Sunday Songbook #1594

2023年04月30日 | Sunday Song Book

2023年04月30日プレイリスト「リクエスト特集」
1. SPARKLE / 山下達郎 "フォー・ユー" '82 05月03日アナログLP・カセット再発
2. LET HER DANCE / THE BOBBY FULLER FOUR '65
3. LET SOMEBODY LOVE YOU / KENI BURKE '81
4. (LAST NIGHT) I DIDN'T GET TO SLEEP AT ALL / THE FIFTH DIMENSION '69
5. OUT OF THE BLUE / THE BAND "THE LAST WALTZ" '76
6. AIN'T NO NEED OF CRYING / THE RANCE ALLEN GROUP '75
7. MERRY-GO-ROUND / PERFECT TOUCH '80
8. MUSIC BOOK / 山下達郎 "フォー・ユー" '82 05月03日アナログLP・カセット再発
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■内容の一部を抜粋
・近況
大型連休もお籠りでレコーディングをやってるという達郎さん。

・リクエスト特集
5月の前半はレコーディングなので今週は「リクエスト特集」。

・SPARKLE
76年から82年まで所属していた RCAレーベル、その後、自分たちのレーベル AIRレーベルを作った。RCA / AIR 時代のカタログがいよいよ今週水曜日、5月3日から、毎月第一水曜日にリリースされる。その第一弾が『FOR YOU』。およそ41年の歳月を経てアナログLP、カセット再発。2002年に限定でBOXで出して以来になる。「SPARKLE」。

・LET HER DANCE
テキサス出身の4人組、ザ・ボビー・フラー・フォー。ギタリスト、ヴォーカリストのボビー・フラーは若くして謎の死を遂げた。いわゆるテックス・メックスの範疇に入る明るいサウンド。1965年のシングル「LET HER DANCE」は変拍子の不思議な曲。

・プラモデル
「LET HER DANCE」をリクエストしたリスナーから「現在でもスケールモデルを作っているのですか?」という質問。
さすがに体力がなく無理だとか。あとはスプレーが臭うので家の中でできなくなったそうだ。

・LET SOMEBODY LOVE YOU
シカゴのファミリー・グループ、ファイブ・ステアステップスのいちばん下の弟、ケニ・バーク。ベーシストでスタジオ・ミュージシャンとしても活躍したが、1981年にソロ・アルバム『YOU'RE THE BEST』を出した。そこからのシングル・カット「LET SOMEBODY LOVE YOU」は1981年、全米ソウル・チャート66位。

・(LAST NIGHT) I DIDN'T GET TO SLEEP AT ALL
ザ・フィフス・ディメンションの1972年のベスト10ヒット。トニー・マコーレーの有名な作品で「(LAST NIGHT) I DIDN'T GET TO SLEEP AT ALL」。もともとカーベンターズに提供するはずが、歌詞がドラッグを彷彿させるとのクレームがつき、トニー・マコーレーが気を悪くしてフィフス・ディメンションに振ったという逸話がある。朧げな記憶だが大体そういうような感じ。

・OUT OF THE BLUE
ザ・バンドの1976年のラスト・コンサートを収録したアルバム『THE LAST WALTZ』のスタジオ・レコーディング部門 [The Last Waltz Suite] に入ってる「OUT OF THE BLUE」。

・「SPARKLE」Music Video
『FOR YOU』の再発を記念して4月28日から「SPARKLE」のミュージック・ビデオ が TATSURO YAMASHITA RCA/AIR Official YouTube Channel で公開されている。
詳しくは山下達郎RCA/Airイヤーズ・ヴァイナル・コレクションの特設サイトにて。
https://www.tatsurorcaairyears.com

・山下達郎『CITY POP UP STORE FOR YOU @ TOWER RECORDS SHIBUYA』
タワーレコード渋谷店 8階 Space HACHIKAI で5月2日(火)から28日(日)まで『CITY POP UP STORE FOR YOU @ TOWER RECORDS SHIBUYA』が開催される。ここで今回の TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection が試聴でき、オリジナル・グッズの販売、フォト・スポットなどが催される。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/news/

・TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection
今回の山下達郎RCA/Airイヤーズ・ヴァイナル・コレクションの取材をやっていて、すでにミュージック・マガジンの特集号が出ている。雑誌、ネット、ラジオ番組にも出ているとのこと。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/news/

・AIN'T NO NEED OF CRYING
ザ・ランス・アレン・グループはデトロイト出身のゴスペル・グループ。1975年、全米ソウル・チャート61位の「AIN'T NO NEED OF CRYING」。

・MERRY GO AROUND
パーフェクト・タッチはデトロイトのたぶんヴォーカル・グループだと思われる。1980年の作品でいわゆるスイート・ソウルの範疇に入る「MERRY GO AROUND」。ソングライターにクレジットされてるハリー・ボーンズはワズ・ノット・ワズのメンバーだった人なので、そんな時代の音がしている。

・MUSIC BOOK
5月3日リリースの『FOR YOU』から「SPARKLE」に続くA面2曲め「MUSIC BOOK」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2023年05月07日は、引き続き「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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Sunday Songbook #1593

2023年04月23日 | Sunday Song Book

2023年04月23日プレイリスト「『変わった声のシンガー』で棚からひとつかみ」
1. HEY! REPORTER / 山下達郎 "フォー・ユー" 05月03日アナログLP・カセット再発
2. THE TIMES THEY ARE A-CHANGIN' / BOB DYLAN "THE TIMES THEY ARE A-CHANGIN'" '64
3. IT'S A HEARTACHE / BONNIE TYLER '78
4. NOTHING TO HIDE / CHRIS MONTEZ '69
5. SPRING SONG / LINDA LEWIS "LARK" '72
6. STAND BACK / STEVIE NICKS '83
7. 電話線 / 矢野顕子 "ジャパニーズ・ガール" '76
8. こまっちゃうナ / 山本リンダ '66
9. 五番街 / 布谷文夫 "悲しき夏バテ" '73
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■内容の一部を抜粋
・近況
新しい曲のデモ作りが終わって、今度は本チャンのレコーディング。まだアレンジの段階と歌詞でウンウン言ってるという。

・『変わった声のシンガー』で棚からひとつかみ
レコーディングに入ったので、先週に引き続いて「『変わった声のシンガー』で棚からひとつかみ」。二週目になるとレパートリーが少なくなり、ベタなものが混じるとか。

・HEY! REPORTER
達郎さんは声を加工して変な声で歌ってる作品が何曲かある。来月5月3日に40年ぶりにLPが再発される『FOR YOU』から「HEY! REPORTER」。ファンク・チューンなので声をいじって作ったそうだ。

・THE TIMES THEY ARE A-CHANGIN'
達郎さんが中学生になった頃、いちばん印象的な声だったのがボブ・ディラン。ミネソタのボビー・ヴィーになりたかった青年がニューヨークに出てきて、折りしも公民権運動の真っ只中。そんな中、フォーク・ミュージックでデビューし一世を風靡した。アメリカでもメジャーなフィールドではなく、もうちょっとサブ・カルチャーのフォーク・ムーブメントとか、アフリカン・アメリカンのブルース、そうしたアメリカのルーツ・ミュージックに繋がる人たちの歌唱法は、慣れ親しんでいるいわゆる洋楽とは違うテイストだった。1964年のサード・アルバム『THE TIMES THEY ARE A-CHANGIN'』のタイトル・ソングで「THE TIMES THEY ARE A-CHANGIN'」。東京オリンピックの年で達郎さんは小六。実際に聴いたのはもう少し後だったが、「なんだろうな、この歌い方は」と、その当時はみんなそう思ったが、今聴くと普通な感じだけれど、あの頃は本当にすごかった。歌の内容もすごかったが、メロディーはとてもキャッチーで、ひじょうに印象に残ったという。ディランの曲、何を選曲しようかと思ったが、今のご時世で「時代は変わる」。若者が年寄りに「もう時代は変わるんだ」そうやって言ってる歌だけれど、年長者になった今はいろいろと考えさせられる歌になった、と達郎さん。

