Sunday Song Book #1437

2020年04月26日 | Sunday Song Book

2020年04月26日プレイリスト「新旧の間(あいだ)を取って山下達郎ライブで棚からひとつかみ」
1. LOVE SPACE (LIVE) / 山下達郎 "13/12/19 大阪フェスティバルホール"
2. MERMAID (LIVE) / 山下達郎 "89/01/10 倉敷市民会館"
3. メリー・ゴー・ラウンド (LIVE) / 山下達郎 "99/02/11 大阪フェスティバルホール"
4. FUNKY FLUSHIN' (LIVE) / 山下達郎 "92/03/15 中野サンプラザ"
5. 蒼氓 (LIVE) / 山下達郎 "03/05/17 大阪厚生年金会館芸術ホール"
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
「相変わらずウイルス問題は予断を許しません。またこのウイルスについて本質的な部分がまだあんまり判明しておりませんので引き続きここしばらくは感染拡大防止のため、みんなで助け合って、いたわりあって、努力してまいりましょう。冷静に、落ち着いて過ごしてまいりましょう」と達郎さん。

・新旧の間(あいだ)を取って山下達郎ライブで棚からひとつかみ
先週はめちゃめちゃ古いライヴ・ソースで、その前は2010年代後半で統一。今週は真ん中取って'90年代中心に。いろんなところのいろんなライヴ・ソースがあるのでDATだとかカセットを引っ張り出すのに時間がかかるのだという。とりあえずリクエストの多いライヴ・ソースで見つかったものをといういきあたりばったりの世界。番宣では「新旧の間(あいだ)を取って山下達郎ライブで棚からひとつかみ」だが「真ん中取って山下達郎ライブで棚からひとつかみ」。

・LOVE SPACE
いちばんリクエストが多かったのがなぜか「LOVE SPACE」。「LOVE SPACEは80年代、90年代、21世紀になってもいろんなところでやってるんですけれども、なかなか難しい曲でしてね。なかなかベスト・プレイというのが決定できないんで。昔はもう勢いだけでやってたんですけれども、しょっちゅうひっくりがえっておりまして、今のほうが丁寧に歌えてるという自分では感じありますんで」と達郎さん。この曲だけは大阪のフェスティバルホールが新装になった2013年12月19日のライヴ・ヴァージョン。

・MERMAID
先週紹介した明石市の医療従事者のリスナーからのリクエストで「1988年から1989年にかけてのツアーで、倉敷市民会館の音源があればどの曲でも。主人と結婚前に一緒に行った初めてのライヴです」。1989年1月10日、倉敷市民会館。正月明け一発目のライヴ。このときのツアーはライヴ・アルバム『JOY』にレパートリーが入ってるので、『JOY』に入ってない、今まで一度もかけたことのないやつ。アルバム『POCKET MUSIC』に入ってる英語詞の「MERMAID」。「これもなかなか演奏が難しいんですけれども。このツアーで一回やったきりで、あとは一度もやったことがない。難しいから(笑)。ですのでレアなライヴです」と達郎さん。



・メリー・ゴー・ラウンド
「メリー・ゴー・ラウンド」にもリクエストがたくさん集まっている。1999年2月11日、大阪フェスティバルホールでの「メリー・ゴー・ラウンド」。2000年前後に一度オンエアしている。「メリー・ゴー・ラウンド」のあとは「LET'S DANCE BABY」に続くがカットアウトになっている。



・山下達郎カヴァー・ヴァージョン・ライヴで棚からひとつかみ
来週はGW真っ只中。サンデー・ソングブックは洋楽のオールディーズをかける番組というのが本分で、「山下達郎の曲どうでもいいから洋楽をかけてくれよ」というお客さんがゼロではないので、その間を取って来週は、山下達郎のライヴ・ソースの中から自分の曲じゃない、人の曲のカヴァーを洋楽邦楽あわせて「山下達郎カヴァー・ヴァージョン・ライヴで棚からひとつかみ」。

・メール
リクエスト、お便りはメールのみの受付。TFMのサイトに番組のホームページがないのでリクエストを送るフォーマットがない。早急に作る予定だとか。基本的にラジオネームは読まないので匿名ご希望の方は本文に「匿名希望」と書き添えてほしいそうだ。

