SOFTLY』
今回アルバム『SOFTLY』のスケジュールがタイトになったのはアナログ盤のオーダーがすごく多くて、アナログ盤の生産ラインがないので発売日がどんどん遅くなった。本当は3月には発売できる予定だったが、どうしてもアナログ盤と同時発売したいということになり、ツアーのリハーサルがはじまってるのに、アルバムのプロモーションもする羽目になり老人虐待プロモーションということになったとか。

KinKi Kidsの25周年記念の「AMAZING LOVE」のデモを作っていたのはお正月で、正月三ヶ日はお酒を飲まないという生まれて初めての体験をしたそうだ。KinKi Kidsの東京ドーム公演をまりやさんは8月6日に観に行ったという。達郎さんは大分公演でいなかった。25年前に「硝子の少年」が発売されたとき二人でKinKi Kidsの横浜アリーナの公演を観に行ったことがあって、アンコールで「硝子の少年」のカラオケがかかるとお客さんが全員歌って鳥肌が立った思い出があるとか。それから25年経って「硝子の少年」を歌い「AMAZING LOVE」を歌うKinKi Kidsを見てまりやさんは感無量になったという。まりやさんが作曲したカップリングの「MIDNIGHT RAIN」は「AMAZING LOVE」が陽だとしたら「MIDNIGHT RAIN」は陰、KinKiはマイナー・メロディがとても合うので書いたそうだ。

・AMAZING LOVE (仮VOCAL)
デモと言っても本チャンに近い。要するに仮歌。KinKi Kidsが作詞した歌詞ができて達郎さんがそれを歌ってる。ストリングスとコーラスはまだ入ってない。「AMAZING LOVE」の山下達郎仮ヴォーカル・ヴァージョン。
曲をかけ終えて。
"不安・か・も・し・れ・な・い"という一文字ずつ歌うところは達郎さんのアイディア。ハモリとかそういうの全部達郎さんがやってる。

・MIDNIGHT RAIN
KinKi Kidsの「MIDNIGHT RAIN」にリクエストが集まった。今日はまりやさんのデモを一節、その後でKinKi Kidsの「MIDNIGHT RAIN」。

・納涼夫婦放談
来週9月4日も毎年恒例の竹内まりやさんをゲストに迎えて「納涼夫婦放談」。ただ前倒しで収録しているのでお便りを反映できるか微妙なところだとか。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月11(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。10月公演のチケットの一般発売日は本日28日(日)18時までの受付。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・プレゼント
アルバム『SOFTLY』のグッズでビーズ・クッション。20センチ×20センチのミニサイズで丸い形。30名にプレゼント。

■プレゼントの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

・SLOW DOWN(SLOW LOVE)
オリビア・ニュートン・ジョンが亡くなった。今日は2000年代に発売されたいわゆる逆カバーもの。2002年と2003年に『Sincerely』というタイトルでユニバーサルからまりやさんのカヴァー・アルバムが発売されていて、2008年にリイシューの二枚組『SINCERELY COMPLETE EDITION 』が出たときのボーナス・トラックがオリビア・ニュートン・ジョンが歌う「SLOW LOVE」だった。タイトルは「SLOW DOWN」に変わっている。今回は追悼を込めて。

・茄子
リスナーから「山下家では達郎さんに全くお構いなくナスの料理が食卓に出てくるのでしょうか?」という質問。
お構いなく作って、達郎さんが食べられないから達郎さんには別のものを出すそうだ。

・好きな野菜
リスナーから「達郎さんは好きな野菜はありますか?」という質問。
「カリフラワーです。カリフラワーにマヨネーズ」と達郎さん。茹でてマヨネーズをつけて食べるとか。パセリに塩をかけて食べるのも好きだという。
まりやさんはキャベツがとりわけ好きで、とんかつだったらキャベツをおかわりするタイプなんだとか。コールスローとか大好きとまりやさん。