・IT'S A HEARTACHE
ボニー・タイラーはイギリス、ウェールズ出身。今回初めて達郎さんはイギリス人だと知ったという。初めは普通の声だったが、ポリープの手術をして、お医者さんの言うことを聞かず、治り切らないうちに歌ったので、こういう声になったが、それが逆に功を奏してヒット曲がたくさん生まれた。日本でいちばん知られている1978年の一作「IT'S A HEARTACHE」。全英、全米3位。

・NOTHING TO HIDE
先週かけ損なったのがクリス・モンテス。もともとリッチー・ヴァレンスのようなロックンロール系のシンガーとしてデビュー。A&Mに移籍してから中性的な歌い方になってヒット曲がたくさんある。1969年のアルバムのアルバム『WATCH WHAT HAPPENS』に入ってる「NOTHING TO HIDE」。日本とヨーロッパではヒットしたがアメリカではチャートに入ってない、よくあるパターン。邦題は「愛の聖書」。

・SPRING SONG
リンダ・ルイスは90年代まで日本でほとんど知られることのなかったイギリス・ジャマイカ系の黒人女性シンガー。とってもかわいい声をしている。1972年のセカンド・アルバム『LARK』は彼女の最高傑作。発売当初はほとんど話題にならなかったが、だんだんカルト的な人気が出てきて、90年代にようやくCD化されて一般に知られるようになった。達郎さんは運良くUK系の音楽に強い知り合いがいたので、70年代の終わり頃に、すごく高かったがアルバムを買った覚えがあるとか。アルバム『LARK』から「SPRING SONG」。

・STAND BACK
70年代、80年代で達郎さんがいちばん変な声だなと思った人はスティーヴィー・ニックス。フリート・ウッドマックのメンバーだが、スティーヴィー・ニックスはアメリカ人だったことを後で達郎さんは知ったという。1983年、全米5位、でもイギリスではチャートに入ってない「STAND BACK」。

・今後の予定
このところリクエスト・カードが鬼のように来てるので来週は「リクエスト特集」。

・TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection
RCA時代のカタログ8作品をアナログ盤とカセットで再発することになった。76年から82年までの作品を『FOR YOU』から遡るかたちで順次発売。第一弾は5月3日。
5月3日に『FOR YOU』。
6月7日に『RIDE ON TIME』。
7月5日に『MOONGLOW』と『GO AHEAD!』。
8月2日に『SPACY』と『CIRCUS TOWN』。
9月6日に『IT'S A POPPIN' TIME』と『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA』。
5ヶ月連続リリース。
詳しくは山下達郎RCA/Airイヤーズ・ヴァイナル・コレクションの特設サイトにて。
https://www.tatsurorcaairyears.com

・電話線
日本で変わった声、変わった歌い方というと何と言っても矢野顕子さん。1976年の名盤『JAPANESE GIRL』から「電話線」。

・こまっちゃうナ
邦楽で「声」という意味でいちばんインパクトがあったのは山本リンダさん。1966年のデビュー曲「こまっちゃうナ」。
曲をかけ終えて。
「変わった声というよりは舌足らずなんですね、発音が。そういう系譜があって木村カエラさんに連なる感じですが。超絶的と言いましょうか。これまだ大人しんですよ。この後トンボのメガネとか、もう大丈夫かっていうのがたくさんありますが」と達郎さん。

・五番街
今日の最後は身内の方。やはり超絶的な歌声で知られる布谷文夫さん。1973年のアルバム『悲しき夏バテ』から「五番街」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2023年04月30日は、「リクエスト特集」
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Sunday Song Book #1592

2023年04月16日 | Sunday Song Book

2023年04月16日プレイリスト「『変わった声のシンガー』で棚からひとつかみ」
1. 俺の空 / 山下達郎 "レイ・オブ・ホープ" '11
2. GIVE ME JUST A LITTLE MORE TIME / CHAIRMEN OF THE BOARD '70
3. TELL IT LIKE IT IS / AARON NEVILLE '67
4. SHA WAS BORN TO BE MY UNICORN / TYRANNOSAURUS REX "UNICORN" '69
5. NEMSIS / ARCH ENEMY '05
6. ALL THE WAY / JIMMY SCOTT "ALL THE WAY" '92
7. SMOKESTACK LIGHTNIN' / HOWLIN' WOLF '56
8. I STILL CARE / MISS FRANKIE NOLAN '61
9. 世界の果てまで / 山下達郎 '95
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■内容の一部を抜粋
・近況
締め切りに追われていて家ほとんど出てないそうだ。「ほんとにデッドエンド、うーみたいなそういう世界であります(笑)」と達郎さん。