・JIROKICHI AID チャリティー・グッズ販売
「緊急事態宣言の発令及びその拡大に伴って様々な業態のみなさまが営業停止の要請を受けて経営的に大変逼迫した状況になっております。私に近いところでもいろいろな地方のライヴハウスが資金繰りに窮して廃業とか、閉店するところが出はじめたようであります。そこで私も多くのことはできませんけれど、そういったライヴハウスの中でこの9月にアコースティック・ライヴの延期公演の開催を予定しております東京は高円寺のJIROKICHIへですね、応援の意味を込めまして、JIROKICHIと私、山下達郎のコラボTシャツなどのチャリティー販売をさせていただこうという具合に考えました。本日この番組終了後、15時から山下達郎オンライン・ショップにて通販開始させていただきますので、ご賛同いただけますみなさま、どうぞお買い求めくださいますようお願い申し上げます。今回Tシャツお買い求めくださったみなさんに私の直筆サイン色紙をプレゼントさせていただきます。え〜今がんばって書いております。なお受注生産となっておりますのでお届けまでには少々お時間をいただきますことをご了承ください。できることを少しずつという感じであります。よろしくお願いします」と達郎さん。
詳しくは山下達郎オフィシャルサイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・FUNKY FLUSHIN'
「FUNKY FLUSHIN'」もいつもリクエストが多いそうだ。「これ結構演奏がね(笑)、難しい。なかなか、あの〜、パーカッションが一人二人いるとよかったりするんですけど。なかなか、その、ぶつぶつ言ってないで早くやれ(笑)」。と達郎さん。1992年3月15日、中野サンプラザ、アルバム『ARTISAN』のツアーでの「FUNKY FLUSHIN'」。



・蒼氓
「蒼氓」もリクエストが多かったという。2003年にサンデー・ソングブックが10周年、達郎さんのファンクラブが10周年のときに、難波弘之さん、伊藤広規さん、達郎さんの3人で全国ツアーしたときの大阪公演からアコースティック・セットの「蒼氓」。



番組の終わりに
「他がどうあろうと私のサンデー・ソングブックは明るく楽しくみなさまのために。みなさまくれぐれもお身体お大事に。私たちがこうして家にいる間にも表で働いていらっしゃる多くのみなさまに心より感謝申し上げつつ、そして不幸にして病気になられていろいろな場所で治療、もしくは待機されてる多くの方々に、心よりお見舞い申し上げます。お早いご快癒をお祈り申し上げております」と達郎さん。

【リクエスト・お便りの宛て先】当分の間、メールのみにて tatsuro@tfm.co.jp
2020年05月03日は「山下達郎ライブで棚からひとつかみ カヴァー・ヴァージョン編」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sunday Song Book #1436

