FM40年とその音楽

2009年02月28日 | RADIO

■FM40年とその音楽
2009年2月28日(土) NHK-FM
DJ: 萩原健太、久保田祐香アナウンサー
GUEST: 亀渕昭信、清水ミチコ、甲斐よしひろ、近田春夫

午後2時から生放送でオンエアされています。
現在中断時間中。
http://www.nhk.or.jp/fm-blog/200/16458.html

上の画像は「土曜スタジオパーク」の生中継が入ったところ。テレビとラジオの同時生放送。
左が乱入したビビる大木、右が健太さん。健太さんはネルシャツじゃなくてデニム・シャツですね。
アナログ放送をケータイのカメラで撮影したので歪んでます(苦笑)。



健太さんはPCのハードディスクに音源を取り込んでいてそこから曲をかけています。

さて、中断が明けたようです。
これから午後9時まで生放送が続きます。

↓の記事、「サウンドストリート・アーカイブス」第一週のラインナップが公開されましたので編集しました。


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FM40ラジオデー

2009年02月25日 | RADIO

3月1日にNHK-FMが放送開始40周年を迎えます。
今週末の土日48時間かけて40周年記念番組の「FM40ラジオデー」がオンエアされます。
http://www.nhk.or.jp/fm/40th/lineup/index.html

以下気になる番組を紹介します。

■NHK-FM この40年のあゆみ
2月28日(土) NHK-FM

・FM40年とその音楽
 PM2:00 - PM9:00(中断6:50 - 7:20)

 出演: 萩原健太、近田春夫ほか

・坂本龍一アーカイブ・スペシャル
 PM10:15 - AM0:00

 出演: 坂本龍一

・アラフォー ~あの日聞こえてきた音楽は...今も輝いている~
 AM0:00 - AM5:00

 出演: 山本シュウ、新垣里沙(モーニング娘。)、吉井和哉、宇治田みのる

 YOSHIKI、竹内まりや、つんく♂、槇原敬之、森高千里など多くのミュージシャンからのメッセージを紹介。
 佐野元春のメッセージはAM2:00からだそうです。

■これからのNHK-FM
3月1日(日) NHK-FM

・新番組スペシャル・トーク 佐野元春×大貫妙子
 PM6:00 - PM6:50(生放送)
 http://www.nhk.or.jp/fm-blog/200/16406.html

 この春から新番組を開始する二人が出演する生放送。

-------------------------------------------------------------

そして40周年の記念番組として「サウンドストリート・アーカイブス」が1ヶ月間オンエアされます。
http://www.nhk.or.jp/my-fm-days/

「NHK青春ラジカセ」に寄せられたテープの中から選りすぐり全20回。

■サウンドストリート・アーカイブス
3月3日(火) - 3月28日(土) 20回シリーズ NHK-FM

佐野元春の「元春レイディオ・ショー」は5夜連続放送で、
6年間の放送の中から以下のプログラムが再放送となります。

・元春レイディオ・ショー再放送
 3月3日(火) - 3月7日(土)
 AM0:00 - AM1:00

3月3日(火)前0:00~1:00(月曜深夜) 
「ニューヨークから 独立記念日リポート」 1983年7月18日(月)放送分

3月4日(水)前0:00~1:00(火曜深夜)
「ビルボードHOT100特集」 1985年8月5日(月)放送分

3月5日(木)前0:00~1:00(水曜深夜) 
【ゲスト】ロミー 1985年4月15日(月)放送分 

3月6日(金)前0:00~1:00(木曜深夜) 
「リスナーが選ぶ1985年マイ・ベスト・レコード特集」 1986年1月27日(月)放送分

3月7日(土)前0:00~1:00(金曜深夜)
「最終回 ボーイズ特集」 1987年3月16日(月)放送分

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安藤忠雄建築展[挑戦-原点から-]

2009年02月24日 | アート

2月23日(日) 曇りのち雨。
本町のTOTOテクニカルセンター大阪で開催されている「安藤忠雄建築展[挑戦-原点から-]」を観に行った。
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex081003/junkai.htm

朝日ビルディング(新朝日ビル)建て替えに際し、昨年末で閉館となったフェスティバルホール。その跡地には中之島フェスティバルタワーが建てられる。
http://www.asahibuilding.co.jp/

山下達郎はフェスティバルホール最終公演で安藤忠雄を名指しして非難した。僕は安藤忠雄の設計した作品に興味があり、これまで表参道ヒルズやサントリー・ミュージアム天保山、兵庫県立美術館、アサヒビール大山崎山荘美術館新館などを見て楽しんできた。今回の中之島フェスティバルタワーの完成予想図を見るにつけ、安藤忠雄の設計とは思えず(僕は設計に関しては全くのド素人だけれど)、山下達郎の非難は一体どういう意味なんだろうか、安藤忠雄は中之島フェスティバルタワーに関わっているのだろうか、とそういう疑問があった。それで思いあまってネットで検索してみたのだが、わかったことは中之島フェスティバルタワーの設計は日建設計が行うということだった。
http://www.nikken-times.co.jp/new/20070802.11/1186009561.html

ではなぜ山下達郎は安藤忠雄の名前を出したのか。もしかしたらフェスティバルホール関係者から何か聞かされていたのかもしれない。あるいは安藤忠雄が大阪都市景観政策アドバイザーに就任していることに関連して、中之島再生と言いながらフェスティバルホール取り壊しに反対しなかったために失望し非難したとも考えられる。