・『変わった声のシンガー』で棚からひとつかみ
今週はお便りもろくにチェックできてないとか。二週間ぐらい前にリスナーから「変わった声のシンガー聴いてみたい」というお便りがきて、その要望に乗って、こんなこともあろうかと前もって準備しておいたそうだ。今日は久しぶりにへんちくりんな棚つか、「『変わった声のシンガー』で棚からひとつかみ」。決して珍盤奇盤ではなく真面目なプログラムで、特徴のある歌い方、特徴のある声質、そういうようなものを選んだという。

・俺の空
「ここのところものすごいお便りの数でありますが、というのも坂本龍一さんがお亡くなりになられましたので、そういうようなお便りが山のように来ているんですが、ちょっとこっちが、きちっとしたもの余裕がありませんので、また日をおいて、改めてという。そんなわけで彼はそういう環境問題とかそういうようなものに熱心な活動をしてらっしゃった方なので、そんなことを思いつつ、今日一曲目は私の2011年のアルバム『RAY OF HOPE』から俺の空」と達郎さん。

・GIVE ME JUST A LITTLE MORE TIME
バージニア出身のジェネラル・ジョンソンは小さい頃からゴスペルを歌っていて、ショウメン(The Showmen)というグループでデビュー。その後、デトロイトに移ってチェアマン・オブ・ザ・ボードのメンバーになった。デビュー・ヒットの「GIVE ME JUST A LITTLE MORE TIME」は1970年、全米3位のミリオンセラー。

・TELL IT LIKE IT IS
歌い方に特徴ある方はひとつのスタイルとして「ちりめん」というのがある。メェェェェ〜という、そういう感じの「ちりめんヴァイブ」、その代表的な人がアーロン・ネヴィル。ニューオリンズを代表するシンガー。アーロン・ネヴィルの出世作、1967年、全米R&BチャートNO.1、全米2位の代表作「TELL IT LIKE IT IS」。

・SHA WAS BORN TO BE MY UNICORN
「ちりめんヴァイブ」といえば達郎さんの中でいちばん鮮烈なのはマーク・ボラン。T.Rexの前にティラノザウルス・レックス、その前にJohn's Childrenのメンバーで、「Desdemona」というヒット曲も、もろちりめんですごかったが、ティラノザウルス・レックスの1969年のアルバム『UNICORN』から「SHA WAS BORN TO BE MY UNICORN」。

・NEMSIS
スウェーデンのメタル・バンド、アーチ・エネミーの女性ヴォーカル、アンジェラ・ゴソウはパワフル。2005年のアルバム『DOOMSDAY MACHINE』から「NEMSIS」。

・ALL THE WAY
アンジェラ・ゴソウに続いて今度は男性でも女性的な人。ジミー・スコットは不遇な歌手生活を送って顧みられることがなかった。1992年にトミー・リピューマがプロデュースしたアルバム『ALL THE WAY』で一躍脚光を浴びた。名盤として知られる一作。男性にとって普通に訪れる変声期が彼には訪れなかったので歳を取ってもずっと独特の声質を保った。それが逆に幸いしたという結果。誰が聴いても心に染みる歌声。サミー・カーンのスタンダード・ナンバー、フランク・シナトラで有名だった「ALL THE WAY」。

・TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection
RCA時代のカタログ8作品をアナログ盤とカセットで再発することになった。76年から82年までの作品を『FOR YOU』から遡るかたちで順次発売。第一弾は5月3日。
5月3日に『FOR YOU』。
6月7日に『RIDE ON TIME』。
7月5日に『MOONGLOW』と『GO AHEAD!』。
8月2日に『SPACY』と『CIRCUS TOWN』。
9月6日に『IT'S A POPPIN' TIME』と『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA』。
5ヶ月連続リリース。毎月第一水曜日の発売。
詳しくは山下達郎RCA/Airイヤーズ・ヴァイナル・コレクションの特設サイトにて。
https://www.tatsurorcaairyears.com