2020年04月19日 | Sunday Song Book

2020年04月19日プレイリスト「大昔の山下達郎ライブで棚からひとつかみ」
1. DOWNTOWN (LIVE) / SUGAR BABE "76/02/24 都市センターホール"
2. 愛を描いて~LET'S KISS THE SUN~ (LIVE) / 山下達郎 "80/08/02 葉山マリーナ"
3. いつか(SOMEDAY) (LIVE) / 山下達郎 "85/02/24 神奈川県民ホール"
4. 夜翔~NIGHT-FLY~ (LIVE) / 山下達郎 "85/02/24 神奈川県民ホール"
5. LOVE TALKIN' (LIVE) / 山下達郎 "82/11/12 長崎市公会堂"
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
「先週申し上げましたみたいにこういう状況の中ですので、私は27年半この番組ハガキオンリーでやってまいりましたけれども、いろいろ状況鑑みまして、今週からしばらくの間ハガキからメールに変更をいたすということを申し上げました。ハガキからメールに変えましたところですね、びっくりするほどの数のお便りをいただきました。しかもリスナーのみなさま方の圧倒的に熱量の高さ、そして前向きな力強いメッセージ。私が逆に励まされ力頂いております。誠にありがとうございます。こんな状況下でもこの番組は変わらずにお聴きを頂いている全国のリスナーのみなさま方の心の平安のためにほんの少しでもお手伝いできればと努めてまいります。それが私の音楽家として、そしてラジオDJとしての仕事です。現場で懸命な活動をされておられる医療従事者のみなさまからもお便りを頂いております。そうしたみなさまにひとときでも安息をお届けできればという思いで、私は私のするべきことを行っていこうと思います。人類の歴史上幾多の疫病感染症生まれましたけれど、それらはすべて制圧されてきました。今回のものも必ずやワクチンが開発され収束に向かうと信じておりますけれど、まだ事態がはじまったばかりで長期戦も含めて今はじっと我慢の子であります。現在の外出自粛の中にあって感染のリスクと戦いながら医療活動に関わっておられるみなさま、それから生活必需品を扱っておられる現場の生産者のみなさん、それらを毎日我々のもとに運んでくださる配送業のみなさん、不安な中ビニールカーテン越しに時には苛立ちまぎれの客の罵声に耐え、仕事を続けておられる店頭販売員のみなさん、救急、保健所、介護施設、警察、検疫、枚挙に暇がありませんけれど、こんな状況下で人知れず黙々とお仕事をこなしておられる全国のすべてのみなさん、誠にありがとうございます。私はただ御礼を申しあげることしかできませんけれど、この番組を通じて私の思いが少しでも届くことを願いつつ。また不幸にしてウイルスに侵され病気と戦ってるみなさん、病院やホテルなどで不自由な生活をなさっておられるみなさん、心よりお見舞い申し上げます。ご快癒心よりお祈り申し上げます」と達郎さん。

・大昔の山下達郎ライブで棚からひとつかみ
今週も山下達郎のライヴ特集。先週はここ数年の直近のライヴだったが、今週は一転してめちゃんこ古い大昔のライヴ・ソースを持ってきたそうだ。題して「大昔の山下達郎ライブで棚からひとつかみ」。正式なレコーディングではなくほとんどカセットで録音されたもの。いつものようなP.A.OUT、それだけではなくオーディエンス側からワンポイント・マイクで録音されたもの、ブートみたいなものまでいろいろ持ってきたとか。「30歳前後の自分のライヴですので荒いです。あと無駄に長いところが多いので(笑)、そういうところは編集でスリム化してあります。でないと曲数が稼げませんので。言い訳ばかりですいません。お楽しみいただければ幸いです」と達郎さん。

・DOWNTOWN
1976年2月24日、東京都は千代田区の都市センターホールでのシュガー・ベイブのライヴで「DOWNTOWN」。オーディエンス側からワンポイントで録音。「この日に実は解散をするということをオーディエンスの人に云った日であります」と達郎さん。

・愛を描いて~LET'S KISS THE SUN~
今回リクエストが多かったのは「愛を描いて~LET'S KISS THE SUN~」なんだそうだ。今日、オンエアするのは1980年8月2日に土砂降りの雨の中、葉山マリーナで行われたライヴから。「私の長いライヴ人生の中で最も記憶に残ってる一本(笑)」と達郎さん。
曲をかけ終えて。「LET'S KISS THE SUNはいい演奏ないんですよ。この頃過酷のツアーで、一曲目が多いので歌になってない(笑)。サンプラなんかボロボロですからね。その中で比較的にできがいいやつがこれでありまして。音悪いんです、すいません。え〜カセットですから」と達郎さん。



・いつか(SOMEDAY)
西宮市のリスナーから昔、サウンドストリートでオンエアした1985年2月の「いつか(SOMEDAY)」にリクエスト。NHKのサウンドストリートでかけた同録のテープはヘタってしまってかけられないとか。今日はカセットからデジタル・プロセッシングした1985年2月24日、神奈川県民ホールでの「いつか(SOMEDAY)」。アルバム『BIG WAVE』のツアーとのこと。



・夜翔~NIGHT-FLY~
愛知県のリスナーからのリクエスト。先程かけた神奈川県民ホールでの「いつか(SOMEDAY)」と同じカセットに入ってたので、今日は1985年2月24日、神奈川県民ホールでの「夜翔~NIGHT-FLY~」。