・エアコン対策
リスナーから「夏のツアーではエアコン対策で達郎さんがなさってる何かありますか?」という質問。
「適当ですよ」と達郎さん。ホテルの空調は止めるとかえって寒くなるそうだ。設定を変更すると寒くなることが最近わかったという。スタッフとディスカッションしていて、みんな寒いと言ってるとか。コロナで換気のため、ホテルの廊下は寒いくらい効いてるそうだ。なので空調は止めるよりも付けたまま寝る。あとは加湿。夏場はいいけれど冬は加湿器が必須。「達郎の楽屋入るとむっとするよね、その加湿で。もう保湿がなされているから(笑)」とまりやさん。「加湿部屋。カビ生えるから嫌うんですよ、ホテルの人が。全然薄い話ですいません」と達郎さん。

・SHINING FROM THE INSIDE
今日の最後はアルバム『SOFTLY』から「SHINING FROM THE INSIDE」。まりやさんは『FOR YOU』からもかけたかったそうで、来週に回すとのこと。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年09月04日は、引き続き「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book #1558

2022年08月21日 | Sunday Song Book

2022年08月21日プレイリスト「納涼リクエスト大会」
1. ミライのテーマ / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
2. TELL HER NO / THE ZOMBIES '65
3. LITTLE STAR / THE ELEGANTS '58
4. SUGAR TOWN / NANCY SINATRA '66
5. HOLY GHOST / THE BAR-KAYS '78
6. JUST FOR YOU / WINDY CITY '80
7. YOU CAN DO MAGIC / AMERICA '82
8. MR.LONELY / BOBBY VINTON '64
9. TENGOKU KARA KAMINARI / ISRAEL KAMAKAWIWO'OLE '95
10. 夏のコラージュ / 山下達郎 "コージー" '98
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■内容の一部を抜粋
・近況
「早速ですが、ここのところずっーとツアーを続けておりますがですね、先日は私がコロナに感染したんですけれども、なんとバンドのメンバーがコロナに感染してしまいまして、昨日一昨日の中野サンブラザが延期になってしまいました。突然で、本当に間際のことでございまして、大変お客さまにはご迷惑をおかけしました。特に遠方からお出でいただく予定のみなさま、また実際に当日、お出でいただいてしまったみなさま、誠に申しわけございません。大変、突然なことなので。つきましては今週中に公演延期の、もしくは払い戻し等のご案内のお知らせをいたしますので、しばらくお待ちください。私のコロナ感染で4公演延期になりました。その延期公演も含めまして、今まで延期されました全公演、札幌、岩手、福島、そして今回の中野サンプラザ。目下振替日調整中ですので、チケットそのままお持ちください。なお本日、これからお聴きをいただきますサンデー・ソングブック本編、納涼リクエスト Part.6でございますが、これは二週間ほど前に前倒しして収録されたものでありまして、声がちょっと違います。まだちょっと病み上がりの声しとりますが、今日は直近で録っておりますので、ここの部分だけ、ちょっと声が変わりますが、番組の方は変わりなくお届けします」と達郎さん。

・納涼リクエスト大会
納涼リクエスト大会 Part.6。「納涼リクエスト大会」は今日で一段落。来週、再来週は竹内まりやさんをゲストに迎えて「納涼夫婦放談」。「そんなわけでいろいろありますが番組は変わらず」と達郎さん。

・ミライのテーマ
今日は「ミライのテーマ」にリクエストが来ているそうだ。

・TELL HER NO
ザ・ゾンビーズ、1965年の「TELL HER NO」。「私、人生でいちばん好きな曲の一曲であります。何千回聴いたかわかりません。私の十代のルーツでございます」と達郎さん。

・LITTLE STAR
1958年の全米NO.1のミリオンセラー。でも、これ一曲だけのヒットというエレガンツ。ニューヨーク・ドゥー・ワップの至極の名曲「LITTLE STAR」。

・SUGAR TOWN
ナンシー・シナトラの1966年、全米5位のミリオンセラー「SUGAR TOWN」。邦題は「シュガー・タウンは恋の町」。
曲をかけ終えて。
シュガーベイブの「SUGAR」のコーラスの「シュ・シュ・シュー」はこの曲から来ている。

・HOLY GHOST
ザ・バーケイズの1978年、全米9位の「HOLY GHOST」。

・JUST FOR YOU
シカゴのヴォーカル・グループ、ウィンディ・シティ。1980年のシングル・オンリーの一曲で「JUST FOR YOU」。
曲をかけ終えて。
先週オンエアしたザ・マンハッタンズの「SHINING STAR」とほぼ同じメンバー、同じスタジオ(エコー)でのレコーディング。シカゴの風が吹いている。