もう少し深く掘り下げて検索すると、東京で安藤忠雄設計事務所と日建設計が共同して設計した作品が見つかった。

・21_21 DESIGN SIGHT
http://www.2121designsight.jp/

・国立国会図書館 国際子ども図書館
http://www.kodomo.go.jp/index.jsp

しかし、今のところ中之島フェスティバルタワーを実際に共同設計するのかどうかについては不明だ。僕としては中之島再生に関わりフェスティバルホール保存を目的とした行動を起こしてほしい気持ちがある。安藤忠雄が参加すればフェスティバルホール取り壊しになんてならなかったはずだと思うのだ。


こうした検索の中で偶然に安藤忠雄建築展[挑戦-原点から-]の情報が見つかった。行きがけの駄賃だし、前述したように安藤忠雄の設計した作品に興味があるので観に行くことにした。何かわかるかもしれないという淡い期待もあった。

安藤忠雄建築展[挑戦-原点から-]は書籍『安藤忠雄の建築』全3巻の発売を記念して開催された展覧会のようだ。会場では安藤忠雄の30年におよぶ建築活動を紹介するために、『安藤忠雄の建築』に沿って代表作が公開されている。実際の現地の映像と設計模型の展示が行われている。

表参道ヒルズ、東急東横線渋谷駅や東京大学情報学環・福武ホールといった最近の作品、現在進行中の東急大井町線上野毛駅。この数年は東京での活動が多い。東京オリンピック招致委員会の理事という立場での発言もニュースでよく耳にする。
http://www.koho.metro.tokyo.jp/koho/2008/06zo/02.htm

そうしたことからこの安藤忠雄建築展[挑戦-原点から-]は昨年、東京でまず開催された。東京会場では「住吉の長屋」の原寸大模型が展示されたという。



しかし、大阪会場ではスペースの関係なのか1/10縮尺サイズの模型展示だった。「住吉の長屋」の原寸大模型が目当てで見にきた人もいたので、今回大阪会場で展示されなかったのはひじょうに残念だ。メインディッシュのないディナーみたいな感じがした。

安藤忠雄建築展[挑戦-原点から-]を観終わった後は御堂筋を散策した。
淀屋橋方面に向かいながら御堂筋の近代建築を楽しんだ。

・又一ビル



TOTOテクニカルセンター大阪の向かい側。

・大阪倶楽部



大正13年に安井武雄によって設計された。
ここまで来たので中之島に寄り道。

・フェスティバルホール



もうシャッターが下りていて中には入れなくなっていた。。

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Sunday Song Book Playlist

2009年02月22日 | Sunday Song Book

<02月22日プレイリスト>
["SWEET LOVE" SONGで棚からひとつかみ]
DREAMING GIRL/山下達郎 '96
FOR YOUR SWEET LOVE/THE CASCADES '63
SWEET LOVE/ANITA BAKER '86
SWEET LOVE/COMMODORES '75
SWEET LOVE/MESHELL NDEGEOCELLO "PLANTATION LULLABIES" '94
HUSH SWEET LOVER/K.D. LANG "EVEN COWGIRLS GOT THE BLUES" '93
SWEET LOVER NO MORE/DUSTY SPRINGFIELD [UNRELEASED] '68
SWEET LOVE/CHARLIE WILSON "BRIDGING THE GAP" '00
OUR SWEET LOVE/THE BEACH BOYS "SUNFLOWER" '70
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
また番組を前倒しで録音している。昨日、今日と6年ぶりの名古屋公演。全国ツアーのスケジュールはタツローさんのホームページに掲載されている。
http://www.smile-co.co.jp/tats/

・スウィート・ラヴ・ソング・セレクション
今週は聴取率週間で日曜日の13時から17時55分のゾーンは「スウィート・ラヴ・ソング・セレクション」。なので「スウィート・ラヴ・ソング」で棚からひとつかみ。
http://www.tfm.co.jp/specialweek/bansen/index.php?t=sunday#daytime

・DREAMING GIRL
1996年のシングル。NHK連続テレビ小説「ひまわり」の主題歌。
リスナーから「春近しなのでこの1曲を」というリクエスト。

・FOR YOUR SWEET LOVE
カスケーズの1963年のシングル。作曲はジェリー・フラー。

・SWEET LOVE
アニタ・ベイカーの1986年のアルバム『RAPTURE』は実に157週間チャート・イン、500万枚以上の売り上げを記録した。「SWEET LOVE」はそのアルバムからのシングル・カット。全米9位、ソウル・チャート2位。マイケル・J・パウエルのプロデュース。'80年代にマシンを使わずアナログ・ドラムにとことんこだわった。なので今回はCDからではなくアナログ起こし。アニタ・ベイカーはメンフィス生まれだがデトロイトで結成されたCHAPTER 8のリード・ヴォーカリストとして活躍。その後、ソロになった。

・SWEET LOVE
コモドアーズの1975年のシングル。全米5位、ソウル・チャート2位を記録した。タツローさんはシュガーベイブ時代によく聴いたそうだ。

・ソロは指で弾く
ライヴ関連の質問で「ギターを指で弾くことはありますか?」
タツローさんはカッティングはピックだがソロを弾くときは指で弾いてるそうだ。

・SWEET LOVE
ミシェル・ンデェゲオチェロはヒップホップ系の人。正確な発音はミシェル・ヌーデーゲーオーチェルだとか。ちなみに「ンデェゲオチェロ」という名前はスワヒリ語で「鳥のように自由に」という意味で改名したのだとか。ベーシストの女性でクロスオーバーで変わった音楽をやっている。タツローさんのお気に入りだとか。「SWEET LOVE」は1994年のアルバム『PLANTATION LULLABIES』に収められている。

・HUSH SWEET LOVER
「HUSH SWEET LOVER」はk.d.ラングの1993年のサントラ『EVEN COWGIRLS GOT THE BLUES』に収められている。