本日からYouTubeでティザー映像が公開される。いわゆるマスター・ミックスで、達郎さんが編集した15曲のノンストップ・ミックスをBGMにして80年代のコンピューター・ゲームの初期をイメージしたドット映像で展開されている。
https://www.youtube.com/watch?v=VvLvXTVkVJc

・SMOKESTACK LIGHTNIN'
続いてブルース。シカゴ・ブルースの重鎮、ハウリン・ウルフ。1956年の代表作「SMOKESTACK LIGHTNIN'」。

・I STILL CARE
フランキー・ヴァリはザ・フォー・シーズンズで成功する前にいろんな変名でレコードを出しまくっている。なんと女性名でリリースしたシングル、1961年、ミス・フランキー・ノーランの「I STILL CARE」。ボブ・クリューのプロデュース、ボブ・ゴーディオの作曲。

・世界の果てまで
1995年のシングル「世界の果てまで」を作るときにイメージした舞台は神宮外苑の絵画館前の銀杏並木の通りだったとか。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2023年04月23日は、引き続き「『変わった声のシンガー』で棚からひとつかみ」
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Sunday Song Book #1591

2023年04月09日 | Sunday Song Book

2023年04月09日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. BLOW / 山下達郎 "レアリティーズ" '92('02)
2. CLASSICAL GAS / MASON WILLIAMS '68
3. THE LITTLE GIRL I ONCE KNEW / THE BEACH BOYS '66
4. WINDY / THE ASSOCIATION '67
5. LIKE I DO / NANCY SINATRA '62
6. THERE WAS A TIME / JAMES BROWN '68
7. I'M STILL / LEVERT '85
8. DO YOU REMEMBER YESTERDAY / NEW YORK CITY "SOULFUL ROAD" '65
9. SHINING FROM THE INSIDE / 山下達郎 "ソフトリー" '22
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■内容の一部を抜粋
・近況
締め切りが迫っており、デモ・テープを上げなきゃならないため、今日の番組は前倒しで収録しているという。春先は集中力を欠くなど、いろいろあるので、さあ、どうするという感じだけれど、早く上げてゲームがしたいそうだ。

・棚からひとつかみ+リクエスト
今週は「棚からひとつかみ+リクエスト」。今週もリクエスト・カード、お便りの一部がどこかに行ってしまったとか。

・BLOW
千葉県の超常連のリスナーからのリクエストで「BLOW」。

・CLASSICAL GAS
ジム・ゴードンの訃報。60年代から70年代は一世を風靡したが、母親を殺害して、そのまま一生、刑務所で生涯を終えた。でも全盛期は本当に素晴らしいドラマーだった。達郎さんが初めてジム・ゴードンの名前を認知したのはメイソン・ウィリアムズ。この人はマルチ・ミュージシャンで、ギタリスト、構成作家、ソングライター、写真家としても活躍した。1968年、全米2位の大ヒット・ナンバー「CLASSICAL GAS」を聴いて、「このドラム、上手いなぁ」と思って、あとで調べたらジム・ゴードンだということを知った。デレク&ザ・ドミノスなどの活動、運命に翻弄された人だった。
大滝詠一さんと「ジム・ゴードンがいいか、ハル・ブレインがいいか」と随分論争を戦わした懐かしい思い出と共に。

・THE LITTLE GIRL I ONCE KNEW
岐阜県のリスナーから「達郎さんのビーチボーイズでマニアックな好きな曲を教えてください」というリクエスト。
「THE LITTLE GIRL I ONCE KNEW」は1966年にシングル・オンリーで発売された曲で全米20位のスマッシュ・ヒット。意表をついた一作で、長いブレイクでラジオのDJが焦ることを狙った遊び心のある作品。何が主メロかわからないというビーチボーイズの特徴が出ている。

・WINDY
徳島県のリスナーからのリクエスト。アソシエイションの1967年、全米NO.1のミリオン・セラーで「WINDY」。「ちょうど今の季節いいですね」と達郎さん。アルバムのステレオ・ヴァージョンが情けないバランスなので、今日はオリジナルのモノラル・シングル・ヴァージョン。