・納涼夫婦放談
8月最終週の28日と9月4日の二週間は毎年恒例の竹内まりやさんをゲストに迎えて「納涼夫婦放談」。まりやさん宛てのメッセージとリクエストを募集。

・Quiet Life(30th Anniversary Edition)
8月31日に竹内まりやさんの1992年のアルバム『Quiet Life』の30周年記念盤『Quiet Life(30th Anniversary Edition)』が発売される。2022年最新リマスター。CDとアナログ・レコード(LP)の二形態で発売とのこと。当時はCDの時代になっていたので、初のアナログ化。いつものようにLPは二枚組仕様。ボーナス・トラックはCDのみで、当時はかつかつでレコーディングしていたためアウトテイクが存在せず、アルバム収録曲のオリジナル・カラオケ3曲に加え、「Hey! Baby」と「ミラクル・ラブ」(歌入りは『TURNTABLE』に収められている)のオリジナル・カラオケを収録。
また、応募抽選特典として「家(うち)に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」と「シングル・アゲイン」を収録した7インチ・シングル・レコードを、ご購入者した中から抽選で300名様にプレゼントとのこと。
詳しくはワーナーミュージックの竹内まりや特設サイトにて。
https://wmg.jp/mariya/

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月11(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。10月公演のチケットの一般発売日は8月24日(水)の15時からはじまる。28日(日)18時までの受付。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・YOU CAN DO MAGIC
アメリカの「YOU CAN DO MAGIC」(邦題は「風のマジック」)は1982年、全米8位。ラス・バラッドのプロデュースと曲。達郎さんはこの曲がすごく好きでシングルを買ったという。

・MR. LONELY
ボビー・ヴィントンの「MR. LONELY」は1964年の全米NO.1のミリオンセラー。日本ではジェット・ストリームのテーマとしてフランク・プゥルセル・グランド・オーケストラのヴァージョンが有名。実はボビー・ヴィントンの「MR. LONELY」のヒットの2年前、1962年にバディ・グレコが同じカラオケでレコーディングして全米で64位まで上がった。バディ・グレコは割とノーマルな普通の歌い方だけれど、ボビー・ヴィントンが裏声でフックを歌ってすごくヒットした。フランク・プゥルセルはこのオケに忠実にやっている。
曲をかけ終えて。
「でも私、個人的にはレターメンのヴァージョンの方がアレンジは優れてると思います。歌唱も今聴くと歴史の試練に耐えてると思いますが。個人的見解でございます」と達郎さん。

・TENGOKU KARA KAMINARI
「天国から雷」はハワイのイズラエル・カマカヴィヴォオレの1995年のアルバム『E ALA E』に入ってる。日本では大変有名。

・夏のコラージュ
今年の納涼リクエスト大会の最後の曲は「夏のコラージュ」。1998年のアルバム『COZY』に収録。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年08月28日は、「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Song Book#1557

2022年08月14日 | Sunday Song Book

2022年08月14日プレイリスト「納涼リクエスト大会」
1. CHEER UP! THE SUMMER / 山下達郎 "ソフトリー" 6月22日発売 ニューアルバム
2. SURF CITY / JAN & DEAN '63
3. SHINING STAR / THE MANHATTANS '80
4. THE PROMISE OF LOVE / DELEGATION "THE PROMISE OF LOVE" '79
5. FOR THE LOVE OF YOU / THE ISLEY BROTHERS "THE HEAT IS ON" '75
6. GOIN' DOWN SLOW / BOBBY BLUE BLAND "HIS CALIFORNIA ALBUM" '73
7. SOUTHBOUND #9 (LIVE) / 山下達郎 "2019/11/12 LINE CUBE SHIBUYA"
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■内容の一部を抜粋
・近況
8月14日、いわゆる旧盆。達郎さんは東京生まれ東京育ちなので、お盆は新盆、7月にずっとやってきたけれど、最近は旧盆のほうがいいと思って、この季節にお盆をやっているそうだ。だけどツアーをやっているので送り火ができなかったという。「8月5日の熊本、7日の大分、無事に終えました(笑)。復帰できました。お出でいただいたみなさま、ありがとうございました。ご心配おかけしましたけれども。なぜか、なぜかじゃない(笑)、ちゃんといきました」と達郎さん。一昨日、12日(金)はなら100年会館、生まれて初めての奈良。うまくいってるはずとのこと。これで47都道府県全部行けたという。奈良は最後の場所だったとか。今日、14日(日)は堺。大阪もだんだん周辺都市に進出してきて、フェニーチェ堺 大ホール
(堺市民芸術文化ホール)。「お待ち申し上げております」と達郎さん。
コロナ感染は達郎さんに限らず、感染しているミュージシャンがたくさんいて、達郎さんは札幌2公演と岩手、福島の4本を延期。代わりの日程を今組んでいるそうだ。アリーナをキャンセルした人は大変で、アリーナはなかなか取りにくいとか。「同業者のみなさま、お見舞い申し上げます。お互いにがんばっていってまいりましょう」と達郎さん。

