Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

買っちゃった!

2007-05-12 07:04:21 | アメリカ生活雑感
迷い続けること数年、ついにiPodを購入。
日本で買うべきかそれともアメリカで買おうか・・と考えているうちに次々と新機種が登場、ついずるずると決断が延びてしまった。けれどついに意を決して先日ネットで新品を購入した。黒のiPod nano 4GB、$169.99。日本円で約2万円。
しかしさすがえ~かげんな国アメリカ、包装もたいがいなら取扱説明書らしきものも何も入ってない(まぁ、なんとかわかるけど・・)。しかもFedexときたら家にいたにもかかわらず黙って玄関前にほいと置いていくではないか!失くなったらどうすんだよまったく。

で、さっそくパソコンに入っているすべての音楽をダウンロードしてみた。で、ちょっとおでかけの時に使ってみた。
おお、久しぶりだ~、耳から直接音楽が入ってくるこの感覚!これでいつでも聴きたい音楽がどこでも聴けるぞ。

でも、ひとつだけどうしてもできないことが・・。それは、MDに入っていた音楽をiPodに移しかえること。MDからいったんパソコンにチェックアウトしようとしたが、これがどうもうまくいかない。
うまくいく方法、どなたか教えてくださいませ。


第一号!

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ふたつのクラス

2007-05-10 06:23:30 | アメリカ生活雑感
あっという間に時間がすぎていく。そしてもう5月だ。
ここのところのバークレーは、まるで日本の真夏状態。30℃を越す日が続き、おまけにお決まりの浜風や霧もない。このあたりの家には普通暖房しかついていないので、蒸し風呂状態だ。
そんなときの格好たるや悲惨なもので、首から濡れタオルを巻きうちわで涼をとるというまさにおっさん丸出し。まぁ、日本じゃいつもこうだけど。

3月中盤以降は特に遠くへ出かけるでもなく、淡々と変わりばえのないスケジュールをこなしている。
まず、月曜日から金曜日までの11時半から12時半までは、アダルトスクールで「Job Preparation」というクラスをとっている。
フォーマルなビジネス文書やe-mailの書き方、電話の取り方やメモのしかた、紹介の仕方・され方、食事のマナー、ビジネスミーティングの進めかた(良い相槌のうちかたや司会の仕方などなど)、テープおこしなどなど・・・。たった1時間のクラスとはいえ、なかなか充実してる。はじめは正直かったるかったけれど、知らなかったことも多くそのうち毎日出なければという気にさせられるクラスだった。
先生も懇切丁寧で、今後使えそうな資料などの配りモノの準備や宿題のチェックも怠りなく、とてもただのクラスとは思えない。
何といっても、同じ境遇の主婦仲間(ダンナがUC関係で働いているアメリカ以外の国の人)ができたのが一番うれしい。友達とはクラスがおわってもずっと友達だから。

そして、毎週火曜日の夜、7時から9時まではスペイン語クラス。
これはもちろん有料で、期間は10週間。交通費やテキスト代も入れるとかなりの出費になるのでこっちも元をとろうと必死だ。
ただ、ここの問題は先生。明らかに「第二外国語教師」としての教育や訓練を受けていない、“ただのスパニッシュ・スピーキング”で、生徒からのつっこんだ質問にいつも明確に答えてくれない。そうこうするうちに生徒たちで問題が解決されていく。日本でよく大手の英語スクールがアメリカ人というだけで教師を雇い入れているのと同じで、こういう先生はスペイン語をしゃべるというその存在でお茶を濁している気がする。
あえてこのクラスの利点をいうと、隣の人と会話をしながら一緒に練習問題を解いていくので、一人でやるよりも記憶に残りやすいということ。しかも、いつも隣同士になる黒人のおばちゃん(アメリカ人)は、毎回はかったように同じ間違いをするので、いちいちそれを正すうちにこっちもいい復習になるのだ。

面白い発見は、アメリカ人にとってスペイン語の発音、いわゆるそのままローマ字読みすることがいかに難しいかということだった。日本人にとって「de」を「デ」と読むのは簡単だが、アメリカ人は「ディ」と小さな“イ”サウンドが入ってしまう。フランス語圏の人は「デ」といわれると「des」(フランス語はsを発音しないから)と混同するらしい。viveはヴィヴェだし、comeはコメ。いやぁ、スペイン語ってラクチンだなぁ。見たかっ、アメリカ人め!