・LIKE I DO
大阪府枚方市のリスナーからナンシー・シナトラの「LIKE I DO」(邦題は「レモンのキッス」)にリクエスト。1962年、日本ではすごく売れた一曲。この時代のアメリカはクラシックから引用することが多く、この曲もポンキエッリの「時の踊り」のメロディーを引用している。

リクエストしたリスナーから「達郎さんはマスクをまだされてますか?」という質問。
コロナとは関係なしで、これまでツアーの間はずっとマスクしてるので、マスクが苦じゃないそうだ。
「冬場はマスクが欠かせませんのでですね、今でも人混み行くときはマスクしてます。それは自分の自主性ですので、人に言われることじゃありませんので、他の方は他の方のフィロソフィーでやっていただければという感じでございますが」と達郎さん。

・THERE WAS A TIME
リクエスト・カードを紛失したためリスナーのお名前がわからない。ジェームズ・ブラウンの1968年、R&Bチャート3位、全米36位の「THERE WAS A TIME」。「ライヴを切り取ってシングルにしてヒットするという凄い技。でも演奏はもう言うことなし」と達郎さん。

・今後の予定
来週は「変わった声のシンガー特集」の予定。来週できれば、とのこと。
4月、5月は曲書きで、そうするうちにコンサートのリハーサルがはじまってしまうので、リクエストもこれまで通り募集。

・TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection
RCA時代のカタログ8作品をアナログ盤とカセットで再発することになった。76年から82年までの作品を『FOR YOU』から遡るかたちで順次発売。第一弾は5月3日。
5月3日に『FOR YOU』。
6月7日に『RIDE ON TIME』。
7月5日に『MOONGLOW』と『GO AHEAD!』。
8月2日に『SPACY』と『CIRCUS TOWN』。
9月6日に『IT'S A POPPIN' TIME』と『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA』。
5ヶ月連続リリース。
詳しくは山下達郎RCA/Airイヤーズ・ヴァイナル・コレクションの特設サイトにて。
https://www.tatsurorcaairyears.com

・山下達郎 PERFORMANCE 2023
今年も全国ホール・ツアー「山下達郎 PERFORMANCE 2023」が決定した。18都市39公演。6月30日から11月6日まで。
チケットの一般発売日などの詳細は山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/news/
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・I'M STILL
リクエスト・カードを紛失したけれど、リマスターしたので勿体無いからとのこと。リヴァートはオージェイズのエディ・リヴァートの息子さんのジェネラル・リヴァートが率いる3人組。1985年のデビュー。「I'M STILL」はデビュー・アルバムからのシングル・カット。最高の曲だけれど、プロモーションがまだ十分でなかったためソウル・チャート70位のスマッシュ・ヒット。作品的には素晴らしい。

・DO YOU REMEMBER YESTERDAY
3月26日の放送でジ・イントゥルダーズの「DO YOU REMEMBER YESTERDAY」をかけたけれど、「DO YOU REMEMBER YESTERDAY」はもう一曲あって、ニューヨーク・シティというヴォーカル・グループの1974年のアルバム『SOULFUL ROAD』に収録されている。この曲が好きな達郎さんは続けてかけるつもりだったが時間がなくなりオンエアできなかった。元ファイブ・サテンズのメンバーが入っていて歴史は古いけれど、活躍したのは70年代だった。

・SHINING FROM THE INSIDE
青森県の超常連のリスナーから「SHINING FROM THE INSIDE」にリクエスト。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
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2023年04月16日は、「変わった声のシンガー特集」
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Sunday Song Book #1590