・LOVE TALKIN'
姫路市のリスナーからのリクエストで「LOVE TALKIN'」。「LOVE TALKIN'」はアルバム『FOR YOU』が出た頃に1ツアーか2ツアーしかやってないそうだ。ギターを弾きながら歌うのが難しく、無駄に長いのが理由だとか。今のメンバーでも2、3回練習しているのでチャンスがあればとのこと。長崎県出身のリスナーからは「RIDE ON TIME」にリクエスト。今日かけるのは1982年11月12日に長崎市公会堂での「LOVE TALKIN'」。P.A.OUTのカセット・テープから。テープを次の、その次のと探してみたが「RIDE ON TIME」が出てこなかったという。



【リクエスト・お便りの宛て先】当分の間、メールのみにて tatsuro@tfm.co.jp
2020年04月26日は「新旧の間を取って山下達郎ライブで棚からひとつかみ(予定)(^^ゞ」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sunday Song Book #1435

2020年04月12日 | Sunday Song Book

2020年04月12日プレイリスト「2010年代後半、新しめの山下達郎ライブで棚からひとつかみ」
1. SPARKLE (LIVE) / 山下達郎 "19/10/18 倉敷市民会館"
2. あまく危険な香り (LIVE) / 山下達郎 "19/10/13 根室市総合文化会館"
3. 新(ネオ)・東京ラプソディー (LIVE)/ 山下達郎 "18/10/13 静岡市民文化会館"
4. 潮騒 (LIVE) / 山下達郎 "17/07/01 神戸国際会館"
5. BOMBER (ACOUSTIC LIVE) / 山下達郎 "19/03/16 小樽 GOLDSTONE"
6. 希望という名の光(STAND ALONE VERSION) / 山下達郎 宅録未発表音源 '18
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
「え〜非常事態宣言が出されました。それに対していろいろな声があります。普通に社会生活を送ってる人にとって、家にこもって外に出るなという、また中小の経営者にとって店舗の営業を自粛せよという、今の状況に対して不安のない方など一人もおりません。怒りのない方だって一人もおられないと思います。みんなジリジリした気持ちです。それを口にしたい衝動をみんな抱えています。政治の不甲斐なさ、不明確さ、いつもの如く官僚の責任意識の曖昧さ、行政の拙速さ、企業の保身、メディアの的外れ、エトセトラ、エトセトラ。私ぐらいの年齢になりますと一体裏で何が蠢いているのかとか、いろいろと想像が膨らんでしまいます。こういう現状の中で生まれる数々の不条理への戸惑いとか、鬱憤、苛立ちを抑えきれずに、ある人はそれをネットに噴出させ、ある人はメディアを使ってぶちまけています。そうしたい気持は痛いほどわかります。私だって思いっきり怒鳴りまくりたい衝動があります。でも、そんなことしてもウイルスがなくなるわけではありません。毎日毎日メディアに登場する細部をつっついては批判と罵倒に明け暮れている、そういうものが人々の不安をどれだけ煽っているか。なぜもっと寛容な建設的な言動、行動が取れないのか不思議でなりません。私はそうした政治的な言説にあまり深く立ち入らないように努めているんですけれども。でもまぁ、今いちばん必要なのは政治的利害を乗り越えた団結ではないかと思います。今、政治的対立を一時休戦して、いかにこのウイルスと戦うかをこの国のみんなで、また世界中のみんなで助け合って考えなければならないときです。なんでも反対、なんでも批判の政治プロパガンダはお休みにしませんか。責任追及とか糾弾はこのウイルスが収束してからでも、いくらでもすればいいと思います。再三再四申し上げているように、こういうときは冷静さと寛容さが何よりも大事です。静かに落ち着いてものごとを語りましょう。正確な判断は冷静さからしか生まれせん。過酷な現場で働く医療スタッフはみんなそれぞれの思いを持ちつつも黙々と戦ってらっしゃいます。スタンドプレイのメディア・ピープルではなくて、そういう医療従事者のみなさん、見えないところで人知れず働く方々に思いを馳せましょう。彼らを励まし、盛りたて、我々は我々ができることを致しましょう。今はできる限り他者との接触を避け、感染の広がりを防ぐ努力を致しましょう」と達郎さん。