でも、ふたつの学校に行き始めてなにより一番よかったことは、家に帰ってから習ったことをPちゃんと共有できること。
ビジネス文書にしてもスペイン語の正しいグラマーにしても、彼にとって知らなかったこともあり、共有すれば一粒で二度おいしいということになる。生活にもスパイスが効くし、一石二鳥。
さて、6月以降は???ただいま考え中・・・。
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和食好き。

2007-05-07 04:48:12 | cooking
ここのところ、すっかり和食続き。
特に私もPちゃんも大のさば好きなので、たまに新鮮なさばが手に入ったときは塩焼か味噌煮ときまっている。
もうひとつのブームは糠漬け。昔友人からもらった糠を使ってなんでも漬けてみては楽しんでいる。


さば味噌+小松菜+たけのこ煮、揚げ出し豆腐(えのきで隠れて見えない)、ほうれん草おしたし




鳥とおいもの煮物、小松菜いため、ほうれんそうおしたし、干しえび入り冷奴、わかめとしいたけのお味噌汁、セロリの糠漬け、納豆
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庭に鹿が出た。

2007-05-06 09:39:55 | アメリカ生活雑感
朝、いつものようにブラインドを開けて朝食のテーブルセッティングをしていると、庭で何かが動いた。鳥でもリスでも猫でもない大きさの物体。よ~くみて見ると、なんとそれは小鹿のバンビ!
大騒ぎする私を見てPちゃんが冷静に一言。
「LBL(彼の職場)に行くといやっちゅうほどおるで。このへんにまで下りてきてもまぁ、不思議やないけどね」

でもまぁ、この朝のシチュエーションで窓の外にバンビがいるということに私は興奮して激写したのでありました。


親のあとを追って逃げるバンビ。(画面右下のあたり)


昼間、親は子どもをほったらかしてくつろいでいた

寝とるがな!
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Aprendo espanol

2007-05-04 23:04:32 | アメリカ生活雑感
先月から週1回通い始めたスペイン語クラスが、ここへきて俄然面白くなってきた。
先生はほとんどスペイン語しかしゃべらないし、初めは何を聞いてもちんぷんかんぷんだった。ビギナークラスとはいえ、周囲の人たち(ほとんどがアメリカ人)は少なくとも基礎は知っている様子で、先生の言うことに反応しているしかなり置いてけぼりを食った気がして焦ったが、テキスト(usedでも35ドルもした!)を手に入れ家で予習をしていくようになってから一気に世界が広がり、ボキャブラリーが増えて楽しくなってきた。

面白いのはこのテキストが、いわゆるメキシカン(南米)スパニッシュに特化していること。スペイン人のしゃべるスペイン語とは、言葉の使い方やニュアンスも違うらしく、テキストを見たPちゃんはただ驚きモモの木状態だった。たとえば、You(あなたたち)は、スペインではvosotrosというのに対して、南米はUstedes、ポテトはpatata(スペイン)/papa(南米)などなど。

でもこのテキストのおかげで、Pちゃんも知らなかった文法ルールをきっちりと体系立てて知ることになり、すっかり我が家はスペイン語ブーム。少しずつではあるけれど、目標に向かって光明が見えてきた。おおおおお~~!

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BON JOVI ナイト!

2007-05-03 06:48:19 | music/festival
アメリカへ来て以来、欠かさず見てしまうTV番組のひとつが『American Idol』。
文字通り、全米から集まった応募者からこれまた全米の投票によってアイドル(歌手)を半年以上をかけて選び出すという規模のでかいスタ誕番組だ。

今年のアカデミー助演女優賞を獲得したシンデレラ・ガール、ジャニファー・ハドソンも、数年前この番組でベスト24まで残りながらその後落とされたという経歴を持つ。
この番組の面白いところは、週ごとに「カントリー」「ジャズ」など課題ジャンルが決められていて、彼らは1週間という短い間に曲を決めすべてを頭に叩き込み、そして大舞台に立たねばならない、その緊張感がまったくウソではないところ。
登場するゲストアーティストも年々豪華になり、今年はJazzの大御所トニー・ベネット、そしてついにダイアナ・ロスまで登場した。残念ながらダイアナ・ロスWeekの彼らのパフォーマンスは散々で、彼女の歌を唄うということはこれほどタフなことなのだと視聴者は改めてダイアナ・ロスの偉大さをまざまざと知らされることになった。

もうひとつの見どころ、というか楽しみは、挑戦者たちの変貌振り。
予選をかちぬいた頃はただの田舎くさいおにぃちゃん、おねぇちゃんなのに、週が進むにつれ、パフォーマンスも自信にあふれ出し、髪型や服装、メイクにいたるまでみるみると輝きを増し洗練されていく。
また、こう何週も見ているとたとえ下手でどうしようもなくても不思議と応援したくなる“母心”をくすぐるきゃラクターが登場したりする。その代表選手だったのがこのSANJAYAくん。
サタデーナイト・ライブや夜中のトークショーにも彼の偽キャラが登場するなど、いまや知らない人はいない国民的“裏”アイドル。


