Sunday Songbook Playlist

2007年06月03日 | Sunday Song Book

<06月03日プレイリスト>
[棚からひとつかみ+リクエスト]
終楽章/竹内まりや "DENIM" 5月23日発売ニュー・アルバム
CONGRATULATIONS/CLIFF RICHARD '68
MY GIRL/THE TEMPTATIONS '65
GLORIA/ENCHANTMENT '76
FOLLOW EVERY DREAM/WILLIAM HART "THE FISH THAT SAVED PITTSBURGH" '79
DOWN IN MISSISSIPPI/MAVIS STAPLES "WE'LL NEVER TURN BACK" '07
悲しみのJODY/山下達郎 "MELODIES" '83
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■内容の一部を抜粋
・近況
タツローさんはスタンダードをアカペラで歌うことになり2タイプをレコーディングした。アップテンポとアカペラのインスト・ヴァージョンが完成し先方に提出したとか。目下、まりやさんのニュー・シングルのレコーディングを行っているそうだ。
まりやさんは中耳炎と気管支炎でキャンセルした広島、岡山へ今週旅立つ予定。アルバムの全国キャンペーン。

・『Denim』がアルバム・チャート初登場1位
5月23日発売ニュー・アルバム『Denim』がオリジナル・コンフィデンスでアルバム・チャート初登場1位になった。ボーナス・ディスク付きの初回限定盤は売り切れ、現在は通常盤のみ。通常盤は応募特典のハガキが付いているそうだ。A賞とB賞があり、A賞は『Denim』スペシャル・アナログ盤2枚組仕様。B賞はEDWINのオリジナル・グッズでデニム製トート・バッグ。どちらも100名に応募プレゼント。

・終楽章
1988年に薬師丸ひろ子に書いた曲のセルフ・カヴァー。タツローさんが編曲した。割と気に入ってるとか。
「けっこう苦労したんです、これ(苦笑)。専門的ですけれどもプロトゥールスの96Khzのハイサンプリングでレコーディングしておる曲なので、音質がクリアになってる。そういうところもお楽しみ下さい」とタツローさん。

・CONGRATULATIONS
クリフ・リチャードの「コングラチュレーションズ」は1968年全英No.1。日本でも大ヒットした。
「今聴くとしかし演奏上手いですよね。たぶんブライアン・ベネットのドラムだと思いますが、サビでスウィングしてたのが8ビートに行って、チンチキチャッタ、チンチキチャッタっていうあの感じが素晴らしいです。あのニュアンス。演奏良し、歌良し、曲良し」とタツローさん。

・MY GIRL
「MY GIRL」はテンプテーションズの1965年のNo.1ヒット。プラチナ・ディスク。
リスナーから「CDは音が悪いのでリマスターしたいい音で聞かせてほしい」とリクエスト。「Sunday Songbook」十数年の歴史の中でいちばんベタかもしれないリクエスト。
「確かに65年のモータウンのレコーディングですので、今の『ULTIMATE COLLECTION』とかすべてモノラルで、ステレオ・ヴァージョンというのはですね、あまりの大ヒットなので、マスターが使い回し、使い回しで、はじめてCDになった時点でもうマスターがへたっておりました。確かに音が悪い。どのくらい音が良くなったかはわかりませんが、ウチでなるべく音質補正をしましたので、これで今の新譜と一緒にかけても遜色ないかなと思います。ほかの番組ではこの音で聴けません(笑)。こればっかり。しかしベタだな、これ」とタツローさん。
曲が終わって、「ベタですけれどやっぱいい曲です、これは(笑)。大したものです。スモーキー・ロビンソンの名曲でございます。今は亡きディビッド・ラフィンの名唱。今度またベタリクやろうかな。ヒマになったら」とタツローさん。

・GLORIA
エンチャントメントはデトロイト出身のヴォーカル・グループ。「GLORIA」は1976年全米ソウル・チャート5位、全米チャート25位。日本でもかなり評判になった。
「リード・ヴォーカルを歌っているのはエド・クラントンという人。いい声をしております。直球勝負のいいバラード。プロデュースド・バイ・マイケル・ストークス」とタツローさん。

・石田純一さんとカラオケ仲間?
テレビで石田純一さんがタツローさんと藤井フミヤさんと松下由樹さんとカラオケ仲間だと話していたそうだ。
「石田純一さんはむかーしから私の知り合いですけれども。これはちょっと誤解があります。石田純一さんは藤井フミヤさんと、私と、松下由樹さんと、それぞれカラオケ仲間で、全部一緒だという意味じゃないです。藤井フミヤさんとは私、顔見知り程度ですし、松下由樹さんは一度もお目にかかったことがございません。でも、石田純一さんとカラオケ行ったって、一回しか行ったことないしなぁ、今度石田さんに問いただしてみましょう」とタツローさん。

・FOLLOE EVERY DREAM
アメリカ映画で『THE FISH THAT SAVED PITTSBURGH』という「ピッツバーグを救った魚」という映画があって、これはトム・ベルが音楽全編を担当していた。1979年にサントラが出たが、未だにCD化されてないところをみると、権利がどこかへ行ったかもしれない。
この中に「FOLLOE EVERY DREAM」が入ってる。デルフォニックスのリード・ヴォーカル、ウイリアム・ハートが歌っている。トム・ベルとベル & ジェームス三者による共作。

・ジューン・ブライド特集
17日と24日は「ジューン・ブライド特集」の予定。ウェディング・ソングなどをオンエアする予定。番組で今月結婚するカップルをお祝いするプログラム。

・プレゼント
EDWINの『Denim』特製ランチョン・マットを30名様にプレゼント。
ランチョン・マットにはト音記号が描かれている。

・DOWN IN MISSISSIPPI
メイヴィス・ステイプルズ(ステイプル・シンガーズ)が今年出したニュー・アルバム『WE'LL NEVER TURN BACK』から。プロデュースはライ・クーダー。このところ大御所黒人シンガーの新譜が出ているが、キャンディ・ステイトンはカントリーちっく、ソロモン・バークはどカントリーだった。メイヴィス・ステイプルズの新譜はライ・クーダーらしいダウン・トゥ・アースなトラディショナル・ナンバーやゴスペル・ナンバーがずらっと並んでいる。ひじょうに渋い出来だが、タツローさんがこのところ寝る前に聴いている1枚だそうだ。
インディーズのANTI(アンタイ)から出ている。親会社はEPITAPF(エピタフ)でどちらかちいうとパンクとか実験音楽を出している会社だが、数年前にソロモン・バークのアルバムが出て枠を広げていってる誠実なレコード会社のひとつ。
「DOWN IN MISSISSIPPI」はひじょうにディープ・ナンバーで、ブルース・シンガーのJ.B.ルノアーの作品。ギターはライ・クーダー、ドラムがジム・ケルトナー、バック・コーラスがレディスミス・ブラック・マンバーゾ。

・悲しみJODY
4月にお母さんを亡くされた方からのリクエスト。

■プレゼント・リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
06月10日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
コメント (4)
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