2023年04月02日 | Sunday Song Book

2023年04月02日プレイリスト「新年度リクエスト大会」
1. 色・ホワイトブレンド / 竹内まりや "リクエスト" "エクスプレッションズ" '87
2. DESIRE / U2 '88
3. DOCTOR MY EYES / JACKSON BROWNE '72
4. SO FAR AWAY / CAROLE KING '71
5. I DROVE ALL NIGHT / ROY ORBISON '92
6. THE APRIL FOOLS / DIONNE WARWICK '69
7. ドーナツ・ソング / 菅田将暉 "CM 60sec" '23
8. TOMORROW'S LOVE / THE VENTURES "KNOCK ME OUT!" '65
9. ドーナツ・ソング / 山下達郎 "コージー" "オーパス" '98
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■内容の一部を抜粋
・近況
新年度も変わらず番組はこの春で30年半。新曲をウンウン作ってるそうだ。

・新年度リクエスト大会
今週は新年度なので「新年度リクエスト大会」。「そんなもんないんですけれど。こじつけです」と達郎さん。

・色・ホワイトブレンド
春なので「色・ホワイトブレンド」。

・DESIRE
U2の1988年、全英1位、全米3位の「DESIRE」。

・DOCTOR MY EYES
ジャクソン・ブラウンの1972年のファースト・アルバム『JACKSON BROWNE』から全米8位の「DOCTOR MY EYES」。

・SO FAR AWAY
キャロル・キングの1971年のメガ・ヒット・アルバム『TAPESTRY』から「SO FAR AWAY」。
曲をかけ終えて。
「キャロル・キングの作詞作曲になります。とっても悲しい歌なんですが。60年代に想いを込めたような曲です」と達郎さん。

・I DROVE ALL NIGHT
ロイ・オービソンの死後に発表された「I DROVE ALL NIGHT」。もともと1988年にデモが作られたが死んでしまって発売にならなかった。曲を書いてるのはビリー・スタインバーグとトム・ケリーのコンビ。ロイ・オービソンの死後にシンディ・ローパーが1989年にベストテン・ヒットさせた。その後、ジェフ・リンがデモ・ヴォーカルを編集してトラックを制作し、1992年に発売された曰く付きの曲。ジョン・ウェイトなどのカヴァーもある。

・THE APRIL FOOLS
ディオンヌ・ワーウィック、1969年、全米37位の「THE APRIL FOOLS」。

・今後の予定
来週も引き続いて「新年度リクエスト大会」。締め切りが迫ってるので来週は前倒しで収録。今からリクエストを送っても来週は応えることができないそうだ。

・TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS Vinyl Collection
RCA時代のカタログ8作品をアナログ盤とカセットで再発することになった。76年から82年までの作品を『FOR YOU』から遡るかたちで順次発売。第一弾は5月3日。
5月3日に『FOR YOU』。
6月7日に『RIDE ON TIME』。
7月5日に『MOONGLOW』と『GO AHEAD!』。
8月2日に『SPACY』と『CIRCUS TOWN』。
9月6日に『IT'S A POPPIN' TIME』と『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA』。
5ヶ月連続リリース。
詳しくは山下達郎RCA/Airイヤーズ・ヴァイナル・コレクションの特設サイトにて。
https://www.tatsurorcaairyears.com

3月31日から山下達郎RCA/Airイヤーズ・ヴァイナル・コレクションのオフィシャル・ツイッターが開設された。
https://twitter.com/TATSURO_RCA_AIR?s=20

・山下達郎 PERFORMANCE 2023
今年も全国ホール・ツアー「山下達郎 PERFORMANCE 2023」が決定した。18都市39公演。6月30日から11月6日まで。
チケットの一般発売日などの詳細は山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/news/
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・ドーナツ・ソング
1998年のアルバム『COZY』に収められている「ドーナツ・ソング」はミスタードーナツのキャンペーン・ソングとして作った曲。今年ミスタードーナツはいろいろな周年が重なっているため、また「ドーナツ・ソング」が復活。歌っているのは菅田将暉さん。「これがキュートです。とってもいい出来です」と達郎さん。今日はテレビ・サイズで90秒。

・TOMORROW'S LOVE
達郎さんがヴェンチャーズでいちばん好きな曲。1965年の『KNOCK ME OUT!』に入ってるオリジナル曲で「TOMORROW'S LOVE」。

・ドーナツ・ソング
今日の最後は1998年のアルバム『COZY』からおなじみ「ドーナツ・ソング」。本家(笑)。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2023年04月09日は、「棚からひとつかみ+リクエスト」
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