・SWEET LOVER NO MORE
ダスティ・スプリングフィールドの「SWEET LOVER NO MORE」は1968年の録音だが当時は未発表に終わった。1994年のボックス・セットに収録されている。

・ギター
「レコーディングのときに使うギターは?」というリスナーからの質問。
茶色のテレキャスターがメイン。そのほかにアームのないストラトキャスターがある。ボディーは'50年代だがネックは友人のと交換して'60年代のローズ・ネックがついている継ぎ接ぎのストラトキャスターだという。'80年代からずっと使用している。ほかには'80年代のあたまからギルドのD-50というアコースティック・ギターを使っていたが、古くて割れてしまったそうだ。今はマーチンのD-28を使ってるという。この3台でレコーディングしているそうだが、ギブソンの335、コーラルのエレキ・シタール、モズライトの12弦を使うときもあるとか。

・SWEET LOVE
チャーリー・ウィルソンの2000年のアルバム『BRIDGING THE GAP』に収められている曲。

・テスト盤
アイザック・ヘイズのオリジナル・アルバム全10枚がユニヴァーサルから紙ジャケ仕様SHM-CD盤で再発された。タツローさんも購入したそうだが、なぜかユニヴァーサルから全10枚贈られてきた、という先々週の話に関連して、テスト盤は山のように送られてくるが、積み上げたままで全く聴かない状態となるそうだ。やはり自分で探して買わないと聴かないことになってしまうらしい。それが仕事なのでなるべく買うようにしているとか。音楽は風呂に入りながらとか、夜寝る前に聴くことが多いそうだ。

・OUR SWEET LOVE
ビーチボーイズの1970年のアルバム『SUNFLOWER』に収められている曲。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
ジェフ・バリー、エリー・グリニウィッチのソング・ライター特集は3月前半まで曲書きの仕事があるため未定。10年前のモータウン特集のアーカイヴ放送は準備中だとか。
03月01日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
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BREEZE BREEZE

2009年02月21日 | 大阪

サンケイホールブリーゼは大阪サンケイビルの跡地に建設されたBREEZE BREEZE(ブリーゼブリーゼ)の7階。
BREEZE BREEZEはドイツ人建築家のクリストファー・インゲンホーフェンが設計したとか。
http://www.breeze-breeze.jp/

昨年の10月にリオープンしたばかり。開場記念公演が今年3月まで開催されている。
真っ白な吹き抜けの空間「ホワイエ」と対称的に、ホールは「ブラック・ボックス」と呼ばれる漆黒の空間。
http://www.sankeihallbreeze.com/index2.html



この写真はまだサンケイホールブリーゼが正式にリオープンする前、昨年10月末、
入口ガラス越しにホワイエを撮影したもの。
右側にブラック・ボックスへ通じる扉、奥は全面窓となっている。
ブラインドの向こうはaxビル。以前この地下にブルーノート大阪があった。
http://www.tokyu-land.co.jp/machi-top/mall/content/index26.html

BREEZE BREEZEの6階までは吹き抜けとなっていて
身長12メートルのマリオネット、ブリCH(ブリチャン)が設置されている。
15日は「旅に出ている」そうでいなかった。くいだおれ太郎か(笑)。
昨年、10月末に撮った写真。



BREEZE BREEZEの2階にはコム デ ギャルソン オム 2Cのショップがある。
http://www.breeze-breeze.jp/floor/shop/commedesgarcons.html

ライヴの前にちょっと入ってみた。
2002年の「さとがえるコンサート」ではトリオに佐橋佳幸がギターという編成で行われた。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/satogaeru.htm

その大阪公演のとき、佐橋佳幸と矢野顕子は心斎橋のコム デ ギャルソンへ衣装を買いに行ったとか。
そこで店員さんに薦められたのがリバーシブルのジャケット。高額なので迷ったそうだが、
「2着分着られると思えばお得です」と言われたとか(笑)。
東京のコム デ ギャルソンでは考えられない言葉だったという笑い話。

そんなエピソードを思い出して、僕がもし今回のリサイタルのゲストならば
コム デ ギャルソンで衣装を買って、それをネタにするのになと思ったわけです(笑)。
春物にリバーシブルのジャケットがありました。

ライヴの終演後は6階のカンティーナ ピアノピアーノで食事をした。
http://www.breeze-breeze.jp/floor/shop/cantina.html



パスタがおいしかった。

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矢野顕子リサイタル BREEZE 3DAYS with GUEST

2009年02月19日 | Live

2月15日(日) 曇り。
サンケイホールブリーゼで行われた「矢野顕子リサイタル BREEZE 3DAYS with GUEST」を聴きに行った。
日替わりでゲストを迎える矢野顕子のピアノ弾き語り公演。15日のゲストは清水ミチコだった。
ちなみに13日は岡林信康、14日は細美武士。

ステージ上には2台のグランド・ピアノが向き合って置いてあった。
リサイタルとは独演会のこと。最初は矢野顕子のピアノ弾き語り。
矢野顕子は黄色のヒラヒラした衣装、細いパンツといったかっこう。
下手側のピアノに座り弾き語りが始まった。
1曲目は「Dreaming Girl」と意外な選曲だった。
9.11直後の2002年に発表された『reverb』に収められた曲でシングルにもなった。
"昨日のことはもう思い出の中 明日しか見てない"
こんな大不況の時代に聴くと希望がわいてくる。

サンケイホールブリーゼは912席という収容数のこじんまりとしたホール。
ヴォーカルもピアノも不自然に大きく増幅されていない。
ステージ上で床を踏んでリズムを取る音が聞こえるほど。
音響は生音を重視した音作りなのかもしれない。

2曲目は「春咲小紅」。
梅が咲く季節。数日暖かい日が続いてたので春が近いように感じる。
糸井重里の書いた歌詞が木綿のように心地よい。
心は春でいっぱいという気持ちになった。