・2010年代後半、新しめの山下達郎ライブで棚からひとつかみ
こういう状況の中でどういう番組構成をすべきか迷うところがあるそうだ。番組リスナーのために番組を作っていきたいと思ってるとか。このウイルス騒ぎの中で何度かオンエアした山下達郎のライヴ・ソースで組んだプログラムが好評なのだという。「こういう状況の中で音楽にどれほどのことができるのか、甚だ心もとないんですけれど、それでもこのサンデー・ソングブックのリスナーのみなさんには少しでもまったりしていただければと。本日も山下達郎のライヴ・ソースでお楽しみいただきたいと思います」と達郎さん。今週は2010年代の後半、割と最近のライヴ・ソースで統一して「2010年代後半、新しめの山下達郎ライブで棚からひとつかみ」。いつものようにP.A.OUTなので音質のほうはご容赦くださいとのこと。

・SPARKLE〜あまく危険な香り
先週の放送で「SPARKLE」と「あまく危険な香り」にリクエストが来ていて「来週かけます」と言ったので。昨年2019年のライヴ・ツアーは1曲めが「SPARKLE」で「あまく危険な香り」と続きでやっていた。まず「SPARKLE」は2019年10月18日の倉敷市民会館。「あまく危険な香り」はその前10月13日の根室市総合文化会館。生まれて初めての根室だったとのこと。「このときの根室のお客さんは熱かった」と達郎さん。

・新(ネオ)・東京ラプソディー
2018年10月13日の静岡市民文化会館での「新(ネオ)・東京ラプソディー」。
「最近のライヴはですね、静岡は日帰りコースになってしまったので、でも私、コンサートの終演時間がわりと遅いのでですね、もう急いで(笑)、こだまに乗りますですね。静岡市民文化会館。古いんですけれども好きなホールであります」と達郎さん。



・潮騒
2017年7月1日の神戸国際会館での「潮騒」。



・山下達郎 SPECIAL ACOUSTIC LIVE 2020
今後開催を予定していたアコースティック・ライヴのうち、5月の大阪、6月の広島、7月の新潟までの3公演の開催を中止することになった。「少なくとも7月頃まではまだお客さんに安心してライヴを楽しんでもらう状況にはならないだろうという、そういう判断でありまして、先日の名古屋公演と同じで延期日程をいつ頃に設定すればいいか、いつごろなら安心してライヴが行えるか、まだ誰にもわからない状況ですので延期の準備はまだしておりません。一応中止とさせていただきましたけど、できればどこかで代わりにやれればと思っております。今の段階ではこんなことしか申し上げられず申し訳ございません。何卒ご理解の程よろしく申し上げます。また9月の仙台からの先のアコースティック・ライヴの公演につきましてはですね、適切な時期にまた判断しお知らせさせていただければと思っております。引き続き何卒よろしく申し上げます」と達郎さん。

・竹内まりや「LIVE Turntable」開催延期
今月4月18日(土)に Zepp Tokyo、 4月24日(金)に Zepp Nambaにて開催を予定していた、竹内まりや 「LIVE Turntable」はコロナウイルス感染拡大の収束の見通しが立たない現在の状況を踏まえ開催延期になった。延期日程をいつごろに設定すれば安全にライブが行えるのか、暗中模索の状態だけど、関係各所と調整を重ねた結果、11月に振替公演の準備が整っている。日程は下記の通り。
【東京】 4月18日(土) Zepp Tokyoにご当選の方
    ⇒ 11月27日(金) Zepp DiverCity Tokyo  18:00開場 / 19:00開演
【大阪】 4月24日(金) Zepp Nambaにご当選の方
    ⇒ 11月20日(金) Zepp Osaka Bayside  18:00開場 / 19:00開演
詳しくはワーナーミュージックの竹内まりやスペシャル・サイトにて      
https://wmg.jp/mariya/news/85069/

・テレワークによる番組制作
本日の収録からサンデー・ソングブックは担当スタッフと達郎さん自身の安全のために全員自宅に留まったままのテレワークによる番組制作を開始したとのこと。それぞれ自宅でウェブ会議形式により本日の番組は作られたそうだ。情勢が一段落するまでこの形式で当面続行することになったという。