・納涼リクエスト大会
番組は「納涼リクエスト大会」のパート5に突入。

・CHEER UP! THE SUMMER
ニュー・アルバム『SOFTLY』から今日はこの曲「CHEER UP! THE SUMMER」。

・SURF CITY
ジャン&ディーンで1963年の全米NO.1の「SURF CITY」。リクエストした中のひとりから「今年はサーフィン・ホットロッドの特集を期待してます」というお便りを読んで、「すいません。コロナで余裕がありません」と達郎さん。

・SHINING STAR
ザ・マンハッタンズで1980年、全米5位、ソウル・チャート4位の「SHINING STAR」。マンハッタンズなのにシカゴのレコーディング。

番組にはライヴを観た人のお便りがたくさん届いていて、若い人がとても多いそうだ。お便りの内容も30年前に番組をスタートしたときのようなものが増えてる。ライヴは熊本でも大分でも若い人が増えていて達郎さん自身も驚いているとか。そのおかげて達郎さんと同世代の人たちから「チケットが取れない」というお便りも届いている。「すいません。スイマセンとしか言えません」と達郎さん。

・THE PROMISE OF LOVE
リクエストしたリスナーからの質問で「オールディーズで素晴らしいと達郎さんが評価される曲は?」。
歴史の試練に耐えてることだそうだ。今、聴いても遜色のないような音を努めて選ぶようにしているという。同じ演奏、同じ歌唱力でも録音がしょぼい、録音が残念なものがあるので、そういう総力戦としてのポップ・ミュージックがなかなか大事とのとこ。
デレゲーションズはイギリスのヴォーカル・グループ。70年代から80年代にかけてたくさんヒットを出した。1979年のアルバム『THE PROMISE OF LOVE』からタイトル・ソングの「THE PROMISE OF LOVE」。ケニー・ゴールドという素晴らしい作曲家、プロデューサーの作品で、達郎さんと発想がほとんど同じ人だとか。

・FOR THE LOVE OF YOU
アイズレー・ブラザーズの1975年のプラチナ・アルバム『THE HEAT IS ON』からのシングル・カット「FOR THE LOVE OF YOU」。全米ソウル・チャート10位、全米でも22位のスマッシュ・ヒット。

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月11(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。
今週19日(金)と20日(土)は東京に戻ってきて中野サンプラザホール。サンプラザは壊すことが決定したようで、もしかしたら今回が最後の公演になるかもしれないとのこと。中野サンプラザでは42年やったそうだ。

・納涼夫婦放談
8月最終週の28日と9月4日の二週間は毎年恒例の竹内まりやさんをゲストに迎えて「納涼夫婦放談」。まりやさん宛てのメッセージとリクエストを募集。

・Quiet Life(30th Anniversary Edition)
8月31日に竹内まりやさんの1992年のアルバム『Quiet Life』の30周年記念盤『Quiet Life(30th Anniversary Edition)』が発売される。2022年最新リマスター。CDとアナログ・レコードの二形態で発売とのこと。当時はCDでの発売だけだったのでアナログ・レコードは初。ボーナス・トラックはCDのみで、当時はかつかつでレコーディングしていたためアウトテイクが存在せず、アルバム収録曲のオリジナル・カラオケ3曲に加え、「Hey! Baby」と「ミラクル・ラブ」(歌入りは『TURNTABLE』に収められている)を収録。
また、応募抽選特典として「家(うち)に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」と「シングル・アゲイン」を収録した7インチ・シングル・レコードを、購入者した中から抽選で300名にプレゼントとのこと。
詳しくはワーナーミュージックの竹内まりや特設サイトにて。
https://wmg.jp/mariya/