まだ17歳にしてはたしかに歌はうまい。しかし、ひどい時は本当にひどく恥ずかしくて聞いていられない。オフィサルサイトの掲示板では「早く引っ込め!」「お前が残っているうちはハンストをしている少女を知っているか?」「そんなあなたが好き!」などと、まぁとにかく毎週議論のおにぎわせの対象になるキャラクターなのだ。言葉を変えれば“今シーズンの血祭りキャラ”というところ。
本人ももちろんそんなヤジをすべて知っているのだろう、途中からは奇抜な髪型や“キラー・スマイル”という飛び道具を使い始め、これがまたたまらん憎たらしさ。
結局ベスト8で姿を消しほっとしたが、いなくなってみるとこれがなんとももっと見ていたかったような気さえする。


さて、今日の課題は「ロック」。ゲストはBON JOVI!!こりゃ~たまらん。もうTVに釘付けだ。
新たな発見だったのは、今までバツグンのソウルフルな歌唱力と存在感を誇っていた人が、ロックとなるとうって変わってひょろひょろのパフォーマンスになってしまったこと。「ロックしきれていない」とはまさにこのこと。(これならSANJAYAのほうが何かやってくれたかもしれない、などとまた彼のことを思い出してしまう)
すべてのジャンルを制覇するということは並大抵のことではない。真のプロアーティストになるには、普段からひとつのジャンルにとらわれずすべての音をリスペクトし楽しむという基本的な姿勢が必要なのだ。たまに「私はJAZZしかやりませんから」と気取っている人をみかけることがあるけれど、そういうのは自分で世界を狭くしているだけでその“狭さ”が演奏する音にも出ていると思う。

さて、今シーズンから日本でも放映が始まったという『American Idol』。今が一番面白いところ。是非ヒマがあれば見てみてくださいませ。
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迷路で起こった悪夢

2007-05-02 08:01:24 | アメリカ生活雑感
先週末、日曜日の未明、正確には午前3時半すぎ、近所でとんでもない事故が起こっていた。
その日は午後からのんきにいつものJamセッションに行き、家に帰ってからはDVDを見てそのまま一般チャネルを見ずに寝てしまったので、この事故を翌日まで知らなかった。

その事故というのは、ハイウェイでガソリンをたんまり積んだトラックが横転して炎上し、火と熱の勢いで上を交差して走るハイウェイの一部が“溶けて”消滅してしまった!という前代未聞のアクシデント。
しかもこのあたりのハイウェイは、ベイエリアに住んだことのある(しかも車を運転したことのある)人なら誰でも知っている、「超複雑怪奇・あっち向いてホイ・エリア」なのだ。一瞬気を抜いていると、意図した方向とは別の方向に向かっていってしまう魔の迷路。
ここで起こった大事故とあって、翌日(日曜日)ジャイアンツ戦観戦を含み車でお出かけを予定していた人たちは思わぬ大打撃を受けた。このあたりに住む人たちはほぼ100%がマイ・カー族。月曜日の通勤にも大きな影響が出で、代替手段となったBART(電車)は一日無料となるも大混雑でパニックになったそうだ。
不幸中の幸いは、その時間にこのトラック以外の車が走っていなかったこと、運転者は逃げ出して無事で、死者がなかったこと。これが月曜日ならえらいことになるところだった。


よりによってこんなところで事故は起こり・・


溶けてます・・


で、こうなった。

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映画シリーズ・追加

2007-05-01 05:39:36 | movie
昨日見たDVDをば。
ご存知、今年のアカデミー主演男優賞(Forest Whitaker)受賞作品、『The Last King of Scotland』。
ウガンダのカリスマ独裁者Idi Aminの狂気にみちた生き様が、ひょんなことから彼のお気に入りのプライベート・ドクターになってしまった新米の医者ニコラスの目を通して描かれている。イギリスの支配に強い怒りを感じていたAminにとって、スコティッシュのニコラスは“同胞”であり、彼へのあらわな愛情表現はまるで病的ともいえる。しかしニコラスとAminのそんな友情も、一瞬のうちに悪夢に変わるのだった・・・。

『Hotal Rwanda』(ホテル・ルワンダ)といい、この映画といい、昨今アフリカのdictatorshipを題材にする映画が続いている。ホテル・ルワンダを見た後もそうだったが、同じ世界の同じ人間の住む国で起こっている現実にしばらく言葉を失う。
Aminを演じたForestインタビューでこう語っている。
「(このような)映画を作ること、そして世界で一人でも多くの人たちに見てもらうことが、自分たちにできる唯一の啓蒙運動なのです」
Forestの演技はまさに神がかり的。オススメです。


(オフィサルサイト:http://www.foxsearchlight.com/lastkingofscotland/)

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