Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

Happy Birthday, Anne & Nigora!!

2007-05-30 06:02:59 | アメリカ生活雑感
なぜか5月はバースデーラッシュだ。5月のカレンダーには「○○バースデー」と書かれた日が他の月に比べてやたらと多い。
2002年に初めてアダルトスクールに通い始めて以来のクラスメートで、今でも時々リユニオンをしているニゴラ(ロシア)の誕生日が24日、そしてあの伝説の(?)グレートティーチャー、アンの誕生日はきのう(27日)だった。そこで今回は1年半ぶりのWedding Shower感謝会もかねて、私がホストを買って出、みなさんを初めて我が家にご招待することにした。

この日(5月28日)はアメリカではメモリアルデー・ホリデー。
大集合したのはアン、ガリナー&ハイム夫妻、ニゴラ&フィリス夫妻。私も入れると合計6人。
ニゴラは今、バークレーから車で1時間ほど南、シリコンバレーの近くのMountain Viewという街に住んでいる。目下大学で看護の勉強中。あと1年半で卒業した後は、さらにマスターコースへと進む予定だという。「私、本当にこの道が好きなの」と、大きな目をきらきらと輝かせて言う。昔からがんばり屋さんで、優等生。なのにとても謙虚な彼女は今もまったく変わっていない。
誕生日の前日に前期の試験が終了したので、ご主人のフィリスと一緒にラスベガスに飛び、久々のバカンスを楽しんできたという。

もう一人のロシアンフレンド、ガリーナ&ハイム夫妻。
先日、一人息子のセルゲイが結婚してしまいちょっと気が抜けた(?)ところ。セルゲイはふたりにとって“人生のすべて”。アメリカの大学に留学・就職してずっとアメリカ暮らしをしている彼のそばで暮らしたいと、7年ほど前に何もわからないアメリカに夫婦で移住してきた。「比翼の鳥」「連理の枝」とはまさに彼らのこと、というような夫婦。
ガリーナは今、週に2日アダルトスクールでESLのビギナークラスで教えている。そのクラスのとあるロシアの男性が目下彼女に“ほの字”らしい。(と全世界に打電してしまった!)


さて、この6人がくつるげるようと狭いリビングにありったけの椅子を運び込み、食事はキッチンでのバイキング形式にした。



キッチンのミニバイキング。
(今日の献立)うなぎ巻き、チキンテリヤキ、出し巻き卵、インゲンのゴマソース和え、かぼちゃの甘煮、しいたけのたいたん、さば味噌、ポテトサラダ。そこにガリーナ特製のビーツサラダ。大好物!!




(左)ガリーナ、アン、ニゴラ (右)ハイムとフィリス。このふたりはまるでさわやかな空気のよう




こんなときに盛り上がるのはやはり、あの人この人の“今どうしてる”話。
もうひとりのSHOKO(ブラック)の家でしょっちゅう集まってはパーティーをしていたあの頃のクラスメートたちのその後の消息や、アンのクラスには個性的な人が集まるという話で妙に盛りあった。個性的だからこそ時々起こるのがクラスメート同士での小さないざこざ。和を重んじる日本人には考えられないような、主に国の威信をかけたような発言がたま~にあるのもまた文化の違いを見るようで面白かった。(面白がってはいけないんだけど)
少し前にアンのクラスにチベットの女性が来ていたときの話。彼女がクラスでチベットのことを話し始めたとき、同じく中国出身のクラスメートが「チベットなんて国は存在しないのよ!」と大反論し、チベタンは号泣しクラスが騒然となったという。アンはクラスではポリティカルな議論は持ち出さないことにしているので、この事件にはかなり動揺したと振り返り、「それにしてもWhy me??なんで私のクラスでばかり起こるんや!」と絶叫。おおウケしてしまった。

そんなこんなで語り、笑い、飲み、歌い(アンのリクエストでまたあれ)の楽しい時間があっという間にすぎ、午後9時半にお開きに。
次回のリユニオンはニゴラをたずねてみんなでMountain Viewに行くことに決定!!



Comments (4)
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