・GOIN' DOWN SLOW
ボビー・ブルー・ブランドはブルースの大御所。スティーヴ・バリのプロデュースで出した1973年の『HIS CALIFORNIA ALBUM』から「GOIN' DOWN SLOW」。ハウリン・ウルフのヴァージョンが有名。

・SOUTHBOUND #9 (LIVE)
2019年11月12日にLINE CUBE SHIBUYAで行われたライヴから「SOUTHBOUND #9 」。



■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年08月21日は、引き続き「納涼リクエスト大会」
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Sunday Song Book #1556

2022年08月07日 | Sunday Song Book

2022年08月07日プレイリスト「納涼リクエスト大会」
1. 高気圧ガール / 山下達郎 '83
2. ANDREA / THE SUNRAYS '66
3. MY MIND KEEPS TELLING ME / EDDIE HOLMAN '72
4. LA BOOGA ROOGA / ANDY FAIRWEATHER LOW "LA BOOGA ROOGA" '75
5. ALL BECAUSE OF YOU / BILL WITHERS "'BOUT LOVE" '79
6. PEOPLE GET READY / CURTIS MAYFIELD "CURTIS LIVE!" '71
7. A MAN AND A WOMAN / FRANCIS LAI "ORIGINAL SOUNDTRACK" '66
8. あしたこそ、あなた / 矢野顕子 '81
9. あしおと (LIVE) / 山下達郎 "2018/11/02 カルッツかわさき"
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■内容の一部を抜粋
・近況
「え〜コロナに罹ってしまいました。十日間ずっーとウーーーって蓑虫みたいにやっておりまして。おかげさまで良くなりして、熱もひきまして、咳も止まりまして。えぇ。でも番組の方はすごく前倒しでございます(笑)。相変わらず」と達郎さん。
7月23日、24日の北海道札幌文化芸術劇場 hitaru、29日の岩手県民会館、31日の福島いわき芸術文化交流館アリオス大ホールが延期になって、現在振替公演を調整しているそうだ。
達郎さんは今年に入ってレコード制作、プロモーション、ツアーのリハーサル。いつも老人虐待と言ってる、それの疲れが出たと思われるとか。7月16日、17日の東京NHKホールが終わって、みんなで食事しても達郎さん以外は誰もコロナに感染してないという。達郎さん一人だけ陽性になった。でもすごく休めたそうだ。今年入って初めて休めたので、パソコンで映画を観たりしたという。
一昨日の8月5日(金)は熊本城ホール メインホールでライヴ。うまくいってるはず。本日8月7日(日)は大分 iichiko グランシアタ。「お待ち申し上げております。復帰でございます。がんばっていきたいと思います。だけど本音を申し上げて、とっても休んで(笑)、心身共にですね、リフレッシュいたしました」と達郎さん。
コロナは人によって症状がいろいろと違うみたいで、達郎さんの場合は普通の風邪よりも軽い感じだったとか。幸運なことに前倒しで番組を収録していたので飛ぶことはなかったが、前倒し収録のときに、ちょっとおかしいかなという感じがしていたという。

・納涼リクエスト大会
今週は「納涼リクエスト大会」パート4。平常心でとのこと。

・高気圧ガール
なにしろ暑いので熱中症にお気をつけて、と達郎さん。今週は「高気圧ガール」にリクエストが集まった。

・ANDREA
ザ・サンレイズはビーチボーイズの弟バンドという触れ込みで、ウィルソン三兄弟のお父さんのマレー・ウィルソンがプロデュースした。1966年のセカンド・ヒットで全米41位の「ANDREA」。曲を作っているリック・ヘンは才能のある人だった。

・MY MIND KEEPS TELLING ME
ザ・サンレイズは裏声バリバリだったけれど、リズム&ブルースの裏声と言ったらこの人。エディ・ホールマンの1972年のシングル・オンリーの一曲「MY MIND KEEPS TELLING ME」。達郎さんが好きなので4年にいっぺんくらいかけるそうだ。