「ゲストを迎えたコンサートを大阪でするのはほとんどなかった」と矢野顕子は話した。
いつも東京でばかり。
昔、渋谷にジァンジァンという劇場があって、
よくそこでこんなふうなコンサートが行われていた。
いつか聴きに行ってみようと思っていたがジァンジァンはもうなくなってしまった。
このサンケイホールブリーゼはこけら落し公演が演劇だったこともあり、
ジァンジァンとよく似た会場なのかもしれない。
矢野顕子は今回の公演が楽しかったらしく、
「よし、この劇場お買い上げだ。でもちょっと頭金が足りない(笑)」と話していた。

3曲目は最新アルバム『akiko』から「Missing and Dropping」。
サビだけ日本語ヴァージョンの「しまった」となっていた。
4曲目は「湖のふもとでねこと暮らしている 」。
1991年のアルバム『Love Life』に収められた宮沢和史との共作曲。
RCサクセションの「山のふもとで犬と暮らしている 」のアンサー・ソングで、
この曲を聴いたキヨシローが
「湖は"ふもと"ではなくて"ほとり"って言うんだよ(笑)」と言ったことを思い出した。
この曲もライヴで聴くのは久しぶり。

喉の調子が気になったのか、矢野顕子はのど飴を口に入れた。
ホワイエにあるドリンク・バーのメニューを開演前に見たそうで、
コーヒーやドーナツといった定番のメニューの中に、なぜかのど飴があったことを話した。
100円だったとか。お金に余裕のある方は帰りに注文してみてくださいと話した。
終演後、ドリンク・バーは営業してなかったが物販売り場でのど飴の特別販売があった。
「あっこちゃんお薦めののど飴100円」
ブリーゼブリーゼで最も安い商品かもしれない。

5曲目の「My Love」は友人が書いた曲だということだった。
ほぼ5年おきにピアノ弾き語りのアルバムを作ってきた矢野顕子。
レパートリーも増えて来たし、バンドで録音してない新曲もあるので、
そろそろまた発表したいと考えているそうだ。
「椅子」という曲は弾き語りのレパートリーの1曲で、
次に弾き語りのアルバムを作るなら入るかもしれない曲なのだとか。
続いて「やしの実」を歌って前半が終了した。

今夜のゲスト清水ミチコは矢野顕子のモノマネをすることで知られている。
2005年のアルバム『歌のアルバム』には「相合傘」のカヴァーが
矢野顕子のライヴ・ヴァージョンという形で収められている。
2007年の夏にデビュー20周年記念のライヴが行われて、
僕は聴きに行ったがそこでも披露されていた。

矢野顕子は上手側のピアノに移り、清水ミチコが下手側のピアノへ。
向き合うかっこうで共演がはじまった。
清水ミチコがモノマネして歌う「丘を越えて」。最初から大ウケ。
そっくりに歌うので本物の矢野顕子が歌っても笑いが起きる。
「おおパリ」はイッセー尾形に提供した曲。
うっかりしているとどちらが歌っているのかわからなくなる。
清水ミチコは本当に矢野顕子をリスペクトしているらしく、
共演の最中に素に戻り感動したかのようなじんわりとした表情を
一瞬うかべていた。

トーク・コーナーが間に挟まれていて、
「銭形平次」と「水戸黄門」のテーマを同時に弾くという清水ミチコのネタが
矢野顕子のリクエストにより披露された。
ほかには田中眞紀子や森山良子のモノマネもあった。
矢野顕子の話題ではNHKのオーディションに落ちた話や、
ラジオ番組「若いこだま」はピアノを弾きながら収録していたとか、
お酒を飲んで放送しているんじゃないかという投書があり、
本番中に局の上の人が確かめにきたという話が交わされた。

「いもむしごろごろ」は即興演奏の代表曲だがこの曲も清水ミチコと共演。
もちろんリハーサルをしているのだろうが、素晴らしい演奏となった。
観客から大喝采が起こった。

共演が終わり、また下手側のピアノに戻り弾き語り。
最新アルバム『akiko』から僕のお気に入りの「変わるし」。
くるりの「ばらの花」は3日間通して演奏されたのはこの夜だけだったらしい。
僕はこの曲を歌う日にうまい具合にあたるみたいだ。
毎回毎回同じではない。いつも違うピアノ演奏と歌。
しみじみとした情感があって素晴らしかった。
最後の曲は最近定番となりつつある「Rose Garden」。
途中で「いもむしごろごろ」が挿入されていた。

アンコールは清水ミチコと共演で「ひとつだけ」。
キヨシローが飛び入り出演する妄想と戯れる。
たぶん「湖のふもとでねこと暮らしている」を聴いたせいだ。
本当に楽しいライヴだった。思わず立ち上がって拍手してしまった。
スタンディング・オベイションとはならず、恥ずかしいなと思ったが、
最後に矢野顕子が気づいてくれて手を振ってくれた。


■矢野顕子リサイタル BREEZE 3DAYS with GUEST
2009年2月15日(日) サンケイホールブリーゼ
1階C列26番

矢野顕子(Vocal, Piano)
清水ミチコ(Vocal, Piano)

Set List
01 Dreaming Girl
02 春咲小紅
03 Missing and Dropping
04 湖のふもとでねこと暮らしている
05 My Love
06 椅子
07 やしの実
08 丘を越えて(with 清水ミチコ)
09 おおパリ(with 清水ミチコ)
10 いもむしごろごろ(with 清水ミチコ)
11 変わるし
12 ばらの花
13 Rose Garden
Encore
14 ひとつだけ(with 清水ミチコ)