・リクエスト・お便りの宛て先
テレワークによる番組制作が行われるしばらくの間は、スタジオでハガキのチェックができなくなるので、当分の間、リクエストとお便りはメールのみにて受付になるそうだ。「この番組はハガキ好きの方が大勢いらっしゃる番組で、ですので、え〜という声が聞こえてきますけれど、今は非常事態ですので、何卒ご理解とご協力、ご支援賜りたく、よろしくお願い申し上げます」と達郎さん。メール・アドレス tatsuro@tfm.co.jp

・BOMBER
本当なら今月も名古屋でアコースティック・ライヴを行う予定だったけれど、できなかったのでせめて番組だけでもアコースティック・ライヴを。アコースティック・ライヴのリクエストでいちばん多かったのが「BOMBER」なのだとか。2019年3月16日に小樽 GOLDSTONEにて行われたアコースティック・ライヴから「BOMBER」のアコースティック・ヴァージョン。



・希望という名の光(STAND ALONE VERSION)
2018年3月11日、東日本大震災から7年目の日が日曜日だったため、サンデー・ソングブックでは震災特別番組を制作した。そのときに達郎さんが自宅で一人で弾き語りをした「希望という名の光」(STAND ALONE VERSION)を作った。今日の最後はこの「希望という名の光」のスタンド・アローン・ヴァージョンをオンエア。

■リクエスト・お便りの宛て先:
当分の間、メールのみにて tatsuro@tfm.co.jp

・今後の予定
2020年04月19日は「大昔の山下達郎ライブで棚からひとつかみ(予定)(^^ゞ」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sunday Song Book #1434

2020年04月05日 | Sunday Song Book

2020年04月05日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. 色・ホワイトブレンド / 竹内まりや "リクエスト" "エクスプレッションズ" '87
2. MISSISSIPPI QUEEN / MOUNTAIN '70
3. DON'T WORRY BABY / THE BEACH BOYS '64
4. THIS TIME / JACKIE TRENT '65
5. ドリフの早口ことば / ザ・ドリフターズ '80
6. DON'T KNOCK MY LOVE / WILSON PICKETT '71
7. TAKE THIS HEART / DAVID CASSIDY "HOME IS WHERE THE HEART IS" '76
8. ALBATROSS / FLEETWOOD MAC '68
9. ひととき / 山下達郎 "03/03/21 東京FMホール"
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
新年度になり楽天カードがサンデー・ソングブックの冠スポンサーになった。
サンデー・ソングブックはもともとはサタデー・ソングブックとして1992年10月に放送がスタートして、この4月で放送27年半を迎えることになった。本年10月に28周年になる。
達郎さんが今日スタジオに来たら、入り口でサーモグラフィーによる体温チェックが、ガードマンにより行われていて、だんだんすごいことになってきたという。番組は前日に収録していて土曜日の時点で東京都の感染者数は一日百人を超えたとか。相変わらずメディア、特にネットが不満と罵倒の嵐で、心の不安の裏返しでその捌け口や鬱憤ばらしの道具と化しているような感じ。達郎さんはスマホに入れているネットニュースのアプリをCNNとBBCだけ残して全部消したそうだ。一次資料とデマもどきの駄文がまるであたかも等価であるかのように並んでる垂れ流し的なメディアだと、的確な情報が得られないし、アクセス数がほしいだけのネットニュースを見てもしょうがないので消してしまったのだという。
「メディアの情報を鵜呑みにせず他力本願ではなく、そうした市井の良心でできる限りお互い助け合って、思い合ってですね、まぁ、なかなかこうなってきますと、大変ですけれども、こんなことぐらいしか(笑)、申し上げられずすいません。結局は戦前から大本営発表みたいな、ずーっと延々と続く政治屋と官僚とメディアの問題に帰結するんですけれど、そんなこと言ってもしょうがないです。世界中が不安とか怯え、恐怖、そういうふうなもので満ちておりますので、そういうものをですね、再生産しても仕方がないので、私は私の身の丈でですね、できることをやっていきたいと思います」と達郎さん。

・棚からひとつかみ+リクエスト
こういうときは選曲に悩むそうで、そういうときはパッと思いついたものを並べるのがいちばんいい。今週も「棚からひとつかみ+リクエスト」。

・色・ホワイトブレンド
「どんなに人間社会がいろいろありましても自然は変わりなく春を迎えております。なのでこの季節この一曲」と達郎さん。竹内まりやさんの1987年のアルバム『REQUEST』から「色・ホワイトブレンド」。もともとは中山美穂さんに提供した曲のセルフ・カヴァー。