・LA BOOGA ROOGA
アンディ・フェアウェザー・ロウはエイメン・コーナーのリード・ヴォーカル。日本ではエリック・クラプトンのバック・バンドのメンバーみたいに言われるがとんでもない。一世を風靡した素晴らしいヴォーカリスト。1975年のアルバム『LA BOOGA ROOGA』のタイトル・ソングで「LA BOOGA ROOGA」。
曲をかけ終えて。
達郎さんはアンディ・フェアウェザー・ロウがエリック・クラプトンと一緒に来日する度に、クラプトンはワーナーなので、ワーナーのスタッフに頼んで、達郎さんが持ってるエイメン・コーナーの日本盤のシングルとか片っ端から持っていってサインをもらったという。アンディ・フェアウェザー・ロウが日本盤のシングルを見て喜んで、ツアーのメンバーに見せて回っていたとか。でも一度も会ったことがなくサインだけがたくさんあるそうだ。

・ALL BECAUSE OF YOU
ビル・ウィザースの1979年のアルバム『'BOUT LOVE』の一曲めに入ってる「ALL BECAUSE OF YOU」。ラス・カンケルのドラムのキープが素晴らしい一曲。ビル・ウィザースが自分でベースを弾いている。だけどケニー・バークがちょっとしたところのサポートを足しているとか。

・PEOPLE GET READY(LIVE)
リクエストは「PEOPLE GET READY」で、カーティス・メイフィールドのライヴ・ヴァージョンをご所望。「PEOPLE GET READY」はインプレッションズのヒット曲。カーティス・メイフィールドの1971年のライヴ・アルバム『CURTIS/LIVE!』から「PEOPLE GET READY」。
曲をかけ終えて。
「しみじみ聴くとキーボードがいないんですね、これ。ギター二本とパーカッションとドラムとベース。この雰囲気と、あとダニー・ハザウェイのライヴの雰囲気で、なんかこういうライヴのアルバムを作りたいなと思って、(IT'S A )POPPIN' TIMEというのを作ったんですが思い出がよみがえりました」と達郎さん。

・「AMAZING LOVE」オリコン初登場1位
KinKi Kidsの25周年記念シングル「AMAZING LOVE」は達郎さんが曲を提供した。オリコン初登場1位。今回のKinKi Kidsのコンサート・パンフは、KinKi Kidsと達郎さんの対談とKinKi Kidsと吉田拓郎さんの対談で構成されている。

・A MAN AND A WOMAN
サントラのリクエストが目に見えて増えてきているそうだ。今回はベタのやつ。1966年の映画『男と女』(A MAN AND A WOMAN)のサウンドトラックは現在出ているものほとんどモノラル・ヴァージョン。リアル・ステレオ・ヴァージョンへのリクエスト。今日は達郎さんが持っているステレオのオリジナル・サウンドトラックからフランシス・レイの「A MAN AND A WOMAN」。クロード・ルルーシュ監督の大ヒットした映画『男と女』のテーマ・ソング。

・あしたこそ、あなた
矢野顕子さんのシングル・オンリーの曲「あしたこそ、あなた」(1981年)にリクエスト。達郎さんがコーラスとギター、バックはYMO。
曲をかけ終えて。
クリックで演奏してシンセサイザーのシーケンサーでシンセを駆動しているけれど、高橋幸宏さんも細野晴臣さんもクリックを聴きながら演奏しているのにこのグルーヴ。「驚愕です。本当の超一流の演奏であります。で、私、ギターとひとりコーラスで参加しております」と達郎さん。

・あしおと(LIVE)
今日は時間がなくなってしまったので短めの曲。2018年11月2日、カルッツかわさきの「あしおと」。



・番組の終わりに
「いろいろと世情は騒がしい、いろんな諸問題がありますけれど、いつものように、例え病み上がりでも、番組は淡々と明るく楽しく。ライヴの方も早いとこ調子を戻すようにいってみたいと思っております。来週、うまくいきましたと言えるようにがんばりたいと思います(笑)。本日は大分でございます。今週の8月12日金曜日は奈良。奈良初めてです。なら100年会館大ホール、お待ち申し上げております。病み上がりでゆうようなアレでございませんけれど、みなさんくれぐれもお身体お大事に。しょうがない。それしか言いようがない(笑)」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2022年08月14日は、引き続き「納涼リクエスト大会」
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