・会場に届けられた花



・のど飴




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なにしろラジオ好きなもので。

2009年02月17日 | 
今日は寒かったですね~。
友人から達郎さんの記事が掲載された雑誌の情報を教えてもらったので、
書店に寄って雑誌を購入し、ついでにモスバーガーで休憩してきました(笑)。

寒いとココアが飲みたくなりませんか?
「ライ麦畑のキャッチャー」にホット・チョコレートが出てくるシーンありましたよね?
たしかホールデンが先生のお宅でココアをごちそうになるんじゃなかったっけ。
「セントラルパークの白鳥は冬になったらどこに行くんだろう?」
そんなことを彼は思うわけなんですよね。



モスのココアは昔ながらのココアの味がしてお気に入りです。

さて、「BRUTUS」3月1日号の特集は “なにしろラジオ好きなもので。” 。
http://magazineworld.jp/brutus/657/



JFN系の「サンデー・ソングブック」について触れた達郎さんのコメントが掲載されています。

今、僕が日常的に使ってるラジオはパナソニックのパーソナルMDシステム。
こちらです。



2003年の阪神の優勝セールのとき購入しましたから5年ほど使ってますね。
留守録専用機です。

部屋で聴くときはオーディオのチューナー。



これは高校入学のとき買ってもらったシステム・オーディオ(SONY)のチューナー・アンプ。
もうかれこれ28年くらい前のですね~。
アンプのほうは不具合があって使ってませんがチューナーとしてはまだ使えます。
昔、家にあったラジカセ(1975年SONY製)、ラジオだけ聴くのに置いておけばよかったなと思います。
古いラジオ、今また使いたいんですけど、お金出すのなら録音できるのがいいんですよね(苦笑)。
新しいので何かいいのないですかね。
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Sunday Song Book Playlist

2009年02月15日 | Sunday Song Book

<02月15日プレイリスト>
[棚からひとつかみ]
ずっと一緒さ/山下達郎 '08
A PLACE IN THE SUN(LIVE)/STEVIE WONDER "LIVE" '70
GENTLE ON MY MIND/GLEN CAMPBELL '67
HEAVEN ONLY KNOWS/LOVE COMMITTEES '76
CAUGHT IN THE ACT/FACTS OF LIFE "SOMETIMES" '76
UNITED/EDDIE HOLMAN "UNITED" '85
GOT MY "LED BOOTS" ON/HUMMINGBIRD "DIAMOND NIGHTS" '77
バラ色の人生/山下達郎 '08
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
今回はツアー日程の関係で珍しく放送日間際の収録。先週の新潟公演で24本が終了してツアーも折り返し。いよいよ後半戦に突入する。今週は月曜日が宮?、火曜日が熊本と最後の九州ツアー。週末の土日は名古屋公演。
http://www.smile-co.co.jp/tats/

・棚からひとつかみ
全国ツアー中だが曲書きの仕事が入ってきた。「ウンウン唸りながら曲書いてます」とタツローさん。ツアーをやりながら曲を書くというスリリングなことになったのだそうだ。スケジュールがタイトになってきたので今週も「棚つか」。

・ずっと一緒さ
鹿児島県の十字屋CROSSのチャートが南日本新聞に掲載されていて2月1日付け邦楽シングル・チャートで「ずっと一緒さ」が2位となった。いきなりの登場なので鹿児島公演の効果だと思われる。

・A PLACE IN THE SUN
スティービー・ワンダーのバック・カタログが紙ジャケSHM-CD盤仕様でリイシュー。自身2枚目となるライヴ盤『STEVIE WONDER LIVE』から1966年の「A PLACE IN THE SUN」邦題「太陽のあたる場所」(全米R&Bチャート3位)。途中でイタリア語で歌っているのでイタリアのライヴからかもしれない。

・GENTLE ON MY MIND
グレン・キャンベルの「GENTLE ON MY MIND」はカントリー系のシンガー・ソングライター、ジョン・ハートフォードのペンになる曲。1966年のシングルだが1968年にリカットされて全米39位となった。タツローさんは高校の初めの頃にFENでクリス・ノエルという女性DJがこればかりかけていたのでひじょうに愛着があるそうだ。

・熊本公演
熊本は23年ぶりとなるとか。タツローさんのツアーは準備が遅いので他のアーティストにホールを先に押さえられることがあるらしい。横浜の神奈川県民ホールも今回17年ぶりぐらいになるという。

・HEAVEN ONLY KNOWS
ラヴ・コミッティはフィラデルフィア出身のヴォーカル・グループ。もともとはエシックスという名前で活躍していたが'70年代にラヴ・コミッティと名前を変えた。リード・ヴォーカルのロン・タイソンの張りのあるファルセットで有名なグループ。1976年全米ソウル・チャート32位。

・CAUGHT IN THE ACT(OF GETTING IT ON)
ファクツ・オブ・ライフは男性ふたり、女性ひとり3人組のディープ・ソウルのヴォーカル・グループ。もともとはミリー・ジャクソンの肝いりで6人組のゴスペル・トゥルースが母体。そこから3人をピックアップしてファクツ・オブ・ライフ。「CAUGHT IN THE ACT(OF GETTING IT ON)」はミリー・ジャクソンのプロデュースらしい不倫の歌。1976年全米ソウル・チャート13位。まもなくCD化されるそうだが、今回はアナログから。

・UNITED
エディ・ホールマンの1985年のゴスペル・アルバム『UNITED』からタイトル・ソング。

・GOT MY "LED BOOTS" ON
ハミング・バードはイギリスのグループ。キーボードのマックス・ミドルトンがいることで有名。2007年に紙ジャケ仕様で世界初CD化された。1977年のラスト・アルバム『DIAMOND NIGHTS』にはジェフ・ベックの「GOT MY "LED BOOTS" ON」に歌詞をつけてカヴァーしている。