・MISSISSIPPI QUEEN
「思いつきです。なんか一曲目はにぎやかな方がいいかなと思いましてですね」と達郎さん。マウンテンの「MISSISSIPPI QUEEN」は1970年、全米21位。

・DON'T WORRY BABY
「こういうときはハードてもソフトでも明るい曲がいいかなと思って」と達郎さん。ビーチボーイズの1964年の全米NO.1シングル「I GET AROUND」のB面に収められていた「DON'T WORRY BABY」、全米24位。

・ビーチボーイズ
千葉県柏市の超常連のリスナーから「ビーチボーイズのアルバムでいちばん大好きなものはなんですか?」という質問。
「『PET SOUNDS』と言いたいところなんですが、ビーチボーイズは1963年の2枚のアルバム『SURFER GIRL』、『LITTLE DEUCE COUPE』。64年の2枚のアルバム『SHUT DOWN VOLUME 2』、このDON'T WORRY BABYの入ってるアルバム。それからその次の『ALL SIMMER LONG』、この4枚。これがベストです」と達郎さん。この4枚聴いておっ!と思ったら『TODAY!』と『SUMMER DAYS』に進む。そうすると『PET SOUNDS』が理解できるそうだ。別にと思ったらビーチボーイズに縁がない方ということになるとか。

・THIS TIME
「こういうときは優しい曲がいいかなと思って。これも思いつきです」と達郎さん。イギリスの女性シンガー、ジャッキー・トレントはトニー・ハッチと夫婦でたくさん名作を作った。1965年のシングルのB面だけど達郎さんの好きな一曲で「THIS TIME」。

・ドリフの早口ことば
「先週、志村けんさんの話題を取り上げまして、ヒゲダンスとテディ・ペンタグラスかけましたら、志村けんさん、お亡くなりになってしまいました。誠に残念です。戦後日本の最高のコメディアンのひとり、お一方でございます。僕がなんで志村けんさんが好きかって言いますと、あの方は絶対に文化人になろうとしなかったんです。いちコメディアンとしての人生を全うされようと努力しましてですね。だいたい、芸人の方でもいろんな方いらっしゃいますけども、やっぱなんか先生になっていく方、文化人、知識人の道を歩む方、そういう方もいらっしゃる中で徹底して志村さんはそういうことを拒否して生きられた方で、僕はそれが本当に尊敬に値すると思いました。心よりご冥福をお祈りします」と達郎さん。
今週も志村さんの洋楽、R&B好きの一面が現れた作品を、とのこと。1980年の「ドリフの早口ことば」。全員で交代で早口ことばをやっているが、すごく長いので最初の加藤茶さんと最後の志村けんさんのだけ。志村けんさんだけなぜかケロケロ声で音声が上がっている。早いから舌が回らないので、正確を期すため倍速でやったのか半速でやったのか、昔から疑問があると達郎さん。

・DON'T KNOCK MY LOVE
「ドリフの早口ことば」のリズムのもとがウィルソン・ピケットの1971年のソウル・チャートNO.1ソングでミリオンセラーの「DON'T KNOCK MY LOVE」。この曲は「早口ことば」のネタというよりもリズム・パターンを参考にしたという感じ。先週の「ヒゲのテーマ」はリズム・パターンが全く同じなので作曲クレジットがギャンブル/ハフになっていたが、こちらはたかしまあきひこ作曲、編曲になっている。

・TAKE THIS HEART
「達郎さんお気に入りのデヴィッド・キャシディの曲を」というリクエスト。1976年のアルバム『HOME IS WHERE THE HEART IS』から「TAKE THIS HEART」。

・ALBATROSS
フリートウッド・マックへのリクエスト。1968年のアルバム『ENGLISH ROSES』からシングル・カットされて全英NO.1の「ALBATROSS」。1973年にリイシューされて全英2位。

・ひととき
兵庫県加古川市の超常連のリスナーからのリクエスト。2003年3月21日に東京FMホールで行われたサンデー・ソングブック10周年記念のアコースティック・ライブから「ひととき」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2020年04月12日は、「スコット・ウォーカー・アンコール(予定)」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする