津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■巻物・木筒玉火矢之事秘伝(大筒図入)・文政12年・細川肥後守光尚公・古文書・古書・砲術

2020-01-21 14:09:28 | オークション

                       ★巻物・木筒玉火矢之事秘伝(大筒図入)・文政12年・細川肥後守光尚公・古文書・古書・砲術★
            
                   

 文政12年に書かれた細川御家流の「木筒玉火矢」の秘伝の書だとされる。
水野伝右衛門から上原七郎左衛門にあてたものだが、後者の名前は細川家家臣としては確認できないでいる。陪臣か。
出品に当り、大変丁寧な写真が添えられていて、大方の詳細を知ることができて有難い。貴重な資料である。

これは「肥後武道史」(p50)にみえる、「御家御一流木石火矢」であろうと思われる。
稲富流砲術の流れをくむものらしく、光尚公の時代に内尾七左衛門が一流を立てた物らしい。
内尾家が代々相伝する中で、安永二年七月には内尾源八・直兵衛らとともに、この水野傳左衛門も奥義を極めたものと思われる。

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