・バラ色の人生
リスナーからのリクエスト。

・スウィート・ラヴ・ソング・セレクション
来週は聴取率週間で日曜日の13時から17時55分のゾーンは「スウィート・ラヴ・ソング・セレクション」となる。なので「スウィート・ラヴ」で棚からひとつかみ。
http://www.tfm.co.jp/specialweek/bansen/index.php?t=sunday#daytime

・モータウン特集のアーカイヴ放送
ジェフ・バリー、エリー・グリニウィッチのソング・ライター特集は3月前半まで曲書きの仕事があるため未定。10年前のモータウン特集のアーカイヴ放送について、予想に反して「やってほしい」との声が多数寄せられているとか。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
02月22日は、「SWEET LOVE SONGで棚からひとつかみ」
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NHKホール

2009年02月14日 | 山下達郎

2月1日(日) 晴れ。
NHKホールで行われた山下達郎のPERFORMANCE 2008-2009を聴きに行きました。
SITEDOIにライヴ・レポートをアップ。
ネタばれしてますので、これから聴きに行かれる方は
自己責任において読むあるいは読まないを選択してください。
よろしくお願いします。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/index.htm

僕は幸運なことに昨年(2008年)のアコースティック・ミニ・ライヴに当選して大阪会場の夜の部に参加することができた。
久し振りに観た山下達郎のライヴは素晴らしくて、しばらくは幸せな気持ちで過ごしたことを覚えている。
だが正直に言うと僕は大阪会場よりも東京会場で観たかった。
東京はちょうど大型連休中の開催だったこともあり、
旅行をかねて山下達郎のライヴが観られたら最高なのになぁ、とそんなことを思っていたわけだ。
だからアコースティック・ミニ・ライヴに当選したことはうれしかったのだが心残りがあった。
山下達郎の東京公演を観たいという思いを抱いたのはたぶんその頃からだっただろう。
夢というのではなく、ひとつの目標というのか、次の機会があれば今度こそ東京に行こう、そういう気持ちになった。
そして今回、友人からの誘いもあって東京公演に行くことができた。
こんなに早く実現できてうれしかった。

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ロベール・ドアノー写真展「パリ・ドアノー」

2009年02月10日 | アート

2月8日(日) 晴れ。
午後から美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)で
開催されているロベール・ドアノー写真展「パリ・ドアノー」を観に行った。
http://wjr-isetan.com/kyoto/floorevent/index_7f.html

■ロベール・ドアノー写真展 ~パリ・ドアノー~
美術館「えき」KYOTO
1月31日(土)~2月22日(日)[会期中無休]
開館時間:午前10時-午後8時(最終日:午後5時閉館)入館締切:閉館30分前
入館料:一般800円(600円)/高・大学生600円(400円)小・中学生400円(300円)

ロベール・ドアノー写真展は何年も前に一度観ている。
大丸ミュージアム梅田で開催されたことは覚えているが、
あれは一体いつだったのか。
調べてみたところ、1996年の夏の終わりのことだった。
一昔前というのに驚いた。

今回はパリ、東京、京都の都市で開催される大回顧展。
パリでも11年ぶりの開催だったそうで、
あまりにも有名な「パリ市庁舎前のキス」(画像)の舞台となった
パリ市庁舎で 展覧会が行われたとか。
今回の写真展「パリ・ドアノー」でも「パリ市庁舎前のキス」がポスターに使われている。

会場で最初に展示されていたのは「ヴァンドーム広場」だった。
光と闇のコントラストが美しい白黒写真。
パリの人々、モニュメント、
コラージュの大作や、ストーリー仕立ての彫刻写真、
子ども、動物の素振りを題材にしたユーモラスな写真、
すべてがモノクロームで詩情に溢れている。
再開発で消えてゆく市場の日常を撮った写真がよかった。

そして晩年の写真、ある女優のポートレートに目を奪われた。
「ネイキッド」、「イノセント」、なんていえばいいのだろう。
それはジュリエット・ビノッシュだった。



写真展を観終わった後は大階段を上って久しぶりに京都拉麺小路へ。
http://www.kyoto-ramen-koji.com/

入れ替えがあり先月末から富山の「麺屋いろは」が開店していた。
「富山ブラック」と呼ばれるブラックラーメン。
あのスープの色は関西ではNGだと思う。
まだしばらくは入れ替えもなさそうなので今回は見送り。
いつか挑戦しよう(笑)。

今日のラーメンは「博多一幸舍」のネギチャーシューメン。
http://www.ikkousha.com/



麺が見えてないけれどとんこつラーメンです。

食後は「eX cafe」でくつろいだ。
http://www.excafe.com/



デザートは京黒ロールというロール・ケーキ「くろまる」です。
eX cafeの嵐山本店と京都駅ビル店で販売されてる「くろまる」。
おみやげで持ち帰る人が多いようですよ。
http://www.inden-style.jp/kuromaru/
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Sunday Songbook Playlist

2009年02月08日 | Sunday Song Book

<02月08日プレイリスト>
[棚からひとつかみ]
アトムの子/山下達郎 "アルチザン" '91
BECK'S BOLERO/JEFF BECK "TRUTH" '68
Mr. LONELY/BOBBY VINTON '64
DO YOUR THING/ISSAC HAYES "SHAFT" '72
LET ME BE THE CLOCK/SMOKEY ROBINSON "WARM THOUGHTS" '80
SO IN LOVE/CURTIS MAYFIELD "THERE'S NO PLACE LIKE AMERICA TODAY" '75
DANCIN'/GREY & HANKS "YOU FOOLED ME" '78
ひととき(LIVE)/山下達郎 "SSB 10th アコースティック・ライブ" '03
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
ライヴ明けで声が少し嗄れているというタツローさん。いつもより声が低くなるのだそうだ。全国ツアー中のタツローさん、先週は富山、石川と北陸を回った。今週の火曜、水曜(祝日)は新潟県民会館。全国ツアーのスケジュールはタツローさんのホームページに掲載されている。
http://www.smile-co.co.jp/tats/

・棚からひとつかみ
全国ツアー中だが曲書きの仕事が入ってきた。二十数年ぶりにツアーをやりながら曲を書くというスリリングなことになったのだそうだ。スケジュールがタイトになってきたので今週は「棚つか」。

・アトムの子
NHKではBS放送20周年の企画で「手塚治虫2009 いのち・科学・未来へGO!」という手塚治虫さんの特番が組まれる。
http://www.nhk.or.jp/tezuka/

1月30日(金)、午後10時からの「プレミアム10」では「手塚治虫 漫画 音楽 そして人生」という特集が組まれ、タツローさんの「アトムの子」とコメントが紹介された。「なんと『鉄腕アトム』のアニメに『アトムの子』が乗ってるというすごい映像を見してもらいまして、自分の曲なのに妙に感動してしまった」とタツローさん。
「アトムの子」は1989年に手塚治虫さんが亡くなられたのをきっかけにして生まれた曲。1991年のアルバム『アルチザン』に収められている。

・BECK'S BOLERO
ジェフ・ベックが来日公演を行っている。近頃のライヴでは「BECK'S BOLERO」がオープニング曲となっているそうだ。
「ホントかよ。行きたいなぁ~。そういうときになんでアレなんだろう(笑)」とタツローさん。
「BECK'S BOLERO」はジェフ・ベックの実質的なソロ第一作となるレコーディング。1966年、ジミー・ペイジが書いた作品でジミー・ペイジがギターで参加している。キース・ムーンのドラム、ジョン・ポール・ジョーンズのベース、ニッキー・ホプキンスのピアノ。

・Mr. LONELY
ボビー・ヴィントンはフィラデルフィア出身のシンガー。「Mr. LONELY」が収録されたアルバム『Mr. LONELY』は昨年の3月に紙ジャケで再発された。日本で「Mr. LONELY」はレターメンのカヴァーがなんつっても『ジェットストリーム』のテーマ曲としても知られているがオリジナルはボビー・ヴィントン。1964年、全米No.1。

・DO YOUR THING
昨年の11月にアイザック・ヘイズのオリジナル・アルバム全10枚がユニヴァーサルから紙ジャケ仕様SHM-CD盤で再発された。タツローさんも購入したそうだが、なぜかユニヴァーサルから全10枚贈られてきたのだという。「DO YOUR THING」はアルバム『SHAFT』からのシングル・カットで1972年、全米ソウル・チャート3位、全米チャート30位。

・R&Bとソウル・ミュージックの違いは?
リスナーからの質問。R&B(Rhythm & Blues)は造語で、チャート誌ができたいちばん最初の頃は「ハーレム・ヒット・パレード」、その次は「レース・レコード」(人種のレコード)と呼ばれていた。「レース」という言葉が差別にあたるとされ、その後、ビルボードでは「Rhythm & Blues」という呼称を作った。この呼称を考案したのがジェリー・ウェイクスラーだといわれている。1949年の話。以来「Rhythm & Blues」はアフリカン・アメリカンの音楽を指す言葉になった。1960年代までずっーと「Rhythm & Blues」で来たが、1960年代の終わりに公民権運動や黒人の人種意識の高まりで「ソウル・ミュージック」という言葉が生まれた。ビルボードでも1969年から使うようになった。この後、「ブラック・ミュージック」や、また「R&B」に戻ったりしながら、現在では「R&B」、「ヒップホップ」という括りになっている。だから呼称が違うだけで同じもの。ただの記号に過ぎない。「ソウル・ミュージック」というときは思想的なものが含まれている。

・LET ME BE THE CLOCK
スモーキー・ロビンソンの「LET ME BE THE CLOCK」はアルバム『WARM THOUGHTS』からのシングル・カットで1980年、全米ソウル・チャート4位、全米チャート31位。

・ドラクエ
タツローさんは『ドラクエ』の新作をアマゾンで予約しているそうだ。出たらツアーに持って行くのだという。

・SO IN LOVE
カーティス・メイフィールドのアルバム『THERE'S NO PLACE LIKE AMERICA TODAY』からのシングル・カット。1975年、全米ソウル・チャート9位、全米67位。『THERE'S NO PLACE LIKE AMERICA TODAY』はタツローさんが人生でいちばん好きなアルバム。

・DANCIN'
グレイ&ハンクスという1970年代に活躍したソングライター・チームが、RCAレーベルから出したアルバムが昨年BMGから世界初CD化された。

・ひととき(LIVE)
リスナーから「まったりとしたスタジオ・ライヴ」のリクエスト。2003年のファンクラブ10周年のアコースティック・ライヴから。オリジナル・ヴァージョンは1983年のアルバム『メロディーズ』に収録されている。

・ジェフ・バリー、エリー・グリニウィッチのソング・ライター特集
うまくいけば来週からはじめられそう。間に合わなければ「棚からひとつかみ」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
02月15日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」(予定)
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表参道

2009年02月07日 | 東京
東京遠征の話の続き。

東京メトロ日比谷線築地駅から地下鉄に乗って日比谷まで行って、
千代田線に乗り換え表参道へ。午後2時40分過ぎ表参道に到着。
表参道の出口というと達郎さんの「スプリンクラー」の舞台となった場所。



「私がイメージしたこの歌の舞台は、表参道と青山通りの交差点、
 地下鉄千代田線の入り口です。おヒマなら雨の日に行ってみて下さい。」
 (アルバム『TREASURES』山下達郎曲目解説より)

雨の日の表参道。
実は2005年9月、HydePark Music Festivalを見に行ったとき写真を撮ってます。



表参道ヒルズがオープンする前、今とは外観が違いますね。
この写真のほうが「スプリンクラー」の舞台という感じがします。

さて、表参道の交差点というと大坊珈琲店に行かなければなりません。



何年か前に友人が連れてきてくれて、それ以来東京に来ると寄ります。
この日は大坊さんがいらっしゃったので、
ブレンドの3番を注文して目の前で淹れてもらいました。おいしかったですねぇ。
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虎杖のカレーうどん

2009年02月06日 | 東京
東京遠征の話、まだ続きます。

お台場で予想以上に時間を浪費してしまった。
本当ならば昼前までに渋谷か上野まで行っておきたかった。
帰りの新幹線の乗車券はもうすでに購入していて、午後4時前には品川を発つ予定だ。
もう今回は美術館に行くのはあきらめることにした。

とりあえずゆりかもめに乗って新橋まで戻ることにした。
車中で昨年手に入れた東京案内本「歩きたくなる東京地図本」を開いて食事する場所を探した。
いくつか候補をピックアップしていた中から築地の虎杖(いたどり)へ行くことに決めた。
新橋から地下鉄を乗り継いで行けばランチタイムにまだ間に合う。

築地は佐野元春の仕事場の近くにあり、息抜きに訪れては虎杖でカレーうどんを食べるそうだ。
「歩きたくなる東京地図本」に場所が掲載されていたので迷わず到着。
http://www.itadori.co.jp/shop/shop_01.html



注文したのはもちろんミルキーでクリーミーなカレーうどん。



スパイシーでありながらクリーミー。おいしい。
虎杖は京風おばんざい(お惣菜)で知られているという。
カレーうどんも関西風のうどん出汁だと思った。うどんは讃岐うどんを使ってるみたいだ。
今度は京都四条の店に行ってみよう。
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ASIMO

2009年02月05日 | 東京
2月2日は渋谷か上野の美術館に行って、
そして表参道か銀座でのんびりと過ごすという予定だった。
それが先週末、NHK「プレミアム10」の「手塚治虫 漫画 音楽 そして人生」で、
達郎さんの「アトムの子」が取り上げられるのを見て、科学の未来に触れてみたくなり、
日本科学未来館へ行って、まだ体験してなかったASIMOの実演を見てみたいという思いになった。

新宿から山手線に乗り新橋へ。
しかし、なんで僕は東京まで来て通勤ラッシュを体験しなければならないのでしょうか(苦笑)。
新橋からはゆりかもめに乗り換えてテレコムセンターへ。
ゆりかもめの車窓から見る景色が好きだ。
芝浦ふ頭の先でレインボー・ブリッジと合流するんですが、
これがもうジェットコースターかと思うくらいの楽しさ。わくわくする。
どこ探してもこんな路線ないんじゃないかと思います。
http://www.yurikamome.co.jp/

さて、日本科学未来館ですが。今回で3回目ですね。
http://www.miraikan.jst.go.jp/



・2006年11月
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/127bbe72a59261ee54caa6908ee0061a
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/f40cfd5849a8144301ccd2f5faba2f8a

・2008年3月
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/92ad8e23fd244fee108cbc32717a112f

2月になって受験シーズンということ、
そして平日ということで入場客が少なかったです。
ASIMOの実演も本来は子どもがメイン・ターゲットなのですが、
人が少ないのでおっさんの僕も大事にしてくださって(苦笑)。

ASIMO実演の前座はAIBO。



そしてASIMOの登場です。



今回のテーマは「バランス」。



ボールを蹴るASIMO。
片足でバランスをとるのも難しいそうです。



かけっこするASIMO。信じられない動きをします。
うまく撮れてませんが。。
ちなみにASIMOの身長は130センチくらい。
体重は50キロ代だったと思います。
人間と生活するのにちょうどよいサイズなんだとか。

ASIMOの実演が終わった後は、
ドームシアター「GAIA」で新作の立体視映像番組「バースデイ ~宇宙とわたしをつなぐもの~」 を見ました。
http://www.miraikan.jst.go.jp/exhibition/gaia/birthday.html

今回は3Dめがねをかけて見るんですが、よくできてます。
まだ公開がはじまったばかり。ネタばれ禁止ということで。

日本科学未来館で2時間ほど過ごした後は、
台場方面を散策し自由の女神像を見に行きました。



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クリスピー・クリーム・ドーナツ

2009年02月04日 | 東京
今日は山下達郎さん、56回目の誕生日ですね。おめでとうございます。
NHKホールのライヴ・レポはまだ手をつけてないのでアップできませんでした。。

2月2日(月) 晴れ。

午前7時半にBS-hiで「だんだん」を見た後、ホテルをチェックアウト。
新宿南口のホテルに宿泊していたため、駅に向かう途中に新宿サザンテラスを歩いてみました。



「クリスピー・クリーム・ドーナツ」が開いてたので朝食を食べて行くことにしました。
http://krispykreme.jp/index.html



店頭には5分待ちと表示されていましたが待ち時間なしでした。
カウンターで試食のドーナツをもらいました。ミスドのハニーディップみたいなオリジナル・グレーズド。

クリーミー・チーズとカプチーノを添えました。人生初のクリスピー・クリーム・ドーナツでした。
オリジナル・グレーズドはやわらかかったです。
ても思ったんですが、甘くて食べ過ぎには注意しなければって(苦笑)。

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